むかわ町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日
財務の状況について
2021年3月8日、むかわ町議会の一般質問で、中島勲議員が「財務の状況について」質問し、町長 竹中喜之、総務企画課主幹 菊池功が答弁しました。
- 質問者
- 中島勲 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、総務企画課主幹 菊池功
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 中島勲
通告に基づいて、2点について質問をいたします。まず、第1点でありますけれども、何事にも財務は裏づけがないと事業は進まないと、これは当たり前の話ですけれども、そういう観点から第1点目として、財務の状況について質問いたします。平成30年9月に発生した胆振東部地震以来、新型コロナ対策による想定外の財政支出、あるいは、本年度の新規大型事業に伴う財政支出等々、本町にあっては、過去に例を見ない財政構造になっていると私は認識しております。町長の町政執行方針でも、コロナ禍を乗り越え、創造的復活、創生へとうたっておりますけれども、これらの実現には、それ相当の財源が必要であることは当然です。激動する経済界の中にあって、本年度予算を前提に今一度確認をしておきたいので、財政構造の現状、そして、今後の動向について伺います。財政構造は非常に複雑になっておりますので、今回は具体的に次の5項目について伺いたいと思います。まず、町民税等の税徴収の見通し。それから、次に、地方交付税の見通し。3番目として、財政調整基金の動向。4番目として、減債基金の動向。最後に、人件費の見通し。これらについて質問をいたします。よろしくお願いします。
答弁 町長 竹中喜之
令和3年度一般会計の当初予算につきましては、令和2年度から11億9,800万円が減、90億2,500万円となったところでございます。質問項目におきまして、町民税を含む町税全体は、固定資産税において家屋、償却資産の課税客体が増加したことによる約5,000万円の増加でございます。地方交付税では、普通交付税における合併特例措置の終了、測定単位の多くを占めております国勢調査人口の大幅減少を見込むなど、2億円が減少しております。人件費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業、選挙事務に関わります時間外勤務手当や委員報酬により1,900万円が増加。また、現段階における財政調整基金及び減債基金、令和3年度末の残高は、それぞれ4億5,000万円、7億円を超える見込みとなっております。今後の動向につきましては、これまでの決算、令和2年度決算見込み、令和3年度当初予算をベースを基に、現在策定中でございます中期財政運営指針において、5か年程度の推計値を年度内にお示しをしたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。
質問 12番 中島勲
今の町長の答弁も分かるんですが、今ここに、あしたから始まる予算案が出るわけですけれども、これに起因して、確定した数字はまずさておいて、見通しをやはり立ててあると思うんですけれども、その辺についてもお聞きしたかったわけです。それは、決算やれば間違いなく数字は出ますよ。それは決算ですから、1年後の事業をやった後の結果ですね。今、予算を立てる、審議する、事業を展開する、その時点で資金のめどはどうなのかということを私は幾分でも知りたいなということなんですよ。そういうことを言いますと、人件費だとか、これらは統計的に分かるんですよ。ただ、問題は、この3番目の財政調整基金であるとか、減債基金であるとか、これは本当にこの財務の担当者の考え方、結論を言えば、町長の決断なんですけれども、これによって決まると思うんですよね。ですから、この辺をどのように思っているんですかということなんです。それは確定した数字はよろしいですよ。言葉でよろしいんです。そうでないと、何かこう今までのような繰り返しの予算審査であればいいんですけれども、先ほど言いましたように、地震から始まって、コロナ禍が始まって、本当に想定外のことがどんどん起きてくるわけです。そして、これは予算委員会でまた質問させてもらいますけれども、大型の新規事業が入ってきております。こういう大きな数字は、今まで私は見たことないと思っているんですけれども、そういう環境にあって、くどいようですけれども、見通してですね、どういう見通しを立てておられるのか。数字はもちろん要りません。今ここで数字を言えと言ったって、言えるものではないんです。それは分かります。ただ、見通してどうなんでしょうかということを改めて質問いたします。
答弁 総務企画課主幹 菊池功(総務企画課主幹は2023年3月まで)
私のほうからお答えをさせていただきます。まず、議員のほうから御質問がありました今後の動向ですね、それらにつきましては、現在、3年度の予算、数字確定しましたので、今後の見通しを含めて5か年程度の推計を取るために、今、必死でグループで作業を進めているところでございますので、御理解いただきたいと思います。2点目にあります基金の見通しでございます。〔「議長、すみません、もうちょっとマイク近づけて」と言う人あり〕
答弁 総務企画課主幹 菊池功(総務企画課主幹は2023年3月まで)
すみません。財政調整基金等の見通しでございますが、財政調整基金につきましては、令和元年度の決算におきまして、8億を超える残高となっているところでございますが、今年度の執行中であります予算、また、令和3年度当初予算でも2億8,000万の取崩しをしなければいけない状況でありますから、3年度末で4億5,000万程度になってしまうという状況でございます。毎年毎年、財政調整基金、取り崩さなければ行政が運営できないというのも、危機的な状況なのかなというふうに感じているところでございます。令和3年度以降につきましては、何とかこの基金を元どおりには戻りませんが、震災を受けて、どの程度町として必要な、残しておかなければいけない、震災があったときには、そのときだけで6億を超える財政調整基金を取り崩さなければ乗り切れなかったという状況がありますので、ある程度の目標値を持って取組をしなければ、今後、予算の収支バランスが取れないのかなというふうに考えておりますので、それも含めて、現在、作業を進めておりますので、御理解いただきたいなというふうに思います。あと、減債基金につきましては、これまでのフレームの目標値であります7億円を確保している状況でございます。減債基金につきましては、大型事業で町債の借入れが増えたときの備え、起債を借り入れるのではなくて基金を活用していく、また、町債を活用した事業の償還によって、財政指標である比率が大きくなるときに、基金を取り崩して、その比率を抑えていくというのに活用していきたいと思っています。現段階のところ、そのような状況にありませんので、今後、新しい原資を積むというのはちょっと難しいかもしれませんが、この数字を維持していくことを目標にしたいというふうに考えているところでございます。
質問 12番 中島勲
分かりました。再度、この減債基金について、今、7億ほどありますということですよね。それは結構なことなんですけれども、加えて、この中にこれから実施する、例えば、その製材工場に対する補助、これは7億1,100万ですけれども、その55%、3億9,000万ほど、これは町の負担ということでなっているわけなんですけれども、これはまた予算委員会のほうで質問しますけれども、そういう問題を含めて、あるいは、新しいホタテの稚貝の放流であるとか、ししゃもふ化場であるとか、福祉関係の仕事、業務、非常に多いですね。こういう点を含めて、最後に町長にお願いしたいんですけれども、トータルひっくるめて、何て聞けばいいんでしょう、心配ないというのか、いや、ちょっと努力しなきゃならんとか、そういう表現でよろしいんですけれども、質問します。
答弁 町長 竹中喜之
財政状況でございます。今回の予算編成というんでしょうか、それに臨むに当たっての姿勢にも関係してくるかと思います。財源不足というのが見込まれる中で、今回におきましても職員一人一人、共通認識を持った中で、連絡連携、そして、創意工夫を持ち、この町としての今後の身の丈に合った行財政運営を意識し、まず、予算編成に臨んできているところでもございます。そこで、先ほどの答弁とも重複するかと思いますけれども、議員の質問にもありますように、胆振東部地震、さらには、新型コロナ対策、こういったこれまでにない時代の大きな変化を捉えての今回の予算と受け止めているところでもございます。今年度の災害復旧事業、さらには、公営住宅等の大型事業の関係で、一般会計では対前年比12億円が減少しているところでございますけれども、新年度からの、繰り返しますが、地方交付税では、合併特例期間が終了し一本算定、引き続く震災からの復興、さらには、コロナ禍への対応、そして、地方創生の第2弾への対応と、それぞれに向き合わなければならない状況とされております。重ねてでございますけれども、これまでにない時代の大きな変化の中で、早いテンポの人口減少、そして、基準財政需要額は大きく減少しているところでもございます。一方で、人件費、さらには、扶助費など義務的経費や、物件費というのも逆に増加の傾向ともなっているところでもございます。現在、町にとりましては、風的に言えば、強い向かい風の中で、巷間言われているように、あれもこれもといったものではなくて、ちょうどよい危機感というんでしょうか、緊張感を持った中での行財政運営に努めていかなければならない状況と捉えているところでございます。そのためにも、むかわ町の復興計画、第2弾の地方創生の取組、これを内包させた、今回の御審議いただきます第2次のむかわ町まちづくり計画の第一歩として、今を乗り越えて、その先につなぐ事業の推進を踏まえ、今年度の予算編成に臨んできているところでもございます。
質問 12番 中島勲
大体分かりました。大きな数字ですから、この程度かなと思いますけれども、いずれにしましても、この財務の運用については慎重に進めていただきたい。当然のことですけれども、町長も考えておると思いますけれども、我々もそういう心配がございますので、慎重に取り進めていただきたいと思っております。