みんなの議会

中札内村議会 令和6年12月定例会 2024年12月13日

高級リゾートなどに関して

2024年12月13日、中札内村議会の一般質問で、戸水隆議員が「高級リゾートなどに関して」質問し、村長 森田匡彦が答弁しました。

質問者
戸水隆 議員
答弁者
村長 森田匡彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 戸水隆

それでは、3番目に行きます。村は複数の企業との包括連携協定を結んでおります。様々な誘客事業もされております。地元の企業による「ばん馬とのふれあい」は、十勝文化を代表するものでありまして、実現を期待しております。今年の7月19日に、岸田前総理が全国の国立公園35箇所に高級リゾートホテルを誘致し、国立公園の魅力を高める事業を推進するという方針を固めました。そこで、大手企業の進出は村にとってもとても望むことであります。高級リゾートなどに関しては、村はどのように思われるのか伺います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

岸田前総理が国立公園に高級リゾートをという話をお話になったということは報道等においても存じ上げておりますけれども、これはまだ、今現段階においても、その動きというのは、全国においてもまだほとんど具体化しておりません。恐らくホテルの立地が適しているような国立公園というのも全国にあろうかと思うのですけれども、35箇所ありますので。ただ、まだそれが具体的な動きになっていなくて、過日、11月ですね、全国の国立公園立地自治体による協議会というものが立ち上がりまして、その中でいろんな要望していくということで立ち上がったわけで、中札内村もそれには加盟させてもらっているのですけれども、ただ、中札内村で高級リゾートホテルと考えた時に、これは正直僕は今のところ想像ができません。日高山脈の中に国立公園、中札内村の範囲の中で高級ホテルというのは、ちょっとイメージができなくて、これは民間企業が考えることですので、民間企業が、宿泊会社が中札内村でも十分費用対効果に見合った、ペイする。そういうふうに判断いただけるのであれば、そういう可能性はあるのかもしれませんが、今のところそういう話も中札内村にはありませんし、中札内村の日高山脈のあの環境を考えるとなかなか簡単ではないだろうなというように思うのですが、ただ、先ほどから戸水議員おっしゃっているとおり、それは可能性があるかないかというのは民間企業が考えることですので、まずは中札内村が日高山脈襟裳十勝国立公園の立地自治体であり、非常に日高山脈、十勝側からの入口としては非常に優位性を持っているということ十分認識しておりますので、まずはやはり、日高山脈に中札内村ありというところを、これは徹底的にPRして、中札内村の魅力、中札内村の知名度を上げていく努力というのはしてまいりたいなというのが考えであります。

質問 6番 戸水隆

やはりそういったことよりも、まずは中札内をどんどんPRをしていくということを理解しました。また、そういった高級リゾートは中札内にはというのはちょっとアンバランスだということで、今のところはそういった考えはないということですね。どうしてもそういった大型リゾートホテルというものは、今ありませんけども、将来的にお客さん呼ぶにはやっぱり宿泊施設というのはとても重要だと思うのですね。やっぱりなければどうしてもその日に帰ってしまうというような状況が普通だと思いますから、ぜひ中札内に滞在できるように、そういったものも将来的には、高級リゾートですから私もちょっと難しいかなと思いますけども、可能性はゼロではないと。1%でもあると思いますので、もしそういったチャンスがあれば、どんどんチャレンジしていただきたいなと思います。今言いましたけども、村には宿泊施設が少ない状況です。滞在型の観光を狙うためには、やっぱり宿泊業誘致は必須だと思います。また、村単独でのアウトドアブランド企業やトラベル企業との連携は考えているのか伺います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

これは最初の答弁でも申し上げましたとおり、要するにアウトドア企業であったり宿泊関連企業と包括連携を結ぶことが目的化するのはどうなのでしょう。要するに、我々中札内村が取組んでいることも芽室町さんが取組んでいることも、ここをこういうことをしたい、だから民間の力が必要だという流れではないかなと思うのですよね。相互がやっぱり利害が一致した中で進めるのが、僕は本来のあり方ではないか。包括連携だけ結んで何も起こらないのだったら意味がないですし。なので、最初の答弁でも申し上げましたとおり、今現在でも中札内村については、具体的に申し上げますと、日本航空さんと包括連携協定、これは北海道内で初めて自治体として結んでおりますし、株式会社そら、あそこも宿泊施設もありますし、温泉も持っている施設ですが、そことも包括連携を結んでまちづくりを進めております。その中で、その2社だけでもかなり、有名企業も入っていますし、そういったところと逐次協議であったり情報交換であったり、何か新しいことできないかという話は随時、随時行ってきておりますので。そこを形にする前に、次から次へと新しいものに取組むというのは、まちづくりの本質からは、僕の考えるまちづくりの本質からは外れているなというふうに思います。ただ、そういった何かやりたいというような企業があった時には、当然我々としても積極的に取組んでいきますし、新しい包括連携、新しい企業を一生懸命探すというのは、ちょっとこれはまちづくりの順番が違うのかなというふうに思いますので、今実際にその2社とも様々な形で事業もやってきていますし、今後も実現化する可能性ありますので、まずはそこにやっぱり注力したい。リソースをあまり分散させずにしっかり取組む以上は成果を徹底的に上げたいというのが中札内村のまちづくりのスタンスですので。そういった面ではご理解いただきたいなというふうに思います。新しい連携協定に否定的だとか、消極的だとかということではありません。

質問 6番 戸水隆

わかりました。あれもこれもということではなく、やっぱり今あるものでしっかりと取組んでいくということですね。私にしてみれば、将来的に大手のブランド企業さんが来て、大きなショップを構えたりだとか、ホテルが来たりだとかというのは、ちょっと頭に浮かぶのですが、なかなか受け身だけではそういった企業も中札内さんどうなのですかっていうよりも、どんどんやっぱり自分たちから発信していくというのも大事だと思いますので、そういったことも配慮しながら検討していっていただきたいなと思います。それでは、今も重複しますけども、そういった箱物というのはなかなか簡単には建設されないと思います。いち早く村が注目されるよう努力が必要だと考えます。叶えば、今言ったように観光客どんどん増えてきますし、オーバーツーリズムを注意しながらやっていけば村の活性化につながる。いわば潤うということなのです。今、村長おっしゃられたとおりであるならば、引き続き、十勝日高山脈観光連携協議会や包括連携協定を結んでいる企業さん、村内の企業さん、観光協会や指定管理者とより一層の連携を深めて、今後の誘客に努めていただきたいと思います。強く願います。それでは最後に、今大方村長さんいろいろおっしゃられますけども、改めて、日高山脈と中札内の観光について、村長の今後の野望といいますか、展望といいますか、そういったお話を聞かせていただきたいなと思います。全体を通して。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

野望は特にありませんけれども。ただ、私もこれまで広報のコラムであったり、いろいろな場であったり、SNSであったりで発信してきておりますけれども、日高山脈は、これもう小学校、中学校の校歌にも入っているとおり、中札内村住民にとっての原風景であるというふうに思っております。ポロシリ岳の雄大な景色を見て、中札内に帰ってきたという実感を得られますし、ふるさと会の方々もよくそのような話をされております。そういった面では、今回の日高山脈が国立公園になったということは、非常に我々にとってシビックプライド、住民のそのプライド、中札内村住民であることの誇りをさらに醸成するための大きな転換点、大きな重要なイベントだというふうに思っております。その一つがPR実行委員会の方々の活動でありますし、そういった活動がもっともっと広がるような、私は誘客当然必要だと思うのですけれども、まずは最も重要なのは、中札内村民が、この日高山脈が、素晴らしい大自然が国立公園になった、我々の原風景が世界に誇る宝になったということを住民一人ひとりが認識して、それを誇りに思って、そして、それを自慢できるようなまちづくり、そこが何よりも優先されるというふうに思っております。その先に観光の入り込みであったり、そういったことにつながっていくのかなというふうに思います。最初の答弁で申し上げましたとおり、水は様々なものの資源の基本となるものであり、我々の生活に欠かせないもので、この清廉な水を我々が享受できているのは日高山脈があるからです。そういった意味では、もっともっと、戸水議員は農業者でありますので、農業者としても、この素晴らしい環境にある農業生産物を我々はつくっているのだというPRをもっともっとしていただきたいなというふうに思いますし、そういった動きがさらにPR実行委員会が取組んでくださっているような動きがもっともっと広がっていくことを心からお願いし、そういった意味で、議員の皆さま、住民の代表の皆さまである方々にも全力でご協力いただきたいなというのが私の野望というか、気持ちであります。

質問 6番 戸水隆

前段で私には野望がないと言われましたけども、今語られたことが私は野望だと理解します。おっしゃられるとおり、私も小さいころから中札内で生まれ育ちましたから、この中札内の魅力というものが、何というのでしょう、気付かないのですね。当たり前のようになってしまって。でも、私も正直、今回この質問するに当たっていろいろ、ちょっとですけど勉強させてもらったのですけども、改めて中札内の自然は素晴らしいなということに気付きました。ですので、これは本当に村民一丸となって、この中札内村のすべての良さを全国に広げていってもらいたいな、いきたいなと私も思いますし、こういった野望を村民皆さんに持っていただきたいなということで、そういった働きかけをぜひ村長さん、先陣きってやっていただきたいと思います。以上です。私の質問終わります。

出典:中札内村議会 令和6年12月定例会 2024年12月13日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる