むかわ町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日
町政4年間の評価と今後の展望について
2021年12月14日、むかわ町議会の一般質問で、野田省一議員が「町政4年間の評価と今後の展望について」質問し、町長 竹中喜之、副町長 渋谷昌彦が答弁しました。
- 質問者
- 野田省一 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、副町長 渋谷昌彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 野田省一
通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。まず、第1点でありますけれども、町政4年間の評価と今後の展望についてお伺いをいたします。1点目、町長として、これまで4年間の自己評価はどのように考えているかお伺いをいたします。2点目につきましては、町政への来年度以降の御自身の展望はどのように考えているか、この2点についてお伺いをいたします。
答弁 町長 竹中喜之
平成26年3月に町民の皆さんの信託をいただいて町政をお預かりしてから、2期8年、まちづくりの理念としております「人と自然が輝く清流と健康のまちむかわ町」の実現に向け、全力で取り組んできているところでもございます。2期目の町政運営に当たりましては、1期目でまずまいた種、これを芽吹かせるために、一つ上のまちづくりというのを目指し、4年間の任期におけます町政運営の所信をまとめました町政運営の施政方針において、基本姿勢、むかわの持っている底力、これでまちを耕し、さらに未来へつなぐというのを旗印にしながら、町民の皆さんと共に協働のまちづくりを進めてまいりました。1期目から継続してきております「くらす」、「まもる」、「はたらく」、「まなぶ」、「未来へ」、この5つの政策に、2期目においては新たに「つなぐ」といった政策を加え、6つの基本政策を掲げ、その実現に向け鋭意取り組んできているところでもございます。あわせて、議員御案内のとおり、あの3年前の胆振東部地震の被害に加え、現在の2年にわたるコロナの影響による人口の流出、地域経済・活力の衰退、歴史にも残る緊急事態に対しまして、現在、最優先課題に位置づけながら対応をしてきているところでもございます。さらに、今年度からスタートしております第2次むかわ町まちづくり計画に基づき、繰り返しますが、震災からの復旧復興、コロナ禍からの克服、こういったところに取り組みながら、時代の大変大きな変化に対応した新しいまちづくりの歩みを始めているところでもございます。こうした状況というのを踏まえながら、この4年間、見える化というのを図るため、町長施政方針をベースにしながら、先ほど申し上げました6つの基本政策に震災復興とコロナ禍の対応を加えた7つの分野、約100項目の取組というのを整理し、現時点における取組進捗度、達成度ではございません、取組進捗度を点検しているところでございます。その結果、取組の熟度は違いますが、100項目の取組のうち95項目着手をしております。これは町民の皆さんをはじめ、町内の企業、さらには団体、関係機関、そして多くの皆さんの支えをいただき、徐々にではございますが、その取組の効果も現れてきていると感じているところでもございます。しかし、一方で、観光あるいは農林漁業、商工業、高齢者の健康づくり、まちなかの再生、こういった取組は、震災だとかコロナ禍の影響というのが非常に大きく、着手はしているものの、我々が目指している創造的復興・創生、この実現にはまだまだ道半ばともされており、こうした取組のさらなる加速化というのが求められていると捉えております。その一方で、人口減少社会の中、これらの取組を着実に進めていくには、ヒト、モノ、コト、あるいは財源、そして情報、こういったリソースを最大限に有効活用しながら、さらに持続可能な行財政運営を継続していくことがますます重要になってきているところでもございます。私自身の自己評価としましては、まだ道半ばの取組もございますが、基本姿勢はぶれることなく、100項目の取組の進捗状況、各取組の成果などを総合的に勘案し、4年間の枠組みでの目指してきているまちづくりの目標、この辺についてはおおむね取り組んできているのではないかと総括をしているところでもございます。この4年間、様々な要因はありましたが、全力で住民自治、町政運営に努めてきているところでもございます。次、いっていいですか。それで、2番目の、これは改選期に向けた私の去就についてお尋ねかと思います。先ほどの答弁と重複するかと思いますが、2期目がスタートして6か月に入ったかどうか、このときに胆振東部の地震、そして復興道半ばでの昨年から続いている世界の困難のコロナ禍、町民の皆さん、そして議員の皆さんをはじめ、職員の踏ん張りと頑張り、そして町内外のたくさんの皆さんに支えられながら、試練と困難の、さらに変化の4年間に向き合ってきているところでもございます。そのような中、既に今年度からスタートしております第2次のまちづくり計画に内包された人口減少対策、震災からの復興、コロナ禍など、むかわ町としても避けては通れない直面した課題対応にも迫られているところでございます。これらを今の体得の機会としても捉えながら、そして今をまずは乗り切り、その先につなげることとともに、まちづくり計画の今回のキーワードでもあります様々な「つながる」をつくる、こういったことを改めて意識し、誠心誠意、町政運営にさらに全力を注ぎたく、来春の選挙に挑戦させていただきたいと考えております。以上でございます。
再質問 12番 野田省一
御自身のお考えですから、それ以上の再質問はしないつもりではありますけれども、まさしく今おっしゃったとおり、コロナ、その前に震災から始まってコロナと、非常に大きな課題、試練がある中、いろいろと私も点数発表しようかなと思っていたんですけれども、ほぼ思ったようなお答えをいただけたかなと。それと、第2次のまちづくり計画も立てられて、さあこれからというときでありますから、ぜひこの実現に向けて御尽力いただきたいと思っております。質問はいたしません。2番目となります。食料品など買物弱者対策とまちづくりについてお伺いをいたします。まちなか再生基本構想が作成されて、穂別地区再生検討会のまちなか再生プロジェクトでは、買物弱者支援が検討実践されております。しかし、この構想が実現するには相当の年月が必要と思われます。穂別地区では、食料品を取り扱う既存商店において、冷蔵施設の経年劣化による不具合が重なり、改修には多額の費用が必要となり、冷蔵施設が停止した場合には事業の継続を断念しなくてはならない状況とも聞き取っております。食料品の供給は、地域にとって必要不可欠であることは言うまでもありません。そこで質問をいたしますが、既存商業食料品の事業者に補修を、民間賃貸住宅リフォーム事業、はーとふる・ちんたい事業と同様に、補修費用を町独自の持続化事業として制度の創設を望むが、町の見解をお伺いいたします。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
町の買物弱者対策を含めた商業事業者への補修費用制度の在り方について答弁をさせていただきます。買物弱者対策につきましては、穂別地区のまちなか再生検討会において取り上げ、個人商店の実情としては、冷蔵設備の経年劣化による能力低下、故障によって、生鮮食料品の品質管理に危機感があるほか、自身の高齢化による閉店の意向というのもあるというふうに伺っているところであり、一時的な補修対応では、地区の根本的な買物弱者対策の課題解決にはつながっていかないものと認識をしているところであります。町としましては、経営者の方々が抱える課題に対し、引き続きむかわ町商工会や専門機関を含め相談対応に努めてまいりたいと考えております。なお、議員提案の商業事業者への制度の創設につきましては、対象範囲や限度額など課題もあるほか、個人商店の将来的な経営見通しが不透明という中では、費用対効果の観点からも困難であるというふうに認識をしているところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
再質問 12番 野田省一
費用対効果で不可能であるという、最終的にはそういう言葉でしたけれども、生鮮食料品店がなくなるということは、地域にとってはもう死活問題なんですよね。それと、どういうふうな聞き取りをされているかは分かりませんけれども、年齢的には私の知っている範囲では65歳以上、65歳の方、それと70前ですね、60代の方が今のところ経営しているところなんです。もう一店は70代だと思いますけれども、そう考えると、この食料品店系がなくなるということは、町の生命線、ライフラインに近いようなところにまで来ているわけですから、これを永遠に続けるための投資をしてくれというんじゃなくて、いろいろと次の施策というか、まちなか再生委員会でも検討していることもありますし、それが実現するかどうか、そこまで5年、10年もてるような、本格的な完全改修させるだけの補助をしてくれというんじゃなくて、少なくとも5年、10年もたせて、その間に時間稼ぎをして、次の対策を、次のまちづくりの中でどうなっていくかということを見極めながらしていくことが必要だと思うんですけれども、これ生鮮食料品店がなくなってもいいというふうに考えているんですか。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
なくなってもいいという考え方ではございませんけれども、継続的に経営していくためには、そこだけの問題なのかなというところもあろうかと思います。そういった意味では、今、商店の継続ということをやっていくためには、どういった、冷凍庫だけの問題なのかということも含めて、もう少しニーズというか課題を具体的に把握していく必要があるんだろうというふうに思っています。ここだけの個店的な問題ではなくて、これはまた全町的にいろいろな後継者不足、そういったものを含めて継続の課題というのはあるんだろうというふうに思っています。そういった意味では、もう少し幅広く捉える中で、商工会等も協議をしながら、そういったところからもう少し具体的な中身というのをつかんでいきたいなというふうに思っているところであります。
再質問 12番 野田省一
生鮮食料品店がなくなるということは、ちょっと鵡川地区では今のところ大きな店舗が数店舗あるので、ちょっと考えづらいところでしょうけれども、穂別地区においてJAさんが撤退すると、それは当然もう公にもしてやっていますから、来年の3月でしたっけか、JAの、2月だったかな。〔「1月」と言う人あり〕
再質問 12番 野田省一
1月に閉店するということがもうこれ確定していますから、そうなると、今までやはり採算度外視ということはないでしょうけれども、かなり赤字経営でやっていただいた部分というのはあったわけですけれども、そうなると、個人店が3店残るんですけれども、言ったように、まだあと5年や10年は、体力的には病気でもしない限りは、3店あればどこかの店が継続してやっていけると思うんです。その間に町の方向も示すということになると思うんですけれども、やはり地域に生鮮食料品店がなくなるということが非常に可能性高くなってきている。ここ数年というレベルなんですね。ぜひ、今、商工会長さんも議員の中にいらっしゃって、商工会長さんともお話をさせていただいて、商工会としても要望を出すような方向で動いてみようかなという、そこのレベルですけれども、そういう思いでおりますので、商工会を通してでも要望を上げていただいて、その後に、要望する先に全く最初からそんな考えないよというんであれば要望の出しようもないと思いますので、やはりそこまで地域のことを考えていただかないと、今、手を打たないと本当に、現状の認識というのを、先ほど継続できないからというようなお話でしたけれども、現状の認識というのは、再度、確認はどのようにされたのか、また、どのように持っているのかお伺いをしたい。
答弁 町長 竹中喜之
両地区のまちなか再生検討会、この中での議論の協議内容、随時報告をいただいているところでもございます。さらに、今の言われた提示の中身についても、しっかりと今後の動きというのはつかんでいかないと駄目なのかなと思います。あわせて、このまちなか再生、議員も御存じのとおり、ただ単にインフラだとか、あるいはハード、こういったところではなくて、それらと並行した中で、これから持続可能なまちなか再生として、コミュニティの醸成だとか、あるいはなりわいそのものの仕方というんでしょうか、これらの継続というのも踏まえながら、どういった議論展開があるのか、そこには商工会の関わりも出てくるかと思います。既存施設の関わりも出てくるかと思います。あわせて、野田議員から今提案がある2店舗に限った場合には、冷蔵庫の買替えといったことも今言われていることでございますが、このほかに例えば冷蔵庫の買替えに該当するような設備の変更というんでしょうか、設備診断、こういった視点はどうなのか、引き出しはそれしかないのか、対応方法といったものを探り出せないのか、こういうことも随時調査検討というのは必要であると考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
再質問 12番 野田省一
何回も言って申し訳ないけれども、食料品店がなくなるということは、地域に与える影響というのは非常に大きいと。切れ目なくやはり持っていきたいという考えがあるので、今、調査をしてということでしたので、ぜひ、最初から答えが、制度はできないみたいな答えだったので、ちょっとがっかりと言ったらおかしいですけれども、そうきたかと思っていたんですけれども、やっぱり地域のためには必要不可欠なインフラだということをぜひ認識していただきたい。地元に住んでいる人間、あそこに1,000世帯弱だと思うんですけれども、近間で言えば、1キロ範囲内ぐらいかなというぐらいはあると思っているんですけれども、やはりそこの人間が、1人1つの業者を助けるんでなくて、地域、そこに存続することによって、やはりそれだけの世帯が恩恵を得るということですから、ぜひまずは調査をしていただきたいと思っております。それともう一つは、それと比較する話じゃないですけれども、質問にも書かせていただきましたけれども、その理論的には、要はリフォーム事業、はーとふる・ちんたいだって、あれ1件当たり50万ぐらいのマックスでやっているわけですから、それを何十件やって、例えば10件やって500万かかったと。それ恩恵被る人は10人、11人だと、大家さんと、それと大家さん入れて、倍にしても20人ぐらいの話なんですね。だけれども、今回のこの話でいけば、費用対効果ということを考えると、やはり1,000世帯ぐらいの人が恩恵を被るわけですから、やはりそこも費用対効果から考えると、別段何も引けを取らない事業じゃないかなと思いますし、それともう一つは、JAさんに何年か前に購買車の購入を助成しているわけですよね。あれだって、農業者のところだけ、穂別地区の農業者だけしか回っていないと思いますから、あれも農業者100か、100前後でしょう。そうやって考えたら、費用対効果ということを言うんであれば、僕は1,000世帯の人たちに恩恵を合わせるということを考えられるんですけれども、その費用対効果について、今の2つと考えたときに、費用対効果というお話が出ましたけれども、どのように考えますか。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
御質問がはーとふる・ちんたいの延長的なことでというようなことでもございましたので、その考え方では実施できないというふうにお答えをしたところでありますけれども、はーとふる・ちんたいは、御案内のように、町民の住環境の向上ですとか住まいの確保、そういった公の観点といいますか、そういったところに着目して整備をしたというか創設した制度であります。御案内のように、3分の1、50万という枠組みの中で5年間続けてきて、一定の成果があったというところで、昨年終わっている事業であります。今回のそれと同様の考え方でいきますと、これは広く全町の中に網羅していく経営対策といいますか、そういった補助金になっていくのかなというふうに思っています。そういったときに考えたときに、非常に、また、その商店2店という話ではなくて、商工業全般的なものを含めてどうしていくのかということも考えていかなければ、新たな制度の創設というのは難しいものがあろうかなというふうに思っています。そういった意味で、費用対効果というところも十分着目をしなきゃならないなというふうに考えているところであります。個人の営業資産というものに公費を投入していくということでありますから、一定の考え方を持っていく必要があるんだろうというふうに思っています。議員が言われた生活関連に限ってということであれば、また切り口がちょっと違うんじゃないのかなというふうに思ってございます。それはそれとして、先ほど町長が述べましたような観点も含めて、今後の検討課題になるのかなというふうに思っていますので、御理解をいただければというふうに思います。
再質問 12番 野田省一
1回目の答弁のとき、そういう意味で、はーとふる・ちんたいの事業の延長上としてはできないという意味だったんですね。聞き間違えました。失礼しました。そういうことであれば、今言ったように、ぜひ認識をさらに深めていただいて、やるやらないは、今すぐできる問題ではないと思いますけれども、それぞれ連携した中で、そういう制度ができないかぜひ検討してほしいという言葉、調査研究していっていただきたいと思います。以上をもって終わります。