むかわ町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日
平和のまちづくりについて
2015年9月17日、むかわ町議会の一般質問で、大松紀美子議員が「平和のまちづくりについて」質問し、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 大松紀美子 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 大松紀美子
一般質問をさせていただきます。まず初めに、平和のまちづくりについて伺います。戦後、私を初め多くの国民は、平和は当然のこととして生きてきたのではないでしょうか。それは、日本には戦争放棄をうたった世界に誇る憲法9条があったからです。しかし、この平和が、日本国民1億2,500万人の中で見ればわずかな国会議員の不遜な野望で脅かされようとしています。世界で唯一の核被爆国である日本、そして戦後70年を迎え、戦争を体験した方々も少なくなっています。平和のとうとさ、戦争の悲惨さを後世に伝えていくための行動を強めていかなければとの思いを強くしております。核兵器をこの世界からなくし、戦争のない平和な社会を築くための声を上げようと非核平和自治体宣言を行っている自治体数は、全国1,788自治体のうち1,587で、宣言率は88.8%になっています。この北海道では、179自治体のうち109で行われ、60.9%です。人口割合では87.6%の人々が、この非核平和自治体宣言のもとで生活をしています。町長は、ことしの戦没者追悼式の式辞でも、さきの戦争を教訓に恒久平和を願うとの言葉を述べられています。そこで、この際、平和のバトンを次世代につなげるために、むかわ町非核平和のまち宣言を行う考えはないかお伺いいたします。また、小中学生を対象とした広島・長崎平和記念式典への派遣や平和パネル展など、平和に係る事業を行う考えはないかお伺いいたします。
答弁 町長 竹中喜之
平和のまちづくりにつきましてお答えをしたいと思います。議員御指摘のとおり、戦争体験者、さらに遺族会の会員の皆さんの減少、そして高齢化、こういったところが実情として生じてきております。後世にどう伝えていくか、そういった手だて、取り組みというのもこれから来るべき時代を迎えていると認識しているところでもございます。議員提案の宣言の一つの手法につきましては、後世に伝えていく手だての一つとして考えるところでもございます。既に御案内のとおり、清流と健康というのを理念とした今年度町の宣言制定について、まちづくり委員会に諮問し、現在取り組んでいるところでもございます。また、平和にかかわる事業につきましても、趣旨は理解できる内容でございます。宣言も含め、その取り扱いにつきまして、他自治体の事例調査、そして研究を行ってまいりますので、御理解を賜りたいと思います。
質問 4番 大松紀美子
調査、研究しながら、これは前向きに制定に向けて努力をしていくというふうに受けとめましたが、それでよろしいでしょうか。
答弁 町長 竹中喜之
御案内のとおり、私自身も、先ほど大松議員が触れられておりますけれども、実際に平和に関する事業というんでしょうか、そういった中で、毎年さきの大戦で犠牲になられた方々への慰霊祭、この参加を通じてのみたまへの慰霊と将来に向けて二度と戦争のない国としての平和の誓いというのをさせていただいているところでもございます。また、あわせて、これは毎年、原水爆禁止国民平和大行進のための協力として、私自身が署名もしてきているところでもございます。先ほど申し上げましたように、町としましても事例調査、そして研究を行い、今後におきましてもさまざまな、先ほど言った平和事業の積み重ね、これらも含めながら、町民の皆さんと一緒に平和のとうとさを考える機会というのを改めて大事にしていきたいなと。あわせて、議員御質問にもありますように、先例地の事例を見ますと、あくまでも町民の皆さん、この意思というのが基本になるのかなと思います。そして、あわせて、議員の皆さんによる、例えば議会決議だとか、あるいは請願などの並行した動きというのも数多く見られておりますので、今後に向けましては、そういった状況も見きわめながら、議会の皆さんとしっかりと向き合った中での連携を図り、その対応に努めてまいりたいと考えております。
質問 4番 大松紀美子
町長のおっしゃることは予想しておりましたけれども、やはりそこへ来たかという思いで今聞いておりました。確かに町民全体、もちろんそうですし、議会の中でも、これはむかわ町全体の、ここに住んでいる全ての人たちの総意というものがとても大事になってくるというふうに、私もそれは思っております。ただ、今さきに私が発言しましたように、今本当に平和というものがどれほどとうといものかということを一人一人が考えざるを得ないような国の動きが、まさに今真っ盛りのときですよね。私は、だからこそこの質問をさせていただいております。ですから、当然議会がとか、町民がということもありますけれども、町長自身がやっぱりこの町で生きていく住民の福祉や暮らし、生命や財産を守っていくというところから、首長の責任として自身はどのような思いでいるのかというところをやはり私は質問しているわけですから、私はきっちりと、これまでどうしてきたとかこういうものをやってきたとかではなくて、これからに向けて、町長はこの平和の問題についてどう向き合っていくのかという姿勢を示すためにも、私はきちんと述べていただきたいというふうに思って質問をしているところでいます。どうぞ、町長の考えをもう一度。
答弁 町長 竹中喜之
先般の6月議会でしたか、憲法についての御質問があったかと思います。そのときの答弁の繰り返しになりますが、私、町政を預かる身として憲法を擁護し、いわゆる憲法というのは立憲であり、平和であり、民主主義でありますよといったものを擁護して遵守し、町政執行に当たっているところでございます。繰り返しますが、平和を愛する基本姿勢のもと、町民の皆さんの生命と身体と財産を守ることが町政運営の基本であると考えておりますので、先ほど申し上げましたように、今回議員提案されております宣言につきましては、議会の皆さんとしっかりと向き合いながら、改めて申し上げますけれども、その対応について努めてまいりたいと考えております。
質問 4番 大松紀美子
よろしくお願いいたします。