中札内村議会 令和4年9月定例会 2022年9月16日
コミュニティバスくるくる号の運行について
2022年9月16日、中札内村議会の一般質問で、北嶋信昭議員が「コミュニティバスくるくる号の運行について」質問し、村長 森田匡彦、総務課長 中道真也、副村長 山崎恵司が答弁しました。
- 質問者
- 北嶋信昭 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、総務課長 中道真也、副村長 山崎恵司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 北嶋信昭
それでは、議長の方からお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。コミュニティバスくるくる号の運行についてです。中札内村は3人に1人が高齢者です。高齢者の皆さんの中には、自動車運転免許証の返納時期について悩んでいる人がいると思いますが、運転免許証を返納し、自動車を手放すと、買物に行くことや用事を済ませることも自分の都合ではできなくなります。家族等の手助けが必要になりますし、家族等が忙しいときには頼むこともできません。高齢者にとっては大変な悩みであると思います。中札内村では、コミュニティバスくるくる号を決まった路線を決まった時間に運行していますが、市街地では数人の乗車、農村地区では誰も乗車していない日もあるように思います。路線から外れた場所、特に農村地区には、その路線まで行くことができなくて、利用することもあきらめている人もいると思います。もう少し柔軟な対応も必要ではないかと思います。以前にも委員会等で質問してきましたが、何も改善されていないように思います。もっと多くの人達が気軽に利用できるような対策が必要だと思いますが、対策等を検討しているのか伺いたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
コミュニティバスくるくる号の運行についてですが、停留所や運行ルートの設定では、買い物や金融機関、診療所、公共施設など日常生活の中で特に目的地とされる場所を優先しており、運行ルートについても、主要路線を中心に、道路状況や歩道の有無、除雪の優先路線など、年間を通じて安定的な運行ができる路線を優先し設定しているところであります。村としては、1人でも多くの方に利用していただけるよう、各老人クラブやポロシリ大学、子育てサークルに出向いての説明及び試乗体験会を行うなどして広報に注力しているほか、利便性向上に向けて住民の声を聴取しようと、農村部における利用者への戸別訪問、上札内線及び帰宅線の全便調査などを行ってきております。このような活動を通じていただいたご意見から、十勝バス接続のための始発時間変更や診療所利用のための上札内便の泉団地方面のルート追加、ときわ野における住宅増に対応したルート延長、上札内線の帰宅時間に配慮するための増便、今年度は新たに日曜便の試験運行を実施するなどの改善・工夫を重ねてきているところであります。ご指摘のとおり、農村地区における運行ルートと自宅からの距離があることで利用しづらいとのご意見については、村としても把握しているところであります。利便性向上と運行の効率化を図るため、事前予約した人を送迎するデマンド交通に関しても検討いたしましたが、予約することに対する心理的負担や予約したことを忘れてしまう不安などから、現状においては利用者のニーズには合致していない状況となっております。村といたしましては、今後、高齢化の進行や住民ニーズの変化などに応じて必要な改善を図るのはもちろんですが、利用方法含めて、くるくる号に関する住民への理解浸透がまだ十分でない面があるため、情報周知に一層努めてまいります。また、今年度中に無作為抽出によるアンケート調査を実施し、利用者だけではなく幅広い住民から運行に関する意見を聴取することにしています。ただ、地域交通に対する住民の意向は用途や目的によりさまざまであります。一つの事業で全てのニーズにお応えするのは難しいと考えております。広報9月号でもご紹介させていただきましたが、村内には福祉移送サービスをはじめ、買い物支援サービス、住民参加型移動支援サービスなど、有償・無償のさまざまな交通サービスや助成制度が用意されております。それらの事業を目的や用途、使用頻度などに応じて、ご選択、ご利用いただけると、交通面における生活の質を向上させられますので、村内の交通サービス全体の理解促進にも努めてまいりたいと考えております。
質問 5番 北嶋信昭
今、村長からいろいろ説明がありました。いろんなことを説明してくれていたのですけれども、事実、内容は何も変わっていないと。そういうふうに判断しております。なぜこの問題を質問しようかと思ったときに、先般、うちの老人会の中に、くるくる号に乗りたいから、どうしたらいいのですかって言われたときに、道路1本540メートル、次に、2本1,080メートル、ここに出なさいって言われたのですよ。そこの老人会の方々は、みんなそれを聞いたときに、ものすごい怒ったわけですよね。村は何をしているのだって。これ前座に書いたことがそういうことなのですよ。村長の答弁の中に、いろいろやっておりますけども、こういうものもできないのですよ。道路1本入ったって、540メートルしかないのですよ。前からもこういうことを何回も言っております。前村長のときも、街のおばあちゃんが、100メートルぐらいだけどここまで行くの大変だから、うちの前まで何とか来てほしいという要望がありました。それは前村長にも言っております。それから何の改良もされておりません。ここに予約制度にしたら、忘れる方がいるとか、そんなことを理由にしてやらないというのはおかしくないですか、行政として。まず、村でいろんな買い物ツアー、くるくる号と十勝バスと連携していること。これは素晴らしいことだと思います。ただ、そのくるくる号に乗る人がいないのですよ。なぜなのですか。少しその辺考えていただかないと。この問題何もなくなってしまうのですよ。街の中も、本当にもう少しくまなく歩いていただいて、農村もある程度、予約毎日あるわけでないのですよ。道路1本ずれたってそんなに時間かかりません。個人的に考えれば、30分遅れますよと言えばかなりの横道に逸れて、人を集めて行けるはずなのですよ。そういうことをしないで、各地区で老人会とか何かに意見聞きましたって、こういう意見出なかったのですかね。この質問の中にあります。もううちは遠いからバス乗れないのです。そういう年寄りがいるのですよ。今、農村地区では、老夫婦が2人で住んでいる家が段々増えてきました。その人方ももう出れないのですよ。そういう細かいことにもうちょっと気を遣っていただきたいという質問だったのですけども、あれもやっていますこれもあっていますって、やっているのだけど、内容は何も変わっていないのですよね。その辺いかがなものでしょうか。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
これまでも、くるくる号の関係でございますけども、老人クラブとかというところでもお話をさせていただきまして、意見として多かったのが、やはり日曜日の運行日を増やしてほしいというご意見もございまして、これにつきましては、今年度4月から、試験的ではございますけども、運行をさせていただいております。それ以外にもいろいろございます。今の路線ルートになるまでも、これまでも農村部線も実際ここで乗る方も少ないので、ここは走らなくていいよということで、中島、新札内方面ですけども、路線を変更したりとか、そういったニーズにも対応して見直しをかけてきております。北嶋議員おっしゃるそのルートが遠い方がいらっしゃるということで、状況、できればそういった方がいらっしゃるのであれば、個別具体にちょっとご相談もいただきたしですし、そういった方が、本当にくるくる号でなければいけないのか。移送サービスだとドアトゥドアで玄関先まで送っていただくそういったサービスもございますので、その辺、使い方、頻度とかもございますけども、その辺については、ちょっとご相談をいただいて、もし必要とあれば、そういったルートの見直しというのも、改善しないということは申しませんので、その辺ちょっと具体的にお話をいただければありがたいなというふうに思います。
質問 5番 北嶋信昭
そういうこともプラスアルファでしているのかもしれないけども、本当にお願いしたいのですよ、これ。お年寄りが行きたいのだけど行けない。ここに書いてあるような、予約が忘れるとか何とかって、こんな理由の中でできないということはあり得ないのですよ。極端な言い方したら、予約だけでやったって、こんなに出なくたっていいことになるのかもしれない。決められた時間に決められたルートでただ行って、乗る人いません。これでは何の意味もないのですよ。コミュニティバス、かなりの金を出しているのだけども、やはりもう少し、小回りをきくような形にぜひしていただかなかったら、自分ももう75になりました。これからどうなるかわからないのですよ。息子たちが仕事しているときに、ここにも書いてありますけど、息子に頼むと言えないのですよ。すると我々老夫婦は、もう出て行けないのですよ、どこも。そういうことを盛んに今言っているつもりなのです。本当にお願いなのですけど、もっとこまめに、街中もそうです。お年寄り100メートル歩くでさえ大変な人もいるわけですよ。では、街の中で、予約あるからってそこをちょっとずれたって何分ずれます。行政だからそういうことをしないという話もありますけども、行政はそうではないのですよ。そういう人方を助けてもらわなくてはいけないのですよ。この話1点になってしまうのですけども、本当にこれは、うちの老人会の方皆さんが怒っていました。俺に540メートル歩けっていうのか、私にって。歩けないからバスを利用したいことでしょう。更別にはいろんな仕組みありますよね。バスもあればタクシーもあるし、いろんな、大正交通と何か連携している部分もあると思うのですけども。もしかそういうくるくる号でできないとしたら、そういう細かいこともできるような何か対策を考えていただかないと。今最初に言ったように、中札内3人に1人がもう高齢者なのですよ。そうなってきたときに、皆さんは元気だから何とも感じないかもしれないけども、段々それを感じてくる人たちが多くなってきているわけですよ。いろいろしていただいていることはわかりますし、ただ、それを結果としてあまり見えないことに対しての質問なのですけども、いかがなものでしょうかね。何とか我々、今、老人会の方に言われてきました。何とかうちの玄関まで来るように、確約だけあれしてこいって。もうこれは自分の宿命なのですよね。村としてやっぱりそういうものに、小回りをきくようなくるくる号か何かの対策を考えていただくということにはなりませんかね。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
くるくる号を主体とする交通サービスということになれば、先ほども1回目の答弁の中で説明させていただいたとおり、くるくる号だけの運行で、家の先まですべて回りきることができるかといったら、それはちょっとできないです。今現行では。台数を増やしたりだとか、そういうことでも考えない限り。ですが、先ほどデマンドの話も出ましたけれども、デマンドによって家の前までと目的地を結ぶというのが一番効率が言いわけです。ただ、ここで出てくるのは、どうしても予約をしなければならない。デマンドということになれば、運転手とバス、必ず常駐、1日いて、電話かかってこようがこまいが、かかってきたときには対応できるような措置を取るか、何日か前まで指定された曜日にのみ運行するという方法を取るか。こういう形にならざるを得ないわけです。お金かければどれだけでもできるのかもわかりません。運転手さんがきちんと、バスもあって。大型バスである必要はないと思いますけど。そうなってくると、今、9月の広報でも紹介させてもらいましたけれども、夢といろさんが村の委託で実施している福祉移送サービス、これ対象者が70歳以上で、どれかにですから、障害を持っておられる方、介護度がある方、全部なければ対象にならないという意味ではないですよ。一つでもそれに該当すれば該当するという意味ですけど。こういったところであれば、無料で村内であれば、目的地まで送迎することができると。目的地ということは、ご自宅からその目的地までということですから、これ、歩かなくても良いということになりますから、こういった利用を考えていただくのが、まずあるのかなと。ですから、こういうほかにも交通のサービスというのはあるわけで、それをどうやって複合的に利用するか。そのことをなかなか自分では判断できないということであれば、当然、福祉の担当がいて、そのサービスをコーディネートするというのも当然できますし、もし、老人クラブの中でそういうお話があって、くるくる号だけではだめだということであれば、ほかのサービスの説明も差し上げることは何ら問題がないわけです。行政としては、そういうサービスがありますということを言っているわけですから。ただ、その内容について、具体的なところまでわからないがために、くるくる号1本になってしまうということもあり得るでしょうから、そういったところについては、村としても真摯に説明に伺うなりはさせていただきたいというふうに思います。そういった中から、ご意見をいただいて、くるくる号のルート変更にも活かすことができれば、これはまたダブルで良い方向に向くのではないかというふうに思うところであります。
質問 5番 北嶋信昭
くるくる号がやれない理由みたいなことも言っておりましたけども、できれば、くるくる号の中でお願いを、今、村長首傾げたけども、何のためにそれではくるくる号走っているのですか。決まった時間に決まった、人も乗せないで歩いているのですよ。これを言っているのですよ、一生懸命。では、もうちょっとくるくる号に幅を持って運行できることがないのか。今、副村長の言うことは十分わかります。あるサービスのところでは、百何回行くときに、往復でこれで2回なくなるのですよという話も聞いております。だけど、やっぱり乗っていないくるくる号なのですよ。これをどうするかということを、今、副村長の言うこともいろんなことわかります。ただ、くるくる号は、何のために、定期バスなのですか、あれ。決まった時間に決まったルートで走っていくだけ。誰も人乗っていないのですよ。そういうことをもうちょっと小回りきくようなくるくる号にしてはいかがですかという質問なのですけども、できないのですかね。そういう違う手段を選ばなかったらできないのですか。
答弁 総務課長 中道真也(総務課長は2025年6月まで)
くるくる号につきましては、もともと福祉バスが農村部、回っておりました。上札内と中札内を結ぶのは乗り合いタクシーという形でやっていました。これらを統合して、基本的なルートについては設定をさせていただいて、それから住民の皆さんの声を聞いた中で、ルートについても随時見直しをかけてきて、今、この状況になっております。先ほど、くるくる号がということで、移送サービスのこともお話しましたけども、なかなか私たちの情報の周知というのも不十分な面もあって、それは申しわけないかなというふうに思っておりますけども、くるくる号も農村部の帰宅線でお帰りになる際は、家のところまで止まっていますので、例えばですけども、行きは移送サービスで目的地に行く、帰りについては、くるくる号を使ってお帰りになるということもできます。また、老人クラブ、それから、農村部の皆さんのお宅へお邪魔して、いろいろご意見もいただいています。確かに北嶋議員おっしゃるようなご意見も入っております。そのほかにも、市街地でも、決まった時間に回ってくるという便利さも、市街地の高齢の方からも、そういったご意見もありますので、私どもとしましては、いろんな方の意見はあるのですけども、トータルでやっぱり、みんなのできるだけ利便性を上げていければいいのかなというふうに思います。すべてが全然改善するつもりはないという気持ちはございませんけども、そういったことで、くるくる号の運行については、決まった路線で決まった場所で乗降いただくというのが基本の交通手段サービスということになりますので、ご承知いただければと思います。
質問 5番 北嶋信昭
くるくる号に関しては、そういうことなのだろうけども、一般の人が見たときに、人が乗っていないバス、なして走っているのだろう。こう思っている人が結構いるわけですよ。だから、どうのこうのでなくて、やっぱりもう少し小回りをきかして、そして融通もきかしていただいて、やっぱりある程度、くるくる号を利用していただけるような形の中の前向きな運行をしていただきたいと。そういうふうに考えている。いろんな手段はあると思うのですけども、ただ、やっぱり自分で今言っているのは、うちの老人会も言ったように、くるくる号のことに関しての利用の不便さというのを言っておりましたので、今いろいろ村で言うこともわかりますけども、そういうことも、やっぱりいろいろ説明していただきながら、でも、やっぱりくるくる号に何人かで乗っていく楽しみもあるのでないかと、年取ってから。特に年取ってからというのは、人と会うことがものすごく楽しみになってくることもあるのですし。あまり長々言うこともないのですけど、とにかく、くるくる号の運行に関しては、もうちょっと前向きに小回りのきく、もう少し皆さんが利用できやすいことにしていただきたいと思います。今、中札内村、どこの町村におかれても、豊かで住みよい村になって、中札内すごく良くなってきているわけですよ。それはそのお年寄り方が今まで頑張ってくれたからなのですよ。そのお年寄りたちが、今ここにきて、車ないからうちの中でジッとしてれということにはならないので。村もこれから、あとから質問もあると思うのですけども、いろんな場所に集まる場所とかいろいろ作っていただいて、お年寄りが、うちにおると大体老人は鬱みたくなってしまうわけですよ。ですから、そういう集まるところと、老人も何人か待ち合わせてそこに行けるような、気楽に使えるようなくるくる号にしていただきたい。これは切にお願いしたいことですけど、いかがなものでしょうか。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
ただいま、北嶋議員からいただいたご意見、全くそのとおりだというふうに思います。全くその通りだというのは、高齢者がやはりできるだけ外に出て、人とのつながりを持ちながら暮らせるような、そういった村、社会を実現したいなというのは全く同じ思いで、そういった意味で、くるくる号についても、なかなか表に出てきませんけれども、相当実は内部で議論しています。デマンド交通についても、これは私が議員のときに質問したぐらいなので、それは正直言ってそれが一番便利だというのは、僕自身も思っていることですけれども、先ほど、最初の答弁に申し上げましたとおり、なかなか高齢者の方の心理的負担がまだ大きい方が多いということで実現はしておりません。ただ、本当にスマホや何かで予約できるような方々が高齢者の中で増えてきたら、そういった形もあるでしょうし、ただ、また一方で、くるくる号の利用の周知については、本当にまだ中札内十分な努力、担当職員頑張っているのですけれども、何分、対象になる方たくさんいらっしゃいますので、まだまだ不十分な面がございます。そういった面で、しっかりくるくる号が、こんなふうに便利に使えるのだよ、もしくは、くるくる号ではできないことが、ほかのサービスでたくさんできるのだよということの理解をしっかりして、中札内は本当に、最初の答弁でも申し上げさせていただきましたけれども、高齢者が外に出られるような交通サービスについては、かなり頑張って、いろんな関係機関のご協力いただきながら、ツールは用意させていただいています。なので、こういったことを、賢く、うまく使って、もっともっとご高齢の方が、社会、外に出ていけるような、そういった村づくりはこれからも全力で頑張っていきたいと思っておりますので、思いは同じです。僕も高齢者の方々に、いつまでも幸せにいていただきたいというのは全く同感ですので、もっともっと努力することをここでお約束したいというふうに思っております。100点満点はなかなか難しいと思いますけれども、100点に近付けるように頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。
質問 5番 北嶋信昭
村長の今、答弁、本当にうれしく思うのです。そういうことで、今、年寄たちが困っていることもあることだし、あとは、お年寄りが集まってくつろげる場所、これからキッチンハウスもできることだし、そういうものを利用できるときに、後から質問あるのだろうけど、そこにバスも向けていただけるとかって、そういうふうに、やっぱり年寄りが気楽に利用できるバスにしてほしいわけですよ。そんなことで、今、行政の方からいろいろ聞きましたけども、期待して、本当に皆さんに利用していただけるようなくるくる号にしていただきたいと思います。