中札内村議会 令和6年12月定例会 2024年12月13日
日高山脈襟裳十勝国立公園を活かした本村への誘客について
2024年12月13日、中札内村議会の一般質問で、戸水隆議員が「日高山脈襟裳十勝国立公園を活かした本村への誘客について」質問し、村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、施設課長 川尻年和、副村長 山崎恵司が答弁しました。
- 質問者
- 戸水隆 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、施設課長 川尻年和、副村長 山崎恵司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 戸水隆
皆様、おはようございます。それでは、一般質問をさせていただきます。日高山脈襟裳十勝国立公園を活かした本村への誘客について。今年6月25日に国内で35箇所目の国立公園として、日高山脈襟裳十勝国立公園が新たに指定されました。国内では、都市型観光から地方型観光への魅力に注目され、地方への訪客が増えてきています。また、インバウンドによる訪日者数が日本政府観光局のデータによると、昨年は2,500万人を超え、今年は10月まで3,000万人が日本へ観光に訪れています。近年、地方の各国立公園を観光目的としたツアーやイベント企画が注目され、各自治体の努力により、見る、買うだけではなく、体験型ツーリズムの人気が増え、今後の観光市場では最も注目されています。今後、村として日高山脈襟裳十勝国立公園を活かした誘客による経済効果等が期待できると思いますが、村の方針、展望など次の点について伺います。1番、美しい景観や札内川園地、山岳センターなどのほかに、新たな観光資源の発掘や誘客のための企画を模索しているものがあるのか。2番、村では今年9月にゼロカーボン宣言しているが、道内でも多くの国立公園(大雪山国立公園、阿寒摩周国立公園ほか)でゼロカーボンパーク指定を受けている自治体がありますが、本村においてもゼロカーボンパーク指定を目指す考えはあるのか。3番、アウトドアブランド企業やトラベル企業、観光リゾート企業との包括連携協定の締結を目指し、新たな誘客事業等に取組む考えはあるのか。以上、お願いいたします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
日高山脈襟裳十勝国立公園を活かした本村への誘客について、お答えいたします。1点目のご質問についてですが、村では国立公園指定後に取組んだ新たな事業として、日高山脈のビューポイント等を巡る札幌圏からの新たなバスツアーを9月に、十勝管内国立公園関係自治体で構成する十勝日高山脈観光連携協議会主催のアクティビティモニター事業を10月に行っております。しかし、この国立公園は誕生からまだ半年足らずであり、新たなナショナルパークの立地自治体としての中札内村の認知度はまだ高いとは言えません。北海道らしく美しい雄大な景観や日高山脈山岳センターを含む札内川園地、清らかな水が生み出す良質な食資源など、まずは足元の魅力をもっと知ってもらう必要があります。これまでも誘客を含めて様々なPR活動を行ってきておりますが、さらにブラッシュアップを図りながら、国立公園立地自治体としての知名度アップを図ってまいります。また、広報戦略においては、広域的な視点での取組みも重要であることから、十勝日高山脈観光連携協議会と引き続き連携し、多角的な取組みに努めてまいります。2点目のゼロカーボンパークについては、環境省が国立公園の脱炭素化と持続可能な観光地づくりを目指して認定登録を行っているもので、指定を受けると脱炭素関連事業の補助金を受けやすくなるメリットがあります。登録にあたっては、当該自治体がゼロカーボンシティを表明していることをはじめ、適切な森林管理やエリア内の脱炭素化を進めることなどが条件になっております。北海道内でも複数の自治体が認定されており、十勝では阿寒摩周国立公園に立地する足寄町が取組んでおります。日高山脈襟裳十勝国立公園の関係自治体では、現段階でゼロカーボンパークの認定登録に向けた動きはなく、本村においても脱炭素関連助成を活用する具体策はまだありませんが、環境省等から情報収集を行うなどして制度活用の是非を検討してまいります。3点目のご質問についてですが、本村はすでに複数の企業と包括連携協定を締結しており、これまでも観光振興を含めたまちづくりに様々な面でご協力をいただいております。こうした企業とは、日高山脈襟裳十勝国立公園のさらなる魅力発信や新たな誘客事業について情報交換や協議を行っており、11月25日に開始したふるさと納税型クラウドファンディング「ばん馬とのふれあい」をはじめ、連携事業の構築を模索しております。このほか、十勝日高山脈観光連携協議会においても、アウトドア関連企業や旅行関連企業と連携した企画を実施、検討しているところです。今後も包括連携協定を結ぶ企業、観光協会など関連団体、他市町村など日高山脈襟裳十勝国立公園の利活用に関わる様々な利害関係者との連携を深め、誘客につながるような取組みに注力してまいります。
質問 6番 戸水隆
私も子どものころ、国立公園や観光地に行くのがとてもうれしくて、よくお土産にペナントだとかキーホルダー、はがきなどを買ったものです。そんな国立公園が地元にあるなんて本当に喜ばしいことであります。これに携わった関係機関の皆様方やPR実行委員会の皆様方に敬意を表したいと思います。今後、これを誘客に活かすべきだと考えます。それで再質問をいたします。まず1番から、村ではJTBとコラボしたバスツアーや、十勝日高山脈連携協議会の企画したアクティビティモニター事業などを行ったということで、私も報道などで拝見いたしました。航空会社とのコラボで日高山脈遊覧フライトツアーもそうですね。日高山脈の売りはやはり美しい景観だと思います。それと登山やキャンプなどのアウトドアが主だと思います。登山は上級者でなければ不可能、一般的な登山道は整備されておらず、山に近付くためには沢を遡行しなければなりません。アプローチが長く、人が立ち入ることを拒みます。初心者には危険だということです。逆に上級者向けの山だということを売りにすれば、国内外から日高山脈目掛けて登山家が来村するはずだと思いますが、これについてと。もう一つは、比較的初心者向けに南札内岳があります。登山道を整備すれば、日帰り登山も可能になるとお聞きしましたが、現在の状況と整備の予定はあるのか、伺います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
まず1点目の登山の上級者向けの考え方ですけども、中札内村に登山口があります日高山脈の中部山域につきましては、基本的に登山者でも、上級者が登られる山ということになります。当然、そのうちの1つのカムイエクウチカウシ山につきましては、日本200名山の1つにもなっておりますので、当然、知名度もありますし、今後も上級者の登山者というのは増えてくるかなと思いますけども、一方で、危険な山ということもありますので、事故の問題、あるいは、登山者が多くなることによって、自然環境破壊の問題というのも出てきますので、そういったことも併せて、今後、登山口である山岳センターの方でそういった情報発信ですとか、環境保全の周知ですとか、こういったところも併せて取組んでいけるような検討は、今後進めていきたいというふうに思っております。また、比較的初級者向けということで、南札内岳、こちらの方につきましては、札内川園地から過去にハイキングみたいな形で、南札内岳というところが近くにありまして、そこまでのコースが整備されていたのですけども、近年はその登山道といいますか、散策道路も今もう朽ちていまして、実際問題はないという状況でございます。この南札内岳につきましては、森林管理署が所管しているエリアになりますので、国有林内のエリアになります。この間、森林管理署ですとか、あるいは実際に、過去、その設置した散策路が使えるかどうかという調査を北大山岳部の方に協力していただいて、実際調査も行っております。ただ、クマの出没するエリアというところもありますし、全体的な整備については、まだ今検討中という状況でございます。
質問 6番 戸水隆
日高山脈の山の登山に関しては理解しました。やはり難しい山ですから、私のような素人がひょっこり行って山登るかというわけにはいきませんので、そういったものも周知して、やはりプロの人に目掛けて来てもらえるような山にしていって、PRしていっていただきたいなと思います。それと南札内岳に関しては、今は朽ちてそういった登山道はない状況だということで理解しました。今現在、北大山岳部の皆様方が調査して、できるかどうかということを検討されているということですが、なるべく早く使えるようにして、いろんな観光客の皆様方に登る登山の体験をしていただけるような形に早く進めていっていただきたいなと、そのように思います。それでは、次行きます。札内川園地では、山岳センターへの来客は、年間約1万人弱、園地内施設利用客、約2万人の約半分を占めます。更なる誘客に向けて提案ですが、山岳センター内にあるジオラマを活用したバーチャルリアリティ映像の取入れとか、実際登っている感覚を楽しむことができると思います。また、プロジェクトマッピングの活用、小型バスを利用した七の沢までのツアー、札内ダムのカヌー使用の許可等、いろいろ落石や水難事故、水質汚染等も踏まえますと、なかなか不可能かもしれませんが、要望していく価値はあると思います。これについて、実現できるかどうか、伺いたいと思います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
まず1点目の日高山脈山岳センターについてですけども、日高山脈山岳センターにつきましては、先ほども話したとおり、中部の日高山脈のビジターセンター的な機能を持っている施設ということで、こちらの方につきましては、環境省の国立公園計画の中でもそういった位置付けをしていただいております。ただ、展示物というのも、やはり老朽化してきているのも事実ですから、今年度、村としましては、各地のビジターセンターを視察見学しまして、具体的にどのような方法で今後そういった展示ですとかを行っていったらいいのかというのを、今年度、視察検討を重ねてきています。次年度以降、そういった視察の結果をまとめまして、山岳センターの魅力向上に向けた改修といいますか、そういったところを今後行っていきたいというふうに考えております。あと、札内川の上流地域の施設を活用した部分、例えば、七の沢までの話ですとか、ダムを利用したという話でございますけども、当然、上流地域につきましては静中線、今、落石等の恐れがあって通行止めになっているエリアでもありますし、札内川ダムの利用としては、もともとの本来のダムの目的というのもありますので、そういったところにつきましては、今後もちょっと関係機関と協議をしながら、可能であれば進めますし、そういったところを調整を図っていきたいというふうに思っております。
質問 6番 戸水隆
山岳センターに関しては、それぞれビジターセンター視察して検討中ということで、一番のお客さんはここを訪れますので、そういったものがあると、より一層お客さんが来るのかなと思います。また、私みたいな素人は、なかなかそういった山は登れませんから、そういったVRを見ながら体験できるというのは、とてもいいアイデアかなと思いますので、できれば実現していただきたいなと思います。それと、七の沢ですね、今年の秋に私たちも視察に行きましたけども、道路なんかとても危険だと思います。でも、あそこを整備して、もしあそこまで行けるのであれば、観光客にとってはとても見ごたえのある日高山脈を体験できるのかなと思いますので、ぜひ、なんとか要望していって、ちょっと整備して、一番落石の危険な場所もありましたけども、あそこは大変な、多額な、億単位のお金が掛かるという報告も受けましたけども、何とかあそこも整備して、安全を確保できるような中で、奥の七の沢まで行けるのであれば、これは本当にいいなと思いますので、ぜひ実現に向けて要望していっていただきたいと思います。それとダムに関しては、いろいろなアウトドアツアーやられた方も言っていましたけども、なかなかあそこは入れないということで、それが入れるといいのだよなというお話も聞いております。ぜひ、あれは私たちの飲む水ですからね、なかなか難しいかもしれませんが、そういった許可を得られれば、そういった企業の人たちもどんどん利用されていけるのかなというふうに思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。それでは、次行きます。あとは、観光客に対してですけども、村内の雑草対策。やはり観光客、園地まで行くには必ず中札内の街を通りますから、村内の雑草対策や景観対策、観光客にとって村内のイメージを良くするためには必須だと思います。村への誘客に大きくつながると思います。これについては、どう対応されるのか。前回の議会でもこういった議論してきましたけども、さらに一層、これは来年度からしっかりしていった方がいいかなと思いますが、それについてどうお考えでしょうか。
答弁 施設課長 川尻年和(施設課長は2025年3月まで)
それでは、私の方から、戸水議員の質問にお答えしたいと思います。これは多分、日高山脈を望む眺望のきれいな、見えるポイントである道道55号の雑草対策のことの質問だったと思います。こちらの部分につきましては、管理している北海道に、そういった実際に要望も、住民からの要望も寄せられております。そういったとこを踏まえて、しっかりと道に要望していくとともに、こちらの部分に関しては、しっかりボランティアの方でも、一部ではありますけども、雑草に対して対処している、除草しているところも拝見できますので、そういった方を増やしていくとか、さらには、大きな草が生えています。眺望をするところで生えてはおりますけども、その部分については、どういった対策ができるのかということを北海道と詰めていきたいなというような考えを持っております。
質問 6番 戸水隆
観光協会さんでこういったロードマップ、立派なものをつくっていただきましたけど、どうしてもイタドリなんか前に入ると、なかなか邪魔でそれをかわしてということになりますと、畑の中に入ってきたりだとか、そういった問題もあったので、それに関してちょっと質問しました。失礼いたしました。それでは、次行きます。ここ近年、全国的にアドベンチャーツーリズムという企画が注目されてきています。自然とのふれあい、フィジカルなアクティビティ、文化交流の3要素のうち、2つ以上が主目的の旅行であります。園地内では、指定管理者のアイデアにより様々な企画があります。モルック、ピザづくり、マウンテンバイク等の体験型、さらにはガイド説明による日高山脈や中札内村の自然や文化などの説明、地産地消による食料の提供など、アドベンチャーツーリズムに関わることが、指定管理者の努力により企画されてきております。村内の企業にも、釣りを対象としたお客さんを含めたツアーも企画されているというお話も聞いております。それ以外にも、村内や園内での企画を今後予定されているのか伺いたいと思います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
まず、札内川園地では、これまでも戸水議員がおっしゃるとおり、各種アウトドア事業というのを展開してきております。今、次年度に向けてどういった取組みをするかというのをちょうど検討している最中でございますけれども、札内川園地の指定管理者の方としても、まず既存の事業については継続して行うとともに、やはりもっともっと周知をして、参加者ですとか、そういったことの充実を図っていくという取組みを強化していくという方向性で、今調整を行っておりますし、新たな取組みとしては、札内川園地で自然ガイドといいますか、きちっと職員が様々なアウトドアですとか、ガイド事業を行えるような、まず体制を構築できないかということで、今検討を進めているところです。また、先ほど村長の答弁にもあったとおり、広域で取組んでいます十勝日高山脈観光連携協議会、こちらの方でも、今年10月にはアクティビディモニター事業というのをやりまして、広域で、例えばサイクリングですとか、釣りですとか、体験事業、様々な体験事業も含めたモニターツアーを実際行っております。次年度以降、こういった事業が、モデル事業ではなくて、多方面で取組んでいけるかということも、今現在検討している最中ですので、こういった新しい事業についても、村としても関わりながら、実現に向けた取組みというのにも、検討は進めていきたいというふうに思っております。
質問 6番 戸水隆
今現在段階では模索中ということで理解いたしました。今後、園地内では自然ガイド事業を検討していくということで理解しました。また、十勝日高山脈観光連携協議会でのアクティビティモニター事業、これを継続して、また新たなものということで検討されていることで理解いたしました。答弁書の中に、広報戦略として、今言った協議会と連携しながら取組むとなっていましたが、もしあるのであれば、これからの、まだ公にしてないような案があれば伺いたいと思いますが、村長そこら辺、何か検討されていることはあるのでしょうか。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
先ほどの答弁と重複しますけども、今現在、協議会の方でも、新年度に向けて、それぞれ検討している最中ですので、現段階ではあくまでも検討しているという段階でございます。
質問 6番 戸水隆
わかりました。村長はその協議会の副会長ですよね。どんどんリーダーシップを取って主導していっていただきたいなと思います。村民として、やはり目立ってほしいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思いますし、何か芽室町に隠れてしまっているような感じも見受けられます。今いろいろとモンベルさんが入ってきて、スキー場整備だとかって、今報道されていますけども、やはり中札内が拠点となる観光地に導いてほしいと思います。よろしくお願いいたします。次行きます。広報戦略の1つとして、例で1つ出すのですが、皆さんご存知の「くまモン」なのですが、これを例に出します。放送作家の小山薫堂氏がくまモンというキャラクターを、写真や動画等を著作権フリーにしたことで無料で誰もが使えるということで、SNSやイベント等で全国的に広まった例があります。同じように、日高山脈の写真や動画等、著作権フリーで雑誌やSNSに載せる。素晴らしく美しいものは、村が買い取ってでもフリーで使ってもらうべきだと思います。観光情報は、人は目から情報は先に入ります。人から人へ、人から人へと拡散されていきます。良いことも悪いことも、SNSではあっという間に広がる世の中ですから、これを利用して、お金をかけずにPRできる方法だと思います。今現在、ネットに掲載されているあらゆる日高山脈や中札内村の写真や動画等は、著作権が絡んでいるのか伺いたいと思います。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
すべて検証しているわけではないので。ただ、個人が持っている権利は基本的にあると思われますので、行政が持っている媒体であれば、ご相談によってはお渡ししたりだとか、使えたりだとかということができるという認識です。ただ、これ個別の部分、ちょっと考えなければならないので、村が持っているかといって、その元々の撮った方からの了解を得ているかどうかというところは外に出すこと、それはちょっと確認しないと、なかなか答えられないかなと。ただ、観光協会、外郭ですけど観光協会なんかで持っているやつは、使っていただいていいですよという話も出たりしますので、それは個別対応かなというふうにちょっと思います。全部の持ち物を全部、著作権フリーでいいですよっていうふうになるかどうかというのは、具体的に聞いて判断ということになるかなというふうに思います。
質問 6番 戸水隆
わかりました。そうですよね。やっぱり個々で撮られた写真なんかは、やっぱりわかりませんから、やっぱりそういったところも確認して、村が使えるような状態にすれば、どんどん全国的にSNSやイベント等で広がっていくのかなというふうに考えますので、何とかこれを、こういうふうな取り進め方をしていただきたいなと思います。それで、村長さんは前職のキャリアを活かして、世間に国立公園や村の良さをどのようにPRの仕方で誘客されていくのか。プロモーションされていくのか。独自の考え、広報計画があればお聞きしたいのですが、村長さん、お願いします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
広報戦略に独自のというのは、なかなかなくて、基本を徹底するということはどの仕事でも変わりません。広報においてもそうだというふうに思っています。先ほど質問、さらになかったのでお答えできなかったのですけれども、先ほど、芽室町に中札内村隠れているというような話されたのですが、それについては私は、全くとは言いませんけどそうだとは思っていません。というのは、中札内村は住民主体となっているPR実行委員会があって、この活動については関連自治体から非常に羨ましがられている、大変な協働のまちづくりのシンボルとなるような活動です。今年度でその活動は一旦役割は終えますけれども、関わってくださった住民の方々をこれからも日高山脈の応援団としてご活躍いただきたいというのが、広報としては一つですし、あと、先ほど戸水議員がおっしゃったとおり、画像、映像というのを使った広報というのは欠かせません。SNSを活用するというのは、中札内村については、これは十勝管内においても、全国的にもかなり先進的に、徹底的に取組んでいるというような自負はあります。ただ、このSNSについては、中札内村役場もしくは観光関係者だけがやっていればいいかというとそうではなくて、SNSをどんどん、どんどんたくさんアカウント持っている方、村民の方にもいらっしゃると思いますので、そういった方々にもっともっと中札内村の発信を応援していただけるような、そういった動きを私としてはしていきたいなというふうに思っています。特別な策はなくて、当たり前のことを当たり前に徹底的にやるというのが中札内村の広報戦略であり、仕事の進め方だということを申し上げて答弁としたいと思います。
質問 6番 戸水隆
わかりました。これといったものはないようですが、当たり前のことを当たり前に徹底してやっていくということは理解しました。ぜひ、私たちも日高山脈については宣伝していきますし、村を起こしてそうやってやっていきたいなと私も考えておりますので、ぜひ、村の方もよろしくお願いをしたいと思います。次に行きます。次に、オーバーツーリズム、これ観光公害の問題があります。公園内に観光客が増えれば、自然環境の破壊が懸念されます。登山客にとっては、トイレの問題、ごみのポイ捨て問題、貴重な動植物の生態系への影響、観光地開発と大切な自然が破壊されます。村内においても、ロードマップによるビューポイントに訪れた観光客の農地侵入やごみのポイ捨てなど、交通障害等も懸念されますが、何か対応策は検討されているのでしょうか。例えば、携帯トイレ、携帯ごみ袋、注意喚起の看板設置など、もしそういったものがあれば伺います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
国立公園化に伴うオーバーツーリズムの問題は、本村だけではなくて、国立公園化に関係する関係自治体の中でも、現在、日高山脈襟裳十勝国立公園協議会というのを13市町村で設置しておりまして、やはりその中でも問題になっております。例えば、おっしゃっていたような登山中のトイレの関係ですとか、あるいは、多くの方が入山することによって、登山道以外の道が荒らされていくことですとか、こういったところは問題にもなっていますし、早急に対策を講じていく必要があるという認識も、その協議会の中では、方向性としては一致しているところです。村としても、当然中部山域の登山口になりますので、そういったトイレの問題ですとか、環境問題というのは、今後向き合っていかなければならない課題かなというふうには認識しておりますので、日高山脈の機能、先ほど機能のお話もさせていただきましたが、それと併せて、今後ちょっとやはり検討していかなければならないかなというふうに思っておりますし、ビューポイントマップをつくった際には、一応マップ上には、当然畑ですとか、あと、交通障害には十分、畑に入らないことと、交通障害にならないように十分気をつけてくださいというようなアナウンスはしているところですけども、やはり今後、それがどんどん、どんどん広がっていく中で、観光客が勝手に畑に入るというのは、当然許されることではないので、こういったところにつきましては、やはり随時周知をしていく必要があるのかなというふうに考えているところでございます。
質問 6番 戸水隆
登山に関しては、貴重な植物を踏んづけたり、あと、動物、ナキウサギだとかそういった棲み家である岩場の影なんかもつぶされてなくなっていくことも懸念されますから、そういったところも気をつけないとなりませんし、トイレなんかも、誰もいないからいいだろうという感じで予測はされますけども、ただ、そういった一流のプロの登山家というのは、そういったマナーはしっかりされていますから、こういったことに関しては気を配っていただいていると思いますけども、今後、どんどんそういった登山客が増えてきますと、こういった問題も発生してくるかと思います。富士山のようなあれだけの大規模になることは恐らくまだないとは思いますけども、やはりこういったことは注意喚起をしていっていただきたいと思いますし、先ほどのこのロードマップですか、これにお客さんが来て景色を見ていただく、写真を撮っていただく時に、やはりどうしてもここに駐車場がありませんから、つくれといっても道路しかないからできませんから、やっぱり路駐して撮るということですので、交通障害ですとか、あとはやっぱり近くの畑に入ってくるということも懸念されますので、そういった注意喚起はしっかりしていっていただきたいと、そのように思います。次行きます。特にキャンプ客が一番気をつけなければならないのは、先ほどもお話があったクマの問題であります。ごみ対策をしっかりすれば、クマとの遭遇も抑えることができますが、園内での何か対策を講じているのか伺いたいと思います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
札内川園地内でのごみ対策ですけども、基本的にキャンプ場を利用していただいたお客さまにつきましては、山岳センターの方にごみをまず片付けの際に必ず持ってきていただくと。その場に置いていかないで、まず持って来ていただいて、そしてセンターの職員がいる中で分別をしながら処理をしていくという方法を取っています。議員おっしゃるとおり、そのままごみを放置すれば、最終的にそこが野生動物、それを狙ってというわけではないですけど、来てしまう可能性ありますので、ごみを放置しないという取組みは現在でも山岳センターの方で行っております。
質問 6番 戸水隆
キャンプ客のごみは一度山岳センターのところですか、そこで回収して分別をして処理しているということですが、やはり一番気をつけなければならないのは、やはり眠りについた後、寝た後が一番大事だと言います。寝る前のそういった食べ残しの後始末、これ、匂いが漏れないように、すべてタッパのような密閉できるようなものに入れて始末をするということが、欧米なんかでは主流だというふうに聞いておりますが、キャンプのお客さん、今、山岳センターに預けるということでしたけども、山岳センターの方ではきちんとそういった匂いが漏れないような管理の仕方をされているのか。それもちょっと伺います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
山岳センターで収集しているごみにつきましては、職員が収集したごみにつきましては、適切にそういった野生動物に荒らされないというところも踏まえて処理を行っているところでございます。
質問 6番 戸水隆
しっかりと処理をしているということで確認しました。やっぱりクマは寝静まった後にどうしてもやっぱり匂い嗅ぎつけてやって来ますから、そこら辺はしっかりしないと、そのうち事故が起きる可能性があると思いますし、一度そういった事故が起きますと、当分お客さんを呼べなくなってしまうことがありますから、そこら辺はしっかりしていただきたいと思います。それでは次行きますね。以上、述べてきた誘客、オーバーツーリズム、安全対策等を踏まえて、札内川園地内の管理等含めて、私はレンジャーの配置の必要性を望みますが、レンジャーというものは自然保護官であり、農学をパスしてきた環境省の職員です。欧米ではもちろんのこと、国内の国立公園内にも配置する自治体が増えてきています。主に公園内の管理等行いますけども、現在の指定管理者活動と重複するところが多々ありますが、正式なレンジャーがやはり必要だと思います。配置に関しての考えはあるのか伺います。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
環境省が配置します自然保護官、レンジャーにつきましては、当然人員というか、人員にも限りがございます。村としましては、山岳センターは、先ほど申したとおり、ビジターセンター機能も有しますので、やはり環境省というよりも、村として山岳センターの機能を活用しながら、例えば、ガイドですとか、あるいは先ほど言った登山の注意喚起ですとか、安全対策ですとか、こういったところが指導できるような知識を持った人というのは、やはり山岳センターには必要かなというふうには考えております。今年度、そういった技能といいますか、知識を持った人を村に来ていただいて、山岳センターを中心に活動していただけないかということで、地域おこし協力隊の募集も今年度4月から随時行ってきたところです。村としましては、まずそういった、環境省のレンジャーというよりも、まずは単独で山岳センターを核とした活動ができるような人材を確保にちょっと努めていきたいというふうには考えているところです。
質問 6番 戸水隆
村は単独で、いわば今の指定管理者の方々に託すということですね。そうではないですか。失礼しました。今年ですか、帯広自然保護官事務所からの派遣でアクティブレンジャー補佐官ですね、来ていただいて、いろんな企画をされたというの私聞いておりますけども、やはり今後、観光客がどんどん増えてきますと、やっぱりそういった専門的なそういった資格を持った人の在中というのは必要ではないのかなと思うのですがどうですか。やはりやっぱり自前でやっていくということでいいですか。
答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)
先ほども述べさせていただきましたけども、今現在、そういった技能、いわゆる登山のガイドの、例えば資格を有する技能ですとか、山岳事故に対する技能ですとか、当然地図読みの技能ですとか、そういった登山に関する資格を有している方を、村として地域おこし協力隊としての制度を活用して、村にそういった方を募って、そちらの方に配置できないかということを今模索している状況ですので、まずは村としてはそういった取組みの方を進めていきたいというふうに思っております。
質問 6番 戸水隆
失礼いたしました。そのように理解いたしました。でも、私が思うには、どんどん増えてきたら、いずれはそういったことも検討しないとならないのかなという時期が来ると思いますので、ぜひ覚えておいていただきたいなと思います。それでは次行きます。