みんなの議会

中札内村議会 令和3年12月定例会 2021年12月14日

日本で最も美しい村に加盟した村の今後について

2021年12月14日、中札内村議会の一般質問で、北嶋信昭議員が「日本で最も美しい村に加盟した村の今後について」質問し、村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、副村長 山崎恵司が答弁しました。

質問者
北嶋信昭 議員
答弁者
村長 森田匡彦、産業課長 尾野悟里、副村長 山崎恵司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 北嶋信昭

それでは、一般質問をさせていただきますけども、この質問を出す前はこういう状況でよかったのですけども、1日の大風で状況はかなり変わっておりますけども、この風の被害の前のこととして質問させていただきますので、よろしくお願いします。それから、この風で村内中いろんな被害がありましたけども、被害に遭った方に対して、心からお見舞いを申し上げたいと思います。それでは、質問をさせていただきます。この質問は、2019年の12月に一度質問しております。また、再度同じ形の中で質問させていただきますので、よろしくお願いします。それでは、日本で最も美しい村に加盟した村の今後について。本村は、2016年に日本で最も美しい村連合に加盟しました。北海道では9町村が加盟し、各町村でそれぞれ特長あるイメージ形成に努力していると思います。本村の特長ある風景は何かと考えたとき、防風林が考えられます。防風林は農村景観の中で象徴的な役割を持ち、良好な地域イメージ形成に貢献しています。日高山脈や幌尻岳を背景にして、季節の移ろいに伴って景色が変化する農地の畑作物防風林こそ、他町村には少ない中札内の特長だと思います。防風林は、植林・下草刈など長い時間と資金を必要としますが、本村ではこの防風林を活用した景観づくりが大事だと思います。前回の質問では、村は適切な管理をしっかりと行い、美しい農村景観の形成に努めてまいりますとの答弁でした。その後、どのように景観の形成をしたのか。これからどのように進めていくのか。それらの点について伺います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

中札内村は、2016年、村政がリードする景観づくりを住民が理解し、植栽及び美観づくりに積極的に参加していること、防風保安林のある農村景観が生活の営みによって生まれた独自の景観であることなどが評価され、日本で最も美しい村連合加盟に至りました。加盟から5年が経過し、新たな5年の継続に関する資格審査が10月上旬に行われました。共栄地区にある防風保安林の遊歩道をはじめとした村内の景観資源を歩いて楽しむグリーンウォークマップの作成や、住民主体による景観の価値を伝えるツアーの開催、ビューティフルデーの取組み等が評価され、資格審査に合格して再び認定証書を受理しているところであります。さて、防風保安林の管理については、中札内村森林整備計画に基づき、北海道の造林事業補助金を活用しながら、地拵え、植栽、下刈り、間伐等の作業を行っております。また、景観を阻害する保安林内の風倒木や雑木については、その都度、職員の見回りや住民の方からも連絡をいただき、十勝広域森林組合や高齢者就労センター等に依頼して、支障木処理を行うほか、冬期労働者雇用対策事業を活用して枝払いや除伐などの作業を行っているところであります。今後も景観に配慮しながら適切な保安林の管理を行ってまいります。

質問 5番 北嶋信昭

それでは質問させていただきます。2019年の12月に同じ質問をしながら、また質問ということはどうかなと思ったのですけども、今、村で言った共栄地区とかいろんなところに対しては、これは過去からずっとやっていることなのですよね。自分としてはやっぱり、この美しい村連合に加盟して、この中札内がいろいろ整備をしていただいて、今後、本当の美しい村にしてほしいなと。防風林は、今回は倒木もいっぱいありますけども、やはり農業の畑との調和のとれた中において、しっかりやっていただきたいと。そういうことで質問しているわけですよね。それで、質問したのですけども、この雑誌ですけども、うちの景観つくりと合うのではないかと思うのですけど、クマ・シカの対策。これにも大きな役目を果たすと思うのですよ。札幌では、クマの出るところは、下草を刈ってきれいにすると、そういう形の中でやっていますけども、まだ中札内に関しては、南札内でクマ出たことに対しても、ある程度は行ったのだろうけども、きりがないという部分もあると思うのですけども、やはりその辺から整備をしていただきながら、村の景観をつくっていただくと。そういうふうに考えております。それで、中札内は、今、防風林、これで木も倒れて大変なことになっておりますけども、本当に防風林に何がいいかなということになれば、今倒れているアオキ、これが大事な役目を果たしていると思うのですけども、景観づくりの中において、それだけではどうもならないのでね。やっぱりいろんな木を混ぜながら景観つくりをしていただきたいと思います。それともう一つは、農家と防風林との間に、枝がはみ出したり草が生えていたり、こういうことも大事なことだと思うので、その辺もしっかり整備をしていただきたいと思います。それで今、村で適切な管理をしておりますと言っていますけども、新たに予算を組んで、ここが美しい村連合に加盟したためのものを形付けていくような形の防風林をしてほしいのですよね。防風林の中には、畑の中に枝が入ってきたり、その横に草がドッと生えていたり。これをちょっとすることによって、ものすごく景観が良くなるということも間違いないのですよね。そんなことで、前回も質問していますので、あまり長話しませんけど、写真こうやって今皆さんに行っていると思うのですけど、上の写真は、防風林と関係ないのですけども、これ歩道なのですよ。これは11月の21日ですから、かれてしまっておりますけども、これを縦に立ったときに、1メートル以上伸びているのですよね。この雑草が。せめて、こういうものも整理しながら、美しい村と言ってほしいのと、それから、下の写真、これは東1線の44号と43号の間の村有林なのですよ。これて一番左側が、もう大体、アオマツ生えていて、伐採した後なのですよね。この伐採した跡地の中に、この枝を、今右側に立っている木のところに寄せているわけですよ。これちょっと写真でちょっと見にくいのかもしれないけども、美しい村にこんなことあっていいのかということも言いたいわけですよ。これは自分が見てびっくり、隣に自分の畑もあるのですけども、こういうことをやりながら美しい村ということに対しては、ちょっと考えてもらわなくてはいけない。これは村長に前にも言ったのですけど、見てきましたか、ここ。こういうことから始めていかなかったら、やっぱり美しい村というのはできていかないような気がするのですよ。村でやることから始めて、その次には村民に訴えていくという形の中で、美しい村をつくっていただきたいと。そんなことで、前回も質問しましたけども、今回もなぜ質問をしたかということに対しては、やっぱり新たに予算を組んだり、形ある形の中の村づくり、美しい村づくりに努めていただきたいと思うのですけど、いかがなものでしょうか。

答弁 産業課長 尾野悟里(産業課長は2025年6月まで)

今、北嶋議員からいただきました質問の中で、樹種の選定と、畑にはみ出している枝のまず処理について、ちょっと私の方から答弁させていただければというふうに思っております。まず、樹種の選定につきましては、近年、マツのほかに、例えば、落ち葉等が畑に入らないようにということで、例えば、畑際の木については樹種を変えるなど工夫をしながら、この間もやってきているところでございます。北嶋議員のおっしゃるとおり、その場所その場所に適した樹木を選定しながら、今後も植栽の方は進めていきたいというふうに考えております。また、農地等にはみ出している枝の部分でございます。保安林近辺の農家の方からは、保安林の枝がはみ出してきて、それが農作業の機械の支障になるというご意見も村の方にはいただいているところです。その部分については、都度、枝払いをしながら、農家の人と話し合いをしながら、枝払い等で対応をしている現状でございます。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

北嶋議員からご意見いただきました新たに予算を付けてと。そういった取組みをしていったらいいのではないかと。そういった考え方はないのかというご質問であります。本当にお金があってそのことができるのであれば、村内にある防風保安林、同様にすることは、景観づくりも含めてできればいいなというふうには思いますが、現実問題、この縦横無尽に村内を走っている防風保安林、全てにおいて同じような処理をするというのは、この財源的にもかなり無理があるのではないだろうかと。防風保安林自体は、地拵え、植栽、下刈り、徐間伐、間伐で死伐と。その後にまた、新たな樹木を植えて、長い年月をかけて、それができあがるものと。ですから、一気にボンと防風効果をもたらすような木が育つということではございませんので、適宜、その森林整備の計画の中にもある各種事業補助金を得て、そういった処理をやっているわけでございます。ただ、それだけでは、先ほどお話にも出ましたクマのことですとかシカの通路となっているということもありますので、そういった部分については、言ってみれば、順次でしかできませんが、冬期雇用対策で冬場の除伐、支障木の伐採、それについても特に運び出しているわけではなくて、どちらかというと、細かくして、その場所で朽ちていくのを待つというような形を取っているわけでございます。それにさらに搬出だとかそういったことを加えますと、当然のように経費がかかってきて、保安林全体の整備に係るお金がかなりの割合になってしまうということもございまして、そこまでの新たな予算をなかなか付けることはできません。ただ、写真の中で明示されましたような、その地拵えをやった後の処理につきましては、地拵え、主間伐をやった後のその枝等の処理については、1カ所に固めることなく、できるだけ分散をかけるような処理も必要ではないかと。そういったことを事前に行えば、後処理が非常に楽になると。わざわざそこにお金をかけて処理をする。現実問題、ここの場所については、もう植栽も終わっていますし、中間の林帯については、まだ15年生程度というふうに聞いております。ですから、除伐等も行われていないわけで、これを例えば、機械が入っていって処理をするためには、植樹をしたもの自体をつぶすようなことにもなってしまいます。ですから、主伐等を行った後の処理については、事業主体、村ですけれども、作業を委託して行う事業所に対しては、そういった措置をするように指示をすることで、できるだけ、変な話、目立たないようにするというのが一番理想的なのではないかというふうに考えているところでございます。新たな予算を付けてというところにつきましては、どうしてもその処理をしなければならないというふうに判断したところについては、予算編成の中で当然付けるようなことはこれまでもありました。それは就労センター等を活用したケースもございますし、そういったことを全否定するわけではございませんので、ケースバイケース、その場所を見て判断してまいりたいというふうに思うところであります。

質問 5番 北嶋信昭

今最初に言った産業課長のことは大体わかるのですけども、今回の話あまりしたくないのですけど、アオキが一番倒れましたよね。防風林に一番適切なのかなという部分もあるので、その辺も大いに考えていただきたいと思います。それから今、副村長の言った金の話。一遍にするとは言っていないのですよ。美しい村ですよというからには、少し村も資金をかけて、少しずつ整備を、時間と金もかかると思うのですけど、すぐの話は一切していないです。これは前回も同じこと言っていました。少しずつ金をかけてでもいいですから、少し整備して、村外から来たときに、ここがうちの美しいところですよと少しのポイントぐらいはつくりながらやっていかないと、一遍にできることにはなりません。今出されました共栄の歩道のところもそうですし、前にも言いましたけども、栄の東4線から見たしらかば林、ああいうふうな形の中で、少しずつ村を整備していくことで、中札内も良くなってくるのかなと、そういうふうに思っておりますし、もう一つ、農地・水の、村も一部補助金出しております。これをうまく活用できないのかなという部分も、例えば、農道でも道道もあったり、国道があったりするのですけど、なかなかそこを整備するというのは、事故とかいろんな問題で問題はあると思うのですけども、何か地域、指定する道路に関しては、ここを何とか、この地域で管理してくれないかという話もできると思うのですよ。そういう提案もしていきたいと思います。前回質問していることで、長々話しませんけど、自分としては本当に、この美しい村連合に加盟して、ものすごく良かったと思っています。であるのならやはり、この道路に学生が自転車で通っているのですよ。これ11月21日からですけども、1メートルぐらい伸びていたら変なのです。こういうところをせめて無くしてもらって、そして美しい村連合加盟の中札内ですよということを堂々と言ってほしいわけですよ。この秋になってから、東4線と、それから道道上札内線の40号から43号までですか、あれは中札内でお世話になっている業者の方が道路をきれいにしていただいたですよね。あのぐらいのことはせめて、地域的にやってもらうとか、莫大な金でなくてもいいからそういうふうにやるというのは村は考えられないのでしょうか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

今、北嶋議員から農地・水を活用できないかというお話がありました。これはまさに、それが村道であるか道道であるか国道であるかというところはありますけれど、例えば、雑草処理の関係であれば、できれば地域の皆さんにそういった取組みをやっていただくというのは、想い的には北嶋議員と村側も同じだというふうに思います。北海道については、そういった取組みを全否定しているわけではございません。その安全性をきちんと確保した上で取組んでいただけるのであれば、変な話、村の方でそのことをやっていただいてもかまわないといふうになっています。ですから、令和3年度中にうちの施設課の職員が実際道道で草刈りを、刈払機を持ってやってみたと。ということも行ったわけです。それはある程度分担を決めながら、地域住民がかかわっていただいてやることはできないかということの発想のもとにもなり得るかなというふうに思っていますので、その点はちょっと研究をさせてください。当然、安全性の確保というのは、道路を走っている車をそのままの状態で草処理をするわけですから、危険性が全くないということではございません。その辺には十分注意しなければならないのは基本的に当たり前ということでございます。それと、その農地・水を使った保安林のことなのですけども、そのことも事業としてそれぞれの地域で取組めるようお話をするということがだめかというと、まだそこまで突っ込んだお話をしたことがないので、地域としてどう捉えていただけるかというところがあるのかなというふうには思います。箇所によっては、農地・水、確か使っていただいて、例えば、中にシカが、保安林の中で、そこの中に留めるような電牧の設置だとか、そういったことをやった地区もあります。それはちょっと雑草処理ではございませんけれど。それぞれの地域で考える処理のやり方、そこについては、これも検討の余地はあるのかなと。全くないということではないかなというふうには思います。ほかの事業との絡みがありますので、やることをそちらに振り替えてということまでできるかどうかというのは、地域の判断も当然必要になるだろうというふうに思うところであります。

質問 5番 北嶋信昭

いろんなアイデアがあると思うので、それをうまく活用していかなかったら、やっぱり地域とのいろんな話が必要でないかと、そういうふうに思います。農地・水も、村独自の中で少し予算付けていただくとかって、そういう方法もありますので、村全体でやると大きな予算が出てくるような気がするので、地域のそういうところの人方と相談しながら、うまく進めていってほしいと思います。最後になりますかね、本当に自分としてはこの美しい村連合、日高山脈、防風林、ものすごく自分としては気に入っておりますし、これを何とかうまく整備して、金を少ししか掛けなくてもいいのですけども、とにかくそういう形を一つずつつくっていただきながら、村外から人が来ても、ここはうちの村の良いところですよというものを、メインとして何箇所かつくってもらう。そのうちに全体をやってもらうと。そういう形の中で、何とか前向きに進めていっていただきたいと思います。前回も質問しましたので、大体これで終わりますけども、村として本当にそういう考えの中に、前に進んでいくことをお願いして終わりたいと思います。

出典:中札内村議会 令和3年12月定例会 2021年12月14日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる