妹背牛町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日
町長の6番目と7番目の選挙公約について
2021年12月16日、妹背牛町議会の一般質問で、渡辺倫代議員が「町長の6番目と7番目の選挙公約について」質問し、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 渡辺倫代 議員
- 答弁者
- 町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 2番 渡辺倫代
(登壇) 通告に従い、町長の2期目に当たり、6番目と7番目の選挙公約について質問いたします。政府のゼロカーボン目標と歩調を合わせ、妹背牛の地域で可能な取組を加速させ、有利な補助金活用を推進すると企業版ふるさと納税を地域に導入しながら、町の発展を民間の力と結びつける。そのため、早い時期に自治体としてゼロカーボンシティの表明を行うを6番目と7番目に挙げておられます。そこで、町長に質問いたします。まず、公約には政府のゼロカーボン目標と歩調を合わせとありますが、国は2030年には温室効果ガスを2013年から46%削減を目指し、本年6月には地域脱炭素ロードマップ(地方から始まる次の時代へ)の移行戦略を決定いたしました。このようなより具体的な動きに歩調を合わせるということは、1番目の質問です。それは、具体的にどういうことなのでしょうか。また、妹背牛の地域で可能な取組を加速させ、有利な補助金活用を推進するとありますが、2番目の質問です。現在妹背牛での取組とはどのようなものを指すのでしょうか。加速させる取組は既に取り組んでおられると解釈いたしますが、それは具体的に何なのでしょうか。また、有効な補助金活用とはどういうことなのでしょうか。環境省の脱炭素化補助事業は、地方公共団体向け、民間向けなど様々な形態で多くのものがございます。町長のおっしゃるところの有利な補助金活用というのはよく分かりません。ご説明をお願いいたします。次に、公約7番目、企業版ふるさと納税を地域に導入しながら、町の発展を民間の活力と結びつけるとありますが、3番目です。なぜそのために早い時期にゼロカーボンシティの表明を行うという文言が続くのでしょうか。企業版ふるさと納税を活用するためには、法律に基づき、まず国へ地域再生計画を申請し、認定を受けるのが先の話ではなかったでしょうか。4番目です。ゼロカーボンシティの宣言をされたその裏づけになる計画、整備、そして施策などは何なのでしょうか。5番目です。また、取組には町民、事業者の協力なくしてはできませんが、表明する前に事前に理解と協力をお願いされたのでしょうか。町長の1期目のかじ取りは、脱炭素政策へは向かっていなかったように感じますし、妹背牛町は地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく地方公共団体実行計画(事務事業編)やその後の地域施策編の策定もまだです。なくてもゼロカーボンシティ表明はできますが、北空知では事務事業編の計画の策定のないのは妹背牛のみです。私も表明自体は賛成ですが、せめて宣言は事務事業編が整ってからでもよかったのではないかと思っています。それを補い、後づけ対応するために担当課や職員の負担を予算編成の時期と重なり、より増大させるものになることを懸念しています。ゼロカーボンシティを表明されたからには、形も数字も出していかなければなりません。国は、今後5年間を集中期間として政策を総動員すると強く押し出しています。6番目です。今現在妹背牛町はどれくらいの二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量と把握されておられますか。また、それを削減するための取組、削減の段階的な目標数字はどれくらいなのでしょうか、お伺いいたします。大事なことは、表明、宣言ではなく、町長が本気で取り組まれるかどうかだと思います。町長の本気度もお聞かせいただきたいと思います。再質問を留保し、質問を終わります。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
渡辺議員のご質問に答弁をさせていただきます。まず、一番先に申し上げておかなければならないことがございます。私の選挙公約の中で言及しております政府のゼロカーボン目標というものが出されましたのは2020年10月でございました。気候変動問題につきましては、人類が全体で解決を目指すべき待ったなしの問題であるとして、当時の菅首相が世界に向けて日本国は温室効果ガスの排出を2050年までに全体としてゼロにする政府目標を表明したことから、急遽動き出した取組だということをご理解願います。当然日本は世界から遅れを取ったスタートにならざるを得ない状況が生じたわけですので、政府はCO2削減の取組に対し、急ピッチで補助金、交付金などの大幅予算を確保し出したというのが実情でございます。ですから、これまでの普通の流れと真逆の発信順序で全てが始められていると申しましても過言ではございません。ですから、説明するこちら側にとりましても聞く側におかれましても混乱が生じないようにすることに腐心をしまして、実はご質問いただきましてから非常に悩んでおりました。ですから、自治体としましては計画を具体的に議論する前にゼロカーボンシティ表明という声明を出し、政府の方針と歩調を合わせるという自治体名を公表しての決意表明が先にくるという誰から見ましても唐突な始まりのようになってしまうわけでございます。そして、次に環境省から優先的に支援を受けるための準備を始めることになります。これは、電気を自給できるエリアの整備、地域で地産地消向けの新電力会社設立に向けた人材確保や育成、また再生可能エネルギーの導入など、脱炭素への対策に向けた取組メニューに対して私たちの自治体として何が適合するのかをまず熟慮し、この町の地域課題に有利になるように脱炭素と地域の発展との整合性を図っていくという、政府と共にこの作業に着手する決意をすることになったわけです。次に、国、地方、脱炭素実現会議が策定しました議員ご指摘の地域脱炭素ロードマップを今年の6月に政府が発表いたしました。その中身は、2030年までに少なくとも100か所の脱炭素先行地域を選定すると掲げております。これは、議員質問冒頭に述べておられました2030年度に温暖化ガス排出を13年度比で46%削減するための目標実現のための仕掛けでございまして、補助率を高くアップすることでこのレースを加速させようとしておるようでございます。この先行地域の選定につきましては、来年1月に募集を行い、その後毎年2回程度の募集を行っていくと伺っております。そういうわけでございまして、本町としましては今後どのような脱炭素化の取組が有効なのかを国及び道の担当者等を交え、充分相談しながら、役場庁舎内にまず推進本部などを設置し、さきの先行100地域の応募に向けて協議検討を進めてまいりたいと思っております。というわけでございまして、ご質問にございますように構想並びに計画を具体的にとのご質問でございますが、今答弁をいたしましたとおり、まずはゼロカーボンシティ表明、次に脱炭素先行100地域への応募を行っていくための推進本部を設置した中で、本町としてどのような取組を進めていくべきかの検討を進めていく段階にございますということをお示ししまして、まずは6番目の公約に対するご質問に対するお答えといたします。この脱炭素先行100地域に応募して認められますと、補助金、交付金などの補助率が高まるという仕組みから、町の発展のための必要性に鑑みまして選挙公約の6番で掲げたわけでございます。次に、7番目の公約、企業版ふるさと納税を地域に導入しながら町の発展を民間の活力と結びつける。そのため、早い時期に自治体としてゼロカーボンシティの表明を行うについてご答弁を申し上げます。まず、この耳慣れない企業版ふるさと納税とは何ぞやというところをお話をさせていただきます。私たちが通常知っていますふるさと納税は、例えば応援したい自治体のメニューの中からその地方の特産品などを選び、寄附しますと一定額の税金が控除され、そのお金は地方に移転する仕組みとして知られております。それを財源に地方の独自色と活力を見いだす努力を披瀝する総務省の制度設計でございます。次に、企業版ふるさと納税についてですが、この制度は政府が地方創生の取組を深化させることを目的に、新たな民間資金の流れを巻き起こしたいと考え、平成28年度に創設した制度でございます。民間に眠る資金力や提案力などを有効活用したいと政府は考えたのだと思われます。なかなか使い勝手が悪かったのか、令和2年度の税制改正では税の軽減効果を最大約9割まで引き上げるとともに、地域再生計画の認定手続の簡素化など大幅な見直しが実施をされております。また、令和2年度10月には、寄附と併せて専門的な知見を有する企業の人材を地方公共団体が受け入れることを促進するため、企業版ふるさと納税の人材派遣型も創設されました。そこで、本町におきましては、既に策定済みのまち・ひと・しごと創生総合戦略と整合性を図りながら、まずは議員ご指摘の地域再生計画というものを策定する作業が必要となったわけでございます。この計画を策定し、まずは国の認定を受けることを先行しなければこの制度を活用することができません。この地域再生計画は、申請時点において具体的な寄附の見込みが立っていなくても認定を受けられるように配慮されております。ですので、まず具体的な企業との動きが始まる前の準備段階に立っているとお考えになっていただきたいと思います。このように、国の認定を受けるための手続が地域再生計画策定として先行し、その後に企画立案を協議検討していくための各課が関与する横断的なプロジェクト会議体のようなものが必要だと今考えております。そこで、考えられます企業とのマッチングに際して大きなポイントとなり得るのが町の発展の中に大きく関連してきます政府主導のゼロカーボンの取組になってくるのではないかという私の読みがここに含まれておりましたが、結果7番目の公約である企業版ふるさと納税の活用の可能性とまちづくりの方向性が私の中でゼロカーボンの流れの中に結びついたわけでございます。もちろんゼロカーボンシティとこの企業版ふるさと納税とが直接に関連はございませんので、必ずしも結びつくものではございません。混乱を招く可能性がありましたことをお詫び申し上げまして、誤解がないようにこの場をお借りしまして釈明をさせていただき、ご答弁とさせていただきます。また、現在の取組は今のところ水面下で行っているものでありますけれども、まだ外に出せるようなものは表立っては存在しておりません。また、有効な補助金活用は、先ほど申しましたようにゼロカーボンとは別に企業版ふるさと納税のほうで国は令和6年まで、これから約3年間です。補助率をアップして、自治体が、そして地方公共団体と企業が結びつきやすくするという特例期間を設けてくれております。その間にこれを何とか妹背牛のまちづくりの中に使えないかということで、そういう表現を取らせていただきました。また、7番のところです。計画、整備に関しましてとか町民、事業者への協力というのは、今日の私のゼロカーボンシティ表明が唐突のように感じたのは私も同じでございます。しかし、これをまず発出することによって、それからこの動きを政府と共に進めていくという流れの中に現在入っておりますので、ご理解をいただきたいと思いますし、またこれから5年間を見据えながら、政府の方針に従ってCO2の排出量をこれから調整していくという流れになります。先ほどおっしゃいましたように、現在の排出量はまだ算定途中でございまして、それについては今ここでお答えできることはございませんが、後ほど業者のほう、道と相談しながら、この排出量の数字も出てくると思われます。そのときにはご報告させていただきます。また、これからどのように私の町がそれらを減らしていけるのかというのもこの事業策定計画の中でこれから後々分かってくると思われますので、以上をもって答弁とさせていただきます。
質問 2番 渡辺倫代
まず、最初の町長は緒に就いたばかりというような、国全体としてそういうご答弁いただきましたが、令和3年度におきまして、2021年度、脱炭素か事業、環境省の事業は全部で67件ございます。例えばそのうちの一つ、12月28日までの受付なのですが、11月8日には申請金額を大幅に上回って終了しています。早々と先行地域が選定されるというのは、まだ受付がこれからとおっしゃっておられましたが、既に先行地域に選定されていなくても町での取組が進んでいるところがとっても多うございます。例えば先ほど11月8日に令和2年度の三次補正予算の80億円を使い切っていると。有利な補助事業というより、町にとってどの補助事業が妹背牛に合うかということなのだと思います。脱炭素先行イメージとしては、非常に山村に合うもの、それから海のほうに合うもの、都市に合うもの、様々なものがございます。それを妹背牛がどのように使っていくかということになるとは思いますが、それは町長が言われたようにこれから考えていっていただけると思いますが、既にどこかでは着々と進んでいるということだと思います。それで、令和4年度の予算要求も全て決まっておりまして、実にエネルギー特別会計だけで4年度の環境省の要求額は2,172億9,138万円という、50を超える事業が妹背牛にヒットするかどうかということだと思いますが、そうやってたくさんの予算要求を環境省がしているという中から、有利というよりも有益な事業を妹背牛が選んでいかなければならないのだと私は思います。先ほど町長は、企業版ふるさと納税のことも準備段階と申されましたけれども、企業版ふるさと納税の拡充、延長が行われたというのは先ほど町長がおっしゃいましたように令和2年度でございました。それより全国的に寄附実績は金額、件数とも徐々に増加しておりましたが、本年3年度だけで今まで、先月11月26日に新規で全国で94件、北海道だけで23団体が増えました。効力のある認定計画を有する団体数は、市町村分で123件、割合にして68.7%となっています。全国的には市町村は74.4%で、妹背牛は認定されていない4分の1に入っているのです。令和2年度は、どこの自治体もコロナ対策の臨時交付金対応などでそれは大変でした。しかし、それは全国どこでも同じ自治体であったと思います。町長は、こういう小さな町に関わりのある税制改正などを関心を持っていただき、去年の段階で対応していただきたかったなと私は思っています。その辺はいかがでしょうか。それから、国に認定されたからといって企業版ふるさと納税がさくさくとやってくるとは限りません。令和3年度でいえば、北海道、寄附件数262件、寄附額157億7,500万円、寄附を受けた団体は61のみです。でも、まずは申請して、認定されることが大事です。先ほど町長がおっしゃいましたように、昨年の改定で町の地方総合戦略の抜粋、転記による地方再生計画の申請、認定が可能になり、手続は簡略したとなっております。北空知では秩父別町と妹背牛町がまだですので、早急に認定を受け、企業版ふるさと納税の受入れ態勢を整えるべきだと思います。ちなみに、第4回の認定の申請は令和4年1月だそうです。町長もこの認識について今どう考えておられますでしょうか。それから、次ですが、確かにゼロカーボンシティの表明は計画がなくてもできます。それで、ゼロカーボンシティを表明するに当たって、まるで国からの説明ではないように非常に丁寧でございます。例えば検討に当たっての参考にしていただけましたら幸いですとか、いろいろすごく優しい文言でゼロカーボンシティの表明についての説明がございます。もちろんこれは誰がするのでもなく、町長が先ほどのように、首長が議会であるとか定例会見であるとか、あとはホームページであるとか、4つの方法で表明するというのが大事ですから、もちろん表明されたことは大変いいことなのですが、私が先ほど言いましたようにちょっと早かったのではないかなと思います。この表明についての説明を見ましても、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、地方公共団体実行計画(区域施策編)の改定に記載していただけたら幸いですと書いてあるぐらいですから、計画がきちっとできた自治体に対してのこれは文言なわけで、何もできていない妹背牛にしてみたら非常に早かったのではないかなと思うところであります。それで、事務事業編と区域施策編なのですが、計画を事務事業編を策定していないのは北空知では妹背牛町だけです。町長は先ほどから全てのことが新たに去年の表明により、これからだとおっしゃっておられますが、事務事業編を策定していないのは妹背牛だけなのです。それで、本年6月にゼロカーボンシティの表明をした沼田町は、主な取組内容も施策もできていまして、その後の表明でした。環境省のホームページに行けば全国どこからでも見られますが、昨年10月に、地方公共団体実行計画ができていなくてもできていても環境省は調査を行っております。それが全国に行っているのですが、北海道における地球温暖化への取組事例、それが題名なのですが、調査はこんな名称です。北海道における地球温暖化対策の推進に関する法律に関する法律の施行状況調査なのです。法律をきちっと施行しているかどうか、そういうことを調査しております。それで、そのときに調査に答えておられるのですが、ほかのまちはいろいろ対策をされているのを答えておられまして、例えば秩父別町などは廃棄物焼却量の削減であるとか、沼田町は電気及び再生可能エネルギー熱の利用拡大とか、きちっと書いておられます。妹背牛は何を書いておられるのかなと思って見ましたときに、その他の取組、事業計画もできていないのにその他の取組というのは何だったのだろうかと私はちょっと疑問に思いました。ですから、そういうきちっと整えるべきものを整えなければいけないということがありますので、町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。それから、先ほど町長もおっしゃいました地域脱炭素ロードマップなのですが、これは53ページにわたり対策とかが記されております。特に地方創生に貢献できるものであるとは書かれておりますが、寒冷地や過疎地等に対して、要するにうちの町なのですが、灯油やLPガス等の化石燃料の供給インフラが地域の暮らしの暖房や給油の生命線になっており、現時点で直ちに脱炭素化することは困難であると、ちゃんとうたってあります。この点については、エネルギー供給企業の関係者との密な協力、連携の下、地域の生活と安全を確保しながら段階的に移行する環境を整えていく必要がある。これは、特別に寒冷地とか過疎地に対して書いてあるわけですが、急ぐ必要もなく、こういうことはもう少し熟慮の後に表明してよかったのではないかと考えます。先に表明してしまいますと、後で理解を求めるのは、もうありきになってしまいます。必要なことなのですが、これから大変ではないかと思うことであります。それから、町長は先ほど妹背牛町の二酸化炭素排出量はこれから計算させていただくとおっしゃっておられましたが、自治体排出量カルテというのは御存じでしょうか。これは、全国の地方公共団体を対象に環境省が地方公共団体実行計画(区域施策編)、29年3月に出ているのですが、何もまだ妹背牛は取り組んでおりませんが、区域施策編、その計画に取り組むに当たって、標準手法に基づいてCO2排出データというのを上げております。地方公共団体の排出特性を把握し、的確な施策を行うための補助資料だそうです。説明は多く、21ページもあるのですが、例えばその中で妹背牛町の数字が書いてあるのです。妹背牛町は、これは平成17年と平成25年と平成30年、年度ちょっと飛んで記されております。どのまちもそうです。2005年度と2013年度と2018年度。それで、どうやって温室効果ガスが動いてきているか、経年変化も表になっております。単位が1,000トンで数字が35ですので、3万5,000トンということになると思います。分野別、それから部門別の表もありまして、それが妹背牛の表で出ております。ちなみに、平成17年は深川市は200です。単位は1,000トン。それから、秩父別町は26、沼田町が32、北竜町が18、妹背牛は35です。だから、妹背牛は平成17年の35から平成30年の35、変わっておりません。途中平成25年には37に増えておりますが。まちの分野別もありますし、特徴が出ております。深川市は、家庭分野、それから運輸分野、人口が多いですから数字が大きいのですが、産業分野の割合が妹背牛は多いです。人口が少なく、家庭分野より割合的にはやはり、製造業とかありますので、産業分野の割合が大きいです。削減の数字の目標は、これをもってやってくださいと環境省は書いております。なので、こういうこともきちっと勘案されまして取り組まれたらいかがかと思いますが、いかがでしょうか。あと、町長の本気度と申し上げましたが、今年5月30日にクオーラへ妹背牛町長としての投稿をされました。それが気になっております。お気持ちは、例えばこの半年の間に本当にゼロカーボンを目指すものに変わっておられるのでしょうか。町長のお気持ちの本気度が見えないとコロナワクチン接種に対してのときのような職員のモチベーションにも影響いたしますが、そのことを心配しています。最後にいかがでしょうか。以上です。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
議員のご質問に再答弁させていただきます。まず、最後のほうから答えさせていただきます。私は、地球温暖化対策というものがこういう形で政府が思いっ切り進展するというのはまだ考えておりませんでした。とうとう菅首相が踏み切ったなということの中で、これから大きな動きが出てくるなということで、それに対して課と一緒に勉強を始めたところでございます。それから、先ほどもいろいろありましたけれども、まず本気度ですけれども、私はこれはまずできるところからやっていこうということで、先ほど最後にございました産業分野別のお話がありました。これは民間企業も含まれますし、また先ほどご指摘の寒冷地や過疎地というのは段階的に進めなければいけないというのは、これはもちろんでございます。ですから、今日私が声明を出しましたゼロカーボンへ向かう道は、何か強制力を持って民間に向かっていくとか、そういう次元のものではございません。まず自治体ができるところから初めていくというスタンスから始めさせていただきたい。その中で、まず可能なもの、それから同時に自治体、それから町にとってそれが省エネになるもの、つまり利益になるものと一緒に有益なものとして受け入れていかなければならないというところでは政府が出すメニューをそのまま受け取るということではなくて、各地域に沿った研究をこれからしていかなければいけないと思っております。確かに沼田町などは早くから事務事業編に取り組んでいたようでございますけれども、そこの中では冷熱ということで雪を使っていたということもありますし、そういう意味ではある種の先進地であったと思っております。私のところは、確かに出遅れた可能性はありますけれども、これから追い上げながら、私たちの町のちょうどこれからいろいろ建設が進んでいくことも含めまして町の形をつくっていく大きな建築物もあります。そういう中で一つ一つ検討しながら、この第九次の建設計画の中でゼロカーボン、それからまたそれとは別個に企業の寄附をもらえる形でまちづくりをしていきたいという考えは本気でございます。もちろん先ほど言いましたCO2排出をそのまんま真に受けてどんどん進んでいくというつもりはございません。なぜかというと、民間はそれで生活しているわけでありますし、それから寒冷地におきましては例えば電気自動車とか、電気がエンジンに比べてどれぐらい、本当に私たちの生活を支えてくれるのかという実証も行わなければなりません。ですから、手放しで進むことはできませんけれども、この3年間という期限を設けられた特例措置を充分利用しながら、最初にまず実行計画をつくらせていただいて、この歩みを進めていきたいと感じているところでございます。それから、妹背牛町は、法律の施行実施調査を行ったときにはその他ということで消極的ではございました。実際その頃は動きが全体的にまだ見えなかったということもございまして、それは反省点でございます。以上で答弁とさせていただきます。
質問 2番 渡辺倫代
先ほども申し上げましたが、実行計画はつくっていないのは北空知で妹背牛だけです。そして、北海道の中でも数えますともう20もございません。ほぼ事務事業編はみんな整えられているということですので、そこら辺を考えていただきたいと思います。そこで、これから2050年までの目標でございますが、30年後、私たちの孫たちの世代が家族を持ち、どこかで暮らしている時代になるとは思うのですが、脱炭素に向けて緒に就いたばかりの妹背牛からの提言はなかなか受け入れられないかもしれませんが、広域でこの問題を考えるということも一つの案として提案したいと思います。ゼロカーボンシティ宣言をされました多くの町や市が共同でこれに取り組んでおられるようです。ちょうど沼田町と一緒に9月に宣言されました青森県の例を挙げますと、青森県深浦町なのですが、宣言はされました。そして、事務事業編はもちろんありましたが、脱炭素に向けた主な取組、施策というところで、つがる市、これは人口3万人です。鰺ケ沢町、これは9,000人、それから深浦町、7,000人のところなのですが、3市町共同で西つがる3市町脱炭素社会構築事業を策定し、再生エネルギーの導入目標を策定するとあります。これは2年後に3市町共同で2050年の二酸化炭素排出実質ゼロを盛り込んだ地球温暖化対策計画をするとあります。こういう例を見ましても、一つのまちだけで取り組むのではなく、北空知は深川で給食、食品ロスの問題も今もあると思います。残飯の問題もあると思います。北空知衛生センターも1市4町でやっております。別々でスタートしても、先ほどのCO2の排出量を見まして、共同で広域に取り組むことを考えるべきなのではないかなと思います。特にCO2の排出を抑えてくれる山林が妹背牛にはありません。もちろん広い広い田んぼはありますが、山林がないということはハンデもございます。一番後からとは申しませんが、取組がこれから始まるときに広域で取り組んでいくということを念頭に置いて進んでいくということも大事なのではないかなと思います。そこら辺をお伺いして、質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
再々質問にお答えいたします。先ほど言い忘れておりましたけれども、地域再生計画認定までの流れを例年のスケジュールから申し上げますと、事前申請が12月以降1月中旬、認定申請が1月中旬から1月下旬、認定、3月下旬と、こういうふうに準備の決定をしております。その後の動きとしましては、黙っていても企業とのマッチングというのはありませんので、まず取りあえずは内閣府が主導しております企業と地方公共団体とのマッチングの会を活用するつもりでございます。これは、企業に対して1自治体3分間のプレゼンをするチャンスが年に数回というものと伺っております。また、民間でも同様のマッチングを手がけている企業もございましたし、北海道新聞もこのマッチング事業に手を伸ばしております。様々な可能性を探って、妹背牛町の特質と発展に資するよう特例期間の3年間を最大限に活用していきたいと考えておりますし、また先ほどご指摘ありました1市4町で取り組む広域で取り組むべきものも深川市、それから4町の中で検討課題としてこれはいただいておこうと思います。また、青森県とかほかのまちで進んでいる脱炭素計画の中には、大きな事業体として発電計画とか、いろんなものがございます。これがそれぞれのまちと共同した中で効率がどれぐらいいいのかということも研究させてもらいながら、これに対しては役場庁舎でまず横断的に検討をしっかりする体制をつくって突き進んでまいりたいと思いますので、よろしくご了解いただきまして、ご答弁とさせていただきます。