紋別市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日
(1)紋別観光振興公社について/(2)市長交際費について/(3)市民会館の施設整備について/(4)老人福祉施設の暑熱対策について/(5)ガリヤ地区の賑わい創出とバス運行について
2025年12月8日、紋別市議会の一般質問で、喜多俊晴議員が「紋別観光振興公社について」「市長交際費について」「市民会館の施設整備について」「老人福祉施設の暑熱対策について」「ガリヤ地区の賑わい創出とバス運行について」について質問し、市長 山﨑彰則、教育長 牧野昌教、税務課長 山本晃男、総務部長 西田尚市、副市長 小林昌史、産業部長 髙橋秀明、観光空港対策課長 新川岳、建設部長 熊谷聡、秘書課長 石田明久、企画調整課長 大野貴光、介護保険課長 松田好徳、保健福祉部長 仲条憲明が答弁しました。
- 質問者
- 喜多俊晴 議員
- 答弁者
- 市長 山﨑彰則、教育長 牧野昌教、税務課長 山本晃男、総務部長 西田尚市、副市長 小林昌史、産業部長 髙橋秀明、観光空港対策課長 新川岳、建設部長 熊谷聡、秘書課長 石田明久、企画調整課長 大野貴光、介護保険課長 松田好徳、保健福祉部長 仲条憲明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 喜多俊晴
それでは、会派市民の声の一員として、さきの通告に従い、質問をさせていただきます。まず、紋別観光振興公社についてお尋ねをいたします。本年9月27日付の地元紙の一面には、「振興公社に追徴課税 国税局が指摘 暫定1億6,000万円 一括納付へ」の大見出しの記事が出ております。その記事は9月24日付で紋別観光振興公社から株主に向けて報告された文書として書かれておりますが、その新聞によりますと、紋別観光振興公社が本年8月4日から8日にかけ、札幌国税局による過去7年分の法人税調査を受けたと報じております。紋別観光振興公社が中島氏関連会社へ支出した総額3億3,600万円を委託料とするのは不適切であり、損金に算入できない接待交際費とすることが妥当との指摘を受けたとあります。これにより、国税で約1億1,715万円、道税で約4,397万円、市民税で約694万7,000円、総額1億6,806万7,000円の追徴課税が生じたと記事にあります。そして、紋別観光振興公社は指摘を受け入れ、修正申告を行ったと報じております。これはまさに、令和6年2月に紋別市が我々に提出した紋別市不正事案等に関する報告書に記されている、その使途について不明と結論づけたエージェント対策費、東京紋別線路線維持・搭乗者対策委託経費、合わせて3億3,285万6,000円に関係するものではないでしょうか。紋別市がオホーツク紋別空港利用促進協議会を通して紋別観光振興公社が行った事業が国税局から費用と認められず、接待交際費と判断されたことは、その原資全てが紋別市民の税金であることを考えますと、到底許されるものではありません。まず、この点について紋別市の見解を求めます。二つ目として、この地元紙の記事の内容について現段階で紋別市がどこまで把握しているのかをお尋ね申し上げます。次に、現在、追徴課税金の支払いはどのようになっているのでしょうか、お尋ねをいたします。令和5年の第4回定例会において、紋別市議会では、オホーツク交流センターの指定管理者の指定についての議案について、紋別観光振興公社の指定を否と判断した経過があります。記事では、紋別観光振興公社は追徴金を金融機関から借り入れ、市からの指定管理を増やし、切り詰められる経費を切り詰め、新たな収益業務を探し、返済するともありますが、これだけ市民に多額の損失を与えた紋別観光振興公社は、今後、紋別市の指定管理を担う組織として市は判断できるのでしょうか、市の見解を求めます。次に、市長交際費についてお尋ねをいたします。北海道内向け月刊誌の2025年12月号に、北海道内各市の市長交際費に係る情報公開の状況についての記事が掲載されておりました。記事によりますと、道内35市のうち、ホームページ上で市長交際費が非公表となっているまちが、紋別市を含む5市のみだと報じられております。記事には山﨑市長の名前も記載されておりましたが、調査期間が2020年から2024年となっておりましたことから、山﨑市長が就任する前の市長の任期中のこととなります。ただ、情報公開請求の結果、慶弔金等の件数が多いこと、故人の肩書や名前が全て非開示となっていることが報じられております。クリーンな政治を目指す山﨑市長ですから、公費での交際費を公開し、市政に対する市民からの信頼、理解を深めていくことが大切と私は考えますが、いかがでしょうか、市長の見解をお尋ね申し上げます。次に、市民会館の施設整備についてお尋ねをいたします。本年9月9日、紋別市民会館大ホールの舞台設備保守点検中にホール天井の一部が落下する事故が発生したと報じられました。幸い、この事故によるけが人はいなかったということですので、まずはほっといたしております。その後、点検作業が行われ、10月21日に使用再開となりましたが、40日ほど休館となり、幾つかの催し物に影響が及びました。紋別市民会館は、昭和47年10月に開館となった施設ですので、もう50年を超えております。まさに紋別市の文化の中心である市民会館です。小まめな修繕、そして将来的には建替えも検討する時期に来ていると考えますが、いかがでしょうか。次ですが、市民会館大ホールでの催しがある場合のお客さんの出入りは2階となっており、現在、2階の女子トイレは個室が6か所使用できるものの、そのうち3か所が和式トイレとなっております。催し物がある場合、短い休憩時間での使用となり、大変混雑しております。特に和式トイレは、市民の高齢化もあり、若い人にもお年寄りにも敬遠されがちです。文化会館の1階のトイレにも同様のことが言えます。短い休憩時間の間に一斉に利用される、特に2階女子トイレの洋式化は今や必須と考えますが、市のお考えをお伺いいたします。次に、老人福祉施設の暑熱対策についてお尋ねをいたします。冬を迎え、雪景色のこの季節、喉元過ぎれば熱さを忘れるとは言いますものの、近年、この紋別でも夏の酷暑は全く過去とは違う状況になっております。この紋別でも、エアコンがまさに夏の生活に必須のものとなってきております。子どもたちが通う学校関係はエアコンの整備がかなり進んできておりますけれども、老人福祉施設においての暑熱対策は、費用のこともあり、なかなか整備が進んでいないのが現状と思われます。利用者の多い市内の安養園を利用する市民、特にデイサービスを利用する市民から施設内のクールスポット化が必要との訴えをいただいております。ますます高齢化が進んでいる現在、高齢者に対する暑さ対策について紋別市も真剣に取り組まなければならないのではないかと考えますが、いかがでしょうか。最後に、ガリヤ地区のにぎわい創出とバスの運行についてお尋ねをいたします。紋別港ガリヤ地区は、オホーツク流氷科学センターGIZA、温水健康プール「ステア」、氷海展望塔オホーツクタワー、もんべつ海の駅「海洋交流館」、とっかりセンター「ゴマちゃんランド」と「アザラシシーパラダイス」など、紋別の観光交流拠点として大きく機能しておりますが、利用者の移動手段の中心は観光バスや乗用車で、車を持たない個人の観光客や地元民にはアクセスがあまりよいとは言えません。特に、市内バスの使い勝手がよくありません。年間を通してのガリヤ地区のにぎわい創出のためにも特にバス運行に工夫が必要と考えますが、いかがでしょうか。以上で質問を終わります。なお、再質問は留保させていただきます。(降壇)
答弁 市長 山﨑彰則
それでは、喜多議員のご質問にお答えいたします。初めに、紋別観光振興公社についてであります。国税局からの指摘に対する市の見解についてですが、紋別観光振興公社が札幌国税局の調査を受け、国税、地方税の追徴課税が発生したことについて報告を受けており、市といたしましては、今回の事案について、許されるものではないと重く受け止めております。なお、現在の紋別観光振興公社については、追徴課税が科された当該年度の体制とは大きく異なっており、新たな組織として経営の安定化を図っていくものと考えております。市といたしましても、紋別観光振興公社が健全な運営を図り、市民の皆様からの信頼を回復していけるよう、必要な監督及び助言の在り方や実施方法について検討するとともに、改善に取り組んでまいります。地元紙の記事の内容についてですが、税務調査に関する具体的な内容は税務当局の権限や守秘義務も関係することから、報じられた範囲にとどまっているのが現状であります。追徴課税金の支払いについてですが、市税である法人住民税の追徴課税金は個別案件でありますことから、お答えすることはできません。指定管理についてですが、紋別市公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例及び同条例施行規則において定めている申請資格の条件として、紋別市から指名停止措置を受けていないこと、国税、道税、市税の滞納がないことなどが指定管理者の応募条件となっております。また、選定について、選定委員会において審議し、選定委員会から私が選定結果の報告を受けることとなっており、その都度、書類審査において審議するものと考えております。なお、現在、指定管理者として指定している業務については、現状において指定の取消しには当たらないと考えておりますが、今後、必要に応じて北海道や他の自治体の事例等を参考とし、庁内協議を図りたいと考えております。次に、市長交際費についてであります。全道35市の多くが市長交際費の支出状況を公開しているということは承知しており、市民の皆様に開かれた市政運営を目指すことが私の市長就任に当たっての原点であると考えておりますことから、市長交際費の公開につきましては他市の公開状況などを参考にしながら公開に向けた準備を進めてまいります。次に、老人福祉施設の暑熱対策についてであります。平成22年の安養園の施設移管の際に本市との間で取決めを交わした協議書により、現施設の維持管理に係る大規模改修が生じた際には協議を行うこととしておりますが、新規の増改築等については補助の対象としないこととしております。施設の暑熱対策が進んでいないことは安養園からもお聞きしておりますが、市といたしましては、他の民間介護施設において施設の環境改善に係る国の補助事業などの活用により独自設置を進めているところでありますので、安養園にも同様に施設利用者の利便性の向上のため、整備を早急に進めていただくよう助言しているところであります。次に、ガリヤ地区のにぎわい創出とバス運行についてであります。現状のガリヤ地区へのアクセスにつきましては、市内バスの上藻別デマンド線が健康プール「ステア」前に停留所を設けているほか、期間限定ではありますが、バスターミナルと紋別空港間を運行している空港連絡バスが8月の1か月間と1月中旬から3月末までの期間に海洋交流館を経由する運行経路となっております。また、同時期の1月中旬から3月末までについては、観光シーズンに運行するシャトルバスのガリヤ号がバスターミナルと海洋交流館、健康プール「ステア」を結んで運行しております。冬期間以外のガリヤ地区へのアクセスの課題については認識しているところであり、現状や需要を踏まえながら関係団体を含めて情報共有を図り、ガリヤ地区のにぎわい創出に努めてまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。(降壇)
答弁 教育長 牧野昌教(教育長は2026年3月まで)
それでは、喜多議員のご質問にお答えいたします。市民会館の施設整備についてであります。1点目の市民会館の修繕についてですが、議員のご指摘のとおり、当該施設は開館から53年が経過しており、外壁や柱などの軀体そのものに加え、設備等の老朽化が著しいことから、紋別市公共施設等総合管理計画や紋別市教育施設長寿命化計画などに基づき、利用者の安全面を優先した計画的な修繕を実施しているところであります。しかしながら、本年9月に不測かつ突発的な事故が発生したことから、今後は、定期的な点検に加え、予防保全を念頭に置いた修繕に努めてまいります。2点目の将来的な建替えの検討についてですが、建物や設備の老朽化に伴い、今後の改修費は高額になると見込まれるほか、旧耐震基準の建築物であることや駐車スペースの不足など、利用者の現代的な要求に対応していない施設であると認識しております。さらに、芸術文化活動の拠点である市民会館の大規模改修や現地建替えを行うには長期間にわたる工期が必要となり、芸術文化活動の衰退が懸念されるところであります。このような課題を改善し、利用者が安全かつ快適に利用するためには移転による再整備が必要であり、現行施設の各諸室の利用状況、年間の維持管理経費、近年の修繕内容と今後の改修費等を踏まえた内部協議を進めております。また、移転に当たっては、現在、別途進めております小・中学校の適正規模・適正配置により廃校となる学校施設と用地の活用を含め、多様で合理的な検討を進めてまいります。3点目の市民会館2階の女子トイレの洋式化についてですが、利用者が多い大ホールのイベント時におきまして、和式トイレを敬遠し、混雑する状況が見受けられます。そのため、利用者の利便性向上と混雑解消を目的とした和式トイレの洋式化につきまして予算要求を行っているところであります。以上、答弁といたします。(降壇)
再質問 12番 喜多俊晴
非常に簡潔なご答弁をいただきましたので、少し掘り下げて再質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。まず、紋別観光振興公社についてお尋ねを申し上げます。私も質問の中で、今回追徴を受けた、税務調査が入ったということも含め、許されるものではないという言葉を使いましたけれども、同じく、市としても許されることではないのだ、重く受け止めますというようなご答弁を市長からいただきました。この件については、百条委員会もつくられ、調査が進んでいるものですけれども、市としては適正に支出をしたのだとしておりますが、それが紋別観光振興公社に渡って使途が不明な部分があるという報告書も出されております。市としては適正な支出であったけれども、結果、こういうことがあったということだと思いますが、紋別市として何が許されないのか、何を重く受け止めているのか、そのあたりを率直に聞かせていただきたいと思います。
答弁 市長 山﨑彰則
私が重く受け止めている理由についてですが、私も、議員のとき、この問題に対しては非常に疑義を持っていた一人でございます。正直、今回の件に関しましてはちょっと意外な結果ではあったといいますか、その結果について、やはりそうであったかといった実感を持っております。当時の紋別観光振興公社の役員である社長、副社長等はほぼ入れ替わっており、改めてのスタートを切っているものと私も思っております。ただ、令和元年度から4年度までの4年間に行われたことには非常に不思議なところもあります。百条委員会において、現在調査中と伺っておりますが、その結果を受け、今後、こちら側からの指導も含めて取り組んでまいりたいと思います。なお、今回、滞納が発生しているとのことです。これについても決まったルールの中での付き合い方をしっかりと考えなければいけません。今ここでお答えできるのはこの程度かもしれませんが、結果がどのような形になるのか、刑事になるのか、民事になるのかというようなことも視野に入れながら今後とも取り組んでいきたいと思います。
再質問 12番 喜多俊晴
今、率直な市長の胸の内を答えていただいたのかなと思ってございますが、もう少しお聞きできればなと思います。まず、追徴課税金の支払いについてはどうなっていますかという私の質問に対し、個別案件ですので、お答えできませんというご答弁をいただきました。今回、百条委員会で長谷川社長をお呼びして、公開で証人喚問をやっております。その中で、いろいろな発言をいただいているのですけれども、それらはある意味公になっていますよね。この問題は、紋別市が3億円のお金を出した、その使途はどうなってしまったのかという非常に大きな問題なのです。追徴課税金がどうなっていますかという問いに長谷川社長から発言があります。そういう状況の中、今日の私の質問への答弁として、個別案件ですというような発言しかないのは非常に解せないです。市はこの問題に対して本当に関心を持っているのですか。そこで、直接社長を呼ぶなり、現状はどうなっているのだと聞くのが当たり前だと思います。しかし、実際の答弁は、新聞に書いてあることだけしか言えません、個別案件だから言えませんとのことだけです。もちろん、紋別観光振興公社は税金をちゃんと払っていますかと窓口に聞きに行って、税務の担当の課長、あるいは、その部署の係長が払っている、払っていないと言えるか、それは個別案件です。ただ、こういう状況が起きて、こういう質問があったとき、そして、百条委員会があったわけで、その上で個別案件ですというような答弁は許されないと思います。この件についてどう思いますか。
答弁 税務課長 山本晃男
追徴課税金についてとのことですけれども、情報開示については、法人等に関する情報であって、当該法人の正当な利益を害するおそれがあるものは非開示となってございますので、このような答弁とさせていただきました。
再質問 12番 喜多俊晴
担当の課長としてはそういうご答弁で合っていると思います。ただ、僕が今ここで聞いていることはそんなことではないのです。紋別市にこの事案については許されないのだという思いがあれば、当事者を呼んで、どうなっているのだということを調査するべきです。これが民間企業で市民の税金が入っていなければいいですよ。市から3億何千万円というお金が行っており、それが損金扱いではない、接待交際費だというような指摘を受けたわけです。それに対して一体どうなっているのだ、どうするのだということを市自らが調査し、答弁していただくということが普通の在り方だと僕は思っていて、そのことについてお聞きしているのです。
答弁 総務部長 西田尚市(総務部長は2026年3月まで)
お時間をいただきまして大変申し訳ございません。今回の案件についてですが、紋別観光振興公社とお話をさせていただいて、紋別観光振興公社で修正申告を行うというようなお話を聞きました。その後、国税の追徴の金額が確定し、市民税の金額が報告されたということでございます。
再質問 12番 喜多俊晴
そのとおりだと思うのです。そんなことを聞いているのではないですし、追徴金が発生したよ、払われているのですかと担当課長に伺うつもりは僕にはないですよ。市民税がちゃんと追徴金として入ってきたかどうか、市として確認してくださいということでもないのです。紋別観光振興公社に対して、税務の担当者の問題ではなく、紋別市がどうなっているのだ、今後どうするのだという話をきちんと聞くべきではないですか、そしてそれを基に私の質問に対しても答弁してもよろしいのではないでしょうかという大枠の話をお伺いしているので、そうしたご答弁をいただきたいと思います。
答弁 副市長 小林昌史
お答えいたします。答弁がかみ合っていなくて申し訳ありません。今、追徴課税の支払いについての質問でしたので、事務方が答えさせていただきましたけれども、紋別観光振興公社から追徴課税の支払いにつきましては金融機関からの借入れを受けて支払う旨を確認しております。
再質問 12番 喜多俊晴
それが現段階で実行されているかどうかを伺っているのです。
答弁 副市長 小林昌史
失礼いたしました。現時点では実行されておりません。
再質問 12番 喜多俊晴
せんだっての百条委員会での長谷川社長との質疑の中でもまだ実行していませんと言っておりました。公開の場でそういうことを言われているわけですから、せめてそのぐらいのことはこの質問の段階で市側が答弁してもいいのではないかなと思うのです。それを個別案件だとか、守秘義務だとか、そんなことで覆おうとするから話がややこしくなるのです。この一般質問の場でもう少し目線を合わせて議論しましょうよ。伺います。紋別観光振興公社の主立った仕事はどういうものだと市は認識されておりますか。
答弁 産業部長 髙橋秀明
お答えいたします。紋別観光振興公社の主な仕事ですが、最初に、全日本空輸株式会社の飛行機が離着陸する際の陸上班ということで理解しております。それから、道の指定管理を受けての公園管理等、市の指定管理を受けてのコンソーシアムによる管理業務、個別の公園の管理業務等が分かっております。また、合併した際の観光業務です。特に港まつり、流氷まつり等を含め、主体は実行委員会ですが、大元のところを紋別観光振興公社にお願いしている状況であります。
再質問 12番 喜多俊晴
ただいま、主な業務として空港に関わること、公園などを含む指定管理、そして観光の三つの大きな柱があるというふうなご答弁だったのかなと思っておりますが、これら三つの利益比率はどのようになっていますか。
答弁 観光空港対策課長 新川岳
お答えいたします。紋別観光振興公社の株主総会の資料を確認いたしました。過去3か年分、あるいは、個々の比率など、詳しいことは分かりかねますが、令和6年度につきましては損益計算書によりまして経常利益が1,518万7,091円という報告を受けております。
再質問 12番 喜多俊晴
ちょっと難しい突然の質問で恐縮だったかなと思っておりますけれども、紋別観光振興公社は市の指定管理をいろいろと受けていますよね。それはごく一部ですけれども、空港、あるいは、観光の部門で利益を十分に上げている会社であれば、今、金融機関から1億数千万円の借入れをして追徴金を払うということで、市はそれほど関係なく紋別観光振興公社は存続するのだなという判断ができるかと思います。しかし、市の指定管理が紋別観光振興公社の収益の中で大きな割合を占めているとすれば、そこが大きな借金を背負ったとき、市とのお付き合いの仕方は当然変わってきます。紋別観光振興公社を市が守らなければいけない立場になると思うのです。市が指定管理を出さなかったら、会社は借金が払えなくなるでしょうし、少なくとも10年間という話もされているわけです。そういう状況にあっての紋別観光振興公社に対する市の関心です。せめて、どんな利益配分になっているのか、あの会社はどうなのか、誰が担当なのかは分かりませんけれども、市役所の職員としてはその程度のことをこの記事の中から読み取って対応するのが当たり前だと思うのです。どう思いますか。
答弁 市長 山﨑彰則
ただいまの喜多議員のご指摘はごもっともだと思います。私が報告を受けている内容といたしましては、借入れを起こした後、10年ほどで支払いをしていきたいということです。また、紋別観光振興公社側としても当時の経営者側の人たちにこの件に関しての責任の所在を追及し、その損失を求めていくということを聞いております。多分、紋別観光振興公社のキャッシュフローの中ではそれも含めた計画がなされているものと私も理解をしております。したがいまして、その金額が幾ら補塡されて―借入れの期間は約10年と伺っていますが、結局、借入れをどのくらい圧縮できるのか、それによって持続可能なのか、それとも全く無理なのか。正直に言って、借りるも地獄、やめるも地獄といった状況でありますから、紋別観光振興公社の今後の対応を注視しまして、その推移を見届けていきたいと考えております。そして、あまりにも無茶な状態であったら、市としても言葉を発せざるを得ない状況となります。まずは、公社の経営内容、どのような考え方をしているか、それによって今後の私たちの行動を決めていきたいと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
市長、よろしくお願いいたします。市長から貴重なご答弁をいただいた後で恐縮ですが、もう少し質問を続けさせていただきます。紋別観光振興公社が紋別観光協会と統合した時点の持ち株比率がどのようになっているのか、それから変遷をして、現在、それがどうなっているのか、数字でお示しください。
答弁 建設部長 熊谷聡
お答えいたします。港湾課が国や道に報告する際の第三セクターの窓口ということで、私からご答弁させていただきます。議員がおっしゃいました平成29年5月時点では、総発行株数が2万1,892株のうち、市で保有しているのが2万1,372株、比率で言いますと97.6%でございます。ご指摘のとおり、平成29年9月に合併しまして、その後、増資を試みたのでしょうが、平成30年3月時点で、発行可能株数が10万株に対して発行数が8万6,492株のうち、紋別市保有が2万1,372株で、これは変わっておりません。民間が6万5,120株ということで、比率は24.7%となってございます。
再質問 12番 喜多俊晴
当時、紋別市の持ち株比率は97.6%であったとのことです。もちろん、株主を増やしていくということは企業努力で、すばらしいことだと理解しておりますけれども、結果として、24.7%まで紋別市の持ち株比率が下がっていったということですが、これを紋別市としてはどのように考えておりますか。これが変わることによってどういう影響がありますか。
答弁 総務部長 西田尚市(総務部長は2026年3月まで)
大変申し訳ございません。比率が下がった影響についてという質問だったと思います。25%以上になりますと監査への報告義務が発生します。50%以上になりますと議会への報告の義務が発生することになっております。
再質問 12番 喜多俊晴
私もそういうふうに認識はしております。50%を超えると、まず、その株主の意見は株主総会でほぼ全部通りますから、会社の実質的支配者になりますけれど、25%を切ると今おっしゃったようなことになります。それを踏まえ、先ほど市長は答弁で、今後、公社に対して指導、監督、助言という言葉を出されました。どのような形で指導、監督、助言をするのですか。誰がどのような形でするということをおっしゃったのですか。
答弁 副市長 小林昌史
失礼いたしました。市としても、現在、観光の部門や都市計画の部門で窓口が複数に分かれている状況であります。今後、そことの情報共有もあるのですけれども、会社の経営状況を把握しながら、公社には中長期ビジョンを提出してもらうなど、私を含め、理事者からも指導、助言をしていくような方向で考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
ただいま理事者からも指導、助言をするという言葉をいただいたわけですけれども、先ほど市長答弁で、今は追徴課税が課された年度の体制とは大きく違って新たな組織というような言い方をされたと思います。嫌な言い方をすれば、首が変わったのです。でも、仕組みは変わっていないのです。この問題は、個人の問題なのか、そういうことをやった人がいたからこうなったのか。本来、一回きりの不祥事であれば、そういう言い方も通るのかなと思います。あの人が悪かったのだ、あの人がいなければ、そんなことは起きなかったのだ、誰々が何々をごまかしたと。でも、3年、4年という長い期間です。システムとしてずっと続いてきた問題です。ですから、今、副市長がおっしゃる首長からの助言、指導ということで収まらないと思うのです。もう一度聞きます。どこがどう変わったら大丈夫だと、先ほどそういう答弁をされましたけれども、何が新しくなったのか、どこがどう変わったのか、教えてください。
答弁 市長 山﨑彰則
私からお答えをさせていただきます。経営陣が替わりました。取締役は何人かの入れ替えがあったのか、その辺は今ここでは定かでないところでございますが、まず、代表者が替わりました。正直なところを申しますけれども、今の代表者は当時の監査役です。それも含めて、あまり代わり映えがないというような印象も受けますが、先ほど副市長からも答弁いたしましたとおり、中長期ビジョンというしっかりとした計画を出してもらいます。その計画を見た結果、こんなものでは駄目だということは、我々も24.7%の株式を持っていますので、その範囲内で言うことは言わせていただきます。会社の所有者ということになりますので、会社の経営者に対し、我々、所有者が物を言っていかなければいけないと思っています。当然、同じようなことが二度とあってはなりません。滞っている修正申告後の市税もしっかりと納付していただきますし、さらには、今後、それが改善していけるように交渉していきます。そして、先ほど私も申し上げましたが、当時の経営者に対する賠償的なものがどうなっているのか、今後ともキャッシュフロー表を―私も民間出身ですので、分かりますけれども、銀行から借入れをするときには、どのように支払いをしていくか、計画として提出しなければ金融機関は相手にしないと思います。そこまで私が介入し、本当にやっていけるのかを見ます。なぜなら、市だけではなく、北海道もですけれども、仕事を出していまして、その中で付き合っていける相手なのかどうなのかという判断が必要だからです。民間同士の商売であれば、これを与信と言います。物の販売や契約を結ぶに際しての相手の信用、また、どれだけのキャッシュフロー力があるのかを含め、ちゃんとした計画書を出していただいて、それに不具合があれば、こちらから物を申し上げさせていただきたいと思っています。それがもし駄目だとなったら、そのときはまた別の考えもあります。したがいまして、まず紋別観光振興公社には、今後しっかりとした計画を提出していただけるよう臨んでいきたいと思います。
再質問 12番 喜多俊晴
でも、僕は駄目だと思うのです。こういうことが起きたとき、なぜ起きたのかを組織がきちんと考えていかないと難しいですよね。株式を24.7%にしたのは、聞くところによると、そこを狙ったということです。それをやると市の監査の手が及ばない、今、そういう仕組みに紋別観光振興公社はなっているのです。もともとは97%もあった市が所有しているような組織がそういうふうに変わっていったのです。悪事を働くために変わっていったとは思いません。いい方向で、増資をしていくというのはそんなことではありませんから。ただ、今の状態は、市がそういう部分では手が及ばないのです。しかも、せんだって弁護士も入られて市がつくった調査報告書についても、結局紋別観光振興公社には聞けなかったのです。そこまで紋別市の手が及ばない、それが今の紋別市と紋別観光振興公社のつながりです。この部分をそのままにしておいて、社長が替わったから、あるいは、役員が替わったから、だから大丈夫ですよ、市長も口を結構出すようにしますよと言うだけではなく、大枠の中できちんと決めていかなければなりません。ルールをいっぱいつくって、そのルールどおりにきちんとやって初めて会社というのは回っていくのです。そういう大枠の部分に手をつけないで、今おっしゃった部分だけですとなかなか難しいと思います。ただ、今日、この問題をこれ以上やってもしようがないなと思っています。今、市長が力強く私がとおっしゃいましたので、その言葉を重く受け止めて、この話題については一定の締め方をしたいなと思います。最後に、1点だけです。せんだっての百条委員会の折、パラダイス山元さんがこんなことを最後のほうでおっしゃっていました。百条委員会中の発言ですけれども、紋別タッチの話をされています。その中で、紋別タッチに賛同していただいて、飛行機に往復で乗ってくれた人が1万席あるのだよと伺いました。往復ですから、実質5,000人の紋別を愛する紋別タッチ族という人たちがいますと。そこにステータスをもっとつけようという話を随分されていた、そういうふうに動いていたはずなのだけれども、それが不履行の状態だとおっしゃっていました。彼の言葉ですが、このままにしておくと暴動が起きるともおっしゃっていました。あれだけ脚光を浴びた紋別タッチが足がかりとなって紋別市を嫌いになられては困ります。多分、この件は、市長が随分詳しく中身を知っているのかなと思います。これは、そのときに1人から聞いただけの話ですから。でも、紋別観光振興公社だけの問題ではなく、全国に紋別市を嫌いになる人間が5,000人も出られたら困るのですよ。紋別市の問題として、紋別を愛する人を増やすという立場から、ステータスということも含めて、もう一度中身を調査し、そして、紋別市を好きになってもらう次の一手をパラダイス山元さんの発言を受けて打っていただければと思いますが、この件についてはどうでしょうか。
答弁 市長 山﨑彰則
ただいまの喜多議員のご指摘どおりだと思っております。私も、紋別タッチをされている大勢の知り合いを有しております。個別にではありますが、今の職に就いてから、前のときには本当に失礼いたしましたと陳謝をしております。当時、そういった紋別を愛してくれている人たちに対して不義理をしたことは私も重々承知しております。したがいまして、今後とも、その人たちが紋別を嫌いにならないようにというか、嫌いになってしまったけれども、また改めて好きになってもらえるような施策をしていきたいなと思います。ステータスに限っては、どうこうすると今この場所で申し上げることはできませんが、進めていきたいと思います。そして、先ほどの話に私の言葉を一部入れさせていただきますと、当時、この事案を知ったときには非常に腹立たしく思いました。言葉を選んでしゃべらなければいけないですけれども、当時、私はこの問題を発議しました。しかし、今、立場が変わって、ここにいるわけですが、違う言い方をしてはいけないという思いもございます。それも含めまして、紋別の信頼の回復をしていきたい。紋別観光振興公社の経営者が替わったから変わったのだという表現はちょっと言い過ぎだったかもしれません。しかしながら、今後、ビジョンを出していただいて、それに対して口を出すなど、言っていかなければいけないと思っています。リセットボタンを押すという言い方はちょっとそぐわないかもしれませんが、新たな取組をしっかりとやっていきたいと思います。株式24.7%で、発言力的にはいかがかなとは思いますが、では、50%にアップしようかという動きも、申し訳ございませんが、皆さんからお預かりしている税金の投入でありますから、慎重に考えて進めていきたいと思っています。増資するのだということを今ここで明言しているわけではありません。必要があれば考えなくてはいけないかもしれませんが、現在、取りあえず増資をということは私としては考えておりません。しっかりとした経営をやっていただいて、市民のために、紋別のために、利益につながるように皆様とともに進めていきたい、このようにここで誓わせていただき、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 12番 喜多俊晴
非常に前向きなご答弁をいただきまして、ありがとうございます。繰り返すようですけれども、紋別観光振興公社に紋別市が出す指定管理については利益を生むようなものではないのです。その仕事を市民のためにしっかりしてくださいとお願いをするもので、そこで多大な利益が出てしまうと、金額が高過ぎるのではないかという話になりますよね。翻って、空港部門や観光部門では、紋別観光振興公社ができたときのように大いに利益が上がるような、そして、紋別市のためになるような事業をぜひやってもらえればいいかなと思います。それら三本柱のものが今後も紋別市民にとってマイナスにならないように、滞ることがないよう、この問題に真剣に取り組んでいただきたいと思います。また、副市長からも先ほどありましたけれども、ばらばらではなく、窓口を一つにして対応していかないと、枠組みというと出資比率の話になってしまいますが、その問題に大きく声を上げていくつもりはありません。ただ、今までのやり方でこのままいって、ただ社長が替わった、役員が替わったから、ずっとうまくいくということにはならないと思うのです。根は深いと思うのです。そして、1億6,000万円ですよ。桁が一つも二つも違うぐらいの大きな金額がもし動くとすれば、その裏には返済の責任が出てきます。今度は市の責任も出てくると思いますので、慎重にこの問題を進めていっていただければと思います。もしかすると出直しも必要なのかと思っています。出直すというのは、解散をするのか、中身を変えるのか、一新をするのかで、それは市が慎重に考えるべきだと思いますけれども、それも含めて、市長の責任でこれから取り組んでいただきたいと思います。質問を変えさせていただきます。また市長の話で申し訳ないですが、市長交際費についてです。35市のうち、5市だけがホームページで公開されていなかったとのことですが、私も軽率でしたし、そんなことは思ってもいませんでした。これだけ出遅れたわけではないのですけれども、こうなってしまった、あるいは、あまり気にしていなかったのか、担当としてはこの結果についてどう思われますか。
答弁 秘書課長 石田明久
担当課長としての率直な意見を言わせていただきますと、今回、月刊誌に改めてこういうふうに出たということです。多くの自治体が公開しているというのは当然知っておりましたけれども、結果として5市だけが公開をしていなかったということまでは把握していなかったので、ああ、こうなっているのだと改めて知ったというのが正直なところでございます。
再質問 12番 喜多俊晴
情報公開請求がされて、紋別の場合、黒塗り、いわゆる非公開というものが非常に多かったですよというご指摘について担当としてはどうお考えですか。
答弁 秘書課長 石田明久
お答えいたします。今回、紋別市が非公開というか、黒塗りにして出した部分についてです。紋別市については、先ほど喜多議員にご指摘をいただいたとおり、そもそも市長交際費自体を公表していません。しかし、今回、情報公開請求に基づいて紋別市の情報を開示してくださいということで来たものですから、それに合わせて開示をしたものなので、情報公開の規定に基づいて個人名が特定できる部分を黒塗りにしてお出ししたということでございます。もともと公開をしていないものですから、あくまでも情報公開のルールに基づいて開示をしたところ、黒塗りの部分が出てきたということです。
再質問 12番 喜多俊晴
現状のルールに従って、そうなったという話でした。過去は過去として、これからです。クリーンなイメージを持つ市長から先ほど非常に前向きなご答弁をいただきましたが、黒塗りのことも含めて市長交際費の対応の仕方を改めてお聞きします。
答弁 市長 山﨑彰則
私からお答えをさせていただきます。まず、先般の黒塗りの部分でございますが、やはり、個人名は避けたほうがいいのかなと私が判断をさせていただきました。公開する分には、全然、私は異議を持っておりませんし、今後とも、公開できるものと言うとまた誤解を与えるかもしれませんけれども、公開すべきものは公開していきたいと思っています。私は、透明な市政をうたっております。何でもかんでもホームページに貼り付けますと、リンクがいっぱい出て、深くなってしまいますので、どこかを探せば見つけられるという状態になるかもしれませんが、私たちは今後ともなるべく公開に努めていきたいと思いますし、市民の知る権利を大切にしていきたいと思いますので、そういった私の気持ちをご理解ください。
再質問 12番 喜多俊晴
非常に前向きなご答弁をいただきまして、ありがとうございました。その中で、では、市長交際費だけホームページで公開するのかという話になります。それ以外に、例えば、こんなことも市民に見てもらいたい、公開していきたいなど今、何か具体的なものがあれば、もちろん、これから検討して、議論して、決定をしていかなければいけないのですけれども、そういうものがもしあればお聞きします。
答弁 市長 山﨑彰則
何でもかんでも、机にあった書類まで全部を公開ということではないですし、必要性があるものとないものがございます。内部協議を経たいと思いますが、なるべく公開するものは広げていきたいと考えております。ただ、場合によっては、黒塗りのものもあるかもしれません。個人に対して不利益を与えるものにはやはり注意を払っていかなければいけないからです。したがいまして、庁内でいろいろと協議をさせていただきますが、できるだけ公開に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
再質問 12番 喜多俊晴
ぜひ進めていただければと思います。問題は軸足をどこに置くかということなのです。市役所を守るほうに軸足を置くのか、あるいは、市民に知る権利があるかなのです。市民と市役所の垣根を取り払っていく、そのために情報公開があるのだというスタンスで、今のご答弁ではそういうふうに進めていくのだと思いますけれども、ぜひよろしくお願いをいたします。次に、市民会館の施設整備についてお伺いをいたしたいと思います。修繕あるいは建替えについて、小中学校の適正配置の問題も含めて検討するとご答弁をいただきましたけれども、かなり具体的な方向でお話をされているのかなと思います。あとはトイレの洋式化についてです。教育委員会としては必要性を十分に分かっている、トイレについて予算を要求していくのだと教育長からご答弁をいただきました。では、それを受けて、もちろん序列があるでしょうが、まず、何をしなければいけないかという序列づけの中でどうお考えですか。
答弁 企画調整課長 大野貴光
お答えします。現在、教育委員会から予算要求をいただいています。今、予算前の5か年ローリングの時期であり、原課から上がってきておりますし、私も確認しております。建替えもあるのですけれども、ある程度存続するものなので、当然、必要だという判断をしていまして、予算化に向け、今、財政と協議しているところであります。
再質問 12番 喜多俊晴
昨日、たまたま遠軽メトロプラザに行きまして、コンサートを聞いてきたのですけれども、あそこは606の客席があって、女子トイレは13個あるのです。和式はなく、全部が洋式です。先ほどの質問の中にもありましたけれども、市民会館は2階の女子トイレが六つあって、そのうち、和式が三つです。880席ある大ホールで、六つのトイレで、うち、洋式は三つというのが現実なのです。ちなみに、小ホールには女子トイレは三つあり、和式が二つで、洋式は一つだと思います。普段の利用率はそこまで高くありませんが、催し物があったときは非常に混雑しているのが現実です。葉加瀬太郎氏のときには満席で、一体みんなどこでトイレをしているのだろうというくらいの状況になっていましたので、ぜひ前向きにご検討をいただければありがたいなと思っております。次に、老人福祉施設の暑熱対策について再質問をさせていただきます。残念ながら、非常にお役所的で冷たい答弁をいただきました。国が補助事業をやっているのだ、特に安養園については新規の増改築は補助事業の対象としないと決まっています、国の5割補助があるのだから、それを使ってやりなさいと助言をしていますという答弁です。でも、時代が変わって、これだけ夏が暑くなって、実際にお年寄りがひいひい言っているのが現状で、多分、そちらも分かっているのだと思うのです。では、紋別市に何ができるのだということですが、国の事業があるから早くやれと言うだけで物事はもう解決しない状況になっているのではないかと思うのです。もう一歩進んで、紋別市がどうやったらそこに少しは後押しができるのかということも含め、この問題についてもう一回お考えをいただきたいと思いますが、どうですか。
答弁 介護保険課長 松田好徳
お答えいたします。安養園とは国の補助事業を活用した独自の整備についての協議を行っているところでございます。答弁にありましたように、ほかの民間介護施設も、国の補助事業の活用など、独自で整備をされておりますことから、今後とも、そういった国の補助事業の活用等について同様に進めていただけるよう、安養園と協議をしてまいりたいと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
改めてそれを繰り返されると、紋別市は国がやっていればそれでいいのだと、思考停止に入ったなと思うのです。今、老人福祉施設は、物価高の影響も受け、収支も含めて非常に大変だなという状況に陥っていると聞いております。その中で、特に高齢者の暑さ対策は喫緊のことなのかなと思っております。多分、今の段階で担当の課長としてはそれ以上の言葉を発せられないのかもしれません。ただ、紋別市として、お年寄りに対し、安養園だけではなく、ほかの福祉施設も含めて何らかの対応をぜひ考えていただきたいと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 保健福祉部長 仲条憲明
お答えをさせていただきます。安養園のエアコンの関係ですけれども、安養園にお話をお伺いしたところ、昨年度については自園で整備するとのことでした。安養園からは経営の問題があるともお聞きしていますので、安養園に対しましては以前にも協定書に基づいて他の支援もしているところでもあり、経営状況を見ながら協議を続けてまいりたいと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
一つの例として安養園の話をさせていただきましたが、ぜひ、前向きにご検討をいただいて、安養園だけではなく、ほかの老人福祉施設も市民が利用しやすい施設にしていっていただきたい。それが市役所としての一つの役目だと思いますが、予算に限りがありますから、全部が全部ということではもちろんありませんけれども、市民の声を真摯に受け止めてご議論をいただければと思います。よろしくお願いいたします。最後に、ガリヤ地区のにぎわい創出とバス運行についてです。まず、上藻別デマンド線のステア前の停留所を設けている、バスターミナルと空港の間について8月、それから、1月から3月まで運行している、そして、シャトルバスのガリヤ号を走らせていますということですが、これらの便数と利用状況がどのようになっているか、お知らせをいただきたいです。
答弁 観光空港対策課長 新川岳
まず、上藻別デマンド線ですけれども、令和6年度は1日4便の運行で2,773人にご利用をいただいています。過去3か年では平均2,700人程度にご利用をいただいているところです。続きまして、空港無料送迎バスですけれども、令和6年度は378便、9,225人にご利用をいただいてございまして、令和5年度の7,497人に比べ、利用者数は増えている状況となっております。続きまして、冬期のガリヤ号ですけれども、運行日数は全43日間で、乗車人数は3,862人、こちらも昨年度は3,564人にご利用をいただいていましたので、利用者数は増加している状況でございます。
再質問 12番 喜多俊晴
突然そんな数字を聞いて申し訳ないと思っていますけれども、私の質問としては、ガリヤ地区のにぎわい創出というテーマで、バスの利用というのはどうか、ガリヤ地区のにぎわい創出という一つの目的に対し、答弁ではこの3本のバスがありますよという話が出てきたのです。そうしたら、これがガリヤ地区のにぎわい創出に功を奏しているのかどうか、これが機能しているのか、非常に市民に役立っているのか、あまりそうではないのかという検証は一体誰がしているのですか。
答弁 産業部長 髙橋秀明
ガリヤ号も空港バスも私の担当ということで、私から答えさせていただきます。喜多議員のおっしゃるとおり、検証となりますと、ガリヤ号と空港バスについてはなかなか難しいところで、一部やっていないところもあります。ただ、上藻別デマンド線については、市民向けのバスで公共交通の活性化協議会の内側で走らせていただいていますが、過去3年間、評価もよく、国から補助もいただいているような状況です。プラスにはなりませんが、元紋別以降の藻別-上藻別線で空バスを走らせないように、経費削減ということで予約制にして、私が係長くらいのときの平成23年くらいから走らせていただいておりまして、これについては一定程度の評価はできると思います。空港バスについても、ちょうど喜多議員の質問の前の週あたりに、この期間でガリヤ地区に行くのではなく、通年でとは言わないけれども、もう少し長く走らせていただけないでしょうかという、苦情ではないですけれども、市長への手紙みたいな要望の形で出てきているということもございます。空港バスについてはあくまでも観光客がターゲットとなっていますが、今後、市民も含めて、どう利用できるかです。今の時点では無料で走らせているものですから、ほかの路線バスとの競合だったり、いろいろな調整が必要なものですから、今すぐ来週から増便しますよというようなお答えはできないのですが、観光と空港と路線というところでうまい具合に調整したいと思っております。先ほどから別の議論の中で喜多議員から縦割り行政というようなご指摘をいただいているところでありますが、部署が違うものですから、今までなかなか協議できなかったところもございます。しかし、今年度から同じ産業部になっていますので、話して、順次改善する方向にうまく持っていければなと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
今、部長からもありましたけれども、質問いたします。ガリヤ地区のにぎわい創出というテーマがあったとき、この紋別市では、誰が、どこの部署が中心になって、イニシアチブを取ってこの問題を議論するのでしょうか。
答弁 産業部長 髙橋秀明
お答えいたします。お恥ずかしながら、どこがイニシアチブを取るかという議論がされていません。あそこ全体でいえば、敷地的には港湾になりますので、当然、建設部長を含めた港湾課になります。にぎわいの創出というと、一部、駐車場にキャンピングカーがいっぱい停まっていて、あそこで滞在される方を含め、観光ということから考えるのであれば産業部観光空港対策課の観光振興係になります。それから、先ほど言ったとおり、一蓮托生といいますか、空港を利用する人も観光客として対象にし、にぎわいを創出するということであれば空港対策係になります。あるいは、さきの質問のとおり、対市民では、おいしいラーメン屋や喜多議員のところも含めた食堂等がございますので、どこをターゲットとして運営していくのか、市民なのか、観光客なのかなど、いろいろな議論が出てくると思います。その中にはオホーツク・ガリンコタワー株式会社も入ると考えます。その上で、どこがイニシアチブを取ってやるのと言われれば、今のところ、ないというのがお答えになるとは思います。しかし、今後、産業部、建設部を含めて、中に入っているオホーツク・ガリンコタワー株式会社、運行するバス会社など、いろいろな方々と協議できる場が設けられればなと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
もうすぐ12時ですので、やめたいと思いますけれども、今、部長からご答弁をいただきました。それが現実なのです。さきのバスの問題もあります。今やっていることを誰が検証して、もっと効果的なことをやるためにはどうしたらいいのだと議論をする場はどこですかということです。そして、ガリヤ地区に限らず、いろいろなところのにぎわいというとき、市民側としては誰に言ったらいいのとか、どこに頼んだらいいのというものもなかなか見えてこないのです。そして、みんな、そのことは港湾ではないのか、市役所ではないのか、紋別観光振興公社ではないのか、あるいは、オホーツク・ガリンコタワー株式会社ではないのかという流れになります。ただ人が集まれるような仕組みができればいいのになと思っていることをなかなか形にしていけないのです。そこに携わっている人はやっていますと言うので、どんなふうに何をやっているのかと聞いたら、いや、一応、決まったとおりにやっていますとおっしゃっている。では、効果が上がっているのかと聞いたら今の答弁です。何か、調べてみてもよく分からない。そういうことで、この紋別市が本当ににぎわっていけるのかなという危惧を持っていますし、やり方によってはもっとにぎわっていけるまちになる可能性はあると思うのです。例えば、今の話ですと、オホーツク・ガリンコタワー株式会社なんていうと役所とは関係があるようなないような、もうちょっと大きな広がりがありますが、そういう中で、市長が中心となって、紋別市のにぎわい創出について庁内全体として考えられるような取組をぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 山﨑彰則
方向的な話ですので、私からお答えをさせていただきます。ガリヤ地区は市が有しており、一部、指定管理にも出しております。その上で、あそこにどれだけの人に流れていただけるか、そのターゲットは市外の人なのか、市内の人なのか、いろいろな考え方、見方があると思います。まず、あそこは、古い施設であれば、できてからもう30年以上が経過しております。特にカニの爪は、僕が子どもの頃から海に浮かんでいました。また、合った答え方かどうかは分かりませんけれども、ホワイトビーチは今となればあまり白くもありません。そういった中で、あそこを一体と考えて、今後とも人が呼べるような、そして、みんなに喜んで行っていただけるような施設を議論し、それに向かって構築していく必要性があると私は感じております。ですから、私も掲げております総合計画など、いろいろなところで皆さんから広い範囲で意見をお聞きして、あの地区がどうやってにぎわっていくかを―そして、タワーの問題もございます。老朽化しておりますし、いつまで使えるかという問題もございます。さらに、プールも流氷科学センターもありますので、いろいろなものを含めて大きい視野で物事を考えていかなければいけないと思います。今回は、そこに向かうツールの一つとしてバスがございます。では、バスを増便すればいいのかですが、先ほど産業部長からも答弁いたしましたが、多岐にわたる部署にまたがっております。そして、運営する人、携わる人、はたまた、利用者の果てまで、いろいろな人と調整をしながら将来に向けて進めていきたいと考えております。