むかわ町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月13日
町政執行方針について
2016年3月13日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「町政執行方針について」質問し、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 北村修 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 11番 北村修
続いて、2つ目に入りたいと思いますが、町政執行方針にかかわってお尋ねをしたいと思います。全体的にと思っていたんですけれども、限ってやりたいと思いますが、先ほど来るる議論もされておりますが、合併10年ということで、合併の記念式典ということになるんでしょうか、お祝いというような状況かというふうに思いますが、しかし、私は今ここで合併の賛否を議論するつもりはありませんが、合併10年ということを考えたときに、やっぱりそのことによって町民の皆さんがどのように受けとめられているのか、どのような生活実態になってきたのか、ここのところもしっかりと我々は掘り下げて考えていかなければならないというふうに思うわけであります。そういう点では、るる努力してきたさまざまな前進面あったでしょう。しかし、私は、一方でまだ大きな課題もあるだろうと思っています。中には、合併して本当によかったのかという、そういうことを思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、そういう人たちを含めて、これからのまちづくりを私たちはしていかなければなりません。その点では、そういうものを洗い出して、今総合戦略の中でさまざまなものをやっています。それがそうだと言えばそうなのかもしれません。しかし、もっと合併10年というふうに考えたときに、我々は我々の行政目線からではなくて、住民目線からも考えていく、ここが大事なんです。例えて言えば、私のところによく御意見をいただくのは、穂別、鵡川間一体化というような状況だけれども、例えばバス路線一つとっても、もう少し利便性のよいものにならないのかと。言われてみたら3便ほどあるようですけれども、穂別から来た、朝来て夜でないと帰れないというような、今の大ざっぱにいえばそういう状況です。お昼から出てきて夜には帰れるとか、そういうものを含めた、これは医療の機関への問題等々もあるだろうと思います、そういうふうな課題というようなものも、私はこの10年の中で真摯にそういうものに我々が耳を傾けていかなきゃならない。そういう上での合併10年の記念というような運びにしていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思っているわけですが、それらの点でまずどのようにその辺を捉えておられるかお伺いをしたい。
答弁 町長 竹中喜之
町政執行方針についての御質問にお答えをしたいと思います。本年3月にむかわ町、町民皆さんと築いてきた歴史の一つの区切りとして合併10年の節目を迎えるところでございます。合併によって、人、そして自然、農林、漁業など、町の宝とされるものが厚みを増したと受けとめております。今後はこれらの宝というのをさらにお互いが認識し、磨いていくことが必要であると思うところでございます。合併は、議員御案内のとおり、最大の行政改革とも一命されております。本町も町の将来を見据えて、2つの町が合併した経過でございます。合併後のまちづくりにつきましては、合併協定を結び、合併の新町建設計画に基づきながらこの間進められてきております。行財政の健全化、スリム化、これらが進み、また合併による財政上の国の優遇措置を最大限に活用し、基幹公共施設の課題に取り組み、一定の施設整備の充実、さらに両地区で進められております学校給食施設整備などの大型事業などにも着手をしてきているところでございます。町の一体感につきましては、旧町のこれまでのそれぞれの歴史、そして経過から10年間で達成できるものではないと認識しておりますが、この間各種団体等の合併やさまざまな場面での町民同士のつながり、そして交流の機会というのもふえてきているのは事実でございます。町の一体感の醸成の素地というのは、徐々にできていると感じているところであります。現在人口減少問題、予想以上の速さ、速いテンポで進んでおりますが、これらの対応には町全体で危機意識を保ち、共有していかなければならないと思っております。そのためにも、先ほどから申し上げております地方創生の取り組み、町民の皆様と一緒に進め、今ある資源というのを磨いて地元力の向上を図り、消滅ではなく持続可能なむかわ町のまちづくりに取り組んでまいりますので、御理解を賜りますようお願いをいたします。
質問 11番 北村修
今述べられたことは、この10年間の本当によかった経過だというふうに私も共通の認識であります。しかし、我々がもう一つ考えてみなければならないのは、我々が本当にこの住民目線で、住民の気持ちに立ってそれがなされたんだろうかという思いが私はあるんです。この合併は行政改革最大の効果だというふうに言います。しかし、そのことによって何が起きたか。これはもう言う必要はないかと思いますけれども、やはり、例えば穂別の側で見れば、役場がなくなって、小さな町は役場を中心にお金が回るという仕組みであります。そうすると、地域にお金が落ちなくなります。そういうことで、商店街が疲弊をしていきます。こういうことは顕著にあらわれました。これは合併当初から予測はされたことであります。しかし、そういうことが私たちの予測を超えた中で、後に人口問題で御質問しますが、これが広がっていっているのではないか。そういう点では、我々の進めてきたまちづくりがどこか欠けたことはなかったのか。確かに10年前、両町とも財政大変な中での状況を脱する、そういうがための内容でありました。それが一つになって、いろんなものが、懸案のものができて、財政的にも計画どおりに償還が進み、そして被災も予定どおりに減少していくという状況をつくってまいりました。しかし、これは行政側からの目線といいますか、我々からの目線じゃなかったんだろうかと。住民一人一人の側から見たら、本当にどうだったんだろうかと。地域では保育所もなくなっていった、今学校も次々なくなって、子どもが減ったからしようがないというふうにしていいだろうか。これ、なぜ私このことを言うかというと、これからのまちづくりを考えたときに、やっぱりこの少子高齢化、子どもをたくさん産み育てていってもらうという場合には、近間に保育所があり、近間に学校がある、そういうものがやっぱりなきゃだめなんです。だから、そういうことをあわせながら我々は考えていかねばならないんじゃないか。こういうことをやっぱり一つ一ついま一度、10年たって我々は足をとめることはできませんけれども、そういう点に思いをはせながら次に向かっていくという必要があるんじゃないかというふうに私は思っているんですが、その点でいま一度町長の見解をお聞きしておきたい。
答弁 町長 竹中喜之
つい先日、町内でのある会合がありました。その席上で、町民の方のお一人がお話しされた言葉があります。今議員がおっしゃられたことに近いものもあるかと思いますが、その方がお話しされたのは、合併からもう10年がたつんだということで、両地区での学習だとか研修だとかイベント等々にいろいろ参加もしてきている。しかし、やっぱり10年たっても住みなれた自分の地区というのか、そういったところへの思いがすごく強く、まだまだ距離感というのがあるんだというふうなお話がされていたかと思います。2つの町が合併して10年。お互いが向き合って努力して、やっと10歳の誕生日を迎えているかと思います。間違いなくこの10年、皆さんで築かれた10年で、1年1年調整期を踏まえて、課題解決というのも踏まえながらきょうの日を、そしてこれからの10周年を迎えようかと思っております。何度も申しますが、この10年をいきなり節目ではなくて一つの区切りとして、今は、ことしはさらに成長するこれからの次の10年に向けて、一歩を踏み出すときと捉えているところでもございます。抽象論ばかりで失礼かと思いますが、執行方針の最後のほうにも記載されているかと思います。合併前のそれぞれ九十有余年の歴史、これもしっかりとお互いが認識しながら、合併後の10年、こういったところでまかれてきている種、さらにはこれからまかれる種というのがしっかりと芽をふいて花をつけて実を結ぶ、町民皆さんの底力、改めて地元を支える力の地元力ということを起こしながら、地元力を起こしてまちづくり計画にあるむかわ力、総合力を高めていきたいと考えております。
質問 11番 北村修
この議論をやっていますと次に行けませんのでやめますが、この今私がお話しした点、もっと具体的に、これ後で予算審議の中で触れていきたいというふうに思っていますが、例えば地域自治区のあり方、これが今度のことしの予算を見たら、また予算が減っています。この地域自治区をもって、それぞれ旧町の形の中でこれからのそれぞれの地域づくりに向かっていこうというはずでありまして、ここのところが私は非常に形骸化していきている感じがいたします。こういうものを一つとってみても、我々が今やっぱりきちっと見ていかなければならない点というのはあるんだろうなというふうに思っています。そういう意味で、これからも予算審議を通じてまた質問させていただきたいということでかかわりますので、次に移らさせていただきたいと思います。