みんなの議会

むかわ町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月14日

執行方針について

2019年3月14日、むかわ町議会の一般質問で、野田省一議員が「執行方針について」質問し、町長 竹中喜之、支所長 田所隆が答弁しました。

質問者
野田省一 議員
答弁者
町長 竹中喜之、支所長 田所隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 野田省一

2つ目に入ります。執行方針についてでありますけれども、執行方針の5「未来へ」の中で「恐竜ワールド構想推進計画に基づき博物館周辺エリア整備基本計画により取り組みを進めます」とありますが、計画のスケジュール、もともとのスケジュールでは2019年度に基本設計が予定されていましたが、本年度の当初予算には基本設計の費用が見込まれていないようですが、今後の考え方についてお伺いいたします。

質問 7番 野田省一

執行方針についての2の2でありますけれども、執行方針で中心市街地の活性化や再生が重要な課題、まちなか再生に向けた研究や取り組みを進めていくとありましたが、12月の定例議会の答弁でも、調査・検討の際には地域の課題を見つめ、地域の皆さん、経済団体の参画というのを基本に協働により進めたいと明言されております。具体的にどのようなイメージ、スケジュール、組織構成を考えているかお伺いいたします。3つ目になりますけれども、やはり執行方針でふるさと納税の充実を掲げておりますが、ウェブ上のふるさと納税、これ近隣町もう少し大きく広げてみましても、比較してみましても、寄附額あるいはウェブ上の質においても、取り組み方にしても大きな差があります。以前より、いろんな議員からも指摘されておりますが、返礼品には質には差はないし、それ以上だと自負できますが、ウェブ上の質、取り組み、これ寄附代行など、やはり近隣の地震の被害の大きかったところなどは、寄附代行などをして、より集めているという現状があります。寄附代行だけでも数千万集めていますので、これにおいてはおくれている部分、さきの定例会で答弁にあるように、奇貨におくべしを実践するべきであるが、その点を含め、ふるさと納税の充実をどのように考えているかお伺いをいたします。

答弁 町長 竹中喜之

町長町政執行方針の件でございます。平成31年度は、さきの震災からの復旧に向けて復興元年として重要な年度とされているところでございます。御質問の恐竜化石を生かしたまちづくり、むかわ町版地方創生総合戦略の大きな柱、シンボル事業ともされております。新たな博物館、ここでの展示施設にかかわる基本設計業務委託につきましては、現在、震災からの復旧・復興を最優先課題としているため、当初予算での計上は見合わせております。一方、新年度予算では、これまでも、昨年から実施してきております地方創生に絡めての、心に響くデザインを活用した恐竜のまちづくり、これとともに、地方創生推進交付金事業、さらに地域資源を活用した観光・産業振興を推進する地域再生マネジャー事業、こういったところを、ソフト事業というのを継続し実施、引き続き町民皆さんの機運の醸成、子ども化石くらぶの活動、こういったところを博物館を核とした交流人口の拡大を目指した予算計上をしているところでございます。新たな博物館の展示棟などの再整備に関するスケジュールに当たりましては、今後も、国さらに道、関係機関等々とのより緊密な連携を深めるとともに、町の財政状況を踏まえ、議会の皆様、町民の皆様と議論に取り組んでまいりますので、御理解をいただきたいと思います。続きまして、まちなか再生に向けた調査・検討のイメージ、スケジュールと組織構成についてお答えをしたいと思います。むかわ町の復興に向けての方向性として、先ほども触れました、産業・経済の再生と発展というのも大きな柱の一つとしております。北海道胆振東部地震によって大きな被害を受けた両地区の中心市街地の活性化というのは重要なテーマであると認識し、調査・検討を進めることとしております。なお、調査・検討に際しましては、協働により進めることとしておりますので、第1段階としては、現状や課題について把握し、関係者で共通認識を持つとともに、地域ニーズを把握するため、地域住民の皆さん、そして経済関係団体の皆さん等々に向けた学習の機会を確保するとともに、意向調査等を行う予定となっております。こうした取り組みを踏まえた上で、第2段階として、まちなか活性化に向けた具体的検討に入っていくこととしております。商工会におきましては、既に(仮称)むかわ町の商業を考える会の発足に向けて動き出しており、今月中に会合が開かれることとなっております。町としましても、こうした自主的な動きと連携を密にして取り組みを進めたいと考えております。なお、検討の組織構成につきましては、事業者の皆様を初め、経済団体、地域住民等々地元関係者のほか、町外からの人的な支援というのも含め多様なメンバーが想定されますが、考える会の動きと連動できるよう、商工会と連絡、連携をしながら今後に努めていきたいと考えております。続いて、ふるさと納税の充実についての御質問でございます。まず、むかわ町のふるさと納税の現状でございますが、本年2月末現在、2,809件、5,279万5,000円の受け入れ実績となっております。平成29年度末の実績と比較いたしますと、件数で710件の減、金額で412万5,000円の増となっております。寄附実績の増減要因としましては、返礼品の一部につきまして寄附金額を増額設定したことにより、及び北海道胆振東部地震の発生に伴い、9月から11月の3カ月間、前年度実績において件数で31%、金額で94%増加したことが寄附金額の増加の要因ともなっております。一方、これら3カ月を除いた月の受け入れ件数につきましては、対前年度実績において、件数で平均43%、金額で平均約30%減少しているところでもございます。また、本年度につきましては、返礼品不要のふるさと納税災害寄附、この受け入れ実績が573件、3,065万753円、被災自治体に代わってふるさと納税寄附金を募る代理寄附制度による寄附が3自治体から2,255万9,108円あり、これらを合計した今年度のふるさと納税寄附金は、本年2月末現在、1億600万4,861円となっております。ふるさと納税をめぐる情勢につきましては、今後予定されております、返礼品は寄附金額の3割以内かつ地場産品のみ、こういった制度改正による市場動向、ふるさと納税の寄附代行サービスを行うインターネットサイトの増加など、一つの大きな転換期を迎えようとしております。これに対応した取り組みというのが求められるところでもございます。本町といたしましては、これから御審議いただきます平成31年度予算案におきまして、寄附代行を行うインターネットサイトの追加などを計上しておりますほか、返礼品につきましても毎年度見直しを行っており、今後もむかわ町ならではの地場産品のすばらしさを十分に知っていただき、寄附の受け入れ増につながりますよう、町の公式ホームページの工夫・充実に努めて取り組んでまいりますので、御理解をお願いしたいと思います。

質問 7番 野田省一

多岐にわたったんで、ちょっと2の1、恐竜ワールド構想のことについてでありますけれども、当初予算では計上されなかったと、基本設計が。これ、復旧・復興が最優先されるということは十分理解しております。それであるんであれば、これ、計画少なくとも変更するわけですから、議会に対して今までその説明がなかったわけですけれども、それはどのように考えていらっしゃいますか。

答弁 町長 竹中喜之

今回の議会の中でも、後ほど報告が予定されているかと思います。恐竜ワールド構想調査特別委員会の皆さんからの御意見が報告されているかと思います。後ほど報告されるかと思います。その中で、一点一点拝見しました。そして、担当のほうも委員会の中には出席してきたかと思います。ワールド構想推進計画というのはこれまでどおり推進していくとともに、震災の復興計画というのを最優先に進めること、さらに財政面からのハード事業というのはより慎重に再考すること、そして町民の皆さんとのコンセンサスを十分にとること等々が挙げられているのかなと思います。こういったところもしっかりと踏まえながら、当初推進計画で示したときと、震災を受けての状況変化、こういったところも、復興をまず第一に、推進計画にもあります、引き続き町民の皆さんとの機運の醸成を高め、国の地方創生の動きもしっかりと見定めながら適宜対応していきたいと考えているところでございます。

質問 7番 野田省一

恐竜ワールドの設計の問題ですけれども、委員会で確かにそういう答えを出させていただいておりますけれども、その後の議会に対する報告がなかったということは非常に残念です。本来であれば、じゃその委員会、ちょっと後ろからいろいろ聞こえていますけれども、本来であれば必要であったんでないかなと思うんですが、そこの部分。博物館の基本設計は本年度という予定の中でありましたけれども、やはり地域の声というのをいろいろ聞くと、実はもう1年延ばしたんだねとかと言われるような状況も、町民の方に、どれを見て言ったのかちょっとはっきりわかりませんけれども、新聞報道や何かで予算計上されなかったということが出たので、そういったことになってかなと思うんですけれども、やはり地域にとっては復興のシンボルでもあるんですね、次に何をしようという、大きな一つの目標にもなってきていましたから、その辺、やはりもうちょっと丁寧に進めていただきたかったなと思うんですが、その辺についていかがですか。

答弁 支所長 田所隆(支所長は2019年3月まで)

私のほうから、恐竜ワールド構想調査特別委員会開催時の我々事務局としての御説明の中には、さすがに当初予算のお話はできかねるといった部分もございまして、我々としては、2019年度、平成31年度予算には何らかの形で予算計上していきたいという考え方を持っております。まずは、復興計画の具体的な策定が決まった中で創造的な復興といった具体的な事業が盛り込まれていくものと理解しておりますので、それ以降にある程度明らかなものが示されるのかなというふうに思っておりますので、御理解願います。

質問 7番 野田省一

特別委員会もございますので、この後の議論に関しましては特別委員会のほうでまたさせていただきたいなと思います。それでは、その次になりますけれども、中心街の活性化、まちなかのにぎわい創出ということでありますけれども、町長、先ほど鵡川地区においてはということもありましたけれども、御存じかどうか、まちなかのにぎわいの創出にということで、恐竜ワールドセンターに属している皆さんを中心とする動き、それと穂別を進化させる会の動きという、こういったものが次の震災の後の復興計画に何とかならないかということで、いろいろと動きが、集まりがあったりということがあるわけですけれども、そういったことは認識されておりますか。

答弁 町長 竹中喜之

先ほど、まちなか再生について御答弁させていただきました。現在、商工会を中心に、(仮称)むかわ町商業を考える会、これは両地区の皆さんを対象にして、主に商工会の方々を中心に、今、グループ化というんでしょうか、動きをされているということで、1つの地区に限ったまちなか再生ということを表現しているわけではございません。

質問 7番 野田省一

1つで進めることはいいでしょうけれども、細分化は絶対必要だと思います。やはり置かれている環境が、全く鵡川地区と穂別地区では違いますから、やはりそこで同じ1つのテーブルの上で議論するというのは、ちょっと適さないなと。最終的に1個のグループというのにすることは可能だとは、それは構わないと思いますけれども、細分化して、それぞれの地域の持っている課題というものが全く違いますから、やはりそこは分けて考えていくという方向で今後検討していただきたい。先ほど言ったように、今、穂別地区でも2つのグループが1つに今なって、少しずつ動きが出てきておりますが、そこの認識はありますか。

答弁 町長 竹中喜之

詳しい中身は現状として捉えておりませんので、不用意な発言は控えさせていただきますけれども、あくまでまちなかの再生を考えていく、両地区を含めてパートナーシップをどうつくり上げていくのかと、過程が大事だと思います。そして、議論の中において、その土地利用をどうするんだとか、動線をどうするんだとか、場所をどうするんだとかいったところについての区分化というのは、まだ会議体というのが発足されておりません。そしてあくまでも行政主導ではなくて、民主導というんでしょうか、商工会主導の組織でございますので、そういったところは野田議員も踏まえながら意見反映をお願いできればなと思います。

質問 7番 野田省一

まだできていないものではなくて、実際に動き出しているという部分、実際にというか動き出している、それもやはり民が動いている話でございますので、ぜひ注視していただいて、その団体から何らかのアクションがあるかと思いますけれども、ただ、今言ったグループに関しては商工も関係しておりますけれども、一般のワールドセンターを中心としたグループに関しては商工を除いた組織になっておりますので、地区別にぜひ、最終的には一つになることは、官が主導していない話ですから、ここで言ってもしようがないのかもしれませんけれども、そういうふうに持っていっていただきたいなと思っています。町長、せんだっての12月の定例議会においてもやはり答弁にあったように、早期活性化に向けて動き出すと。それと、先ほど答弁もありましたけれども、具体的にいろいろと計画をお持ちだと、計画というかスケジュールも持っていますよということですので、ぜひ先ほど言った穂別地区での民の動きもあわせて声がけをしていただきたいなと。単なる商工会というだけでなくて、一般の方々も絡んでいる団体もありますので、そういった動きもぜひ理解しておいていただきたいなと思います。それと、次に移ります。執行方針のふるさと納税の関係ですけれども、単純にというか、何カ所かサイトを比較して、全部のサイトを見るわけにいきませんから、見ていくと、余り細かいことを言いたくなかったんですけれども、数字的にやはり他町村、この被災した3町という言い方をすれば、数字的にはちょっとやはりむかわ町のほうが劣っているかなというふうに見ておりました。内容的に見ても、ふるさとチョイスともう一つ、ちょっと今名前は覚えていませんけれども、2カ所見たんですけれども、やはり作り込みというか、画像がなかったり、文字だけの勧誘というか、だけになっていたり、やはりそういった部分でもほかの町村を見れば、きっちりと画像でイメージの涌くようなものを対応しているというようなところも見かけられました。最終的に、今、代行をやるんだという話でございましたけれども、他町と比べてどうのということはないんですけれども、また先ほど、町長の前回の答弁の言葉をおかりしますけれども、奇貨におくべしと、この際だからというのはおかしいですけれども、今でないと本当に、震災に対するふるさと納税というのは、集める時期がだんだんおくれて後ろに行ってしまうと、だんだん盛り下がっていくことは事実ですから、今すぐにでも、やはりそこの部分は手を入れて、一番お金を稼げる、こんないい商売というか、こんないい仕組みはないわけですから、ここは早急にやはり財政のことも考えると、億単位でお金を集められますから、そこは早急にかかるべきだと、多少お金をかけてでもやるべきだと思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中喜之

予算計上の部分は、後ほど予算の審議の中でお願いできればなと思います。ふるさと納税、言わずもがなでございますけれども、応援する納税者の皆さんの気持ちとそれぞれの自治体というのを橋渡しする、支え合うことを目的としているのかなというところを捉えているわけでございます。この制度を活用しての地域のよさというのをアピールして、その振興、さらに振興を図る上でも一つの機会となると私も捉えているところでもございます。そして、これまで、9月6日の震災を通してたくさんの皆さんが御支援、お心遣いをいただいているところでもございます。この皆さんの支援に対しての応えるというんでしょうか、感謝、こういったところも含め、むかわ町の取り組みだとか、そして魅力というのをPRする手法として、課題とされているところも整理しながら、さらに工夫、充実に努めていきたいなと思っているところでもございます。奇貨におくべしは言葉の解説はしませんが、先ほどの創造的復興と同様に、震災そのものに対しての向き合う、逆境を捉えた前向きの姿勢ということで御理解願いたいなと思います。この際ですから、従来型の物消費というんですか、こういった物だけの消費ではなくて、どちらかと言えば体験型といった、事の消費というのも返礼品に扱えるような、今までとはちょっと工夫を変えた中でのむかわ町のファンづくり、交流人口、関係人口の拡大と地域経済の活性化の一助にもつなげていきたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いします。

質問 7番 野田省一

震災を受けて、確かに大変なことに遭ったわけですけれども、この間の続きになってしまうかもしれませんけれども、やはりピンチはチャンスだと。町長はピンチをヒントに、ヒントをチャンスにという言葉を使われましたけれども、私はピンチをチャンスにというお話をした、同じようなことですけれども、まさしく今回、このことによって、やはり震災によって大きくジャンプするチャンスかなと思っていますので、ぜひ考えていっていただきたい。ただ、その中で町財政のことを考えると余りいろんなことも言えないわけですけれども、ただ財政の効率化だけを考えてしまうと、やはり本来の、住民の皆さんが豊かに暮らせるということを忘れないようにしながら、財政運営に当たっていただければなというふうに思っています。以上で終わります。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月14日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる