みんなの議会

紋別市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月3日

(1)紋別市の遊休施設の利用について/(2)紋別市高齢者ふれあいセンターについて/(3)紋別市と町内会の連携について/(4)紋別市の行政機構の変更について/(5)ガリンコ号について/(6)紋別市の中学校の部活動の問題について

2019年6月3日、紋別市議会の一般質問で、田中勝彦議員が「紋別市の遊休施設の利用について」「紋別市高齢者ふれあいセンターについて」「紋別市と町内会の連携について」「紋別市の行政機構の変更について」「ガリンコ号について」「紋別市の中学校の部活動の問題について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課参事 佐藤健吾、観光連携室参事 髙橋博明、観光連携室長 中島和彦、学務課長 浜屋武志が答弁しました。

質問者
田中勝彦 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課参事 佐藤健吾、観光連携室参事 髙橋博明、観光連携室長 中島和彦、学務課長 浜屋武志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 田中勝彦

私は、市政会の一員としてさきの通告の順に質問させていただきますが、新元号の令和になりましてから初めての定例会において一般質問の機会をいただき感謝いたしますとともに、私も新たな気持ちで議場に立たせていただきます。私は、地域住民の皆さんの代弁者として、それが私の役割の一つとして地域住民の皆さんの暮らしの要望や疑問などを中心に端的に質問させていただきます。一部以前の定例会の一般質問の内容と重複するものもございますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。初めに、紋別市の遊休施設の利用についてですが、紋別市にはかつて道都大学があり、その校舎及び体育施設が現在も残っております。施設の一部は野球の屋内練習場や太陽光パネルの再生可能エネルギー事業、産業研修センターに使われております。全国的には廃校を利活用しようとする動きがある中で、紋別市では今後この旧道都大学の施設をどのように利用されていくのでしょうか。企業などの誘致活動は進んでいるのでしょうか。今後も企業などの誘致の予定がないのであれば、市民が望む市民のための施設として利用できないものでしょうか。私は、紋別の健康増進スポーツ・運動の中で一番に愛好者が多いのはパークゴルフであると考えております。パークゴルフの愛好者数は把握できませんが、平成30年度の紋別パークゴルフ協会会員数が122名、渚滑パークゴルフ協会会員数が139名、上渚滑パークゴルフ協会会員数が55名、そのほかフリーの愛好者もたくさんいらっしゃいます。まきばの広場パークゴルフ場の昨年の年間利用者数は2万2,321名でありました。パークゴルフ愛好者の方々からは、紋別にはとてもすばらしいパークゴルフ場があってとても幸せであるとおっしゃっておりました。しかし、冬の期間には紋別でパークゴルフができる場所は小スペースで簡易的なそよかぜほーるのみであり、冬道の運転にご苦労されているようですが、二、三週間に1度は旭川方面の屋内パークゴルフ場に出かけているとのことです。ここで1点質問です。建築基準法などの法規制があることや、大きな費用がかかることなどの情報はお聞きしておりますが、旧道都大学の体育館を冬の期間のみのパークゴルフ場に変更し、市民の健康増進を第一として、また他都市のパークゴルフ愛好者にもご来紋いただき、一つの観光資源として利用していただくことを望みますが、最低限の費用でよりよい方法で実現に向けてチャレンジしていただくことはできませんでしょうか。次に、高齢者ふれあいセンターについてですが、現在紋別市内には緑町、落石町、渚滑町、上渚滑町と4カ所の高齢者ふれあいセンターがあり、地域の方々が趣味やサークル活動による親睦や交流をされ、さらにお風呂の入浴もあり、楽しみや休息、憩いの場としてご利用になっております。平成30年度のご利用状況につきましては、緑町1万2,851人、落石町9,418人、渚滑町7,921人、上渚滑町5,998人、合計で3万6,188人となっており、多くの方がご利用され、特に緑町の利用者が多くなっております。また、入浴時間については12時30分から15時までの2時間半と限られており、1人当たりの入浴時間が15分から20分程度で、ゆっくりと入浴することはできないと聞いております。高齢者ふれあいセンターをよくご利用の方にお話を伺うと、定期的にサークル活動を行っているが高齢者ふれあいセンターが近くになく、仲間を車に便乗させ遠くのふれあいセンターに通っているとのことで、近くにあればさらにご近所の高齢者の方をお誘いし、サークル活動やお風呂を楽しむことができるのだけどと残念がっておりました。紋別市も高齢化が加速度的に進み、高齢者ふれあいセンターはさらに重要な大切な施設になってまいります。利用者同士や職員さん、看護師さんに見守っていただきながらサークル活動や入浴を楽しまれることは高齢者の社会との交流や健康寿命を延ばすなどとても有効的で有意義なことであります。ここで2点質問です。1点目に、紋別市では高齢者ふれあいセンターを設置するに当たり、設置の条件や基準はあるのでしょうか。2点目に、緑町の利用者数が多いことも含めまして端的にお聞きいたします。紋別市の南方面、ずばり南が丘町に高齢者ふれあいセンターを新設いただくことはできませんか。ご検討いただくことはできませんでしょうか。次に、紋別市と町内会の連携についてですが、4月の紋別市町内会連絡協議会の総会において承認を受けた外国人交流イベント事業については、ともに住んでいる全ての人が補完し合い、笑いと感動が渦巻く地域づくりを目指そうとするもので、町連協の年間活動テーマである「いつでも、どこでも、誰にでも笑いと感動が渦巻く地域づくり」とほぼ考え方が合致しており、宮川市長の市政執行方針にございました市民と外国人実習生の方々などがともに集い、学び、触れ合い、相互理解を深めること、外国人との共生社会の確立のための一つの方法として各町内会が開催している既存の会員交流イベントに外国人実習生を迎え、町内会においても顔の見える関係を築いてもらいたいとのことであります。町内会においては、紋別市からの依頼が増えることになってしまいますが、外国人との共生の実現に向けて、強制ではないものの外国人交流イベント事業は徐々に始められていくのではないでしょうか。私は、紋別市から町内会へ依頼されていることについて調べてみました。広報誌の配布、ネットワークの推進、交通安全運動の推進、青少年健全育成の推進などがありました。ほかにも社会福祉協議会さんからの募金などの依頼もございます。私は、ある町内会の役員さんから、紋別市から町内会へ依頼されていることについて、可能なことであれば軽減してほしい旨のお話がございました。各町内会においては、会員未加入者の増加や、役員さんの高齢化、班によっては班長さんの高齢化があり、今後の町内会活動がだんだんと厳しくなってまいります。私も40代で町内会の役員になりもうしばらくなりますが、私の住まいの町内会の役員さんは主に70代の方で、80代の役員さんもご活躍いただいておりましたが、ご本人から引退のご意向をいただいても次の担い手が見つからず引退を先延ばししていただくこともございました。このようなことはほかの町内会でも同じようにあると思いますが、もちろん紋別市ではこのような町内会の現状を把握されていると思います。ここで2点質問です。1点目に、紋別市はこのような町内会の現状をどのように受けとめられ、どのような対応策、どのような支援策をお持ちでしょうか。2点目に、紋別市から町内会に依頼されていることについてですが、3月の予算特別委員会でも質問が出ておりましたが、毎月の広報もんべつの配布方法について端的にお聞きします。町内会を経由しない方法についてご検討いただけないでしょうか。次に、紋別市の行政機構の変更についてですが、平成21年8月、紋別市観光交流推進室がバスターミナルに移転され、紋別観光協会と連携を密にして紋別の観光交流の推進にご尽力されてこられました。紋別-羽田便の利用促進をはじめ、スポーツ合宿の誘致や対応、紋別の観光イベント、祭りについても地域の方々と協力し合い、市民及び来紋者の楽しみと交流を推進し、まちなかのにぎわい創出にも努めてこられました。このたび紋別市観光交流推進室から紋別市観光連携室に変更となり職員数が大幅に減ったことや、紋別観光振興公社の観光事業課の人員も減っているとお聞きしておりますが、これから本番を迎える港まつり、その後の開催場所が変更になるグルメまつりや、冬の流氷まつり、いわゆる紋別3大まつりの企画、運営、実施が滞りなく行われていくのでしょうか。ここで1点質問です。紋別市は、目の前に迫った港まつり、その後の祭の催行にどのような対応策、人的支援策をお持ちなのでしょうか。次に、ガリンコ号についてですが、ガリンコ号Ⅱの後継船としてガリンコ号Ⅲを建造するということで、3月定例会の宮川市長からの市政執行方針では、観光客が本市を訪れることにより経済波及効果が市内に広く行き渡ること、そして市民や市内の事業者がその経済的な恩恵を実感できること、すなわち観光を通して市内経済を活性化させていく観光の産業化であるとお話がございました。私は、長い間まちなか及び商店街に携わってきた者としてぜひとも観光の産業化を期待しておりますが、なかなか中心市街地の商店街ではこの波及効果を実感できていないのが正直なところです。そういう意味では、今回のガリンコ号Ⅲの建造が観光客数の増加のための切り札、きっかけとなり、市内に恩恵の実感が行き渡るようになれば大変喜ばしいことであります。3月に説明いただきましたガリンコ号建造に関する資料では、ガリンコ号Ⅱの定員が195名、ガリンコ号Ⅲは235名となっておりました。また、ガリンコ号Ⅲの速度が上がるとのことで、流氷帯への到達便数の増加が可能と説明がございました。私は、定員が20%増員することがどれほどの乗客数の増加に結びつくのか考えてみました。毎年約3万人の乗客数とお聞きしておりまして、単純計算で2割増しの3万6,000人ほどしかならないのかと考えると、せっかくのことなのでもっと多くの乗客数を確保したい、オンシーズンには倍増以上の乗客数を期待したいとついつい欲が出てしまいます。ここで3点質問です。1点目に、ガリンコ号Ⅲの就航後、ガリンコ号Ⅱは一体どうなるのでしょうか。廃船になるのか、展示物になるのか、その後の方針についての検討はされているのでしょうか。2点目に、ガリンコ号Ⅱは運航に支障を来たすほど老朽化が進んでいるのでしょうか。3点目に、これは全く新たな考え方になりますが、ガリンコ号ⅡとⅢの2隻体制での運航をご検討いただく余地はございませんでしょうか。次に、中学校の部活動についてですが、紋別市の中学校におきましても人口減少、少子化による生徒の減少、それによる教職員の定数の減少及び1部活2人顧問制や働き方改革の対応などによる中学校の部活動の環境はここ近年急激に厳しくなってきております。また、部活動の入部数の減少については、部活動の道具の購入費や遠征費などの負担が大きく、子供の部活動への入部をためらっている家庭も少なくなく、逆に子供自体が親の経済的、時間的負担を気にしてしまい、部活動に入らない状況もあるとお聞きしております。ちなみに、親の経済的負担の多くを占める遠征費については、平成26年からの貸し切りバス料金の高騰と部員数の減少による生徒1人当たりの費用が増えており、それにより貸し切りバスの利用を控えてしまい、やむなく保護者の送迎が慣例的に行われているとお聞きしております。仕事や家庭の事情で送迎できない親もおり、他の家庭の親が子供たちを相乗りさせることによる交通安全への責任や精神的な負担が起きております。私は、紋別市の中学校の部活動の現況について調べてみました。紋別中学校では、野球部、男子バレー部、女子バスケ部、総合芸術部の募集が停止され、来年7月に廃部予定になっております。継続予定は男子バスケ部、女子バレー部、サッカー部、陸上部、卓球部、吹奏楽部であります。潮見中学校では昨年度をもって女子バレー部、陸上部、美術部が廃部になっており、継続予定は野球部、サッカー部、卓球部、男女バスケ部、吹奏楽部であります。渚滑中学校では昨年度に女子バレー部が廃部となり、部員数が少ない中男子バスケ部、美術部、卓球部を継続されております。紋別市では、魅力ある高校づくりなどの教育環境整備の推進として、紋別高校の生徒に対し学力向上支援事業や部活動支援事業、生活支援事業に取り組まれておりますが、その中の部活動支援事業では野球やサッカーのコーチ派遣や音楽セミナーの講師派遣などを行ったり、遠征費の支援、施設利用料の免除などを行い、紋別高校の部活動の振興を推し進められておりますが、しかしその基礎となる中学校の部活が十分な環境、状態でないことに対して紋別市がまずできることはないのでしょうか。例えば、大分県の九重町では、隣町の高校野球部の遠征中交通事故が起きたことにより、県内で初めて町内4中学校の部活動の練習試合を含めた遠征について総額予算はありますが貸し切りバス、タクシーなどの料金の全額補助を平成23年度から行っているなどの情報があります。このような交通事故は紋別の中学生の遠征においても起こらないとは限りません。当たり前のことを申し上げて申しわけありませんが、事故が起こってからでは遅いのです。私は、親も子供も部活動に入りたいと思ってくれる環境を整えることが大切であると考えます。その上で紋別高校の部活動が推進されるのではないでしょうか。ここで2点質問です。1点目に、保護者の経済的負担の軽減や生徒の安全・安心のための支援策として、例えば部活動が優先される紋別市のバスをそろえていただくとか、大分県九重町のように交通費の支援など、紋別市としての抜本的な見直しを行っていただくことはできませんか。ご検討いただくことはできないでしょうか。紋別市のお考えをお尋ねします。なお、紋別市立小中学校体育文化振興補助は別扱いとしてご答弁をお願いいたします。2点目に、先月紋別市教育委員会より紋別市生涯学習推進計画の改訂版が届きました。こちらの改訂版には中学校の部活動についての問題や対策などの記述がなく、この改訂版から総合型地域スポーツクラブの創設の文言があらわれてきております。この地域においてこの人口2万2,000人の紋別で総合型地域スポーツクラブ化を進める前に紋別市としてできることはないのでしょうか。紋別市のお考えをお尋ねいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、田中議員のご質問にお答えいたします。初めに、今後の旧道都大学の施設利用についてであります。旧道都大学の施設のうち、一部耐震化されております体育館につきましては、室内パークゴルフ場などその仕様により用途や利用する時期が限定されるものではなく、特に冬期間に屋外での活動ができない競技の練習場所の確保を念頭に、小中学校、高校の部活動の活性化や市民の健康増進、合宿誘致の拡充などに1年を通して多目的に利用できる体育施設として利活用していきたいと考えております。次に、紋別市高齢者ふれあいセンターについてであります。1点目の設置の条件、基準につきましては、本市は設置に関する条件や基準は設けておりません。2点目の南が丘町に高齢者ふれあいセンターを新設することにつきましては、1人当たりの入浴時間につきましては利用者からの不満の声はお聞きしておりませんが、入浴の開始時に利用者が集中する傾向も見られることから、混雑時を避け、譲り合いながら余裕をもって入浴を楽しんでいただくよう声がけを実施してまいりたいと考えております。南が丘町などから緑高齢者ふれあいセンターを利用される方の交通の便につきましては、既存の南循環型バスが乗り継ぎなしで利用できることや、70歳以上の方は1乗車100円でバスを利用できるバス乗車証を交付する制度もございますので、有効に活用していただきたいと考えております。本市では、65歳以上の人口が減少傾向にあるほか、生活支援体制整備事業として生活支援コーディネーターが各老人クラブや町内会などを含め、地域住民が主体となって活動を行っている場に赴き、体操サークルや地域での助け合い活動などの立ち上げを支援しながら地域の困り事を集約し解決する担い手の育成を開始したところであります。このように、町内会館など既存の施設を活用した地域コミュニティの再生を施策として進めていることから、新たに高齢者ふれあいセンターを建設する予定はございません。次に、紋別市と町内会の連携についてであります。1点目の町内会の現状と対応策及び支援策につきましては、人口減少や少子高齢化、さらには町内会未加入者の増加により町内会や自治会などの会員数が減少し役員の高齢化を招いていることは大きな課題であると認識しております。対応策につきましては、市民課窓口において転入された方に町内会加入チラシを配布しているほか、紋別市町内会連絡協議会と協働し担い手不足解消の一助となるよう、フェイスブックの活用により若い人にも町内会活動を理解していただけるよう情報発信に努めているところであります。支援策につきましては、紋別市町内会連絡協議会を通じ、地域コミュニティ交付金として街路灯電気料補助や単位町内会補助、広報配布手数料などの助成を行っております。2点目の町内会を経由しない広報もんべつの配布方法につきましては、市民課窓口や市内のコンビニエンスストアにおいても自由にお持ち帰りいただけるよう対応しているほか、広報もんべつをデータ化し、パソコンやスマートフォンなどで市ホームページから閲覧できるようにしております。今後の配布方法につきましては、それぞれの単位町内会の状況を把握する必要がありますので、紋別市町内会連絡協議会を窓口として協議してまいりたいと考えております。次に、紋別市の行政機構の変更についてであります。紋別市観光連携室と3大まつりにつきましては、紋別のお祭りのうち直近のもんべつ港まつりにつきましては、旧駅前通りを主会場として7月26日から28日までの3日間での開催となっております。祭りの開催に当たっては、各業界団体の代表から成る実行委員会を組織し、委員会内で祭り全体の企画、立案、運営等を行っております。祭り内のイベント実施に当たっては、イベントを主管する団体などで構成する部会を設け、部会員が中心となって行っております。祭り事務局の株式会社紋別観光振興公社では、担当する観光事業課のほか社内の全職員で対応することとしており、祭り開催に万全を尽くしているとお聞きしております。ご質問の本市の対応策、人的支援策につきましては、実行委員会からの支援要請に基づき、祭りの企画、立案への支援のほか、祭り当日の市職員の応援、協力を行ってまいります。次に、ガリンコ号についてであります。1点目のガリンコ号Ⅱのその後の方針につきましては、オホーツク・ガリンコタワー株式会社において売却、廃船、陸上展示の3案を基本として議論されております。ガリンコ号は北海道遺産やふね遺産に認定されており、売却や廃船という処分よりも初代ガリンコ号同様に陸上展示がふさわしいのではないかとの意見もあり、費用面を含めた検討を進めているところであります。2点目のガリンコ号Ⅱの老朽化の程度につきましては、一般的な船舶の寿命は15年から20年程度と言われておりますが、老朽度合いは気象・海象条件、運航時間等に左右されるもので、メンテナンスによっては50年以上活用されている事例も少なくないとされております。船齢20年を超えるガリンコ号Ⅱ更新の議論につきましては、オホーツク・ガリンコタワー株式会社のガリンコ号Ⅱ検討委員会において年々整備費がかさんできていることや、主機関を含むリニューアルについても相当の費用が予想されることなどを考慮し主に経済性の観点から更新するとの結論に至ったものであり、直ちに運航に支障が出るほどに老朽化が進んでいるとの認識ではありません。3点目のガリンコ号Ⅱと新造船の2隻体制の運航につきましては、ガリンコ号の更新を観光産業化の起爆剤にしたいと考えており、10万人を超える予約を有する冬期間に乗客数をどこまで伸ばすことができるかがオホーツク・ガリンコタワー株式会社のみならず本市における今後の観光戦略の鍵になると考えるところであります。2隻体制の運航は大きな可能性を秘めていると同時に、船員の確保、係船場所及び必要設備等の整備など検討事項が多岐にわたることから、オホーツク・ガリンコタワー株式会社との十分な協議が必要であると考えております。ガリンコ号を中心とした中長期的視点における地域観光を推進するとともに、地域ブランド力の向上を視野に入れ、あらゆる選択肢を検討してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、田中議員のご質問にお答えいたします。1点目の保護者の経済的負担の軽減や生徒の安全・安心のための支援策につきましては、部活動において練習試合や各種大会出場のため、各地域への遠征に借り上げバスや保護者による送迎で行われていることは承知しております。現在、紋別市立小中学校体育文化振興補助におきましては、中体連等の大会出場経費について補助をしておりますが、その他の大会等につきましては補助対象となっておりませんでした。各中学校の中体連等の大会以外の出場状況につきましては、遠征回数の多い部活ではバスを11回借り上げるなど保護者の経済的な負担となっている状況を把握しております。これまで遠征費の助成としましては、準要保護世帯に対して就学援助のクラブ活動費から約3万円を上限にした助成が行われておりましたが、部活で活動する全ての生徒に対しての安心・安全、保護者の経済的負担を軽減する観点から中体連等の大会以外の出場に係る遠征費について紋別市立小中学校体育文化振興補助の対象拡大に向け協議検討してまいります。2点目の総合型地域スポーツクラブ化を進める前に紋別市としてできることはないのかにつきましては、現在市内3つの中学校にスポーツ、文化を合わせ19の部活動があり、約300人の生徒が部活動に加入しております。しかし、生徒の減少及びそれに伴う教職員定数の減少により活動の維持が難しくなる部活動が増えているほか、教員の負担軽減に向けた働き方改革が課題となっております。昨年3月にスポーツ庁より運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインが示され、本年3月には紋別市の部活動の在り方に関する方針を策定したところです。教育委員会といたしましては、生徒がスポーツ、文化活動等を行う機会が失われることのないように複数の学校による合同部活動や民間団体も含めた地域のクラブ等との連携を積極的に進めていくため学校や民間団体とも協議を重ねているところであり、希望する部活動が区域内学校にない場合について継続して活動ができるように区域外就学を認めるなどの制度見直しについても検討を進めてまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。

再質問 8番 田中勝彦

ご丁寧なご答弁いただきましてまことにありがとうございます。再質問に入りますが、まず道都大学の関係ですね。私のほうからパークゴルフ場、冬期間のパークゴルフ場を提案させていただいたんですが、なかなかちょっと難しいという回答には聞こえたんですが、多目的なことという言葉がございましたので、パークゴルフ場も簡易的な設備であれば多目的の中に入るのかお尋ねしたいと思います。

答弁 企画調整課参事 佐藤健吾(企画調整課参事は2019年12月まで)

お答えいたします。パークゴルフ場が簡易なものであれば該当になるのかというご質問だと思うんですけれども、検討の中でも例えば通常の体育館の床面でパークゴルフを行うに当たって、例えば床面の損傷の仕方ですとか、クラブは木製だと思いますんで、それが適したものになるのかどうかというのもありますし、あと具体的には例えば人工芝などをひくことによってほかの競技に影響が、使用できない競技が出るとか、そのこと自体が多目的に利用できる状況かどうかということも含めて検討しなければならないかなとは思いますが、現在検討の中ではパークゴルフ場として簡易なものであっても使用する考え方には立ってございません。以上です。

再質問 8番 田中勝彦

以前からお聞きしておりました莫大なお金がかかる、またアスベストの問題がある等々のお話があったと思うんですけども、こちらのほうは解決できそうでしょうか。

再質問 8番 田中勝彦

市民目線からいえば、紋別市に大きな体育館が存在して使われていないでだんだん老朽化していくということであれば、市民の皆さんはやはり市民のために有効利用したいと考えることは当たり前だと思うんですが、ぜひともその多目的の中にもパークゴルフのほうを検討いただきたいと思います。次に、高齢者ふれあいセンターの新設についてでございますが、お話を聞くとなかなか新設については難しいんであるなということを理解いたしました。これもいつの日か実現に向けてご検討をお願いしたいと思います。次に、紋別市と町内会の連携についてですが、紋別市では市民課の窓口で町内会加入のチラシの配布や町連協と連携してSNSによる町内会活動の広報をされているということで、とても町内会のためになる活動であると思います。特に、SNSによる広報につきましては、若い世代の方にも少しでも町内会の活動を知っていただき少しでも町内会の参加を促す意味でもよい試みであると私も思います。また、地域コミュニティ交付金につきましては町内会においてはとても大切な財源となっておりますのでよいことであると思います。また、以前より紋別市の職員さんを住まいの町内会の役員さんになるようお薦めいただいているとはお聞きしておりましたが、その対応につきましては職員さんの居住する町内会にとってはとても心強いものであると思います。ただ、一つだけ気になることは、職員さんのお気持ちが仕事の一環としてではなく、自分の住まいの町内会への協力であると思っていただければとても幸いなことでございます。また、市職員さんのいらっしゃらない町内会への対応支援も考えていく必要があるのではないかと私は思います。次に、広報もんべつの配布方法についてですが……。

再質問 8番 田中勝彦

広報もんべつの配布方法についてですが、市役所の市民課の窓口やコンビニエンスストアに設置する方法や、パソコンやスマホ上で回覧可能ということでありますが、各町内会で広報もんべつを配布できない箇所の住民に対してはこれらの方法で対処されていくというご答弁でございましたが、実際これでいいのかという疑問はあるんですが、担当部署において単位町内会との連携や調整、現状の把握、協議を行っていくということですので、とにかくよき方法のご検討をお願いいたします。あくまでも町内会の負担を軽減する方法を期待いたしております。こちらについても以上要望という形でございます。次に、先月5月26日に紋別市におきましても外国人技能実習生交流会実行委員会による夏の交流会が紋別生涯学習センターにて盛会に開催されました。私もしばらくの間拝見させていただきましたが、技能実習生の皆さんは気温36度を超える中、一生懸命に走ったり、投げたり、踊ったりと交流会を楽しんでおられました。私は、この夏の交流会を拝見しまして、これから始まる各町内会での外国人交流イベントのすばらしいお手本になるなと、先導的な活動であるなととても感心いたしました。実行委員会におかれましても、今後もこれらの交流会をさらに盛り上げ、さらに前進させていただきたいと期待しております。私も紋別市民として、私の住まいの町内会の方々とともに、外国人交流イベント事業の推進を図ってまいりたいと考えてございます。これも質問ではございません。次に、紋別市観光連携室と紋別3大まつりについてですが、これは再質問に入らせていただきます。港まつりほかのお祭りにつきましては、紋別観光振興公社の社員さん総出で協力すると。また、紋別市職員につきましても協力体制をとるというご答弁をいただきました。人的なことにつきましては安心をさせていただきます。私は一昨年をもって消滅しました港まつり協賛会のメンバーとして港まつりに携わってきた者としてまだ心配なことがございます。先週5月28日ですが、やっと実行委員会が開催された様子ですが、もうお祭りまで2カ月を切っております。恐らく告知ポスターの掲示や地方向けの情報発信、港まつりのメインの花火大会の寄附や募金などの活動もおのずとおくれていることと思います。紋別市として大きなお金を拠出し、市内の各団体、個人の方より寄附や協賛金をいただいている夏の一大イベントであり、市民はもちろんのこと、他都市から多くの来紋者を期待する祭りであります。港まつりは私どもがまちなかで行っているような地元を対象としたイベントや行事とは全く規模も内容も経費も格も違う事業なのです。以前の紋別観光協会の時代には、実行委員会、協賛会の開催が遅く、担当者にはとにかく早目早目の準備をするよう再三にわたって物を申してまいりました。私は、今回の港まつりも紋別観光連携室と紋別観光振興公社の観光事業課が一体となって早目早目に準備を行うべきと考えておりますが、市の考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 観光連携室参事 髙橋博明

ご質問の実行委員会の開催時期についてでございますけれども、昨年につきましても同時期に第1回目を開催していると聞いております。準備につきましては、今回観光振興公社の観光事業部の職員さんとか、あと私どもの観光連携室の職員等も異動等人がかわりましたので、その分で若干のおくれというのは発生したのかなとは思うんですけれども、これにつきましても観光振興公社と協働して準備を滞りなく進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 8番 田中勝彦

いろんな作業がおくれているという話もございましたが、私もいろいろ確認をさせていただきましたが、紋別市や紋別観光振興公社のホームページ上や、容易にできるSNS上にも港まつりの詳しい情報がまだ発信されてないようです。この辺についてはどうでしょうか。

答弁 観光連携室参事 髙橋博明

ホームページ、SNS等につきましては順次見直しというか、情報等を入力して皆さんにお披露目していきたいと思っております。以上です。

再質問 8番 田中勝彦

先ほども申しましたが、やはり夏の一大イベントで大きなお金がかかっているイベントでございますので、私は早目早目の告知、地方のお客さんに来ていただけなきゃ困りますので、その辺を早目に今後はやっていただきたいなと思ってございます。また、お祭りやイベントを地域住民の実際に行動で参加協力する人づくりについてはどうお考えですか。

答弁 観光連携室参事 髙橋博明

お答えします。人づくりというようなお話ですけれども、現在観光振興公社のほうもスタッフおります。観光連携室のほうも職員等も昨年に比べれば確かに田中議員ご指摘のとおり人数等も減っておりますけれども、その中で観光振興公社においては社内の中でそういうような観光に関する教育だとか、いろんなそういうような教育、観光連携室においてもそういう協働できるようなことを図っていって、人づくりによってやはり観光の受け入れ等も変わるというのは認識しておりますので、こちらにつきましては観光振興公社とあわせまして進めていきたいと考えております。以上でございます。

再質問 8番 田中勝彦

私の言い方が間違っておりました。外部の行動で参画協力いただける人たちの人づくりという意味でありました。

答弁 観光連携室長 中島和彦(観光連携室長は2020年9月まで)

田中議員のご質問なんですけども、まず実行委員会を立ち上げました。その実行委員には紋別市の企業のトップの皆様ですとか団体の皆様がきっちり入っておられます。そういう皆様にご協力いただきながらそれぞれの団体から人をお手伝いいただき、そして経験を積んで、それが3年後、5年後に形になってくるのではないかと考えております。どちらにしましても、遅い遅いというご指摘受けておりますが、お祭りに関してはきっちり行いますのでご安心いただきたいと思います。

再質問 8番 田中勝彦

わかりました。一つだけ、港まつりの協力についてお話をさせていただきたいんですが、多くの方の目に触れていない、表面化していない港まつりの協力についてお話をさせていただきますが、実行委員会の委員であるなしは関係なく、紋別市や紋別観光振興公社の職員さんと一緒になって有志の青年部の皆さんや有志の商店街の皆さんで港まつりの大量のごみを毎晩毎晩遅くに処理作業していることをお伝えしておきます。こういう協力というものが大事だなと思っております。

再質問 8番 田中勝彦

ただいま協力についてお話しさせていただきましたが、この辺についてはどのようにお考えになられていますでしょうか。

答弁 観光連携室参事 髙橋博明

それにつきましても先ほど答弁したとおり、市内の市民の方とか実行委員会、またそれに伴う部会員の方と合わせて協力していきたいと考えております。以上でございます。

再質問 8番 田中勝彦

わかりました。ご答弁ありがとうございました。次に、ガリンコ号につきましては、新たな考え方の提案でありますので再質問はございません。次に、中学校の部活動につきまして、紋別市立小中学校体育文化振興補助のほうの拡大をご検討いただけるというお話がございました。これも質問でなくなってしまうんで、ぜひともご検討をお願いしますという答えになってしまいます。続いて、総合型地域スポーツクラブを検討されているということですが、私はこの人口の少ない地域においては総合型地域スポーツクラブ化を進める前に紋別市でできることはないですかということで質問させていただきましたが、先ほども教育長の言葉からございました合同の部活化を私も求めてはおったんですが、この一、二年間で中学校では管理職及び教職員、保護者による部活動の存続、廃部、募集停止などについての検討と選択が行われてきたようですが、ここに紋別市がかかわっているかどうかお聞きします。

答弁 学務課長 浜屋武志(学務課長は2020年12月まで)

田中議員の質問にお答えいたします。当然、部活動の統廃合につきましては、今年度3月に紋別市の部活動の在り方に関する方針を定めさせていただきました。そういった中で部活動の統廃合であったり、今後の部活動のあり方についての各学校としては協議等させていただいているところでございます。

再質問 8番 田中勝彦

この春から行われるということだったんですが、昨年の段階で市のほうがやはり部活動の統廃合をする先導役といいますか、仕組みづくりをするべきだったのではないでしょうか。

答弁 学務課長 浜屋武志(学務課長は2020年12月まで)

お答えいたします。確かに潮見中学校、紋別中学校につきましては、この2年間で部活の廃部、最終的には来年廃部というようなことが起こっております。そういった中では、先ほど言いました子供たちの減少、教職員の減少、そういったことも相対的に踏まえた形の中での統廃合という形になっておりましたので、そういったところで私たち国のガイドライン、さらには道の方針、それに向けて市の方針を定めたところだったんですが、確かに今年3月方針作成ということでいきますと、2校の統廃合についてはその後の方針が定められたというところでございました。以上でございます。

再質問 8番 田中勝彦

紋別中学校の野球部等々につきましても募集停止になって来年7月に廃部予定となっておりますが、まだ1年以上あるんですけど、この期間の間に教育委員会、紋別市として統廃合等の仕組みづくり、先導的な役割は行っていただけますでしょうか。

答弁 学務課長 浜屋武志(学務課長は2020年12月まで)

そうですね、野球部は来年度廃部という紋別中学校ですが、全ての競技をクラブ化するということではなく、競技種目により検討されるものと考えております。野球部につきましては、今現在学校、さらには教育委員会、さらには単一協会とも協議をしていきながらクラブ化に向けての検討を進めているというところでございます。

再質問 8番 田中勝彦

すいません、クラブ化じゃなくて、合同部活化をまずやっていただきたいと思っていたんですが、どうお考えですか。

答弁 学務課長 浜屋武志(学務課長は2020年12月まで)

競技に限らずこの合同部活化につきましてはいろいろな方法があるんですけれども、例えば今各部活には顧問がいらっしゃいます。部活によってはそれで部員数によってはチームが構成できないというような現状がございます。そういった中でも各学校で生徒が少ないチームについては合同の部活を実施しているのは現状ございます。野球につきましてはもう廃部ということがございますので、クラブ化に向けて進めているというような現状でございます。

出典:紋別市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月3日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる