中頓別町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月9日
第1点は町村合併に関する協議の場について
2008年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「第1点は町村合併に関する協議の場について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 東海林繁幸
私は2点ほど通告しておりますけれども、質問の前に基本的に私が質問する事項の姿勢だけはお伝えしておいて、それから入りたいと思うのですが、まず私は定例会ごとに一般質問の機会には必ず質問させていただいております。その理由については、当然おわかりと思いますけれども、この町についての、この地域についての、または行政についての課題がたくさん見受けられるということです。今回も地域課題をいろいろ出してみると、少なくとも10件以上の課題があります。私としては、その中から喫緊な事項、または重要な事項、そういったものを選択して2件ほどにまとめておりますけれども、そのほかのことについては同僚議員の皆さんの質問にまたは期待しているということでございます。そういった意味で、私はこれから2問質問させていただきますが、まず第1点は町村合併に関する協議の場についてお伺いいたします。平成17年4月に合併新法、言うなれば市町村の合併の特例等に関する法律が施行されました。その期限は5年間でありまして、平成22年3月までとなっております。旧合併特例法の流れには乗れなかった本町ではありますけれども、町長は当分の間単独でいくことを表明しております。そのことから、ここ3年間合併新法下での検討はなされずにいます。これが私はちょっと不思議なのですけれども、なぜこれまで検討がされなかったのか、放置されてきたのか、3年間も。今後も検討の場を設ける考えはないのでしょうか。私は、合併をするしないはともかくとして、旧合併法では合併をしようと、4町合併から2町合併になり、3町村合併、それが壊れたからといってできなかったわけで、当時当町としては合併の方向でやってきたわけですから、それができなかったという現実はわかっていますけれども、なぜその後の合併新法を学習する、または検討する機会をつくらなかったのか。町長がしないと言ったから、それでいいというものではないと思うのです。これは、住民にも新法の状況を知らせたり、いろんな意味でやらなければならないことがたくさんあったのでないか。議会では、いろんなことで研修の場はあったと思います。こういったことを含めて基本的に伺うわけですけれども、合併新法のメリット、デメリットを町長はどういうふうにとらえているのか伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
東海林議員さんの町村合併に関する協議の場についてお答えをさせていただきたいと思います。まず、ご承知と思いますけれども、2004年3月に2町1村による法定合併協議会を設立しまして、8カ月間の協議を続けてまいりましたけれども、2004年の11月の第12回協議会で協議がまとまらずに解散が決定し、この時点で私は当分の間単独で町政を運営していく方針を表明をいたしました。まず、その理由でありますけれども、合併協議会において各種協議、調整等に町の職員、また合併協議の委員さん等々については大きなエネルギーを費やし、また今後地方交付税の総額がどのように変化をするのか、または当時新合併特例法により北海道がどのような勧告、あっせんの対応をするのかなどを見きわめる必要があるとその時点で判断をしたところであります。その後2006年の7月に北海道が市町村合併推進構想を発表し、その中で中頓別町、浜頓別町、枝幸町の組み合わせが公表されました。この構想について、私としては合併するとしたら南宗谷が一つになる案が最も一般的な考え方というような談話を発表いたしました。なお、この発表につきましては、新聞社から聞かれたということでこういう談話を発表したと、こういうことでご理解をいただければなと思います。その後3町での協議をしようという申し入れは2町からも出ておりませんし、私からも合併協議の申し出はしておりません。今後も中頓別町から合併協議の申し出をすることは考えておりませんけれども、他の町村から声がかかれば、議会とも相談し、判断したいと考えております。また、合併新法のメリットとしては、普通交付税、特別交付税、合併推進債等の財政措置がありますけれども、これがメリットと言えるかどうかわかりませんけれども、そういうような方向性が国から出されておりますし、また当町の位置づけが、合併する中での位置づけがわからない中でのデメリットは、なかなかお答えしにくいのでないかなと、このように考えているところでございます。
再質問 3番 東海林繁幸
再質問させていただきますが、基本的に町長の施政方針の中にも今後のまちづくりを左右する重要な課題であるという位置づけを考えていらっしゃいますよね。今後のまちづくりに重要な課題であるという合併の論議がだめだったから、しないのだというのではなくて、町長一人でみんな背負ってしまいますよ、これでしたら。もし合併しないで著しく町村や住民に負担をかけることになったら、町長責任とれますか。やっぱりみんなで、せっかくの合併新法ができたら早目早目に、そのものがどうなのであるか、そういったことを論議する場を設けるのが首長としての役割ではないですか、私はそう思うのですけれども。議会としても、それに当然対応しなければならないと思うのです。現に豊富町では、議会には合併の協議をする、合併問題を研究する特別委員会が設置されているのです。そういった中で、町長もここで執行方針の中では重要な課題であるという位置づけを示されているわけですから、これは私のほうからはしませんではなくて、私のほうからしなくてもいいから、私どもの町の者がこのことについてどう考えたらいいのかとか、そういった研究や協議をつくる場を積極的につくるのが理事者の役割だと私は思うのですけれども、いかがですか。それと、町長、これ見ていますよね、道で出している、企画部地域主権局の市町村合併グループが出しているものですけれども、道はもう既に公表しておりますということで、町長の回答にもありますけれども、こういったものや北海道市町村合併シンポジウムin旭川というのがあったのですけれども、そこでも知事が出てきて、合併シンポジウムに知事が出てきてやるということは、その合併シンポジウムの中身は国の合併論議の先導的な西尾先生だとか小西先生だとか出てきているのだけれども、全く基礎自治体の考え方はもうそっちの方向で動くだろうと思えるようなことで、細かいことを言うとあれですが、このままでいったら特例町村といって行政機能も今の何十分の1かに落とされるような町村になりかねない、そんな実態もどんどん研修会の中で出てきているし、そこに知事までが出てきているのです。あいさつをしている。私どもはやっぱりそこに危機感を持つわけで、そういった状況が特に今年度、いわゆる19年度においての動きがあったのです。それを見て、全くまだこの協議会の場をつくる気もないとかというのではなくて、町内での学習会も含めてやっていかなかったら、これはやるやらないにかかわらず、平成22年3月というとあと2年間です。仮にこれをやっぱりやるべきだということになると、当然来年度、いうならば4月以降に、合併をするとすれば直ちに準備にかからなければならない時期にも来ているわけですから、もう少しこれを町民にもわかるように前向きに町としての検討をすべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私が一般的に先ほど答弁させていただいたのは、合併の協議会のテーブルにみずから長から、私のほうから声をかけるということはしませんよと、こういうお話をさせていただきました。この合併新法については、2006年の9月の広報で町民の皆さん方にお知らせを、この新法の関係等々についてお知らせをさせていただきました。私もその情報交換ということでは、職員の中では今後の自治を考える会みたいな組織がありますから、そういう中に参加をしながら勉強しておりますけれども、今東海林議員さんの質問では町の中にそういう勉強会なりを設ける必要性があるのでないかと、こういうようなとらえ方をさせていただきましたけれども、それに間違いないでしょうか。そういう意味であれば、私は勉強することには、これはやぶさかでありません。町民の人たちもいろんな情報を得た中で町民の人たちがどういう判断をするのかと、こういうような一つの目的を持った勉強会、研究会なり、題目は違ってもそういう制度をつくってやることについては、これは当然問題はないと、こういうふうに考えておりますし、またそれぞれ、豊富さんの話さっき出ましたけれども、豊富さんのやつは一回も、恐らく新法の前につくった合併協議会、地元の町のそのものが中止されていないで継続してきているのでないかなと思います。ただ、今この新法の中で私どもがどういう情報を得ているのかというものはなかなか、メリットとしては先ほどお話ししたけれども、余り財政的にはメリットはないと、そういう気もいたしておりますし、そういう中で町民の人たちに情報提供するための学習会等については立ち上げることについては決してやぶさかでありませんので、そういう方向で検討してみたいなと、このように思います。
再々質問 3番 東海林繁幸
再々質問いたします。町長の考え方も今わかりましたけれども、合併という問題に対する合併する危機感も含め、合併しない危機感も含めて、もう少し危機感が足りないのではないでしょうかと思わざるを得ない。当然職員の中でもこういったものに対する検討委員会みたいのがあってもいい、協議会みたいのがあってもいいし、私ども議会としても先日この合併問題について常任委員会の所管事務調査事項として検討しようということになっております。テーマにしております。今後はそういったことがされると思うのですが、やっぱり基本的に今示されている、これは一つの案といいますか、ということになると、基礎自治体の中で特例町村というのは、戸籍住民登録関係の窓口受け付けだとか、あとは保育関係の実践、教育関係の実践、教育委員会や保育所は残そうということらしいけれども、あとはほとんど窓口業務で終わってしまうというようなことになったときに、それを想定するとやっぱり住民としては寂しいなと。何とかそれをその前に、きちっとした自治体構成ができるものであればやってもらいたいということも住民はわからないでいます。広報に1回出したから住民わかっているというのなら、町長、これはありがたい話ですけれども、そんなものではないと思うのです。住民にこんな大きな問題を掲げるとき、投げかけるときには、もう少しきちっと住民の意思や意見、まして自治運営する役場の職員の皆さんの考え方、議会の皆さんの考えも含めて、これから何回かこういった機会を双方でつくるのもいいですけれども、住民の皆さんも含めて考える機会を一度、自治基本条例の制定などでは随分学習会もやりましたね、先生方呼んで。そういった意味では、合併に関する研修会を催したりする、そういった意思があるのかないのか。先ほど役場の職員だけでそういった機会をつくるということについてはやぶさかでないというお話がありましたけれども、もう一つ輪を大きくして、合併問題に関するフォーラムをやってみるというようなことも含めてお考えがあるのかないのか、最後に伺いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
合併をしなかった場合の町村のあり方等々については、あくまで今こういうぐあいになります、ああいうぐあいになりますという確定的なことはありませんから、それについてはお答えはちょっと難しいと思います。ただ、北海道町村会の会長が総務省との話をしている中では、いろんなスタイルの町村があってもいいだろうと、こういうお話をしていますよと、こういうようなことが言われておりますし、また今第29次の地方制度調査会が開催をされております。そういう中での答申がどう出るのかもちょっとわかりませんけれども、しかしながら北海道は今180の市町村ありますけれども、そういう中で今現時点で新法内で合併が確実視されているのは村でいけば1つと私は聞いておりますけれども、今後まだことしを含めて2年間ありますから、どういう形になるかわかりませんけれども、そういう状況のもとに今現在あるということだけ情報提供した中で、質問にありますことについてお答えをいたしますけれども、今後の中頓別町の自治を考える会的な表題で地元の人たちにご案内をした中で、募集をした中で委員さんなり出てもらって、どういう仕組み、どのぐらいの頭数になるかは別にしてでも、そういうような町独自の勉強会を立ち上げてみたいなと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
再々質問 3番 東海林繁幸
よろしくお願いいたします。町長、私は合併推進論とかなんとかではなく、それ以前の話をしましたので、その辺誤解ないようにしていただきたいと思います。それでは、2つ目の質問に変えさせていただきますが、グループホーム整備に関連する課題であります。平成20年度においてグループホーム9名の設置が予定されているわけでありますが、これらの配置先といいますか、設置先を旧中農高職員住宅を当て込むというふうに今まで聞き及んでおるわけですが、ただこれはまだ人様のものでありますので、その取得状況、それからそれらをグループホームにする、使い勝手がよいように改修しなければならないと思いますけれども、それの改修必要経費、またその財源の措置についての見通しを伺いたいと思います。それから、2つ目は、入居者の一月当たりの負担の内訳です。これは、今施設からそちらのグループホームへ来たときに、そこの食費だとか管理費のほかにも生活用品、衣服等も含めて個人的に必要になってくるわけでありますけれども、今の施設利用者の年金等の状況を伺いたいと思っております。3つ目でありますが、これはちょっと心配なことなのですけれども、グループホームを整備するということは、ケアホームとはまた別な考え方でいかなければならないのですが、グループホームというのは本来的にはおよそ利用者としてはA型という形の利用者で、基本的には町に職場があると、働く場所があるということが基本的な要綱であります。9名ですから、9名が全部A型かどうかわからないのですけれども、ケアホームも兼ねてという考え方で一体化した施設ということですから、B型も本来入るのだろうと思うのですけれども、勤め先、これを町長は以前から大変心配してはいたと思うのですが、これがきちっと確保される見通しがあるのかどうかということであります。それで、月収をどの程度と予測しているのか伺いたいと思っております。それから、次、4点目なのですが、障害者自立支援法により22年の新体制移行時にはさらに21名の入居者で30名になるわけですが、その大半は今言った就労継続支援事業B型、非雇用型と言われている利用者でありまして、これはB型の方々には今まで通っていた施設に戻して、日中は戻して、通所させると。この中で技術支援、生産技術の習得を兼ねながら授産所めいたことでいろいろ活動をさせなければならないということになっているのですけれども、そういたしますと今の厚生園の生産機能といいますか、非常に中途半端というか、小規模なわけであります。本来は、この利用者の皆さんに幾らかの所得を見込めなければならないわけで、そうしますと相当大きい、大規模ってどんなものかと言われたらわかりませんけれども、例えば今鶏の飼育は数十羽ですよね、これが少なくとも数百羽、または数千羽にしなければ、一定の所得を利用者に配分する、支給するなどということにはならないと思うのです。そうすると、今の天北厚生園の機能では、あの施設機能では何をやるにしても大変だ。キノコの生産をやるにしても何にしても大変だと思うのです。とすると、グループホームに高等学校の職員住宅を向けるとすると、今の農業高等学校の加工施設だとか、それから温室だとか畜舎だとか、ああいった施設活用を当然のように考えるべきだろうと私は思うのです。基本的には、その時期がグループホームに入居する時期と合うのが一番理想的だと思うのです、その施設整備が。ただ、いろいろ財政的な都合もあるでしょうから、なかなか一緒にはならないとしても、当然のように私は先ほど言ったように高等学校の関連施設の活用をグループホームに入る人々のためにも整備する必要があるというふうに考えますが、以上について町長の答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
グループホーム整備に関連する課題について、初めに奥村保健福祉課長のほうから答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)
まず、1点目の住宅の取得の状況、改修の必要経費、財源等についてでございますが、中農高の職員住宅を現在町では無償譲渡されるよう教育庁に申し入れをしているところでございます。教育庁では、町の意向に沿って今月中に知事部局と協議をする予定となっております。グループホーム等整備に係る事業費についてでございますが、設計委託費及び改修費を含め約1,300万ほどで、財源につきましては日本財団の助成事業を予定しておりまして、補助金につきましては基準単価の75%で、約950万ほどになり、残りの財源につきましては町で支援していく予定でございます。2点目の入居者の一月当たりの負担の内訳と現在の収入の状況でございますが、グループホームに入居した場合の費用につきましては、天北厚生園での推計で、入居に係る支援費の基準単価の1割の負担額と家賃、それから光熱水費等の共通経費、それから食費等で約6万円程度が必要と見込んでおります。入居者の収入の状況につきましては、障害基礎年金の2級で約6万6,000円、1級では8万2,000円の支給となっております。3点目の就労の見込みと月収をどの程度予測しているかのご質問でございますが、天北厚生園では入居予定者につきまして現在既に一般就労している事業所を含め、新たな雇用の場を確保し、9名の入居を予定しております。なお、雇用の場の確保につきましては、各事業所にお願いをしており、見通しはつけられる見込みとのことでございます。また、一般就労による月額収入につきましては、4万から5万程度を目標に努力しているとのことでございます。4点目の中農高の施設活用の件についてでございますが、平成22年4月からは21名の施設利用者がグループホーム、ケアホームに移行することから、天北厚生園では移行に合わせて、就労の場として就労支援B型事業所の開設を予定しております。今後就労の事業内容及び中農高の施設の利活用について天北厚生園と十分協議をしながら支援をしてまいりたいというふうに考えております。
再々質問 3番 東海林繁幸
本当は再質問なんていうのはしたくないので、十分答えてもらうことが一番いいのだけれども、やっぱりまだわからないところがあるので、まず1点目の財源なのですけれども、これは相当確立の高い財源で、ほぼ950万円というのは決まりと見てよろしいのでしょうか、まずその辺1点。それと、入居した場合の経費なのですけれども、大体5万から6万が通常経費として必要だろうと、そしてその他一般生活費として1万から2万が必要だろうということになると、2級の年金6万6,000円なのですけれども、これではちょっと足りないなという形が考えられます。それで、四、五万程度の所得を期待しているということでありますけれども、それが確保できればありがたいなと思うのですが、どうも今の奥村課長の答弁では施設任せのような気がしてならないのです。町長は、かつて私の質問に対して、町としても就労の場の確保やそういったことには一生懸命やるよというようにお答えいただいた経過があったと思うのだけれども、厚生園はそれなりに自分たちのことですから一生懸命やるのは当然なのだけれども、やっぱりよりよい職場開拓も含めて、町としてのかつての設置者として責任があるわけですから、その辺もう少し町長の意気込みを聞きたいなと思います。2点目です。それから、先ほど、ここで町長の答えでは中農高の施設の利活用について天北厚生園と十分協議しながら支援しますと、これはわかるのだけれども、その以前の天北厚生園では移行に合わせて就労の場として就労支援B型事業所の開設を予定しております。B型事業所の開設を私は高等学校の残り施設でやらなければ間に合わないのでないのということを聞いているのです。その辺答えなかったら、私の答えになっていないのだ。だから、例えば鳥が今何十羽といいましたか、その程度だけれども、400羽なり500羽なり、または1,000羽なりにするとすれば、今の高等学校の畜舎あたりが適当なのかなと思ったり、それからキノコであれば、乳製品加工室がありますよね、ああいったところを使う計画があるとか、またはバイオ試験棟の利用を計画しているとか、草花であれば温室を利用するのだとか、もう少しきちっとした答え方がされてほしいと。今できないとしても、少なくとも来年度中ぐらいにはそれをまとめたいということを、厚生園に任せるだけでなくて、町も積極的にそれにかかわっていく考え方はおありか聞きたいと思います。
答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)
財源の確立が高いかというご質問でございますが、日本財団の助成につきましては、この3月から4月にかけまして補助金の申請を予定をしております。今現在厚生園では実施設計をかけているところでございまして、その金額が出た時点で日本財団のほうに申請をする予定でございまして、今の時点ではまだ何とも言われませんが、可能性としては町としてはその財源を予定をして、実施をしていきたいということで最大限努力をしていきたいというふうに考えております。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私から補足をさせていただきます。まず、財源の問題でありますけれども、財源については単純に財団の補助率を補助基本額に掛けているだけで950万ということでありますから、補助単価、または補助事業の中身、それから今回改修をする中身等々についてすべてが整合性があるのかどうなのか、私どもはそこまではまだ熟知をしておりませんので、しかしながら道と国からの補助制度を当て込むと200万円しか該当にならないということを考え合わせると、日本財団のこの補助制度を活用するのが一番財源的にいいのかなと、こういうことで考えておりまして、今現在私どもできるだけ支援をしてあげたいということでありますから、施設に要する改修等の残りの財源については町のほうで負担をしてあげようと、こういう考えを持っているということでご理解を賜ればと思います。また、2点目の雇用の場でありますけれども、私のほうでは前回の質問でできるだけ町も支援をしたいと、こういうようなお話をさせていただきました。一般就労になるのか、または就労支援、B型事業所等々の問題になるのかは別にして、私はそれぞれの担当課に、農業協同組合だとか森林組合、または長寿園等々の事業所に参加をしてもらって雇用の場の確保をするための会議を開きなさいと、設けなさいと、こういうお話をしております。その中に町の総務課長も入って、総務課長は町の中で知的障害者の人たちにやっていただける仕事がないかどうかと、各課横断でその部分の調査をしなさいと、こういうようなことで、21年一番初めのスタートするわけでありますから、本年度中にそういうような会議の中でいろんな町民の事業所についても協力をいただいた中で、そして町も今やっているいろんな各種事業の中で知的障害者の人たちにやってもらえるものがあるのかないのかと、こういう検討をしなさいという指示をしておりますので、こういう部分についても町としても協力をしていきたいと、こういうような考え方でもってことし1年間進めてまいりたいと思います。また、中高の跡地の問題について、今月中に教育庁と知事部局との協議がなされるようであります。私どももある人を通じて、できるだけ町の意向に沿って中高の施設が町のほうで利用できるように、こういうようなお願いをしている最中でありまして、私どもその結果を見た中で、残りの施設をいかに天北厚生園でいろんな構想に基づいて使えるのか。1つは、ゆっくりな村構想、またはプロジェクト北の杜等々の起業化の問題として活用できるのかと、こういうものとリンクさせながら検討を十分していきたいと、こういうことでご理解を賜ればと思います。
再々質問 3番 東海林繁幸
再々質問でありますが、2つほど確認させてください。日本財団の助成事業が申請前に、幾らかというのはまだこれは無理な質問かとは思うのですけれども、いずれにしても、その金額を期待するとしても残り財源については町で負担しなければならないという事実があると思うので、これは町長間違いないのだろうなというふうに思いますが、この確認をしたい。例えば補助対象とならなかったとかということで、また国の補助でいうと200万あるわけですけれども、いずれにしても町の負担が大きくなる可能性がないとも言えないと思うのですけれども、それでも財源確保には責任を持つと言っていただけるのかどうかが1つ。それと、高等学校施設の利活用に関するわけですけれども、例えば厚生園が直接経営という形で施設利用するという形と、先ほど町長からもお話あったけれども、北の杜という構想の中でどなたかが運営していただいて、厚生園の利用者がそこへ入っていくという手もあるだろうとは思うのですけれども、いずれにしても私はそういったこと、まだ譲り受ける前の段階の話なのですけれども、今ここでそれを期待しなければ、グループホーム、ケアホームの運営がうまくいかないだろうと、私そこが心配で聞いているのです。ですから、町長の考えの中にもそういった中農高の施設の利活用の一部としてグループホーム、ケアホームに入る利用者の皆さんがあの地域で行動できる、そして授産事業といえるか、そういった事業に携わることができることを私は期待しているのだけれども、町長はどうですか。以上です。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、1点目の確認を求められておりますので、それにお答えをいたします。天北厚生園が南宗谷福祉会等に経営をお願いをした時点から、いろんな施設等についての整備については町も全面的に協力をしますよと、こういうような話をしておりますから、そういうことからいくとこれは大きな一つの施設整備に当たるのでなかろうかなと思います。そういう意味では、新しい事業でありますし、また障害者自立支援法に基づく取り組みでありますから、私も全面的な協力をしていきたいと、こういうようなことで、額だとか全額だとかという話はちょっと難しいですけれども、そういうことでご理解をいただければと思います。また、今2点目のお話ありました中高の施設利活用、私もグループホーム、またはケアホームが教員住宅を利用することができると、こういうような発想、考え方、それから男子寮、女子寮が天北厚生園の本体として利用できるということが決定をするとしたら、やはり中高の施設または敷地内で、今までいた90人の人たちがいろんな面で社会参加の勉強、または就労の場、それから町民交流、そういうものが1カ所で行えるのが一番ベターだなと、こう思います。そういう意味では、今後そういう面で北海道の協力をいただければ、そういう方向を主にして考えていきたいなと、こういうことでご理解をいただければと思います。