紋別市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月4日
(1)紋別市内の公共施設の暑さ対策について/(2)紋別高等看護学院の施設建設及び学生募集の進捗状況と今後の取り組みについて/(3)紋別市不正事案等検証委員会について/(4)紋別空港利用促進事業について/(5)紋別市の内部統制制度の構築について
2023年9月4日、紋別市議会の一般質問で、喜多俊晴議員が「紋別市内の公共施設の暑さ対策について」「紋別高等看護学院の施設建設及び学生募集の進捗状況と今後の取り組みについて」「紋別市不正事案等検証委員会について」「紋別空港利用促進事業について」「紋別市の内部統制制度の構築について」について質問し、市長 宮川良一、企画調整課長 大野貴光、教育長 牧野昌教、学務課長 仲条憲明、保健福祉部長 西田尚市、健康推進課長 大平朱美、庶務課長 茂木洋人、総務部長 得永恭志、観光空港対策室参事 川代悦矢、観光空港対策室長 山本隆博が答弁しました。
- 質問者
- 喜多俊晴 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、企画調整課長 大野貴光、教育長 牧野昌教、学務課長 仲条憲明、保健福祉部長 西田尚市、健康推進課長 大平朱美、庶務課長 茂木洋人、総務部長 得永恭志、観光空港対策室参事 川代悦矢、観光空港対策室長 山本隆博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 喜多俊晴
私は、会派・市民の声の一員として、さきに通告いたしました順に質問させていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。地球温暖化が叫ばれるようになって久しいですが、いよいよ身近なものとして我々の生活に大きく影響が及んできているように思われます。世界的にも、熱波、酷暑やそれに伴う干ばつ、集中豪雨、過去に類を見ない森林火災、その火災が人々の生活圏にも及び、1,000人規模の不明者や被災者を出したりと、今、世界では異常気象がまさに常態化しております。日本列島でも至るところでゲリラ豪雨や線状降水帯が発生して大きな被害が出ております。台風も今までの常識とは異なった動きを見せ、各地で大きな被害をもたらしております。それに加え、今年のこの暑さはまさに異常であり、全国の平均気温は7月としてはこの100年余りで最も高いと報道されております。国連の事務総長は、地球沸騰の時代と表現し、温暖化に対する危機感をさらに強く訴えております。本州では、日中の最高気温が35度を超える猛暑日が連日続き、各地で猛暑日の観測日数が過去最多を更新しておりますが、冷涼な夏が売りのこの紋別でも、7月下旬から気温が非常に高い日が続き、8月の後半になっても30度を超える日が連日続いております。夜になっても気温が下がらず、まさに過去に経験をしたことのない暑さとなっております。連日、熱中症警戒アラートが発表され、暑さを警戒し、行事が中止になったり、児童生徒の学校生活にも影響を及ぼしている事態となっていることを聞いております。世界的な地球温暖化による気候変動の状況を見ると、今年のこの夏の暑さは決して今年だけの問題ではないと考えております。今後、紋別市も今年のような暑さに十分に警戒し、その備えを真剣に考えなければならないと思います。そんな中、8月19日付の地元紙に中高生のためのコワーキングスペースの数学カフェにクーラーを設置し、この暑さへの対策がなされたというニュースが出ておりました。ここでお尋ねいたします。紋別市内の公共施設は、これまで、暑さ対策のための設備はあまり整備されてきておりませんが、市民が多く利用する紋別市の施設で冷房施設が設置されているところは主にどんなところがあるか、お尋ねをいたします。多数の乳幼児とその保護者が4か月児相談、7か月児健診、1歳6か月児健診、3歳児健診と利用する保健センターや2階の子育て支援センターのこの夏の暑さの状況は厳しく、利用者からも強くその対応を訴えられていると聞いております。まずは、この施設への冷房施設の完備は急務と思いますが、いかがでしょうか。次に、令和4年第3回定例会での加藤議員からの小・中学校の普通教室への冷房施設の整備に関する質問に対し、答弁の中で、児童生徒が罹患したときに静養する保健室の冷房設備の検討をするとしており、また、普通教室の冷房については、今後、環境の変化を見て検討と答弁がありました。このことについて積極的に検討を進めるべきと考えますが、いかがでしょうか。また、そのほかの、特に図書館の利用者の方や、高齢者の利用が多い施設からも暑さ対策の要望を伺っております。ぜひ、市内公共施設の利用状況を調査され、計画的な整備を検討するべきと思いますが、市の考えをお知らせください。次に、紋別高等看護学院についてお尋ねいたします。このことについては、令和5年第1回定例会でも質問させていただいておりますが、あれから半年がたっていますので、経過状況も含め、お尋ねをいたします。まず、高等看護学院の建物の建設の現在の進捗状況と今後のスケジュールについてお尋ねをいたします。何といいましても、来年春の入学生の確保が一番の課題と思いますが、第1回定例会でご答弁をいただきました学生確保の取組、ホームページ等の広報活動、学校訪問、合同進学説明会、道外からの応募者の掘り起こし等がどのように進んでいるのか、また、今後どのような取組が予定されているのか、お知らせください。今回、広域紋別病院のすぐ近くに看護学院が設置され、近くには潮見小学校、潮見中学校が隣接してあります。子どもたちが将来の進むべき道を決めるに当たり、小・中学校のときの体験が、その後、大きく影響するとも言われております。このエリアを中心として、幼稚園、小学校、中学校、高等看護学院、そして、広域紋別病院がお互いに有機的に連携を行い、福祉、看護を創造するエリアとして発展していけないかと考えます。さらに、市内はもとより、周辺自治体にもその輪を広げ、看護福祉創造都市を目指してはと考えますが、いかがでしょうか。現在、学院生に対して、紋別市や北海道からの様々な助成があることは前回ご答弁をいただきましたが、さらに、夏休みなどの国家試験対策のための模擬試験や講習会への参加経費、札幌で行われている国家試験受験のための経費等に対する助成等、いろいろな角度から紋別高等看護学院の魅力につながる事柄をさらに検討してはいかがでしょうか。次に、避暑地化構想に係る贈収賄事件、また、エージェント対策費等の不透明な支出について設置された紋別市不正事案等検証委員会についてお尋ねをいたします。まず、この委員会について、改めて、メンバーはどのようになっているのか、お尋ねをいたします。調査内容はどの範囲までを考えているのか、お尋ねをいたします。また、現在までの調査状況についてお尋ねをいたします。さらに、この調査報告書は、当初、9月をめどに検証結果を示すと言われていましたが、いつ頃に提出をされるのか、お尋ねをいたします。避暑地化事業に係る入札において逮捕された職員が入札にどのような影響を与えたのか、入札の資格要件がどの時期にどのように変更されたのかについて明確に報告があると思いますが、いかがでしょうか。次に、紋別空港利用促進事業についてお尋ねをいたします。まず、エージェント対策費についてお尋ねをいたします。今回、令和4年度決算主要な施策等の成果報告書によると、エージェント対策費は1億2,226万5,000円となっており、オホーツク紋別空港利用促進協議会が中心となって各種搭乗対策を実施していると記されております。協議会は、それらをさらに紋別観光振興公社、ASIAアクセス、中島コンサルタントへ業務委託して、この事業が展開され、令和2年度から令和4年度まで、毎年、1億2,400万円超が支出されております。そこでお尋ねいたします。なぜ、市からの直接業務委託では駄目だったのか、協議会を通しての委託事業になったのか、お知らせください。3月議会での山﨑議員への答弁で、ASIAアクセスは中島和彦氏が役員だったから、中島コンサルタントは中島氏が新たに会社を設立したからというだけで協議会から業務委託をしているようであります。一般的に、市町村からの発注は全国どこの市町村でも同じでありますが、まず、その市町村の登録事業者であり、かつ、入札に当たっては指名委員会を開催して入札業者を決定するという慎重な手順で行われています。紋別市では、避暑地化事業では大変不名誉で残念な結果になったわけですが、幾らその道の精通者だからといって、会社実績も調査せず、業務委託を進めていたわけでありますが、それでよかったのか、お尋ねをいたします。次に、エージェント対策費は、毎年、紋別観光振興公社などの要請により、時期により1席当たり2,500円から5,000円あるいは1万円と変更されているようでありますが、このことについてお尋ねをいたします。この補助金額の変更に当たっては、単に要請があったからではなく、協議会としてその要請が妥当という判断があったから増額したと思いますが、その増額を妥当とした判断事項・内容についてお知らせください。金額の変更の判断をするため、協議会が開催され、慎重に議論を尽くし、変更されたことと思います。その協議会の開催日時と出席者について、年度ごとにお知らせください。補助金額の変更について、市にはどのような形で報告があったのか、お知らせください。この補助金額の変更がなぜ議会に一度も報告、お知らせがなかったのか、お尋ねをいたします。次に、紋別空港利用促進事業の中に路線維持対策委託費という項目があり、令和4年度は1,246万8,000円、令和3年度は1,870万円と記されております。この事業の目的、具体的事業内容についてお知らせください。第2回定例会において、山﨑議員の質問に対し、エージェント対策費について、市がオホーツク紋別空港利用促進協議会に支出をし、協議会が民間に委託している部分については、販売奨励金価格変更は協議会が総合的に検討し、判断したもの、あるいは、振興公社など、集客する側から状況に鑑みて販売奨励金を値上げする、また、販売促進活動を主体的な判断の下に行っている、また、諸般の事情を総合的に判断して、双方が合意の下で単価を上げる契約をしたと答弁しております。これらの言葉は非常に抽象的で、どのような組立てでこの金額が決められたのか、なかなか理解ができません。市長からもできるだけの検証をするとご答弁をいただいております。このことが具体的に説明されるような調査が行われていると期待しておりますが、いかがでしょうか。次に、紋別市での内部統制制度の導入についてお伺いをいたします。平成31年3月に総務省より地方公共団体における内部統制制度の導入・実施ガイドラインが示されております。現在は、内部統制制度の導入は、都道府県及び指定都市に義務づけされており、指定都市以外の市町村については努力義務とされております。また、地方自治法第150条第2項に基づくものとして、内部統制に関する方針を策定した場合には内部統制評価報告書の作成等が求められることになりますが、内部統制制度の導入初年度においては、特にリスクの高い業務に限って取組を行ったり、評価項目を限定したりすることにより、各団体の状況に応じて発展的に取り組んでいくことも考えられるとあります。紋別市においては、不正事案等検証委員会を設置しなければならない事態となっていることを踏まえたとき、評価項目を限定する方法も検討しながら内部統制制度の設置に取り組むべきではないかと考えますが、市の考えをお尋ねいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保させていただきます。(降壇)
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、喜多議員のご質問にお答えいたします。初めに、紋別市内の公共施設の暑さ対策についてであります。1点目の冷房設備が設置されている紋別市の施設についてでありますが、紋別保育所、みどり保育所、紋別児童センター、西紋こども発達支援センター「すてっぷ」、紋別市休日夜間急病センター、上渚滑診療所、上渚滑歯科診療所、文化会館特別会議室、海洋交流館及びオホーツクタワーとなっております。保健センターにつきましては、市民からもクーラー設置の要望のメールをいただいているところであります。2点目の小・中学校における冷房設備の整備についてでありますが、近年の猛暑に鑑みますと、冷房設備の設置等による適切な教育環境の整備は課題であると認識しております。そのため、熱中症等により静養する保健室や夏休み期間中に小学校低学年が主に利用する留守家庭児童園への冷房設備の設置を優先的に進めてまいりたいと考えております。普通教室への設置につきましては、本年7月と8月の休日及び夏休みを除いた登校日を見ますと、気温が26度を超えた日が10日間で、そのうち、28度を超えた日は7日間と限定的であったことから、設備工事や電圧の切替え工事が不要な移動式の冷風機の設置を行うとともに、本格的な冷房設備に関しては大規模改修時等に合わせて設置してまいります。3点目の市内公共施設の利用状況調査及び冷房設備の計画的な整備についてでありますが、議員のご指摘のとおり、全国的に最高気温が高くなり、また、猛暑が長く続くなど、生命に危険が及ぶ可能性があるのではと、市民の皆様の健康状態を危惧しております。今後もこの状況が続くことが予想されますことから、まずは、保健センターを含め、子どもや高齢者などが利用する施設を優先に設置してまいります。次に、紋別高等看護学院の施設建設及び学生募集の進捗状況と今後の取組についてであります。1点目の建設の進捗と今後のスケジュールについてでございますが、本年3月末の契約後、直ちに準備等に取りかかり、5月から本格工事に着手しております。その間、現場と学院との確認など、詳細な調整等も行い、進めておりますが、校舎棟建設において、鉄筋コンクリート工事に対応する職人不足から若干の遅れはあるものの、令和6年3月の完成に向け、鋭意努力しております。また、学生寮につきましては、各寮室の机、ベッドなどの入札も完了しており、工事もおおむね順調に推移しております。今後のスケジュールにつきましては、本年11月をめどに外部工事を完了し、その後、内部工事を行い、順調に工事が進みますと、令和6年3月上旬に完成し、検査後、3月中旬頃に建物の引渡しを行い、備品等搬入の後、令和6年4月開校の予定であります。なお、駐車場等の外構工事につきましては令和6年5月頃から8月末にかけて行う予定であります。2点目の入学生確保対策の進捗と今後の取組についてでありますが、本年5月に紋別高等看護学院と本市で学生確保対策の打合せを行い、学院の後方支援として募集活動の計画を立て、進めているところであります。進捗状況につきましては、本年5月に名寄市内での合同進学説明会に紋別高等看護学院の教員とともに参加し、学院紹介のほか、新校舎、学生寮の紹介、修学資金制度の説明を行っております。また、道立高等看護学院の募集要項が完成した本年4月から、紋別高等看護学院の教員による高校及び看護予備校の訪問に同伴し、紋別、遠軽、北見、網走、士別、名寄、別海、中標津、大空の高校10校の進路指導の教員、及び、札幌の看護予備校2校の理事長から看護学校進学の実情を聞き、学生確保対策の参考にさせていただきながら、新たに作成した新校舎学生寮のポスターと資料により、PRを進めているところであります。ポスターにつきましては市内の公共施設に掲示するほか、同伴訪問した学校並びにその所在地や近郊の市区町村にポスターを持参し、掲示の依頼を行い、紋別高等看護学院からは、各総合振興局・教育局に依頼し、各高校への配付を行っております。今後の取組についてですが、高校の同伴訪問、及び、予定されている合同進学説明会に参加するほか、現校舎での最後の学院祭と同時実施の初めてのオープンキャンパスに協力し、新校舎等の紹介を行うなど、広く地域に募集活動を行ってまいります。また、道外でのPR活動についてですが、新校舎の動画配信など、SNSを活用し、学院の認知度が上がるよう、効果的な方法について情報収集を行った上で進学説明会に参加し、看護師を志し、北海道に興味のある道外の学生及び社会人経験者に対し、広く周知し、興味を持つ学生等の掘り起こしを行ってまいります。3点目の学校、病院等との有機的な連携についてでありますが、隣接する保育所、児童館、小・中学校、広域紋別病院とともに、看護師等の医療従事者に憧れる子どもたちが増えるよう、幼少時期から看護学生や病院職員との交流が行われるような連携を目指してまいりたいと考えております。4点目の紋別高等看護学院の魅力につながる取組についてでありますが、学生や教員からの意見も把握しながら、将来を見据え、検討してまいります。次に、紋別市不正事案等検証委員会についてであります。1点目の委員会のメンバーについてでありますが、中立的立場の検証が必要不可欠となることから、当該不正事案に関与のない本市の部長職4名を委員とし、透明性を確保するため、市内のひまわり基金法律事務所の弁護士2名にアドバイザーとして参画していただき、委員会を構成しております。2点目の調査内容はどの範囲まで考えているのかについてでありますが、事件の経過だけではなく、事件に至った要因についてしっかりと検証を行い、二度と不祥事が起こらないよう、再発防止策の策定までを行う予定であります。3点目の現在までの進捗状況についてでありますが、複数の検証事項があることから、委員会に契約事務部会及び空港協議会部会の二つの部会を設置し、契約事務部会においては、警察に押収された資料の確認を行うとともに、釧路地方検察庁北見支部に保管されている事件の関係者への聞き取り調書のうち、公判資料として採用された供述調書の閲覧及び転記作業を実施してきたところであり、今後、公募型プロポーザルに関わった者に対し、聞き取り調査を実施する予定であります。空港協議会部会においては、令和元年度から令和4年度までのエージェント対策費の支出状況、支出先等の確認、疑義事項の整理を行い、これまで空港協議会業務に従事した職員に対し、聞き取り調査を行っている状況であり、今後、職員以外の当該業務に関わった者についても聞き取り調査を実施する予定であります。4点目の調査報告書の提出時期についてでありますが、当初、本年9月頃の報告を予定しておりましたが、資料の収集等に時間を要し、作業が遅れており、本年11月頃の報告を目指し、作業を進めているところであります。5点目の逮捕された元職員の関与についてでありますが、元職員が避暑地化事業に係る入札において便宜を図ったことは裁判により明らかにされており、今後の聞き取り等により、入札に与えた影響や入札の参加資格要件の変更時期等についてさらに明らかにしてまいりたいと考えております。次に、紋別空港利用促進事業についてであります。1点目のなぜ市からの直接業務委託では駄目だったのか、協議会を通しての委託事業になったのかについてでありますが、オホーツク紋別空港利用促進協議会は、オホーツク紋別空港の需要拡大及び航空路線の確保を目的に平成13年に設立され、毎年度、利用促進に関する事業を本協議会により実施しております。令和元年度からのエージェント対策事業につきましても、従来どおり、本協議会を通して事業を実施したものであります。2点目の会社実績を調査せず、業務委託を進めたことについてでありますが、当時、事業推進の中心的人物であった中島氏は、旅行業界に深いつながりと多くの人脈を持ち、各方面、多くの方からその手腕を評価されておりましたことから、それを信頼して契約したものであり、その結果、路線の維持存続が図られているものと思っております。3点目のエージェント対策費における1席当たりの補助金額の増額変更を妥当とした判断事項・内容についてでありますが、令和2年度から令和4年度は、コロナ禍により搭乗者が激減し、路線維持が危ぶまれたことから、販売奨励金を2,500円から時期や対象運賃区分により5,000円または1万円に引き上げる内容の変更の覚書を交わしたところであります。4点目の金額の変更の判断をするための協議会の開催日時と出席者についてでありますが、株式会社紋別観光振興公社やコンサルタント会社からの要請に基づき、単価の変更を行うことで搭乗者の確保や路線の維持が図られるものと協議会の会長である私が判断したものであり、会議は開催しておりません。5点目の補助金の変更について、市にはどのような形で報告があったのかについてでありますが、前段申し上げました判断に基づき、協議会の事務局である市が覚書を交わすための書類を作成した時期に承知したものと思っております。6点目の補助金額の変更がなぜ議会に一度も報告されなかったかについてでありますが、単価の変更は協議会の判断としたところであり、コロナ禍の中、やむを得ない対応であったとはいえ、議員の皆様には丁寧な説明をすべき事案であったと思っております。7点目の路線維持・搭乗対策委託費の目的、具体的事業内容についてでありますが、中島氏が役員を務めるコンサルタント会社が持つ旅行業者、旅行業界のネットワークを活用し、紋別-羽田線の路線維持、搭乗対策を実施するため、チャーター便誘致、ツアー商品等、首都圏での搭乗促進活動、全日本空輸株式会社への働きかけなど、路線維持・存続対応、並びに、HACの丘珠-紋別線の誘致活動であります。8点目の今後の調査への期待についてでありますが、鋭意進められている検証委員会において、市民の皆様に対し、疑念が払拭され、理解が得られる結果が示されるものと考えております。次に、紋別市の内部統制制度の構築についてであります。地方公共団体における内部統制とは、組織内において業務を適切に遂行するためのマニュアル等のルールを整備し、職員一人一人がそのルールに従って業務を遂行することで事務の適正な執行を確保することを目的とし、不祥事等の発生防止策としての機能も備わっているものであり、その必要性についても認識しております。しかし、内部統制制度を導入する場合には、内部統制に関する方針の策定だけではなく、全庁的な組織体制の整備、各部署におけるリスクの洗い出し、マニュアル、業務フローの整備など、様々な角度から検討が必要であり、全国的にも制度導入率が低く、実例も少ないことから、時間をかけて調査研究をする必要があると考えております。内部統制自体は、新たな概念や特別なものではなく、一定の範囲で既に通常業務の中に組み込まれており、まずは、職員のスキルアップや各部署におけるチェック体制の強化、事務マニュアルや業務フローの再確認、徹底など、事務の基本に立ち返った地道な取組が先決であると考えております。このたびの不祥事で失われた市民への信頼回復と再発防止に向け、現在の取組やその効果を改めて検証するとともに、内部統制制度についても研究してまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)
再質問 12番 喜多俊晴
それでは、再質問させていただきます。まず、暑さ対策についてです。今かなり具体的なところでの取組が答弁の中でございました。1年間、365日がある中で、寒さというのは何か月も続くものですが、暑さとなりますと、今答弁でもあったとおりで、学校ではというと、9日間や10日間ということであり、限られた期間であります。しかし、このような状況が今後も見込まれるとなったとき、人の生命にも関わる問題でございますので、それぞれ迅速な対応が必要かと思います。我々にも、家にエアコンが欲しいなと思っているうちに寒い時期を迎え、あるいは、今から業者に頼んでも間に合わないかなというようなことで、そうして2年、3年、4年と延び、ずっとエアコンがつかないなんていうことがあります。ただ、今ご答弁があったとおり、早速、来年度予算に、あるいは、補正で予算をつけて来年の夏に備えて、来年の夏の暑いときには、スイッチを入れればエアコンがつく、冷房設備が稼働するというテンポ感で取り組んでいただきたいと思いますが、まず、その点についてご答弁をいただきたいと思います。
答弁 企画調整課長 大野貴光
お答えいたします。議員のご指摘のとおり、本当に今年の夏は大変厳しかったと把握してございますので、必要な場所について、これから来年度予算に向けて3か年ローリングなりで庁内から挙げてもらって、答弁にもありましたが、利用者がお年寄りや子どもなどであるところを優先し、整備してまいりたいと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
学校の関係でご答弁をいただきました。その中で簡易的な設備で教室なんかは対応するよということでした。暑いとき、紋別市内のどこへ行ってもエアコンのある建物にいられるよということを求めようとは全く思っておりません。限られた予算でありますから、頻度に応じてといいますか、利用状況に応じて対策をするということで、保健室はこうする、教室はこうするという対応というように、なるべく効果的な対策をしていただきたいと思います。たしか、先日、劇団四季が来られて、小学生に観劇をしていただいたとき、簡易的なエアコンを利用したのだという話を伺っています。ただ、その音がうるさく、劇団四季の方には評判はあまりよくなかったと聞いていますが、そうした簡易的なものでも冷房効果があるのかどうか、その担当がいればお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 牧野昌教(教育長は2026年3月まで)
今、担当課長が不在ですので、私からお答えをさせていただきます。私も、劇団四季の「こころの劇場」については朝の生徒の受入れのときから現場に行かせていただき、一緒に観劇させていただきましたが、大ホールの空調の設備に不具合があったものですから、簡易クーラーをリース会社から急遽お借りし、使用したという報告を受けてございます。なお、私は最後列の高いところにいたのですけれども、あまり効果はなかったのかな、あの面積に対し、能力的に追いつかないのではないかなというようなことを感じたところでございます。
再質問 12番 喜多俊晴
僕がいろいろな活動をやっていて、大ホールにエアコンをつけてくれと言ったと取られたかもしれませんが、決してそうではありません。あれと同じようなものを教室で使って本当に教室が冷えるのか、その効果を検証したくての質問でございました。それについてお答えをいただければと思います。大ホールでは駄目だったということを教育長からは伺いましたけれども、あのようなものを学校に持っていったとき、教室程度なら十分に冷えるものだったのかどうかという質問でございます。
答弁 学務課長 仲条憲明(学務課長は2025年3月まで)
お答えします。簡易的な移動式のクーラーについてですけれども、物によっては熱い排気が出るものもあります。いろいろなメーカーから出ておりますので、それも検証しながら冷風機の設置を検討してまいりたいと思います。
再質問 12番 喜多俊晴
いずれにいたしましても、市民全員が涼しいところでということにはならないと思うのですけれども、順序立ててやっていただきたいと思います。例えば、図書館にそういう設備があるとなれば、あそこに行って涼みましょう、あそこの施設にはこういう設備がありますので、そこに行ってください、ご利用くださいというようなアナウンスをして、10日なのか2週間なのか、暑い日は市のそういう施設で涼むことができる、あるいは、快適に過ごせるとしていただきたいですし、今度、そこの施設では、ここでこんなふうに時間を過ごせたら、こんな利用の仕方もあるねということで、そうした付加価値も含め、暑さ対策を順序立ててやっていただきたいなと思います。意地悪な市民も僕の周りには何人かいまして、やがて市役所が新しくなったら、市はエアコンが効くのだろう、我々の置かれている環境はこうなのにとやゆする市民も一部いるのです。だからどうのこうのということではございませんが、非常に暑い夏を紋別でも少しでも快適に過ごせるような対策をぜひしていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。次に、高等看護学院の学生募集に移らせていただきます。スケジュールが一定のテンポ感で進んで、予定どおり3月中に引受けとなり、4月の入学に間に合うというご答弁をいただきました。ぜひそうしていただきたいですし、そうなるものだと信じておりますけれども、これは紋別市がつくって道が運営をする建物となります。そして、引っ越しの作業も入ってくるということになったとき、果たして、道とうまく連携を取り、今の建物から新しいところにうまく移転でき、4月早々に入ってくる学生を迎え入れられるのかが何となく心配でして、その点についてご答弁をいただければと思います。
答弁 保健福祉部長 西田尚市(保健福祉部長は2025年3月まで)
引っ越しの関係についてです。北海道の、道庁の看護政策係と学院がそれぞれ所管になりますが、市も建設に関わり、引っ越しも含め、いろいろと協議、相談をしております。北海道は今年度予算で3月の引っ越しを計画していると聞いております。ただ、ちょうど年度替わりであり、令和5年度から6年度へという時期でございまして、そこについては北海道で最終調整を行っていると思います。
再質問 12番 喜多俊晴
今おっしゃられたとおり、職員の異動もここに絡むのですね。そして、建物も引っ越しするということで非常に心配をするところでございますが、滞りなく事をなし、新年度から在校生あるいは新入生が4月から新しい校舎で生活が、勉強が始められる環境づくりをぜひしていただきたいなと思います。次に、生徒募集の関係です。3月に質問をさせていただいた以降、半年間、いろいろな取組をなされたというご答弁をいただきましたが、現実に手応えといいますか、どういう感触で受け止められているのか、お聞かせいただければと思います。
答弁 健康推進課長 大平朱美(健康推進課長は2023年9月まで)
お答えいたします。たくさんの高校を学院の先生と一緒に回ってきたのですけれども、学校によっては、看護師になりたいという生徒は全くいませんと言われた学校があった一方、卒業生がおりまして、その卒業生を通し、進学したいという学生がおりますというような声も聞かれております。9月末までが募集の締切りだったかと思うのですけれども、それまでの間にどのぐらいの方が応募してくるのかの情報は学院にも聞きながら、これからも一緒に募集活動を進めていきたいと思っています。
再質問 12番 喜多俊晴
大いなる手応えがありましたというご答弁はいただけなかったといいますか、現実はかなり厳しいのだと思いますけれども、今後もさらに努力をしていただきたいなと思います。答弁の中で学院祭の話がありました。当初、春にという話を伺っていたかなと思うのですけれども、現実には何月にされるのですか。
答弁 健康推進課長 大平朱美(健康推進課長は2023年9月まで)
9月30日土曜日に行うということで今準備を進めているとお聞きしておりまして、協力したいと思っております。
再質問 12番 喜多俊晴
ということは、今年の応募者、来年春に向けての受験者というよりは、むしろ、それ以降にターゲットが行くのかなと思いますけれども、いろいろな形でPRをしていただいて、関心のある学生の掘り起こしを少しでも行っていただきたいなと思います。学生募集について、学校側とという話が幾度か答弁の中にもありましたけれども、北海道との連携はうまくいっているのでしょうか。基本的に学生募集というのは運営者側の責任であり、本来は北海道がやらなければいけないといいますか、やるもので、それを紋別市としてもサポートするという立ち位置なのかなと思います。北海道では、江差にもあり、旭川にもありという中で、看護を目指す子どもたちの募集に対する思い入れや意欲はどういうふうに見られていますでしょうか。
答弁 保健福祉部長 西田尚市(保健福祉部長は2025年3月まで)
私どもも北海道庁の担当部局に行ってお話をしていますし、担当局長ともお話をさせていただいておりますけれども、江差も含め、紋別高等看護学院ではなく、北海道ということなので、全道域の高等看護学院の学生募集ということで鋭意努力といいますか、それなりの覚悟を持ってやっていただいていると思っております。ただ、現実的には大変厳しい状況ということです。先ほどもお話がありましたけれども、少子化で生徒が少ないということのほか、コロナ禍で看護師を目指す、希望する学生が少なくなったということで、負の連鎖といいますか、そういう部分ばかりが見えてきております。ただ、何とかそれを打開しようと北海道もやっていますし、高等看護学院の先生方も非常に一生懸命やっているということですので、そこに市も協力、同調させていただき、一人でも多く学生を確保できるよう、北海道、学院と連携を図って学生確保に努めたいと思っております。
再質問 12番 喜多俊晴
少子化のほか、4大志向が強くなっているよというようなご答弁も幾度かいただいております。でも、例えば、小学生やそのお母さんと話をしたとき、こういう仕事があるよ、あるいは、経済的なことも含め、こういう援助があるよ、こんな資格が取れるのだよ、そして、看護師になれるのだよという話をすると、いいね、何々ちゃん、やってごらんとお母さんが言い、やってみようかなというような話は意外とあるのです。子どもとしても、看護というのは、白衣を着て、病院の中で働いているところを目に見えた形で想像できますよね。決して魅力のない職業では全くないと思いますし、想像もしやすい職業だと僕は思うのですね。そして、経済的な支援もあるわけで、そこを広く、それから、いろいろな方にアピールをしていただきたいと思います。来年春の入学生がターゲットではなく、僕もお話ししましたが、エリアを有効に使って、それから、保育所から小学校、中学校ということで、それには賛同のご答弁をいただきました。ただ、誰がどうやって旗を振っていくのかが実はすごく難しいのだと思います。そのとき、どういう戦略を立て、どう戦術として具体的に起こしていくのか、どういうスケジュール感で、どこを巻き込んで、誰が中心になって動かしていくのかを明確にしないと、旗だけを掲げても、誰かがやってくれる、役所がやってくれるのではないか、広域病院がやってくれるのではないか、あるいは、それは学校がやるべきなのではないかということに陥るのです。でも、掘り起こしはしなければいけないですし、この地域で学院を利用していただきたいわけです。このとき、具体的な戦略を練って、誰が中心になって、どういうスケジュール感で、どう浸透させ、例えば、それを3年、5年、10年やり、こんな効果が出てきたというところまで掘り下げ、腹をくくってどこかがやらないとできないと思うのです。そのことに対するご答弁はいただきましたが、それに対する市としてのやる気を聞かせていただければと思います。いかがですか。
答弁 保健福祉部長 西田尚市(保健福祉部長は2025年3月まで)
お答えいたします。幼少期といいますか、若い世代の方に看護師の魅力をPRし、一人でも多く看護師になっていただく人を育てるということについてです。北海道も昨年から人材の育成については市と学院、広域病院も含めて連携しながらやっております。また、コロナ禍以前には、広域紋別病院でも、看護師を養成するということで、中学生や高校生を学校に呼んだり、看護師が出向いてPRしたりというような活動をしておりました。しかし、コロナ禍になって、そういうことが病院でなかなかできなくなったということですが、5類に移行しましたので、積極的に再開したいというお話を病院側からも聞いております。そこで、市が働きかけをしまして、病院と高等看護学院も交ぜて、看護師だけではなく、ほかの医療従事者も全て不足している状況でございますので、医療従事者全体で魅力あるものとして生徒が一人でも志すような取組をしてまいりたいと思っております。
再質問 12番 喜多俊晴
要は、将来的に看護の道を目指してもらって、高等看護学院を受験してもらう生徒を集めるのだということが底のほうに眠っているのですよね。それももちろん重要ですよ。でも、このエリア、この地域、紋別市が看護と福祉に対する関心のすごいあるまちなのだ、そういう地域づくり、まちづくりをしていくのだ、その中でこういう学校もありますよ、そして、この地域からこんな人材がやがて育っていきますよという教育の中にそういうものを組み込み、一つ一つ進めていっていただきたいということですので、よろしくお願いいたします。次に、紋別市不正事案等検証委員会についてお伺いをいたします。4名の部長職と2名の弁護士がメンバーとなって、幾度か開催をされているというふうにお聞きしました。私は、このメンバーが決まったときから、もちろん、どんな事案が起きたのか、事実関係はどうであったのかというものは、当然、この中で調査され、検証されていくのだと思っています。また、起こった事案が法を犯していれば贈賄事件ということで逮捕者が出るという結果になると思うのですね。法には触れていないけれども、この事案が果たしてどうだったのかといいますか、その事案をどう冷静な目で評価をするかということがすごく難しいのではないかなと当初からずっと思っておりました。ですから、やはり、外部の人間が必要だということで、役所の内部の人間がこれが悪かったのだ、あれが悪かったのだということを果たして本当に指摘ができるのかなと思っておりました。今、事実関係を調べていらっしゃるとのご答弁をいただきましたけれども、今からでもいいですから、その事実関係をどう評価するのか、そのことによって再発防止策が生まれてくるわけで、ちょっとメンバーが足りないのではないかなと思っておりますが、この件についていかがでしょうか。
答弁 庶務課長 茂木洋人
お答えいたします。以前から、外部委員は入れたほうがいいというようなお話を伺っていましたが、市といたしましては、法的見解ということで弁護士にお願いしておりまして、その中で評価についてもしていただけるのではないかと考えておりますので、今のところ、外部委員を増やす考えはございません。(発言する者あり)
再質問 12番 喜多俊晴
傍聴席からもいろいろな声が届いておりますけれども、このメンバーでやりますということでした。これで評価がされればいいのだと思うのですね。ただ、内部の人間だけで本当に評価できるかということです。一般論として、そうではないとすれば、百条委員会なり何なりというような手法もあるのだろうなと思います。今回の案件に関し、今、市は検証委員会をやっている最中で、その報告もまだなされていない中で我々がああだこうだと言うのは時期尚早かもしれません。ただ、時間が相当かかっていまして、事件そのものがかなり風化してきているとおっしゃる市民もいらっしゃいますし、今頃何を言っているのだとおっしゃる市民もいらっしゃいますが、やはり、この問題についてはきちんと整理をした方向性を出していかなければいけないと私は思っております。ですから、検証委員会の中で評価をしていただきたいと思います。この後、事実関係が出たとします。そして、その事実関係から、役所としてはどうだったのか、そして、それを基にした再発防止がこうだと。今日の答弁の中にもありましたが、それを市民に理解していただく、そして、紋別市として前に進んでいくのだというような方向にぜひなるようなご答弁をいただきたいなと思います。その時期が11月ということですから、恐らく12月の議会ではそれを見て、一般質問なり何なりで議論できるのかなと思いますが、そういう解釈でよろしいでしょうか。
答弁 庶務課長 茂木洋人
答弁にもありましたとおり、供述調書の転記作業などで遅くなっていることは大変申し訳なく思っておりますが、11月に向けて今検証している内容をしっかりと整理し、何が原因だったのかもお示しできるように進めてまいりたいと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
ご答弁の中で空港対策の部会の中で支払先がどうとか何とかという話があり、疑義内容についても調査をしているのだということがありました。現段階ではエージェント対策費が主なのだろうなと思いますけれども、市としてここにはちょっと疑義があるぞというようなことがあったからご答弁の中でそういう日本語が出てきたのかなと思います。具体的にこういうことを今調査中なのだということがおっしゃれれば、お願いいたしたいと思います。
答弁 総務部長 得永恭志(総務部長は2025年3月まで)
お答えいたします。現在、検証委員会で行っている検証事案の内容についてですが、先ほども答弁しましたとおり、検討内容の検証結果と防止対策について、現在、委員とアドバイザーの皆様と一緒にやらせていただいている最中であり、今後の進行に影響を与えかねませんので、この場でのご答弁は控えさせていただきたいと思います。
再質問 12番 喜多俊晴
紋別空港利用促進事業の中でのエージェント対策費についてです。2,500円が5,000円なり1万円になったということの説明で、これが始まったことについては、中島氏が絶大な信頼を持っていて、彼に対し、当初、7万数千人か、6万8,000人という目標をANAから掲げられ、これに行かないと全国一低い搭乗率の紋別空港はというような見方をされている中で、市長も本当に奔走されたと思います。それで、目標を超えて何とかというところでコロナ禍になってしまい、翌年には2万人台に落ちてしまったということです。その中で、各空港で便数が減らされ、雲行きが非常に怪しいというか、本当に大変な状況の中でいろいろな対策をという中で出てきたことだとは思います。その流れの中で搭乗率を改善するための対策を協議会でやっており、そこにお金を落とし込んで、その頭は市長がやっていらっしゃるわけですが、その中でいろいろな対策がなされ、それが2,500円、5,000円、1万円ということだと思います。そして、路線維持については、かなり具体的にといいますか、あんなこと、こんなことをするのに一千何がしのお金を使っていますというご答弁をいただきました。ただ、その3年か4年の間で1億二千数百万円のお金が流れていったエージェント対策費です。もともとは5万数千人掛ける2,500円で、そのうちの1,500円はANA FESTA券に流れ、残り1,000円はANAの搭乗者対策に行くのだよという説明で我々は議会で承認をしたのです。しかし、今日のご答弁ではいろいろな検討の結果ということでした。では、2,500円が5,000円、1万円になって、どんな事業が起きて、それによってどんな結果が得られたのか、中島さんという非常に優れた方がいらっしゃって、その方にいろいろな手を尽くしていただいたのだと思いますが、例えば、何とかサイネージにこんな広告を打ったのだ、何とかという雑誌にこんなことを出したのだなど、今までとは全く違い、こんなことをしたのだというものがあればお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
お答えいたします。7点目のところで市長の答弁にもございましたとおり、路線維持対策の業務委託の目的で、中島氏が旅行業界のネットワークを活用し、チャーター便の誘致やツアー造成などの搭乗促進対策、また、全日空への働きかけなど、地道に活動され、路線の維持、存続がなされたと考えてございます。
再質問 12番 喜多俊晴
それは市長が先ほど述べられたのですよ。エージェント対策費で2,500円が5,000円、1万円になったとき、どのような具体的なことをされたのか、今おっしゃったような1,700万円か1,800万円のお金でもいろいろなメニューを我々に提供していただけるのですよ。エージェント対策費は、1億2,500万円掛ける3年、4年の金額ですよね。今年はいろいろな、申し訳ありませんが、今までから手のひらを返したような説明で、こんなことに使っていますとおっしゃっています。前回聞いたときには民間がやっているので、分かりませんという答弁でしたけれども、昨年、一昨年、その前は具体的にどのようなことをされたのか、もし発言できるものがあればお願いいたします。
答弁 観光空港対策室長 山本隆博
お答えいたします。私は4月から担当になりまして、当時の契約内容をいろいろと調べておりますけれども、具体的にどのようなことをしてというような契約内容にはなってございません。また、当時、どのような具体的な事業を行ったかについても書類として残ってございませんので、承知しかねますけれども、結果として、コロナ禍の中で、羽田を結ぶ地方路線が軒並み運休し、7割近い運休率だったのですけれども、紋別線については2割程度の運休で収まったということがあります。ですから、どういうことをやったかというより、契約として求めている成果は認められるのではないのかなと思ってございます。
再質問 12番 喜多俊晴
成果については私も承知をしております。今も紋別便がきちんと飛んでいるということが成果でしょうし、そのことによって市民にも大きな大きな恩恵があるということも承知しております。山本室長は今の立場になったのは4月からなのですね。その前のことについては検証委員会の中で調べていただけると思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。ただ、市民の税金ということを考えたとき、協議会があって、協議会から振興公社なりに委託をしたということがあるわけです。先ほど市長の答弁では私が判断をしたということがございました。最終的に私が判断したということなのかどうかは分かりませんけれども、市の報告についても、その契約書をもってしたというような意味合いだったのかなと受け止めております。でも、本来、会議体があって、その中で合意がなされ、それが報告をなされ、議会にも報告をなされということだと思うのです。今回、そこが不明瞭なといいますか、疑うということではなく、所定の手続を踏まれていなかったといいますか、飛ばされてしまったということでこういう大きな問題になってきてしまったのかなということで、非常に残念でなりません。もう少し細やかな対応が、例えば、協議会で、あるいは、市に対しても、議会に対してもというところが―今の段階で思うことですが、それで検証委員会までつくらなければならない状況になったのかなと理解をしております。1点お聞きしたいのですけれども、路線維持・搭乗対策委託費が令和3年か4年からつくられております。先ほどいろいろとおっしゃっていただいたHACの誘致というのも含めてなのですよね。全体のエージェント対策費と何が違い、どうして1億2,000万円の予算がついているのか、改めて路線維持・搭乗対策委託費が設けられた理由をお知らせください。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
お答えいたします。エージェント対策費につきましては、搭乗したものに対して、2,500円から5,000円ないし1万円という1席当たりの販売奨励金というものでございます。搭乗対策委託費につきましては、ツアー商品のPRや、エージェント、旅行会社へのPR、あるいは、チャーター便の受入れを令和3年度は3回ほどやってございまして、誘客や広報、宣伝がなされた、また、流氷期のモニターツアーなどを実施してございまして、搭乗対策の確保、路線維持を行ったというものでございます。
再質問 12番 喜多俊晴
エージェント対策費については支払基準がそうなっていただけで、1席当たり幾ら幾らで、座った人に対して1万円をあげる、5,000円をあげるというような対応であれば今の答弁でよろしいかと思うのですけれども、その計算式で出された金額でそちら側にお金がエージェント対策費として渡ったということで、では、何をされたかという部分については、路線維持対策委託費と中身についてはあまり変わらないのかなと思っております。そこで、1点お伺いたします。路線維持対策委託費はどこに委託をされているのか、先ほどの答弁にもあったかなと思うのですけれども、改めてお伺いをいたします。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
市長答弁にもございましたが、中島氏が役員を務めるコンサルタント会社に委託をしてございます。
再質問 12番 喜多俊晴
それは、エージェント対策費でも契約を結んでいた中島コンサルタントでよろしいでしょうか。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
令和3年はASIAアクセス、令和4年は中島コンサルタントでございます。
再質問 12番 喜多俊晴
中島コンサルタントという会社はいつできたのでしょうか。コンサルタントですから全国に向けていろいろな事業をされていると思うのですけれども、どの程度の事業をやっているのでしょうか。当然、調査をされていると思いますので、お知らせください。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
申し訳ございません。中島コンサルタントの会社内容でございますけれども、設立月日は令和4年2月17日でございます。資本金は50万円で、目的といいますか、事業内容は、旅行業法に基づく旅行業としまして、情報提供サービスや広告宣伝に関する業務、また、空港に関する販売事業や代理店業務、船舶関係の業務となってございます。
再質問 12番 喜多俊晴
役員構成はどうなっていますか。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
役員に関する事項についてですが、取締役が中島氏、もう一人の取締役が櫻井氏となってございます。
再質問 12番 喜多俊晴
差し支えなければ、その櫻井さんというのはどういう方でいらっしゃいますか。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
櫻井氏という方については詳しく承知してございません。
再質問 12番 喜多俊晴
すみません。変なことを聞きました。令和4年にできた会社にいきなり千数百万円の委託をしたわけです。これは市が直接契約をしたということでよろしいのですか。それとも、これも協議会が絡んでいるのですか。
答弁 観光空港対策室参事 川代悦矢
お答えいたします。この委託につきましてもオホーツク紋別空港利用促進協議会で契約してございます。
再質問 12番 喜多俊晴
いずれにいたしましても、エージェント対策費、あるいは、今の路線維持のものも含め、協議会からお金が流れているということです。恐らく、市長が就任されてから、空港をいかに残すか、これを守るということがずっと至上命題だったのかなと拝察をいたします。その中で非常なご苦労をされ、今日に至っているのかなと思いますし、そこは非常に高く評価をしたいなと思っております。そういう中で中島さんという方と巡り会って、非常にうまくいった時期があったということです。最後は新聞沙汰になってしまいましたので、彼の評価は、ある意味、地に落ちてしまったわけです。彼の手腕によって航空路線が維持をされたという評価が答弁にあったかなと思いますけれども、手法なり進め方なりに疑義を持たれてしまったということで、検証委員会の中でそこはきちんと明らかにされなければならない問題なのかなと思います。そこをきちんと説明していただいて、市民が理解し、また一歩前に進んでいくのかなと思いますので、検証委員会が11月に出される方向性、事実の内容、評価、そして、再発防止策の整理を行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 庶務課長 茂木洋人
お答えいたします。今、喜多議員からもご指摘がございましたとおり、事実の内容等、また、評価につきましてもしっかりと検証委員会でやってまいりたいと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
そこで、僕からは内部統制制度を当市でも導入してはいかがかというご提案をいたしました。これがどのぐらい面倒くさいのか、僕にはよく分かりません。全国の市町村でまだ二つぐらいしか実際には取り組んでいないといいますか、正式な形ではやっていないということもあります。もちろん、政令指定都市や都道府県では行われていますがということですけれども、やっぱり、内部の問題というのが今回の一連の流れの中で大きいのかなと僕は思ってございます。風通しのいいという言い方をよくしますけれども、風通しがいいというのはどういうことかというと、どこの部屋へ行っても同じ風が流れているということなのですよね。この部屋だけ何か風の流れが違うなというのはやっぱりまずいのかなと思うのですが、そういうようなことがもしかして内部にもあって、それによってうまくいかなかったのではないかと思うのです。一般論としては、どこの部屋に行っても同じ風が吹く、どこの部屋に行っても同じ制度の中で仕事をされ、同じ検証作業がされていて、牽制がされていて、過ちが起きないようにする。今回は贈賄事件については明らかに過ちですけれども、そういうことが起きないようにするというのが組織としての務めだと思います。また、この内部統制制度というのは民間でやられていたものを行政が取り入れたというものでございますので、こういう時期だからこそ、紋別市として、かなりハードルは高いけれども、そこに一歩踏み込んで、そして、公明正大なといいますか、クリアな状態な市政で市民に対してサービスを届けていくのだ、そういう組織になるのだというような意気込みがあってしかりかなと思います。検討しますというご答弁はいただきましたけれども、もう一歩踏み込んでいただきたいのです。もちろん、当たり前にいろいろなことをやらなければいけないのですよ。でも、それをもう一回見直し、ちゃんとやりましょうねと言ってもなかなか変わっていけないのではないかなと思います。今回、こういう事態になって、疑義を持たれるようなことが起きたわけですから、市として変わるのだというものを市民に対して示すべきではないかな、その一つのツールとしてこれがいいのではないかと思うのです。もっと違うツールがあるかもしれませんが、内部検証制度みたいなものを取り入れ、変えていただきたいのです。しかし、うがった見方をすると、いやいや、今の役所の中でもいっぱい取決めがあって、それをちゃんとやればそれでいいのですというご答弁だったのですよ。そうではなく、もう一歩踏み込んだといいますか、紋別市が変わっていく、明らかに、あっ、変わったのだなと示せるような取組が必要ではなかろうかなと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 庶務課長 茂木洋人
お答えいたします。市長答弁にもございましたとおり、現状の事務のマニュアルや業務フローについても内部統制の一つのものであるという認識でございます。喜多議員のご指摘のとおり、これをいい機会に、また、検証委員会の結果も出てくると思いますので、そういった一歩進んだ取組も含め、さらにこういった取組が必要だというものがあればどんどん取り入れて、もっと透明性のある風通しのよい職場づくりができるように取組を進めてまいりたいと考えております。
再質問 12番 喜多俊晴
いずれにいたしましても、検証委員会が11月までに、12月の議会に間に合うように報告がされるということでございますので、現段階ではこれ以上ここで掘り下げることなく、検証委員会に委ねて、その中で、それを見て、この紋別市がまたクリアな状態で一歩前に進んでいけるように、我々も議員の一人としてご議論させていただければと思います。以上で終わります。