中頓別町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月13日
路線バスの町内無料乗車券の町外乗り越しの運賃について
2010年9月13日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「路線バスの町内無料乗車券の町外乗り越しの運賃について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課参事 石川篤が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課参事 石川篤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 本多夕紀江
続きまして、2つ目の質問、路線バスの町内無料乗車券の町外乗り越しの運賃について質問したいと思います。中頓別町内に限り無料の高齢者バス乗車券ですが、町外、例えば旭川方面に行く場合、小頓別でバスを乗りかえなければならないので、現状では町内無料とはいいながらも現実的に乗車地点から終点、音威子府までの運賃を全額支払うことになります。乗車地点から乗りかえなくても、音威子府でおりた場合町外分の乗り越し運賃だけを払えばいいように工夫すべきではありませんか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
本多議員の路線バスの町内無料乗車券、町外乗り越しの運賃について、石川保健福祉課参事に答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課参事 石川篤(保健福祉課参事は2010年9月まで)
ご答弁申し上げます。路線バスの無料乗車につきましては、あくまでも町内において病院や買い物、その他の用事などに高齢者が利用していただくこととしておりまして、最初から町外への乗り越しなどは想定しておりません。したがいまして、ご質問の乗り越し運賃だけを払えばいいように工夫すべきという点については、大変難しいものと考えております。以上であります。
質問 2番 本多夕紀江
最初から想定していないということですけれども、想定していないからこういうことになるのだと思います。現実はどうかということをよく見て、よく考えて、せっかくのこういういい制度が実効性のあるものになるように努力をしていただきたいと思うのです。新たに無料乗車券の制度を設けるというわけではないのです。そこで、現実なのですけれども、例えば中頓別の市街地からバスに乗って町内で用事を足すということは現実的にはほとんどないのではないでしょうか。それから、ピンネシリ温泉は今送迎バスを走らせていて、それに多くの高齢者が乗っていらっしゃって温泉を利用していらっしゃいます。町外の医療機関を受診するとなると、病院代よりも交通費のほうが高くつく、そういう現実もあります。一たんバスをおりて、次のバスに乗りかえればいいといっても、路線バス1日にほんの数本しかなくて、10月からまた本数が減るということです。実際には、本来無料でいいという町内の部分についてもお金を払って乗らなければならないという現実になっています。自力で公共の交通機関を使って用事を足したり、あるいは旅行を楽しむ、そういう元気なお年寄りをもっと応援するという気持ちを持ってほしいと思います。バス利用の促進ということにもつながるし、バス利用の促進にも向けて、バスを使う人はどんどん使ってもらいたいということをやってほしいと思います。そこで、伺うのですが、大変難しいというわけをお聞きしたいと思います。どんなことをやった結果、だれとどんな交渉や話し合いをした結果、難しいという結論になったのでしょうか。
答弁 保健福祉課参事 石川篤(保健福祉課参事は2010年9月まで)
本多議員さんの言われていることは確かにわかるのですが、主眼はやはり病院ですとか町内での消費なども考えてこういった制度がつくられていると思います。ですから、最初に申し述べましたとおり、あくまでも町内において病院ですとか買い物に行くのに制度化されているということでして、ご質問今ありました大変難しいとはどんなことをやられて、どんな結果なのかということなのですが、今回初めてこういう一般質問が出てきているわけでして、どんなことをやってどんな検討したのかということはやっておりませんけれども、考えられることは、今現在は無料乗車券は371名の方に交付をしております。75歳以上の方です。その方々が半数程度仮に使って無料バスに乗っていたとしても、今契約しているのは年間で92万4,000円くらいです、宗谷バスとの契約は。ですから、中頓別から小頓別まで片道八百数十円ですから、これを往復ですと1回1,600円から1,700円ぐらいになります。これが半数近くの人がもしバスを2回程度利用すると120万前後になります。今のところ92万4,000円で足りておりますが、今の制度の趣旨は別にいたしまして、それを宗谷バスのほうに仮に、我々がバスに乗るわけにもいきませんので、バスの運転手さんにこういう今ご質問あったようなことをやれるかどうかとお伺いしても、そういう面でかなり難しいのではないか。一人で運転しておりますので、難しいのではないかなということが1点と、今92万4,000円で済んでいる委託料がこういうことをやることによってさらに値上げを要求されるかもしれないということも考えられます。そういうことも含めて、難しいものと考えるという答弁といたしました。以上です。
質問 2番 本多夕紀江
初めてこういう一般質問が出たので、別にやってみたわけではないと、考えられることはと、これ予想の話ですよね。本当にそういうふうになるのかどうか。路線バスの会社と実際に交渉してみるべきではないでしょうか。確かに今バスもワンマンになって、乗り越し運賃だけ、差額分だけを払うということになって運転手さんに過重な負担がかかるようなことではやはり困ると思うので、どんなやり方がいいかというのは、そこは町のほうも一緒になっていい方法、バスの運転手さんに余り負担にならないような方法を一緒になって考えなければならないと思います。ただ、今こういうことで92万円で契約している。例えば2回利用したら100万円を超える。これは、本当に予想の話で、2回利用したとして100万円超えて、92万円が100万円少しになったら、これは制度自体続けられないということになるのかどうか。値上げも要求されるかもしれないという予想の話ですので、現実にできないのかどうか、もう少し検討してみていただきたいと思います。路線バスの会社には、町としても年間2,000万円近く、かなりの負担をしてもいるわけですけれども、交渉はできないのかどうか、町外への乗り越しは想定していなかったということですけれども、制度もつくりっ放しでなくて、年数がある程度たった時点で状況の変化に合わせて見直しもある程度必要ではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私からお答えをいたします。まず、この路線バスの無料乗車の関係については、高齢者の福祉対策の一環として、町民の高齢者の方々が町内で買い物や、または病院、用事を無料でバスに乗って行うことができる。あくまで趣旨は、町民が町内で物事をする場合に75歳以上の人たちについては無料で乗れるような仕組みをつくったわけでありまして、決して町外につなげるためにつくったわけではありません。あくまで町内での用事を主として行えるように、ですから高齢者の町民の方々が町内において乗車をし、そして町内で下車をする、これを目的にこの制度を設けたわけでありますから、今本多議員の言う町外への乗り越しについては想定はまずしておりませんし、そういうことについてあくまで無料乗車のとらえ方をしているわけでありませんので、そういう面でご理解をいただくというのが一番でないかなと思います。いろんなことを想定すればそれなりに考えられますけれども、あくまで町内で乗車、町内で下車と、こういう考え方であります。ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 本多夕紀江
3回目ですので、これは答弁は特に要りませんけれども、現実には医療機関を受診するといっても専門のところがなくて、町内の町立病院で受診できたら一番いいところを町外に出なくてはならないという、そういうやむを得ない事情なんかもあると思いますので、そういうところも見ていただければと思います。