みんなの議会

中札内村議会 令和8年6月定例会 2026年6月8日

村長公約の進捗状況について

2026年6月8日、中札内村議会の一般質問で、戸水隆議員が「村長公約の進捗状況について」質問し、村長 川尻年和が答弁しました。

質問者
戸水隆 議員
答弁者
村長 川尻年和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 戸水隆

皆さん、このプリントがありますでしょうか。これは川尻村長の公約であります。大きな5本の柱、43の項目の載った公約のものですが、昨年の村長選のときに、この公約を村民の皆さん、お約束をし、そして当選を果たされまして、あれから丸1年が経ちました。この公約の進捗状況というものは、実際どのように現在なっているのかということで、今回はこの件に関して質問していきたいと考えております。それでは、議長から許可をいただきましたので、一般質問させていただきます。村長公約の進捗状況について。昨年の村長選挙において、対話と行動力でまちづくりに挑戦をスローガンに、43の公約を掲げ、初当選した川尻村長。就任して、早1年が経ちました。スローガンに沿った職務への取り組む姿勢が見受けられます。前回、3月の議会にて本格編成予算が可決され、大方、公約の反映された施策が予算に組み込まれ、成果や評価を問われるのはまだ先ですが、令和8年度がスタートしました。すべての公約が反映された訳ではないと判断しますが、進捗状況を伺います。また、未着手の公約においてもいくつかありますが、以下の公約について、今後の工程を伺います。1番から4番とありますが、1番から3番までがこの表の公約の大きな2番目の中のものです。4番目は、五つ目の大きな柱の部分になります。1番、次代を担う農業者の育成、確保に向けた仕組みづくりや支援策。2番、道の駅の新たな魅力づくりと発信力の向上。3番、道の駅の災害時の避難場所機能を充実。4番、上下水道施設の計画的更新。まだまだ未着手のものがあろうかと思いますが、今回はこの四つを主に質問していこうと思います。よろしくお願いします。

答弁 村長 川尻年和

はじめに、私の公約の進捗状況について申し上げます。村長就任以来、私につきましては、対話と行動力を基本姿勢とし、積極的に村民の皆さまのもとへ足を運び、対話を重ねながら、まちづくりを進めてまいりました。私の政治公約に掲げた43項目の中、継続事業を含め、概ね8割を実施しております。特に、就任以降の公約を反映し、新たに事業化したものとして、新たな分譲地の造成、開村80周年記念村史の編さん、デマンド運行実証試験、高齢者補聴器購入助成、こども家庭センター開設の推進、若者世代奨学金返還支援事業、客土工の土取場候補地における土壌調査、高校入学準備金の拡充を実施いたしました。これらの施策の取組を通じて、定住対策、福祉の充実、農業振興、就学支援などを着実に推進しております。次に、質問いただいた4項目の取組についてお答えします。1点目の次代を担う農業者の育成、確保に向けた仕組みづくりや支援策についてですが、現在、中札内村農業担い手育成センターが中心となり、農業者の担い手の育成、確保対策、農業後継者の配偶者対策に取り組んでおります。今後の仕組みづくりや新たな支援策につきましては、今年度、本村農業の振興指針である農業の発展方策の見直し作業を行っていることから、その中で担い手対策のあり方についても検討してまいりたいと考えております。併せて、元気な農業サポート事業のメニュー、助成内容についても、農業者に対するアンケート調査を改めて実施する中で、次世代の農業者を支援する内容を盛り込むなど、担い手対策に有用な支援策を検討してまいりたいと考えております。2点目の道の駅の新たな魅力づくりと発信力の向上につきましては、本年度策定いたしました観光振興基本方針に基づき、本村の強みである食を中心とした取組を進めております。具体的には、道の駅のコンセプトである『「美味しい」「楽しい」がいっぱい!』を踏まえ、更なる食の充実を図るため、開拓記念館への飲食店の出店を公募し、令和8年4月から営業を開始しております。このほか、帯広開発建設部と連携し、札内川ダム施設内で貯蔵・熟成した食料品等を村のオリジナル商品として道の駅で限定販売できるよう調整を図っているところであります。また、発信力の向上につきましては、観光協会のSNSが道内の観光協会アカウントのフォロワー数で上位に位置していることから、今後もSNSを通して、食を軸とした道の駅の魅力発信に努め、来訪者数の増加につなげてまいります。3点目の道の駅の災害時の避難場所機能を充実についてですが、災害時の一時避難場所に指定され、帯広開発建設部と締結された協定に基づき、道の駅内に投光器やバルーンライト、防災トイレ4基、緊急貯留槽、衛星通信電話が整備され、災害時の機能強化が図られております。また、大規模災害時の業務執行体制確保のため、令和7年10月に事業継続計画を策定し、帯広開発建設部、村、指定管理者などと年に1回、防災資機材を使用した合同防災訓練を実施することで、防災意識の向上と連携体制の確認を行っております。今後も、関係機関等と連携を図りながら、継続的に防災訓練などを実施するとともに、必要な防災資機材についても、随時配備してまいりたいと考えております。4点目の上下水道施設の計画的更新についてですが、上下水道においては、村民の生活に直結した非常に重要なインフラ施設であり、施設の適切な維持管理及び更新は、必要不可欠であります。中札内村の水道は、建設後50年以上が経過し、下水道につきましても、30年が経過しようとしています。特に水道施設は、国が定める耐用年数を超過しており、年々性能が低下していることから、近年は修繕費及び維持管理費が増加傾向となっております。こうしたことから、本村では今後発生する可能性の高い大地震への備えと併せて中札内村上下水道耐震化計画を令和6年度に策定しております。計画では、公共施設など災害等で重要となる施設への水道管路の更新に係る調査を令和9年度に行い、令和10年度以降、順次更新工事を行う予定としております。また、下水道施設については、令和6年度に策定した下水道事業ストックマネジメント計画において、当面は現状の設備を維持・管理していくこととしております。なお、上下水道施設・設備の更新には多額の費用がかかることから、国及び北海道からの補助金による財源を確保しながら進めていくことになりますので、設備等の実態や財政状況を踏まえながら、更新事業を進めてまいります。

質問 6番 戸水隆

答弁にありましたが、対話と行動力にあるように、しっかりと取り組んでいる姿勢は私も見受けられます。今後とも、この理念を忘れず、公務に取り組んでいっていただきたいと、そのように思います。また、公約の中で、概ね8割のものが実施に至り、2割のものが手つかずのようですが、主に何なのか。着手にいたらかなった経緯。また、それらの今後の工程を伺います。

答弁 村長 川尻年和

議員の質問にお答えしたいと思います。概ね8割ということで報告させていただきました。しかしながら、完全に公約を遂行したということではなくて、実施、当初予算に計上するとか、そういった中で、ある程度進捗を進めてきているところであります。特に、議員から質問あった点におきましては、例えば、公約2にあります活力ある産業のまちづくりの中で、空港に近い有利性、景観に優れた環境を活かし、企業や事業所の立地を促進するという項目があります。こちらの部分に関しましては、まだ色々関係団体とも協議しながら進めていく必要性がありますので、まだ着手には至っておりませんけども、今後、この任期の中で、しっかりと進めていく。そういった点もあります。さらにその下の項目になりますけども、商工業におけるDXの促進、こちらの方につきましても、道の駅には多くの外国人の方が、いま本村には来村、観光客として来村しておりますけども、この部分についても、まだ進捗の方があまり進んでいない。そういうような状況もありますので、店舗におけるそういったDXの推進を改めてもう一度しっかり取り組んでいく必要性あるのかなというふうに考えているところであります。それと、公約4の項目の中の中札内交流の杜サッカー場、サッカー合宿利用の促進というのがあります。こちらの部分に関しましても、サッカーの合宿、例年とおりこれまでも行ってきております。昨年も多くの合宿がありました。さらにこの部分に関しては推進していきたいなというような項目立てをさせていただいたところでございました。その背景におきましては、Jリーグに加盟するそういったサッカーの誘致、J リーグといいますかJ2、その下部組織になりますけども、そういった試合をできれば本村のこの4面ある、芝生の4面というのは本当に管内でもない芝生の好条件でございますので、さらに空港にも近い、こういう立地条件を活かしながら、活かしていく。こういったところを、これも十勝のサッカー協会、そういったサッカーに関する関係団体やらいろんな団体と協議しながら、一歩一歩進めていきたいなというふうに考えているところでありまして、この部分に関しては、例年同様の合宿状況、高校生の合宿等、中学生も含めてですね、そういったような状況になっているのかなということで、さらに、促進を図っていきたいというところで、完全には至っていないのかなというふうに考えているところであります。いずれにしても、この交流の杜のサッカー、サッカー以外も含めてですけども、合宿をすることで、本村への経済効果というのが見込まれます。農協の直売所、さらには道の駅への収益、そういった増にもつながると考えておりますので、この合宿利用の促進に関しましては、しっかりとこの任期中の中で、何らかの形でしっかりやっていきたい。そういった点になります。今後の工程になります。これ全項目の工程になりますけども、まずまちづくり計画の中で、この公約の中をしっかり盛り込んでいく。さらには、まちづくり計画に伴うローリングというものがあります。いわゆる予算配分、概略の予算配分になりますけども、そういったところをしっかりやって、さらには、それを踏まえた形で新年度予算ということに計上されることになります。そして、次年度になりますけども、前年度に対する、政策に対する評価を行って、どこまで進捗しているのか。今後どうしなければならないのかということを関係課と議論をしながら、しっかりと公約促進に向けた取組を進めていく。そんなような工程を考えているところでございます。

質問 6番 戸水隆

今、未着手のものの答弁がありました。空港に近い有利性や景観などの優れた環境を活かした企業立地、事業所の立地促進ということがまず一つですね。これも本当に空港が近いですから、色々それを利用した企業さん、恐らく探している企業なんかも全国には色々あるのかと思いますが、中々そこに結びついていないということがあります。そういったことで、色々そういった企業さんに目を付けてもらえるような周知方法、あるいは宣伝というのですか、ちょっと良い表現が浮かびませんけども、そういったことは今後とも続けていっていただきたいと、そのように思いますし、次に商工会におけるDXの促進、これはデジタルトランスフォーメーションといった企業の業務・商品・サービスの変革し、競争力を維持強化するためのもの、事業効率化によるコスト削減にもつながるといった、今どこの企業さんでもこういったものを取り組んでいるのが進められているという状況ですけども、村内の商工業者、あるいは、道の駅の商店街なんかでも活用していくべきかなということで、今答弁にありましたけれども、外国人の方々も結構見えられるようになっておりますし、キャッシュレス決済というものもこれから必要なのかなと。今どこ行ってもそういったものは、大方普及してきていますので、こういったことも早めの取組をしていただけるのかなと、そのように思います。次に、中札内交流の杜サッカー合宿利用の促進のところですね。今、大きくJ2の試合を何とか中札内でというお話もありましたけども、この合宿施設は、私も色々お話を聞きますが、全道的にも大変、中札内の交流の杜って評価が高く、人気度が高いのですね。サッカーに限らず、バレーボールですとか剣道なんかもありましたか。あと、文化では吹奏楽部といった道内の高校なんかも来られるということで、ただ、時期が重なってしまうのですね。例えば、春休み、ゴールデウィークだとか夏休み、時期が被ると中々予約が取りづらいというマイナスのこともありますけれども、うまく調整しながら、あと、そういった閑散期というのですか、あまり需要のない時期なんかもどんどん利用していただけるような取組もしていただきたいなと思います。これはサッカーに限らず、いろんな外でやるスポーツなんかもっともっと来て利用していただけばなと。そのような取組をしていただきたいと思いますけれども、今、建物、旧校舎も今後どうするのかという大きな問題もありますから、併せて、この合宿施設の維持をしながら、あの建物をどうするのだということを議論していかないとならないのかなと思います。あまりこれは通告にはないので深堀りはしませんけれども、この未着手のものは、今後色々まちづくり計画等で議論しながら、ローリングを行って、予算配分なり色々検討されながら今後に取り組んでいくということで理解をいたしました。それでは、四つの項目、一つずつ質問に入らせていただきます。まず1問目ですが、次代を担う農業者の育成確保に向けた仕組みづくりや支援策について、現在も営農セミナーや各種講習会、懇談会等にて、最新技術等の指導や習得に向けてある程度育成に取り組んでいるほか、青年農業者、女性農業者への活動支援や育成指導を行い、持続可能な農業経営を目指し、公約の一部として継続中でありますが、配偶者対策の推進については、未だ結果に結びついていない状況にあります。同様に、令和4年3月に作成した農業の発展方策の中にも主要施策として謳われていますが、その後、何かアクションを起こしたのか、何か企画をされたのか。それらの対応をしたのか伺いたいとも思います。

答弁 村長 川尻年和

議員の質問にお答えします。次代を担う農業者の育成ということで、こちらの方につきましては、本当に基幹産業が農業であります。それを今後しっかり継続していかなければならないというようなそういった使命も私は担っていると思っていますので、しっかり今後もやっていく必要性があると考えております。例えば、すでにもうやられている方はいると思いますけども、スマートフォンを活用した恋愛、出会いを目的としたマッチングアプリの活用。これ、本当にこちらの方が結構利用している方が、今多いというふうに聞いております。有料というようなサイトの方が信頼性が高いとか、そういったような情報も得ておりますけども、そちらの方の積極的な活用をすることで、今結果が出てきているという情報も得ております。そういったところもしっかり周知して、自分に合った方をしっかりマッチングすることも一つの案だというふうに考えております。こういったところも、担い手センターを活用しながら周知をして、取組を進めていきたいなというところであります。それと、今月末に、商工会が事務局になって、今取り組もうとしております。担い手センターが協力して、村内団体の農業青年部、さらには農協職員青婦部というのでしょうか、あと役場の青婦部でしょうか、そういった若手、あと商工会の青年部なのでしょうか。そういう若手が集まる、そういったようなものも企画されております。今年度におきましてはモルック、今、そういったことで、一緒にスポーツをすることで距離を縮める。そういったようなことも考えてモルック、その後にはバーベキューなどを行って、会話をすることで互いを知る。そういう交流会も今月末に準備されているということでありますので、そういったところを年に何回できるのか分かりませんけども、少しずつ計画することによって、最終的にそういったマッチングというのでしょうか、恋愛につながっていけば良いのかなというふうに思っております。

質問 6番 戸水隆

スマホを使ったマッチングアプリを利用した方法。これは個人でそれぞれ行っていただくものと私も認識しておりますが、村として、村の農業担い手センターとして何かイベントや企画をされたのかどうかというのをちょっと知りたかったのですが、その農業の発展方策を作成した以降に、そういったものを何もやっていないのかどうなのかというのもちょっとお聞きしたいなと思います。さらに、今後はそういった農業団体あるいは商工会青年部、あるいは役場職員さんとの、農協の女子職員もあるのかな、そういった青年団体の交流会も企画しているということで、それは大変良いことかなと。私の青年部の時代もそういうことをやりました。村内の若者みんな集めて、ミニバレーをやったり、みんなで焼肉をしたりということもやりました。未だに継続中ということで大変良いなというふうに思っておりますけども、村として、担い手センターとして、今までに何かイベント等を企画されたのか、ちょっとそこら辺を伺いたいと思います。

答弁 村長 川尻年和

議員の質問にお答えしたいと思います。以前は婚活パーティーというものを、この担い手センターで行っておりました。中々こういう婚活パーティーということではちょっとハードルが高いということで、先ほど説明いたしましたスマートフォンを利用したマッチングアプリの活用、こちらの方でマッチングして、そのマッチングアプリに係る、有料に係る月、例えば2,000円なり3,000円なりかかる、そういう経費の助成を新たに行ってきているというところであります。

質問 6番 戸水隆

そういったアプリを使うときの経費の一部を村で助成しているということでよろしいでしょうか。大きなイベント等はやっていないのか。自分調べたところ、2023年にエンジョイ交流会というものが確か行われたのではないかなって。中身はちょっと分かりませんが、確か農業委員会の方が詳しいですかね。そういったものをやっておられますけども、そういったものをもっともっと、1回だけではなくて継続して何回もやっていくべきなのかなと私は思います。近隣の町村なんかでも頻繁に行われていますし、また、いろんな行政以外の団体でもちょこちょこあらゆるイベント等も実施されていますから、とにかく行動に移すべき、色々やるべきかなと思いますね。ぜひ、村もそういったことを少し取り組んでいただきたいなと、そのように思いますがいかがでしょうか。

答弁 村長 川尻年和

今、議員からの提案もありましたけども、先行しているそういった町村があるかと思いますので、そういったところをちょっと、こちらの方でも研究させていただきたいと思っております。5月に担い手センターの総会もありましたけども、この部分に関しては積極的にやっていくというところも、色々と議論してきたところでありますので、先行している先進的な事例を用いながら、このマッチングというのでしょうか、そういったところも含めて、しっかり婚活につながるようなそういったところに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

質問 6番 戸水隆

分かりました。

出典:中札内村議会 令和8年6月定例会 2026年6月8日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる