名寄市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月4日
次期名寄市農業・農村振興計画について
2026年3月4日、名寄市議会の一般質問で、水間健詞議員が「次期名寄市農業・農村振興計画について」質問し、経済部長 山田裕治が答弁しました。
- 質問者
- 水間健詞 議員
- 答弁者
- 経済部長 山田裕治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 水間健詞
おはようございます。議長より許可をいただきましたので、壇上より大項目1点について質問いたします。大項目、次期名寄市農業・農村振興計画について。令和9年度からの名寄市農業・農村振興計画は、昨年12月の検討委員会立ち上げ、12月から本年1月にかけての農業者への意向調査、本年2月24日から26日の地域協議を経て来年3月の農業・農村振興審議会に対しての計画案報告に向けて鋭意取り組まれている中と承知しております。現在の市内農業を取り巻く環境、それからいつの時代も変わらない農業という産業の帯びている公共的使命、そして次世代の担い手に向けての計画となることを期待して小項目4つについて質問いたします。小項目1、今日の環境下で計画の骨子となる最重要テーマは何か。ロシア・ウクライナ情勢、円安、資材高騰、スマート農業推進など、国内外の農業情勢は常に変化を続けております。こうした環境下で今回見直される本市農業・農村振興計画の骨子とは何か。アンケートの集計が終わり、地域協議も終わったばかりということは承知しております。そこで、改めてただしたいのは、今回行った経営者の意向調査、これの積み上げの結果が計画になるのか、あるいは一定の仮説、方向性、哲学を基に計画し、検討材料の一つとして意向調査結果を使うのか、計画策定の意思決定を行う基準を含め、お知らせください。農業・農村振興計画の骨子となる最重要テーマは何かお知らせください。小項目2、将来の農地面積、担い手数、農業生産額の維持、向上の鍵は何か。農家戸数は減少し、従事者の高齢化、これらは論をまちません。将来を見据えたとき本市の農地面積、担い手数、農業生産額を維持または向上させるための最大の鍵は何でしょう。計画策定が序盤であり、まだ未確定なことは理解しております。それでも課題は認識、共有されているべきだと考えます。本市農業の将来像を描くに当たっての構造的課題は何と認識しておりますか。仮説でも構わないので、鍵となる問題は何だと認識しているかお知らせください。小項目3、総花的で実効性の薄い計画に陥らないための方策は何か。アンケートや団体に対するヒアリングを丁寧に行うことは重要だが、個々の要望に配慮し過ぎると、結果として総花的で実効性の薄い計画になってしまうことを私は懸念しております。今回の計画策定において優先順位を明確にし、優先重点分野を絞り込むための判断基準をどのように設定するのでしょうか。総花的に陥らない取捨選択の判断基準は何かお知らせください。これは、ヒアリング以前に設定した重点分野なのか、あるいは多数決なのかなど、最も重要視する判断基準を1つお示しください。また、重点分野を設定する場合は、捨てる選択も必須となるということを考慮の上、お知らせください。小項目4、食料安全保障、土地保全の大義をどのように担保していくのか。農業行政は、補助金や交付金などを通じて納税者の負担の上に成り立っております。それは、食料自給率の向上や国土、農地の保全という公共的使命が背景にあるからで、この大義を放棄することは決してあってはなりません。本市の計画見直しにおいて食料安全保障及び土地保全の大義をどのように位置づけ、どのような具体的施策で担保していくのか。現場で農地を直接的に守るのは市町村であり、農業経営者です。市のレベルでどのようなスタンスを取るのかお知らせください。市として公共的使命の実効性を担保する施策を用意する考えはあるのかお知らせください。以上、壇上からの質問といたします。
答弁 経済部長 山田裕治
おはようございます。水間議員から大項目1点について御質問をいただきました。私からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、次期名寄市農業・農村振興計画について、小項目1、今日の環境下で計画の骨子となる最重要テーマは何かについてお答えいたします。名寄市農業・農村振興計画は、本市の農業、農村の目指す方向性を示すとともに、農業者、農業関係機関、団体が果たす役割や目標を示し、本市の農業の中長期的な指針となるもので、名寄市総合計画の実施計画として位置づけております。現在の農業・農村振興計画は、第2次の計画となっており、令和9年度から始まる第3次計画策定に向けて現在作業を進めているところです。策定状況ですが、昨年12月に次期振興計画策定に向けた検討委員会を立ち上げました。その後市内農業者に対し農業、農村の実態を把握するためアンケート調査を行い、この2月下旬にはアンケート結果を基に地域協議を行っております。現在アンケートや地域協議の結果を基に計画案を作成しているところで、今後は作成した計画案を持って各関係団体との協議に入り、計画に肉づけしていければと考えてございます。御質問の計画骨子となる最重要テーマについてですが、本計画を地域の実情に沿ったものとするため、現在アンケー令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号ト調査や地域協議の結果を分析しているところですので、現在作成中の計画案の中で今後示していければと考えているところであります。次に、小項目2、将来の農地面積、担い手数、農業生産額の維持、向上の鍵は何かについてお答えいたします。農家戸数が減少し、農業従事者の高齢化も進んでいる現状は、市としても認識しているところです。現在は、担い手の規模拡大やスマート農業の導入による省力化などにより農地が維持されている状況と認識しておりますが、いずれ限界が来るものと懸念をしております。今後離農後の農地や地域コミュニティー機能を維持し、持続可能なものとしていくためには、新たな労働力確保が必要で、農外からの新規参入者や後継者となる農家子弟が一人でも多く農業を継承していくことが必要と考えております。そのためには、関係機関、団体との連携の下、環境整備や支援が重要になるとともに、受入れに伴う地域理解のさらなる醸成が今後の課題になってくるものと認識しております。また、農業生産額の維持、向上には、収益性を高める取組や基幹産業である農業と地域の産業との連携による付加価値向上などが想定されますが、計画策定の議論の中で検討していきたいと考えております。次に、小項目3、総花的で実効性の薄い計画に陥らないための方策は何かについてお答えいたします。本計画につきましては、先ほども答弁させていただいたとおり本市の農業、農村の目指す方向性を示すとともに、農業者、農業関係機関、団体が果たす役割や目標を示し、本市の農業の中長期的な指針となるものです。一方で、農業、農村を取り巻く情勢は絶えず変化していることや課題や求められる役割は多様化しております。また、本市の農業経営を見ても様々な形がある中で全体が向かう方向性を示すものとなるため、ある程度総花的にならざるを得ない部分もあるものと想定しているところです。その中でもアンケートや地域協議の結果から得た地域の実態に沿うものとな令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号るよう、実効性のある取組について計画の中で示していければと考えているところです。次に、小項目4、食料安全保障、土地保全の大義をどのように担保していくのかについてお答えいたします。近年の地球温暖化を背景とした記録的な猛暑、自然災害の頻発による農産物の生産への影響や国際紛争の影響などによる物流の停滞などに伴う農産物価格の高騰により、食料安全保障の強化と食料自給率への関心が高まってきております。安全、安心で良質な農産物を安定的に生産するための農地を維持し、生産された農産物を国内において消費していただくことで食料自給率の向上に寄与していくものと考えておりますので、時々に合った施策に取り組んでまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
質問 4番 水間健詞
ありがとうございます。よく分かりました。今お知らせあったことについて、細かいことから少しずつ確認しながら再質問していきたいと思っています。一部同じようなことを確認することあるかもしれませんが、御容赦いただきながら回答いただければと思います。まず、小項目1、骨子となる最重要テーマ何かということで伺ったところ、アンケートや地域協議の結果踏まえながら今後示していくという御答弁だったと解釈しておりますが、アンケートは2月に集計して、地域協議はごく最近に実施されたものでありますので、その結果自体のどういった内容になっているかということは現時点では御回答いただけなくていいのですけれども、アンケートとか、地域協議に皆さん集まって協議していただく以前に名寄市として守るべき原則みたいなものがあってしかるべきではないかと私思っているのですが、この点についてどのようにお考えでしょうか。
答弁 経済部長 山田裕治
名寄市の農業を守るべき原則というふうなお問合せでございますけれども、先ほど壇上でも一部お答えさせていただきましたが、現在、議員も御承知のとおりかと思いますが、農家戸数の減少ですとか農業従事者の高齢化が進行してございます。この計画につきましては、本市の農業、農村を維持して、それが将来に向けて持続的に発展していくために必要な取組、向かう方向性はどういったことになるのかということを示すという、そのための計画というふうに認識しておりますので、原則ということでいいますと、今言いました地域農業の持続的な発展ということが、それに関わるもの、方向性といいましょうか、必要な取組ということが原則というふうなことになるかというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
持続的発展、確かにおっしゃるとおりだと思います。持続的発展が必要なことは、私もそのとおりだと思いますが、それはそうだよねということで、今後示していくと先ほどおっしゃられた重要視するテーマ、これを決めていくための根拠というか、優先順位はどのように判断されて決めていくのか、ある程度順位づけみたいなものが、これが重要であるという優先順位というか、並べると思うのですけれども、その優先順位を決めるための根拠、どういう根拠に基づいてテーマを決めていくのか、これについてお知らせください。
答弁 経済部長 山田裕治
優先順位というふうに今お問合せいただきました。先ほど申し上げましたが、農業、農村が抱える課題かなり多様化しているといったこともございまして、それを1つにというふうにはなかなかつけ難いといいましょうか、優先順位つけ難いというところが現実的にはあろうかというふうに思っています。一方で、今回の計画につきましても、当然計画で示した内容は一定地域の中、農業者の方や各関係機関、団体が実行可能になる、実効性といいましょうか、実現性っていいましょうか、そういったものが一定程度担保されないと絵に描いた餅ということにもなりかねませんので、そういう意味でいいますと、まずは地域のニーズといいましょうか、地域の農業者の皆さんがどういうことを考えているのか、どういうことを求めているのか、どういう課題感を持っているのかといった、そういったことが1つポイントになるのかなと。もう一つは、先ほど申し上げました10年、20年、将来に向けて必要な取組、今農家の方もしくは関係機関、団体の中で課題として捉えていない分野も将来を見据えたときには必要になるかもしれないといった、そういうことも、将来的なことも含めて見据えたときに先ほど申し上げましたそれらを踏まえて持続的にどう発展させていくのかということがポイントになるかと思っていますので、そういった観点で順位づけといいましょうか、施策の絞り込みといいましょうか、そういうことを進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
ありがとうございます。現実的に落とし込んでいけるものであるとか、将来に向けて、将来性というか、将来発生し得る課題に対しての計画とか、そういったことだというふうに理解しました。この計画の骨子として、つまり計画の定義というか、何を設定するものというふうに御認識されてこの計画に向かっていっているのかをお知らせください。つまり重点分野の設定するのか、それとも将来の数値目標を設定するのか、それとも予算配分を考えるのか、この計画の骨子として何を計画するのかということをお知らせいただきたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
多分計画の実効性を高めるためにどういった手法を計画の中で示すのかというふうな評価基準といいましょうか、そういったことのお問合せかなというふうなことでお令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号答えさせていただきますけれども、現状今の計画においても具体的な成果というもの、特にKPI等を今設定しておりませんので、そういう意味では達成度ということでいうと、なかなか評価しづらい計画になっている部分はあったかなというふうに、そこは認識しております。具体的に現時点でどういった、先ほど議員が申し上げられましたような例えば数値目標ですとか、重点予算の配分みたいな、そこどういうふうな手法を用いるかは決めておりませんけれども、今後検討委員会の中で議論をいただきながら、よりこの計画が実効性を担保できるようなものとしていくのか、そういうために何が必要なのかといった、そんな議論をいただきながら計画の中で示してまいりたいというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
承知しました。集計が終わった頃と思われるアンケート、この間行われた地域協議の皆さんの御意見も含めてなのですけれども、こういったアンケートや地域協議の皆さんの御意見を尊重するのは非常に大切なことだというふうに理解しておりますけれども、こういった経営者のアンケートや御意見で左右される計画なのか、それとも一定の将来像を示した上でそういった経営者の御意見を反映していくのか、つまり言い方を変えると、アンケートが主菜なのか、それともおかずなのか、どういった使い方をするのかについて伺いたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
アンケートにつきましては、先ほど申し上げましたとおり市内の農業者の農業の実態を把握するために実施したものでございます。当然調査結果については、それを一定程度踏まえた中で今後の計画策定に向けた指標といいましょうか、現状値といいましょうか、そういったことになろうかなというふうに考えております。当然先ほども言いましたけれども、アンケート、農業者の意見を全て受け止めるというこ令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号とも必要とは思っておりますけれども、先ほど申し上げましたとおり将来的に必要な課題ですとか、そういったことも当然今後精査していくことになろうかと思いますので、アンケートについては先ほど議員のお言葉を借りるとおかず的な要素といいましょうか、そういうふうな位置づけになろうかというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
ぜひお願いしたいと思います。私の認識では、こういった計画というのは意見の集約の積み上げの結果ではなく、やはり方向性の宣言だと思っております。後に小項目3でも申し上げますけれども、総花的な計画にならないという意味でもそういった意見の集約ではなく、方向性をはっきり示すということが計画だと思います。本市の農業の将来像を今回の計画見直しというか、次期計画で明確に示していただきたいと思います。続きまして、小項目2、将来の農地面積、担い手数、農業生産額の維持、向上の鍵は何かということで、先ほどの答弁では外部からの人や、それから農家子弟、そういった将来の担い手の支援、それから農業生産額を向上させていくこと、内容に関しては今後示していきたいということだと思いますが、担い手不足、それから収益性の強化というか、もうかる農業、あと農地の集約であるとか、あと働いてくれる人の確保、いろいろ重要なことたくさんあると思いますけれども、最もネックとなるもの、最も課題となっているものは、あえて1つだけお示しいただきたいと思いますけれども、どのように認識されておりますか。
答弁 経済部長 山田裕治
先ほどから幾つもの課題があるというふうなことでお答えさせていただいておりますけれども、あえて1つということでお答えしますと、生産性の向上ですとか、農地集積、地域の農地を守るっていったことも含めて、やはり担い手の確保が重要な課題だというふうになってくるというふうに思っております。先ほど地域協議の中やアンケート調査の中でも一定程度新規就農者の方の受入れ等についても必要性はいろいろと、そういう認識でお答えをいただいている結果となっておりますけれども、では実際に地域で受け入れるってなった場合に何が重要なのかとなってくると、やはり地域の理解が重要なのではないかというふうなお答えが多かった、そういう結果となっております。これまで私どもの担い手、新規参入も地域おこし協力隊から地域に新規就農で入っていただいたケース何件かありますけれども、うまくいっている例を見ていくと、やっぱり地域の農業者の皆さんとうまく協働しながら、地域にも助けてもらいながら、お互いに、そこはそういう関係性が成り立ってうまくいっているというのが共通しているかなというふうに見えてきておりますので、重要な課題、ボトルネックというふうな、何がネックになってくるかということでいうと、そこの地域の理解、受け止めというところになろうかというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
おっしゃるとおり、新規で入った方に関しては、私も山田部長と同じような認識持っております。今あえて1つと申し上げたので、新しい担い手が来たときの地域の理解というのは非常に大事なことだというふうにお答えいただきましたけれども、今後もんでいく中でもっと大事な課題というのももしかしたら出てくるのかもしれないのですけれども、今担い手が入ってくること、それからそれに対する地域の協力、理解、こういったことが最も大事なことだというふうなことであれば、今一番重要な課題に集中して資源というか、行政サービスの資源というふうに考えていただきたいのですけれども、こういったことを集中することはお考えになっていますか。
答弁 経済部長 山田裕治
この計画の策定の議論の中で特化して集中して取り組むべきというふうな、そういった方向性が地域の皆さんも含めて確認されていけば、当然そこに予算ですとか労力を集中させていくということも今後は考えられるかと思います。まだ課題も、先ほど言いました例えば担い手、新規参入者、新規就農者を確保すれば全て地域の課題が解消されるかというと、必ずしもそうでもないという側面も当然ございますので、そこはめり張りをつけるということは当然考えていきますけれども、そこに1点だけに集中するということは、そこまではなかなか難しいかなというふうにも捉えております。
質問 4番 水間健詞
本当に一点集中というのはなかなか、名寄のように多様な農業あるというのも、これも非常に名寄の特徴、いろんな農業があるというのも名寄の特徴だと思うので、極端な集中というのはもしかしたら害があるのかもしれないのですけれども、めり張りというのはやはり考えていただきたいと私も思っております。現在聞いているスケジュールでは、4月頃にはたたき台レベルのものがある程度示されているというふうに私は読み取っているのですが、そうすると今3月4日、現時点では検討委員会の中で問題意識や方向性などはある程度整理されて共有されているものと認識していいのでしょうか、それともまだもうちょっと先なのでしょうか。
答弁 経済部長 山田裕治
先ほど申し上げました今計画の素案を策定、検討している最中ということで、まだ素案そのものが出来上がっておりませんので、今ここでどういった概要ということもちょっとお答えできないのですが、今後のスケジュール的には今まとめたものを関係団体、また関係機関の意見交換等も踏まえながら、それを少し整理した上で検討委員会のほうに提案して、その中でまた改めて議論をいただく、そのようなスケジュール感で考えさせていただいております。
質問 4番 水間健詞
4月の段階では、もう少し具体的な話ができるというふうに考えてよろしいでしょうか。というのは、その後夏に向けていろんな農業団体に向けてヒアリングとかを行っていくと思うのですけれども、私が今問うているような名寄市に現在こんな課題があって、どんな方向性で市としてはどう整理しているのというようなことをもしかしたら農業団体から聞かれるようなこともあるかと思うのですけれども、4月の段階でそういったことがある程度示せる状態になるのか、どのような説明になっていくのかなということを説明、4月の段階ではどんな説明ができるのかなということを伺いたいと思うのですけれども。
答弁 経済部長 山田裕治
私の答え方があまりよくなかったのかもしれませんけれども、今3月の下旬ぐらいからとは思っていますけれども、先ほど申し上げましたアンケート、地域協議を取りまとめたもの、そこを受けて課題の整理ですとか、事務段階で今後こういったことが取組として考えられるのではないかといったようなたたき台のたたき台みたいな、本当のそういったものをまずは作成し、関係機関、団体、まずは3月になればそことやれるかなと。生産者団体ですとか、若手の農業者グループですとか、そういった方にも当然意見交換したいというふうに思っていますけれども、ちょうど農繁期と重なってくる可能性もありますので、そこは時期やタイミングを計りながらそういった意見交換を取り組めればというふうに思っております。そういった経過を経て、そこでいただいた御意見等もある程度整理して先ほど言いました検討委員会にお示しする計画の素案というふうな、そういった形になっていくのかなというふうに考えておりますので、時期としては、相手のあることでもありますので、明確にいつまでというふうには示せませんけれども、おおむねの時間軸としては今申し上げたようなスケジュール令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号感で進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
伺いましたが、おっしゃるとおりなのでしょうが、部長のほうから話ありました担い手に関する分野、重要だよねというお話ありましたけれども、いろんなことが集約されてくる以前に課題というのはやはりきちんと認識して取り組んでいかなければならないものではないかなというふうに思います。これについては、答弁結構ですが、アンケート、地域協議、それからそういったデータの情報を集約する以前にやはりもうちょっと課題というのをはっきり設定して、方向性をある程度つけて今後進んでいったほうがもうちょっと実のあるって言ったら失礼なのですけれども、計画になるのではないかなというふうに私思っておりますので、ぜひこういう課題があるのだというふうに、もちろん御認識されていると思うのです。私が思っているようなことを経済部長のほうでは同じように認識されていると思うので、それをはっきり検討委員会の中で共有した上で計画の取りまとめに進んでいっていただきたいと思います。小項目3に移ります。総花的にならない対策ということで伺いました。いろんな農業の形、営農類型ありますので、ある程度そういうふうに寄っていかなければならない面はあると、私もある程度それはやむを得ないことかなと思っております。また、いろんな農業の形があることで逆に全ての農地が有効に使われる、全員が全員例えば土地利用型であったりすると、小さい土地やビニールハウスしか建たないような土地というのは使いようなくてただ空いてしまう、いろんな農業の形があるおかげで、例えば山であるとか、傾斜地であるとか、小さい土地、そういったところも全部使えて全体として農業の生産額が上がっていくという意味ありますので、やむを得ないという言い方が妥当かどうか分かりませんけれども、ある程度そういう部分はあるということは分かります。ただ、先ほど部長のほうからめり張りということがありましたが、そのめり張りをつけるための具体的な手法というか、めり張りがついた、どっちがいいほうでどっちが少ないほうなのか分からないのですけれども、めり張りの少なくなってしまったほう、割を食ったほうに対する、割を食う分野に対してある程度こういう理由によるものなのだよという説明も必要だろうし、それが名寄の農業に資することであるという理由が必要だと思うのです、めり張りつけるためには。このめり張りをつける具体的な手法をお知らせいただきたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
手法ということでいいますと、計画を示す段階については先ほどまだ具体的にどういう形というふうに示せませんがというふうにお答えさせていただきましたが、例えば数値目標であったりとか、もしくは今の総合計画にあるような重点プロジェクトというふうな、そういうふうな打ち出し方ということであったりとか、いろんな手法が考えられるかなと。また、前回の計画を策定した際には、ダイジェスト版という形で一定程度メインとなりますというか、特に農業者の皆さんに理解を求めたいというふうな取組をピックアップしながら示させていただいたというようなこともございますので、いろんな手法があるかなというふうに思っておりますので、そこは今後検討しながら進めてまいりたいなというふうに思っております。では、めり張りをどうやってつけていくのかということになろうかと思いますけれども、基本的には農業の生産に実際に携わっている方、携われる方、農業者の方は経営の中で様々な取組の取捨選択、判断をされているものというふうに私のほうでは理解をさせていただいております。当然それはそういうことだと思いますので、生産性なり収益性というものを見ながら判断されていくのだろうなというふうに思っております。一例を申し上げますと、農地の集積、規模拡大についてはこの10年間でかなり進んできているなというふうに認識しておりますし、先日取りましたアンケートの結果を見てもこの10年間、10年前と10年後、今現時点で経営改善に大きく貢献した要素は何ですかというふうな問合せをさせていただくと、やはり規模拡大が一定程度効果があったよというふうに答えられている農家の方が多かった傾向にございます。その規模拡大を進める上で必要な作業の効率化を図るためにICTの機械を導入しているというふうな、そういうふうな文脈の中で取組が進められているのかなというふうに、アンケートの結果を見ているだけなので、様々な事情があって個別でいうと違うケースも当然あろうかと思いますけれども、そういうふうに見受けられるのかなと。そういうふうに考えますと、例えば行政としてICTの機械のスマート農業を中心的に取り組もうというふうに考えたときに、一方では自然にといいましょうか、自動的にといいましょうか、個々の農家の方がもう既に必要と感じていらっしゃって、それが有効だというふうな、そういう答えが見えている方については行政が特に旗を振らなくてもそういった新しいものとか、様々な経営改善も含めて取り組まれるのだろうなというふうに思いますので、先ほどのめり張りということでいいますと、要は私どものほうで特にそこを訴えかけなくても自動的に進む部分も当然あろうかと思いますので、一方でやりたいけれども、なかなか取り組めないとか、効果がなかなか見えなくて二の足を踏んでいるというふうな農家の方もいらっしゃるというふうなこともございますので、だとするとスマート農業の導入の支援をとってもめり張りをつけるとすれば、今悩んでいる方にどういうふうな情報を提供するのかというところが集中するところであって、既にその効果を分かっている方については、そこについてはもう経営者の判断の中で進んでいくというふうな、そういう理解の中でスマート農業の推進というこ令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号と一つ取ってもめり張りをつけるところがそういう形で区別されてくるのかなというふうに考えておりますので、それ以外にも課題多くございますので、今申し上げましたような形の中でどこに焦点を置きながら施策を展開していくのか、これは行政だけの取組だけでは進みませんので、それぞれJAさんであったり、また農業改良普及センターさんであったり、また各生産部会の取組であったりと様々な取組がありますし、それぞれの役割といったものがあろうかと思いますので、その中で区別、区分をしながら進めていくということになろうかなというふうに思っております。
質問 4番 水間健詞
ありがとうございます。先ほど部長の説明の中でダイジェスト版という形で重点分野を何となく知らせるというか、分かりやすく知らせるという話もありましたけれども、もう一度めり張りについて伺いたいのですが、めり張りは先ほど計画のダイジェスト版を公表するという、そういった重点分野を明確に公表するという手段もあるでしょうし、この分野に関してはこういう数値目標を設定するとかという方法もあるでしょうし、ここにはお金をいっぱいつけていくというめり張りもあるでしょうし、いろんなめり張りのつけ方あると思うのですけれども、市としてどういったものに1点めり張りをつけていくのか、もしお答えいただけるのならお答えいただきたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
先ほどそれぞれ関係機関、団体、様々な役割分担があるのではないかというふうにお答えをさせていただきました。とりわけ行政としてどこに集中していくのかというお問合せかなというふうに思っておりますけれども、今名寄市全体を見ますと人口減少ということが大きな課題だというふうに捉えておりますし、個々の農業者の地域の皆さんといろいろとお話しする中にあっても地域の中でコミュニティーの維令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号持ということも含めて農村の地域をどう維持していくのかということが課題だというふうな声も聞いております。そういう観点でいいますと、行政としてはできるだけ地域の農業者の数を減らさない、農業従事者をどのように維持していくのか、確保するのかということが大きな課題というふうには1つなるかなというふうに思っております。また、先ほども例で挙げさせていただきましたが、個々の農家の経営だけを見ていくと大規模化で生産性が上がっているというふうな紹介をさせていただきましたけれども、一方で効率化を求めるということが第一というふうな、個々の皆さんの経営でいえば、それが優先順位ということになりますので、そういうことでいうと、先ほど議員のほうからもございましたが、狭隘な農地であったりとか中山間地帯の農地のいわゆる効率性ということでいうと、少し劣る農地というのがだんだん皆さん敬遠されていくということにもつながっていくというふうになっているのかなというふうに捉えておりますので、そこをできるだけ有効活用できるような手法がないだろうかと。名寄市全体の農業生産ということを考えると、できるだけある農地を有効に活用して、そこで生産を上げるということが名寄市全体の農業生産額を上げていくことにつながるものというふうに認識しておりますので、そこはなかなか難しい課題だというのも承知しておりますけれども、そういったポイントに少し重点を置きながらといいましょうか、そこに少しポイントを置きながら今後の検討委員会での議論ですとか、様々な関係団体からの様々なアイデアも含めていただきながら、うまく取組につなげられるような、そういうふうになればいいなというふうに捉えているところです。
質問 4番 水間健詞
部長のおっしゃっていることは、よく分かりました。ただ、私の問いたかったこととちょっと違ったので、もう一度だけ、要は私が聞きたかったのは、めり張りはお金でめり張りをつけるのか、スタッフ的な要素にめり張りつけるのか、それともちゃんと目標設定するとか、どういっためり張り、予算を傾斜配分するのか、どういう手法でめり張りをつけるのかということを伺いたかったのですけれども、ちょっと待ってください。この後にもう一個質問しますので、それと一緒にお答えいただきたいのですけれども、私総花的で実効性の薄い計画に陥らない方策というのを質問しているのは、過去にもこういった計画の見直しって私が農業始めてから何回もあるのですけれども、最初とんがったという言い方もあれなのですけれども、計画が示されてもいろんなヒアリング、だんだんもまれていくうちにどんどん、どんどん角が削れて、結局今あるものはみんなやりますみたいな、現状追認みたいな計画になりがちなのです。総花的な計画というのは、誰も怒らない、誰も反対しない代わりに何も変わりません。逆に言うと、何か将来に向けて変えていくには、ある程度反対もやむを得ないと私思います。そういった意味では、市としても一定程度の覚悟というか、そういった反対を受ける覚悟というのが必要だと思いますが、それについて併せて伺いたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
今回の計画、今回のというか、これまでの計画もそうなのですけれども、これから策定するものについてもですけれども、目指す方向性ですとか、将来的な課題を踏まえた中で取り組むべき方向みたいなものを今後示していくことになろうかと思うのですが、そこに向かってどういう取組をすると、そこに近づいていけるのかという、いかに実効性を高めていくのかという、そういう取組を一つでも多く計画の中で盛り込みながら、それを皆さんにお示しすることができるのかというのがポイントなのかなというふうに思っておりますので、そこはそういうふうな観点で、議員おっしゃられている角がどれだけ飛び出るのか分かりませんけれども、ポイントとしてはそういう観点でそれぞれ計画の中での取組、優先順位なども含めて示していければというふうに思っております。先ほど御質問あっためり張りをつけるときにお金なのか人的リソースなのかというふうなお問合せですけれども、多分それは実効性をどういうふうに担保するのか、それに必要なものは何なのかということに限るのかなというふうに思っています。先ほど例で説明させていただいた例えばスマート農業ということを例にとっても、生産者の皆さんにとっては機械導入に対して多額の補助が、支援があるというのは、それは当然インセンティブになろうかというふうに思いますけれども、実際にはそれぞれ市の財政的な制約であったりとか様々なものもございますので、単純にそういうことだけで進むのかどうなのか、場合によっては先ほど言った情報提供だけで安心して、それだったら入れてみようかというふうな農業者の皆さんの不安を払拭するということで導入が進むということも当然あり得るかなというふうに思いますから、そういう意味でいいますと、単純にお金をかければ集中的に事が進むということでもないのかなというふうに思いますので、そこは障害になっているものが何なのか、課題が何なのかということをきちんと見極めながら、その上で実効性をどう担保できるのか、確保できるのかということを施策の中で表していけるように今後議論、検討を進めていきたいというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
ありがとうございます。それでは、小項目4に移ります。食料安全保障、土地保全の大義をどのように担保していくのか。農業の公共性があるという大義というのは、今回の計画の見直しあるないにかかわらずずっと昔からそうですし、これから将来に向けてもずっと必要なことだと思っております。これを担保していく市独自の取組、例えば農業委員会の機能強化や、あとは作業受委託の仕組みとか、部長もさっき触令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号れられていましたけれども、基盤整備や換地や交換分合による条件不利地の最小化、この大義というのは国を挙げて農業行政の大義なのですけれども、これもうちょっと市レベルで落とし込んだ中で何か取組をする、積極的関与を行う考えはあるのかどうか伺いたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
今現在でなかなか市独自の取組というところでのアイデアはございませんけれども、それぞれ地域の皆さん取り組んでいただいている例えば中山間の事業ですとか、多面の交付金の事業ですとか、そういったものを活用しながら地域の農地や農業施設を維持していくという取組を、そういった国の支援を活用しながら取組を進めていただいているのかなというふうに思っております。先ほども申し上げておりますけれども、今現在そういう意味でいうと、市の新規就農者の確保というところが一定程度そういったものにも寄与している部分はあるのかなというふうに思いますが、圃場整備ですとか、そういう区画整理といったものも当然国の事業を活用しながら各地区の中で取組が進められておりますので、地区の中で協議が調ってそういった事業に向かえる地区についてはそういったものも十分活用していただくことが必要だと思いますし、当然それに向けての事務処理的な部分も含めて私どものほうでも、これ土地改良区さんですとか、JAさんとか、そこと協調しながらの取組支援というふうになろうかと思いますけれども、それぞれの取組について今後も有効なものを選択しながら、地域の皆さんの一定程度意見、また合意形成も図りながら進めていければなというふうに考えております。
質問 4番 水間健詞
ぜひお願いしたいと思います。耕作放棄地を生んでしまうということは、国土や農地の保全という大義に明確に反してしまうので、やはりこれは農業の公共性ということを消費者あるいは納税者に訴求していくために非常令和8年3月4日(水曜日)第1回3月定例会・第3号に大切なことだと思いますので、ぜひ工夫した取組を期待します。その上で名寄市としては、国の制度の受皿というか、国の制度の代理店機能のようなこと、農務課なんかでは多いと思うのですけれども、国の制度の代理店業務にとどまるのか、それとも主体的に農地と担い手を守る戦略的な自治体を目指すのか、その辺のお考えあれば伺いたいと思います。
答弁 経済部長 山田裕治
特に国の代理店とかというふうな立場性をあまり意識したことはないのですけれども、それぞれ先ほど紹介させていただいた例えば圃場整備事業ですとか区画整理の事業等についてはかなり予算規模といいますか、事業の規模も大きいものに当然なりますので、当然国の支援を、制度を活用しながらそういうものを進めていくことになるというのはあるかなと思いますので、そういう意味では国と市町村の上下関係というよりは、国の事業をうまく活用しながら、それぞれ市が今市の農業として抱えている課題の解消に向けてそういったものをうまく使っていく、そういうふうな関係性かなというふうに認識しております。
質問 4番 水間健詞
ちょっと私の言い方も失礼というか、言い方ちょっと悪かったと思うのですけれども、承知しました。その上で農地は、単なる私とか、こういった個人の持つ私有財産ではなく、防災や景観、水源の涵養など多面的機能を持っている公共資産だと思います。その公共性を前提に農業政策という枠組みを超えた取組、例えば防災とか、農政の枠組みを超えた取組については何かお考えあるでしょうか。
答弁 経済部長 山田裕治
農地、農業施設含めて特に大雨時期ですとか、今の豪雨災害等においては一定程度そこが防波堤という言い方が正しいかどうか分かりませんけれども、いわゆる雨を貯水するという、そういった機能、役割を今果たしている側面もあろうかなというふうに思っておりますので、当然そういう役割はあるものというふうに認識しております。具体的に今市として、そこに特化して防災の何か一つの手段として農業施設なり農地の機能を活用するというところまで至っておりませんけれども、そこはなかなかその関係性っていいましょうか、有効性が数字的にも、一般論としてはそういう機能があるというのも当然私も理解していますし、有効に働いているだろうというのは理解しているところなのですが、では具体的にそこが洪水なり、河川の水があふれるということに対してどれだけの効果、機能、役割を果たしているかという、数字的にもなかなか関係性を示すというところまで至っていないというところがあって、そういう意味では防災の施策の中でそこを位置づけるということはちょっと難しいなというふうには捉えているところです。
質問 4番 水間健詞
もう時間ないので、最後に1つだけ、今回策定される計画が現在現役の経営者にとっては将来に対する夢が読み取れるものである、それから将来過去を振り返ってこの計画を見たときに将来の担い手たちがこんな計画があったからすばらしい今の我々があるというふうに思えるような計画をぜひつくっていただきたいと思います。ちょっと時間過ぎましたけれども、以上をもって質問を終わります。ありがとうございました。