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中頓別町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月6日

財政状況の把握について

2007年6月6日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「財政状況の把握について」質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 柳澤雅宏

それでは、まず財政状況の把握についてお伺いしたいと思います。今国会で25日に衆議院を通過して、今参議院へ送られて、成立が確実と言われております自治体財政健全化法についてでございますが、この健全化法には四つの項目がありまして、一つには普通会計の赤字額の割合を示す実質赤字比率、それから水道や下水道、病院などの全会計赤字額の割合を示す連結実質赤字比率、それから毎年度の借金返済額の割合を示す実質公債費比率、それから第三セクターや公社等を含めた連結債務額の大きさを示す将来負担比率、この四つの指標を求められるようになると言われておりますが、これらについては本町の現在の財政状況を見きわめる上でも大変重要な数値であると考えます。これらの健全化に対する具体的な指標基準というのはまだ示されておりませんけれども、どうせ20年からやらなければならないことなので、平成18年度の決算においてでも早期にこれらを算出して、前もって数値を把握することが当町の健全化に向けても重要なことだと思いますので、その点についてのお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

財政状況の把握について、私からお答えをいたします。地方自治体の財源健全化法案は、四つの健全化判断指標の導入と、その数値が基準値を超えた場合に早期健全化団体となり、さらに悪化が深刻化した場合については財政再生団体となり財政再建を行うというものでありまして、今お話ししたとおり平成20年度の決算から全自治体が策定し、公表する予定となっているところであります。また、財政指標の基準値については、現時点では未定ですので、町としては平成18年度決算をもとに、その指標を取り入れ、数値を算定をしていきたいと考えておりますけれども、もう少し時間をいただきたいなと思います。ただ、この財政指標の数字については、私ども今承知している中ではことしの12月ぐらいになるのでないかと、こういう話もあります。そういう意味で、もう少し時間をいただきたいなと、こういう考えを持っているところであります。

質問 6番 柳澤雅宏

このごろ何でもそうなのだけれども、国の法律ができたときに表紙は先に来るのだけれども、その中身はまだまだ真っ白というのがほかの法律でも見受けられるので、各地方自治体がそれらに対応するというのは、法律が先にできるのだけれども、中身はこれからだというのが多いので、大変なのだろうと思います。それで、今回の新法案の核心部分と言われる財政の悪化を見きわめる基準というのがまだ示されていないので、早期健全化団体となるのか、財政再生団体となるのか、両方にも入らない本当の健全な団体と言われるのかは現時点では判断はしづらいのだろうというふうに思います。ただ、これらの指標が出ようが出まいが、この四つの項目の数字というのは変わらないわけで、その結果としてどうなるかというのは12月ぐらいに示されて出てくるのかなと。だから、それはそれとして、まずこの四つの数字が当町の場合はどういう数字が出るのかというのが私は一番重要なのだろうというふうに思います。それで、時間をいただきたいということなので、今回18年度決算でもやりますよということなので、大変前向きな答弁をいただいたので、その点については大変私も理解いたします。ただ、18年度決算、9月の決算審査までにある程度この数字が出していただけるのならば、我々としても18年度の数字、これから19年度に向けて今度は19年度の数字ということになっていくので、決算審査までに出していただけるのかどうか、その点について再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

今私どもが地方自治体の財源健全化法に基づいて、私が今わかる範囲では早期健全化団体になる可能性は高いかなと、こう思います。それは、一つは病院が累積欠損金を持っているということでありまして、あとの部分については公債費の比率が高いだとか何かあったとしても、健全化計画を出しておりますから、それはひっかかる可能性というのは私は低いのでないかと。そして、なおかつ平成19年度も20年度も公債費適正化比率に基づいて事業等をやっている範囲でありますから、問題はないのかなと思いますし、また病院を抜かすと全部実質黒字経営でありますから、問題はないのかなと思います。ただ、今お話ありましたとおり、9月の決算期までに今言われている四つの比率を出せるのかどうなのか。これについては、先ほど申し上げましたとおり、まだ参議院が通っていないという絡みもありまして、私どもに詳しい情報がまだ流れてきていない。こういう面からいくと、法案の趣旨、要旨だとか、または是正の手順だとか指標のチェックだとか外部監査だとかと、いろんな項目は来ていますけれども、計算方法等がまだ我々としては入手していないということで、間に合うかどうか。間に合えば、私どもも担当の方に計算をさせて出すことは可能でありますけれども、その辺がまだはっきりつかめないと、こういうことでご理解をいただければなと思います。

質問 6番 柳澤雅宏

了解いたしました。それでは、その計算数値等が出されましたら、早急に算出されて、できれば9月の決算審査までに間に合えば、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。それでは、続いて自治基本条例についてお伺いします。町長の執行方針にもありましたけれども、会期前に自治基本条例について議会もかかわって議会としての草案、それから若干ですけれども、検討委員会で検討されたので、それに対する修正草案等も出してきた経過がありますけれども、町長も自治基本条例については前向きな考えを持っておられるようなので、自治基本条例を制定するに向けて、政策、理念を盛り込んだタイプの条例としていくのか、あるいは自治体運営型の条例とするのか、またその双方を取り入れたような中間型の自治基本条例とするのか。政策テーマ、方針を同条例でどのように扱うつもりなのかお伺いしたい。これは、会期前に自治基本条例について議論したときも、このテーマが大変大きなテーマとなってきた経過もありますので、その点についてお伺いしたい。それから、自治基本条例、それから総合計画、それに基づく各種政策等の条例、計画等もありますが、まちづくりの仕組みとして、わかりやすくその条例や諸計画の体系化を図っていくべきではないかというふうに思いますので、その点についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

自治基本条例について、私からお答えをいたします。自治基本条例に関しては、新たな委員会を設置をして検討をしていくことにしております。ご質問にある基本条例の性格そのものが検討委員会で議論される最大の論点であると考えておりますので、委員会の答申を踏まえて判断をしていきたい、このように考えております。また、わかりやすいまちづくりの仕組みにつきましては、総合計画を核に政策と事務事業を体系化していくということが基本であると考えておりますので、総合計画のあり方やその策定手続等について自治基本条例で定めるよう検討委員会に諮問をしてまいりたいと、このように考えております。

質問 6番 柳澤雅宏

基本条例の性格そのものが検討委員会で議論される最大の論点であるというふうに答弁されておりますが、確かに最大の論点であることは私も間違いないのかなというふうに思います。ただ、その政策や何かをどのように扱っていくかというのを検討委員会で検討していただくのに、検討委員会としてもどういうように検討していったらいいのかというところをつかむまでに恐らく大分時間がかかるのではないかなというふうに私は思うのです。それは、検討委員会ですから、十分検討されることは好ましいことですけれども、その核心のところへ入っていくまでに相当な時間がかかるような気が私はします。そういう点では、ある程度こちらの方から考え方を示して、それの是非も含めて検討委員会で検討された方が検討の内容も早いだろうし、検討委員会のメンバーとしても検討しやすいのではないかなと。まちづくりの仕組みとも当然これは絡んでくるわけで、自治基本条例で政策的なものをどう扱うかということで、その仕組みというのもまた変わってくるのかなというふうに思います。当然まちづくりの基本となるのは総合計画ですけれども、自治基本条例で総合計画をどう位置づけるのか、諸事業、諸計画というものは総合計画の流れとしてどこにあるのか。だから、あくまで私の考え方ですけれども、自治基本条例を見ることによって、まちづくりの理念というのは総合計画に映る、具体的な政策というのは総合計画を見ることによってどういうものが政策としてあるか、それによってどういう条例ができている、どういう計画ができている、そういう流れになるのが私は一番理想とするところなのかなと。これは私の考えですけれども、そういう面ではある程度方向性を委員会の方々に示してやった方が私はいいというふうに思うのですけれども、その点について考え方としてどう考えておられるかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

自治基本条例の新たに設立する委員会、私は自治基本検討委員会の委員長から私どもに報告あった中身を十分検討した中で検討委員会を立ち上げていきたい、このように考えておりまして、特に旧検討委員会で総合開発委員会から出ている人たちを中心にして検討委員会をつくりたい。また、10人程度を予定していますので、公募したり女性を入れたりしながら新しい検討委員会を立ち上げるわけでありますけれども、そういう中では総合開発委員会から旧の検討委員会に出ていた人も、10名を予定するとしたら半分以上はいると。こういうことからすると、今まで検討委員会で議論をしてきた関係については十分熟知している。主体的に検討委員会に策定の方向性を決めていただいた方がより住民の人たちがつくった自治基本条例になっていくのでないかなと、私はそういう一つの考え方を持っておりまして、先ほど申し上げたとおり最大の論点になるのはその辺なのかなと、こういうことで、できるだけ早く新しい検討委員会を立ち上げるために、10日の旬報では公募の委員を募集いたしますし、また総合開発委員会で旧検討委員会に入っていた人たちについても了解を得るための努力をする最中でありますから、そういう面で6月中に立ち上げた中で今お話あったようなことも踏まえて十分議論をしていただいて、町民がつくった町民の自治基本条例となるように努力をしてまいりたいと、このように考えております。

質問 6番 柳澤雅宏

わかりました。検討委員会もこれから数回重ねて議論されると思いますので、ぜひ検討委員会の方々で議論されて、よりよい自治基本条例ができますことを望んで、質問を終了させていただきます。どうもありがとうございました。

出典:中頓別町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月6日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる