みんなの議会

中札内村議会 令和3年9月定例会 2021年9月17日

村の歴史・伝統・文化について

2021年9月17日、中札内村議会の一般質問で、北嶋信昭議員が「村の歴史・伝統・文化について」質問し、教育長 上田禎子、副村長 山崎恵司が答弁しました。

質問者
北嶋信昭 議員
答弁者
教育長 上田禎子、副村長 山崎恵司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 北嶋信昭

それでは、お許しをいただきましたので、質問させていただきます。村の歴史・伝統・文化についてです。中札内村は、昭和22年に大正村から分村してから74年になります。長い年月の歴史の中に先輩たちの苦労があったからこそ、中札内村は他町村に負けない豊かな村であると私はそのように思っております。しかし、近年、新しいことが先立ち、この村の歴史・伝統・文化を感じさせる部分が見当たりません。新庁舎外構工事にはほとんどないように見えます。自分は、このような昨今の村づくりにおいて、昔の歴史・伝統・文化は失われていってしまうのではないかと心配しております。これからの中札内村はどう進んでいくのか心配ですので、村としてはどのように考えているのか伺います。

答弁 教育長 上田禎子

村の歴史・伝統・文化についてですが、北嶋議員がおっしゃるとおり、村の開拓の始まりは明治36年、中札内村の誕生は昭和22年と、それぞれ開拓の歴史から118年と74年が経過しております。日高山脈のふもと、厳しい気象条件の中で原始の森を切り開き、生活の困窮や、度重なる冷害や災害に耐え、今日の肥沃な大地をつくりあげ、中札内村の繁栄を築いてきた先人の偉業には敬意を表すとともに、自主自立の開拓精神を継承し、未来へつないでいくことは私たちの責務であります。このことは、まちづくり基本条例の前文に、「私たちは、先人のたくましい開拓精神、そして、たゆみない努力と英知により築かれた、豊かな大地と歴史や文化を未来に引き継ぐため、地域を愛する気持ちを培いながら、将来にわたり住んで良かったと思えるまちづくりを進めて行かなければなりません」とあるように、時代に即した活力あるまちづくりを行うため、私たちを育んできた郷土の足跡をたどり、現状を正しく認識して、計画的なまちづくりを進めております。学校教育においても、子どもたちに歴史・文化・伝統に接する機会を増やしていくことは郷土愛を醸成するとともに、後継者の育成にも極めて有効と思われ、小学校社会科の副読本を作成し、この中に「郷土の伝統・文化と先人たち」として地域の伝統や文化について、古くから残るものには、どのような願いがこめられ、どのように受け継がれてきたのかを学習してきています。また、歴史・文化・伝統について後世へ継承するためには、地域の人々がその価値を十分に理解し、世代を超えて後世に残したいという意思が形成され、共有されていることが必要と思われます。これまでも「新しい施設を整備するだけではなく、地域の歴史を生かしたまちづくりをしてほしい」との意見が出されてきたことから、開拓記念館の整備を行い、開拓当時の生活を物語る家具などを展示してきています。文教ゾーンにあります文化創造センターの外構では、広い敷地を活用して、村木であるかしわの木を中心に据え、周辺に広葉樹などの植樹を行い、自然空間の保存に努めております。このように、役割を持っている施設等を活用して、先人の営みを伝える歴史・文化などが村民に理解され、今後のまちづくりにつながり、今を超えてさらにこの先も次代に継承されていくよう取組んでまいりたいと考えております。

質問 5番 北嶋信昭

ありがとうございます。このとおり立派な答弁をしていただきました。このとおりに村がなっていれば何も質問しないわけですよね。いろいろ教育委員会で調べていただいたことも、今現実に行っていることもわかります。自分で言いたいことはこの通りなのですけども、この中に、やっぱり村民に伝わっていないもの、村民参加でないもの、いろいろあるわけですよね。特にまちづくりトークとかそういうものに関しては、村民3人とか、そのぐらいしか来ていないわけですよ。これをどういうふうにしていって改良して皆さんに一緒にやっていくかということが必要でないかと。それから、なかなかこの中に村民参加のできるものが少ないと。段々そういうものが薄れてくるような気がするのですよ。教育長、今言ってくれたけど、かしわの木の問題も、設計当時から言って、言って断られて、やっとかしわの木1本植えてくれたわけですよ。自分としては、中札内村に今時代が変わってくると、そこにみんな年寄りがつくった庭木が次の世代になったらみんな切られてなくなると。そういうものを集めて、中札内の村民の親しんだこの村の外構をつくってほしいという要望をずっと出してきたのですよ。そのときにも、かしわの話はなかったのですよ。最後の最後に来て、ではかしわを植えますということになったのですよ。そういうものが、我々が要望しているものが伝わっていないわけですよね。ですから、今、教育委員会で、これは総務で言うのが教育委員会から出てきたのですけども、この通りの村をつくってほしいのは十分です、わかります。ちょっと話それるかもしれないけど、この質問をしようとしたときに、ちょっと違うところから発想したのですよ。これちょっと見てもらいたいのですけども。これわかりますかね。中札内中学校50周年記念協賛、平成9年の9月25日に撮った写真なのですよ。これがなんで自分のところにあるかわかりますか。この間、村の庁舎の中に不要になったものは100円で売りますよという、あったのですよ。そこに行ったらこれがあったのですよ。村長も総務課長も教育次長も、ここ出身なのですよ。こういうものをへっちゃらで捨てられるのですよ、今。そこを言いたかったのですよ。今教育長に言われたことに対しては間違いもないけど、もっともっと村民参加の村づくりにしてほしいよということを言いたいわけですよ。それで村民からも言われるのが、マスコミにはいつも新しいものばかりで、村は村外に発信するけども、村民にもうちょっと定着してほしいということが結構出てきているわけですよ。これをなぜ出したかといったら、こういうものもう当たり前に捨てられる村になってしまっているわけですよ。いい機会でしたから、今、教育長、答弁してくれたこと、これをしっかり守ってほしいのですよ。もうちょっと村民参加をしていただくと。そういう形の中で、村づくりに頑張ってほしいのですけども、口で言ってもだめなのですよ、これを。これ教育長、どこにあったと、教育長、あとから来たからわからないけど、中学校の大事なものなのです。我々の母校の記念写真なのですよ。今現在風に言えば、パソコンの中に入っていますよという。思っていたのですけど、言わなかったのだけど。こういう古い写真に価値があるわけですよね。村づくりも、これに例えて言うようなことですけども、やはり村民が参加して、村民にわかるように、村民も協力していただく村づくりにしていただきたいわけですよ。今朝もちょっと何人かと話してきたのですけど、全然村はだめですねと。農業に対して何もしてくれない。道路も結構要望しているのだけども、道路もつくってくれないところあると。更別から見たら、農村地区の道路はものすごく良くなっています、中札内。良くなってきた代わりに、何件しか残っていないところ道路つくってくださいって、これ昔からの道路なのですよ。そういうものを含めながら、ちょっと話ずれてしまうから困るのですけども、とにかく、長々言いませんけども、村長、これ今教育委員会から出してきた素晴らしい言葉だと思うし内容だと思います。その通りです。でも、もうちょっと村民にわかるように、村民の参加のできる村づくり、これが歴史・伝統・文化守っていただくことの村にしていただきたい。村長が新しくなったのだから、自分の言葉の中では、庁舎も新しくなったから歴史も新しくつくるのでないかみたいな理解される部分もあるわけですよ。そうではないのですよ。まず、村民の中から、村民に対してそういうものをつくっていかなくてはいけない。村長いつも言っておりますよね。住民第一、現場主義。このとおりだと思うのですよ。まず、村のやったことを村外に発信することでなくて、村民がみんなで村づくりをするという形を、村民参加の村づくりにしてほしいわけですよ。それで、この1枚の写真から、いろいろこういうふうになったわけですけども、本当に村長、村長若いのだしこれからまだまだ頑張れると思うので。住民参加、これ大事なのですよね。我々、今なんでこれが今言ったかといったら、自分は村の村立と同じなのですよ、昭和22年生まれなのですよ。自分の歴史とそのまま来ているからね、馬から始まって、トラクター、大型機械になってきてるの全部見てきています。そういうものがあったからこそ今があるのだということを、しっかり村も認識していただいて、そういうものを大事にしながら、新しい村でなくて、古くてもいいのです、中札内は良い村だと言えるようになってきているわけですから。お願いになるのかもしれませんけども、再度、村づくりに対して、考え直していただいて、今もやっていると思うのですけども、文書だけでなくて実行に移していただくと。そういう村づくりに頑張っていただきたいですけど、いかがなものでしょうか。

答弁 副村長 山崎恵司(副村長は2025年6月まで)

今回の答弁書で、一般質問に対する答弁の中に記載されていることが全てだというふうに思います。そういう視点を持ち続けることがいかに重要かということが、今回の一般質問で私も含めて感じたところであります。特に職員の中でも若い職員がどんどん入ってきている。そういった状況からすると、村の歴史自体を知らない状況で入ってくるわけで、そういった部分については、当然歴史を振り返る時間も当然必要だというふうに思いますので、ポイントポイントで、読めよではなく、こちらから研修の機会も設けながら、村の歴史を再度振り返る時間も設けていくことが必要かなと。またそれが、いかにこれからの未来のまちづくりに寄与するか。そういったところも併せてだというふうに思います。あと、村民参画の部分、ご指摘のとおり、これまで非常に少なかったということは当然ご指摘のとおりだというふうに思います。ですからこそ、鉄道記念公園の整備ですとか、今もう1回やっていますけれども、パブリックキッチンの建設構想だとか、いろんな面で無作為抽出、できるだけ村民の皆さんに参加いただく、そういう機会をつくる努力は、まちづくり基本条例の中でも村民参加というのは非常に重要だと。情報提供も含めて、情報共有することが非常に重要だということも記載してございますので、それに基づく村民参画の手法については、これまで以上に意を配して進めてまいりたいというふうに思うところであります。それと、50周年の協賛会の写真、非常に申しわけありません。そこまでの認識がなかったという点、非常にまずいなというふうに思っています。確かにご指摘のとおり、ネガ、デジタル化されているものであれば、ファイル、そういったものがあれば復元はできるのですが、そのこと自体を軽んじたという部分はあろうかと思います。それはこの場を借りて、私の方からもお詫びを申し上げたいというふうに思います。

質問 5番 北嶋信昭

村としても前向きな答弁で、ぜひ、この文書に書いてあるようなことを含めて、進めていただきたいと思います。村の歴史の中に、今そこに、ホールにある太田一良さん、梶浦福督さん、それから山本幸一さん、この銅像は何のためにあるかという職員もあまり知らないと思うのですよ。これは中札内を、今こういうふうにしてくれた立派な方たちなのですよね。せめてここに置いてくれただけでもありがたいなという気がするので。これは以前にうちの議員が、これは何とかこの庁舎に置けという話の中から始まったことだと思うのですけど、いろいろ今までいろんなこと言ってきましたけども、自分として今回は大事なことで、前向きに進んでいってもらわなくてはいけないのと、こういうことを語れるのは、多分我々の年代が最後ぐらいかなというような、なにかそういうものを感じたものですから、質問させていただきました。本当に、教育委員会も頑張っていただいていますし、それが言葉だけでなくて、実現に向けて頑張っていただくよう、村と教育委員会にお願いをして、終わらせていただきます。

出典:中札内村議会 令和3年9月定例会 2021年9月17日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる