中頓別町議会 平成22年第4回定例会 2010年12月19日
医師の体制等について
2010年12月19日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「医師の体制等について」質問し、町長 野邑智雄、国保病院事務長 青木彰が答弁しました。
- 質問者
- 柳澤雅宏 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、国保病院事務長 青木彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 柳澤雅宏
続いて、2点目について、医師の体制等についてお伺いしたいと思います。前院長が退職後、新たな体制のもとで国保病院が町民の生命を守る役割を果たしていることに安堵し、現院長初め医療スタッフの尽力に敬意を表したいというふうに思います。常勤医師1名体制では、激務であることはこれまでも指摘されてきましたが、全道各地に医師を派遣する医大からの支援が確実ではない中、もう一名の常勤医師を探す取り組みはどうなっているのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
医師の体制等について、青木事務長に答弁をいたさせます。
答弁 国保病院事務長 青木彰(国保病院事務長は2011年6月まで)
私のほうからお答えをさせていただきます。北海道初め公的な機関については、町長、私が随時要請のための訪問をしているほか、電話等での情報交換をしてきております。また、民間の医師紹介事業者とは現在までで8社と契約を結んで情報をいただいているほか、町長が札幌に出向いた折には北海道支社もございますので、そちらのほうに訪問して依頼をしてきております。そのほか、町内出身の医師や知友人の方、そして以前から当病院を支援していただいている医師の方にも情報の提供をお願いしてきておりますが、現時点では医師の採用に結びつく結果にはなっておりません。今後は各医大に派遣要請をしている結果が今月中に出され、派遣がない場合、北海道全体での調整ということに希望を託すことになりますが、状況は大変厳しいものと思われます。現状では、応援医師の確保にも苦慮する場面もありますが、院長にはこれ以上の負担をかけないよう応援医師の確保に万全を期すとともに、もう一名の常勤医師の一日も早い確保に向け、さらに努力をしてまいりたいというふうに考えております。
質問 6番 柳澤雅宏
医師の確保というのは、大変難しいもので、そう簡単なものでないということは私も認識しておりますが、それでお願いしている各医大とのパイプというのは現在のところどういうふうになっているか、その点をお聞きしたいというふうに思います。
答弁 国保病院事務長 青木彰(国保病院事務長は2011年6月まで)
医大との具体的なパイプという部分では、ございませんけれども、北海道を通じて各医大に、まず医師要請という形でそれぞれの医大に町がこういう医師を派遣していただきたいということで要請書という形で出すことになっております。それは、既に出させていただいておりまして、各医大からそれに対して派遣できる、できないの返事が来るということになっております。ほとんどが派遣が難しい、それでなくても大きな基幹病院からの医師引き揚げというふうなことで新聞報道でもされておりますけれども、そういった時代の中で大変厳しいと。さらに、そういう状況を踏まえて北海道としては各医大、それから民間の病院等を含めた中での派遣調整会議というものを設けていただいておりますので、それが1月以降開催をされて道内から派遣要請が相当上がると思いますけれども、そこに向けて緊急的な順位をつけて派遣をしていただくと。これは、ここ二、三年そういった形をとって道としてもやっているということであります。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私から参考までに今までの医師の照会等について若干お話をさせてもらいますけれども、5月の上旬に耳鼻咽喉科のお医者さんの話がございました。何度かお話し合いをしたのですけれども、なかなか採用には至らなかった。それから、6月上旬には3人セットで採用してくれないかと、こういう話もありました。これについても3人セットで採用できないので、お断りをいたしています。それから、6月上旬にもう一件ありました。これは、50代のお医者さんなのですけれども、外来のみで宿直はできないと。これも宿直ができないのであれば難しいと、こういうようなことでお断りをいたしました。それから、7月上旬には67歳のお医者さんから話がありましたけれども、これも週1回しか泊まりがだめだと、あとは近隣のどこまで送迎をしてほしいと、こういうような話でお断りをいたしました。また、8月の上旬にも59歳のお医者さんから話がありました。しかしながら、私は基本的には今の伊藤院長が一緒に勤務をしてもいいよというお医者さんでなければ採用しないと、基本的にそういう考えを持っておりますので、今お話ししたような5件についてそれぞれ伊藤院長と協議をして、院長のほうがどっちかというと断ってほしいというような意向に基づいてお断りをしているという状況でありますから、今後も伊藤院長と一緒に院長が医療に携われるというお医者さんを目指して努力をしてまいりたいと、このように考えております。
質問 6番 柳澤雅宏
状況は大変わかりましたし、それぞれコンタクトはあってもなかなか条件として合わないのかなと、何よりも伊藤院長とのいわゆる呼吸が合わないと、それはやっぱり難しいのだろうなというふうに思います。これ以上私が質問しても医者が見つかるわけではないので、町長初め事務長、今後とも早目に新しいもう一名の医者が見つかるように鋭意努力をしていただきたい。また、我々ももし何かそれに関する情報があったら町長にお伝えして、一緒にできる限り協力していきたいと思いますので、今後ともひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。続きまして、総合計画についてお聞きしたいと思います。国会では、地域主権改革関連3法案が現在継続審議となっておりますが、来年の通常国会で成立する可能性が高いと言われております。これに関連して地方自治法が改正され、市町村基本構想、つまり総合計画の策定義務も廃止されることになろうかというふうに思います。来年度は、第7期の総合計画策定の年に当たるわけですが、どのような計画づくりを考えておられるのか、町長の見解をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
総合計画について、私からお答えをいたします。国会では、地域主権改革関連3法案が継続審議になっており、まだ地方自治法が改正されていない段階ですから、従来どおりの策定方針で進めていきたい、このように考えております。ただし、現在検討している自治基本条例案では、総合計画は町の最上位計画と位置づけ、かつ執行機関はこれを政策の最高規範と位置づけて行政運営に当たると、こうなっております。このような考え方を基本に据えて第7次総合計画づくりを進めてまいりたい、このように考えているところでございます。
質問 6番 柳澤雅宏
それでは、まず第7期の総合計画をつくる前に、第6期の総合計画があと残り1年ということですけれども、この第6期の総合計画が9割終わってきた時点で、これをどう評価しているのかなというのがまず私としては気になるところです。第6期で一流の、中頓別づくりというのをスローガンというか、テーマというか、そういう形で6期をきたわけですけれども、今になってその一流の、中頓別づくりって何なのだというような疑問が沸々とわいてくるというのか、今終わるようになってからその一流の、中頓別づくりって、そうしたら一体目指したものは何だったのだろうというのがやっぱりちょっと疑問がつくのです。それで、この約10年間で、ではその目指した一流の、中頓別づくりはどれぐらい進んだと言えるのだろうというのがちょっと漠然とわからない。それで、この第6期の総合計画の評価、そういうものがある程度あってやっぱり第7期のまた目指すものが見えてくるのかなというふうに思うので、その第6期の総合計画の評価をどうとらえているのか、その点をまずお聞きしたい。それから、今までどおりに策定していきたいということなのですけれども、それでは元来からやってきた総合計画基本構想、それから基本計画、それから実施計画というような、そういう構想でいくのか、その点従来は基本構想が議会の議決事項になっていましたから、これはつくらざるを得なかったのだろうなというふうに思うのですけれども、また同じような形をつくっていかれるか、その点についてお聞きしたいというふうに思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
第6期の評価の関係でありますけれども、それぞれ町民の方々、我々もそうでありますけれども、とらえ方についてはその人の考え方によって大きな差があるのでなかろうかなと思います。ただ、総合計画等はやっぱりそれに載っていない事業等もローリングをして追加をしていく、または削除をしていくという行為もありますから、私は一概にこれが50%、60%、70%と評価を数字であらわすべきものなのかどうなのか、それぞれの人の判断によって違うだろうと思います。私は、執行者としてこの10年間大変厳しい財政の中でもそれぞれ予定どおり事務事業等が執行できたと、こういうようなことでは評価としては高いほうの位置を示していると、このように自分ではとらえておりますけれども、それもまた人によっては判断が違うのでなかろうかなと思います。しかしながら、この10年間をやってきて、町の整備をするほとんどのものについては、一段落できるような状況になったのでなかろうかなと思います。そういう意味では、この10年間の評価を踏まえて、今後は第7期の総合計画でそれを生かしていく、または今後の第7期の総合計画ではハードよりもソフト事業に力を入れるべきでないかなと、このように考えています。また、もう一点の第7期の総合計画では、基本的には今のところ基本構想、基本計画等々からスタートしなければならないだろうと思います。それは、さっきも申し上げたとおり、自治法の改正が今現在なされていないからであります。それが自治法が改正になってもう基本構想等の議会の議決が要らなくなったら、そうしたら今度はそれで本当にいいのかどうなのかと、そういうような問題もあります。特に議会の議決を要しないそれぞれの問題、計画等も独自の地方自治法の第2項に基づいて町村が議会の議決をして決めるのだと、こういうような方向性を持って進めるべき課題に該当するのでなかろうかなと私は心では思っておりますけれども、そういうものが必要ないかどうかということについては今後内部でも十分検討していく必要性がある、このように私は思っております。
再々質問 6番 柳澤雅宏
ちょっと再質問で聞くのを忘れたので、再々質問でお伺いします。それで、地方自治法がどう改正されるかによるので、それがまだはっきりしない段階ではこうしていきますというのは町長としてもなかなか現時点では言いづらいのかなというふうに思います。まだ制定まではいっていませんけれども、自治基本条例の中に総合計画については議会の議決を要するという文言が入っておりますので、自治基本条例が制定されれば、おのずとそれが決まってくるだろう。ただ、これも解釈によっては今までみたいな構想だけなのか、基本計画まで入るのか、実施計画まで入るのかというのがちょっと、これもきちっと条例を定めていかなければ何とでも言いようがあるのかなという気がするのです。それで、自治基本条例が制定されれば、それに付随して、それに関連する条例というのはある程度の時間は必要とされるでしょうけれども、制定されていくようになるだろう。また、議会としても議決権の拡大ということをみずから判断して条例を整理していくということも必要になろうかと思います。それで、そこら辺がちょっとあいまいでもありますし、それから総合計画のつくり方というのもあいまいなところが結構あるのかなというふうに私は思います。それで、各自治体でこれらの策定の仕方、あるいはこれをどう運用していくかということを踏まえて総合計画の策定と運用に関する条例というものを制定して、ここら辺きちっと決め事をつくっているのです。つくるときにはこういうふうにつくらなければならない、これを運用するときにはこういう運用をしなければならない、あるいはこういうときには議会の議決を要するとかという整理をかけている自治体が多いので、私も中頓別町においても総合計画をつくる上において総合計画の策定と運用に関するそのような条例をきちっと制定して、それに基づいて総合計画づくりを行う、あるいは運用を図っていくという方法をとられるべきだと思いますが、この点について町長はどうお考えでしょうか、最後にお聞きします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
総合計画の策定やら運用に関する条例、つくっている町村もはっきり言ってあります。そういうところを参考にしながら、今後検討してみたいなと思います。ただ、総合開発委員会を委嘱をして今現在第7期の総合計画の策定の準備に入りつつある、もう足をかけているみたいな状況でありますから、ただそれを今こういう条例の中でまた改めて総合開発委員さんにお話をするということになると思いますので、まず町として条例を制定する方向として考えながら、総合開発委員会の委員さんにもこういう条例を策定をしようと思っているというお話もしながら進めてまいりたいと、このように思います。
再々質問 6番 柳澤雅宏
それでは、ぜひ策定委員のほうと十分協議していただいて、極力そういう状況にしていただきたいというふうに思います。それでは、最後に地方交付税の使い道についてお聞きしたいと思います。今年度の本町への普通地方交付税額は、対前年度比で6.9%増の21億8,600万円に決まったと伺っております。現在の予算額は20億1,000万円ですから、約1億7,000万円近い額が留保財源としてあることになりますが、この使い道をどのようにされるのか、町長の所見をお伺いいたします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
地方交付税の使い道について、お答えをいたします。現在の留保財源は、地方交付税や臨時財政対策債など約4億円程度あります。今の時点で必要となる見込額は、特別会計の収支不足による繰出金などで約1億3,000万円程度を予定しております。残り約2億7,000万円を最低でも公共施設整備等基金や財政調整基金、減債基金に積み立てをして将来の財政運営に支障のない状況に少しでも近づけていきたい、このように考えているところでございます。
再々質問 6番 柳澤雅宏
ここで本来ならば先ほどの星川さんと同じ質問をするつもりでいたのですけれども、先に星川議員が質問して町長の考えをお聞きしたので、再度同じことは聞きませんけれども、現在この3つの基金で約8億ぐらいになっていますよね。それで、前回の一般質問で藤田さんからこれの取り扱いについて聞かれておりまして、町長の考えとしては5億から10億を積んでいきたいのだというふうに答えています。それで、先ほどのいわゆる福祉に関して単年度的な福祉をやるのなら、私は本当に意味がないというふうに思うのです。だから、やるとすれば、額は小さくても継続的にやっていかなければ、それはやる意味がないというふうに私も思います。それで、お金はないよりあったほうがいいので、留保財源もないよりあったほうがいいのは私もわかりますけれども、ではどこら辺まで、そうしたら10億になるまで積んでいくのかと、そういうところがいつまで積んでいたって切りがないのでないかなという気もやっぱりするのです。積むことは何ぼでも積めますから、これ以上積んだらだめですよなんていう法律もないので、そうするとどの程度まで、いわゆる自分の財政力としてどの程度の積み立てがあれば、まあ、当面いいだろうという判断をされるのかお聞きしたい。それで、前回の質問で本年度少なくても2億円を公共施設整備等基金に積みたいという考えを持っておられたようですけれども、本当に2億程度の金をまたここに積むのかどうかお聞きしたいというふうに思います。この公共施設整備等基金にです。それで、前回公共施設整備等基金の使い道について計画はないという、それで町長の答弁で第7期総合計画の中で必要な計画等を組み込んでいければいい、いければいいと言うよりは私は組み込むと言うべきではないのかなと思うのです。総合計画の中へある程度の計画として入れていくよ、やるやらないはともかく、施設がもつのならそんなに急いでやる必要はないので、だけれどもある程度計画をつくっておいて、それで積むのですよということでなければ、言い方を変えれば、どうやって使ったって公共施設整備になるわけで、道路を直しても橋を直しても公共施設になるわけでしょう。そうすると、やっぱり何年ごろには、特に町長がこれで言っている一番古い町民体育館、それから中頓別中学校の校舎、体育館、これらはもう古くなっていますよということで認めているわけですから、では第7期の総合計画で何年ごろにこれを建てる計画を立てよう、体育館は何年ごろ、中学校は何年ごろというような総合計画に計画性を持っていかなければならないと私は思うのです。そうでないと、この基金を拘束する何物もないということなので、町長の今後の対処にもいろいろ質問は出ましたけれども、町長がかわったときにここに金があるではないかと、ではこれ使おうなんていうことだってあり得ないことではないので、やっぱり何がしかの決め事をつくっておかなければだめだと私は思うのです。だから、その上でもやっぱりきちっと計画をつくる、第7期の総合計画に組み入れていく、そういう手段は最低行うべきだと思うのですけれども、本年度も2億積むおつもりか、そういう計画をきちっと立てていくおつもりか、その2点をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、公共施設整備等基金にどのぐらい積むのかというお話でありますけれども、9月の一般質問にもお答えをいたしました。本年度できるのであれば2億5,000万ぐらい積みたいのだと、そういうお話をさせていただきました。私は、基本的には9月に5,000万円を予算計上して、承認をいただいて、積むことができることになりました。今お話ししたとおり、2億7,000万円程度、今の見込みでは少なくても最低そのぐらいは余剰金として出るだろうと思っていますから、2億円ぐらいを積みたい、そのように思います。それで2億5,000万になるだろうと思っています。はっきり申し上げて、今の町の早期健全化団体になった原因は、公共施設整備をやったことによっての借金の額によるものなのです。そういう意味からいくと、このぐらいの中頓別のような財政の小さなところでは、今後5年後、10年後ぐらいのペースで公共施設を改築をしなければならない時期が間違いなく来るだろうと、私そう思います。もう古くなったから要らないわと、こういうようなことであれば、それはいいのですけれども、そういう施設だけではなく、どうしても更新をしなければならない施設が出てくる、そのときにまた大きくお金を借りて早期健全化団体にならないような基盤を、私は個人的にはけちくさいほうですから、つくり上げておきたいと、はっきり申し上げてその気持ちを持っています。それが基本で、できるだけ積んでおきたいと。ただ、私は、この余剰金を積んだから決しておろさないのではなく、やはりそのとき、そのときの必要な目的を議会でも認めてもらえるような事業であれば、これは取り崩して予算計上して執行していくと、これはもう当然のことであります。そういう意味も含めて、先ほど星川議員にも言いましたけれども、私が高齢者福祉について今考えているのは、1つは少額であっても月に2,000円程度病院の医療費の助成を考えてあげたいなと。それで、担当の主幹には月額どのぐらいが平均ベースになっているかと、または限度額がどうなっているかだとか、そういうような調べを指示をしております。そういう中でやはりある程度の高齢者福祉にも手をつけてあげたいなと、そういう気持ちがあるということであります。ただ、先ほど2点目の質問にありましたけれども、この基金の使い道についての一つの方針みたいなものについては、先ほどお話ししたとおり、やはりそのとき、そのときの状況に基づいて議会にお願いをして取り崩して予算計上していくということの議決が必要なわけでありますから、それに基づいて執行していくという考え方を持っているということでご理解をいただければと、このように思います。
再々質問 6番 柳澤雅宏
できれば総合計画の中でもまた議論されるのかなというふうに思いますので、今回はこれで私の質問を終わらせたいと思います。