中頓別町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日
順に町政一般について
2013年9月25日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「順に町政一般について」質問し、町長 野邑智雄、教育長 米屋彰一が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、教育長 米屋彰一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 細谷久雄
皆さん、おはようございます。受け付け番号1番、議席番号2番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順に町政一般について質問させていただきます。私からは、きょうは2点ほど質問させていただきます。1点目の質問は、少子化対策の一環として男女の出会いの場をという質問事項につきましてお伺いをいたします。私の周りでも独身の方がいますが、職場によっては機会がなかったり、時間のずれによりなかなか出会いのチャンスがないという話をよく聞きます。また、国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集2009年によると、生涯未婚率は男性が15.96%、女性が7.25%で、男性は10年前の調査と比べ約7ポイントも上昇しています。今後晩婚化や未婚化の増加により、この数値がさらに高くなることが予想されます。これは、現在日本が抱えている少子高齢化の直接的な原因にもなると考えられる。私は、今後地方自治体が結婚の意欲はあっても出会いの機会が少ない男女に対して結婚のきっかけづくりを行うとともに、地域全体で結婚を応援する機運を高めるための何らかの対応を考えていかなければいけない状況に来ていると思う。そこで、未婚率の状況を踏まえて、男女の出会いの場の確保について町長の考えを伺う。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
細谷議員の少子化対策の一環として男女の出会いの場をという質問につきまして、私からお答えをいたします。未婚率に関しましては、当町において正式な調査をしたことはありませんが、男女の出会いの場の確保に関しましては第7期総合計画、経済振興・雇用創出プロジェクトにおいても議論され、最重点課題に位置づけられたところでありますが、プロジェクト会議では、まずは町内の若者が業種を超えて交流する異業種間交流によって相互理解を深めていくような取り組みから始めてはどうかと、このような意見が出されておりました。以前は、当町においても若者の出会いの場として町内における各種青年サークルや団体の存在がありましたが、ここ20年ぐらいはそうした団体がない状況となっております。このようなことから、農業関係の4Hクラブや、または商工会青年部等の団体に声をかけて率直な意見を聞きながら、最適な方法を模索をしてまいりたい、このように考えているところでございます。
再質問 2番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。まず、政府は、ことし6月25日の閣議で平成25年度版少子化社会対策白書を決定しました。白書によると、平成23年の日本人の平均初婚年齢は男性が30.7歳、女性が29.0歳、昭和55年度は男性27.8歳、女性25.2歳で、約30年間で男性が2.9歳、女性が3.8歳初婚年齢が高くなっております。さらに進んでいるのが男女の未婚化であります。今では30代前半の未婚者は男性が43%、女性が27%にもなっており、未婚者年齢の上昇は年々顕著になると予想されます。また、その調査によりますと、結婚に当たっての出会いのきっかけが職場や仕事の関係が最も多く3分の1、続いて友人、兄弟、姉妹を通じてが約3割、学校でが1割となっております。したがって、日常的な場での出会いが圧倒的に多い状況です。戦前は約7割が見合い結婚でした。それが今では見合い結婚は7%だそうです。ちなみに、余談でございますが、離婚率は恋愛結婚より見合い結婚のほうが断然少ないそうです。そのような調査結果を見ますと、晩婚化と未婚化の上昇は、やはり日常的な出会いの場がつくれない男女に出会いの場をつくってくれる人がいなくなった、こういうことではないかと私は思います。そこで、中頓別町において、なぜ今まで急速な少子化社会という現状を前にして未婚率に関して調査を行ってこなかったのか伺いたい。また、私も現在55歳、24歳で職場内で出会い、結婚し、娘が2人と孫がいますが、私は一番大事なことは、人が生まれ、育てられ、そして結婚して子を産み、子供を育てて、そして世代をつないでいくということが社会存続のために、人類存続のために実は大変大事なことだということをやっぱりきちっと学校教育でも教え込むことも大事なことではないかと考えますが、教育長はどのように考えておられるのか伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、前段の未婚率の調査をなぜ今までしていないのかというお話でございますけれども、大変難しい問題がこれには絡んでいると私は思います。特に結婚の適齢期の方々が基本的に結婚しようという積極性があるのか、ないのか。私も、今まで本町の基幹産業である酪農後継者の方々が農業委員会、または宗谷管内の農業委員会を通じた中でパートナーの対策というのにずっと取り組んできておりますけれども、本町の酪農家の方々の意向が積極性にちょっと欠けるのでなかろうかと、そういう認識をしております。私も昔産業を担当していた当時は、先ほどお話があったとおり世話好きな人がいまして、その人が課長、一緒に行って頼んでこようと言って、音威子府村へ行ったりやってきましたけれども、その後いろいろと農村花嫁対策だとかグリーンパートナーシップ協議会だとかと名前を変えながら、都市女性に中頓別町に来ていただいて酪農家の青年との交流をぜひしていただきたいということで募集をすると、なかなか積極的に出てきてくれないと、こういうような状況が長く続いているようであります。ことしも管内の農村パートナー対策として、旭川市のほうで、11月ぐらいだと思いますけれども、宗谷の青年と旭川市に一緒に行って旭川市の女性と交流をするということも計画されておりますし、また中頓別町の農業委員会等々でも町内の酪農家の青年等々に農村花嫁の一つの対策としてパートナー対策に取り組むと、こういうようなことを予定をしておりますけれども、私からもぜひ、積極的な対応を本人がしなければこういう問題はなかなか解決できないだろうと、このように思います。そういう意味で、先ほど申し上げたとおり、農業の若い人たち、または商工会の若い人たち等のお話を聞きながら、町としていい方法が模索できれば、ぜひそういう取り組みもしてまいりたいと、こういうことでご理解をいただければなと、このように考えております。
答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)
学校教育としてどう考えるかということでございますけれども、今日の社会情勢、それから社会の仕組みから見ても大変複雑であります。そんな中で、どうするのかとはっきりは言えませんけれども、確かに学校教育の中でもそういった部分を指導できる部分があれば指導していきたい。また、あわせて社会教育、確かに当町においては成人教育等々まだおくれている部分もあるので、そういった部分も見直していければいいのかなと、そのように考えております。
再々質問 2番 細谷久雄
それでは、再々質問させていただきます。今非常に広がってきているのが、いわゆる街コンという男女の出会いの場であります。これは、何も過疎地だとか、あるいは田舎、後継者を必要とするところ、そういうところに限らず、若い、あるいは結婚を希望する男女が出会いをしながら、そして知り合うという、こういう街コンというものが広がってきています。この街コンの発祥は宇都宮市の宮コンが先駆けと言われておりまして、地域の活性化の面から広がったという点があります。今の若い人たちは非正規労働者が多くなってきて、学校を卒業してもなかなか結婚できない。就職できなければ結婚資金もたまらないし、結婚もできない。こういうように非常に閉塞感が漂ってきている中でもう少し、2人で力を合わせれば何とか生きていけると、こういう前向きな姿勢にとらわれるような取り組みも必要ではないでしょうか。中頓別町の町でも商店街のシャッターがおりたとか、なかなかにぎわいが取り戻せないという中で、商店街の空き店舗や飲食店などを使った街コンという男女の出会いの場の提供により、結婚を希望する男女が知り合う一つのきっかけになるということと同時に、若者たちの町政参加、そして中頓別町で安心して住み続けられる、子育てできるまちづくり、さらには中頓別町の人口をふやしていく一つの施策にもなると私は思いますが、町長はこの街コンという取り組みについてどう考えますか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
いろんな方策がそれぞれ市町村でとり行われていることは、私もテレビ等で拝見をしております。大きなところになれば、婚活事業として飲食店を回りながら、それぞれ知り合いでない人たちが同じテーブルで座ってお話をしながら飲食店を回って歩くだとか、そういう取り組みをしているところもありますし、今お話ししたような街コン的なものもやっていると。しかしながら、私は一番はやっぱり本人が結婚しようという積極性があるのか、ないのかと、そこに一番の理由があるのでなかろうかなと思います。私も先ほど話したとおりいろんな状況を確認しておりますけれども、それぞれの考え方があって、それぞれの思惑があって、またこういう不特定多数のところに出ていくということに難色を示す人も私はいるのでないかなと思います。そういう意味で、本町の基幹産業や、またはこれから商店の後継者になるような人たちがどういう考えを持っているか、まずそれを聞いた中で、町としてどういう取り組みをするのが一番いいのかと、そういうことを判断していきたいと、先ほど申し上げたとおりでありますから、そういう面で中頓別町は中頓別町らしい取り組みが必要かなと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
再々質問 2番 細谷久雄
それでは、再々質問は終わりましたので、最後にお手元に配った平成25年の9月11日水曜日付北海道新聞社の記事を見てほしいのですが、2013年度版厚生労働白書の報告です。婚活は支援が必要と書かれており、白書では若者の結婚や出産、子育て、仕事に関する意識を初めて取り上げた。研究所の調査で、未婚者のうち、いずれ結婚しようと考えている人が9割近くに上ったことから、若者の結婚願望は決して低くないと分析した。一方で、異性の友人も交際相手もいないと答えた人が未婚男性の約6割、未婚女性の約5割だった点を踏まえて、結婚は本人の努力や気持ちの変化のみに期待するのではなく、周囲の支援も必要と強調、自治体による婚活イベント開催などが重要だと訴えたと。私は、街コンという男女の出会いの場の提供により、経済の活性化のみならず、未婚率の引き下げ、少子化の解決にもつながるとも考えられるため、ぜひとも中頓別町でも早急に取り組んでいただきたいイベント活動だと思いますので、今後のご検討を町長、よろしくお願いいたします。それでは、1点目の質問は終わりまして、