みんなの議会

紋別市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月6日

(1)北海道立紋別高等看護学院について/(2)オホーツク紋別空港施設整備について/(3)本年の干ばつによる農業被害について/(4)コロナワクチンの接種状況と感染対策について

2021年9月6日、紋別市議会の一般質問で、喜多俊晴議員が「北海道立紋別高等看護学院について」「オホーツク紋別空港施設整備について」「本年の干ばつによる農業被害について」「コロナワクチンの接種状況と感染対策について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、観光連携室長 岩井智広、新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝、学務課長 仲条憲明が答弁しました。

質問者
喜多俊晴 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、観光連携室長 岩井智広、新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝、学務課長 仲条憲明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 喜多俊晴

私は、市民の声の一員として、さきの通告の順に質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。最初に、北海道立紋別高等看護学院についてであります。本学院の著しい老朽化に伴う対応につきましては、これまでも議会でも度々取り上げられております。さきの第2回定例会において、石田議員の一般質問に対し、市長は、北海道は、施設の老朽化に対して、あり方検討会議の議論を経て、令和3年度末の長寿命化改修工事の着工を決め、学習・生活環境改善に向けて方向性を示しており、また、改修スケジュールについては、本年度中に実施設計を行い、本年度末頃から来年度にかけて内部改修工事、令和5年度には外部改修工事を行う予定であると伺っていると答えられております。また、主な工事内容についても、施設の長寿命化を図るための電気・暖房・給排水設備の改修、床、窓の改修、アスベスト除去工事及び外壁工事であるとの説明をいたしております。北海道立紋別高等看護学院は、大学では4年のところを3年で履修が終わり、国家試験を受験可能、合格率も非常に高く、授業料も、私立大学はもとより、国公立大学よりもはるかに安い年間22万円ほどであるなど、学生にとって大きなメリットがある学びやです。しかも、地元への就職率が大変高く、広域紋別病院をはじめ、市内、管内の病院の看護師確保に大きく寄与しております。これからの学生に選ばれるよりよい学習環境が整えば、この地域だけではなく、全道、全国から学生を集めることが可能だと私は考えます。長きにわたり大規模改修が行われてこなかった中、このたびの長寿命化改修の動きには大きな期待を抱いたところでありました。そこで、私ども議員も、実際に学院に足を運び、現地を視察させていただきました。しかし、築47年を迎える建物は想像以上に老朽化が進み、さきに視察された市政会の記事が地元紙に取り上げられていましたが、1面トップの大見出しで、「施設老朽化予想以上」と、改修工事での対応に疑問の声が書かれておりました。私どもが施設を見た感想もやはり全く同じでありました。学生が生活をする学生寮はもとより、教室、実習室、図書室、講堂、どこも非常に手狭で、各所に雨漏りが見られ、夏は暑く、冬は寒いことが容易に想像ができ、軀体の損傷も激しく、たとえ改修されたとしても、これから令和の時代に、若い学生が意欲を持って看護の道を志し、学ぶ場としては大変厳しい環境に感じました。また、8月27日には、私の所属する会派5名で来年閉校が決まっている道立網走高等看護学院を訪問させていただきました。平成12年に新築された建物は築20年がたっていますが、建物の外観や周辺の整備、教室や実習室、講堂など、どこも清潔で広々としており、紋別高等看護学院を見た後でしたので、そのあまりの違いに驚かされました。と同時に、今回の北海道が示す改修、修繕では、これからの学生のニーズには応えられないのではないかと改めて率直に感じたところであります。私は、北海道の今後の看護職員の不足を示す看護職員需給推計の状況を踏まえ、また、この地域の現在既に直面している看護職員の深刻な不足を考えたとき、北海道は看護職員の育成に今まで以上に取り組まなければならない状況であると考えます。しかし、今回の長寿命化改修は、これから看護の道を志す学生への十分な学びの場の提供にはふさわしいとは思えません。このたびの長寿命化改修は、紋別高等看護学院の生徒の確保、そして、存続に大きく影響すると考えます。北海道立紋別高等看護学院の存続が地域医療を守る生命線であると考える一人として、まさに地方切捨てにもつながりかねないと強く危惧をいたします。このたびの長寿命化改修工事は議会内部でも大変関心が高く、代表者会議も、回を重ね、開かれております。その会議の中でも、やはり、学生の教育環境、生活環境の改善を図るためには、長寿命化改修工事による修繕では難しく、紋別市による建て替えを含め、改めて検討をいただくことが必要との意見が3会派でまとまり、さらには、議員全体の声、議会の総意として、8月30日に正・副議長から市長に申入れがされました。これまで、紋別高等看護学院の施設整備について、北海道保健福祉部はもとより、地元選出の道議会議員、そして、紋別市長を先頭に、紋別市が真剣に取り組んでこられたことに敬意を表するものであります。そして、今回の申入れは、今まで北海道と交渉を進められてきた市長といたしましては大変苦しいお立場になるとも察するところではあります。北海道は、令和2年3月に、既存の課程での養成の存続、つまりは、旭川、江差、そして、紋別の3校の存続を決めていただきましたが、やはり、入学者が大きく減少してしまえば存続は厳しいのではないかと私は考えます。紋別市は平成24年から学院の移転新築を訴えてきましたけれども、北海道は、新築は行わず、長寿命化改修工事による対応を決め、令和3年度末の着工に向けて、現在、本庁の建設部、保健福祉部、設計業者と調整に入っています。長寿命化改修が動き始めている状況を考えると、今はまさに待ったなしの状態であります。また、これまでの交渉の中で、紋別市が学生寮の建設を行うとの提案を表明したものの、北海道が紋別市に学生寮の新築を要望することは困難との回答があったともお聞きしております。そこで、私は、今このときに、全国の皆さんからのふるさと納税の寄附金も使わせていただき、紋別市が学院校舎、体育館、寮などの施設建設を行う提案を北海道にする、そして、北海道には、今までどおり学院を継続運営していただき、看護職員を養成していただく、このような大胆な提案も必要ではないかと考えます。これまで、市長は、私に課せられた最大の使命は、地域医療の確保充実であり、最優先に取り組むべき課題であるとして全力で取り組まれてまいりました。紋別市民の医療を守るため、この西紋地域の地域医療のため、網走高等看護学院も来年春には閉校が決まっていることを踏まえ、オホーツク管内の看護を志す学生のためにも、そして、この紋別高等看護学院を将来にわたって閉校させないためにも大きな大きな決断をお願いするところであります。市議会の総意としての正・副議長からの申入れを重く受け止めていただき、北海道が計画する長寿命化改修工事については一旦中断していただいた上で紋別市による建て替えを含めた北海道との再協議をお願いいたしたく提案するものであります。市長としてのお考えをお尋ね申し上げます。次に、オホーツク紋別空港施設整備についてであります。オホーツク紋別空港は、さきの市長所信表明にもありましたとおり、地域医療の確保、地域経済の活性化において重要な交通インフラであると同時に、本市の交流人口のさらなる拡大、また、紋別市が進めている避暑地化構想においても欠かすことのできない施設であります。さきの第2回定例会にて、紋別空港ビルに対する質問に、本市のあらゆる地域活動の戦略的拠点である本空港の重要性に鑑み、さらにはアフターコロナを見据えた本市の戦略を遅れることなく速やかに展開すべく、令和4年度中に全ての工事完了を目指し、スピード感を持って進めてまいるとの市長答弁がありました。今後のさらなる航空路線活性化、その先の交流人口の拡大という観点において、私も市長のお考えに賛同いたします。ここで何点か質問させていただきます。1点目に、さきの第2回定例会の中で、現空港ビルの改装に関し、既存ターミナルについてはおおよそ1億円の予算を示しておりましたが、新築ターミナルビルの建設予算についてはどのくらいの予算を想定しているのか、お尋ねいたします。また、建設後の運用についてもお示しください。2点目に、現在、羽田-紋別便の運航に合わせ、毎日、燃料を積んだローリーが女満別から来ている状況、今後の札幌-丘珠便の就航再開、さらには、チャーター便の誘致等の展開に燃料タンクの設備の必要性は理解いたしますが、そもそも、本来、全国を見回しても、それぞれ当たり前に備えられている燃料タンクをなぜ紋別市が建設しなければならないのか、改めてお聞かせください。3点目に、今議会には燃料タンクの設計業務委託料として3,000万円が補正予算として計上されておりますが、ガソリンや軽油、または、灯油といったふだんからなじみのあるものとは全く違う航空燃料という特殊性ゆえ、市民には分かりづらい点があることも事実であります。現時点での燃料タンクに関する全体事業費、事業内容及び財源についてお示しください。4点目に、燃料タンクの運営に関しましては、どのような運営方法を考えておられるのか、お聞かせください。5点目に、航空路線の活性化のための再開を目指す紋別-札幌便や誘致を進めているチャーター便について、就航時期はいつ頃を目指しているのか、また、このことと空港ターミナルビル拡張工事や燃料タンク設置工事と就航のタイミングはリンクしているのか、現段階での市長の考えをお聞かせください。次に、本年の7月、8月の高温と干ばつによる農業被害についてお尋ねいたします。北海道は、本年7月から8月上旬にかけて、高温が続き、また、雨の量が極端に少なく、この紋別においても農作物にかつて経験したことのないほどの被害が出ております。気象庁発表によりますと、7月の北海道内の平均気温は、1946年の統計開始以来、最も高く、降水量は平年比23%と最も少なかったとのことであります。紋別においても7月の中旬と下旬の気温は平年を5度以上上回り、降水量は8月10日の台風9号から変わった低気圧により雨が降った以外はほとんどなく、7月は平年の5%程度の雨量であり、反して日照時間は平年の166%増となっております。この異常気象により農作物にも大きな被害が出ております。紋別地区農業改良普及センターからのデータですが、紋別地区の作況状況は、2番牧草では平年の半分を下回る40%程度、デントコーンでは55%の生育と、過去に類を見ない被害状況であります。このままの状態が続きますと、牧草とデントコーンを合わせて損害額は4億円を超える見込みと試算されております。オホーツクはまなす農協では、滝上・西興部地区を合わせた農協全体の被害額を6億8,000万円と予想し、1億2,000万円の緊急対策を既に決めております。紋別市に対しましては、基幹産業を守る観点からも、農業協同組合や普及所などとの連携を密にし、積極的な支援対策を強く望みます。今回の大干ばつに対して市としてどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。あわせて、緊急支援についての考え方についてもお尋ね申し上げます。次に、コロナワクチンの接種とコロナ感染対策についてお尋ねいたします。7月、8月、そして、9月に入っても新型コロナの感染はとどまるところを知らず、現在、北海道を含む21都道府県に緊急事態宣言が、また、12の県にまん延防止等重点措置が出されております。とりわけ、感染力の強いデルタ株により10代にも感染者が見られ、特に、小学校、中学校、高校でのクラスターが心配されるところです。コロナ感染対策の要と言われているワクチン接種ですが、紋別市では、既にワクチン接種対象者全員に接種券が郵送され、まさに本日からは54歳以下の全ての対象者に接種が始まり、順調に進んでいると伺っております。まずは、接種に携わった医療関係者、市職員の方々に敬意を表したいと思います。ここでお尋ねいたします。1点目ですが、いよいよ54歳以下の接種が始まりました。まずは、55歳以上の方々の今までの接種状況と54歳以下の予約状況について、特に議会からもお願いをいたしました平日以外の接種日の状況も含め、お知らせください。2点目に、小学校、中学校、高校の児童生徒の接種について、予約の状況を含め、お尋ねいたします。また、現時点で12歳の誕生日を迎えていない接種希望の児童の今後の接種についてもお尋ねいたします。3点目に、集団接種会場での接種が終了した後の接種希望者の対応についてお知らせください。4点目ですが、デルタ株の猛威により、学校内での感染拡大が心配されております。緊急事態宣言下、夏の長期休暇が終わり、授業が再開されておりますが、学校での児童生徒の感染防止対策についてお尋ねをいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保させていただきます。(降壇)

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、喜多議員のご質問にお答えいたします。初めに、北海道立紋別高等看護学院についてであります。令和2年第1回定例会で阿部議員のご質問にお答えしたとおり、昨年1月、北海道から保健福祉部次長など、担当者4名が来庁され、遠紋圏域唯一の看護師養成施設である紋別高等看護学院は、引き続き看護師養成を継続するものの、移転、建て替えは行わず、長寿命化改修で必要な教育環境の整備に努めるとの説明を受けたところであります。その説明に対し、私としては、今の老朽化した学院施設では、長寿命化改修工事を実施したとしても、学生の確保がますます難しくなり、看護師不足による地域医療の崩壊につながるのではないかと懸念いたしましたが、北海道がその方針を決定した以上、入学生を確実に確保していただくことを条件に北海道の意向を尊重し、その方針を受け入れたところであります。しかしながら、最近の入学者数の推移を見ると、定員30名に対し、令和2年度は22名、本年度は14名と、入学者は減少しております。このような状況において、お聞きしている長寿命化改修工事の内容で、果たして学生のニーズに応えられる学習環境や生活環境を整えられるのか、時代に合った魅力ある学院として安定的に学生を確保していけるのか、私としても依然として確証が持てずにいることも事実であります。このたびの学院施設の建て替えを含めた北海道との再協議のご提案につきましては、その背景や理由など、十分に理解できるものであり、市民の代表である市議会議員の皆様の総意として真摯に受け止めさせていただき、速やかに内部検討を行い、いま一度、北海道に対して協議を申し出るなど、早急に対応してまいります。次に、オホーツク紋別空港施設整備についてであります。1点目の新築ターミナルビルの建設予算及び建設後の運用についてでありますが、現段階では、約4億円から4億5,000万円程度を見込んでおりますが、今般のウッドショックやアイアンショックなど、建設資材の高騰が、国内のみならず、世界的な話題となっていることから、建設事業費については今後変動が予想されますが、引き続き経済設計を旨として設計を進めるよう、オホーツク紋別空港ビル株式会社と協議をしております。また、建設後の運用につきましては、指定管理制度を含めた業務委託を前提とした運用を検討しております。2点目の燃料タンクを市が建設する必要性についてでありますが、本市以外の空港に建設されている燃料タンクは、そのほとんどが航空会社または航空燃料を取り扱っている企業が設置しており、北海道内の空港においても同様となっております。しかし、本市においては、空港ターミナルビル建設時に定期便が札幌-紋別便の1便であったため、採算性の観点から設置されておらず、東京-紋別直行便就航後も燃料供給体制は、現体制と同様に、女満別空港からの日々の陸送により供給されております。今後の航空路線の活性化を目指す本市にとっては、再開を目指す札幌便や誘致を進めているチャーター便には燃料供給体制の確立は絶対的に必要であることから、採算性の問題を含め、市としてしっかりと取り組むべきとの判断の下、燃料タンクの建設を進めてまいりたいと考えております。3点目の現段階での全体事業費、事業内容及び財源についてでありますが、全体事業費については、本定例会に提案させていただいている業務委託費を含めて約5億円程度を見込んでおります。内容については、ランニングコストの試算も含めた設計委託費として3,000万円、100キロリットル燃料タンク1本、油脂庫、燃料タンクへの供給及び給油車への供給を行うポンプ施設など、建設費用や各種備品として約3億7,000万円、タンクローリー及び給油車購入費用として約1億円を見込み、総額約5億円程度を見込んでおります。なお、タンクローリー及び給油車については、製作期間が約9か月から12か月かかることから、次回定例会での予算計上をさせていただきたいと考えております。財源につきましては、国内でも数少ない自治体での燃料タンク設置という特殊なものであることから、現段階では有効な財源を検討中であり、今後も引き続き国及び北海道と積極的に協議を進めてまいります。4点目の運営手法についてでありますが、施設の設置は市で行うとし、運営は設計委託で示されるランニングコストも十分加味した上で、委託方式での運営を現段階では検討しております。5点目のチャーター便などの就航時期についてでありますが、令和4年度中の就航を目指し、目下協議中でありますことから、就航までに必要な受入れ環境を整備すべく、各種事業を展開してまいります。次に、本年の干ばつによる農業被害についてでありますが、議員のご指摘のとおり、道内、とりわけ、道北やオホーツク地域において、平年より気温が高かったことに加え、過去に例を見ない少雨により農作物の生育に多大な影響を及ぼしている状況にあり、本市農業の中核を担う酪農関係では、乳用牛の餌となる牧草、デントコーンの飼肥料に大幅な収入減少や著しい品質低下が見込まれるものと認識しております。良質な粗飼料の確保は持続的な農業経営の根幹であり、今般の大干ばつによる被害は、それを大きく揺るがすだけでなく、近年好調に推移している本年の生乳生産基盤の増強体制も後退を余儀なくされてしまうものと大変心配しているところであります。市といたしましては、生産者の営農努力が及ばない自然災害であるという観点に立ち、オホーツクはまなす農業協同組合や農業改良普及センターと連携を図り、9月下旬から順次始まりますデントコーンや3番牧草の収穫状況を踏まえた最終的な被害の全体像を精査し、支援を含め、今後の対策について関係機関と協議検討してまいります。次に、コロナワクチンの接種状況と感染対策についてであります。1点目の現在の接種状況及び54歳以下の予約状況についてでありますが、本年3月からの医療従事者等への先行接種、4月からの高齢者施設の入所者等への接種に続き、6月7日からは65歳以上の高齢者や福祉施設の従事者を対象とした集団接種を開始し、7月21日に高齢者区分の接種日程を終了しております。また、7月26日からは、55歳から64歳までの方や基礎疾患を有する方、公共性の高い職種や感染リスクの高い職種に従事されている方の優先接種を含め、8月27日には希望する方への2回の接種を終了したところであります。これまでの接種者数についてですが、55歳以上の方は、対象者人口1万1,026人に対し、1回目は9,513人、接種率は86.3%、2回目は9,335人で84.7%となっております。また、これに基礎疾患を有する方や優先職種の方などを加えた接種済み人数は、合計で、1回目が1万1,843人、2回目が1万1,586人となっており、12歳以上の人口1万9,897人に対する接種率は、1回目が59.5%、2回目が58.2%となっております。今後の接種日程及び予約状況につきましては、54歳以下の方の1回目の接種が本日9月6日から9月24日までの平日と9月26日の日曜日、2回目が9月27日から10月15日までの平日と10月17日の日曜日で、会場をローヤルパレスで集団接種の方法により行う予定としております。また、その予約状況につきましては、54歳以下の方の接種券発送者数6,273人に対し、1回目の予約者数は8月31日現在4,302人、予約率で68.6%となっており、既に定員となっている日もありますが、今後配分されるワクチンの供給量や予約数の状況を見ながら予約受付枠を追加し、希望する市民の皆さんに安心してワクチンを接種してもらえるよう努めてまいります。2点目の児童生徒への接種に関し、高校生の年齢である16歳から18歳までの方の接種については、54歳以下の方と同じ日程で集団接種により実施する予定ですが、対象者数469人に対し、予約者数は8月31日現在310人で、予約率は66.1%となっており、そのうち、修学旅行に行く高校2年生や就職活動で首都圏等へ行く高校3年生については、行事や就職活動までに2回目の接種を終えられるよう、市教育委員会を通じて学校側と調整したところであります。また、満12歳に達している小学生や中学生につきましては、広域紋別病院との協議により、小児科医師による個別接種を予定しておりましたが、ワクチンの供給量や接種体制から十分に予約受付枠を設定できず、現在予約枠が埋まっている状況であります。しかし、8月末に小・中学校の保護者向けのアンケートを行い、希望者数を把握した上で、広域紋別病院と再度協議した結果、12歳から15歳までの児童生徒についても集団接種会場であるローヤルパレスで接種を受けていただき、バックアップは広域紋別病院で対応していただけることになりました。現在、詳細な手法を検討しているところであり、近日中に満12歳の小学生と中学生に接種の案内文を発送できる見通しでありますので、予約の取れていない方におかれましても、どうかご安心していただきまして、もう少しお待ち願いたいと考えております。なお、9月29日時点で満12歳に達していない児童につきましては、満12歳になる誕生月に接種券を発送し、市内の各医療機関で個別接種により接種を受けていただけるよう準備を進めており、具体的な接種日程などの案内を10月以降に順次発送する予定としておりますので、それまでの間、お持ちいただきたいと思っております。3点目の集団接種終了後の対応についてでありますが、現段階では10月17日をもって集団接種を終える予定としており、それまでに接種できなかった方や新たに接種を希望される方などへの接種場所等の確保に向け、市内医療機関と協議しているところであり、市内の複数の医療機関において個別接種の対応をしていただける予定となっております。現在、詳細な内容を話し合っているところでありますので、国の今後の接種方針等も確認しながら、市民の皆さんが安心してワクチンの接種を受けられるよう、引き続き体制を整えてまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題については教育長より答弁いたします。(降壇)

答弁 教育長 堀籠康行(教育長は2022年12月まで)

それでは、喜多議員のご質問にお答えします。コロナワクチンの接種状況と感染対策についてであります。学校内の感染対策につきましては、道内においてデルタ株の感染が広がっていることから、文部科学省の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルの行動基準レベル3に応じた対策を徹底するよう、各小・中学校に通知したところであります。具体的には、集団活動を避けるとともに、感染リスクの高い行事は緊急事態宣言期間中の実施を見合わせること、一人でも陽性者が判明した場合は、保健所の疫学調査が終了するまで学級、学年、学校の臨時休業を幅広に実施し、その間、オンライン学習等により学びを保障すること、保護者が家庭で児童生徒の看護ができない場合や児童生徒の留守番が困難な場合は可能な範囲で学校等に居場所を確保するよう努めることとしております。また、部活動は、中体連等が主催する全道、全国に直結する大会に出場する部活動のみ感染防止対策を徹底し、活動を厳選した上で行えることとし、これ以外は休止することとしております。なお、新たな対策として、今後、文部科学省により抗原簡易キットが無償配付されますが、修学旅行などの学校外における教育活動もしくは部活動の遠征時など、直ちに医療機関を受診できない場合における補完的な対応として、保護者同意の下、実施する方法を検討してまいります。以上、答弁といたします。(降壇)

再質問 9番 喜多俊晴

それでは、何点か再質問させていただきます。まず、北海道立紋別高等看護学院についてでありますけれども、今回の大きな方向転換の提案に対しまして、市長のただいまの答弁は大きく一歩踏み込んだものと判断させていただきました。まさに大きな大きな決断になるかなと思います。高等看護学院の存続は、この地域の医療を守るためということで、この議会だけではなく、市民総意の意見だと私は感じております。どうぞ、本当によろしくお願いをいたします。2点目の空港の整備について質問させていただきます。既存のターミナル、それから、新規のターミナルということで、合わせますと5億円から5億5,000万円というかなり高額な投資となりますけれども、今後の紋別での事業展開を考えますと必要な投資なのかなと思っています。ただ、指定管理を含めた業務委託ということで、今、空ビルを含め、設計を行っているということですが、具体的な方向性をもう少し詳しくお聞かせいただければと思います。

答弁 観光連携室長 岩井智広

お答えいたします。現在の進行状況といいますか、空ビルの新棟については、以前、答弁もいたしましたとおり、ターミナルビルは分棟方式ということで、新しいターミナルビルと渡り廊下でつなぐことを計画してございます。あわせて、既存ターミナルビルの改修も出てきます。待合所―ホールディングルームが手狭だというお話を従前から頂戴していますので、今のホールディングルームの横側がちょうどバゲージクレームという荷物の取扱所になっておりますが、そこをそっくりそのまま新棟に移して、今のバゲージクレームを待合所にするということで、その設計が進められております。なお、新棟については空ビルで設計していただいておりますが、そちらに関しても、今後の運用などもありますので、私たちと一緒に設計を進めているところです。また、新棟につきましては、前回の議会でもちょっとお話をさせていただいておりますが、保安上、セキュリティー上の問題から通常時はバゲージクレームを閉め、広い空間として、イベントなどに使えるようにすることを検討してございます。ただ、飛行機が着陸する前なんかは、セキュリティー上の観点から、可動壁を入れ、バゲージクレームに容易に出入りできないようにしたいと考えておりますが、今、国を交えて協議している状況でございます。

再質問 9番 喜多俊晴

ターミナルビルの改装については、空ビルが主体となってという話から始まり、現在に至っているかと思いますが、指定管理も含め、スムーズな運用ができることを強く望んでおります。次に、燃料タンクについてです。本来は、空港が出来上がったどこかの段階で誰かに整備をいただくということが理想だったのだと思いますけれども、そのまま現在に至ってしまったということです。ここで市が事業展開をするときに必要であるものでしたので、非常に残念だったなと思います。でも、そういう意味では、ここにタンクをつくることについては十分に理解できるわけですけれども、今の予算のご説明の中にタンクローリーというものがございました。質問の中にもありましたが、これは我々の思っているような灯油やガソリンなどとは違うのだろうと思います。例えば、僕がスタンドを建てます。そうしたら、個別に灯油を配る配送のローリーは僕が買うことになるのでしょうけれども、地下タンクには燃料業者が入れてくれるというのが普通の考え方なのかなと思います。しかし、今日のご説明では、ローリーを市が持つのだということでしたので、ちょっと違う状況になるのかなと想像するわけです。スタンドを建てると業者が入れてくれるという概念ともし違うのであれば、その辺をご説明していただければと思います。

答弁 観光連携室長 岩井智広

お答えいたします。そのとおりで、通常であれば、製油所なりなんなりからタンクローリーで運んできて、タンクにためることになりますので、ローリーを持つ必要はないのではないかというお話だったかと思いますし、今後の維持管理についてのご指摘とも捉えました。まず、燃料供給元など、いろいろなところと市が持つタンクにどのように燃料を入れていただくのかを協議することになります。現在、北海道内で航空燃料を供給している物流ラインがありますが、それを見ながら、それぞれの必要量を決め、タンクローリーの規格というものを供給元、あるいは、燃料販売会社で持っています。そこに我々がぽんと入ったとき、既存のタンクローリーで、果たして、その供給量が賄えるかどうかが一番の問題になってきます。例えば、運んでくる途中でうちに燃料を入れてくれよと言っても、ほかの配送する先が決まっており、そこまでの量がないというタンクローリーの規格ですと、入れてもらないことも危惧されますが、そうしたことについて供給会社なりなんなりと今後協議を進めていきたいと考えております。確かに、議員のご指摘のとおり、私も個人的には車両を持たないほうがいいなと思っておりますが、どうしても取りに行かなければならないというシチュエーションになるのであれば、タンクローリーを我々で整備しなければならないということです。できれば持ちたくないといったら言葉は悪いですけれども、持たないで、おっしゃるとおり、配送していただくという体制となればいいなとは思ってございますが、それについては、今後、いろいろと協議を進めていく中で検討してまいりたいと思っております。

再質問 9番 喜多俊晴

多分、新たなところへの組立てということで、まだ決まっていないことが多いのかなと思いますが、いずれにいたしましても、ランニングコストも含め、将来にわたってなるべく負担が少ない方法で、なおかつ、効果のある事業展開をしていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。次に、干ばつの農業被害についてです。ここに来て、多少ですが、牧草地やデントコーンの畑などが色づいてきまして、ほっとしているところです。しかし、今まさに2番牧草の収穫の真っ最中ということで、実際に機械が畑に入ると、やはり、その収量の少なさに驚かされております。あわせて、デントコーンの被害といいますか、色は少しよくなってきたものの、実際に畑に入ってみると、茎の細さや丈、あるいは、種実の小ささに、これが現実なのか、本当にこのまま秋を迎えるのかと、一農業者として不安を感じているところであります。ただいまの答弁の中で、最終的な被害の全体像を見極めて対応するとのご答弁をいただきました。9月中にはその全体像が見えてくると思います。農協では既に対応策を決め、実際に動き始めていますけれども、迅速な対応をぜひお願いしたいと思います。最後に、コロナワクチンについて何点か質問をさせていただきます。本日から54歳以下の接種が始まったということでございますけれども、予約受付枠という言葉が先ほどの答弁の中で随分出てきました。54歳以下の予約ですが、昨日の段階では全て埋まっているという状況で、一部の市民の方からどうなっているのだという問合せが僕のところにもございました。僕は以前から説明を受けていましたので、分かりますし、枠は随時空くのだよということも答弁でございましたけれども、この辺が市民にはなかなか分かりづらいのです。今の段階で埋まっていると、もう紋別では打てないのではないかなという問合せが来てしまうのです。そこで、そのからくりではないですけれども、説明をいただければと思います。

答弁 新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝

お答えします。私どもの基本的な考え方についてです。前も議会で説明させていただいているのですけれども、1人に対して2回打てる必要なワクチン量を確保し、この予約枠を計算して出している状況でして、今出せるぎりぎりの数が今ネット上で出ているものとなります。なお、集団接種をやっている間にも供給されるワクチン量が今週に決まりまして、その数が見えれば、さらに予約枠数を増やしたいと思っております。その際には、市民の皆さんにも分かるように周知したいと考えてございます。

再質問 9番 喜多俊晴

多分、理解している人は、そうだよな、今は埋まっているけれども、そのうち、枠がまた空いて打てるようになるのだなと思うと思うのです。でも、それだけを見た人は、全部が埋まっている、もう打てないのではないかというふうになるので、これはどこかに書いてあるのでしょうか、そういう案内をもう少し丁寧に市民の皆様にしたほうがいいのかなと思います。あわせて、これから54歳以下の方となりますと、勤めていらっしゃる方が非常に多くなるかと思います。平日の限られた時間では接種が難しいということもあり、日曜日の枠を広げてくださいというお願いを議会からした経過があると思うのですけれども、先ほどは日曜日の予約状況についてのご答弁がなかったように思います。そこで、それについての答弁をいただければと思います。

答弁 新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝

お答えします。9月26日の日曜日の分を見ましたところ、全部が埋まっていたのですが、今朝見たら一つ空いていましたので、キャンセルが出たのかなと思っておりました。なお、日曜日の予約数につきましては、今のところ、ほぼ満杯の状況です。でも、どうしても日曜日ではないと打てないという方も中にはいらっしゃると思います。先ほど申し上げたとおり、今週中にワクチンの供給量が決まるということがありますので、日曜日の先生方のシフトと予約数を見て、可能な限り増やしていきたいと考えています。

再質問 9番 喜多俊晴

今回、高校生については、修学旅行や就職活動を視野に入れ、教育委員会を通じ、いろいろとご配慮をいただいたということについては高く評価したいと思います。しかしながら、高校生も昼間は授業があります。そうなりますと、当然、放課後しか打てる時間がありません。そのため、中には、授業を休んで打つことにしたのだという学生の声も実は届いております。そこで、日曜日のことについてです。今の状態では一つぐらいしか空いていないということで、かなり限られた状況なのかなと思います。前回の議会でも即答はされませんでした。お医者さんや看護師のこと、あるいは、体制のことがありますので、簡単にはいかないと私も理解はしておりますけれども、今後、市民がこの期間内に打てる環境を柔軟に検討しながらぜひ進めていっていただきたいと思います。次に行きます。12歳から15歳については、当初、広域で接種を行うということで、非常に狭い予約枠の中、あっという間に予約が埋まったということから、市民の方々の不安を招いたのかなと思います。その後の対応については、今ご答弁をいただいたとおりだと理解はいたしますけれども、その中で案内状というお話がございました。これは具体的にいつ頃発送できるのかをお答えできるのであれば、お願いいたします。

答弁 新型コロナウイルスワクチン接種推進室参事 坂井利孝

お答えします。今の予定では、今日、明日中には発送したいと考えております。ちなみに、ローヤルパレスで小・中学生が打てる集団接種の日にちですが、1回目で申し上げさせていただきますと、9月13日、15日、16日、17日、21日、22日、24日の7日間で、15時、15時半、16時の3区分の枠を考えてございます。

再質問 9番 喜多俊晴

速やかな対応をしていただいたということですが、市民の皆さんに少しでも早くアナウンスして、不安がないように、安心して、十分打てるのだなとご理解をいただけるように努力していただければと思います。何日か前の新聞では、残念ながら、市内の小学校から陽性者が出たとありました。また、それを受けて、学年閉鎖という対応をしたとお聞きいたしております。先ほどは文科省からの通達の衛生管理マニュアルに沿って、対応をしていくという教育長のご答弁がございましたけれども、今回、具体的にそういう事例が出てしまったということです。まずは、過度な反応をなさらず、落ち着いてそれぞれに対応をいただきたいということを心からお願いを申し上げたいと思いますが、今回のことについての今までの対応、それから、今後、学年閉鎖も含め、どのような手順で収束に向かっていくのかについてのご答弁をいただきたいと思います。

答弁 学務課長 仲条憲明(学務課長は2025年3月まで)

お答えします。児童生徒のコロナの対策についてです。衛生管理マニュアルももちろんですけれども、校内でマニュアルをつくり、児童生徒の観察をしながら、随時対応しているような状況です。次に、このたびの対応についてです。今回、市内小学校に通う児童1名がコロナに感染しましたが、判明後すぐに学校内の念入りな消毒を行っております。その後、濃厚接触者の特定ということでしたが、このたびは多くの方々が接触していましたので、速やかに学年閉鎖をいたしました。なお、検査につきましては、本来であれば、病院でやるものですが、数が多いということで、学校で検査キットを配付し、それを回収して、昨日の日曜日に結果が判明したところです。おかげさまで、児童の保護者全員から連絡をもらうことができ、皆さんが陰性ということでした。今後の対応としましては、濃厚接触があるということで学年閉鎖にしましたけれども、健康観察のため、引き続き14日間は学級閉鎖を継続することとしております。また、今後、学校内でクラスターなどが発生したときのために、ガイドラインやマニュアルを基に、できる限りの感染対策、予防を行うとともに、関係機関との連携を図りながら、実際にそうなったときの対応に努めてまいりたいと考えております。

再質問 9番 喜多俊晴

最後の質問にしたいと思います。今後、学校内でクラスターが起きないことを心から望むものですし、今回の迅速な対応も含め、最小の感染で済んだということに心からほっとしておりますけれども、将来に向けての備えということです。先ほどの答弁にオンライン学習ということが出てきました。今後、学級閉鎖や学年閉鎖という対応を取らなければいけないとき、そのようなオンライン学習というものを今の段階でできる体制に紋別市にはあるのか、この点についてお聞きします。

答弁 学務課長 仲条憲明(学務課長は2025年3月まで)

お答えします。オンライン学習の関係ですが、今年の春から1人1台端末ということで、児童生徒に端末を渡しまして、授業でも活用しているところですが、オンライン学習につきましては全学校で対応できるような状況となっています。実際に、各学校においては、こういうような万が一の事態に備え、児童生徒の学びの保障のために、端末の持ち帰り、オンラインで授業をしてみる、校内とはなりますが、朝会をオンラインでやってみるなど、そういうような実証を行い、検証、対応しているところであります。

出典:紋別市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月6日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる