みんなの議会

中頓別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月10日

順に町政一般について

2013年3月10日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「順に町政一般について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受け付け番号1番、議席番号2番、細谷でございます。中頓別町でも厳しい寒さの中にもそこそこに春の息吹を感じる時期となってきたと思ったのですが、きょうはまた雪を投げて一汗かいてきました。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順に町政一般について質問させていただきます。私からは、きょうは2点ほど質問させていただきます。1点目の質問は、買い物弱者への支援策をという質問事項につきましてお伺いをいたします。近年ひとり暮らしの高齢者の数がふえ続け、地域社会とのつながりが希薄になる中、単身世帯の6割が孤独死を身近に感じ、不安を覚えていると言われています。少子高齢化や過疎地域の拡大が進む中、移動手段がない高齢者を中心とする買い物弱者がふえています。自由に買い物に行けなくなると十分な食料品を購入することもできず、毎日の食生活においても栄養が偏り、健康に悪影響を与えかねません。買い物を医療や介護と同様生命にかかわる深刻な問題としてとらえ、身体的、経済的にも買い物が難しい高齢者が安心して住みなれた地域で暮らし続けることができるよう、地域全体で高齢者を支援するネットワークづくりが重要であります。そこで、中頓別町においての買い物弱者に対する現状をどのようにとらえ、これから先どのような支援策を考えていくのか伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

細谷議員の買い物弱者への支援策について、小林保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 小林生吉(保健福祉課長は2014年12月まで)

ご答弁申し上げます。高齢者等で買い物が困難な方については、商店等による宅配サービスと移動手段の確保の2つの対策が考えられるかと思います。宅配サービスについては、中頓別町農協購買車が廃止となった折に中頓別町商工会加盟商店による対応の継続等を依頼し、現在に至っております。移動手段の確保については、天北線バス路線維持対策、無料乗車券交付事業及び福祉ハイヤー助成事業をこれまで行ってきています。このうち平成25年度から福祉ハイヤー助成事業のチケット配付枚数を、これは一般の高齢者の方ですけれども、24枚から48枚にふやし、病院への通院だけでなく買い物等の用途にもっと使っていただけるようにしたいというふうに考えているところであります。また、小頓別地区においては、集落活性化事業として集落支援員を配置する中で買い物支援等の取り組みを行ってまいります。懸案である天北線バス路線の抜本的な見直しについては、平成25年度に天北線代替輸送対策連絡協議会において国の補助を受けて今後の地域公共交通確保維持のあり方について調査研究することになっており、その結果を踏まえて対応してまいりたいというふうに考えております。

再質問 2番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。例えば、最近車で町内を走っていると高齢者運転マークをつけた車を見かけることが多くなりました。高齢者の皆さんが仕事や買い物で車を利用しているのだと思います。当町においては、何をやるにもどこへ行くにも一家に1台の車社会です。しかし、今後高齢化、核家族化がますます進んでいくと自動車運転免許証返納者がふえて、移動手段としては公共交通、または自転車、歩行者といった形での移動になっていくのではないでしょうか。特に夏は自転車で買い物に行くことができるが、冬になり雪が降ると徒歩にならざるを得ず、買い物をする店まで時間がかかる不便も考えられます。私は、公共交通は子供や高齢者などの交通弱者には不可欠なライフラインだと思います。今後買い物弱者を支えていくためには、事前予約した町民が自宅前で乗りおりできる地域デマンドバスの導入が必要ではないか。また、デマンドバス区域以外の交通環境の悪い地区には、福祉タクシー助成などの方法を検討すべきではないかと思う。何はともあれ、このような状況の中で行政として、今までに中頓別町の高齢者に日常の買い物についての現状や高齢者自身の意識やニーズに関する町民アンケート調査を実施して、買い物弱者と言われる方が実際どれぐらいおられるのかということと買い物の利便性向上につながる有効な取り組みの方向性を検討する現状調査を行ったことがあるのかどうか伺います。

答弁 保健福祉課長 小林生吉(保健福祉課長は2014年12月まで)

交通弱者に関しての詳細調査というような形では、これまで行ってきていないかというふうに思います。総合計画等の住民アンケートの中で相当数のご意見を賜ったというのがこれまで把握してきた調査ということになるかなというふうに思います。ただ、先ほど申し上げました今後の地域公共交通確保のあり方、天替協のほうで国の補助事業を受けて行っていく調査、これはまちづくり推進課のほうの担当になるかと思いますけれども、そちらのほうでは今後そういったようなことも含めた対応になっていくのかなというふうに思っております。

再質問 2番 細谷久雄

それでは、再質問させていただきます。町長は平成25年度町政執行方針の中で、ひとり暮らしや高齢者だけの世帯もふえ、健康面や介護のほか、除雪や買い物など地域で生活していくためのさまざまな困難を抱えるようになっていますと言われ、こうした現状を踏まえ、高齢者や障害者を初め、全ての地域住民が安心して快適に暮らしていけるよう、地域の支え合いや見守り活動の仕組みづくり、権利擁護活動など総合的な地域福祉の充実に取り組む必要があると言われました。私は、買い物弱者に対しても、買い物弱者のための地域デマンドバスの導入も大変必要なことだが、町民全体で取り組んでいくのであるなら、行政が解決に向けて汗を流すことも必要だが、各町内会の人たちに協力してもらうことも必要ではないかと思う。例えば各町内会の自治会にひとり暮らしや高齢者だけの世帯を見守るボランティア協力隊みたいものをつくり、また携わったボランティアの人たちにボランティア手帳を発行して、商工会にも町から毎年商工会運営補助金を出しているのだから、買い物弱者のための協賛にご協力をいただいて、ボランティアの方が商店で買い物をするときにその手帳を提出すれば、その商品によって割引率の違いはあるものと思いますが、何%か割引して商品が買えるようなシステムをつくれば、その商店にとっても必ず売り上げが上がると思うし、またボランティアの方たちにとっても大いに励みになると思いますが、町の考え方を伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。買い物弱者の関係については、いろんな方策があろうかなと思います。今細谷議員から言われたようなことも一つの方策かなと思います。私どもが今現在取り組みをしようとしているのは、まず福祉ハイヤーの券の枚数をふやしていくと、先ほど小林課長から言いましたように24枚を48枚に一般的にはしていこうと、こういう方策であります。それから、もう一つは、小頓別地区に集落支援員を配置して、そしてそれの一つの業務に買い物等もやってもらうと、こういうもの。それから、もう一つの取り組みとしては、今患者輸送を週に2回走らせております。これを患者輸送だけでなく買い物を必要とする人たちにも乗っていただくという方法も1つ考えられるのかなと思います。そういう意味で、私どもも農協の購買車がなくなったときに農協さんにも行ってお話をいろいろしました。注文があれば配達もしますよと、こういうようなお話も聞いておりますし、また商工会でも商店さんから地域に出向いて販売をすると、こういうのも継続していくと、こういうお話をいただきました。今提言をいただきました中身につきましても、担当課長、商工会と十分協議をしながら、買い物等の弱者をいかに救っていくのか、救えるのか。また、一方店屋さんにも、より積極的な購買力を発揮してもらうために、店屋さんがみずから弱者から注文を受けて配達をよりスムーズにやっていくと、そういうような方法、いろいろな方法論があると思いますから、総合的にそういうものをどう取り入れていくことが一番ベターなのかと、担当課長と商工会等々と相談をさせたいと、このように思います。

再々質問 2番 細谷久雄

それでは、再々質問も終わったのですが、最後に一言、私は買い物弱者の支援については、買い物という行動を達成することはもちろんではあるが、それと同時に得られるほかの効果もあるのではないかと思う。例えば買い物のために商店を訪れた際、店員や出会った人たちの会話に花を咲かせることや同乗したバスから眺める景色を目にして心が安らぐ、また自宅から出て町を歩くことで介護予防にもつながるなど、同時に得られる効果によって買い物環境は向上し、それに伴い高齢者自身の生きがいや地域での安心した生活の実現につながるのではないかと思う。何はともあれ、町長、東進ハイスクールの林修先生の名ぜりふではないが、いつやるか、今ですよ。早急に将来を見据えた現実的な対応をお願いしたい。それでは、1点目の質問は終わりまして、

出典:中頓別町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月10日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる