中頓別町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月6日
防災計画について
2007年6月6日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「防災計画について」質問し、町長 野邑智雄、総務課長 米屋彰一が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課長 米屋彰一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 本多夕紀江
2問目に移りたいと思います。防災計画についてですけれども、第6期総合計画、その中の第2次実施計画第1部4章では、新規事業として地域防災組織の設立支援を掲げていますが、それと同時並行するか、むしろ先行して現在の防災計画を整備、見直しすることが必要ではありませんか。ここ数年、防災会議が開かれておりませんが、地球的規模でさまざまな災害が発生していますので、実効ある防災計画を早急に整備すべきと考えます。今現在、次の点はどうなっているでしょうか。一つ目、避難場所や避難所の住民への周知。二つ目、避難誘導など災害弱者に対する援助の方法。三つ目、長時間停電への備え。四つ目、食料や生活必需品など救援物資の備蓄について。以上を伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
防災計画について、米屋総務課長に答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 米屋彰一(総務課長は2008年9月まで)
お答えいたします。防災計画についてですが、本年4月11日に防災会議を開催し、現在防災計画の見直しを進めています。今現在次の点はどうなっていますかというご質問でございますが、1点目につきましては、防災計画では避難場所は6地域8カ所、避難施設は12地区21カ所を定めて、災害の状況に応じ、それぞれ指定することになっておりますが、住民への周知は不十分であり、今後周知していきたいと考えております。2点目でございますが、防災計画では災害弱者対策計画が定められておりますので、防災訓練等を実施する中で実効のある援助の方法を確立したいと考えています。3点目でございます。役場、病院、町民センター等に非常用自家発電機を設置してありますが、長時間停電で避難が必要となったときの避難場所、避難所の電源確保等を検討しなければならないと考えております。4点目については、現在特に対応はしておりません。
再質問 2番 本多夕紀江
再質問をさせていただきたいと思います。何年かぶりに防災会議が開かれましたことは、前進したということだと思います。自然現象を災害に発展させないために、平常時の災害予防対策こそが重要で、それには地域全住民の参加が不可欠ではないかと思います。そこで、4点ほど質問をさせていただきます。総合計画でいっている地域防災組織と防災計画の中の自主防災組織は同じものなのでしょうか、これが違うものであったりしたら困りますけれども。防災組織を編成して、役割分担をして訓練などを行うということで地域住民同士の日常生活場面での結びつきもより強まり、そのことが地域づくりやまちづくりにもまた役立つと思います。町政執行方針の中で、町長も新しい自治の仕組みづくりで述べておられますけれども、幅広く町民が参加でき、町民本位、町民主体の公共サービスが提供できる仕組みづくりや地域のコミュニティーを核に安心、安全なまちづくりと、こう言っておられますので、防災組織というのがまさにこのあたりに当てはまるのではないかと思います。二つ目ですけれども、避難場所、避難所の周知についてです。市街地の避難所のうち1カ所に、割と近いところに3カ所避難所が固まっているようですけれども、もしものときにその1カ所に人が集中しないような配慮をすべきかと思いますけれども、いかがでしょうか。相当古い建物があったり設備が余りよくない建物があったりしますと、どうしても設備がいい新しい建物というふうに、避難する人はそっちへ行ってしまうのではないかと思います。もう一点ですけれども、国道の西側、あかね団地は、災害弱者が多く住まわれている地域でもあります。頓別川にも近いところです。近いどころか、頓別川のすぐ下です。最も近い避難所までも相当な距離があります、国道を越えて。このことについては、どういうふうに考えていらっしゃいますか。最後の四つ目ですけれども、救援物資について特に対応していないということですが、お金がない中で果たして使うのかどうかわからないものにお金をかけるのは非常に抵抗がある。もったいないかもしれませんけれども、万が一に備えて必要最小限でも備えておくべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。以上4点です。
答弁 総務課長 米屋彰一(総務課長は2008年9月まで)
まず、1点目、自主防災の関係でございますが、これにつきましては総合計画と違ったら困るということなのですが、違いはございません。その中で同じような対応でやっていきたいと考えております。それと、避難場所の周知でございますが、1カ所に集中するのではないかというようなご質問でございますが、これについては今後防災計画等の見直しを図っていく上でそれらを精査していきたいと考えております。また、あかね地区の災害弱者等の避難場所までの距離等、これらにつきましても先ほど述べましたように防災計画を実施する中で実効性のある計画を立てていきたいと考えております。救援物資の関係でございますが、救援物資についても現在中頓別町地域防災計画の中に食料供給計画だとか、医療、生活必需品等物資供給計画がございますが、今ご指摘にあったように、なかなか財政的な面からも備蓄については難しいのかなとは考えております。そして、なおかつ、調達方法ですか、そういったものも検討する必要があるのではないかと、そういったことも考えております。
再質問 2番 本多夕紀江
今の答弁の中でちょっとわからないことがありましたので、再質問として伺いたいのですけれども、総合計画の実施計画の中でいっている地域防災組織、防災体制の整備のところで地域防災組織の設立支援をするという新規事業の地域防災組織と、防災計画の中に定められると思いますけれども、自主防災組織、現在の防災計画の中でも自主防災組織がいわれているわけですけれども、その二つの防災組織は同じ組織になるのかどうか、対応が同じ、同じ組織なのかどうか、ここの点を再質問としてお伺いいたします。
答弁 総務課長 米屋彰一(総務課長は2008年9月まで)
文章上の組織、意味合いとか文章表現等は異なるのかもしれませんが、同じ組織と考えております。そして、防災計画でいう自主防災組織、先ほど言われた今後の中頓別町における地域づくり、まちづくりに、そういう組織を形成することにより大変役立つのでないかというようなご指摘もございましたが、それについては防災計画の中でも自主防災組織の育成だとか、あわせて防災に対する啓蒙活動だとかという部分も載ってございますので、それらを含めて自主防災組織、それらを育成していくということで、意味合いでは同じと考えております。
答弁 総務課長 米屋彰一(総務課長は2008年9月まで)
表現は違いますけれども、同じものです。
再々質問 2番 本多夕紀江
それでは、再々質問として2点お聞きしたいと思います。現在防災計画の見直しを進めているということですので、以前とは違った実効性のある計画となるように成果に期待したいと思います。そこで、一つ目、見直した防災計画の完成というのは、いつごろを予定されているでしょうか。それから、二つ目ですけれども、災害時には、何か非常時ですね、何かあったら住民の一人一人が自分が何をするか、どこへ避難するのか、まただれを助けるのか、だれに助けてもらうのか、そういうことがわかるようなマニュアル的なものが必要だと思うのです。防災計画とは別に、そういうものをつくられることを考えていらっしゃるでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私からお答えをいたします。防災計画の見直し、今担当の方に指示をしておりまして、中身の再点検をしながら見直しを進めさせているところでございますけれども、私は担当の方にできるだけ早く見直しをして、防災会議を開いて承認をしてもらうようにという指示をしております。担当もこの4月にかわったばかりでありますから、なかなか思うように見直しができないのかなと思いますけれども、本年度中のできるだけ早くに見直しをして、防災会議を開いていきたいと、このように思います。また、2点目の非常時防災のマニュアル的なものについては、大変難しい部分があるのでないかなと思います。そういうことからして、地域の防災組織を立ち上げた中で、本来であればどういうときにどういう人たちがリーダーになって地域住民の誘導をしていくのかと、こういうことにつながっていくのが一番ベターでないかなと思います。我々も防災訓練やる場合については、消防、それから役場と、こういう中で連携をとりながらやっておりますけれども、しかしながらそれぞれいろんな災害があって、それに対応するというのはなかなか難しい。そういう意味合いから、地域防災組織だとか自主的な防災組織を立ち上げた中で、地域地域で頑張ってもらうと、こういうことが必要でないかなという判断を持って、総合計画等々についてこういう表現をしているところでありますので、今お話あったようなマニュアル的なものをつくるということについては大変難しいですけれども、かわりに地域の防災組織等を立ち上げていくために努力をしてまいりたいと、このように考えております。
再々質問 2番 本多夕紀江
ありがとうございました。とにかく実効性のある防災計画ができることを期待しております。全住民、それから役場の全職員の方々が実際に活用できるようなものであってほしいと思います。以上で私の質問を終わります。