中札内村議会 令和7年3月定例会 2025年3月7日
有害鳥獣の被害対策について
2025年3月7日、中札内村議会の一般質問で、北嶋信昭議員が「有害鳥獣の被害対策について」質問し、村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司が答弁しました。
- 質問者
- 北嶋信昭 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、副村長 山崎恵司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 北嶋信昭
それでは、許しをいただきましたので質問をさせていただきます。有害鳥獣の被害対策についてです。有害鳥獣の農作物被害は日本中で問題となっており、中札内村においてもヒグマ、エゾシカ、アライグマによる被害が問題となっております。特に、エゾシカによる農作物被害は毎年2,000万円程度となっております。村もエゾシカ対策を講じておりますが、地域によっては毎年増加している地域もあります。中札内村の土地は平坦で猟銃を使うことができません。夏場はくくり罠などによる捕獲はできますが、猟銃による駆除はできません。これらの状況を踏まえて、次の点について伺います。有害鳥獣被害については毎年質問していますが、有害鳥獣による農作物被害を村としてどのように捉えているのか伺いたいと思います。2つ目は、エゾシカは冬になると山で越冬することから、夏場に一時捕獲をし、GPS発信機をつけて、越冬場所を特定する。そうすることで捕獲、駆除することができるのではないかと考えますが、村としてどのように考えているのか伺います。3つ目は、エゾシカは季節によって移動することから、更別村や大樹町などの近隣市町村との連携した取組みが必要であると考えますが、近隣市町村と連携した取組みを行う考えはあるのか伺いたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
ご質問の1点目ですが、農作物被害については、令和5年度の野生鳥獣全体による農林水産業被害の調査結果が発表され、十勝管内で前年度比30.6%増の8億7,900万円で、2年連続で増加しております。その中で、エゾシカによる被害額は、前年度比2.97%増の6億8,200万円となっております。中札内村においても、令和4年度に比べて増加し、エゾシカによる被害額は1,790万円ほどになっております。また、エゾシカの個体数増加によって、今後も被害が拡大する可能性があるため、村としても憂慮すべき状況だと捉えております。2点目のGPS発信機によるエゾシカの個体調査について、近年実施した北海道や札幌市などに状況等を聞き取りました。囲い罠や大型の罠等で捕獲した個体を麻酔で眠らせ、GPS発信機を装着する方法により実施したものですが、囲い罠等による捕獲自体が大変、捕獲し発信機を装着出来ても、発信機の故障等で送信が数日で途絶えるケースが少なくない、山中に戻らない個体がいるなど行動が多様など課題が多いとのことです。今のところ、どちらの調査も満足のいく検証はできておりません。また、専門業者に確認したところ、GPS発信機装着及び追跡に要する費用は、1頭あたり100万円にもなります。故障等のトラブルを考慮した上でどれほどの数のエゾシカに装着する必要があるのかなど、懸念材料は尽きず、成果を得るためには超えねばならぬ大きなハードルが多々あります。現段階で方法論が十分に確立されておらず、多額の予算を投じても成果を得られずに終わるリスクが相当に高いと言わざるを得ません。小規模自治体が単独で取組むことは現実的ではなく、先行事例の今後の動向を注視してまいります。エゾシカの生息地把握や駆除等に関する有効な手段については今後も模索してまいりますが、昨年10月29日に実施した、帯広畜産大学及び小樽商科大学との連携によるオープンイノベーション促進共同研究事業報告会において、村議会との懇談会で協議したエゾシカによる農業被害については、帯広畜産大学の河野洋一准教授も地域の重要課題として認識しているとお聞きしております。引き続き、調査方法も含めてアドバイスを求めていきたいと考えております。3点目の近隣市町村と連携した取組みについてですが、広域的に行うことで有効な成果が出る対策は具体化しておらず、更別村や大樹町などとの連携事業はこれまでに実施したことはありません。ただ、十勝地域野生鳥獣等対策連絡協議会において、ヒグマやエゾシカなどの有害鳥獣対策会議を年に2回程度開催し、十勝管内自治体や十勝総合振興局をはじめ、環境省、警察署、猟友十勝連絡協議会、森林管理局など関係する構成機関、団体が集まり、意見交換や有害鳥獣等の対策協議を行っております。有効な手段が確立された場合には、近隣市町村と連携して取組むことも検討してまいります。
再質問 2番 北嶋信昭
それでは再質問させていただきます。質問したことに対して答えが、答弁していただいたのですけど、我々が心配しているような何の返事もないのですよね、これ、答弁は。最後に憂慮すべき状況、そう書いてありますけど、憂慮というのは、すごく危機感を感じて心配するということだと思うのですけども、これだけで村は終わりなのですかね。何か対策とか何か考える。このために十何年間同じ議論をしながら、多分、一般の人は、北嶋また同じ質問してるわって言われているような気がして仕方がないのですけどね。でも、シカの被害というのはとんでもない多くなってきているわけですよ。毎年うちの村で200頭近くシカ獲っているはずなのですけども、一向に減らないのですよ。こういう調査をしたことがあるのかないのかも、本当に考えているのですけども。これも心配するだけでうちの村は終わりですか、このシカ被害。いかがなものですか。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
私の方から答弁させていただきます。エゾシカの被害、十勝管内の状況もお話、答弁の中でお答えをさせていただきましたけれども、これは十勝管内、中札内村だけのことだけではないということが実態としてあろうかと思います。シカ自体もどこからやって来るかというところはありますから、全ては1箇所から来ているわけでもないと。そういう面でいけば、うちの村が単独で調査したところで、それはあくまでも村の状況、そこに近郊に住んでいるエゾシカの状況ということになりますから。今、村で対策としてやっていること、それが全く無意味だということではありませんし。ということは今やっていることというのは、猟友会の皆さんと一緒にシカの駆除を行っていると。今大体200頭から300頭、年間、猟友会の皆さんには獲っていただいています。駆除ということでですね。そのことで現実的には被害額がどんどん減っているという状況にはないということは、言ってみれば、山かどうかはわかりませんけれども、実際にエゾシカが子どもを生んで、減るような状況になかなかなっていないというのが実態なのだろうというふうに思います。全道的に十勝管内で一網打尽にできるのであれば、それができるのであればそういうふうにやってみたいと思いますけど、現実的にはそういったことというのはできないわけです。ですから道も新聞報道にもあるとおり、年間のエゾシカの数だとかそういったものを公表して、駆除に当たらなければならないということを注意喚起しているのだろうというふうに思います。村としては、何もやらないということではなくて、当然、猟友会と一緒になってシカの駆除に当たっていくというスタンスは変わっておりませんし、あとで詳細の部分ちょっと出るかもしれませんけれど、農家の皆さんにも罠猟の免許を取っていただいて、村がくくり罠等の罠自体を貸し付けるなどして、自衛策なんかにも取組んでいただくっていうことも実施していますし、これから拡大していかなければならないかなというふうに思っているところであります。
再質問 2番 北嶋信昭
言わんとすることもわかるのですけどもね、毎回こういう答弁なのですよ。今社会問題になって、クマとかシカとかいろんなことになっているのですけども、自分はずっと十何年前から言い続けていて何の進歩もないのですよね。村としても、猟友会に頼んで。答弁いつも一緒なのですよ。何か新しいこと少し考えてみる、これ後からも出てくるのだろうけども、何か違う新しいことを考えていかなくてはいけないのではないかと。後から言うGPSの話、これは後からしますけども、この1問目、問題として、被害を村としてどういうふうに思うかということを聞いているのだけども。心配はしていますよと。やることやったからこれで終わりですよということにならないと思うのですよ。クマもそうなのです。クマもあちこち出るのですけども、中札内どこで出るかわからないから、まず今の罠の倍ぐらいしていかなかったら、なかなか捕まえられないと思うのですよ。村として、やっぱり前向きにもうちょっと考えていかないと。これ1,700万円、シカだけと言うけども、中札内村165億円の農業生産上げたって、村長もこの間言っていましたけども。1,700万円は165億円のうち小さいかもしれないのですよ、これ。だけども、このシカの出るところって限られたところしか出てないのですよ。そうすると1戸の戸数というのは、ものすごい被害になっていることになるのですよね。10件あたり170万円だし。1戸被害ね。多分そんなものでないかと自分で思うのだけども。やはりそれに対する対策というのは、しっかり考えていって、心配だけしていたって仕方がないのだよ、これ。猟友会に頼んで、畜大に頼んで、小樽商大に頼んで、毎年同じ返答なのですよ。自分、ここになんでこんな同じこと、もう一つ踏み込んで話できないのかなということを、いつも考えているわけですよ。もう少し、一連の前座ですからこのぐらいにしておきますけども、心配するのはみんな心配しているのです。もう一つ踏み込んでそういう対策を考えてもらいたいからこういう質問をしているので。自分としても考えたことが却下されてみたいなことを書いてあるのだけども。やっぱり人がやらないこともやっていかなくてはいけないのですよ。前例がないですとか、そんな話はいらないのですよ。そんなことで、1問目は、もう少し前に踏み込んで前向きに考えてほしいなということで終わらせたいと思います。それからGPSの関係ですね。これは自分も4、5年前から言っている話なのですけども、GPSによると故障があるとか何とかってあったけども、なんでGPSの話をするかというと、海ではトドとアザラシ、水の中にいるものでさえGPS効くのですよ。オホーツクのどこかだと思うのですけども、アザラシの生態を調べるためにGPSを付けると、残るアザラシと樺太の方に行くアザラシといると。そういう生態調査なんかしているわけですよ。中札内もこれをしてほしいのですよ。これにかかる費用は100万円で高額ですと。1,700万円、1,800万円の被害の中にGPSの100万円は高いのですかね。自分は5台付けたって500万円だと思うのですよ。そういうことを、これはどこの会社と話したのか後から聞いて自分調べますけども、どこの会社と話したのだか知らないけども。もうそれしか、今考えられないのですよ。最後に広域につながるのですけども、今、シカというのは日高山脈の方から来るシカと、大樹の生花、晩成の方から来るシカと2種類あるのですよ。このシカを突き止めることが、だから最後に広域ということを使っているのですけども。そういうふうに前に踏み込んでいかないと、前例がないだとか、故障がするとか、金がかかるとか、では被害は幾らあってもいいのですかね。そうではないと思うのですよ。できれば今日、もうちょっと村で、少し金掛かっても前向きにやってみますとか、研究してみますとかっていうような返事もらいたいですよ。そうしないと何回質問したって同じことしか聞かないのですよ。確かに1台当たり100万円かもしれないです。でも100万円というのは、本機と子機で100万円だと思うのですよ。子機を付けることによってそんなにかからないと思うのですよ、多分。データを出す、電波を着信する機械が高いのだと思うのですよ。これはこの間畜大とも話した時にもそんな話しました。アライグマにはGPS付けているけど、シカには付けていないと言っていました。だけどどうですか、畜大と、それから小樽商大と村とで、GPS研究、よそでやっていないからやるのでなくて、誰かやっていかなくてはいけないものなのですよ。そういうふうな前向きな姿勢があるのかないのか、ちょっと伺いたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
まず、我々の答弁、ちょっと誤解していただきたくない点だけちょっとお答えします。中札内村として100万円が高いからやらないと言っているわけではないです。先ほどの答弁で申し上げたのは、成果を得るには、大変今は方法論が確立していないのですと。GPSを付けられます、追跡することはできますというところまでは言っています。実際にやったところが、故障してどこ行ってしまったかわからないという状況なので。つまり、今は100万円掛けても成果が上がるのだったら、成果があるという確率が相当数高いということであれば、それは予算を投じる価値もあるでしょう。現時点で我々が把握できているのは、限りなく100万円をドブに捨てる可能性が高いというデータなのです。それで実際に、今我々が把握しているこの状況で100万円って1頭ですから。これを例えば2頭、3頭、5頭付けたとして500万円ドブに捨てて許されるのでしょうか。うまくいったらいいですよ、たまたま。たまたまで500万円のギャンブルはやっぱり、これはギャンブルと取られますよね、住民からは。そう考えているということです。これがある程度のエビデンスなりがあって、予算を掛ける価値があると我々が判断できるのであれば、それは100万円でもやる価値はあるのではないですか。ただ、今我々が把握しているデータとしては、そういうデータがないということなのです。ということを申し上げておきたいと思います。100万円が高いからやらないと一言も言っておりません。
再質問 2番 北嶋信昭
あくまでもやれない、できないですね。100万円安い、高いでないと思う。ただ、トドやアザラシに付けても何でもないのですよ。会社どこで当たったか知らないけども、トドやアザラシというのは水の中にいて、それできちんと検証しているわけですよ。やらないわけでないと言うけど、やらない理由ばかり言っているではないですか。それでもちょっとやってみようという気にならないのですか。100万円もったいないのですか、ドブに捨てるのですか。農家の165億円の収入の中に1,800万円のシカの被害あるのですよ。ここに500万円ってドブに捨てるのですか。自分はそこに挑戦してでもやってみるべきだと。間違いなくアザラシとトドでは成功しているわけですよ。ではその会社に今度突き止めるぐらいの気持ちにならないのですか。農業被害が165億円あると喜んでいる話ではないのですよ。これ1,700万円というのは個人的にはものすごい額になっているわけですよ。そういう前向きな発想ないのですかね。あくまでもドブに捨てるのですか、村長。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
要するに、今私たちが得ているデータは、札幌市と道ですよ、適当な会社がやった話ではなくて、札幌市と北海道でやった実験でうまくいってないというデータしか我々得てないのです。シカについては。エゾシカについては。それでうまくいってないというデータを得た上で、チャレンジする、できますよ、それは予算を付ければできます、それは。それでも、その予算を可決されるのですか。我々が持っているこのデータで。今はドブに捨てる可能性の方が高いのではないですかという話を申し上げています。我々知り得る、今実際に行っているところの話を聞いてです。海の海生動物とエゾシカと、これはイコールにはならないと思います。海の動物でできるからエゾシカもできる。そう私も思いましたけれども、残念ながらできていないのです。そういう今私たちが、役場として持っているエビデンスはできていないというエビデンスなのです。これで僕は、成果が出ないと思っているものは1,000円足りとも使いたくないです。というのが私の考えです。成果が出るのであれば100万円でも、1,000万円でも使うのは、それは良いと思います。
再質問 2番 北嶋信昭
村長の考えは全然何言ってもだめなのですけども、成功事例もあるということも、何でそこで調べてみるとか、研究してみるとかっていう気持ちにならないのですか。シカと海の物とは違います、確かに。でも大変なのは海の方が大変なのです。そういうGPS、電気関係なのですから。ではそこに行って検討してみるとか調べてみるという言葉が出ないのですか。あくまでもドブに捨てるのですか、それを。100万円を。そういう答弁をしてほしくないわけですよ。良い事例があるのだから。では村もそことして調べてみるとか、そういう気持ちにならないのですか、村長。かなり今、自分に攻撃的なこと言いましたけども。農業の死活問題ですよ、これ。1,700万円何ですか、いいのですかそれは。100万円捨てるの大変だから、1,700、1,800万円は村民が犠牲になってもいいのですか。少し前向きな返答をくださいよ。今そういう事例を出したのだから。それを札幌で研究したから、これはもうだめだと。ドブに捨ててもいいのですかって何ですかそれ。そうではないでしょう。今、中札内農業、我々現役の昭和50年代、70億円しかなかったのですよ。その時でも中札内農業は70億円を上げたって農家全体でお祝いをした。今165億円ですよ。簡単にこうなったわけでないのですよ。農業関係者、農業含めて農業関係者が一生懸命努力してここまでやって、1,700万円ぐらいいいのかと。こんなことなのですか、村長。何で前向きに答弁してくれないのですか。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
まず北嶋議員の方でおっしゃられた、そのトドとかアザラシの関係ですけど、さすがにそこまではこちらも調べているわけではございません。それが成功事例としてGPSを付けて、それが例えば、船に乗って猟友会のメンバーがアザラシを獲って歩いたのが、そこまでもちょっと調査したことはございません。道の方でもそこまでの情報は得られていないですけど、過去に道議会の中でそういう話がされたというのは、僕も記憶としてあります。ただ、エゾシカの話を今していますので、全く北海道と札幌市がやったことを全否定しているわけではないです。答弁書の中でも記載させていただきましたけども、まだ継続するって両方とも言っているようです。だから、村長が言うようなエビデンスが得られるような状況が当然あれば、言ってみればその、冬の間いるところを捕まえた時に、共同でそれぞれの町村の猟友会のメンバーが集まって、巻狩りをするだとか、そういう捕獲方法も現実的には取ることもできるかもしれない。だからそこに至るエビデンスが、やっぱり欲しいというところなのです。ですから、北海道も札幌市もまだ続けるというところもありますから、道あたりはもしかしたらモデル事業で手挙げて、うまくいかないかなんていうこともちょっとうちの村でも考えていますけど、前向きにやっていこうという意識はあります。その方法論としてそこに至る経過として、畜大との共同研究にどういう調査方法がほかにないのか、あるのか。その辺のところを学術的に集めてほしいということも当然依頼したいというふうに思っています。議会と共同研究の畜大との懇談会もやっていますから、十分そのことを、エゾシカのことが課題だということは十分に大学側もわかっています。ですから、3年目の来年度、何とかそこに課題として取組んでもらって研究してもらうと。その結果をもとに、例えば、道の方にアクションを起こすだとか、そういうふうに取組んでいきたいというのがこの答弁の本旨でございます。
再質問 2番 北嶋信昭
そういうふうな話になれば、少しは考えてもらわなければいけないけども、やはりもう頭からできないみたいな答弁が来るとやっぱりそういうことになるわけですよ。また村長の話になりますけど、村長、この被害って見に行ったことありますか。農家の被害したところ。現場を見ないで話しているのならとんでもない話なのですよ。農家これだけ、シカの被害ってどれだけ見たことあるのか。畑の中の豆の畑の辺り、道路つくったりにして、シカは群れになって歩いているのですよ。これを見て放っておけるのですかね。そういう気持ちだから、今みたいな答弁来るのですよ、何もしないで。きちんと現場見に行って話一緒にしようではありませんか。農家は本当に大変なのですよ、今。その何軒かは。くくり罠のこともありますけども、あと、音ですか。シカソニック。村長の村政執行方針の中に、それなりの成果がありましたと、シカソニックの。シカソニックは、うちでシカが音出したら、うちから逃げていくのですよ。そのシカどこ行くと思いますか。隣に行くのですよ。これが成果なのですかね。付けた人が成果あったのですよ。ところが隣の人は迷惑しているのですよ。そういう状況って把握してこういう発表しているのですかね。もうちょっと現場行って、いろいろ調べて、そしてこういう報告をしてくださいよ。現場も知らないで、農家の悲鳴も知らないで、そういう報告の仕方は納得いかないような気がします。その辺はこれ、今村長の執行方針の中でそういうことを言ったということですし。それでは3番目に入ります。3番目には、GPSの問題からでないとできないのだけども、例えば、一時捕獲してGPSを付ける。そうすると冬、海の方へ行くのか、山の方へ行くのかわからないけども、多分あちこちに行くのだろうけども、そのシカの冬、越冬している場所を突き止めて、更別と中札内と大樹と合同で捕獲をすると。そういう提案をしていたわけですよ。前も同じこと言っていますよね。そういうものが、今、うち個人でできないのだとしたら、この3町で話し合ったらどうですかね。更別の知り合いもいますけど、更南地区、すごいですよ、シカで。でも更別には農業議員が誰も言ってくれないってぼやいていましたけども。中札内と、多分、更別、中札内で出るシカは海の方へ行くし、多分、山の方へ行くこともあるけども。そこを突き止めて、その3つの町村の猟友会で捕獲をすると。そういうことも連携でやれるのではないかと。なかなかそれも難しいのでね、今、シカというのは移動して歩くのですよ、あちこち。そうすると、今、村で獲ったやつは村で捕獲料出しているよね。ところが、更別で獲ったシカはどうなるのかちょっとわからないのですけども、これ、地域で、道にシカを捕獲した時には道で金を、どこから出してもいいから道で出すようにしてもらわなかったら、中札内だけしか獲らないと捕獲料もらえないとかということになるようなところもあるみたいなのですけども、どうですかね、3町で、できれば帯広も入りたいのですけど、帯広大きくてなかなかそんなところに見向いてくれないと思うのですけども。この3町の話し合い、またできませんでなくて、何とかできるような形の中の前向きな答弁をいただきたいのですけどいかがなものでしょう。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
先ほど、GPSのところで私お話したとおり、北嶋議員もそういうふうに思われていると思いますけど、例えば、その生息地を特定することができて、その場所が例えば境界にあるだとか、国有林になっているところに入るということも当然あります。ただこの場合は保護区になりますから、単純には駆除には入れない。鉄砲撃ってはだめなので、獲っては。だから、ある程度そういった場所が特定できたということであれば、協力体制でうちの猟友会のメンバーだけではなくてというのは、総合振興局あたりにも声掛けて、何とかその辺の調整ができないかという話は不可能ではないかなというふうには思います。ただし、勝手に、例えばうちの猟友会の会員が更別村、大樹町で駆除の許可を受けた状態で、ほかの町村で撃っていいかといったら、それは許可出ていないからだめということになります。そういう許可の問題がありますから、北海道も絡まないとちょっと埒が明かないかなというふうには思います。ただ、先ほどのGPSの話に戻るのもちょっと何なのですが、例えば、GPS1頭とか2頭に付けて、それが本当に集団でいるかどうかというのは誰も確認ができないのです。GPSでその場所が特定できたとしても、そこが集団でいるかどうかもわからない。つまりGPSを付けた1頭のシカがそこにいて、その場所に複数人で駆除に行ったということになれば、いってみればそこには1頭しか存在していないということだって可能性としてはあるわけです。ある程度、そのGPSで確証を得た後に、その群れなりを確認する手法はどうしても必要になるかなと。その場合はやっぱり、ほかの町村ということもあり得るので、うちの村単独でそれができるかどうかというのもちょっと検証が必要かなというふうには思います。そういったことも含めて、先ほども言ったように、お答えしたとおり、畜大も含めてその辺の検証できないか。その先には北海道もGPSを使った調査をやっているわけですから、そのノウハウも聞き取りながら進めるというのが一番効果的ではないのかというふうには思うところであります。
再質問 2番 北嶋信昭
副村長、できない理由はいいのですよ。前向きに考えてくださいということを言っているの。GPSでいたから、それ1頭しかいなかったからどうするのだなんて、そういうことではないのですよ。そういうことをしながら、どうやってやるか突き止めていってくれということを言っているのでね。こうやったらだめでないか、ここにもいっぱい書いてありますけども、そういうことを自分を言っているわけではないのですよ。何とか前向きで、大樹と更別と中札内、これはもうものすごいクマでもシカでも出るところなのだからね。やっぱり3町村でいろいろ連携しながらやっていくと。それにはまたクマもあるかもしれないし、今はアライグマもどんどん増えてきているので。アライグマだって、中札内でやったってだめなので、やっぱり隣とやらなければいけない。キツネのエキノコックスのうちでは一生懸命やって大分減ったみたいだけど。更別でやってくれなかったら、うち幾らやっても同じなのですよ、これ。だから広域連携というのは、何町村かで連携をしながらやっていくということが大事なので。シカの捕獲もそうだけども、栄地区では過去に2匹から始まったシカが今二十何頭いるというのですけども、段々増えてきているのですよ。だからそういうことを、何とかしてほしいから、こうやって何回も質問しているので。できない話はいいのですよ。できるように前向きで、ちょっとでもやったら進んでいただいて、そして農家が被害を被らないようにしてほしい。そういう質問を毎回しているはずなのですよ。これで毎年、予算委員会も決算委員会も同じことを言っていたはずなのです。一つ前に踏み込んで、何とか考えてほしい。また今度畜大の先生方と会える機会を持たせてくれるというから、そういう話も十分していきたいし、以前もしたつもりでいるし。そのことによって、シカの問題でかなり被害のことのあれをわかっていただいているつもりでいるしね。そのために、また今度1回、1回でないけど、この次にまた、そういう話し合いをしましょうという話も我々からもしたし、向こうからも来ていると伺っております。本当に、できないできないでなくて、1,800万円のシカの被害、それにクマの被害が440万円、それからカラス、ドバト320万円、キツネ110万円、その他で24万円、全部足すと2,300万円の被害があるわけですよ、うちの村の有害鳥獣の被害。特に今、シカの話しかしていないですけども、とにかくまたこんな質問をしないように前向きの中で、とにかくシカの被害、中札内はここに書いてあるけども、平坦なところでライフルは夏撃てないのですよ。そうすると、冬しか捕獲できないのですよ。それはどこといったら、山へ入っているかどこかにいないとできないので。中札内の平坦なところでは、ライフルというのは多分1キロメートル以上弾が届くので。そういうものを考えると、まず夏場はシカに農産物を壊されても黙っていなくてはいけない。電牧やっているところもいます。でも電牧も枠入って間から入ったらその中に棲み着いたようにしていますよね。そういうふうなものをいろいろ現象があるわけですよ。だけども、また言いますけども、165億円の中の1,800万円、シカの場合は全体から見たら少ないかもしれないけども、個人の被害だということをしっかりわかってもらって、村長自ら被害のあるところに行って見て、その状況をしっかり把握していただいて検討していただきたいと、そういうふうに思います。毎年こんなことばかり言っているのだけども、自分は前向きにやって進むまで、実行していただくまでは何回も言います。自分はあと2年任期ありますので、だめだったらまたこの次にはもっと強いことを言わせてもらうかもしれません。そんなことで、ちょっと議長からも注意を受けて、ちょっと大きい声になってしまったのだけども。それだけ自分らも真剣に考えておるということもわかっていただいて、これからの村が前向きに、できないできないでなくて、良い方向に向かって中札内が少しでも鳥獣被害、特にシカの被害がないような形の中の村でやってほしいと思います。よろしくお願いします。
答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)
私の答弁が全否定しているようなふうに受け取られてしまったのであれば申しわけなかったなというふうに思います。1回目の回答の中でも述べさせていただいているとおり、そういう研究機関の調査の結果だとかそういったものは有効に利用してやっていきたいというところはありますので、そういう答弁をしていますので、その辺だけは受け止めていただきたいというふうに思うところであります。