中頓別町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月26日
防災に対する取り組みについて
2012年9月26日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「防災に対する取り組みについて」質問し、町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 東海林繁幸
私は、2つほど簡単に質問いたしました。簡単にというのは、ちょっと抽象的だったかなという反省を込めながら、どう答えてくれるのかなという期待をしております。まず、1つ目ですが、防災に対する取り組みについて伺います。昨年3月11日の東日本大震災以降、中頓別町の住民も災害に対する意識を本当に新たにし、防災に関する関心は非常に高くなってきました。住民とともに防災を検討する、行政としてまたとないいい機会だと思っておりましたが、町として行政としてどのような取り組みをこれまでしてきましたかということを聞いているのです。よろしくお願いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
東海林議員の防災に対する取り組みについて、今までの取り組みについては、和田総務課長に答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
ご答弁申し上げます。最後に今までの取り組みということでありますので、多少答弁要旨と外れるかもしれませんけれども、その点は再質問でお聞きいただきたいと思います。今年度の町政執行方針では、いついかなる災害に遭遇するかは予想できるものではありませんが、近年台風や集中豪雨により甚大な被害が全国各地で見られることから、集中豪雨への対応について関係機関と緊密に協議を進めながら防災訓練の実施を計画してまいりますというふうに町長は表現されました。担当課といたしましては、この方針を実現するために、これまでに防災訓練を実施している近隣町村などを調査した上で、大変規模は限定的ながら10月中の実施に向けまして一部の自治会、それから自主防災組織、気象台等のご協力を得ながらただいま準備を進めているところだということでございます。
質問 4番 東海林繁幸
最後に念を押したのだけれども、それではこれまでやってきたというのは防災訓練を来月すべく準備をやってきたということだけですか。私は、この1年半というのは、国も一生懸命震災後の取り組みをやってきていても、なおかつさっぱり進んでいないとかといろんな人から言われています。ああいった国民全てが大震災に対して援助をするべくいろんな行動をとったり、国も相当頑張って予算化していても、実際にはなかなか進まないではないか、1年半もたってもと言われているのです。こういったところを見ると、では1年半、この町何をやったのということになるわけ。少なくとも災害は起こらなかったけれども、それの予防対策は何か考えたでしょうと。私も覚えあるのは、気象台の方々を講師にしての防災研修会をやりました。私も防災士のような、何か1日受けただけで資格はいただきましたけれども、あれをやったことも非常によかったと思うのですけれども、あれだって継続しなければ意味がないと思う。この1年半で1回だけです、あれは。そうすると、私が期待したのは、ではこの災害を受けて町民こぞって震災の支援のための寄附も行いました。では、この機会に町もうまいぐあいに、ちょうど住民もやる気になっているから、いろんなところへ行って自主組織をつくらせるとか、それからそういった全体の防災についての、きょうにも防災会議があるのだけれども、その会議はどうなっているのかなと思うのがまず1点。それから、町長、前にも議会のとき言ったと思うのですけれども、防災用品の備蓄を考えると、いろんな避難施設に。それを言ったと私は思っているのですが、そういったことがやられているのかどうか。それから、洪水マップもできて、あれも相当非難ありましたよね。避難所が洪水、つかるようになっているのではおかしいのではないかというような話もあった。あれも見直しをしなければならないという話になっていたと思うのです。さて、つい先日、利尻富士町だったでしょうか、1年生以上の住民全てに防災シートを含めた防災グッズを全ての住民に配ったと書いてあります。すごいなと思ったのだけれども、遠いところの話でなく、島の話なのです。こういった行政の取り組みもやっているので、さて少なくてもどこかに備蓄しなければならないといった経過もあるから、それぐらいの取り組みをしているのかなと思って期待しているのですが、どうなりましたでしょうか。一遍に言ったらまた大変ですので、これだけ。防災会議の関係と防災物品についての備蓄または配布というようなものを検討しているのかどうか、それだけをまずお願いいたします。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
結論から申し上げますと、実は防災事業関連の予算は今年度を見ましても3万4,000円しか組んでいないわけです。大変少ない予算でありまして、中身は何かといえば防災会議のための費用弁償あるいは土のう袋の代金程度しかないわけです。端的にお答えすれば、これまで防災の取り組みというのが平成14年に防災計画がつくられましたけれども、防災訓練もちょっと全町的なものはこのときに行われましたが、それ以降非常に停滞しておりまして、実に長いブランクを抱えているということだと思います。したがって、防災会議についてもこの10年間で数えた限りでは2回から3回ということでございまして、なかなか開かれていない。防災会議で何をするかといえば、当然地域防災計画を見直さなければならないという状況になっているわけですが、これについても行われてこなかった。それで、東海林議員から今ご指摘ありましたとおり、東日本大震災以降災害対策基本法が大きく変わりました。それによりまして、一刻も早く防災計画を見直さなければならないわけですが、それができていないのが今最大の課題であろうというふうに考えております。それから、防災用品の備蓄については、当然改正された防災対策基本法の中でも備蓄関係についても言われているわけです。ですから、これも取り組まなければなりませんが、やはり防災計画を今後検討してしっかりつくっていく中で位置づけをしていく必要があるのかなというふうに現段階ではそこまでの段階しか言えないだろうというふうに考えております。それから、全く取り組みがないということでありますが、実際そのとおりでございますけれども、新しい防災基本法の中では、例えば第7条には住民の責務として住民はみずから災害に備えるための手段を講じるとともに、自発的な防災活動への参加、過去の災害から得られた教訓の伝承、その他の取り組みにより防災に寄与するよう努めなければならないという一文が入っておりまして、その防災思想の普及とともに、防災も基本的には自助、共助、公助の順に考えるところでありますけれども、こういったことを広報の7月号等で載せて、少しはそういったことも取り組まれているかなということでございます。
再々質問 4番 東海林繁幸
あえて再々質問になりますけれども、申し上げますが、この答弁を聞いてこのままやめてしまうと、何を聞きに来たのかわからなくなってしまうので、この際町長、もう一つ町長の口から言ってくれませんか。やっぱり町長がいつも言っている安心、安全な町、暮らしの中に災害に対するきちんとした対応ができていないですよね、ここ。それでは、やっぱり町長がいつも言っている安心、安全と住んでいてよかった町をつくる上の……災害って余りないから吹っ飛ばしていて、被害があったらそのときに何か補助金もらって直せばいいやでは、これはやっぱり行政としてはまずいと思うのです。だから、今こそ住民もみんな防災に関する、例えば予算がかかるとしても、みんなそれなら結構だろうと。私ども議員としても当然時期があると思うのです、そういう時期が。だから、町長、これ何もできていない防災関係と言わざるを得ないのだけれども、今後、これ当初予算のときにも3万何ぼの防災の経費、これ何だと聞いたら、今はこうだけれども、そのうちに防災の備蓄品もしなければならないから予算つけますよというような話をしていたと思うのです。正確には、会議録を見ていただければわかると思うのだけれども。そこで、町長、町長の口からやっぱり防災の取り組みについて私から物を聞きませんから、今後の取り組みについて町長の思いだけ語ってください。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
防災に関しては、本当に突然いつやってくるかわからないものでありますから、いつやってくるかわからないものに備えるということが一番大切なことであると、こういう認識を持っておりまして、私ども行政としても今までの災害等々については平成12年だったと思いますけれども、頓別川の氾濫になるのでないか、そういうような不安を持ってかなりの町民の人たちが右往左往したのでないかなと思います。そういうことを踏まえて平成14年に、言えば集中豪雨に伴う防災訓練を実施したと、こう経過があります。しかしながら、その後一回も防災訓練もされておりませんし、防災計画も修正をしておりません。そういう意味で、これからやはり私どももそういう防災に対する意識を再確認をしながら防災に対する対応を考えていかないとならないだろうと、このように思います。たまたま国もそういう面では開発建設部が敏音知に備蓄品の最低限の備蓄をしていただきました。そういうものをもとにしながら、来年度以降の予算の中でできるものから備蓄品もある程度整えていくと。そのためには、それぞれの自治会だとかそういう、または自治会連合会等々とも相談をしなければなりませんけれども、本年度いろんな準備をしながら、来年度の予算に向けて鋭意努力をしていくと、こういうようなことで今後取り組んでいきたいなと、このように思います。本当に今現在私どもは防災に対する認識が薄くなっていると、こういうことで改めて防災に対する問題について考え直さなければならない時期に来ていると、こういうことで認識を強めてまいりたいと、このように思います。
再々質問 4番 東海林繁幸
ありがとうございました。町長に認識してもらうということは大変、基本的には大事なことなのですけれども、防災会議ぐらいきちっと開いて、いろんな意味があるので、中頓別町の現状把握だけでもきちっとしたほうがいいと思いますし、いろんな自治会、町内会の関係では災害に強いまちづくり全道運動というのをやっていて、いろんな市町村の防災に関する取り組みが集約されて、こんな本にもなっているのです。この中には猿払村の事例も入っています。いろんな、この研修をやると補助金もくれるようになっているので、そういったことをひとつ課長さん方覚えておいていただいて、これから自治会としてもやらなければならないことがあると思いますけれども、町がやっぱり指導していただきたいなというふうに思います。