みんなの議会

中頓別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日

農業の6次産業化と地産地消について

2013年6月17日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「農業の6次産業化と地産地消について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 柳澤雅宏

次は、農業の6次産業化と地産地消についてお伺いします。町政執行方針では、魅力ある農村づくりを図るため牛乳などの地域資源を活用した6次産業化の推進を目指し、関係者との協議検討の場を設置すると表明されましたが、協議検討の場は設置されたのか、現状をお伺いいたします。また、第7期総合計画では学校給食等で農産物の地産地消を図るべく取り組みを進めると明記されておりますが、本年度はどの程度まで進めるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

農業の6次産業化と地産地消について、平中産業建設課主幹に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

私のほうからご答弁させていただきます。牛乳等地域資源を活用した6次産業化の推進につきましては、第7期総合計画における経済振興と雇用創出プロジェクトによる報告書の中で、魅力的なまちづくりを進めるために地域資源を生かした起業化、雇用創出を具体的に進めるという視点から最重要課題とされており、取り組み方法等について25年度から検討を進めることとしております。検討会の設置に当たりましては、総合開発委員や農協職員による検討準備会を5月1日に開催し、検討委員の構成や検討内容、検討スケジュールについて協議を行っております。検討委員には総合開発委員や農業者、農業関係団体、商工会等を予定しており、早急に検討会を設立し、検討をスタートさせる予定であります。続きまして、学校給食等への農産物の地産地消を図る取り組みにつきましては、中頓別町地域内農産物生産と給食を結ぶプロジェクト推進協議会において地元で生産された農産物を地域の給食施設で活用していただく事業を実施しております。このプロジェクトは、宗谷農業改良普及センターやJA中頓別町、天北厚生園、町で構成されている団体でありまして、平成22年度から事業を進めております。具体的には天北厚生園多機能事業所の農園内に実証圃場を設け、無農薬、減化学肥料のジャガイモやタマネギ等を栽培し、平成23年度から試験的に町内5カ所の給食施設へ提供している状況にあります。23年度は年1回でしたが、24年度には年2回の提供を行っております。25年度におきましては、各給食施設へ年2回の提供を予定しているほか、中頓別小学校の収穫体験及び収穫物の給食利用や町民向け圃場公開デーの開催などを予定しております。

質問 7番 柳澤雅宏

まず、そしたら6次産業についてですけれども、25年度の農林水産省の予算で6次産業化ネットワーク活動交付金、それから6次産業化支援事業、ネットワーク活動交付金で21億、それから支援事業で14億の予算がついています。それで、これらの2つの点に取り組みを行っているのかどうか、その点をまずお聞きしたい。それから、給食に関してなのですけれども、かなり普及センターが中心となってやられているのかなというふうに思います。それで、担当している普及員の方から活動経過ということで、5年計画でいろんな試験しているのかな、農産物を。それで、これで3年目で、かなり試験を行ってデータは出されているのですけれども、これを以下どういうふうに活用するのかというのがあと2年、ことしも6月になったので、あと1年半、それでこのプロジェクトは一応終わるのかなという気がします。それで、この担当している方も心配していたのですけれども、私には転勤があると。いつこの中頓別を離れるようになるかわからない。その後の担い手になる方をやっぱりつくっていかなければならないという話をされていたのです。それで、私もその方に申し上げたのですけれども、中頓別のちょっと悪いところとして、話があったときにばっと盛り上がるのだけれども、それを一生懸命やっている方がいなくなるとぺしゃんとなってしまう傾向があるのだと。私もそういうのを危惧しているというような話をちょっとしたのですけれども、その点についていつまでも普及センター、普及センターというわけにはいかないと思うので、町がやっぱりみずからこれを確立していく、そのために担い手についてどう考えているのか。それから、これはもうことし6月で、ちょうど今皆さんが家庭菜園ですとか一生懸命種を植えたり、植えようとしている時期です。秋までにという話にはやっぱりならないでしょう。今植えないと、結局現時点でどれだけ確保するかという計画がないともうこの時期を逃したら、秋大根とか秋につくる野菜もあるけれども、もう本年度のいわゆる収穫というのは現時点で見えてしまうわけですよね。計算していかなければならない。それで、もう少し広げる考えるがあるのかどうか。農協といっても農協婦人部ということになるとまだまだ現役でやっているから、自分のうちの家庭菜園ぐらいまではできるけれども、提供するというところまではなかなかいかないのかなと。そうすると、農業をやめたけれども、まだまだ元気な人がいるので、そういう人方につくってもらうとか、それからここに「オガル」の名前が出ていないのはどうしてかなという気もちょっとするのだ。それで、そこら辺をどう広げていくか、その考えをお聞きします。それと、給食施設5カ所、これを最終的にはどれぐらいまで持っていくおつもりなのか。23年度で1回でしょう。24年度は2回になりましたみたいに書いてあるけれども、本年度も2回でしょう、計画。これ自給自足と言えるのか。私は、少なくても秋に収穫したら、せいぜい冷凍で保存できる間1カ月、これが最低でもと思うのだ。それをどうやって1カ月半、2カ月あるいは3カ月と延ばしていくか。それで、ここに収穫体験という、子供たちに収穫体験をさせる。でも、これは1カ月、2カ月これは地元でとれた野菜だよというのを食べる習慣が学校給食等でついて、それで秋にこれらは自分たちが食べる野菜なのだという収穫体験でなかったら、ただ土に触れて芋を掘った、大根を抜いただけでは食育にならないと私は思うのだ。それで、議員の皆さんもたくさん聞かれたと思うけれども、5月23日に猿払村で職員研修で高野誠鮮さんが講演されて、本当は公務員に対していてもいなくてもいい公務員、いないほうがいい公務員、必要とされる公務員、この3種類がいますよという話をしていたのですけれども、だんだん、だんだん話の内容が食育のほうにいったのだ。やっぱりああいう考え方を持って給食に使っていかなかったら、子供たちにせっかく食べさせても何の意味もないと私は思うので、1回や2回では話にならぬ。いわゆる地産地消を言う以前の問題だと思うのだ。これが少なくても10日、半月やれるようになって、それではせめて小学校の給食は地産地消にしましょうというのが流れではないかなと思うので、少なくとも私はそれぐらいを想像していたのですけれども、最終的にはどれぐらいまでこの5カ所の施設で給食を地場のもので提供しようと考えているのかお聞きします。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

私のほうからまず1点目の6次産業化の部分の農水省の交付金の活用の部分なのですが、今現在では牛乳等を使ってどういう形、必ず牛乳を使うという限定でもないのですけれども、牛乳も含めて地域の農産物を含めて、地域の特産品というか、地域で生産されるものをどのように6次化に進めていけるかという検討をこれから進めるという段階でございまして、農水省のそういう交付金を使うというところまではまだいっていないというところであります。今年度は使わないということです。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

給食プロジェクトの関係について私からお答えをいたします。22年度に普及センターの所長からこの給食プロジェクトの関係について提案がありました。先ほど柳澤議員から話がありましたとおり、22年から26年までの5年間このプロジェクトを立ち上げて、何とか中頓別に地産地消の促進を図りたいのだと、こういうような話がありました。当時お話があったときは、中頓別の学校の給食センターだけと、こういう話がありましたけれども、私のほうからせっかくそういう給食の食材を地産地消でやるということであれば、天北厚生園も老人ホームもあるから、そちらのほうにも提供できるように規模を少し考えていただきたいと、こういう話をした経過がございます。そういう関係もあって、学校給食という学校を外れて給食プロジェクトという名称に変わりました。はっきり言ってその当時は、どこが主体的にやるかという話はありませんでした。ただ、町も農協さんも協力してほしいと、こういう話でありますから、町もできるだけの協力をすると。そして、有機栽培等々に取り組んでほしいと、こういうような話をいたしまして、2年間、22、23年と当時の所長さんが一生懸命手伝って、我々を引っ張っていただきました。そうして、24年度になって、ちょっと普及センターの力の入れぐあいが低くなったなと、こういう認識をしています。当時24年度も10万円の予算を町も組みましたけれども、そんなに圃場を大きくしないので、23年度よりも規模を縮小するので、そんなにお金は要らないと。私の記憶では2万円程度という話がありました。途中で規模拡大をしていく方向であれば、まだお金があるので、遠慮なく私どもに言ってくださいという話をしました。そういうことで、私は大分力の入りぐあいが薄くなったなと、小さくなったなと、こういう認識をしておりまして、当時スタートしたときについてはこれを推進するために、今柳澤議員から話がありましたとおり、農家の一線を退いた人たち等々についてバレイショをつくってもらったり、ニンジンをつくってもらったり、タマネギをつくってもらう、そういう方向にいきたいと、こういう話もありました。しかしながら、なかなかそういう面では私は進んでいないのでなかろうかなと思いますし、途中では、私には直接来ませんでしたけれども、事務局も普及センターから役場のほうで引き受けてくれないかと、こういう話もあったと。いろいろありました。しかしながら、ことしも何とか総会を開いて進めていくという話になりまして、私はその後、天北厚生園が主体的にあそこの圃場を利用していますから、天北厚生園の施設長に来ていただいて、このプロジェクトが終わった後も今度天北厚生園が主体的に多機能作業所として地元の人たちに農産物を提供できるように規模拡大を図ってもらえないかと、こういう要請を今しているところです。施設長も私どもも利用者の収入にもなるので、できるだけそういう方向で取り組んでいきたいというお話を聞いておりますから、私たちはこのプロジェクトが終わった後も天北厚生園を核にしながら、そうしてなおかつ農業者の一線をのいた人たちにできるだけお願いをしていきながら、地元でとれる農産物を給食等で利用できるように取り進めていくと、こういうような考え方を持って今後このプロジェクトが終わった後も進めていきたいと、こういう考え方を持っているところであります。

質問 7番 柳澤雅宏

双方とも6次産業も地産地消給食も今進めている段階なので、よりボリュームが広がるようにぜひ進めていっていただきたい。普及センターも町長が言われるように人がかわるわけで、かわれば今度その普及員の専門も変わるわけで、そうするとなかなか普及センターにおんぶにだっこというわけには当然いかないわけで、農協もそうですけれども、町内独自でやっぱり取り組むようにしていただきたい。そして、一日でも長く給食として提供できるように進めていっていただきたいと思います。それで、6次産業の事業で交付金等をまだ使うところにいっていないと。それで、これから何を6次産業として育てていくかという段階だと言われたのですけれども、いろいろ検討することは私はそれはやぶさかでないと思うのですけれども、私も何回も言っているようにおいしい牛乳と言い出したのは第6期総合計画から言っていますよね。それで、第7期においても何とか地元の牛乳を今度は本当に飲めるように検討していくと答弁があったはずなのだ。そうすると、絶対それにしなさいよとは私は言いませんけれども、それはもう十分核として考えていける余地はもうあるのだと私は思うのです。これからどれがいいだろう、これにまた何年もかかるでしょう、きっと。ことし1年かけて結論が出ればまだいいけれども、最終的にはまだ絞れていませんという話になりかねない。牛乳なら牛乳でいいでしょう。これを6次産業化、少なくとも6次にならなくてもいいからやっぱり酪農地帯に住んでいる住民にそこで搾れた牛乳を飲んでもらおうと、これだけで6次にはならないかもしれないけれども、4次や4.5次には十分なるでしょう。だから、そういうふうにある程度絞っていかないと、検討する、中身を絞るで時間が過ぎてしまうので、どうか中頓別町民に地元の牛乳を飲んでもらうというふうな考え方をひとつ持って進めていっていただきたいというふうに思います。今質問しても答えられることはないと思うので、一応私の希望を述べて、質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる