むかわ町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月14日
学校給食のオーガニック推進について
2023年9月14日、むかわ町議会の一般質問で、東千吉議員が「学校給食のオーガニック推進について」質問し、教育長 長谷川孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 東千吉 議員
- 答弁者
- 教育長 長谷川孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 東千吉
次の質問にいきたいと思います。学校給食のオーガニック推進についてでございます。食の健康は社会問題になっております。厚生労働省の発表によると、国民2人に1人ががんを患い、男性61.6%、女性46.2%、アレルギー疾患は国民全体の約5割が罹患し、鬱病、統合失調宗、不安障害などの精神疾患により医療機関にかかっている患者数は400万人を超えていると発表しております。これも厚労省です。京都大学大学院推計によると、化学物質過敏症は70万人、子どもを含むと100万人となってございます。そんな中で、子どもたちについても、農薬が原因で多くの身体異常、自閉症、ぜんそく、小児がん、先天異常、ADHD、注意欠陥多動性障害、及び発達障害22%、これは食と暮らしの安全基準が発表をしています。その対策は急務とされますが、学校給食だけでも学校給食のオーガニック推進もその一つと思われます。現在、本町の小中学校は4校、週5回の学校給食において3回はお米、2回は小麦を主とする給食となっていて、そのお米と小麦の安全性について、まず1点伺いたいと思います。2点目、地元産のお米と小麦、米についてはネオニコチノイド系農薬、商品名はアドマイヤー、ダントツ、スタークルと、これらを使用していないお米、小麦についてはポストハーベスト、プレハーベスト農薬不使用の小麦、いわゆるさらに安全な地元産食材使用の給食配膳をより積極的に進める用意があるかを伺います。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えしたいと思います。本町の学校給食では、ホクレンを通じまして100%むかわ町内で生産のお米を提供しております。麺類とパン類で使用しております小麦につきましては、全て道内で生産されたものを使用していることを納入事業者に確認をしております。給食事業開始から7年目を迎えておりますが、この間、1度も健康被害や食中毒なども発生しておらず、安全性を疑うものではございません。また、2点目の御質問ですが、本町の学校給食では、事業開始当初から一貫して使えるものは徹底的に使い、積極的な地元産食材の活用を進めております。オーガニック野菜の安全性は理解しておりますが、それ以外の栽培方法に安全性がないとは考えておりません。引き続き、安全安心でおいしい学校給食の提供と併せて地産地消の活動を進めてまいりたいと思いますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上です。
質問 5番 東千吉
ただいま私、答弁いただいて、質問等についてもやったわけですけれども、米のネオニコチノイド系農薬、これはアドマイヤー、ダントツ、スタークル等でございますけれども、これらは我が町でも使用をしている農薬でございます。もちろん日本ではきちんとした農薬の使用の許可、登録が取れておる農薬でございますから、当然そのことは何ら問題のないことでございます。先ほど地元産食材と言いましたので、野菜等についてもちょっと述べてみたいと思いますけれども、このネオニコチノイド系の農薬、これは浸透移行性の農薬で実は水洗いしても落ちない農薬でございます。トマト、キュウリ、キャベツ、ブロッコリー、ピーマン、このいわゆる食材として使われている中に残留として残る農薬というふうに伺っております。そんな中で、日本の残留農薬の基準値でございますけれども、PPMでなっていますけれども、トマト2、キュウリ2、キャベツ3、ブロッコリー2、ピーマン1、これが米国で見ると、上から0.2、0.5、1.2、1.2、0.2ということで10倍ぐらいの差があるんです。それだけアメリカが厳しい農薬の残留基準を設けて、このネオニコチノイド系農薬、殺虫剤を規制しているという中であります。EUについてはもっと厳しい、上から0.15、0.3、0.6、0.3、0.3PPMということでございますから、非常に厳しい残留農薬の基準値を設定しながら、食料として国民に教育していると、内容でございます。野菜のネオニコチノイド系農薬の商品名でいいますと、モスピラン、バリアード、アクタラ、クルーザー、ベストガード等でございますけれども、これも我が町でも畑作物で使用されている農薬でございます。いずれも、これはネオニコチノイド系農薬で洗っても落ちない農薬ということでございますので、より安全な農薬を小さな子どもたち、私はもう多分20年生きないと思うので、そのままの残留農薬でも多少の言語障害だったり多動性障害があるかもしれませんけれども、小さな子どもたちがいわゆる蓄積をされる農薬ということで考えていくと、なるべくであればそういう農薬を使用しない、使用していないオーガニックを子どもにだけでも推進していく、こういう方向性はないのかどうか、改めてちょっとお伺いしたいというふうに思います。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えしたいと思います。先ほどもう申し上げましたが、現在、学校給食で使っている食材につきましては、日本の農林水産省または文部科学省にのっとってきちんとした基準の中で生産されている農産物だと認識をしております。ですので、そういった中でもし問題があるならば、国や北海道から多分指導があると思います。しかし、そういった指導もない中で、不安をあおっている情報に惑わされないように私たちは取り組んでいきたいと思っておりますし、日本農薬工業会というホームページを見ていただけるとそういった残留農薬についても詳しく書かれております。ですから、そういった情報もきちんと把握をしながら、私たちは取り組んでおりますので、そういった懸念はないものと思っております。以上です。
質問 5番 東千吉
私の言っているのは、いわゆる日本でこういう規定、決まり事の中で、いわゆる農薬を使用して、それはあくまでも使用基準の中で範囲内だということで使われているということでございますけれども、一方で、私が今、お話をした内容は、現在、発表されている事実でございます。この事実は、より安全なものを提供してはどうですかという、そういう提案に基づいた部分が大いにあるというふうに思っております。実際に近隣でも、こういう少なくとも学校給食だけれどもオーガニック推進には一定の理解をしている行政団体もあるようでございます。我が町においても、そういうことに取り組んで、しっかりといわゆる子どもだけじゃなくて、大人にも安全な食の提供をしようとしている食材の生産者もおるようでございますから、そういう人たちが頑張っている、そういう人たちがやっていることにしっかりと目を向けながら、どうやってやっていったらいいのか、ハードルは、僕は高くないような気がするものですから、今回の一般質問でさせていただいているんですけれども、その辺について我が町で、今、日本の関係について教育長おっしゃっておりましたけれども、我が町ではどうなんでしょうということをお伺いしたいというふうに思います。
答弁 教育長 長谷川孝雄
ただいまの質問にお答えします。東議員の言っているオーガニック野菜を私たちは否定はしておりません。きちんとした低農薬、減農薬、そして有機栽培、いろいろなオーガニック野菜がありますので、それは私たちも当然認めております。ただ、問題は安定供給、量の確保と出荷期間がきちんと一定の期間で提供できるのか、そういったちょっと不安があります。それと、私たちは入札制度を取っております。ですので、きちんと入札に上がってきていただいて、そしてその中できちんとした公正的な価格で提供できるならば、私たちも使いたいと思っておりますので、そこは全然否定はしておりませんので、そういった部分でよろしくお願いします。以上です。
質問 5番 東千吉
ぜひとも、今、教育長おっしゃっておりました部分について、追跡調査、あるいはそういう調査をちょっと継続するか、あるいは追求してもらって、安定供給が可能な部分があるのかないのか、あるいはそのことについて生産者とお話をしたら、あ、これは安定供給できるものだなというふうな追跡していく調査ができるのかどうか、そういうことを含めながら、安全な食材の提供を進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。────────────────────────────────────────────