みんなの議会

むかわ町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日

憲法を生かしたまちづくりについて

2015年6月15日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「憲法を生かしたまちづくりについて」質問し、総務企画課長 奥村誠治、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
北村修 議員
答弁者
総務企画課長 奥村誠治、町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 11番 北村修

3点目に入ります。憲法を生かしたまちづくりについての質問であります。先日北海道でも生活保護を受けている皆さん方が、裁判に訴えているというニュースが流れております。つまり、この間、生活保護法の支給費が引き下げられる、このままでは暮らしができないという人たちがこの法に訴えたものであります。こうした事態がさまざまな形で今国民の中に広がっております。こうしたものとあわせて、昨今、この憲法改正の議論が非常に活発な状況になってきております。いろんな新聞報道等もございます。立憲主義に反すると、こういうふうな内容から非常に多岐にわたる議論が行われております。そこで、私が今回お伺いしたいのは、この憲法を生かしたまちづくりという点であります。御存じのように、この地方自治というのは憲法にきちっと位置づけられた基本原則の5つの一つと言われておる中で、さまざまなものがここに由来しております。ですから、憲法第97条ですか、ここには国会を初め、国のそれぞれの議員さん、さらにはその他公務員を含めて憲法を守り尊重しなければならないという規定もあって、公務員になられる皆さんはそのことを宣誓し承認をして仕事につくと、こういうことになっているわけです。こういう状況の中で、この憲法をめぐる議論が、私は今こそこれまで70年間この日本にあって今国をつくってきたこの憲法を、今こそまちづくりに、町政に、住民の命と安全を守るという立場にしっかりと合わせていく必要があるんじゃないかというふうに思っているところでございます。そういう点を踏まえて町長の見解を伺っておきたいなというふうに思うところであります。

答弁 総務企画課長 奥村誠治(総務企画課長は2016年3月まで)

憲法を生かしたまちづくりについてお答えをいたします。御質問の中で触れておりました町づくり基本条例でございますが、これは議員御承知のとおり、議会や町民の皆様の御意見をいただきながら定めたものでございます。これは地方分権の進展に伴い、自己責任、自己決定が自治体運営に求められる中で、協働による自立したまちづくりを進めるため、情報共有、町民参加、町民主体などをキーワードとして基本的な制度や基本ルールを定めたものでございます。また、絶えず変化する社会情勢の動きに合わせた条例の見直しを規定しており、その意味では、町民、議会ともに守り、生かし、育てることを期待しているものでございます。この意味から基本的条例の町民の皆様へ配布をした手引きでは、町の憲法として説明をしているところでございます。憲法を守り生かすべきとの議員の御指摘につきましては、こうした私どもの町の基本条例に通じるものがあるものと認識しておりますし、これまでも、またこれからも憲法を大前提としたまちづくりを進めるものでありますので、御理解を賜ります。

質問 11番 北村修

ぜひそういう方向でお願いしたいなと思います。改めて言えば、釈迦に説法ですけれども、私ども我が町でつくり上げましたまちづくり基本条例、これは言いますと、今の地方自治と国との政策との関係の中で、なかなかこの3割自治とかいろいろな問題があってできない部分があると。もっと地方自治を、本当に地方自治に与えられた住民の命と暮らしを守る、ここのところを本当に発揮するという意味で、もっと広げたものにしていこうじゃないかと。いわゆる憲法94条の規定に基づいてこの基本条例というのはつくられてきています。今説明あったとおりだというふうに私は思っております。ぜひそういう方向ですので、お願いをしたいというふうに思います。最後になりますが、先日の新聞報道に、ちょっと離れますけれども、栃木県日光市の首長さんがこういう議会での発言をされているということが紹介をされておりました。この地方公共団体の長として最高法規である憲法をもっていかなければならないというふうに述べて、現在の改正論議などについて非常に厳しい指摘をした発言をされておるというのがありました。そういうことにあわせて、改めて竹中町長の、これら憲法を守りながら町民の暮らし、命を守っていくという立場での考え方を伺っておきたいというふうに思います。

答弁 町長 竹中喜之

このたびの11番議員の憲法を生かしたまちづくりの表題についてお答えをしていきたいと思います。なお、現在国会で行われております安全保障関連法案等々のやりとりについてのコメントは差し控えたいと思うところでございます。これも言うまでもなく地方自治に、先ほど紹介された新聞記事もありますけれども、私も地方自治に携わる一人として、現憲法についての民主主義、さらにはお尋ねの立憲主義、戦後からこれまで日本の平和、そして繁栄を支えている原動力になってきているものと考えております。その理念の、繰り返しますが、民主主義、さらには平和主義、そして基本的人権のこの崇高な決意、精神というのは大切にすべきであると思っております。また、これも言うまでもなく、私も憲法を擁護し遵守して町政執行に当たってきているところでもございます。平和を愛する基本姿勢のもとで、町民の皆さんの生命、そして財産、これらを守ることが町政運営の基本であると考えておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。以上です。

質問 11番 北村修

以上、終わります。────────────────────────────────────────────◎報告第1号の上程、説明、質疑

出典:むかわ町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる