みんなの議会

中頓別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月20日

順に町政一般について

2012年6月20日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「順に町政一般について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課参事 石川篤、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課参事 石川篤、まちづくり推進課長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受け付け番号1番、議席番号2番、細谷でございます。きょうも町民の皆様の声を町政に届けてまいりたいと思います。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順に町政一般について質問させていただきます。私からは、きょうは2点ほど質問させていただきます。1点目の質問は、エゾシカ対策はどうなっているのかという質問事項につきましてお伺いをいたします。昨年6月の定例会で質問いたしましたが、最近特に本町を含む道北地域においても道東地域と決して変わらないエゾシカの出没被害が見受けられます。推定65万頭が生育するとされるエゾシカに北海道の大地と人間が悲鳴を上げています。森が荒らされ、農林業被害や自動車、鉄道事故も頻発する、そして北海道の自然そのものが食べ尽くされてしまう勢いで繁殖しています。住民に安全、安心な生活環境を提供するためにもエゾシカ対策は今後の重要課題であると考え、次の2点について伺います。1つ、エゾシカによる被害防止対策及び駆除後の処理施設の整備に関する宗谷地域総合開発期成会、南宗谷鳥獣害担当課長会議のその後の進捗状況は。2つ、エゾシカに関する交通事故が後を絶ちません。本町において現在どのような交通安全対策を行っているのか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

細谷議員のエゾシカ対策はどうなっているのかという質問につきまして、1点目の処理施設の整備の進捗状況については石川参事、それから交通安全対策については遠藤課長に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課参事 石川篤(産業建設課参事は2012年6月まで)

1点目についてお答え申し上げます。宗谷地域総合開発期成会においては、平成23年度も北海道に対して重点事項としてエゾシカ等の被害防止対策の強化を強く要望してきたところであり、今年度も引き続き要望していくこととしております。また、駆除後の処理施設の整備に関しましては、南宗谷鳥獣害担当課長会議において協議を重ねてきましたが、この間南宗谷地域での広域による焼却施設の設置を検討しつつも、それぞれの町村でエゾシカの食肉加工の検討や分解処理実験の着手などにより、事実上関係町村の広域による焼却施設の設置は大変難しい状況となっております。今後残滓処理施設の整備についてどのような方法がよいかさらに検討してまいりたいと考えております。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

2点目についてお答えをさせていただきます。エゾシカに対する交通安全対策といたしましては、特に事故が多発すると言われております秋に旬報による注意喚起の実施と国道275号線におけるエゾシカ注意警戒標識の町内10カ所への設置が行われておりますが、道道及び町道につきましては警戒標識の設置はされていないのが現状であります。今後必要と思われる箇所に警戒標識の設置を国、道に要請していくとともに、町民への広報活動を継続的に行い、運転時の注意を高めていきたいというふうに考えているところであります。

再質問 2番 細谷久雄

それでは、再質問させていただきます。町長は、昨年の6月の定例会の私の質問に対し、エゾシカの被害はもはや被害ではなく災害と言える状況になりつつある、また本当の災害になったら大変なことになるので、少しスピードを上げた中でぜひ南宗谷で最終残滓処理ができるような焼却施設を建設するため最大限の努力をしてみたいとご答弁をいただきました。町長、私も中頓別猟友会のハンターとして5月下旬の町のエゾシカの一斉駆除に3日間携わりましたが、中頓別町の全区域にはまず2,000頭以上の個体数がいると思われます。仮にそのうちの4分の1、まず500頭が繁殖し、出産するとすれば、これはもはや被害ではなく災害です。災害を食いとめるためにももっと町として積極的に動く必要があると私は思います。町村の広域による焼却施設の設置が無理ならば、早急に残滓処理施設の整備を町で検討するのではなく計画、実施、実行することが必要なことではないかと私は思います。また、エゾシカによる交通安全対策としては、住民への広報活動も必要なことであるが、町道にもエゾシカ出没の多い箇所に町独自の工夫を凝らしたユニークなエゾシカ注意警戒標識を設置してはいかがか、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたしますけれども、残滓処理の最終処分施設について単独で町村として設置することは大変難しい、財政面も含めて大変難しいと思います。ただ、今道北協同操業株式会社のほうへ何とかエゾシカの最終処分焼却施設の設置について検討してもらえないかと、こういうような話をしておりまして、この会社の社長、または取締役さん等々も農業被害があるということで何とか施設の整備について検討をすると、こういうようなお話をいただいております。ただ、施設の設置についての経費等々については、道北協同操業のほうで持つわけでは決してないと思います。それぞれの町村に負担をお願いをしてやれるのであれば今の神崎にある道北協同操業の敷地内で何とかそういうことができないかと、こういうような検討をすると、こういうようなお話を組合長からもいただいておりますので、もう少しその方向性を見きわめていきたい、こういうような考え方を持っております。また、交通安全対策については、それぞれ交通安全の看板の標識等の設置も必要なところもあろうかなと思います。ただ、これは本当に運転手それぞれが注意喚起を十分しなければならないことでもありますから、運転手の皆さん方にシカの出没があるという認識のもとに、特に薄暮の時期については運転を慎重にしていただくと、こういうような取り組みを強力に町民の方々にお願いをしていくと、こういうことに尽きるのでなかろうかなと、このように思います。

再々質問 2番 細谷久雄

それでは、再々質問させていただきます。エゾシカの一斉駆除があったのですけれども、それの駆除のあり方についてちょっとご質問をいたします。まず、1点目は、この駆除の時間帯が制約があるということです。まず、ハンターが捕獲した午前中のエゾシカの処理が間に合わず、また午後からの捕獲時間を制限されるというのが現況です。本当のエゾシカの一斉駆除を考え、ハンターのやる気を起こすのなら、ハンターが銃を撃てる時間、日の出から日の入り、5月の下旬であれば朝の4時から晩の7時半ぐらいまで駆除を行うのが基本的な一斉駆除ではないか。あとの残滓の処理については、町のほうで方法ややり方を考えるべきである。また、2点目は、出動したハンターについては車の燃料代ぐらいの出動手当を支給することはできないものか。ハンターも早朝から出動、ボランティアで一斉駆除を行っているのが現状です。せめて車の燃料代ぐらいの助成を考えていただけないか。それと最後に、有害鳥獣対策事業、銃猟免状取得補助金制度に一般公募があったのかどうか、以上3点について伺います。

答弁 産業建設課参事 石川篤(産業建設課参事は2012年6月まで)

まず、1点目の駆除の時間帯でありますが、本年度春につきましては午前4時から7時、午後は2時から5時までということで実施をさせていただきました。ご指摘のありましたことは、やはり猟友会さんですとか個人のハンターさんの協力がなければ駆除もできない。協力があって中頓別町のシカの駆除頭数もふえていくということでありますから、できるところ、可能な部分については検討してまいりたいと考えます。ですが、職員も数の限りもありますので、猟友会さん等々とも相談をしながら検討してまいりたいと考えます。それから、2点目の報償費でありますが、確かに報償費は昨年から上がっておりますけれども、駆除の最中はとれてもとれなくも、駆除できてもできなくても中頓別町一円を自動車で走り回るということでございますから、ガソリン代もかかっているということでございます。ご指摘のとおりと思いますので、これについても検討してまいりたいと考えております。それから、3点目でございますけれども、狩猟の一般公募でありますけれども、勉強会のほうには何名か出ていただいたのですけれども、残念ながら今のところ応募はないという状況であります。以上であります。

再々質問 2番 細谷久雄

それでは、再々質問が終わりましたので、最後に一言、シカ処理施設については町長の力をもって何とかしていただければと思い、期待して質問を終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月20日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる