みんなの議会

中頓別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月18日

路線バスの無料乗車券、福祉ハイヤー券の交付、通院の送迎等が行われ喜ばれていますが、高齢化が一層進み、足の確保について

2011年12月18日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「路線バスの無料乗車券、福祉ハイヤー券の交付、通院の送迎等が行われ喜ばれていますが、高齢化が一層進み、足の確保について」質問し、町長 野邑智雄、国保病院事務長 柴田弘、保健福祉課長 石川篤が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、国保病院事務長 柴田弘、保健福祉課長 石川篤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 本多夕紀江

次に、2つ目の質問に移りたいと思います。高齢者の足確保で住みよい町に、通院は戸口まで。路線バスの無料乗車券、福祉ハイヤー券の交付、通院の送迎等が行われ喜ばれていますが、高齢化が一層進み、足の確保について見直しが必要なときではないでしょうか。1点目として、病院の送迎車利用の際、冬の悪天候や寒さの中、外で待つ。帰りは国道でおりて自宅まで歩くのは、通院の必要な高齢者にとっては大変なことです。リハビリ教室のように戸口から戸口までの送迎にすべきではないでしょうか。また、病院の送迎は今兵安、小頓別方面のみですが、他の地域にも広げ、要望があればすぐ対応できる対策が必要ではないでしょうか。2点目として、当町には小回りのきく福祉ハイヤーと大人7人、それに車いす2台の介護タクシーがあります。両者の協力を得て交通弱者の利便性の向上を図ることはできないでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

高齢者の足確保で住みよい町に、通院は戸口までの質問につきまして、1点目は柴田病院事務長、2点目については石川保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 国保病院事務長 柴田弘(国保病院事務長は2014年3月まで)

1点目のご答弁を申し上げます。病院の送迎につきましては、ご承知のとおり小頓別方面の通院患者の利便性を図るとともに、当病院へ患者を誘引するために自動車を所持していない方、家族などで送迎が困難な患者に対して平成12年6月から週2回、月曜日、木曜日の運行を開始し、11年が経過いたしました。平成15年度から月曜日の運行分を豊泉、兵安、神崎経由とし、通院患者の利用ができるように拡大してまいりました。ご指摘のとおり、冬の悪天候や寒さの中、外で待たなければならないのは大変なことでありますので、状況を把握し、改善してまいります。また、病院の送迎の拡大につきましては保健福祉課、まちづくり推進課と現在検討しておりますので、もう少し時間をいただきたいと思います。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

2点目についてお答え申し上げます。平成22年8月16日付で介護タクシー開業者と中頓別町福祉ハイヤー交通費助成事業に係る確認書を取り交わし、町が発行するハイヤー乗車券を町民が利用した場合の対応を取り交わしております。現在福祉ハイヤーと介護タクシー両者の協力により町民の皆様の利便性を図っているところでございます。以上です。

質問 3番 本多夕紀江

病院の送迎については改善してまいりますということですので、早く実現すればいいなと思います。これから寒さも天候も一段と厳しくなる時期です。利用者の人数も限られていて、状況の把握は難しいことではないと思いますので、一刻も早く実施をお願いしたいと思います。次に、福祉ハイヤーと介護タクシーの件なのですけれども、介護タクシーという、ああいうタクシー、近隣の町村にない本当にすばらしい、大変な事業だけれども、すばらしいことを個人で立ち上げる方がいるのだなと思って私はとても感心しています。確認書を取り交わしたとか、対応を取り交わしたとか、そういうことは住民にとってはそう重要なことではなくて、その結果こうなりましたので、住民の皆さんどうぞ利用してくださいと中身を知らせることが大事だと考えますけれども、どうでしょうか。今のハイヤー券で福祉ハイヤーと介護タクシーどんぐり、どちらでも利用できるのか。町民の皆さん、はっきりとは知らないのではないでしょうか。それとも、該当者には詳しく知らせたのでしょうか。しかし、制度というのは該当者にさえわかればいいというものではありません。福祉ハイヤー、介護タクシー、それぞれの特徴を生かして住民が利用できるよう制度を整備していただきたいと考えますけれども、いかがですか。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

ただいまの件につきましては、ご指摘のとおりと思いますので、ハイヤーさん、それからどんぐりさんにつきまして旬報等で町民の皆さんにご周知をしていきたいと考えております。

質問 3番 本多夕紀江

では最後に、交通弱者の利便性の向上という点について、全町的な長期的な計画や展望を伺いたいと思います。通院に限らず、生活の足をどう確保するか。今は市街地から遠く離れた方でも家族の中の80歳代、90歳代の方が車を運転して何とか家族の足を確保している状況があると思います。また、最初に申し上げましたが、いろんな助成制度、送迎事業がありますけれども、それらの個々の事業の中には問題もあります。例えば路線バスの無料乗車券はあるわけですけれども、バス乗り場まで非常に遠いし、75歳過ぎて無料券をもらっても体力的にこれは利用が難しいという問題もあります。では、ハイヤーはということになりますと、ハイヤー券をふやすことは難しいと何度も町長のほうから言われております。そしてまた、便利で大変いいのですけれども、病院は独自に送迎を行っている。ピンネシリ温泉も、これは町の予算とは関係ないと思うのですが、週に何回か送迎を行っていると。これらのいろんな交通にかかわる事業を個々別々に行わなくてもいいように町内循環バスをそういうようなものを運行することに統合はできないのかどうか。それから、路線バスですけれども、天北線の基金が底をついたら路線バスの維持のために莫大な町の負担が生じることになると思います。しかし、冬場とか町外へ用事を足しに行き来したいということになると、路線バスがなくなってしまったら、そして今以上に不便になったら大変困るわけです。これは、中頓別町だけでは対応できない問題とは思いますけれども、基金が底をついてからどうするか考えるのではなくて、今から対応策を考えるべきではないかと思います。中頓別町のどこに住んでいても、せめて最低限病院にかかるのに特別な負担や苦労がかからないようにすべきと考えます。また、年をとっても住みなれた地域で住みなれた家で生き生きと暮らせるよう足の確保は重要なことだと思います。5年先、10年先を見据えた方向性を考えてもらいたいと思って、以上のことを質問します。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。まず、天北線の関係でありますけれども、停留所まで遠いという、そういう問題もあるかもしれませんけれども、やはり天北線というか、宗谷バスを残すことはやっぱり利用頻度を上げなければ残すことにつながっていかないと思うのです。ですから、まずいろんな関係で移動する場合には公共交通機関である宗谷バスをぜひ利用していただいて利用頻度を上げていただいて赤字額を少しでも減らしていただくと、こういうことに尽きるのではなかろうかなと思います。それがこの天北線を走っているバス、公共交通機関を存続させる一つの手段であると、こういうように考えます。私どもも天北線の輸送代替対策協議会にいつも言っているのですけれども、やはり今のような形でいくと、言えばそれぞれの赤字額をその町内での距離で割り返して負担をしないとならないと。今現在私どもも負担をしている赤字額、中頓別町の中を走っている路線は一つもないはずです。そういうことからすると、赤字額の出ている時間帯に走っているバス自体を言えばやはり合理化をして、ある程度見直しをしていかないと赤字額は減らない。たまたまことしの10月から内陸性を走っていたものを沿岸回りに変えたと、宗谷岬回りに変えたと、こういうようなことで効果は若干上がっているようでありますけれども、しかしながら全体的な見直しをしてある程度合理化をしないとこの宗谷バス、天北線を走っているバスの存続というのはそんなに長くもたないだろうと、基金がなくなるわけでありますから。恐らくまず第1に基金がなくなれば音威子府村が抜けることはもう200%間違いない。ほとんど乗っている人いませんから、その分をまた残りの市町村で持つということになると、今の赤字額に輪をかけて負担をしないとならないと、こういうような環境になるということはもうはっきり言えると私は思います。そういうことで、私どもも総会のたびにある程度の経費節減を図るという方策を考えていかなければならないという申し出をしております。また、今本多議員が言いましたとおり、戸口から戸口までいろんな人たちを送迎するということは、ある程度の負担をやはりお願いをしないとそれはできないだろうと思います。そういうことも含めて、将来にわたってどのぐらいの負担をしていただいて、どのぐらいの経費がかかるか、そして対象者をどの年代層からするのか、いろんなことがあろうかなと思いますから、そういうことを考え合わせていろんな検討をしていくと、こういうようなことが必要かなと思いますので、これはやはり一月や二月、そういうようなものでできるものではありません、はっきり申し上げて。今後の総合計画の中でそういうものを位置づけしながら検討を始めると、こういうようなことでご理解をいただければなと思います。

質問 3番 本多夕紀江

やはりこれから総合計画にのせて検討を始めていくということになると、かなり長い時間がかかると思いますので、早い時期での実施、戸口から戸口まで特に。そういうことができるようにしていただきたいと思います。負担については、私から負担すべきということは言えないのですけれども、ある程度利便性が図られれば負担もやむを得ないという気はします。私の質問はこれで終わります。

出典:中頓別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月18日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる