みんなの議会

むかわ町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日

畜産経営を存続させる取組について

2023年3月9日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「畜産経営を存続させる取組について」質問し、町長 竹中喜之、町民生活課主幹 小坂僚介が答弁しました。

質問者
北村修 議員
答弁者
町長 竹中喜之、町民生活課主幹 小坂僚介

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 北村修

4番目に、畜産経営を存続させる取組についてであります。町長の執行方針の中に、農業への、漁業や林業も含めて1次産業への支援というのが非常に豊かに出されているわけでございますけれども、残念ながら畜産の部分が触れられていない。総体的に見ればそういうことなんでしょうけれども、そういうこともありますので、ぜひこの畜産分を考えていただきたいということでお尋ねをいたします。何せ今、特に北海道が深刻だというふうに私は思っているんですけれども、酪農を中心に畜産全体が今のままでは離農、経営破綻というのが相当出てくるというふうに言われております。既に12月末にはかなりの離農者が出ている状況になっています。また、もっと言えば、私は酪農が北海道から消えていくというようなことになっては、本当に大変だなと思っています。我が町にも酪農はございます。そうした点から、ぜひとも対応をお願いしたいということで、まず第1点目には、飼料の高騰あるいは乳価の低迷というふうな中で、飼料への高騰支援や、特に今、生産者が困っているのはホルスタインの子牛が、もともとは大体1頭生まれて10万からそれ以上で取引されて、これも一つの酪農家の収入でありました。しかし、今、それが1万円でも買ってくれない。1,000円まで下がってきている。こういう状況です。ですから、これらへの支援を何らか考えていかなきゃならないんでないかというふうに思っているわけでありますけれども、お伺いするものであります。2つ目には、問題は牛乳が捨てられているという問題です。牛乳の消費拡大に何か町としても取り組んでいただけないか。特に私が今回急いだのは、牛乳の消費が余るということになるのがこの3月なんです。なぜかと言うと、学校が春休みに入るからです。そうすると、給食での牛乳の消費がなくなるということがあるんです。これらに対して何らかの形で、我が町として対応できないかということを思っているところでございます。酪農家の皆さん、本当につらい状況でございます。数年前には乳製品が足りない。だから、牛をたくさん飼え、乳を絞れと言われました。今度は余ったから絞るな、牛を処分せよ。とんでもない政策であります。こういう中で苦労している。これらに対して私たちも牛乳の消費拡大で応援したいというふうに思っております。ぜひ対応をお願いしたい。それから3つ目には、この乳製品の問題で一番問題になっているのは、こういうふうに国内でも余りにされているのに、しかし、一定量の乳製品の輸入が続けられているという問題です。これらについて、やっぱりこういうときにこそ、それらはやめてほしいということを、特に北海道は、私ども農民団体が言うだけではなくて、行政から小さな先頭に首長さんまでやってほしいというふうに思っているんです。それで、ぜひとも国のほうにこれら、行政としても働きかけていただきたいという点で、3つの点についてお尋ねをいたします。

答弁 町長 竹中喜之

飼料、燃料をはじめとする生産資材の高騰、これからの生産費の増高分、乳価に十分に反映されていない実態、そして、副収入となる子牛の価格低迷など、議員御質問のとおり、酪農経営、非常に厳しい状況というのが続いていると認識しております。1点目の酪農支援につきましては、町は何もしていないんじゃないかじゃなくて、町としましても、令和4年度において独自の取組として、飼料高騰に対する支援、牛舎等の暖房用燃料の支援というのを実施し、現在、交付事務を進めているところでもございます。今後の状況にも注視し、国、そして北海道、系統などの支援とその活用というのを前提としながら、必要に応じ対応に努めていきたいと考えております。2点目の消費拡大につきましては、町単独での拡大運動はその効果も限定的なものとなることから、全国・全道的な取組への参加などを行いつつ、町の姿勢として、食育の取組の一環として牛乳や乳製品の健康面での効果などを広めるなど、できることからの取組に取り組んでいきたいと思います。参考までに、牛乳の関係では、過半、北海道の牛乳を飲もうという北海道牛乳チャレンジ、私自身も参加をし、バトンをつないできている一人でございます。3点目の輸入の在り方についての政府への対応につきましては、全国・全道的な課題でもあり、JAあるいは町村会等々と足並みをそろえた対応が前提となるものと捉えておりますので、御理解を願います。

質問 11番 北村修

特にいろいろ難しい課題があります。一言だけ言っておきますと、私は町が何もしていないというふうに言ったわけではございません。執行方針の中に農業等々がありますけれども、畜産ということが触れられていないということを申し上げただけでございまして、よろしくお願いします。特に私はこの中で、3つ目の輸入の問題に対して、米もそうでありますけれども、牛乳も13万トン、これは本当にそういうことが義務はないのに、それが行われて、どこかの都合で。これらに対して、やっぱりこういうときにはやめろというふうなことを本当に声上げて言っていただきたい。上京等々の折には、町からもぜひとも声を上げていただきたいということを強く求めておきたいというふうに思います。そういうことで、最後の問題に入りたいと思います。最後は、マイナンバーカードについてでございます。マイナンバーカードについては、2つほどお伺いいたします。1つは、カード取得に助成という形で町もやっているわけでございますけれども、改めてこれらを進めていったわけはどうだったのかということと、実態、先ほど行政報告の中で、取得率について触れられました。それらを含めて実態をお伺いいたしますし、分かれば、これを取得した方で実際どんな使用のされ方しているか、それらまで捉えているかどうか伺っておきたい。2つ目には、このマイナンバーカードが健康保険証にひもつきにするという状況が出てきています。あわせて、昨今になって出てきているのは、介護保険等にもこれがひもつきになるというような事態に広がってきています。昨年の本議会でのこれらの質問に対してあった答弁は、このマイナンバーカード取得は任意ですということでございました。本当に正しい答弁だというふうに思っています。そういうふうな状況からいって、これがカードがないとしても、例えばこの健康保険証が持てないとか、そういうことにならないようにきちんと対応すべきだというふうに考えていますが、それらを含めて見解を伺っておきます。

答弁 町長 竹中喜之

昨年11月時点で、むかわ町のマイナンバーカードの人口に対する交付枚数率、昨年の11月時点、全国を下回る状況とともに、新型コロナウイルス感染症によって、町内の景気、こういったところが低迷している状況にありました。このような背景から、マイナンバーカード普及促進事業というのを創設し、カード保有者に対し、むかわ町金券3,000円を交付することで、カードの取得の普及と経済の循環というのを促進してきているところでもございます。本事業の効果も一定程度あるものと受け止めておりますが、令和5年2月末時点の交付枚数率は、全国63.5%に対し、むかわ町は68.7%で5.2ポイント上回る状況となっております。続きまして、マイナンバーカードを取得していない、取得していても保険証登録をしていないなどの方の対応についてお答えをいたします。国は、令和6年秋に保険証の廃止を目指すと表明。医療機関での資格承認はマイナンバーカードによるオンライン資格確認を基本とするとしているところでもございます。令和5年2月17日付「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会 中間取りまとめ」の中で、マイナンバーカードを取得していないなどで資格確認ができない状況というのを対象に、資格確認書、氏名、生年月日、被保険者番号などが記載されたものを創設し、保険者が提供することで対応する方向というのが示されております。今後も国の動向に注視をしつつ、自治体としてマイナンバーカードの普及促進に努めていきたいと考えております。

質問 11番 北村修

普及促進に努めると、国がそういうふうにやるわけですから、それはそれでいいんですけれども、問題は、私が2つ目に聞いている問題なんです。マイナンバーカードを持っていないという場合に、保険証というものが持てないというような形になったら大変なんです。今のところ、保険証に代わる資格証という形で言っておりますけれども、やはりこれらについてきちんとそれらも一つの権利として保証すると、そういう立場で自治体も関わる必要があるというふうに思っているんですが、そこら辺のところの考え方について改めて伺っておきたいというふうに思いますし、併せて町長の見解を伺っておきたいと思うのは、あくまでも法律的にはこのマイナンバーカード取得は任意ということになっています。ですから、そうでない人がいるということも当然認めるということにちゃんとしなければいけません。そういう立場に立って判断していくということになっているのかどうか、そこのところを改めて2つ確認させていただきたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

カードの導入の目的というのは、あくまで行政サービスの効率化だとか、あるいは住民の利便性の向上、そして、そのためのカードが果たす役割、そして、メリットの周知、これは国全体でより浸透させ、普及促進の取組というのが必要ではないのかなと考えております。

質問 11番 北村修

なかなかそれ以上の答弁はしづらいところなんだろうというふうに思いますが、私はやはり基本的には、これはマイナンバー法によって、これは取得は任意であります。ですから、持たない人が出てもやむを得ない。その代わり、保険証なり、そういうものについては、きちっとそれをその人が困らない、住民が困らないように対応するというのは当然のことだというふうに思います。ぜひともそういうふうにしていただきたいというふうに思います。あわせて、もう一点だけお伺いしておきたいと思いますけれども、今、さらに保険証から介護と先ほど言いましたが、介護というところまで来ています。これがさらに進めば、恐らく預貯金の通帳等々にまでいくというふうにそもそも言われておりましたけれども、そういう流れの中になるんではないかという心配があります。こうなると、本来守らなければならない個人のプライバシーだとか、そういうものに非常に不安が出てくる。そこがこれが進まない大きな原因だとは思っておりますけれども、そういうふうな状況が出てくるという可能性があるというふうに思います。そうした点についてどのように考えておるか、町長の見解改めて一言お伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

マイナンバーカード運用に当たっての留意というところをお尋ねかと思います。言わずもがなですが、広く国民にしっかりと周知し理解を図る。こういったところが基本にされているんではないかなと思います。また、マイナンバーの交付金というんでしょうか。こういったところもお話が出ているわけでございますが、そういったところの円滑化というか、申請手続、そして交付事務の簡素化、こういったところも図るとともに、取得向上に資するという点で言えば、カード利活用の機会を増やすなど、住民の皆さんがカード取得によってのメリットというのをしっかりと取得する場合の実感というのを分かりやすい仕組み、こういったところを構築していくことを町村会としても要望、提案をしているところでございます。

質問 11番 北村修

最後になりますけれども、持ちたくても持てないだったり、あるいは高齢だったり、障害があったりとかと持てない場合が出るというふうに思います。そういう場合に、保険証など、ちゃんとそれは保障していくというふうなことをやっていただきたいというふうに思うんですが、改めてその確認だけさせていただきたいというふうに思います。

答弁 町民生活課主幹 小坂僚介(町民生活課主幹は2024年3月まで)

保険証を必要な人に渡す、渡せるような体制というところの御質問かと思います。将来的な保険証自体はなくなります。令和6年秋になくなる予定で、その後、保険証を1年以内の有効期間として、それ以降は資格確認証というものになっていきます。資格確認証については、申請に基づき交付されるものというところで、今、中間の取りまとめの中で記載されているので、マイナンバーカードがない方に対してもそのような形で交付されるものと理解しております。以上です。

質問 11番 北村修

マイナンバーカード、これはそもそもは任意という形で出発しながら、だんだんだんだんお金をつけて、餌をつけて広げながら、内容的にも締めつけるという状況になってきています。こうしたやり方は本当にいいのかなという疑問があります。しかし、この中であっても、自治体として、今申し上げたように、保険証なりにこれがひもつけされたときに、やっぱりそれを持てなくてもちゃんと医療にはかかれる、保険証が活用できる、そういうものを自治体の仕事としてやっていただきたいということを強くお願いして、述べて終わります。

出典:むかわ町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日 議事録 PDF(88ページ) 間違いを知らせる