紋別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日
(1)平成31年度市政執行方針から/(2)紋別地区卸売市場の営業停止に関して
2019年3月11日、紋別市議会の一般質問で、青木邦雄議員が「平成31年度市政執行方針から」「紋別地区卸売市場の営業停止に関して」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、農政林務課長兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久、産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一、建設部長兼広域病院連携推進室次長 稲葉宏剛、財政課長 長谷川哲也、学務課長 浜屋武志が答弁しました。
- 質問者
- 青木邦雄 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、農政林務課長兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久、産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一、建設部長兼広域病院連携推進室次長 稲葉宏剛、財政課長 長谷川哲也、学務課長 浜屋武志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 青木邦雄
私は未来の会の一員として、さきに通告しております項目の順に従って質問をさせていただきます。平成29年に4期目の当選を果たされました市長にありましては、今年度早々に任期の折り返しを迎えるところでもあり、新年度の予算案は市民に約束した公約実現の集大成に向けた強い意志と意欲に基づくものと受けとめております。それは、一般会計の当初予算が21年ぶりに190億円超えと大きな見出しが地元紙の紙面を飾ったことでも明らかであり、市政執行方針でも強靱で希望と感動にあふれ、この地域の中心都市にふさわしい紋別を築き、未来に引き継ぐことをみずからに課した責務とした攻めの姿勢と決意のあらわれと私は受けとめたところであります。それでは質問に入りますが、この定例会は市長の市政方針に臨む思いを受けて、個々の政策についての意図や目的、具体的な推進手法などを伺い、理解も共有もしようとすることが主になろうかと思います。したがって、質問通告済みの各議員と項目も内容も重複することが少なからずあろうかと思いますが、市政方針を軸とし、関連する予算について私なりの視点、思いから質問させていただきますことをあらかじめお断りいたします。それでは、市政執行方針に従って順に伺います。初めに、力強い産業活動が市民の暮らしを支え、まちに潤いをもたらす視点による施策の中から、以下何点かお聞きします。1点目に、農業についてであります。TPP及びヨーロッパとのEPAが相次いで発効し、チーズなど乳製品や肉製品、ワインなどが魅力ある価格帯を武器に、国内マーケットを確実に侵食していくことでしょう。安倍総理は今国会の施政方針で、農こそ国の基、若者が夢や希望を持って飛び込んでいける強い農業をつくるとしましたが、空疎さを感じるのは私だけではないと思います。しかし、国内生産者が厳しい国際競争を勝ち抜くため生産性を向上し、低廉なコストを実現しつつ、信頼性と競争力を有する生産体制確立の重要性について、認識は私も同じであります。市長は、酪農の経営基盤の大規模化などに向けた支援を引き続き行うとしており、新年度予算でも上渚滑地区で1件の事業が予定されております。また、規模の拡大には農業用水の安定供給が不可欠であり、営農用水施設の総合的な施設整備計画の策定を行うともあります。そこで、1つ目に、本年度の畜産競争力強化整備事業について、事業の全体規模について、複数経営体での事業と思いますが、事業費や事業内容、完成後の飼養頭数の計画などをお聞きします。2つ目に、施設整備計画の策定について、昨年の第1回定例会での鈴木議員の質問に、平成30年度から個別に聞き取り調査の上、整備計画構想を策定すると答弁されておりますが、構想の概要など進捗状況とこのたびの総合的な施設整備計画とは、構想をもとにした個別具体的な事業の計画との位置づけか、及び総合的なが意味するところについてお聞きします。2点目に、林業・林産業についてであります。昨年、第1回定例会で藤田議員に答弁されておりますが、改めて林業の成長産業化への取り組みについて、それが一朝一夕でなるものでないことは当然と思いますが、市民の大きな期待に対して、規模は些少でも具体的な成果や経済波及が身近に実感できるほどには、現状、情報も浸透していないような思いがします。市政方針では、新たなシステム構築、販路拡大、人材育成の3本柱を中心に、国や道、業界団体との緊密な連携を図りながら展開としておりますが、その3本柱の一つ一つに、年度ごとに具体的な目標や数値、工程表があってしかるべきと思います。漫然とではない、メリハリをつけた展開を期待しておりますが、そこで3本柱のそれぞれについて、現状と目標、今年の取組内容や手法などについて、成長産業化への期待が大きいだけに、市長の見解をお聞きします。3点目に、漁業についてであります。漁業が本市経済の大宗であることは、ホタテ資源が小型化の悩みを抱えつつも回復基調であっても、全体として漁業所得が低下し、個人市民税を前年比で4,000万円以上押し下げる大きな要因とされていることでも明らかです。さきに総合振興局がまとめた速報値でも、管内全体の漁獲量は前年比25%プラスながら金額は14%マイナスとなったように、市政方針の漁業全体の経営安定化と収益性向上の取り組みの推進は、極めて適切かつ妥当であります。ですが、例えば毛ガニ資源は依然として低位水準にあり、秋サケも昨年、数量は回復しながら魚体の小型化による商品価値低下が金額マイナスの要因の一つとされるなど、収益性向上に関する宿年の課題に困難なことは理解しますが、意欲的な取り組みが市政方針からは正直うかがえません。そこで、ホタテ協業船の更新支援はともかく、それ以外に収益向上に結びつく取り組みについて、どのような共通認識のもと、研究機関などと方向なりを検討、協議されているのか。検討途上のラフな案でもありましたら状況をお聞きします。また、高橋知事は最後の道議会で、秋サケ資源対策協議会の立ち上げを明らかにしましたが、一方で資源量の分母であるふ化放流について、道内での事業を担う国の機関が交付金先細りの影響もあって事業縮小の可能性と報じられていました。道内では毎年、10億匹を超える稚魚が放流され、この機関はほぼ10%を担っているようですが、報道内容どおりの場合、放流を担うほかの機関が補完し、放流資源量を確保できるのか、あるいは回帰率向上対策がよりウエートとなるのか、行政として可能な取り組みや支援はあるのか、見解をお聞きします。4点目に、水産加工業についてであります。市長は、経営基盤の安定化に向けた三位一体の支援という意気込みを示しました。そこで1つ目に、加工原料輸入について、昨年は調査事業支援とありましたが、その成果に立って、今年はさらに1段階進めたルート確立を目指すとする内容か、お聞きします。2つ目に、外国人技能実習生を含めた人材確保対策について、どのような目標を設定し、どう取り組みを進められるのか、市の支援の有無や内容とともにお聞きします。3つ目に、高度衛生化の推進について、当初予算では久しぶりの地場製造業活性化支援事業と思いますが、支障のない範囲で内容をお聞きします。5点目に、ガリンコ号についてであります。新年度から2カ年で3代目となるガリンコ号の建造に着手し、2021年冬季から就航を目指すとしております。施策の柱、観光産業化を推進する上で、船が老朽化し、能力的にも不十分なことから新たに建造が必要との背景も論理も理解可能ですし、加えて近年の気象や海洋環境の変化でオホーツク・ガリンコタワー株式会社の運航収支に影響を及ぼす中、建造資金についても会社での調達は不可能、市の財政支援が前提という状況も十分理解できます。しかし、建造費に関して、最良の知恵と選択をもってしても後年次の市民負担は、最も有利な起債を充てても10億円の費用に対して3割ほど必要であり、市の財政運営に一抹以上の懸念が生じるのも事実です。何より市民は、今この時期の建造の妥当性や観光振興の起爆剤としてどのような期待をしているとお考えか、昨年6月の株主総会、議会での市長答弁に関する地元紙報道しか情報も伝わっていないと思いますが、初めに見解をお聞きします。次に、市に船舶運航に直接携わるノウハウはないことから、公設民営という枠組みに落ちつくと思いますが、具体的な契約条件などの想定内容をお聞きします。次に、速力の向上で流氷域への到達の可能性が高まり、定員増もあることから収支の改善が当然見込まれると思いますが、具体的にシミュレーションされた内容をお聞きします。初代、2代目の船が就航したころは、冬は冬らしく、流氷にも勢いがあり、市民もこれを逆手に楽しむという意気込みがガリンコ号への愛着を育んできたと思います。しかし、21世紀には流氷が間近に見られる日も激減し、冬季観光への期待が確実に薄れる中、新船への更新という20年に一度の機会を生かして、例えば外装のイメージや新たな利用策などに可能であれば小中学生の思いを取り込むなど、誰にとってもより身近な存在、地域の誇りとなし得る工夫の余地などないのか、お聞きします。また、目新しい手法ではありませんが、市民の愛着、誇りを育むため、小口でも賛助金という支援を募る、家族のメモリアルを記念して同様に賛助金を募るなど、何らかの取り組みができないものか、見解をお聞きします。次に、市民の安全・安心な暮らしを支えるという視点についてお伺いいたします。1点目に、住環境についてであります。空き家の増加は、例えば冬、人が出入りする形跡がないなど、誰にも、また市内のどこででも気づき、除却されて更地になった跡も相当数目にします。市政方針の利用可能な空き家の流通を促進し、空き家を資源としたまちづくりの推進は、周囲の住民にとって環境面の改善が明らかであり、その取組成果が期待されます。そこで、市内全域を対象にした空き家状況調査について、さらに取得や改修のために創設する助成制度について確認させていただきますが、財源は国の補助金で間違いないのか、除却費の国庫助成も継続のようですが、新たな取り組みでは実施期間は限定されているのか、利用予定者に所得などの制限、所有者との折衝介在など、全体の概要についてお知らせください。また、状況調査は委託によるようですが、調査範囲は建物内部にも及ぶものか、さらに、平成28年度に実施した空き家実態調査事業では、4段階での危険度判定を行ったと記憶しておりますが、この調査結果も踏まえて取捨されるのか、お聞きします。もう一つ、住環境と密接な関連があると思うのですが、市内の3つの遊休施設、小学校2校と医療施設について、民間事業者からの意見、提案を把握するサウンディング型市場調査を3月中に実施するため、施設見学や参加申込みを2月末までに行うとのことでした。差しさわりない範囲で、応募等の状況をお知らせください。2点目に、市道に関して。夏期道路等アダプト事業を創設するとありますが、夏場の雑草除去一つにしても、私の町内会では国の道路用地の使用許可を受けて花壇をつくっていますが、月に2回以上の草刈りが必要です。草刈り機を使用するため、事故防止への細心さ、刈り取った雑草の処分方法、私の体験ではスズメバチの襲撃など万一の備えと緊張も伴いますが、契約など想定の内容をお聞きします。3点目に、防災に関してであります。市政方針には強靱という字句が数カ所あらわれますが、仮称紋別市強靱化計画の策定方針について、改めて趣旨と内容、策定方法、自治体の事業継続計画(BCP)など、ハード、ソフト両面にわたる内容か、お聞きします。都市計画や防災計画、道路などのストック計画などとの整合性についてもお示しください。次に、子どもたちの成長を支え、未来を創造する人材を育むという視点についてであります。1点目に、特別支援教育についてであります。幼児療育センターが移転し、仮称ではこども発達支援センターという名称に変わって、新年度早々からの利用開始に向けて関連条例案も今議会に提案されております。私ごとになりますが、身内に療育センターに通所している子がおり、早期の気づきと的確な指導で成長を実感することの保護者の安心、喜びは大きく、待ち望まれていた施設であります。そのためにも、市長の熱い思いのとおり、建物の環境の快適さはもちろん重要ですが、何より支援体制や内容の質的向上が最も重視されていかなければなりません。オープン直前の現時点で、言語聴覚士の増員や作業療法士などの専門職について、当初の配置計画に対して予定どおりの採用が達成できるのか、また専門職やスタッフの全体の体制と処遇についてもあわせてお聞きします。次に、義務教育についてであります。子供の学力向上について、議会でもこれまで活発な質疑が行われ、新年度も資するとして校務支援システムの導入や指導主事の配置など予定されていますが、動向や成果をもう少し見ていきたいと思います。市政方針には言及がありませんが、新規施策である学力知能状況調査事業について、事業の目的と実施の主体、調査の方法や対象は全数か、抽出ならその学年と調査結果の活用方法などについてお聞きします。3点目に、ここでの質問が正しいかは別にして、予算では社会教育、留守家庭児童園についてであります。放課後児童クラブ、本市では3校で留守家庭児童園として開設していますが、国は2019年から学童保育の職員の基準の緩和をする方針とある中、市の予算では前年同様と思いますが、国に準じて近い将来、緩和も検討するのか、子供の安全を第一に堅持する考えか、お聞きします。都市圏のような待機者問題とは縁がないと思いますが、新年度の開設予定の学校と登録申請の状況を今年度と比較してあわせてお聞きします。関連してもう一つ、市政方針では子育て支援の位置づけになりますが、留守家庭児童園の開設がない渚滑小学校では、渚滑児童館が放課後の安全・安心を支える機能の一つと考えますが、老朽化は大山児童センターと同じで、しかも古川沿いのため、湿気と蚊に、誰もが環境として好適とはしないと思います。特認校として市内一円から児童生徒を受け入れる学校として、本来の校区外にお住まいの保護者の安心のためにも、将来、例えば小学校の近くに建て替えることで、放課後の移動中に生じる不慮の事態も防げると考えますが、市長の英断を期待して見解をお聞きします。次に、交流人口の拡大により、地域の活性化を促進するという視点についてお伺いいたします。1点目に、ガリヤゾーンに関してであります。市政方針では、健康プールステアについて、教育施設長寿命化計画との連動を図りながら施設改修方法を具体化するとしております。そこで、昨年の市政方針では、施設全体の改修計画を策定としておりましたが、初めにこの改修計画策定の進捗状況と主要な内容についてお聞きします。また、今年度は、より有効な施設利用方法を検討するとありますが、改修方法の具体化に当たっては、老朽化対策だけではなく、プールの有する機能やニーズの多様化を踏まえ、現時点で示せる内容や工程案などありましたらお聞きします。ガリヤゾーンに関してもう一つ、商業者や関連団体との連携、協力のもと、海洋交流館を中心としたさらなるにぎわいの創出についても、大変心躍る方針の表明ですが、現段階で構想されている内容などをお聞きします。2点目に、地域おこし協力隊についてであります。これは今年の市政方針では言及がありませんが、予算では6名から10名に拡大する内容であります。安倍総理は施政方針で、協力隊を順次拡大し、地方への移住と起業などに際して支援制度も創設する、具体的には移住後に起業し地域課題の解決に取り組む人に、地方創生交付金を財源に最大300万円支給するとされます。そこで、新年度拡大する4名に活躍を期待する分野と隊員としての任期、本年度の6名の隊員の成果、評価についてお聞きします。また、任期満了後を見据えた移住・定住に向けた働きかけが不可欠と思いますが、隊員へのサポートとともに何らかのアクションを始められているのか、お聞きします。最後に、紋別地区卸売市場の営業停止による市民生活の影響と支援に関してお伺いいたします。およそ20年間にわたり、市民の台所として重責を果たしてきた紋別地区卸売市場が先月9日、急遽営業を停止しました。そこに至るまでの市場を取り巻く環境変化について、地元紙の報道を見てもなるほどと思わざるを得ない激変かつまさに惨状とも思えるものでした。卸売市場は野菜や魚介類、各種の加工品、総菜類などを取り扱い、質、量とも豊かで自前の仕入れ体制が整う大型店とは異なり、例えば交通弱者などを主な相手とする地域の小売店の仕入れ元として、文字どおり過疎地域の住民生活を維持する重要なライフラインであります。品ぞろえや価格で大型店に目劣りするのはいたし方ないにしても、小売店はこうした弱者の最後のとりでとしてプライドもあったことと思いますが、市場の営業停止後は、加工品や日配品を中心に仕入れが困難となり、市民生活にも大きな影を落とすことは明らかです。聞くところ、こうした小売店の中には福祉施設などに給食食材を納入しているところもあり、代替の仕入れ先が確保できない場合、廃業も現実の選択になると思われます。そこで、端的に、主要な仕入れ先を失った小売業者から、今日まで会議所や市に対してどのような相談や要望がありどのような対応をされたのか、お聞きします。営業を維持するため、市場再開の支援者があらわれることが最良ですが、現在の経済環境では困難と思いますし、当面の努力として他地区の卸売市場などへの参入がベターと思いますが、近隣でどこが該当するのか、また、新たな仲買人資格を得るには事前に保証金が必要と思いますが、目安はどの程度か、情報がございましたらお聞きします。事前に予兆も予告もなく、預けた保証金の返る見込みもないと知人の店主は話し、野菜や果物はまだしも、特に日配品の入手困難が切実と話されておりました。再開を目指しても、現在の施設、設備は老朽化も顕著なようで、中心市街地の活性化はもちろん重要なことですが、一方で周囲で頑張る商店の維持も市民生活に不可欠であります。こうした現状を踏まえ、市ができる支援や代替機能の確保についての見解をお聞きします。以上で私の質問を終わりますが、再質問は留保します。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、青木議員のご質問にお答えいたします。初めに、農業についてであります。1点目の本年の畜産競争力強化整備事業につきましては、上渚滑地区の酪農家3戸で設立した複数戸協業法人が上渚滑町奥東に搾乳ロボット8台を擁する牛舎の新設をはじめ、自給飼料調製施設、家畜排せつ物処理施設などの各種施設整備を2019年度と2020年度の2カ年で実施しようとするものであります。その概要といたしましては、総事業費約17億7,000万円、経産牛飼養頭数596頭、年間6,450トンの生乳生産を目標とするもので、これにより本市においては最大規模となるメガファームが誕生することとなり、本法人には本市酪農の持続的な発展を牽引する中核経営体としての役割を期待しているところであります。2点目の施設整備計画の策定につきましては、営農用水道の整備計画構想の概要と進捗状況は、2018年度に各施設の老朽化度合いの目視調査や近年の使用水量などの現状把握を行うとともに、将来的に必要とする水量を予測するため、地域農業者やJAオホーツクはまなすから規模拡大に伴う家畜飼養頭数増加についての聞き取りを行い、総合的な施設整備計画策定のたたき台となる整備計画構想をまとめました。調査の結果、施設の経年劣化はもとより、設置時に比べて使用水量が極端に少なくなった地区、将来の規模拡大により水量不足が懸念される地区もあることが明確になりました。新年度では、営農用水道を地区単独で整備することや、より効率的、効果的な水供給を行うため、地区と隣接する簡易水道や上水道への編入、地区再編などの可能性も視野に入れ、これらを網羅した総合的な施設整備計画策定に着手してまいります。次に、林業・林産業についてであります。新たなシステム構築、販路拡大、人材育成の3本柱につきましては、1つ目の柱、森林認証の優位性を生かした販路開拓では、これまで日本一の認証材供給基地であることや森林認証の環境価値を前面に押し出し、首都圏で開催される展示会への認証材製品の出展や、首都圏企業の環境意識の高まりを捉え、企業CSR活動での認証材活用を促すためのセミナーの開催等に取り組んでまいりました。新年度につきましては、これらに加え、2020年東京オリンピック・パラリンピックの関連施設に本地域の認証材が使用される好機を捉え、みなと森と水サミットを通じて交流がある東京都港区とのつながりを最大限活用し、みなとモデル二酸化炭素固定認証制度の活用実績がある建築業者などと、このみなとモデルで本市に登録している建材業者を対象に商談会を開催し、本地域の認証材の売り込み強化を図ってまいります。2つ目の柱、新たな素材生産・流通システムの構築では、新年度、コンテナ苗を使用した植栽の検証、原木中間土場における集荷、流通システムの検証、さらには高密度路網と高性能林業機械を組み合わせた作業システムの検証を行い、さらなる素材生産や運搬作業の効率化、生産流通コスト低減に資するモデルケースの確立を目指してまいります。3つ目の柱、林業の人材育成では、川下側と川上側のつなぎ役となるウッドコーディネーター育成のため、これまで森林施業プランナーの資格を有し、地域民有林の森林整備の中核を担い、川上側に精通している技術職員を対象に、各種研修会や先進地視察等を行い、木材利用や流通等、川下側の見識を深める基礎的な知識の習得に取り組んでまいりました。新年度では、引き続き基礎的な研修を継続するとともに、これまでの研修で得た知識と川上側の豊富な見識を生かす実践的な研修の場として港区での商談会へ参加し、育成対象者のレベルアップを図ってまいります。また、若手林業技術者の育成では、これまで安全技術向上を目的としたチェーンソー講習を行ってまいりました。新年度では、コンテナ苗の植えつけ、下刈りなど、保育作業の技術向上を目的とした講習会を開催し、引き続きこの地域に必要とされる人材の育成に取り組んでまいります。次に、漁業についてであります。1点目の水産資源の減少や魚体の小型化などに係る課題につきましては、北海道や北海道さけ・ます増殖事業協会などとの協議におきまして、種苗放流事業や増養殖事業の推進のほか、明確な原因の究明が喫緊の課題であると共通の認識をしているところでありますが、市独自での調査研究は難しいことから、北海道区水産研究所及び網走水産試験場など、研究機関による調査経過を見守ってまいりたいと考えております。2点目の秋サケ資源放流につきましては、昨年4月に国から水産研究機構のあり方検討会の中で、サケ、マスのふ化放流のあり方を見直す提言があったところですが、その計画内容につきましては具体的に示されておりません。北海道さけ・ます増殖事業協会の来年度以降の放流事業計画では、約9億2,000万尾の放流を計画しており、そのうち北見管内では例年どおり約1億8,000万尾の放流を予定していると伺っております。市といたしましても、来年度から水産庁が行う回帰率の実証実験や、北海道が設置する秋サケ資源対策協議会による研究成果を注視し、最新情報の収集に努めるほか、関係機関の資源回復に向けた取り組みに協力してまいります。次に、水産加工業についてであります。1点目の加工原料輸入につきましては、昨年に引き続き商談の準備を進めているところであり、来年度は実際に紋別市水産加工業協同組合が加工原料サンプルの価格、品質の検品を行い、原料輸入に取り組むこととしておりますことから、市といたしましても今後の原料確保ルートの確立に向け、支援をしてまいります。2点目の外国人技能実習生を含めた人材確保対策につきましては、優良な監理団体及び実習実施者は、第3号技能実習生の受け入れが可能となり、実習期間が3年間から最大5年間に拡大され、さらに常勤従業員数に応じ、実習生の受入枠が増加することとなっております。既に、市内にある4つの監理団体全て及び15の実習実施者が優良認定を受けており、その認定を維持するために技能実習生の専門級合格に向けた監理団体の取り組みに対し支援を行っており、2018年度の水産加工業における受入数247名から、5年後の2023年度には約55%増の450名を目標としております。また、地域社会との共生を目的とした市民との交流会の実施のほか、国際交流サロンを開設し、技能実習制度を最大限に活用した人材確保に取り組んでいるところであります。3点目の高度衛生化の推進及び地場製造業の予算措置につきましては、本市では安心・安全な食品を提供し、食品の信頼性と付加価値の向上を目的に、HACCP認証を含めた高度衛生化を推進するために、これまで衛生管理型製氷・貯氷施設の建設や水揚げされた水産物の高付加価値化を目的とした高鮮度輸送設備整備などの支援に取り組み、水産加工業を含めた水産業全体の高度衛生化を強く推進してきたところであります。その結果、2019年度に市内水産加工業者3社がHACCP認証取得に意欲を示したことから、地場製造業活性化支援事業により支援するため、本定例会に2019年度当初予算案として補助金額300万円を提案しているところであります。次に、ガリンコ号についてであります。この時期の建造の妥当性と観光振興の起爆剤としてどのような期待をしているかにつきましては、1987年に初代ガリンコ号が乗客定員32名で就航し、翌年には70名に改造、さらに1997年にはガリンコ号Ⅱが195名で就航しており、その存在はオホーツク海と流氷の知名度を国内外に押し上げ、夏期の遊覧、冬期の流氷観光を主軸に活躍を続けております。ガリンコ号は北海道遺産やふね遺産に認定され、市民の誇りとして定着しているほか、流氷研究国際都市としての魅力を高め、市内経済の活性化、持続的な観光施策の一環として必要不可欠なものと認識しております。ガリンコ号Ⅱは就航から21年が経過し、船体の老朽化及び外国製エンジンの部品調達の困難さとともに、流氷勢力の大幅な減退などへの対応が大きな課題となっており、オホーツク・ガリンコタワー株式会社ではこれらの課題の解決に向けガリンコ号Ⅱ検討委員会を設置し、検討を進めたところであります。検討経過につきましては、さきに宮川議員のご質問にお答えしたとおりでありますが、ガリンコ号Ⅱは船舶としての耐用年数を経過し、それに伴う定期検査費用等の増大は避けられなくなっており、またリニューアルでは特段の補助制度がなく相当の費用負担が見込まれるほか、流氷勢力の減退に対する課題解決としては流氷を待つ姿勢から流氷帯に向かっていくというスタンスへの転換が必要とされ、新船の建造をすべきとの結論に達したとのことであります。建造時期につきましては、ガリンコ号Ⅱは2020年4月の定期検査を受けず、新船は2021年1月の就航を目標とすることが最も適切なタイミングであると判断しているところであります。また、ガリンコ号Ⅱが就航した時期に観光入込客数が増加した実績から、新船の就航が観光振興の起爆剤となり、当圏域への観光客の集客向上と市内の経済効果へ大きく波及し、本市の観光産業化の推進に寄与することを期待するところであります。船舶運航を公設民営とする具体的な契約条件及び収支シミュレーションにつきましては、さきに宮川議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。また、ガリンコ号を身近な存在、地域の誇りとなり得る工夫の余地及び市民からの賛助金を募るなどの取り組みにつきましては、今後の研究課題とさせていただきます。次に、住環境についてであります。1点目の空き家につきましては、2016年度に市の独自事業として実施した空き家調査以降、空き家の軒数は年数の経過に伴い現状と大きく乖離している部分があることから、再度、空き家調査の実施を考えております。空き家等調査事業は、国の補助金である空き家対策総合支援事業を財源として、市の保有する2016年度空き家実態調査結果と水道の閉栓情報を外観目視で行った空き家情報を保有している住宅地図を取り扱う業者へ提供し、突合することで、精度の高い新たな空き家データベースの整備をするものであります。空き家の取得や改修のための空家利活用促進事業は、2つの補助制度で構成されており、1つ目に空家等利活用支援事業は、市の単独費事業として住み替えや移住促進等を図ることを目的に、空き家の取得、改修に係る費用の一部を助成するものであります。補助対象者につきましては、持ち家を所有しておらず、空き家を取得、改修して居住する者とし、補助基準額の50万円に移住者や子育て世帯が利用する場合などは補助金額を加算する方法を予定しており、補助上限額は100万円となっております。2つ目に、提案型空家等利活用支援事業は、国の補助金である空き家対策総合支援事業を財源とし、地域の活性化や課題解決を図ることを目的に、空き家の取得、改修に係る費用の一部を助成するものであります。補助対象者につきましては、町内会やNPO法人などの非営利団体としており、集会所や交流施設など地域活性化につながる空き家の利活用について提案を募集し、紋別市空家等対策協議会の審査により選ばれた提案に対して助成するもので、補助上限額は200万円となっております。これらの空家利活用促進事業につきましては、空き家の利活用の促進という観点から、現在のところ実施期間の限定や利用者の所得制限を設ける予定はなく、空き家所有者との折衝は原則当事者間によるものと考えておりますが、助成制度や予算額などにつきましては、今後も国の方針や動向を確認しながら事業を推進してまいります。2点目の市内の3つの遊休施設につきましては、サウンディング型市場調査は、議員ご承知のとおり、民間事業者との意見交換を通し、市場性の有無や行政側の発想だけでは気づきにくい課題の把握を抽出した上で、民間事業者の参入意欲や参入しやすい公募条件を把握することによって事業化の可能性を探り、施設の有効活用を図るため実施するものであります。調査の実施状況は、2月末で参加申込みを締め切り、旧医療施設に対し1件の参加申込みをいただいておりますが、他の施設も含め、必要に応じて追加の調査を進めてまいります。また、対話内容につきましては、提案事業者のノウハウの保護なども考慮した上で、4月以降に市ホームページにて公表する予定となっております。次に、夏期道路等アダプト事業についてであります。本事業につきましては、市民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、市民参加による道路等のきめ細かな環境美化活動を推進するとともに、効率的かつ効果的な行政運営が図られることを目的としております。本事業の進め方につきましては、冬期除雪アダプト事業と同様に、実施要綱に基づき、歩道等の草刈りや歩道塗装の補修にご協力いただける市民団体から、草刈り機の貸し出しや燃料及び舗装補修材支給の申請をいただき、市からの許可をもって作業を行っていただくものであります。また、作業を安全に行っていただくため、作業時の飛び石による車両や歩行者への被害を防止する飛び石防止ネットの貸し出しや、ヘルメット、ゴーグル、セーフティーコーンなどの貸し出しも行うほか、協力者ご本人のけがの補償や対人・対物の賠償責任補償が完備されたボランティア活動保険への加入手続も市が行う予定であり、万が一の事故発生に備えた制度となっております。作業前には、協力者に対し作業の危険性について十分な説明を行うなど、安全性の確保と事故防止に努めるとともに、作業後の刈り取った雑草の処分につきましても、協力者のご負担とならないよう市が適切に処分してまいります。次に、防災に関してであります。仮称紋別市強靱化計画は、本市は建築物の倒壊や多数の死傷者を発生させるような地震や津波などの大規模自然災害が極めて少ない安全・安心なまちであります。しかし、過去には豪雨や暴風雪等による住宅被害や停電、交通障害が発生し、市民の生命や生活にかかわる重大な被害を経験していることや、少子高齢化の進行や社会資本の老朽化などの課題を抱える中、将来的にはこれらの影響による地域防災力の低下が懸念される状況にあります。これらを踏まえ、本計画は大規模自然災害等の発生に伴い生じるさまざまなリスクを想定し、平時における対応策を中心に、事前防災・減災及び迅速な復興・復旧に資する施策をハード、ソフト両面から取りまとめるものであります。また、策定に当たりまして、国土強靱化基本計画や北海道強靱化計画との調和を保つとともに、都市計画や地域防災計画、今後策定予定の業務継続計画などを含め、国土強靱化に関する本市の各個別計画の指針になるものとして、新年度早期の策定を目指してまいります。次に、特別支援教育についてであります。療育センターの専門職の配置につきましては、新年度より言語聴覚士、精神保健福祉士各1名を正職員として採用する予定であり、体制の強化充実が図られるものと考えております。これにより、新年度からの専門職やスタッフの全体の体制と処遇につきましては、センター長である課長職1名、正職員で社会福祉士2名、保健師1名、言語聴覚士2名、精神保健福祉士1名のほか、教員資格、保育士資格を有する3名の嘱託員の計10名体制で新年度より業務を行うことになります。一方、療育に必要な専門職である理学療法士、作業療法士等につきましては、現在応募がない状況にありますが、旭川肢体不自由児総合療育センターやコドモックルなどの関係機関や西紋町村への知人紹介依頼に加え、大学や専門学校へは精力的に訪問、勧誘するなど、さまざまな方面に働きかけ、人材確保に鋭意努めてまいります。次に、渚滑児童館についてであります。市内の児童館につきましては、2013年度に南が丘児童館、2015年度に紋別児童センター、2016年度に上渚滑児童館と新築移転しており、2019年度には大山児童センターの移転建替工事に着手する予定であります。渚滑児童館の建て替えにつきましては、放課後の安全・安心を支える機能として、渚滑小学校近くに建て替えること等の議員ご指摘の事項も踏まえて今後検討してまいりたいと考えております。次に、ガリヤゾーンについてであります。1点目の健康プールステアの改修計画策定の進捗状況と主要な内容につきましては、昨年6月より健康プールの改修調査設計に着手し、屋内外の建築部分や電気設備、機械設備の3部門に分け、劣化度やふぐあい箇所の調査診断を実施したところであります。改修計画の策定につきましては、この調査結果及び利用者層やニーズの変化、今後の施設のあり方なども検討するため、市の担当部署のほか、教育委員会、指定管理者で構成される検討会議を設置し、現在、事業内容の精査や財源対策などの検討を行っているところであります。改修の主な内容につきましては、外壁タイルの落下防止対策や設備機器の更新、流水プールの改修などを予定しているほか、利用者ニーズを踏まえたトレーニング室やフィットネスルームの改装なども検討しております。改修方法の具体化に当たっての内容につきましては、高齢者や身体障害者にも配慮したリハビリ施設としての機能も考慮しながら、より広い層の方々に利用してもらえる健康増進施設として活用してまいりたいと考えております。また、工程につきましては、安全対策を最優先に考え、極力利用者に不便のないよう進めてまいりたいと考えております。2点目の海洋交流館を中心としたさらなるにぎわいの創出につきましては、さきに阿部議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。次に、地域おこし協力隊についてであります。新年度に拡大する分野は、国際交流、移住、子育て、スポーツの4分野で採用を予定しており、隊員の任期は最大3年であります。本年度に採用した教育、農業、林業、観光、文化財、博物館の各分野で活躍する6名の隊員の成果、評価につきましては、着任1年目であり、具体的な成果があらわれる時期ではありませんが、年度末には地域おこし協力隊の活動報告会を予定しており、本年度の各隊員の活動実績や意見交換等を踏まえ、事業の検証、課題等を整理し、今後の隊員の活動、活躍につなげ、最終的には本市に定住、定着することが事業の成果、評価であると考えております。なお、任期終了後を見据えた移住・定住に向けた働きかけや隊員へのサポート等につきましては、先ほど申し上げた活動報告会や市ホームページ、広報もんべつなどによる協力隊活動の地域への周知を予定しているほか、隊員のフォロー業務を委託している合同会社北海道観光まちづくりセンターが行う先輩協力隊員や移住者を講師とする研修会、交流会への参加、個々のスキルアップを図るための講習機会を設けるなど、隊員へのサポートを実施しております。次に、紋別地区卸売市場の営業停止についてであります。1999年1月より、現在の体制にて再開され、20年間市内の商取引を支えてきた紋別地区卸売市場が本年2月9日付にて営業を停止したことはまことに残念であり、市内のみならず西紋別地区全体への商取引に影響があり、今後の小売業者の仕入れ先について懸念しておりますが、現在まで小売業者から直接的に市担当課や紋別商工会議所への相談や要望はありません。また、今後の仕入れに関しての他地区の卸売市場などへの参入については、旭川または北見とお聞きしておりますが、具体的な保証金など詳細についての情報はありません。市といたしましても、卸売市場の重要性は認識しているところでありますが、現在営業を停止しておりますことから、これから始まる債権者への説明や抵当権設定者の動向など情報を収集するとともに、必要に応じ、今後、支援策や代替機能の確保などの方向性について関係者と協議してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
それでは、青木議員のご質問にお答えいたします。初めに、義務教育についてであります。学力知能状況調査事業の目的等についてでありますが、国が実施している全国学力・学習状況調査では、小学校6年生及び中学校3年生の状況の把握、分析を行っているところでありますが、これまで紋別市ではそれ以外の学年の学力状況は、学校ごとの取り組みにより行ってまいりました。このたび、より詳細で客観的な学力状況の把握、分析を目的として、教育委員会が実施主体となり、全学年の全児童生徒を対象とした学力検査等を実施していきたいと考えております。調査結果の活用方法につきましては、市内全ての児童生徒の学力、知能状況の詳細な資料が得られることで、市、学校、個人レベルの課題の把握及びより具体的な指導方針の変更、策定が可能になるものと考えております。さらに、継続して実施、分析等を行うことで、小学校から中学校の9年間を通じた学力向上対策を図ることができるものと考えております。次に、留守家庭児童園についてであります。本市の留守家庭児童園は、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準に基づき、条例において支援員の資格要件や配置人数を定めております。現在、支援員の配置人数につきましては、国の基準で1事業所ごとに2名以上の支援員、うち1名を除き補助員をもってこれにかえることができると規定されておりますが、市直営の3児童園のうち、2児童園では支援員2名、補助員1名の3名を配置しており、残る1児童園は支援員2名を配置しております。また、長期休業期間など利用者が多くなる時期には、適時補助員を増員することにより子供たちの安全のための十分な配置に心がけており、国の基準の緩和に伴う対応変更の予定はございません。新年度の開設予定でありますが、今年度と同様、市直営では紋別小学校さくら児童園、潮見小学校どんぐり児童園、南丘小学校たんぽぽ児童園の3児童園を開設予定であります。新年度の児童の登録申請状況でありますが、3月1日現在で紋別小学校さくら児童園は新年度52名で、今年度より2名の増。潮見小学校どんぐり児童園は新年度52名で、今年度より5名の増。南丘小学校たんぽぽ児童園は新年度20名で、今年度より2名減。3児童園合計124名で、今年度より5名の増となっております。以上、答弁といたします。
再質問 13番 青木邦雄
大変ご丁寧な答弁、ありがとうございました。何点か再質問させていただきます。農業と営農用水の関係でお伺いいたします。新しい施設が市内最大のメガファームということで、当然それも含めてですけども、以前お伺いしたところでは、例えば2025年の飼養頭数が平成29年から見ると1,100頭ぐらい増えると。要は、水を飲む人間が減る一方で、必要とする牛がどんどん増えていくということで、やっぱり無駄な施設計画、配置計画、配置だとか無駄な設計にならないように、例えば先ほど言った総合的なという意味合いで、水道ビジョンなんかでも簡水との連携とかというふうにうたっているわけですから、ぜひその点は考えていただきたいと思います。たまたま、特に奥東地域ということになりますと、恐らく水利は立牛川に依存していると思うんですが、そこら辺、既存の農家も差し引きがあるとは思うんですけども、十分な給水能力として現状の施設のままでとりあえずスタートはできるのか、お伺いします。
答弁 農政林務課長兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久
お答えいたします。2019年度に予定してございます新規法人の水量の関係でございますけれども、現状の上渚滑の営農用水の部分でございますけれども、1日の最大の配水能力でいたしますと、新しい法人ができても十分供給できるということでございますけれども、何せ紋別で一番最大の施設に将来的には満度の操業が始まればなるということでございますので、施設の整備に当たりましては受水槽を設けるというようなことで事業実施主体のほうとは協議をしていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 13番 青木邦雄
例えば受水槽ということは、ポンプで上流に圧送するというような考え方になるんでしょうか。それとも、例えば奥東というのは地域的に若干高くなりますよね、レベル的には。そうすると、これから恐らくこういう施設ができるというのは、元紋別であれ、渚滑は余り自分の地元でいいわけでございますけれども、余りないのかもしれませんけども、要するに水利と供給量のバランスがきちんととれてかないとそれはそれで農家の方も心配されると思いますので、受水槽という考え方は、例えばメガ施設のより上流部に受水槽があって、そこから給水、落下するという形なのか、下にあって送りというのか、そこら辺ちょっとイメージとして教えてください。
答弁 農政林務課長兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久
すみません、私の答弁がちょっと混乱を招いていることで、申しわけございません。受水槽というのは、農家さんの庭先にためるタンクという意味合いでございます。以上でございます。
再質問 13番 青木邦雄
私も理解をしないで、大変失礼しました。次に、林産業について若干お伺いしたいんですけども、いろんな先進的な取り組みというのは十分理解できます。要は実感という意味では、例えば漁業なら水揚げ高とか、加工業なら生産高というふうにして市民の中に数字ですぐ押さえられるんですけども、例えば林産加工業という加工面でいけば、出荷額とかそういういわゆる基本的にはデータというのは現実にはあるんでしょうかないんでしょうか。あれば、例えばそういう認証材に限っての出荷額とかは聞きませんけども、製材を幾らつくられた、それがどういう方面にどのように流れていって、大抵年間の売り上げがどのくらいあるとかというものがあればより実感として捉えやすいですし、当然人材とかもそうなんですけども、長期森林就労支援という形で今年も予算化されてますけど、例えばそれ一つとっても、本来的には処遇がもっともっと改善されていけば何か単発的なお小遣い的なもの、どっちかといえばそういうイメージにとられるんですけども、そこら辺の発想もあるんですけど、そういう従業員数の流れだとか、そういったものの基礎的な数字データというのはあるんでしょうか、ちょっとお伺いします。なければないで、結構です。
答弁 産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一(産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長は2019年3月まで)
お答えをいたします。例えば、市内での素材生産量ですとか工場での製材の量、SGECの関係で、木協のほうに市内にSGEC製品の動向ですとかということで委託も出しておりまして、そこで量的なものは押さえているところでございます。以上です。
再質問 13番 青木邦雄
例えばの例ですけど、その森林認証が認証材の中、数量的に去年と見て今年はこれぐらいの利用のシェアの拡大があったとか、そこまでは分析できるんですか。それとも、例えばそれによる売り上げもそうなんですけども、そういう形で成長産業化がより誰でも理解できるような数字というふうになって捉えてよろしいんでしょうか。
答弁 産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一(産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長は2019年3月まで)
木協の委託の分では、これまでの流れ、毎年調査をさせてもらっていますので、増加というデータは間違いなくとれます。それと、成長産業化の中で、全てはちょっと記憶にないんですけども、素材生産量の目標値ですとか、そういったものを掲げて計画をつくっております。以上です。
再質問 13番 青木邦雄
わかりました。その計画自体もなかなか目にする努力をしてないんで、機会もないと言えばそのとおりなんですけども。ガリンコ号について、ちょっとお伺いします。新造船の必要性とかは重々理解しますし、ぜひより波に乗れるように頑張っていただきたいなと思います。ただ、例えばガリンコ号、もう既に2代経過して3代、要するに北海道遺産とか、その当時は市民にも物すごい強い期待も愛情もあったんですけれども、今回のやつも含めて、何となく市民の流氷とか冬観光も含めてなんですけども、関心がちょっといまいち僕自身は受けとめられないなと。これも私も言いましたけども、例えば船の外装に何か特徴的な絵を小中学生から募集して書いてみるですとか、それとネーミングも、今までの質問の中ではガリンコ号Ⅲで決まりなのか、新ガリンコ号なのか、あるいはそういうガリンコ号という名前を外すことはできないとは思うんですけども、何かもうちょっと受けとめやすい名前だとか、そういう愛称でもいいんですけど、何かそういうもので、要するにエージェントが後から観光客とか確保するのは十分可能だとは思うんですけども、地元の人間が自分たちの誇りとしてこういうものができたんだよというものをもっと身近につくっていかないとなかなか長続きしないんじゃないだろうかという思いで、例えば市民とのつながりをもう少し強める、接着を図るような取り組みをぜひ考えていただきたいんですがいかがでしょうか。
答弁 建設部長兼広域病院連携推進室次長 稲葉宏剛
お答えいたします。今この場で具体的に申し上げられる内容をちょっと持ち合わせてはおりませんけれど、当然ながら市内、市外への情報発信等で気運を盛り上げていくべきだというふうに思います。ガリンコ号Ⅱのときは、ちょっと記憶で申しわけないんですが、紋別市新吸引力アップキャンペーンみたいなのに取り組んだというようなことをちょっと記憶していまして、3つの戦略ということで、流氷研究国際都市のPR、それからエージェント、マスコミの対策、それからコンベンションの誘致というような取り組みだったと思います。市内的な気運の盛り上げという、これは当時、最初のガリンコ号のときは運営協議会で運航してたんですが、それをガリンコ号Ⅱのときにガリンコ汽船という第三セクターを立ち上げるということで、市内の民間企業へのアプローチとかそういうことで市内的な気運を盛り上げたというふうな記憶があります。そういう意味では世代も変わっていますし、市内の子供たち、あるいは若い世代の方々に改めてガリンコ号を身近に感じてもらうような仕掛け、そういったものが必要かなと思います。それらも含めて、研究課題というふうなことでさせていただいたとご理解ください。
再質問 13番 青木邦雄
ガリンコ号にはぜひ期待したいと思います。次、住環境に関してですが、サウンディング型市場調査ということで、ノウハウのことがありますから明らかにできないのは当然わかります。たまたまちょっと思い出したのが1点あるんですけど、道都大学の利活用について、今年度、平成30年度予算、たしか委託、事業があったと思うんですが、例えば道都大学を民間のサイドから見るというような発想というのはあり得ないのか、それが1点と、今、室蘭市ですとか、たしか本州の深谷市かどこかで、最終的には市が更地にして住宅地として売れれば、分譲できればその分で返ってくるという意味でマイナス入札とかというやり方もやってるわけですが、今回対象の2校については郊外の学校ですからそれはちょっとあり得ないのかなと。例えば、市内の中の遊休になっている市有地の上に建っているものを、市がマイナス入札でも構わないから例えば落として宅地として分譲するとかというような、それに適当な物件というのは現状あるでしょうか。その2点をお伺いします。
答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)
お答えします。議員おっしゃるとおり、昨今、建物の解体費を控除して、土地の評価額から差っ引いて入札する手法というのもございますけども、なかなか壊した後の土地の面積とか土地の評価額、そこを考えると現状ではそんなに適当な土地がないということでお答えさせていただきます。
再質問 13番 青木邦雄
それからもう一点、サウンディングの中で、道都大学の跡地というのは、こういう手の民間サイドの視点から見る事業にはなじむものかなじまないものかだけ、ちょっとお聞きしたいと思います。
再質問 13番 青木邦雄
はい、わかりました。それと、流れ上、教育の関係で、一つは留守家庭児童園については基準を切り下げる考え方はないということで、これについては大いに敬意を表したいと思います。それで、もう一つ、学力知能状況調査、これについては市が単独で、それこそこの先1年生から中学3年生までのデータが積み上げられると。当然、これは極めて高い個人情報ですよね。私たちも小学校のころ、よく知能調査をIQ調査だとかとやられて、それとはちょっと違うみたいなんですが、そこら辺の情報の管理、そして例えば中学3年を終わったときにこのデータというのは確実に抹消されていくのか、例えば高等学校までつないだような利用の仕方まで想定されているのか、それをお聞きしたいと思います。
答弁 学務課長 浜屋武志(学務課長は2020年12月まで)
お答えいたします。まず、検査につきましては、児童生徒の知能的な機能が高いか低いかという個人差ではなく、その子の中ですぐれた機能は何なのかというような個人らしさに注目しまして、一人一人の知能特性を知りまして、それを学習指導に生かしていこうというような形で考えております。ですので、そのようなデータというのは特に個人の方にお渡しすることもありませんし、そのデータ管理については適切な配慮をしていきたいということで考えております。
再質問 13番 青木邦雄
結果の活用は当然そうなると思いますけども、そこから見えてくるものがついうっかり漏れる、子供たちにとって悪影響にならないようにご配慮を願いたいのと、関連して特認校、児童館の建替えの中での言葉ですから、特認校という言葉を言ってますので、今年、渚滑小学校、中学校の4月からの特認校での生徒数というのはどのようになっているかをお聞きします。
答弁 学務課長 浜屋武志(学務課長は2020年12月まで)
お答えいたします。特認校に限って言うとわかりづらいですので、本年4月の通学予定者についてお答えさせていただきます。まず、渚滑小学校、1年生が3名、2年生が5名、5年生が1名の9名となっておりますが、特認校の生徒はいらっしゃいません。続いて、渚滑中学校、1年生は7名、2年生が5名、3年生が8名、計20名で、特認校で入学される方が1年生は3名、通学される方が3年生で2名、特認校制度では5名の生徒ということになっております。
再質問 13番 青木邦雄
地元の人間として、特認校であっても子供たちが増えることは、いろんな意味で、特に小学校は3学年しかないわけですから、3年生、4年生、6年生がいないということなんで、といって特認校だから全て埋まるというわけでもないですので、これはいたし方ないと思います。ぜひ、私たちも特認校の利点を生かした、地域としての盛り上げ方についてはこれからいろいろと考えていきたいと思います。地域おこし協力隊について、これは市長さんが地方創生の本旨として、この人方が3年間、単にその財源を持った人として紋別で働いたということじゃなくて、やっぱり地元に定着することが本旨であるということで、ぜひ地先の町内の人が、その人たちが孤立しないようなサポートも含めてよろしくお願いしたいと思います。これは要望です。あと、最後に、卸売市場につきましても、やはり地元地域で頑張っている渚滑とかまちなかで頑張っている商店街の人たちがだんだんみずから仕入れにくくなると、恐らく北見であれ網走であれ、零細の業者の人それぞれが仕入れに行っていたらその間は誰が店見るんだというような状況も十分考えられますので、今のところ相談がないということですから、何もこうしてくれというものはありませんけども、ぜひそういう相談がいずれ出たとすれば、適切な対応、会議所含めた対応をお願いしまして質問を終わります。