中頓別町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月26日
高齢者対策について
2012年9月26日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「高齢者対策について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 東海林繁幸
次に移ります。2点目は、高齢者対策についてであります。高齢者については、我が町は36%以上の高齢化率となりました。これは、もう間もなく40%、そして50%に近くなるのかなという、そんな感じもしないわけでもないのですが、高齢者が住んでいてよかったなと思える町の姿というのは、私も高齢者の一人としてそれなりに描いているのですけれども、町のほうとしての、どのように町としては高齢者が住んでいてよかったと思えることを言わせるための行政はどんなふうなことを描いているのか、その辺伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
高齢者対策について、私からお答えをいたします。高齢者の皆さん方が中頓別町内に住んでいて、健康で安心して生きがいを持って、いつまでも住み続けられる体制を構築するために、町としては今までの施策等を継続しながら、かつ第7期総合計画の推進を図り、地域が見守り、支え合い、自主防災組織等を整備して、そして安全、安心、福祉のまちづくりを町民主体で取り組んでいくことができる町の形をつくってまいりたい、このように考えているところでございます。
質問 4番 東海林繁幸
質問の仕方もちょっとむちゃなような質問で、答えにくいことは重々承知で聞いていたのですけれども、例えばここに老人保健福祉計画がことしの3月できました。これには私もかかわってきたのでわかっているのですが、いろんな事業をやりますよという言い方、こういった部分についてはこういった課題があるから、ここを何とかしなければならないといったのがこの老人保健福祉計画、これはこれでわかるのですけれども、一体住んでいてよかったと思う年寄り、私の立場でいうと、まず住んでいて病気になったときにきちっと見てもらえるよという健康の問題です。これが私は年寄りとしては一番感じるところなのです。それから、家も古くなってしまったな、建てかえるにも改修するにももう年金だけではどうしようもないやという住居の問題、場合によっては、施設に入らせてほしいのだけれどもなという施設が今何十人も待っていると。それで、老人施設についても今の養護老人ホームの半分以上はもう特養の対象者なのだよと、実際は。特養のほうに行かなければならないのが特養はふさがっているから養護はなかなかあかないと。養護のほうへも入れないという実態がある。そういう住居や施設対応がよくなってこないと、年寄りとしてはちょっと住みやすいとは思えない。それから、いろんなサービスがあります。ただ、いろんなサービスあるのです。ここにも書いてあります。これは、9月の敬老特集、まちづくりの中でも高齢者サービスの紹介と、いろんなサービスがありますけれども、では老人保健福祉計画の中でやれないサービスというのがたくさんあるのです。中頓別町ではいろんな項目があるけれども、やれないサービスもたくさんある。この中で、ぜひこれだけはやってやりたいとか、そういうようなことがこれから住んでよかったと言わせるためにあるのかどうか。その辺、できればお聞きしたいと思います。それと、もう一つ、これ長くなって申しわけないのだけれども、ここで健康で安心して生きがいを持っていつまでも住み続けられるというご答弁だったのですけれども、ではここで言っている年寄りの生きがいというものを町側としてはどう生きがいを捉えていましょうか。趣味や何かを満たせばいいと思うのか、または働きたい意欲のものに仕事を与えるという生きがいを感じさせるのか、その辺考え方はいろいろあると思いますから、ひとつ伺いたいと思います。私も高齢者の立場でこの町に長く住みたいと当然思っていますけれども、最低ここの病院で対応できるような、病気のうちは踏ん張ってここで死のうと思っておりますが、ここの病院でやっぱり対応できないとどこかへ行かなければならないのかなという不安まで感じるきょうこのごろでございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
お答えをいたします。まず、健康の問題でありますけれども、病気になったときのことを私は考えているわけではなく、病気にならない前のことをやっぱり真剣に町民が考えるべきであって、ある人の話を私聞いたことがあるのですけれども、中頓別町として何を主眼に置いていますかという話を聞かれたことがあります。そのときに、言えば町民がこの地域で安心して住むためにはやっぱり病院が必要だ、こういう話をしました。ところが、その人は言いました。言えば病気になった後の心配をするよりも、病気にならないための町長施策を考えなさいと、こういう話をされました。私は、そのときもっともなことだなと。言えば健康でいつまでも元気で自分のしたいことができるような身体を、精神的なものも含めて持つことが必要である。そういう意味で昨年度、言えばインフルエンザだとか予防接種だとか、言えば本当に少額のことで受けてもらえるような、そういう施策をとったつもりであります。それによって病気にならない、それから検診等を受けていただいて、自分の健康チェックをしていただける、そういうようなことで、ぜひ私はこれからも病気になった後の対応でなく、病気になる前、病気にならないような、そういう町民の人たちが認識を持って予防接種なり検診を受けていただくと、こういうことに力を入れていきたい、こういうような考え方を持っております。たまたまそういうことを自分が意識をして、認識をしてやったとしても、病気になった場合については病院として存続をして安心して住んでもらうと。こういうようなことで、順番としてはまず病気にならない、こういう認識を持ってもらうと、そういう取り組みをこれからもしていきたいと思いますし、万が一病気になった場合については、病院を存続させて安心してかかってもらうと。しかしながら、総合病院でありませんから、いろんな面でまた病院を移っていくと、こういうこともあり得るのかなと思います。そういう意味で、できるだけ私は健康で施設に入らないで、在宅で生活をしてもらえるような、そういう施策をこれからも考えながら実施をしていきたい、このように思います。また、生きがいの問題でありますけれども、これはそれぞれ人、人によって認識が違うと思いますけれども、働きたい人もいれば、または軽スポーツ等をやりながら地域の人たちと懇談をしながら楽しいひとときを過ごす。または、寿大学等に入っていろんな講座等を聞いた中でもう少し知識だとかそういうものを向上させていく、そういう認識を持っている人もいるのでなかろうかなと思います。そういう意味で、今までやっているいろんな施策をこれからも継承しながら、ぜひそれぞれ一人一人が自分の生きがいを見つけて、その部分で努力をしていっていただくのをお手伝いをしていきたいと、こういうような認識を持っておりますので、私今でも思うのですけれども、高齢者の65歳というのは昭和20年代に制定をされた年齢構成であります。そういう意味では、今の時代、私は高齢者というのが本当に65でいいのかどうなのかと、そういう部分の疑問もありますから、余り高齢化率にこだわらないで、楽しい人生を送れるような施策をこれからも考えていきたいと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
質問 4番 東海林繁幸
これは考え方で、私も町長の言うことがもっともだと思うのです。病気になる前に健康づくりをしなさいというのは当然の話で、ただこの町に住んでいてよかったというのは、ぽっとぐあい悪くなったときにぱっと病院へ運んでもらえると、救急車も立派なものがあるし、消防忙しいのだけれども、消防の人がきちっとやってくれているという、それから病院も受け入れてくれている、適切に病院の輸送もしてくれるというような、そういう体制が今できていますから、それはいつまでもそれを維持してほしいよというのが年寄りの願いだということです。それから、生きがいについてはおっしゃったとおりで、ただ私は65から高齢者なんて思うほうがおかしいと私も思いますから、ぜひこういう人たちに意欲、仕事を与えて、どうぞ、そういう人たちの能力を生かすような行政のあり方も考えていただければなと思います。これは、答弁要りません。ただ、町長、1つだけ、もう一つ聞きたかったのは、以前から柳澤議員がうるさいこと言っているのは、保健師さんの活動について、いわゆる病気の予防を行う、それから健康づくりを行うという役割になると、これは保健師さんの活動が非常に大事になるだろうなと思うのです。それで、保健師さんがいかに家庭を回ってもらえるのかということが再三論議されております。私もそのこと自体も、かつて5,000以上あった時代に保健師さん1人だとかしかいなくて、大変な思いをしながらいたのですけれども、そのときの保健師さんは髪を振り乱して遅くまで家庭訪問に歩いていました。そういう実態、私も知っています。それが今2,000足らずになって保健師さんの数は何倍かになりました。そういうときに、うちへ来てくれないなんていう話はあり得ないだろうと思うのだけれども、この辺改善されたのだろうか。何回も大分柳澤議員うるさいこと言っていたけれども、改善されましたか。ちょっとそれだけ。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
この保健師の家庭訪問等については、ことしの4月に保健福祉課長が交代したときも、それからその後も課長には保健師の家庭訪問を強化しなさいと。そして、町民の人たちが、言えば保健師さん本当に忙しくて大変だ、こういう話が私のほうに伝わってくれば保健師の増員も考えるよと、こういう話もしていますから、その保健師の家庭訪問等の内容について、担当課長にちょっと説明をいたさせます。
答弁 保健福祉課長 小林生吉(保健福祉課長は2014年12月まで)
先ほどかつて5,000人町民がいらした時代、1人の保健師が髪を振り乱して頑張っているというお話ありましたけれども、今の保健師の現状を申し上げますと、本当になかなか全て町に出るというような活動内容ではないのですけれども、いつも夜遅くまで超勤をして、休日も研修とかそういったような形で物すごく努力をしているというふうに思っています。ただ、ご指摘のとおりなかなか町民のところに足しげく通える体制にあるかと、そういった活動ができているかというところについては課題もあって、この4月からこういったことに対してどういうふうに対応が可能かということについて検討してきているところであります。あわせて、今いろんな高齢者、ケースがあります。いろんな困難が生じて施設に入るのがいいのか、在宅をどういうふうに過ごしたらいいのかとか、そういったことで課題を抱えている高齢者の方がいて、それらの一人一人に対して我々保健福祉課の中でケース会議のような形で会議を重ねて、それらの対応をしっかり取り組むというふうな形をやっています。その中で、今言ったような問題あるケースについては速やかに保健師が訪問して状況を確認して、それに必要な対応を考えていくというような形で取り組みをしているところでありまして、さらにどうしても内部的な事務の仕事も多くあるのが実態ですけれども、これらのやり方、そういったものを見直しをしながら、さらに保健師が地域の活動ができるような体制を構築しようということで今考えておりますので、なかなかすぐに結果が出ないかもしれませんけれども、そういう努力をしているという状況についてご理解を賜ればというふうに思います。