みんなの議会

むかわ町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月21日

外出しやすい環境づくり支援について

2021年6月21日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「外出しやすい環境づくり支援について」質問し、町長 竹中喜之、健康福祉課参事 今井喜代子が答弁しました。

質問者
大松紀美子 議員
答弁者
町長 竹中喜之、健康福祉課参事 今井喜代子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 5番 大松紀美子

一般質問を行います。まず、1つ目に外出しやすい環境づくり支援について伺います。町長は今年度執行方針の中で、外出支援サービス事業は引き続き買物や金融機関、生活に必要な手続など、外出しやすい環境づくりを支援すると述べています。しかし、1つ目には、外出支援サービス、町内ですね。利用条件に家族等もできない方とありますが、その判断は誰がどのように行うのか伺います。2つ目に、本人が利用申込みをした後、家族等に対し行政側から家族が送迎できないのかの問合せをするという事実がありますが、申込者の願いに反することと思いますが、見解を伺います。3つ目に、高齢者の方へタクシーチケットを交付する考えはないか伺います。

答弁 町長 竹中喜之

高齢者が在宅生活、これを継続していくためには、通院等に関わる外出を支援するサービスも重要な一つとされております。外出支援サービスの対象者の要件でございますけれども、おおむね65歳以上の高齢者及び障害者で公共交通機関等の利用というのが困難で、家族等の支援、そして送迎が困難な方とされております。利用の希望があった場合には、身体状況、さらには生活状況、そして希望の利用内容、そして回数、家族の就労、さらに自家用車の所有などを聞き取りをさせていただいているところでもございます。その上で、地域包括支援センター内や地域ケア会議で情報というのをそれぞれが共有しながら、利用の可否について判断をさせていただいております。同居の家族がいる場合でも、運転ができなかったり、そして仕事の状況などで送迎が困難、こういった方など、取り巻く環境によってはそれぞれ条件というのが違うかとも捉えているところでもございます。できるだけ本人の希望に添えるよう詳しく聞き取りをしているところでもございます。今後におきましても、より丁寧な説明というのを心がけてまいりたいと存じます。移送体制の確保についてでございます。高齢者の保健福祉計画のアンケート調査、これは御存じかと思いますが、この中においても重要な課題の1項目となっております。助け合い型の移動サービス、こういったことも含めながら、町としての移送体制づくりについて、さらに調査研究を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 5番 大松紀美子

町長の執行方針の中にも載せられているほどですから、この外出の支援を充実させていきたいとそういう思いは私も重々分かっているつもりです。今回どうしてこのような質問をさせていただいたかというと、2番目に申し上げた、そういう事例がありました。とても心が痛みました。町長も家族の状況とか、車がないのかとか、詳しく聞き取りをするのは、その本人の願いに応えるためだというふうにおっしゃったんだと思うんですけれども、しかし、ここに生活支援の申請書、生活支援サービスは外出支援だけじゃなくていろいろありますよね。緊急通報システムもそうですし、配食サービスもそうですし、あった○(まる)事業もそうですし、湯~ゆ~事業もそうです。たくさんあります。これらのサービスを利用するときに申請書、これ申請書のコピーですけれども、申請書を出すことになっています。その中に同意書というのがあるのです。同意書という部分、名前書いて印鑑押すところがあります。各サービスの円滑な実施のために、私及び家族等の個人情報をサービス事業者または関係機関等に提出することに同意します。また、サービスの要件により必要な場合には、私及び申請に要する世帯の所得及び課税状況を関係機関に照会することに同意します。こういうこともあります。それで、町長もおっしゃっていますよね。家族関係もそれぞれ、家族状況もそれぞれなんです。そこまで、そういう中でもサービスを利用したいというふうに申請をするという方は、それだけの理由があるからです。安易に行政の支援を受けたいなんて誰も町民の皆さんは思っていません。御近所の方とか、友人だとか、家族だとか含めて、できるだけ支えていただいて暮らしています。でも、それでもこういうサービスがあるんだったら利用したいと言って申込みをされるんです。それにもかかわらず、先ほど申し上げたようなことが行われているとしたら、私はやり過ぎじゃないかというふうに思うんです。その辺の御答弁はいかがですか。

答弁 町長 竹中喜之

申請者に対しての聞き取りの関係、その中身についてかと思うんですけれども、議員も御存じかと思いますけれども、この申請にあたりましても、一つのサービス事業を実施するにあたって、決まりというんでしょうか、あまり難しくない要項というのも定めているところなんです。要項、申請にあたってのですね。そういったあくまでその要項の中身の利用条件、どういうふうな利用をなさるんですかという要項の中身に照らした中で、それの見合う状況の確認行為の一環として聞き取り等をさせていただいているところも事実でございます。そこで、あくまで利用条件の中身でございますので、今、大松議員が具体的に事例を出された事案についても、私、後ほど担当のほうから説明を受けているところでもございます。こういったところも含めて、利用者に対して誤解の生じないよう、あるいは失礼のないような形で、冒頭でも申し上げました、より丁寧な相談対応の徹底に努めていきたいと考えておりますので、ここは議員、御理解願いたいと思います。

質問 5番 大松紀美子

様々なやはり公平、公正なということも考えての詳しい申請の記述内容になっているんです。やっぱりこの辺も、もっと本当に、大体さっき申し上げましたけれども、同意書みたいな欄なんかあると、ためらう方いっぱいいるんじゃないですか。そんなに面倒くさいサービスを利用するんでしょうか。そうではないと思うので、この辺の見直しなんかも含めて検討していただきたいと思うんです。それで、今年度の在宅支援サービス事業の予算、これは793万2,000円となっています。前年度と比較しましたら、28万2,000円低いんです。これはどういう事情なのかということを、町長が執行方針の中で本当にこう外出しやすいことを高齢者の皆さんに提供するんだということを言っていらっしゃるのに、何の予算で減ったか分かりません。こんなにたくさん在宅支援事業、先ほど申し上げましたけれども、あるんですから。でも、増えてしかるべきなのかなと。去年に比べて増えていってこその、求めていることとお金の使い方が一致するのかなと思うんですけれども、この減っている原因はまず何なのか。それから、3つ目に、タクシーチケットと言いました、私。高齢者の方にタクシーチケット。これは住民の方からの以前からの要望なんですけれども、結局タクシーチケット、自分の足でお買物もしたいしというのあるんです。ただ、やはりそれは夏場はいいけれども、冬になるととても、例えばお買物、日用品買う、食料品買うんでも大変だと。だから、せめて冬の間だけでも一月に1回、タクシーを利用して行けるようになったらいいなというのを何度か、何人か言われておりました。これであるにもかかわらず、65歳を過ぎても、70、75、80になっても、本当に必死で1人で暮らしている方たくさんいらっしゃいますよね。そういう方々が1人で歩いているのを見ると、本当に私、冬は大変だなと。自分の行く道かなとも思って見ているんですけれども、そういう期限を切っても、冬の間だけでも一月に1回分の、全額じゃなくても、一部補助することだとかということも、こんな難しい申請書を書いて、何だか本当に頼むのが悪いような感じで利用していただく、こういうことも必要だと思いますけれども、そのタクシーチケットで自由に好きなときに使っていただくというのもあってもいいのではないかと。その方法はいっぱいあると思います。冬の、冬と言っても北海道は6か月ぐらいは本当に大変ですから、なかなか大変な事業になるかと思うんですけれども、そういうことも検討してはどうかということで申し上げているんですけれども、改めていかがですか、さっきの予算の関係と。

答弁 健康福祉課参事 今井喜代子

私のほうからは、在宅の予算の関係についてお答えしたいと思います。在宅生活支援のほうの予算につきましては、今年度減少している部分については、入浴サービスを使っている方が今減っているというところがありまして、そこの部分で、結構なそれで予算がかかるものですから、そこの部分で今回の対象者の見込みから減らしているというところで減っております。外出支援のほうについては、特に増減はさせていないというふうになっております。あともう1点、ちょっと同意書の関係だったんですけれども、同意の部分です。個人情報の同意の部分なんですけれども、やはり個人情報保護条例というものがありますので、その中で個人情報の同意を得ていないと、例えば外出支援サービスで、社会福祉協議会さんのほうにこの方が利用するという情報も与えられないということがありますので、そういった意味では最低限の同意は必要なのかなというふうに考えております。

答弁 町長 竹中喜之

同意の関係については、先ほども申し上げましたけれども、より分かりやすいというんでしょうか。不安とか心配が起こらないような形での対応というのを改めて考えていければなと思います。それと、予算の関係も総額的な中でのつかみというか、内容の充実ということは、これは決して怠ってはおりませんので、その辺もつかんでいただきたい。それと、高齢者へのタクシーチケットの交付の関係でございますが、今回について、御承知のとおり、先ほど答弁でも触れたかと思いますが、第8期の高齢者保健福祉計画、そして介護保険事業計画ですか、これの策定に伴ってアンケート調査、この中でかなりウエートを、外出送迎システムの関係についても回答が多くなっているところでもございます。今、スタートしたばかりでございます。こういったところも含めて、地域内の、先ほど大松議員も提案のあった中身も一つでございますけれども、実態というんでしょうか、状況把握。さらに、お声というのを聞きながら、調査研究進め、この地域に適した対応というのに努めていきたいなと考えております。

質問 5番 大松紀美子

今年度の執行方針の中で、やはりそういう外出支援の事業、本当に充実させていきたいというふうに町長はおっしゃって、そういう思いで書かれていると思いますし、本当に仕事として忠実に執行したいという思いで職員の方は取り組んでいらっしゃるんだと思うんです。しかし、申し込んでいる、受け取る町民の側にすると、それが本当に時には自分の内心を侵害されたような、家族関係を、いろいろな家族関係あるんですから。親子であろうと、きょうだいであろうとあるんですから、そういう中で本当に自分を責めてしまう。こんなことでこんな思いするなら生きていきたくないみたいに思う人だっているんですから。だから、そういう高齢者の思いに寄り添ったサービスの提供をしてこそ、やっぱり感謝もされるというふうに思いますので、ぜひとも、私、調査研究というのあまり好きじゃないんです。調査研究ばかりしていて実行しないというふうにならないように、早急に実施していただくことを求めて終わりたいと思います。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月21日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる