みんなの議会

中札内村議会 令和7年12月定例会 2025年12月12日

村として検討している対策や行財政改革の取組について

2025年12月12日、中札内村議会の一般質問で、木村優子議員が「村として検討している対策や行財政改革の取組について」質問し、村長 川尻年和、副村長 尾野悟里、総務課長 渡辺大輔が答弁しました。

質問者
木村優子 議員
答弁者
村長 川尻年和、副村長 尾野悟里、総務課長 渡辺大輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 木村優子

議長にお許しをいただきましたので、通告書に従い、一般質問をさせていただきます。協働で支える中札内村財政の現状と将来について。全国の自治体では、基金残高の減少や予算編成の厳しさが課題となり、財政健全化や行財政改革に取り組む事例が増えています。北海道では、北見市が財政健全化計画を策定し、住民説明会を行ったことも報じられました。中札内村は、まちづくり基本条例の理念のもと、「情報共有の推進」と「村民の参加」を重視し、行政・議会・住民が協働でまちづくりを進めています。特に「情報共有」では、村民が平等に情報を知る権利を持ち、村は分かりやすい情報提供を通じて透明性と説明責任を果たすことが求められています。一方、村の財政状況においては、基金残高の減少や経常収支比率の上昇、恒常的な財政調整基金の取崩しによる予算編成など、将来に向けた財政悪化が懸念される点があります。こうした現状を村民と共有し、共に考え支え合うことが重要であると考え、次の点について質問いたします。1点目、基金残高と財政状況の現状認識について。現在の村としての課題認識を伺います。2点目、今後の財政見通しと将来への対策について。(1)現状のまま推移した場合、今後3年から5年間の財政見通しをどのように分析しているのか伺います。(2)基金への依存から脱却し、財政構造をより健全化するため、村として検討している対策や行財政改革の取組について伺います。また、新年度予算にどの程度反映される考えなのか、差し支えない範囲でお聞かせください。(3)社会保障費の増加や人口減少による収支悪化が見込まれる中、持続可能な村づくりに向けて優先的に取り組む施策の方針について伺います。3点目、住民への情報公開と説明責任について。財政状況や基金残高の動向を村民にわかりやすく伝え、協働によるまちづくりを進めるために、どのような情報公開の取組を進めていくのか伺います。

答弁 村長 川尻年和

中札内村財政の現状と将来についてお答えいたします。まず、1点目の村としての現状認識ですが、本村の財政状況については、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく健全化判断比率は、指標上ではですね、健全な財政運営を維持できていると判断しております。しかしながら、基金残高については、平成27年度以降、財政調整基金を取崩しながら予算編成をする状況が続いており、毎年度、決算剰余金の一部を積み戻しておりますが、財政調整基金の残高は年々減少しております。また、特定目的基金についても、ふるさと納税の寄附金積立を行ってきておりますが、近年は各種事業に充てるための基金取崩額の方が多くなっており、特定目的基金の残高も減少傾向となっております。以上のことから、指標上は健全財政を維持していると言えますが、近年は収入と支出のバランスがとれた財政運営にはなっていない面があると認識しております。次に、2点目の今後の財政見通しと将来への対策についてお答えします。今後3年から5年後の財政見通しについては、現在、令和8年度から4年間の第7期まちづくり計画後期基本計画の策定を進めており、その中で、後期4年間の財政推計を実施するとともに、分析を進めているところです。近年は、人件費、物価の高騰等に伴い、経常収支比率も上昇傾向にあるため、政策的経費に充てる財源が少なくなってきているのが実態です。また、年度によって寄附金額が変動するふるさと納税の収入は、安定的な財源にはなりにくいことから、ふるさと納税を財源とした積極的な財政支出は、収支バランスを欠く恐れがあると考えております。仮に、ふるさと納税による積立が見込めず、取崩しのみを行った場合、数年で残高が枯渇する特定目的基金も出てくると分析しております。次に、村として検討している対策や取組についてですが、10月に役場内において行政改革推進本部会議を立ち上げ、第5次行政改革大綱及び実施計画の策定作業を開始しました。ご指摘のとおり、基金残高の減少や経常収支比率の上昇、恒常的な財政調整基金等の取崩しによる予算編成などについては、村としても改善すべき課題だと認識しておりますので、職員全体で危機意識を共有し、一丸となって行政改革を進めていく考えです。現在、行政改革大綱及び実施計画に盛り込む具体的な内容を検討しており、令和8年度予算編成に向けて、各種補助金等の見直し作業を行っておりますが、見直しが可能な内容については、令和8年度予算に反映させていきたいと考えております。次に、持続可能な村づくりに向けて優先的に取り組む施策の方針については、私が掲げる「中札内村をさらに輝かせたい、村民の幸せを第一に、ずっと住み続けたい村の実現」に向けた五つの柱と43の項目を令和8年度予算編成から全力投球で取り組んでまいりますが、まずは、移住・定住対策、2番目に福祉のまちづくり、3番目に健全な財政運営の確立を最重点に、限られた財源で最大の効果を生むため、施策の選択と集中により、予算を効果的に配分していく考え方を示したところです。令和8年度予算は、この考え方に則って編成を進め、未来への種をまき、対話と行動で村民の皆さんと想いをひとつに次代を輝かせる村づくりに全力で尽くしてまいります。最後に、3点目の住民への情報公開と説明責任についてですが、村の財政状況については、今後も広報紙の特集記事等の中で掲載するほか、ホームページなどの活用や毎年全戸配付する新年度予算概要の冊子において、できる限り村民にわかりやすく伝えていく考えです。また、まちづくりトークの場など村民の方と意見交換を行う場を活用した財政状況の共有にも力を入れてまいります。現在策定を進めている行政改革大綱については、本部会議において成案がまとまりましたら、パブリックコメントを実施し、広く村民からの意見公募を行う考えです。今後も村民の皆さんの意見を伺う中で、議員の皆さまとも情報を共有し、連携を図りながら、持続可能な行財政運営に向けた取組を取り進めてまいります。

質問 4番 木村優子

ご答弁、ありがとうございました。今回の質問は、協働のまちづくりという観点から、村の財政状況を自分事として捉え、職員、議会、住民がともに考え課題を乗り越えていくための情報共有を進めていただくことを目的としており、丁寧にご説明いただいた内容で進めていっていただければと思います。ご答弁いただいた方向性を踏まえつつ、数点ご確認をさせていただきます。まず、基金が減り続けている原因についてです。村として、指標上は健全だが、収入と支出のバランスが取れていない面がある。とのご認識が示されました。収入の範囲内で支出を抑えられる基金、いわば貯金を取崩して補う状態が続いているという認識でございます。財政調整基金は、性質上、特定の事業を紐付けして説明しにくいことは承知しておりますけれども、そもそも毎年の不足が生じる主な要因はどのように分析しているのかをお聞かせいただきたいと思います。例えば、人口減少による収入減であったり、物価高騰、エネルギー価格の上昇であったり、公共施設の維持管理費の増加であったり、新規事業や制度改正による支出増など、様々な要因が考えられると思いますが、特に村として大きいと考えている要因はありますでしょうか。村民の皆さんが、なぜ基金が減っているのか。それを理解できるよう原因分析の共有をお願いする質問でございます。まずはこの1点目をお願いいたします。

答弁 村長 川尻年和

今、分析をしている中で、やはり人件費もそうでありますけど、そういった形の中で、人件費の上昇もありますし、さらに維持管理費、修繕とかそういったのも、それに伴う工事費、そういったような高騰もあります。そういった中で、例えば、それ以外に工事費、建設改良費とかそういったものがありますけども、収入以上に基金を活用しながら取り組んできている。そういった中で、そういった事業も進めてきた。そういったような状況があったと思います。ですけども、いわゆる収入はこれぐらいあると。それに沿った予算編成をしっかり見極めて行っていく。例えば、いわゆる毎年貯金を取り崩しながら、基金を取り崩しながらこうやってやってきているのですけども、例えば、翌年に持っていける事業がないか。そういうところも、優先順位を付けながらやっていくことで、枯渇してきているそういう基金のそういったところの補てんにもなりますし、いわゆる貯金を毎年取り崩してこれまでやってきているので基金が減ってきているという、そういうところを打破していくためには、ある程度中札内村として予算ベースをしっかり持って、収入に見合う支出を考えていく。そういったことが大事なのかなというふうに思っております。

質問 4番 木村優子

わかりました。収入の範囲内で、歳入の範囲内で歳出が組まれていないというような形になっているというご説明だったかなと思います。特定目的基金はもちろん、そういう特定な事業を推進するために積んでいる基金ですので、ある程度減るというのは仕方ないといいますか、そのためにつくられている基金ですから、その分はいいのですけれども、やっぱり問題なのは財政調整基金が減っているということですよね。そしたら財政調整基金ってどれぐらいが適正なのかというのが、やっぱり村の人は気になると思います。埋め合わせとして一体どれぐらい持っていると、村として住民に安心感を与えるといいますか、その辺りの考え方ですね。定期監査の先日の所見では、令和7年度末残高が6億4、000万円弱というふうに見込まれておりました。これは今の適正な水準というふうに捉えていいのかどうか。まずその辺について伺います。

答弁 村長 川尻年和

財政調整基金の考え方でございます。こちらの考え方は、市町村によって色々考え方が異なってくるかなと思っておりますが、私自身は、中札内村と考えている考え方なのですけども、今週月曜日に大きな地震があって、中札内村においても震度4というふうな形で、後発地震も今予想されておりますけども、そういった大きな災害があったときに、いわゆる財政調整基金というのはそういう大きな災害のときに、住民にいち早くお金を、そういった給付金とか、そういったふうになった場合、いち早く出していける、そういった基金かなというふうに思っております。いざというときに、そういったもので充てて、しっかり対応していく。そういった基金でありますので、それを考えたときに、今6億数千万円というような状況でございます。10年前には約十数億、15億円ぐらいあったのでしょうか。それが減ってきている。そういうような状況でありますけども、うちの村で考える財政調整基金のあり方としては、やはり10億円以上あった方が良い。その根拠といいますか、背景におきましては、やはり大きな災害、地震然り、大雨による洪水、あった際に、やはり1世帯あたり100万円程度のそういったお見舞金というのでしょうか。そういった災害に伴うことを考えたときに、国・道からのそういった支援が半分程度はくるだろうと。そのほかの半分ぐらいは村から補てんしていかなければならない。そう考えたときに、人口、今3,800人余りということでありますけども、そう考えたときにやはり10億円は必要になってくる。1世帯あたりではあるのですけども、今1,800世帯あたりがあるのですが、そこに50万円程度出すとしたら9億、10億というようなお金が必要になってくるのではないかなというふうに考えております。ですから、大きな災害が来たときとか、その有事の際には、しっかり対応していけるだけの財政調整基金が必要かなというふうに私は考えるところでございます。

質問 4番 木村優子

わかりました。財政調整基金の目安としては、村としては10億円程度あった方が良いという村長のお考え、お伺いいたしました。現在、先ほどお話したように6億円余りですので、あと4億円積んでいかなければいけないということでございます。その目標ですね、もちろん10億円までには、では今4億円足りないとなったときに、大体いつぐらいまでにその数値目標を達成するというお考えなのか。その辺り、もしありましたら、お伺いいたします。

答弁 副村長 尾野悟里

それでは、私の方から、財政調整基金、今、村長から答弁させていただきましたが、村としては災害等を考えながら、例えば、目安として10億円を目指して、ある程度目指していきたいという考え方はありますけども、当然やらなければならない事業というのもありますので、それにつきましては、今、今回答弁書の方でも答弁させていただいていますが、今、第5次の行政改革大綱というのもこれから検討していく最中ですので、すぐに4億、5億を確保できるというふうには考えておりませんけども、やはり中長期的に、4年とか5年、そのぐらいのスパンである程度の積立が可能であれば、目標にしていきたいという考え方は、今持っているところでございます。

質問 4番 木村優子

わかりました。4年から5年のスパンで考えていくということで、先ほど、第5次行政改革大綱及び実施計画についてということでご説明をいただきました。これ、読んで最初は何だろうかって思うのですけれども、行政改革大綱というのは、今後数年間、行政をどう効率化して財政をどう健全化していくかということをまとめた中期的な指針だというふうに理解をしております。中札内村でもこれまで4回作成されてきましたが、ものによっては2年であったり3年であったりというふうに、5年のものもありますけども、それぞれどのような状況でどのタイミングで策定されてきたのかということをお伺いしたいのと、また、今回の大綱は何年間、今、4年から5年ということでしたので、5年をめどに想定しているのかなというふうに受け取ったのですけども、その辺りに想定の年数ですね。そのあたりを確認させてください。

答弁 総務課長 渡辺大輔

これまでの行政改革大綱につきましては、平成の市町村合併の前後に見直しをかけるために、実施計画も立ててきております。一旦その自律後の第4次行政改革、一旦落ち着いたところで、この間期間が空いているのですけども、現在のまた財政状況を見直すために、来年度からの第5次行政改革大綱として5年間の計画で策定を今進めているところでございます。

質問 4番 木村優子

わかりました。平成28年度まで第4次があって、29年から今までなかったということで、課長が今ご説明いただいたように、いろんなふるさと納税の例えば上昇ですとか、いろんな要素があったかと思うのですけれども、落ち着いていたということで、これを策定しなければいけないという時期に今は来ているという、そういう、少しやっぱり危機感を持たなければいけないのかなという意味合いで捉えていますが、それでよろしいでしょうか。

答弁 村長 川尻年和

11月の頭に、令和8年度予算の新年度予算の作成に当たって、私の方から全職員に対して、そういった危機感を持ってしっかり予算編成を行っていただきたいということを述べさせていただきました。それは経常収支比率も含めて、うちの村の現状を説明しながら、職員がやはりしっかり理解して予算編成を行っていく。これが大事なことだと思っています。それで、そして課としてどういうふうにこのまちづくりを進めたらいいのだということを、しっかり全員で共有しながら、今回の、今までも共有しているのですけど、財政状況というのは、職員一人ひとりが認識しているというような状況ではなかったというふうに思っていますので、そこをしっかり認識させていただいて、村づくり、財源をどうしなければいけないのだとか、そういった細かいところも含めて、一人ひとりがそういった認識に立って作るような形で今は進めてきている。そういう状況でございます。

質問 4番 木村優子

わかりました。私の目的で先ほど言わせていただいた、職員の方も住民の方も、そして議会も共通の認識を持ってまちづくりを進めなければいけないという、そういう考え方のもとにされているのかなというふうに理解をいたしました。次に、持続可能な村づくりに向けての優先的な取組、施策についてでございます。ご答弁では、移住定住、あとは福祉、健全な財政運営を最重点とするという方針を述べていただきましたけれども、いろんな、五つの柱ということで、まちづくりの五つの柱ということで村長が掲げられている施策のうち、この三つを優先的なものだというふうにご説明いただきました。なぜこの三つなのかということを改めてお聞きしたいと思います。なぜなら、選択と集中を進めるということは、優先施策の裏でやはり削減されるものも出てくるというふうに理解をしていまして、だからこそ、なぜこの施策が優先なのか。どんな効果があるのかということを村民の方に丁寧に伝える必要があると思うからでございます。ですので、この3点を選んだ理由の方をお伺いいたします。

答弁 村長 川尻年和

まず一番はじめに移住定住対策です。いろんな課題はあるのですけども、公約の中に色々、43の施策を項目をつくったのですが、それ以外に、その中で移住定住対策ということで、これはもう9月の補正予算の中でも示させていただきましたけれども、来年、分譲地を行うということで、しっかり新年度に入っても、その分譲地整備を行って、中札内村への移住定住、そういった所をしっかり力を入れていきたい。分譲地を整備することで、また、場所的にも小中学校に近いとか、店舗に近いとか、そういったような利点もありますけども、やはり中札内村というのはそういった第5次ときわ野分譲地もそうだったのですけども、分譲したらすぐ完売してしまいました。そう言った、そういう有利な、空港に近いとか、そういう有利な地域なのかなというふうに、それは考えての分譲施策なのですけども、そういったことも含めて、移住定住に力を注いでいきたいというところ、さらに福祉のまちづくりということで、これまでも実はやってきております。子育て施策、さらに高齢者の施策も新たに取り組むべきことも考えております。具体的な案はこの場では示されない部分もありますけども、しっかりと令和8年度の中で、福祉で施策を行うことによって、たださっき議員がおっしゃるとおり、なくす部分も出てくると思います。例えば、何て言うのでしょうか、これは本当に村づくりに必要なのかどうかということで、補助金の必要性の有無もしっかり見極めながら、今までやってきたのだけども、そういったところをしっかり内部で検証して、必要ないものとさせていただいて、必要なものは必要として残して、さらに必要なくなった部分を財源として新たな福祉政策に回すと。そういったような所をしっかり見極めるために、福祉のまちづくりというところを2番目にさせていただいて、3番目は先ほどから申し上げている健全な財政運営の確率。こういったことを最重点にさせていただいたところでございます。

質問 4番 木村優子

わかりました。選択と集中ということで、優先事項を進めながら、削減できる所は、こちらが必要であれば、こちらは優先順位が低いものですね、こちらは削減していくといいますか、そういう方向になるのかなと思うのですけれども、やっぱりその事業があるということは、必要だからまずは生まれたものでありまして、中々削っていくというのはすごく難しい作業かなと思います。特に現場の住民の方と接しておられる職員さんが、やっぱり説明がきちんとできないと、お互い納得感がないというかという形になりますので、やはり事業削減見直しには理由の丁寧な説明がやっぱり欠かせないと思いますので、その辺りは住民との対話の場を積極的に設けていただきたいなというふうに思っております。あと、次に、情報公開と村民の参加のしやすさについてでございます。先ほどご答弁いただいたように、広報とか、あとは予算概要の冊子ですとかホームページを通じてということで書かれておりましたけれども、あとはまちづくりトークとか、村民の場との意見交換の機会を積極的に活用しながら情報共有をするということでございましたけれども、それは私も本当に進めていっていただきたいなというふうに思っております。この中で、先ほどのちょっと話題に出た行政改革大綱については、成案がまとまったらパブリックコメントを実施するというご答弁でございました。パブリックコメントは自治体が重要な計画を決める前に住民の意見を募る制度なのですけれども、実際には制度自体が住民の方に例えば知られていないですとか、資料が難しいとか、募集されているのに中々気付かないとか、結構参加のハードルが高いなというふうに私個人的には感じております。行政改革大綱って聞くだけで、もう結構難しそうだなって住民の人は感じるのではないかなというふうに思うのですけれども、今後も多くの計画策定が続いていく中で、もう1個、参加しやすい仕組みをつくる余地があるのではないかなというふうに感じています。具体的には、SNS、広報、公共施設での掲示による周知の強化。これはもともとやられているものもありますし、資料あって、そこの紙にパブリックコメント実施中ですって公共施設で書いているの私も拝見しますけれども、中々そこを素通りしてしまう方が結構いらっしゃると思いますので、もう少し周知の強化を図っていただくことはできないのか。あとは、難しい用語への注釈や図表の追加によって、中身のわかりやすさをもう少し向上できないのかとか。あとは、今は紙とかメール、ファックスでも受け入れるということですけれども、これだけデジタル化が進んで、QRコードを活用するということも考えていいのではないかと思います。QRコードから意見フォームで提出できる仕組みにすることで、より多くの方にご意見をいただくことができるのではないかというものと、あとはワークショップとパブリックコメントをセットにするという手法も考えられるのではないかなと思っております。今実施している議会アンケートでも、QRコードの回答がやっぱり若干多いという傾向が見られておりますし、あとはまちなかキッチンスタジオを建設するに当たって、何度かワークショップを行った後もやっぱりパブリックコメントというのは、他のパブリックコメントの件数よりも増えていたというふうに私は理解しておりまして、ワークショップでいろいろ話して、やっぱりここはこうした方が良いよねというふうな意見も書きやすいかなというふうに思いますので、そのようなセットの手法なんかも考えていただけたらどうかなというふうに思っております。やっぱりせっかくの制度ですので、形式的なものに留まらないで、参加しやすい場づくりといいますか、そういった工夫が進められないかというふうに感じているのですけれども、その辺りの村のお考えをお伺いいたします。

答弁 村長 川尻年和

今、貴重な意見いただきました。SNSさらにはわかりやすい説明を、そういった説明できるような、そういった方法ですね。今本当に、今議員言われたところを、さらに今までパブリックコメントも含めて数多くやってきております。その中の検証を踏まえて、わかりやすく、あらゆる方法を使って、そういった周知に努めていきたいなというふうに考えております。今できること、今までのやってきてこういうふうにした方がいい、今、先行しているそういった事例も今お伺いしましたので、そういったところをしっかり取り入れるところは取り入れて、村民の意見がもらえるような体制づくりに寄与してまいりたいと、努力してまいりたいと考えるところです。

質問 4番 木村優子

ありがとございます。ぜひ、前向きにご検討いただきまして、住民の皆さんが意見が出しやすいような、そういった環境を整えていただければと思います。最後に、他の自治体になるのですけれども、北海道の先ほどちょっと触れました北見市についてですね。来年度、30億円を超える収支不足が見込まれて、物価高騰や公共施設の維持費の増加などを背景に、大きな見直しが検討されているということでございます。説明会では、やっぱり早めに知らせて欲しかったという声もあった一方で、丁寧に説明が重ねられる中で理解が広がって、市民や企業がボランティア活動や道路にネーミングをする、道路の何というのでしょう、名前を付ける、企業さんとですね。それを公募で売るという形、権利を売るというネーミングライツの方法ですとか、あとは施設を民間、公共施設の民間活用ですとか、結構、今前向きな取組につながっているというふうに報じられているところでございます。中札内村は、北見市ほど深刻ではありませんけれども、ただ、9日の本会議で村長から説明があったように、まだ今ご答弁いただいたように、今後の事業への補助金の見直しなど、収支の状況でも十分に行わなければ基金が底をつき、やはり財政運営が厳しくなる可能性があるというお話ですので、決して悲観する必要はありませんけれども、しっかり向き合っている時期に来ているというふうに私も感じております。だからこそ、まずは自治体財政の仕組みや現状、将来の見通しを職員の方、議会、住民が同じ認識で共有することが大切だと思いますし、その上で歳入の範囲に収められなかった点についても、丁寧に説明し、議会としても自分たちはどう考え変わるべきかというふうに考え、住民の皆さんにも、自分にもできることがあるかもしれないなというふうな、そう思っていただける環境づくりは必要だと考えております。川尻村長には、これまで示されてきた対話と行動力をさらに発揮していただいて、職員の皆さん、あとは関係団体、住民の皆さん、そして議会とともに課題を一つひとつ乗り越えながら、未来につながる村づくりを進めていただきたいというふうに思います。以上で私の質問の方を終わらせていただきます。

出典:中札内村議会 令和7年12月定例会 2025年12月12日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる