中頓別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月10日
若者の定住対策についてという質問事項について
2013年3月10日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「若者の定住対策についてという質問事項について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一、産業建設課長 中原直樹が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一、産業建設課長 中原直樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 細谷久雄
2点目の質問に移りたいと思います。2点目の質問は、若者の定住対策についてという質問事項についてお伺いをいたします。地方の各市町村では、少子高齢化と人口減少が続く中、若者の定住促進や団塊世代の受け入れが重要な課題となっています。本町でも高齢者人口がふえ続ける一方、若年層を含む労働人口の減少が問題となっています。高校や大学を卒業しても地元での就職が難しく、帰ってきたくてもこられないという悲しい状態が続いています。未来のある若者がいなくなった町には高齢化が進み、町全体が限界集落になる可能性もあります。将来にわたってこの町を残していくためにも若い人の声に本気で耳を傾けて、若者に対する思い切った政策を打ち出していく必要があると思いますが、町長の所見を伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
若者の定住対策について私からお答えをいたします。当町に住んでいる農業、商工業のほか、福祉施設等で働く若い人たちの声を聞く機会をつくりながら、出された意見や考え方を参考にしながら今後のまちづくりに反映をさせていきたい、このように考えています。
再質問 2番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。町からの人口の流出を減少させて定住者をふやしていくためには、私は少しでも多くの新規の高校生などが町内に残って、また地方の大学に行って卒業した大学生たちが中頓別町に帰ってきて就職できるような対策を我が町でも講じていく必要があると思います。私は、雇用創出こそが最大の定住対策であるとの認識を持っています。そこで、伺いますが、当町として毎年若者の雇用対策としてどのような施策を考えて行ってきているのか伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
お答えをいたします。まず、今現実として行政が職員を採用している状況をちょっとお話をさせていただきますけれども、ことしも大学卒を採用する、高卒を採用するというときに、この中頓別町出身の若い人たちが高校卒業生の募集では一人も応募がありません。大学卒の応募につきましては、大学を出て札幌のほうに住んでいる人が1名だけでした。そういう結果で、なかなか地元の人たちが試験を受けない状況が続いていると、これはことしもそうでありますけれども、24年の採用のときも中頓別町出身者は一人も受けておりません。そういうのが実態であります。町内の企業等の話を聞いても、女性の職員を募集したところ、浜頓別高校から中頓別町の出身者は一人も受けないと、こういう話も聞いております。どういう方策で地元出身者を採用するのがいいのかということについては大変難しい状況であります。福祉施設でも当然資格を持っている職員を採用したいのですけれども、地元出身者は誰もいません。25年度の4月採用についても私は一人も聞いておりません。全部町外から来られる方ばかりであります。そういう中で、私もぜひ中頓別町出身の高校卒業生でも大学卒業生でも町の職員の採用の募集にぜひ応募していただいて、採用というか、試験に合格してもらいたいという、そういう思いははっきり言って細谷議員と同じように持っているつもりであります。そういう中で、行政だけでなく、町内の法人もそれぞれ若い職員を採用するという環境にありますから、これからもぜひ町民である若い人たちが応募して、合格してもらいたい、そういう思いを強くしております。
再質問 2番 細谷久雄
それでは、再質問させていただきます。町では、急速に進行している少子高齢化や若者層の流出による人口減少が続く本町の課題と持続可能なまちづくりに向けた人口対策を検討するため、中頓別町人口問題懇話会を構成団体、町商工会、町農業協同組合、森林組合、建設協会、南宗谷福祉会、中頓別町及び教育委員会で平成23年10月13日に設置し、今まで協議を交わしてきたと思うが、その中で若者の定住対策についての意見交換がなかったか伺います。それと、若い世代の訴えに耳をかすべく、彼らなりの生の声を聞けるように最初のご答弁でもありましたように若い人たちの声を聞く機会をつくるのであれば、彼らを中心とした委員会を立ち上げ、これからの町政に反映させてはどうか。また、これは一つの例として、あいている町営住宅などに、地元行事に参加するなど地域密着で頑張っている若い世代に限って収入基準などの条件を少し緩和して手ごろな値段で住めるようにしてあげることも一つの方法ではないかと思うが、町の考えを伺います。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
前半の関係について私のほうからご答弁させていただきたいと思います。人口問題懇話会の中での若者を対象にした若い人たちだけの意見交換会があったかということでありますが、これについての対応についてはありませんでした。ただ、懇話会の中でもこの問題については非常に大きな問題だというふうに捉えられておりましたけれども、先ほど町長からもお話があったとおり、各事業所における実態や就職希望者の状況等の意見も大いに出されております。また、今議員のほうから出されていた若い人たちが住むための住環境の改善ということに対する意見も出ていたことは確かであります。今後若い人たちの意見を聞く組織を立ち上げていく必要性があるのでないかということでありますので、この辺につきましては今後懇話会の中でも十分協議をさせていただきながら、よりよい方法の中でこの対応を考えていきたいというふうに思います。
答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)
後段にございました町の町営住宅を活用してはどうかということでございますけれども、町営住宅につきましては公営住宅法に基づいて設置及び管理をされておりまして、家賃につきましても所得に応じて家賃が決定されると、その範囲の中で管理をしていくということになりますので、議員が言われるような形での対応については難しい面があろうというふうに思います。
再々質問 2番 細谷久雄
それでは、再々質問も終わりましたので、最後に、町長の平成25年度の町政執行方針の中でも民間賃貸住宅の建設に対する助成制度の創設、子ども医療費の助成対象を原則高校生在学中まで引き上げる医療費無料化事業の拡大を図るなどの事業は、私は若者の定住を促進する大変すばらしい施策だと思っています。少子化、そして雇用の場の創出、若者の定住、このさまざまな取り組みが確実に現実実行されれば大変にすばらしいことであると思います。私は、町長に残されたあと2年の間にこれから10年先、20年先を展望しまして、中頓別町の若い人はもちろん、現在中頓別町の人がよそに出ていっているものがその逆の状態、他町の若い人が中頓別町に住み、子を産み、育んでくれるようなより強いインパクトのある効果的な施策を講じていただきたいと思います。以上で私の一般質問の全てを終わらせてもらいます。