中頓別町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日
物価高騰に対する町民支援について
2022年12月14日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「物価高騰に対する町民支援について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 東海林繁幸
5番、東海林でございます。まず、今回は2点質問させていただいておりますが、1点目は物価高騰に対する町民支援についてお伺いいたします。3年に及ぶコロナ禍やウクライナ戦争の影響による国内の物価高は、この町の住民を苦しめています。国の施策に基づき地方自治体はその対応に努力していますが、当町の支援内容をある程度承知した上で次について伺います。1点目、町民に対する支援でこの町の特出すべきものは何でしょうか。2点目、灯油の援助で課税世帯に対しても対象としたのはなぜでしょうか。3点目、このたび予算から支援内容では非課税世帯のみを対象としています。現状を見ると、子育ての世帯を含め高齢者、障がい者世帯など大変な状況が推察されます。対象を非課税世帯とすることを撤廃し、課税世帯も対象とする考えはありませんか。これは全体の課税世帯を言っているのではなくて、非課税世帯の対象とした制限枠の中の課税対象世帯を言っています。4点目、報道によると、大阪では子育て家庭に対し子供1人に10キロのお米を支給するとのことです。このまねをとは言いませんが、福祉の町を標榜するなら、何か特例な対応を考えられませんか。伺います。
答弁 町長 小林生吉
東海林議員の物価高騰に対する町民支援についてのご質問にお答えしたいと思います。まず、灯油の助成につきましては、昨年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により外出の自粛を余儀なくされ、心身ともに疲弊された中、冬期間の原油高騰により生活費の負担が増えたことで、非課税世帯のみならず課税世帯も同じような大変な状況にあることで助成をすることといたしました。今年はさらに物価の高騰も重なっており、昨年度以上に生活費の負担が増えていることで、昨年同様に課税世帯も対象としたところであります。子育て世帯に対する支援については、子育て世帯への特別給付金という形で、世帯の収入や家族構成により金額は様々ですが、国の制度により給付してきたところです。令和3年度の子育て世帯臨時給付金では、児童手当受給者などに児童1人当たり10万円を給付し、生活を支援してまいりました。さらに、臨時給付金の該当にならない特例給付の14世帯にも、町独自の取組により子ども未来応援給付金として1人当たり10万円を給付して支援をしてまいりました。一方で住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金も国の制度により令和3年度に創設され、令和3年度及び令和4年度の非課税世帯や非課税相当の世帯に1世帯当たり10万円の給付を実施しております。物価高騰により非課税世帯のみならず課税世帯も同じように様々な家計支出が増加していくことが想定されます。特に高齢者や障がい者世帯は、年金などの収入が定額で固定されている世帯が主で、就業等による収入増も困難なケースが想定され、物価高騰による影響が特に大きいというふうに考えています。物価高騰に直面しやすい低所得者の非課税世帯を優先に考えていきながら、国や道の制度を最大限活用し、課税世帯への拡大支援については国や道の動向も注視しながら、そのときの状況に応じて検討したいというふうに考えています。それぞれの市町村が工夫を凝らした支援を行っていますが、子育て世帯に関しては出生時の祝金や全ての子供の保育料無償化などの給付のほか、ネウボラによる相談支援体制の構築などに取り組んできており、新型コロナの交付金を活用した給食費無償化などにも町としては取り組んできているところであります。長引く感染症対策で子供たち、保護者の皆さんがそれまでどおりではない日常を送らざるを得なかったことには私も胸を痛めております。改めてポストコロナに向けて失った時間を取り戻し、皆さんの心が晴れるような、元気が出るような取組ができたらというふうに考えているところであります。
質問 5番 東海林繁幸
町長の答弁を聞いていましたら、この町としてそれなりの精いっぱいの対応をしているとは思います。その辺は評価したいと思います。特に児童手当受給者に対して臨時給付金の該当にならない世帯に、14世帯に対して特別に町が独自でやった。非常に評価すべきものだと思います。それで、そういった町の思いは、後半で町長が言っていますが、課税世帯への拡大支援については国や道の動向を注視しながら、そのときの状況に応じて検討したいと考えていますと言っていますけれども、これはちょっと伝わってきません。子供に対しては、特例給付の14世帯に町が独自でやっていた。このぐらいの気持ちで課税世帯にも、障がい者や高齢者の世帯には出すと言えないのですか。これをやるとやっぱり福祉の町だなと思うのだけれども。町民に対する支援でこの町の特出すべきものといったら、その辺を出すのが本当は一番だと思うのです。そのときの状況に応じて検討するというのだけれども、そのときの状況に応じてというのはどんな状況になったら考えるのですか。この辺、では時期について今はそうでないと思っているのですね。では、それがどうなれば課税世帯に、課税世帯といったって非課税世帯とすれすれの課税世帯だってたくさんいるのです。それが高齢者や障がい者なのです。単に所得が低いから課税になったのと働いていてもそれだけの経費が捻出できない。しかし、障がい者、高齢者であるという、そういう課税世帯だってあるわけですから、その辺の差を考えると本来課税、非課税の区別なく、そういった対象には特別な思いを図っていいのでないかと思うのですが、町長、ざっとでいいですから、町長の本当の考え方を聞きたいのです。
答弁 町長 小林生吉
コロナの対策に関しては、これは地元の経済の活性化ということも重なりますけれども、町としても50%のプレミアム付商品券であったり、地元商店で購入できるクーポン券や牛乳の消費拡大ということもありますけれども、そういったクーポン券を含めてできるだけ町民の皆さんの生活にも支援になるような、そんな取組も交付金を活用して行ってきたというふうに思っています。コロナの対策も非常に長引いてきていて、国の対策も何回かにわたる補正予算の中でいろんな支援策などが打ち出されて今日に至っています。そういった中で、町も最終的に今年度における地方創生の臨時交付金のまだ使途の決まっていない分と町がさらにどの程度上積みできるかというようなことも考えながら、今地域の中で本当に困っている、あるいは支援が必要だというところをしっかり見定めた上で、また補正予算のご相談をさせていただくことになるというふうに思いますけれども、やっぱり地域に暮らしている皆さんの気持ちが少しでも晴れるような、何かそんな施策としてご提案できればというふうに考えています。まだ具体的な内容については固まっておりませんけれども、今後そういった支援策を検討し、先ほど東海林議員の言っていただいたご意見も十分に踏まえながら、新たな対策を講じるようにしていきたいというふうに思います。
質問 5番 東海林繁幸
町長の今の答弁は、非常に私は強く積極的な発言と受け止めます。私が言いたかったのは、やっぱりこの町は福祉の町を標榜してきているわけです。そういった施設もこの町の規模からすると多いわけです。福祉に関係する職員、それを利用する人、そういった人を住民としているこの町のありようとして、言うなれば法制度に基づいた措置を対応するのは、これは当たり前の話なのです。それを一歩でも、場合によっては半歩でもいいから踏み込んだ施策、それを求めているわけです。そういう意味でいうと、今の町長の発言は非常に私は強力な、積極的な発言と受け止めます。よろしくお願いしたいと思います。