真狩村議会 令和7年第4回定例会 2025年12月11日
真狩村放課後児童クラブにおける帰宅方法の見直し
2025年12月11日、真狩村議会の一般質問で、大町徹議員が「真狩村放課後児童クラブにおける帰宅方法の見直し」について質問し、村長 岩原清一が答弁しました。
- 質問者
- 大町徹 議員
- 答弁者
- 村長 岩原清一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 大町徹
通告書に従い、一般質問をさせていただきます。真狩村放課後児童クラブについて、村長に質問します。以前、放課後児童クラブを土曜日の開所日を第1、第3と固定化したことで、働きながら子育てをする家庭にとって休日の勤務調整がしやすくなり、非常に心強い改善であったと感じています。現状の課題として、平日の利用時間が18時までとなっており、近隣町村で働く家庭は定時である17時45分に仕事を終えた場合、通勤時間の都合上18時までのお迎えが間に合わず、現行制度での利用が難しいと声が挙がっています。18時以降の延長保育は、学童保育支援員の人数や勤務時間の問題などの理由から難しいと私は考えます。真狩村放課後児童クラブにおける帰宅方法の見直しを提案したいと思います。現在、真狩村放課後児童クラブでは「保護者が迎えに来ること」が原則となっていますが、通常の登下校時は郊外の児童はスクールバスで、市街地の児童は徒歩で行っており、小学校生活の多くは自立した行動が前提となっています。そこで、市街地の児童のみ対応となりますが、徒歩帰宅を希望する家庭には「事前登録制度」を導入し、児童が複数人で帰宅する「集団下校」の仕組みを設けることはできないか。上級生が下級生を見守ることで、子どもの自立心や責任感、助け合いの心を育てる教育的価値も高いと考えています。こうした現状を踏まえ、真狩村放課後児童クラブでの平日利用時間の対応について、村長に伺います。お願いします。
答弁 村長 岩原清一
それではただいまの御質問でございますが、真狩村放課後児童クラブは、保護者等の就労等により、昼間家庭において児童を十分に保護することができない小学生に対して、放課後の安心・安全な生活の場を提供し、その健全な育成を図るとともに、保護者への支援することを目的として設置・運営されているものでございます。帰宅方法の見直しということでの御提案につきましては、保護者の皆様の就労状況や送迎の御負担を踏まえると、そのお気持ちは十分理解するところですが、放課後児童クラブは児童福祉法に基づき子どもの安全と健全育成を目的とする事業であり、児童の安全確保が第一という観点から慎重な検討を要すると考えております。国の定める「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」及び、「放課後児童クラブ運営指針」でも、来所及び帰宅時の安全確保が示されており、子どもの来所や帰宅の状況について保護者との連絡をもとに確実に把握し、帰宅時に迎えがある場合には、基本的にいつ誰が迎えに来るかを事前に確認する必要があるとされ、村においてもこれらに準ずる形で事業を行っております。事前登録制度や同意書によって一定の整理は可能と考えますが、万が一の事態が発生した際、その法的責任を完全に免れるものではなく、本村の冬期間の状況、地域における状況などを総合的に勘案しますと、低学年を中心に子どもだけでの帰宅を一律に認めることは、現時点では難しいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 大町徹
ありがとうございます。確かに安全面への配慮について理解しました。それでは、その上で、安全性を確保した上で代替案として、まっかり保育所の利用は可能でしょうか。学童保育支援員が責任を持って移動に付き添い、まっかり保育所へ移動し、18時以降は保育園のホール等をお借りして待機し、保護者の皆様にお迎えに来ていただく運用方法は可能でしょうか。これにより、お迎え時間が遅くなる場合でも、安心して安全にお子様を保護者へ引き渡すことが可能となると考えます。利用児童のほとんどがまっかり保育所の卒園生で、環境にも慣れているため、子どもたちにとっても安心して過ごせる場所になると思います。時間外の対応のみまっかり保育所を利用することは可能でしょうか。よろしくお願いします。
答弁 村長 岩原清一
それでは、ただいまの御質問でございますが、保育所でその後児童を見守ることができないかとの質問でございますが、制度上、放課後児童クラブと保育所はそれぞれ異なる目的・運営基準に基づく事業であり、対象年齢や職員配置、万が一の際の保険適用の範囲などに違いがあります。実施するとなれば、両方の運営や設備基準等を満たす必要があり、これらにより現行制度の下で受け入れをしていくことは、現時点では困難であると判断しております。今後におきましても、他の自治体の事例や国の動向を注視しながら、事業の運営を進めてまいりたいと思っております。
議員の質問 2番 大町徹
保育所利用について、答弁ありがとうございます。対象年齢の違いだとか、設備基準の違い等で、利用することが難しいということを理解しました。保育所を使えたらかなりうまく利用できればいいのかなと考えましたが、なかなか難しいということで、これからも子どもたちが安全に過ごせる環境づくりと、保護者が安心して働き続けられる体制づくりは、これからの地域の子育て世代にとって重要な課題であると考えます。今回の提案に限らず、今後も柔軟な対応で継続的に進めていってもらえればと思います。何らかのこの放課後に対する対応等をこれからも考えていってもらいたいと思いますので、何かできそうなことがあれば、よろしくお願いします。
答弁 村長 岩原清一
それでは、ただいまの御質問でございますが、議員がおっしゃるとおり、働く御家庭を支援するということは、決して諦めるところはないというふうに思っております。サービスの拡充につまして、限られた資源の中でやっているわけでございますが、そういった今現状でそういうような問い合わせはないというふうに聞いております。そういった中で、もし今後そういうような部分にございましても、できるだけ村としては支援をしていきたいという気持ちはございますが、やはりこれにつきましてはいろいろな場所の問題、それから人材の問題、それからお金の問題もございましょう。今後とも地域の実情に合った形で子育ての支援のあり方については検討し続けて、地域の活力を損なうことがないよう、子どもたちの健やかな成長を支える環境づくりには、これからも努めてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。(大町議員「終わります。」)