中頓別町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月18日
ある高齢者事業団について
2005年12月18日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「ある高齢者事業団について」質問し、町長 野邑智雄、助役 矢部守世が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、助役 矢部守世
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 本多夕紀江
それでは、二つ目の質問に移りたいと思います。住民の多様なニーズにこたえるサービス提供と組織づくりについて。全道で139の市町村にあり、南宗谷では2町、枝幸町と浜頓別町ですけれども、にある高齢者事業団について伺います。今コミュニティービジネスが注目されていますが、高齢者事業団もその一つだと思います。南宗谷2町の高齢者事業団の年間収入は、700から800万円程度と聞いています。高齢者事業団のよいところは、長年培った経験や技能を生かして働くことで生きがいになり、社会参加ができ、収入にもなること。仕事の依頼者は、個人でも企業でも団体でも、また自治体でも特に制限がないこと。三つ目として、地域循環型経済にもつながることなどです。そこで、次の2点について伺います。1点目、高齢者事業団を立ち上げるとしたら、町として補助金を初め何らかの物的、人的支援を行う考えはありませんか。2点目、人と人とのつながりを深め、人も地域も暮らしやすく元気になる事業や組織の立ち上げに行政は進んで指導的役割を果たすべきではありませんか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
住民の多様なニーズにこたえるサービス提供と組織づくりについて、助役から答弁をいたします。
答弁 助役 矢部守世
それでは、私の方からお答えを申し上げます。高齢者事業団を立ち上げるとしたら、町としても情報の提供や相談、人的支援等をしなければならないというふうに考えております。今まで高齢者事業団の設立に対し関係団体にお願いしたところでありますけれども、今後も進んで指導的役割を果たしていきたいというふうに考えております。
再質問 5番 本多夕紀江
再質問をさせていただきます。答弁の中に補助金が含まれていませんが、金銭的な支援はできないということでしょうか。枝幸、浜頓別両町では、道の補助金、町の補助金を合わせて事務局の経費に充てているようです。道が補助金を出すということは、国や道でもこの事業を市町村に対して奨励しているということではないでしょうか。それから、設立に対し関係団体にお願いしてきたということですが、どんな団体にどうお願いしたのでしょうか。そして、いまだに設立に至っていないのは、何らかの障害や事情があったのでしょうか。三つ目ですけれども、今後も進んで指導的役割を果たしていきたいというところに大いに期待をしたいと思っています。今考えている指導的役割の中身を教えてください。
答弁 助役 矢部守世
3点のうち最初の2点について私の方からお答え申し上げます。金銭的な支援の関係でありますけれども、今後団体との協議を進めていく中でどういった組織ができ上がるのか、立ち上げられるのかという、その辺も含めて金銭的な支援、当然補助金の関係もございますけれども、その辺も検討の材料に入るのかなというふうな意味合いを込めまして、1回目の答弁で人的支援等ということで含まれておりますので、ご理解をいただきたいなというふうに思います。それと、2点目の関係団体との今までとのお願いの経過でありますけれども、端的に申し上げまして関係団体は社会福祉協議会であります。平成15年から協議を進めておりまして、私どもの方の協議のあり方、それから社会福祉協議会の協議の姿勢、それぞれのそれに積極的にかかわるということの意識の希薄さから、今日まで具体的な組織の立ち上げに至っていないということで、これを機会にまたさらに双方積極的に立ち上げに向けて検討を進めるということで話をしておりますので、その辺でご理解をいただきたいなというふうに思います。3点目につきましては、町長の方から答弁を申し上げます。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
3点目の関係でありますけれども、今までいろいろ協議をしてきた社会福祉協議会に町長名で会長あてに正式に文書で依頼をしてまいりたい、このように考えております。今までも口頭でいろいろお願いしてありますけれども、しかしながら改めて文書で会長あてにお願いをしていきたいと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
再質問 5番 本多夕紀江
今の答弁を聞きまして大変安心いたしました。中頓別では、高齢者事業団は必要だと考えておられると受け取ってよいと思いますが、いかがでしょうか。最近特に感じるのですけれども、住民個々のニーズは若い人からお年寄りまで多種多様で、もちろんその一つ一つに行政がこたえていくことはできません。でも、そのニーズを何らかの方法で満たすことによって日々の暮らしが豊かになったり、安心できるものになると思います。つまり個々のQOLがかなり高くなると期待されると思います。介護保険制度のサービスを初め、行政が提供するサービスには制約、制限があり、だれでも気軽に利用できません。高齢者事業団のようなものが立ち上がれば、農作業の一部分または商店の仕事の一部分時々手伝ってもらったりすることで、高齢になってもある程度現状維持が、自分のやりたい仕事が続けられるのではないかと思います。浜頓別とか枝幸の高齢者事業団では、福祉除雪を請け負っていたり、また書き物とか運転の代行、ごみ出しとか引っ越しの手伝いまで実にいろいろなことを頼まれているようです。中頓別の実情に照らしてできるだけ多くの住民がさまざまな形でまちづくりに参加することが大事だと思います。この点からも関係団体と相談もしながら、設立をぜひ目指してください。これで私の質問を終わります。
再質問 5番 本多夕紀江
済みません。そうしたら、正式に文書でお願いしたいということで、これは設立に向けて早急に努力、行動開始だと私は受け取ったのですけれども、いつごろの立ち上げ、設立を目指していらっしゃいますか。そこの点もお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
大変難しい質問を最後にされましたけれども、私どもが設立をするという考え方ではなく、どこも社会福祉協議会等が責任を持ってやることでありますから、私どもは社会福祉協議会にぜひ立ち上げていただきたいという文書を早急に文書で依頼をすると、こういう形になると思います。はっきり言ってシルバーバンクだとか高齢者事業団とか、それぞれの町村でいろんな名前を使いながらこういう制度をやっておりますから、高齢者の人についても生きがいを持てるのでないかなと思いますし、また若干の小遣い程度も確保できる。また、この事業団を使う人たちについては安いお金で自分たちができないことをやってもらえると、こういうような利点もあるわけでありますから、今お話ししたとおり早急に文書で社会福祉協議会に依頼をして立ち上げをお願いをしていくと、こういうことでご理解をいただければなと思います。
再質問 5番 本多夕紀江
今度は4回目になりますので、答弁は要りませんけれども、先ほど指導的役割ということを言われました。やはり団体に文書でお願いをした、それだけでは指導的役割にならないと思うのです。それが中頓別にとって選択と集中ということが言われておりますけれども、選択する事業として重要なものであればやはりもう一歩踏み込んだ、社協に任せておくというだけではなくてそれこそ指導的役割が必要だと思いますので、そこのところもぜひお願いしておきたいと思います。これで終わります。