紋別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日
(1)オホーツク紋別空港路線維持確保について/(2)観光の産業化を目指す本市の支援策について
2019年3月12日、紋別市議会の一般質問で、加藤裕貴議員が「オホーツク紋別空港路線維持確保について」「観光の産業化を目指す本市の支援策について」について質問し、市長 宮川良一、企画監 中島和彦、観光交流推進室参事 田島慎二、商工労働課長 高橋秀明が答弁しました。
- 質問者
- 加藤裕貴 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、企画監 中島和彦、観光交流推進室参事 田島慎二、商工労働課長 高橋秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 加藤裕貴
おはようございます。私は、未来の会の一員として、さきに通告している事項につきまして質問させていただきます。質問に入る前に、あの東日本大震災からきのうで8年を迎えました。復興庁によりますと、昨年よりも約2万人減少したものの、原発事故の影響などもあり今も5万人を超える方が避難生活を余儀なくされております。改めてお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。さて、宮川市長におかれては、常に公正公平を政治理念として掲げられ、政策実現に向け精力的な市政運営に奔走されていることに心から敬意を表します。また、今後とも健康に留意の上、市政運営の重要なかじ取りについて引き続きご尽力賜りますようお願い申し上げます。それでは今回は、市政執行方針に関連してオホーツク紋別空港の路線維持確保、そして観光の産業化について数点質問をさせていただきます。最初に、オホーツク紋別空港の路線維持確保について伺います。第3回定例会、第4回定例会、そして今定例会と直近では3回目の質問になります。最近も余震と見られる大きな地震が発生しましたが、昨年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響もあり、翌10月と11月に限らずピークシーズンである7月なども紋別-羽田便の搭乗率は第3回定例会で私が行った質問当時は非常に低迷しているとの市長答弁があり、続いての再質問でも中島企画監からより詳細な答弁をいただいたと記憶しております。その段階で明らかになった全日本空輸株式会社、そしてANAセールス、ANA総代理店である紋別観光振興公社の間でより関係性を強めた仕組みを構築する決意が述べられ、同時に所属会派である未来の会、鈴木副議長、青木議員、私の3名と、諸派から橘議員の計4名で中島企画監の要請に応える形でANAとANAセールスに同行し、経営陣と面談をさせていただきました。その中では、市民の立場で路線維持に向けた考えを伝えた経緯がございます。続いての第4回定例会では、新年度に向けた路線維持に対するより具体的な体制について明らかになりました。結果的には、市民の皆様の協力もあり、本年2月には一時期の落ち込みを完全にカバーするという路線維持に赤信号が点滅していた状況を見事にクリアするどころか、今年度は過去最高の搭乗者数も夢ではないレベルまでの回復基調で推移している点について私自身は大変安堵しております。そこで数点お伺いいたします。紋別-羽田便の今年度最終着地と、そしてその内訳として375便及び376便ではどのような割合になっておりますでしょうか。次に、新年度に向けた予約状況などからわかる範囲で構いませんのでお教えください。また、全日本空輸株式会社本社訪問の際、役員の方とのミーティングで、紋別-羽田便へのさらなる外国人観光客の搭乗促進、現在の1%である720名から最低でも3%の約2,000名に伸ばしていただきたいとのお願いがありました。紋別-羽田便を活用したインバウンド戦略の具体的な取り組みなどがあればお教えください。市政執行方針には、北海道航空ネットワークビジョンに基づく紋別-札幌便のトライアル運航の早期実施を北海道へ要請するなど、関係機関との協議を進め、道央圏との路線再開を目指していくとありましたが、そのスケジュール感などが大体でもわかればその範囲でお教えください。次に、市長就任時より宮川市長は、観光客を市内に呼び込むだけではなく、しっかり観光客が本市を訪れることによって経済波及効果が市内に広く行き渡ること、そして市民や市内の事業者がその経済的な恩恵を実感できることが必要であり、それらを総じて観光の産業化とされております。事実、これまでも交流人口拡大に向けたさまざまな施策を展開しており、私自身の初当選以来4年半程度が経過いたしましたが、その期間を見ても当市の観光産業は常に進化していると実感するところです。しかしながら、ご承知のとおり加速度的に進む働き手不足に加えて、例えば観光の魅力の一つである当地の味覚を味わう市内飲食店を営む事業者の方々の高齢化、また今後想定される後継者不在の閉店など、人口減少と高齢化に起因するケースは同様かそれ以上に深刻であると認識をしております。せっかく当市が行う交流人口対策により多くの方にお越しいただいても、地場産品を味わうことのできる飲食店などが営業的な理由ではなく後継者などの労務的な問題によって姿を消してしまっては、観光の産業化だけではなく地域の食文化にも影響があるものと私は考えております。ガリンコ号Ⅱの後継船の建造や、体験観光などの充実と同じく私は、食は交流人口拡大の大きな柱の一つであると考えますことから、数点伺ってまいります。初めに、当市の交流人口の政策における食についてはどのような位置づけであるかをお教えください。私は、大げさかもしれませんが、医師などの医療従事者の確保と同様レベルで食分野においても、長年の修行、専門知識などを兼ね備えた料理人そのものの確保は、交流人口はもちろん都市機能の一つとしても重要であると考えております。また、平成28年3月に閣議決定された北海道総合開発計画でも、北海道の強みである食や観光を戦略的産業とし、これら北海道の強みを提供する地域を生産空間と位置づけられております。既にインバウンドなどの拡大により地域によっては料理人の確保に苦慮しているケースもあると聞いております。そこで次に、今全国的に交流人口拡大を目指す中でキラーコンテンツである食に注目し、料理人の確保はもはや民間レベルの課題ではなくなってきております。そこで、料理人の確保に向け、UIターンで市内料飲店へ就労した場合の定着就労助成や、空き地・空き店舗活用支援事業を活用しての開業時においてはUIターン加算をするなど優遇措置を用意し、専門知識を持った料理人の確保を行政としても積極的に支援をする必要があると考えますが、当市の見解を伺います。最後に、新規の方に限らず長く店舗を営業している方に向けた支援策についてです。商店街振興組合などの区域内に点在する空き地・空き店舗を解消してにぎわい性のある商店街づくりを目的とし、家賃補助や改修費用の補助を行う空き地・空き店舗活用支援事業の制度は開業の際にかかる費用負担の軽減につながっており、当市商店街におけるにぎわいの創出に一定の成果が出ているものと私自身大変評価をしております。また、快適な商業環境づくりの促進と商業の助長発展を図り、もって健全な市民生活に寄与することを目的として、中小小売商業者が行う店舗の近代化などの整備拡充にかかわる事業に対する補助制度として紋別市商業環境整備促進事業が用意されておりますが、紋別料飲店組合に加入する会員店舗の方数名と意見交換を行った際、長くこの地域で営業している店舗の例えば営業で使用する椅子であったり、外国人に対応する例えばWi-Fiの整備などを行った店舗への補助、既存制度では50万円以上の投資で10%を助成金で交付するとされておりますが、人口減少や少子高齢化、それらに伴う後継者不在など厳しい環境でも長くこの地域で商売をされている方がこの先も少しでも長く商売を続けてもらうための背中をいわば押すような制度として、補助範囲の拡大と要件の緩和を提案をいたしますが、当市の見解をお伺いいたします。以上で私の質問は終わりますけれども、再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、加藤議員のご質問にお答えいたします。初めに、オホーツク紋別空港路線維持確保についてであります。1点目の今年度の東京-紋別便の搭乗者の見込みにつきましては、2月末現在の予約数に3月の搭乗者を加えると、本年度の搭乗者数は約7万3,000人と予測でき、今後悪天候等による欠航がなければ過去最高を記録した昨年度の7万2,851人を上回る見通しであります。また、便ごとの搭乗者割合につきましては、2月末時点では東京発の375便が約52%、紋別発の376便が約48%となっております。2点目の今後の予約状況につきましては、2月末時点における4月から6月までの予約数は各月とも前年同月を上回っており、3カ月合計では前年比約29%の増と伺っております。特徴といたしましては、ビジネス利用や早期割引を利用した購入者が前年を上回る一方、旅行会社のツアーでの予約が微減となるなど団体旅行から個人旅行への傾向があらわれているものと思われます。3点目の紋別-羽田便を活用したインバウンド戦略につきましては、東南アジアの旅行会社と連携し各国のトラベルフェアに紋別エリアのブースを設置し、この地域のPRを継続して行うことで認知度を高めるほか、ベトナム国内において紋別への旅行を中心に扱う旅行会社が設立されたことや、紋別観光振興公社においても各国の旅行会社との関係を構築しており、同社の営業戦略である双方向ビジネスの取り組みなどを通じ外国人の利用増を図っていると伺っております。4点目の紋別-札幌便のトライアル運航につきましては、北海道では将来にわたり道内航空ネットワークを持続的に発展させていくことを目的に、北海道航空ネットワークビジョンを策定し、ビジョン実現のために掲げた道内路線における休止路線の再開や新規路線開拓に向けたトライアル運航の検討などの方策は本市の考えと一致するものであり、今年度北海道が道内未就航路線の移動実態調査を行った結果、紋別-札幌間の流動数値が他の路線よりも高く示されたと伺っており、本市がこれまで訴えてまいりました札幌圏との路線再開に弾みがつくものと思っております。今後は、北海道の総合政策部航空局と協議を進めるとともに、オホーツク紋別空港利用・整備促進期成会をはじめ、西紋別地区及びオホーツク圏の各期成会や地元選出道議を通し路線再開の早期実現を要望してまいります。次に、観光の産業化を目指す本市の支援策についてであります。1点目の交流人口拡大における食の位置づけにつきましては、本市の観光振興において豊穣なオホーツク海でとれた新鮮な魚介類や大地がもたらす濃厚な乳製品などは流氷に代表される大自然や美しい景観と同様、世界に誇れる大変魅力のある観光素材であると考えております。2点目のUIターン支援策や空き地・空き店舗活用支援事業につきましては、国では来年度よりわくわく地方生活実現政策パッケージ事業を実施することとしており、本年1月に各自治体の意向調査を行い本市も参加の意向を示したところであります。当事業は、東京圏からの移住と地方での起業の分野において、国、都道府県、市町村にて支援していくものであります。起業支援においては対象となる事業分野はあるものの、最大200万円の補助が受けられるものであり、本市といたしましても国や北海道と歩調を合わせ料理人に限らず起業される方に対し積極的に支援してまいりたいと考えております。3点目の紋別市商業環境整備促進事業の要件緩和につきましては、2015年第3回定例会で横内議員にお答えしたとおり、Wi-Fi化など単独での機器等導入の場合5万円程度となることから各個店でのサービスの一環と捉えておりますが、今後商店街や料飲店などの各組合と協議をし、現状の把握を踏まえ検討してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきます。
質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございました。それでは、過去2回、今回で3回目でありますけれども、飛行機の問題、取り上げさせていただいております。中でもお伝えさせていただいたとおり当初は非常に厳しい状態から今市長の答弁にもありましたとおり、かなり回復基調というか、それを超えて過去最高に迫るというような勢いになってきたというようなことを教えていただきましたけれども、後半のトライアルの部分もまた聞かせていただくんですけれども、前段、やはりここの375便、そして376便の具体的なこれ最新の数字でもし、いつも答弁中島企画監にお願いしておりましたが、もし数字をこの375便、376便の具体的な数字、また前年実績に比べてそれどういう結果なのかというのを最新のものでお持ちであれば教えていただきたいなと思います。
答弁 企画監 中島和彦
では、簡潔に申し上げます。けさ、空港のほうで端末で最終確認してまいりました。今市長から答弁ございましたとおり、3月11日までの搭乗者実績と12日、本日から31日までの実予約数、これを合計して合算した形で現状お伝えいたします。東京発375便に関しては3万8,258名様、これは前年の最終と比べて530名様の減員となります。一方、紋別発の376便に関しては現状3万4,681名様、これは前年の最終対比で言いますと618名様の増員となります。合計、けさの段階で7万2,939名様、昨年の7万2,850名様をクリア、紋別線、胆振東部地震の中、北海道が全路線苦戦してマイナスの中、紋別線に関しては新記録達成という形で着地しそうでございます。ここからの天候次第でございますが、現状では非常にいい形になっております。375便、議員おっしゃるように一時ひどい落ち込みでしたが、12月に入り田島参事のほうが首都圏旅行会社へ出向いて、どぶ板営業ですか、これを非常に積極的に展開していただいた結果、一時3,000席ぐらい、3,000名様ぐらい少なかった375便も何とか盛り返したということで、これは確実に田島参事のどぶ板営業、これの成果かと考えております。376便に関しましては、これは前年伸びておりますけども、やはり前回、前々回の議会のほうで議員よりご指摘いただき、そしてご一緒に当然全日空へ行っていただいた件もありますし、各会派の皆様、積極的に紋別空港を利用していただき、会派の旅行ですとか視察、こういったのも全て紋別空港で頂戴しておりました。そんなところ含めて、紋別市内の皆さん、それから遠紋、西紋の皆さんの危機感も含めた上で非常にいい形で進捗して新記録達成という形になったかと思います。改めましてこの場で本当紋別市民の皆様、それから遠紋、西紋の皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
質問 12番 加藤裕貴
今お伺いして、天気がきょうみたいに荒れた天気になって、この時期すごく天候変わって飛行機がとかということにならなければいいなと、本当に超えると、あの当時は全然僕もそこまではという、何とか直行便が維持できればというぐらいのレベルで考えておったんですけれども、今の市長のまず答弁、そして今実際の速報値伺いまして非常にまず安心をいたしました。ここからなんですけれども、これに加えまして企画監に伺いたいのが、今後の4月-6月ですね、これも同じく最新の数字もし、一緒に聞けばよかったんですけどもちょっと言い忘れてしまいまして、もし教えていただけるんであればその部分を少し聞きたいなというふうに思います。
答弁 企画監 中島和彦
終わった話よりも先ということで、本来その先の分の予約数を航空会社が言うということは航空会社の戦略をそのまま表に出してしまうということなんで、当然航空会社も売れ行きによっては安い運賃を出したり、そのままの運賃でやったりというところでなかなか教えたがらないんですが、先週この議会を前にやっぱり官民一緒にやってる搭乗対策なんで何とか公表していいかというお話いただき、全日空のほうも了承いただいたんで、4月-6月の予約状況に関してこれも総代理店である振興公社じゃなきゃわからない数字なんですが、簡単にじゃあ公表いたします。全日空における東京-紋別線4月-6月というのが民間会社で言いますと第1・四半期になるかと思いますが、現在総予約数で6,539名様予約をいただいております。これは前年同日対比129%となっております。ここから内訳なんですが、これは議会で言う以上表に出る数字かと思います。まず、株主割引を含む個人運賃ですね、普通運賃、これの予約数はこの6,539名様に対して758名様、これは前年同日対比253%です。それから2つ目に、個人旅行観光客が利用する個人型割引運賃ですね、これは先日出ましたANAスーパーバリュー運賃とかああいった類いの運賃ですが、これが6,539名様のうち3,623名様、これが前年対比で128%、全体の6,539名のうち約55%の3,623名がこの個人型旅行運賃ですか、これを現在購入して予約されているというところが見えてまいります。これは以前から申し上げている全日空がBtoCビジネスにいかにうまく進んでいるかというところのあらわれかと考えております。3つ目に、旅行会社がツアー等で使う航空会社より提供する旅行運賃ですね。これに関しても2,158名様、これは残念ながら前年同日対比92%ということなんですが、全日空のやり方が現在3カ月、4カ月先をBtoCでとって、その後2カ月、1カ月前をこの旅行運賃で埋めるといったような政策をとっておりますので、ここは徐々に伸びてくるかと思います。もう一つ特記としては、2,158名様の旅行運賃の中で788名様がANAセールス自体が主催旅行をしている旅行商品による数字になりますので、振興公社を含めた紋別市と契約しているというところでやっぱり自分たちも一生懸命売らなきゃというところが数字にあらわれて出ているのかなというところを感じております。第1・四半期6,539名様で、そのうち3,623名様がこの個人型運賃ということで、全体の55%個人型運賃ということで明らかに航空業界、旅行業界がさま変わりしてきているといったところが見受けられるかと思います。
質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございました。団体が微減、そして個人の部分が非常に伸びているというようなことだったと思います。この質問に対しては、札幌便のトライアルを次に聞くんですけれども、最後にもう一項目だけ伺ってこの次の質問に行きたいと思います。今伺ったように、第1・四半期の現在、予約の数のうち55%が個人型運賃で予約をされているということ、非常に時代というか、私自身もどこかへ行くときはネットで直接とってるなというものに合ってたのかなという、BtoCビジネスに力を入れてくるというのが自然なのかなというふうに思っているんですけれども、これどこも同じ傾向になっていると思います。前回の明らかになった部分でいきますと、そのANAのフェスタ券などがオプションとしてつくような可能性もあるようなことを答弁でいただいておりましたけれども、今後この部分で何かさらにこの個人の部分引き込むために今言えるようなことがあれば共有をしていただきたいなと思います。
答弁 企画監 中島和彦
以前申し上げたとおり、やはり個人型運賃というのが伸長しているというのはもうこれでご理解いただけたかと思います。この部分はやはりもっと取り込まなければというところで言いますと、ちょっとまだ民間会社のほうが契約前なんで仮という形でお話しさせていただきますと、ANAフェスタ券をこの紋別線の個人運賃を買っていただいた方にやはりつけたいという意向を昨年度より全日空の役員のほうと詰めてまいりました。ただ、やはり全日空としては全路線を販売するのが基本ですので、なかなかそのここの路線だけ、つまりここの自治体路線だけこういったのをつけるというのはなかなか社内的なシステムですとか、それからシステム投資ですとか、そういうところでいろいろ問題が起きるんじゃないかということで相当懸念はされてました。とは言いましても、何とかというところでやった結果、とりあえず4月以降のこの個人型割引運賃を直接購入された方に全日空のほうから2,000円程度になるかと思いますが、紋別市が旅行会社に委託している搭乗サポート金ですか、これを彼らのほうが使った形でANAフェスタ券をつけてくれるようなシステム、形にやっと移行したといったところです。ただ、問題は紋別空港でこのフェスタ券が使えるお店がないというところが一番懸念事項だったんですが、ほかの北海道の7空港は全部使える状態で紋別空港が使えないとなると、そこで逆にデメリットになるというところで懸念しておりまして、全日空にお願いして全日空商事さんのほう役員とお話ししまして、紋別空港でも使えるような形で紋別空港に入られているお店とフェスタ券の契約を4月1日以降結ばれるというところできているようでございます。ですから、このままいきますと4月1日紋別空港でもそのフェスタ券が使えるといったようなところになりますので、市がサポート金として出したものがそのまま今度は紋別のお店、こういったところに還元される、戻ってくるような仕組み、スキームは何とかつくれたかなと考えております。紋別空港だけに限らず、今後はまちのお店でもこのフェスタ券が使えるようになれば、さらに出したお金が市内に還元されてくるといったようなスキームができるのかなと考えておりますので、ここのところは私一人じゃ難しいかと思いますので、市の飲食店の皆様ですとかお土産販売されてる皆様ですとか、ここの辺に頭を下げて共有しながら進めてまいりたいかと考えております。
質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございました。一応その準備というか、そういったような受け入れの体制が整いつつあるというようなことだったと思います。今までも一部そういったようなクーポンありましたけど、非常に効果的にこのANAフェスタ券が市内の経済の少しでも一助になればなと考えております。ありがとうございました。それでは次は、紋別-札幌便のトライアル運航について伺ってまいります。各議員の皆さんも私もそうですけれども、幾度となくこの議会の場で札幌便というのを質問をされてきた。その中でやはりこれまでは、今もそうですけれども、この羽田便を死守するというのが一番第一だと。今もそれは変わっていないんですけども、やっとそういったようなこういったような議論が市政執行方針も書かれてできるという、また道の中でもその航空ビジョンに基づいてそういったようなことが議論されるようになってきたということなんですけれども、まだまだいろいろ研究段階、まだ見えてない部分があるのかなというのが答弁の中であったんですけれども、例えばこれ想定するとすればどういう、もし紋別で想定するとすれば主体は違うのですぐ答えられないとは思うんですけれども、例えば本当に定期的なその季節だけなのか、定期なのか、どういったのをイメージされて要請というかそういった活動をされていくのか教えていただければと思います。
答弁 観光交流推進室参事 田島慎二
お答えいたします。トライアル運航につきましては、北海道の航空ネットワークビジョンの主な施策の中で実施するということになっております。期間ということになりますけれども、トライアルの場合ですとおおむね数週間から1カ月間ぐらいの期間でやるのではないかと見込まれているところでございます。その間に、その前に航空会社ですとか、例えばチャーターを利用する場合だと航空会社プラス旅行会社といったところを実際にやってみたいというところを募るところ、あと時期的なところといったところもマッチングをしていかなければならないということで、本当これから私たち自治体もそうですけれども、そういった航空会社、旅行会社、北海道等の関係機関を交えながら具体的にいつがいいのかという協議がこれから始まってくるのかなと考えております。
質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございます。さまざまなこと、手法も考えながらこれから取り組まれていくと思うんですけれども、ぜひ冬場、特に冬場なんかは非常に病院に通われる方とかもいらっしゃいますし、いろいろ移動にしなくちゃいけない方、冬道でちょっと怖いという方もいらっしゃると思うので、ぜひそんな時期にもこの繁忙期の夏になるのかわかんないですけども、そういったことも念頭に粘り強く交渉を続けていただきたいなと考えております。それでは、食の部分、観光の産業化の部分に移って質問をさせていただきます。食に対する位置づけということで、観光の産業化の中で食を楽しむために当地に来られる方もきっとたくさんいらっしゃるんだろうというふうに思います。どこのまちに行ってもやっぱりその飲食店というのを探したりして、ああ、こういうお店楽しいなというふうに、またこの店おいしいなというふうに行かれるというのは本当に旅のだいご味の一つだと思いますし、また市内に住んでいる私たちも、きょうは何を食べたいねみたいな話というのは、選べるというのは都市機能の一部、それを支えられているお店があると。ただ、ある調査といいますか、これは大和総研が2018年、去年調べた調査によると、さまざまな産業ある中で、もちろん介護サービスというのが人手不足感がもう著しいというのはもう間違いないわけですけれども、飲食物の調理などを行うこの飲食店関連の業務に携わる方というのが、人手不足だよと言われている業種の全体と比較しても圧倒的にこのサービス業の方々の不足というのが多いと、全体では66.1%が国内企業の後継者不在率という、これ帝国データバンクの数字でありますけれども、に対して、そのうち飲食店が含まれるサービス業の後継者の不足率は71.3%ということで、最も高いというような状況となっているというのが調査でありました。この背景には、やっぱり高齢になっても働けるという部分があって、ほかの業種と違っていきなり引退時代というのがどんとやってくるという、だんだんと、要するに団塊世代で事務に従事している方というのはこの全体の中の27.4%に対して調理・飲食にかかわる方64.4%ということで非常に高齢化が高い、私も何度か質問させていただいたことがある、例えばバスの運転手さんだとか、またトラックのドライバーと比較しても同様レベルで高齢化が進んでいる業種ということで、ここでちょっと質問なんですけれども、UIターン等で答弁にもありました、非常に大きな助成金がつく制度、参加されるということなんですけれども、全体図をイメージして食という部分でいきますと、やはり長年修行ですとかそういったものがかかわってきて、資格を取ったからすぐにというわけでもないですけれども、例えばこれホームページ等でこのパッケージ事業、告知というのもされていくのかなと思うんですけれども、例えばという部分でも構わないので、こういった食の分野やってみませんかみたいな、そういったような告知とかそういった部分というのは、ほかの業種どれも不足している中でそれだけを特別扱いすることはできないかもしれないんですけれども、ただ観光の部分、観光の産業化、交流人口拡大って考えたときには、例えば観光施設が一つなくなるのと同じぐらいこれは市内にとって影響のあるものではないかなと思うんですけれども、そういった部分でUIターンの促進ですとか、そういった部分にそういった今もされているSNSでの告知等で例えばこういうことっていったようなことで告知というか、周知というか、お知らせというか、することはできないものなんでしょうか。教えてください。
答弁 商工労働課長 高橋秀明(商工労働課長は2022年9月まで)
お答えいたします。食、料理人というカテゴリだけを行政としてSNS等で公告、告知していくというのはちょっと難しいかなというふうには考えております。ただ、当然昨年度から予算をいただきまして、UIターンの情報センターのSNS、フェイスブックになるんですが、そちらのほうの公告等も自治体として初めて打たさせていただきました。伸び率も大変いい伸び率であります。ですからこそ、そちらのUIターン情報センターのSNS等を使用して今回のこのわくわく支援パッケージ事業も含めた当市の起業の補助金も含めて総合的に掲載してPRしていきたいなというふうに考えております。以上となります。
質問 12番 加藤裕貴
ありがとうございます。今答弁いただいた点で、パッケージ事業等々も積極的に利用して、ほかの不足業種も含めて少しでも多くの方が紋別に来ていただいてお仕事をしていただく、住んでいただければいいのかなと思うんですけれども。これ一つの事例ではないですけれども、この群馬県高崎市の、これ高崎市の総務部の企画調整課が運営しているホームページで、名前が、絶、絶というのは絶対の絶、絶メシリスト、絶やすな絶品高崎グルメといったような名前のホームページがございます。これは例えば一方ではその市内の飲食店を紹介するホームページになっておる一方で、後継者求むというサイトがありまして、そこにはその長く営業されている、例えば年老いたご夫妻が何十年やってますラーメン屋さんとかそういったところが掲載されていて、経験不問、この建物そのまま使ってどうですかみたいな、そのような告知をされています。これ、すごくデリケートな問題で、やめそうだからこっちからスカウトどうですかというようなことを言ったら非常に失礼な話にもなりますんで、非常にデリケートな話なんで、これはいろんなつながりの中でそういった話に持っていける気運をつくっていかなくちゃいけないんだと思うんですけれども、都道府県には事業引継ぎ支援センターが開設をされていますけれども、小規模で営業されている飲食店なんかですと、やはりそういった情報も知らない中でなかなかまたその事業引継ぎ支援センターに頼むほどのことではないのかなって自分たちの中でも考えてしまって、そこまでいかずにやっぱり閉めてしまうという道を選んでしまうお店もこれから先出てくるんではないかと、これが非常に心配しているところでありますけれども、ぜひ例えば会議所さんですとか、それこそ商工の部署も含めてこういったような例えば後継者求むではないですけれども、この飲食店に限らずですけれども、やはりその事業承継、それも小規模な、そんな大きな会社の引き継ぎとかではなくて、ふだん私たちが通っているお店や飲食店であったり、商店であったり、そういったところで労務的に、営業的には全然問題なくお客さんも来てるし、うまくやれば引き継いで食べていくことができるような部分が、そのみすみすなくなってしまうのは非常にもったいないということで、こういったような高崎市の取り組みというのは、ちょっとそれもホームページ見てもらうとわかるんですけれども、非常にポップなつくりになっていて、そんなにかた苦しいホームページではなくて、おいしい食べ物屋さんが紹介されている横に後継者求むというところがあって、そこにきのうの段階で見たら4店舗か5店舗ぐらい載ってて、何十年やってるけど、いろいろ書いてあるんですね、そこを見ると、お店を始めてから例えば借金があるんでがむしゃらに働きましたとかいろんな、そういう率直なことが書かれていて、気軽に、やってみたい方は相談してくださいといったような紹介、問い合わせ窓口があるといったような、ぜひこれ国のパッケージ事業もうまく活用していただきたいのと合わせて、こういった独自の取り組みというものもぜひ連携して行っていただきたいなというのがこの最初の質問の中に思いとしてあった部分でございます。一応もう一つ、これあわせて関連してくるんで伺います。今まで質問したのは、今長くやられていた方がやめちゃいそうだからそういったところの部分、あとは新規でぜひこの紋別に来て飲食店やってみませんか、そういったときには空き店舗、空き地活用支援事業というのは非常に有効に使えるんだと思います。現に市内で飲食店開業される方もかなりこの恩恵を受けていい制度だというふうになっていると思うんですね。先ほど市長答弁にもありました企業の営業努力のその自分ところ、自己努力の部分だよと、そのさまざまな環境整備に関しては、それはもちろんそのとおりだと思います。前回の横内議員の質問でも私もその部分伺っていた部分でありますからわかるんですが、また一方では長く、新しい方に就業してもらう、開店してもらうというのも非常に重要ですし、もし事業承継がうまくいくんであればそれにこしたこともないんですけれども、長くやっていたところがもうちょっと何か一つ応援するような制度、これはこの制度が正しい、この環境整備促進事業が適切かどうかわかりません、新しい制度がもしかしたら必要なのかもしれませんけれども、何かその長くやってたお店にもうちょっと長くやってもらう、そしてその中で例えば次の後継者を探すような活動に行政と一緒に取り組んでもらうことができる、何かそんなようなときにその応援するような制度というもの、先ほどは例えばお店が古くなってくると営業用の椅子が結構1脚高いと、本来そんなの店で買えよという話ですけれども、こういうのがきっかけで、もうそろそろかなということで判断されてしまう、それであれば今なかなか大家さんも自分のテナント等にお金をかけることのできなくなってきている時代ですからその借り主さんがみずからいろいろ整備されるんですけど、先ほど5万円程度といいましたが結構5万円というのも大きいですよね、個人店に関しては。ですので、その補助率はさまざま検討の余地あるかと思うんですけども、そういったような制度構築の可能性というのはいかがでしょうか。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
加藤議員のおっしゃることはもう十分わかります。私も長年商売やった経験もありますのでわかります。非常に大切な部分だと思います。地域でいろんな職種の中で、今料理の、食堂関係出てますけれども、あるいはお菓子、和菓子店ですとかいろんな部分が紋別の中で減ってきているというのが現状でありますので、そういう方々が地方から、あるいは近隣でも継承してこられる、あるいは新しく起業がされるような仕組みづくりというのは、やはりきめ細かにいろんなアイデアを出しながら今言われたような情報のネットワークを通しながらやっていくということが非常に大切だということは十分理解をしておりますし、それは行政だけではできませんので、業界の皆さんのご理解をいただきながら進めたり、もちろん会議所が一番近い存在でありますので協力をしながら、本当に一軒一軒でもこの紋別の地で開店していただいたり、なくならないように支援をしていくということが大切だということは十分わかっておりますので、答弁にも申し上げましたように今後いろんな業界の中で意見をいただきながら、これが今の加藤議員が言われるようなことがなされるように、政策であっても補正をしてでもそういうものができればスピード感を持って対応していきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 12番 加藤裕貴
市長から非常に前向きな答弁いただきましたんで、このまま力強くスピード感を持って進めていただけたらと思います。質問終わります。ありがとうございました。