紋別市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日
(1)令和2年度市政方針について/(2)第一期及び第二期総合戦略について
2020年3月16日、紋別市議会の一般質問で、青木邦雄議員が「令和2年度市政方針について」「第一期及び第二期総合戦略について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、産業部長 若原喜直が答弁しました。
- 質問者
- 青木邦雄 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 堀籠康行、産業部長 若原喜直
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 青木邦雄
私は、未来の会の一員として、さきに通告しました項目の順に従い、質問をさせていただきます。市政執行方針でみずから言及されたように、令和2年度予算案は4期目最後の本格予算であり、随所に市民に約束した公約の集大成に向けた強い意思や意欲を感じています。同時に、ことしは第2期目の総合戦略スタートの年であり、市政の羅針盤として、将来にわたる持続可能な行政運営の確保のため、定住人口、関係人口、交流人口の拡大創出と、全ての市民が活躍し、活気あふれ、選ばれるまちづくりを目指す方向性にも意気込みを感じ取っています。残された任期はおよそ1年と3カ月ほどで、市長には常に全力の気概がみなぎっておりますが、年明けから感染が拡大し、収束の見通しが立たない新型肺炎のこともありますので、体調には十分な配慮をされて市政を牽引されますよう期待します。それでは質問に入りますが、第1回定例会は、市政執行方針と予算案について、意図や手法などを問うことが主と思います。したがって、各議員の通告と重なることが少なくないと思いますが、私なりの視点から総合戦略とも関連させつつ質問することをあらかじめお断りいたします。初めに、令和2年度の市政執行方針について、現状認識や事業の目的と手法、予算内要などを順にお伺いいたします。なお、質問の組み立ての都合上、総合戦略の検証結果等も随時引用いたします。四つの視点にまとめられた施策への質問の前に、総括的に述べられた市税の見通しや新型肺炎によって急展開する社会や経済環境の変化などに関して以下お聞きします。新年度の一般会計当初予算は、前年比で72億8,000万円余り増の265億円余りと、200億円の大台をおよそ四半世紀ぶりに記録する規模になりました。しかし、子細に見ると、経常収入58億1,000万円の増のうち、市税は4,300万円の減少、地方交付税等を含む一般財源で1億円余りの増にとどまり、残りの特定財源のほとんどがふるさと納税での寄附金で、前年に比べて40億円ふえています。ふるさと納税は、制約の少ない勝手のよい財源で、大幅な増加を可能にしたのは、市長を先頭にした職員の総力での創意工夫が功を奏した結果であり、返礼品を通じて地場産業にも大きな波及効果があったのは間違いありません。とはいえ、納税協力者のマインドは常在不変ではなく、細心の配慮を怠ると、たちまち信頼を失墜し、急減、急降下もあり得ます。当然、そうされていると思いますが、丁寧なフォローなど、不断の取り組みに配慮を願いします。それでは、1点目ですが、市税の見通しについてです。さきに申したとおり、前年比で4,300万円の減少と見込む背景について、昨年の市内経済の主要な成果も踏まえて、もう少し詳しくお知らせください。一つに、個人市民税は、ふるさと納税による税額控除の増加を見越してとありますが、控除対象者数など、具体的な推計値をお示しください。法人市民税も税率引下げの影響で、前年に比べて5,000万円の減としていますが、引下げ前の税率で比べた場合はどういう傾向なのか、災害も少なく、経済は比較的堅調と思っていましたが、各業種で明暗を分けたそれぞれの要因について内容をお示しください。二つに、償却資産の新規課税の減少を挙げていますが、民間資金による設備投資の動向も含めて、どのような内容であったのか、お示しください。日本の経済は東京オリンピックまでは順調にと楽観視されていましたが、さきに内閣府が公表した昨年の第4・四半期のGDP―国内総生産は5・四半期ぶりにマイナスになりました。消費税増税後の反動減や大規模災害の続発のほか、暖冬による個人消費の減退が理由で、織り込み済みとコメントされていましたが、果たして思惑どおり回復するのか、私は懐疑的に思っています。昨年来順次発効したTPPや日欧EPA、日米貿易協定などが地域産業に徐々にダメージとなるであろうことは避けられず、年明けからの新型肺炎の流行で海外からの旅行者減が3月まで続けば、北海道だけでも200億円を超える観光消費額が減少するとの試算も示されています。先日、鈴木知事は緊急事態を宣言しましたが、景気の後退感、不景気感が強まれば、賃金や雇用維持への不安も生じ、消費という強力な内需への影響も避けられません。そこで、2点目に、特に東南アジアからの入国者数が急減する中、昨年末まで好調を維持していた東京直行便や今季は観光資材としての流氷が安定しているガリンコ号の乗船者数、そのほか市内での宿泊者数や、交通、飲食などの関連する広い範囲で変化や変調が現に見られるのか、終息時期にもよるでしょうが、今後の市内経済への懸念や対応に考えがありましたら見解をお聞きします。3点目に、少子化や、国も早期の是正を諦めた大都市への人口集中の結果として、専門技術を有する人材をはじめ、全体として強固な人手不足の深刻さと懸念を市政執行方針の冒頭で言及されております。その上で、RPA―ロボティック・プロセス・オートメーションの導入についても、その対応は待ったなしで、本市の最優先課題の一つと位置づけしていますが、それでは、新年度からそれ相応の時間を要すると思いますが、具体的にどういった方向性や取り組みを目指していく考えか、お聞きします。続いて、「力強い産業活動が市民の暮らしを支え、まちに潤いをもたらす」視点について、以下何点かお聞きします。1点目に、農業に関してです。安倍総理は、1月の施政方針で、農産物の輸出拡大の視点から、農地の大規模化など、生産基盤の強化に3,000億円を超える予算を投じると力説しました。市長も、良質な粗飼料生産基盤の整備の推進や高度・省力化、新技術導入など、経営強化に向けた取組支援を明確に位置づけています。基幹産業の生産基盤の強化や収益力の向上などを施策の根幹として、引き続き推進することに異論はなく、先月中旬、オホーツクはまなす農協の昨年の生乳生産量が過去最高と報じられたことはまさに成果の具現そのものと思います。国では、今、食料・農業・農村基本計画の見直し作業を進めていますが、日米貿易協定などの国内市場の開放に対処するため、農業にも企業経営の手法を取り入れ、大規模化し、生産性を高める方向への主導を当然のこととしています。多様な農業経営が可能な地域と異なり、酪農畜産業という単一経営にしか活路の乏しい本市で、生産者の危機感や意向に基づくのは当然なことですが、土地の集約を伴う大規模化一辺倒では新規就農希望者の参入余地を残すことも困難ですし、農村居住人口の減少が続けばコミュニティーとしての活力そのものを失うことも懸念されます。規模は小さくとも家族経営が成り立つ6次産業化などにより地域の中でとにかく経営を維持できる、そうした多様性の存在こそ、地方創生と人口対策や地域経済対策にも効果が高いことは明らかと思っています。そこで、一つ目に、第1期総合戦略の検証では、新規就農者と農業関連雇用創出の二つの指標の達成率が低調で、それぞれに事情も原因もあるのでしょうが、関連雇用としての実績がそもそも基準値を下回った背景についてお聞きします。また、どの分野でも円滑な経営の承継は難しいわけですが、後継者を目指して研修中、あるいは、新規就農を見据えて研修中の人材について、将来の地域農業の担い手として期待は大きいわけですが、どの程度存在すると推計されるのか、可能でしたらお示しください。二つ目に、今議会に、補正を含めて、計4件の畜産競争力強化整備事業費が計上されています。支援の効果は生乳生産量の増加が実証していますが、4件の事業で見込まれる生産性向上の比較と内訳について、経営体別に投資額を、可能であれば、主要な設備投資の内容、飼養頭数及び雇用の増減についてお聞きします。また、市内でこれまで完了した同事業の総件数と今後二、三年以内での計画予定の有無と規模などについてもお聞きします。三つ目に、搾乳ロボットの導入を含む大規模化や育成に特化した経営体との分業化など、経営の効率性は確実に高まったと思いますが、一昨年の長雨被害、可能性が指摘される今年の少雪の影響など、気象変動による影響はこれからも起こり得ます。粗飼料の安定自給が困難な場合、必然的に高コストでも移入や輸入に頼らざるを得ませんが、地域農業のサイクルを支える機能としてのTMRセンターについて、興部町では間もなく新たに稼働し、市でも以前に選択肢の一つとして検討されていたように記憶していますが、その後と現状をお聞きします。四つ目に、中山間地域等直接支払事業について、対象地域が市内全体に拡大されることで地区による不平等は解消されますが、拡大を必要とした背景、支援の内容、補助事業として適切な運用を担保するため、農業者に課せられる責務の内容などについてお聞きします。2点目に、林業に関してです。市政執行方針には、森林認証を冠したワードがほぼ見られませんが、初当選から今日まで、陣頭に立って指導力を発揮し続け、決して現状でよしではなく、さらなる高い次元を見据えているものと期待しています。質問の一つ目ですが、森林の資源量、賦存量の調査について、資源量を正確かつ広大な範囲で算出することは、費用も時間も多大なことがネックで、旧来の手法では限界があると聞きます。この調査計画での調査の実施主体や方法、期間、対象となる森林と面積、費用と財源、山林所有者の負担の有無などについてお聞きします。二つ目に、森林環境譲与税を財源とする市独自の支援制度の創設について、目的と支援の内容など、もう少し詳しくお示しください。三つ目に、本年4月に開校する専修学校の道立北の森づくり専門学院は、初年度の入学者が定員に満たない可能性もあるようですが、市内からの入学予定者がいるのか、お聞きします。昨年の市政執行方針では、林業の成長産業化の三つの柱の一つに人材育成を掲げ、誘致に当たっての関係者の熱意からも期待と注目をしていましたが、企業単位で人材育成と慢性的な人手不足に同時に取り組むことは現実に困難も多く、林業関係者側の熱意の現状についてどう評価されているのか、お聞きします。また、人材育成には、修学中の経済的支援が最も資すると思いますが、道立高等技術専門学院の学生への奨学金制度創設と同様の観点から、例えば、さきの譲与税を活用した支援は無理なのか、お聞きします。3点目に、商業に関してです。市政執行方針では、商業支援として、生産性向上特別措置法に基づく先端技術等導入計画を挙げています。特別措置法では、2020年度までを集中投資期間と位置づけ、その間は手厚い税制支援、金融支援などが活用できると考えますが、これに誤解はないのか、制度概要とともに簡潔にお示しください。また、今さらで恐縮ですが、市が国から導入促進基本計画の同意を受けた年月と昨年までの実績や成果、今年度の計画予定件数について、事前相談の有無も含め、お聞きします。続いて、「市民の安全・安心な暮らしを支える」という視点の中から何点かお聞きします。1点目に、障害者福祉についてです。本来は令和元年で終了予定の障害者就労移行支援事業所に対する運営支援の延長について、どのような理由で延長と判断されたのか、お聞きします。2期目の総合戦略では、障害者就労移行支援事業の利用者数の基準値の10に対し、目標値を34としています。延長を1年とする理由を必要性に鑑みとしていますが、必要性がない事業への継続は当然あり得ません。そこで、現在の状況や課題、実績などと戦略での位置づけを踏まえ、1年で十分と判断された理由と総合戦略の目標値の達成に向けた年次計画をお聞きします。2点目に、認知症対策についてです。住民主体の健康づくりや日常生活支援の取り組みを推進するため、生活支援コーディネーターを配置し、町内会や老人クラブなどによる取り組みを支援するとありますが、町内会に求められる町内会が期待される役割とは具体的に何か、お聞きします。3点目に、合葬式共同墓についてです。昨年に遠軽町でも整備され、市は、関係機関との協議を行い、方向性を決定するとありますが、具体的なスケジュールと、市は、素案なしの白紙から協議を始める考えか、検討の熟度を問わず、たたき台を用意して臨むのか、支障のない範囲でお示しください。続いて、「子どもたちの成長を支え、未来を創造する人材を育む」視点から2点ほどお伺いします。1点目に、特別支援教育についてです。西紋こども発達支援センター「すてっぷ」を昨年秋に視察させていただき、理念と現状、利用状況や細心の配慮などについて詳しく説明をお聞きしました。その折も、課題の一つとして、専門職の不在や定着難を挙げていましたが、ことしの市政執行方針でも昨年と同じ内容の記述にとどまっています。なかなか結果を出せないのが現実とは思いますが、このことで本来想定されていた支援業務に支障はなかったのか、また、見通しについてもお聞きします。2点目に、紋別高校生への生活支援についてです。学生寮の外観が見えてきましたが、先行して始まった入寮希望者の状況について、一つ目にお聞きします。二つ目に、総合戦略で示す高校進学者割合(西紋管内)の70%とは具体的に何か、定員の充足率ではないでしょうから、校区内の卒業生の進学割合とも考えましたが、意味するところを改めてお聞きします。最後に、第1期及び第2期の総合戦略について何点かお伺いいたします。なお、2月に配付の一部未定稿の素案に依拠して準備しましたので、内容の追加などがあれば、適宜、指摘を願います。1点目に、地方創生についてです。第1期の達成度を検証し、報告しておりますが、市長の達成度に対する率直な胸の内、第2期への意気込みをお聞きします。地方創生では、自律的で持続的な社会の創生を目指し、地域の実情に応じた目標や施策の基本的方向と取り組みを総合戦略として策定しています。第1期では、具体的に、四つの基本目標と35項目のKPI―重要業績評価指標を設定しましたが、検証で100%以上の達成率は3項目、率では1割以下にとどまります。北海道のそれは目標や項目は当然異なりますが、114に対して100%達成は38、率では3割強と、本市とは大きな開きがありますが、それでも辛い評価を受けています。そこで、一つ目に、国が主導した地方創生の1期目5年間で市長はどういう点に手応えや自信、活路を見出せたと感じておられるのか、国への不信も不満も要望もなしとは思いませんが、支障のない範囲で本音をお聞かせください。二つ目に、第2期の総合戦略では、第1期の基本的な枠組みを踏襲しつつ、新たな視点を追加したとありますが、それは検証を踏まえれば当然です。KPIについても、国の方針に沿って丁寧に設定することは国と自治体の双方には有効でも、小手先の木を見て森を見ない落とし穴に陥ることを懸念しますし、困難でも紋別モデルとしての気概を期待します。それはさておいて、今手にしている素案から思うに、国の基本方針を勘案して新たな視点を組み入れつつ、外部の有識者と議論や協議を十分に重ねており、成案として早期に国の認定を受ける段階にあるのか、見通しをお示しください。この検討過程で、有識者から具体的な提言、辛辣でも前向きな意見などがあったことを期待するものですが、支障がなければ、その舞台裏についてお聞きします。また、素案と一緒に配付された昨年10月作成の概要版に記載されたパブリックコメントの実施状況と市民検討会議とはこうした有識者との協議のことを指すのか、開催経過についてもお聞きします。2点目に、昨年成立した地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律、略称・地域づくり法についてお聞きします。この法律の目的は、若者世代の都市部から地方に移住する受け皿をつくろうというもので、特定地域づくり事業協同組合の設立を柱とし、本年6月から施行予定とされています。私にも十分な知見はありませんが、以前お尋ねした地域おこし協力隊の任期後の定住促進に資する可能性を期待しています。蛇足ですが、地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化に悩む地方に1年から3年ほどの任期で移住し、地域再生を支援する国の制度として平成21年度から始まっています。本市は、制度利用がおくれたため、実績や成果は今まさに発展途上と思いますが、予算では、令和2年にさらに2名の拡充を図り、総勢10名としています。この2名の担う業務内容や採用見通し、配置の場所などについて、一つ目にお聞きします。二つ目ですが、総合戦略では、基本目標の②の定住人口、関係人口の創出拡大の施策の中に地域おこし協力隊定着者数を位置づけています。定着者数とは、今後、本市でも任期満了を迎える隊員がこの地域で起業するなどして定住する目標値と理解してよいのか、その上で、どのような相談や支援の体制を築いていく考えか、さきの地域づくり法について、有効性を評価し、事業化の是非を検討する可能性があるのかについてお聞きします。3点目に、外国人就労の拡大についてお聞きします。人口減少と高齢化で基幹産業の担い手不足は求人を重ねても困難である深刻な現状を踏まえ、市政執行方針では、外国人材の受入れ拡大に積極的にとし、総合戦略では、外国人就労の全体数で基準値の308人を目標値では倍増させています。その中に特定技能外国人を掲げていますが、在留資格としての特定技能は昨年から始まり、初年度で国の約4万7,000人の想定に対し、昨年末では、全国で1,621人、道内では85人、うち、本市でも対象となる飲食料品製造業は30人の実績にとどまっています。雇用面で経験者に新たに5年の在留資格が与えられるメリットは理解できますが、外国人自身が家族の帯同が認められない制約があるのに、魅力ある制度と考えているのか、受入れ側にとっても、転職の自由があるため、都市部の待遇格差の是正など、熱意や善意だけでは補えないハンデの解消も重要になります。双方がウイン・ウインになるのが一番ですが、技能実習生からの移行時期の近づいた当該外国人の意志や意欲の確認と丁寧な対応、相互の連携についてどう取り組まれるのか、一つ目にお聞きします。二つ目に、目標値69人の年度別の計画内容、各年度ごとの数値について、根拠を含めてお聞きします。以上で私の質問を終わりますが、再質問は留保します。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、青木議員のご質問にお答えいたします。初めに、令和2年度の市政執行方針の現状の認識、事業の目的と手法、予算案についてであります。1点目の令和2年度の市税収入の見通しにつきましては、個人市民税は、漁業所得の減少などから、前年度予算との比較では0.5%の減を見込み、ふるさと納税による税額控除額は、令和2年度予算で、控除対象者350名、1,262万2,000円を見込み、前年度予算と比較しますと、126名の増となり、396万5,000円上回る見込みであります。法人市民税では、法人税割の税率引下げによる影響額は3,289万1,000円となります。そのほか、業種区分での比較では、製造業及び電気・ガス・水道業の一部において、法人税割の減が見られますが、これは事業所の事業年度と市の調定年度との間で集計する申告年度及び区分が異なるために生じるものであり、その他の業種においても、事業所数の増減は見られるものの、おおむね堅調に推移しているものと考えております。償却資産の新規課税の減少につきましては、近年、農業や太陽光発電に係る設備投資などの新規取得がありましたが、令和2年2月以降の稼働となる事業所が複数あり、これらについては令和3年度に課税見込みとなっております。2点目の新型肺炎による市内経済への影響、見通しについてですが、各施設等におけるキャンセルの状況は、東京直行便においてはさきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。ガリンコ号Ⅱでは、3月5日時点でのキャンセル見込みを含めた数で約7,600名の減少、市内の各ホテルでは2月と3月分の合計値で約4,100名のキャンセル、都市間バスでは、2月中のキャンセルは少ないものの、知事が緊急事態宣言をした翌日の土曜日の北紋バス運行分では、往復で3名のみが乗車している状況であります。依然として感染が拡大し続けている状況に鑑みますと、今後、宿泊業、飲食業など、幅広い業種にさらなる影響が生じ始めることや、海外か施策にらの原材料の輸入や商品の輸出が滞ることによる経済影響についても懸念されております。対応につきましては、紋別商工会議所及び市内金融機関に確認したところ、3月3日時点では、新型肺炎に関連した金融相談はなく、市への相談等もありません。また、現在、国では、セーフティーネット保証4号及び5号により、信用保証協会の保証について、一般保証とは別枠の保証が利用可能となる制度を開始しているほか、北海道においては、特別相談窓口の設置及び中小企業総合振興資金による融資を行っております。市内における小中企業及び小規模事業者の資金繰り支援の相談につきましては、紋別商工会議所が相談窓口を設置しており、国、北海道等の各種支援施策についてあっせんするほか、市内金融機関とも連携を密にした対策を講じております。今後は、制度等の周知に努めるとともに、各制度の利用状況及び市内企業のニーズ把握に努め、対応してまいりたいと考えております。3点目のRPAについてですが、RPAは一連の業務の手順をシステム上で作成することによりソフトウェア型のロボットが自動的にパソコン業務を代行するものであり、導入の効果といたしましては、定型業務の時間短縮や稼働コストの削減、作業ミスの防止、価値を創出する業務に注力できる環境づくりなど、事務の効率化が期待できます。新年度の取り組みにつきましては、専門事業者によるRPA導入に伴う削減効果が最も高いと診断されたふるさと納税業務への本格導入とともに、税務部局や福祉部局等の業務についても導入に向けて準備を進めてまいります。次に、「力強い産業活動が市民の暮らしを支え、まちに潤いをもたらす」という視点についてであります。1点目の農業に関し、第1期総合戦略の検証における農業関連雇用創出数の実績が基準値を下回った背景については、近年、本市では、畜産クラスター事業等を積極的に活用し、意欲的に規模拡大を進める家族経営体や法人経営体の下支えにより生乳の増産体制が整いつつある状況にありますが、一方で、このことにより不足する労働力については、全ての産業で人材が不足している中、酪農の現場においても十分な雇用労働力の確保は難しく、外国人技能実習生が補完している状況となっております。将来の担い手推計につきましては、酪農ヘルパー職員の中に将来的な独立就農を希望し、働いている方が数名いらっしゃるとお聞きしているところでありますが、具体的な就農計画を立てて研修を行っている方は現在のところはおりません。また、後継者については、現在、家族経営、法人経営を合わせて20戸程度確保されていると把握しております。畜産競争力強化整備事業につきましては、事業計画の目標時点である令和7年度の4件合計の生乳生産量は1万5,390トンを計画しており、現状との比較では約9,930トンの増加を見込んでおります。経営体制の投資額、主要な設備投資の内容、飼育頭数及び雇用者数につきましては、1件目の経営体は、上渚滑町奥東地区に3戸の協業法人が施設整備を行うもので、総投資額は約15億7,700万円、主要な設備として、フリーストール牛舎1棟、搾乳ロボット8台のほか、バンカーサイロ、ふん尿処理施設などを整備いたします。目標時の経産牛飼養頭数は596頭で、現状との比較では376頭の増頭となり、雇用については新たに5名を見込んでおります。2件目の経営体は、渚滑町元西地区の家族経営体が施設整備を行うもので、総投資額は約5億2,700万円、主要な設備として、搾乳処理施設を含むフリーストール牛舎1棟のほか、バンカーサイロ、ふん尿処理施設などを整備いたします。目標時の経産牛飼養頭数は242頭で、現状との比較では159頭の増頭となり、雇用については、現在2名を雇用しており、新たな雇用は見込んでおりません。3件目の経営体は、上渚滑町上東地区の法人経営体が施設整備を行うもので、総投資額は約5億9,400万円、主要な設備として、フリーストール牛舎増築、搾乳ロボット4台のほか、ふん尿処理施設などを整備いたします。目標時の経産牛飼養頭数は419頭で、現状との比較では、259頭の増頭となり、雇用については、現在、外国人技能実習生4名を受け入れており、新たな雇用は見込んでおりません。4件目の経営体は、上渚滑町下立牛地区の家族経営体が施設整備を行うもので、総投資額は約5億9,500万円、主要な設備として、フリーストール牛舎1棟、搾乳ロボット2台のほか、バンカーサイロ、ふん尿処理施設などを整備いたします。目標時の経産牛飼養頭数は220頭で、現状との比較では135頭の増頭となり、雇用については、現在、外国人技能実習生2名を受け入れており、目標年には新たに1名の外国人技能実習生の受け入れを見込んでおります。これまで完了した同事業の総件数は7件となっており、今後の予定についてですが、3件程度の経営体が実施を検討しているとお聞きしております。TMRセンターの検討状況につきましては、近年、特に酪農家戸数の減少が進んでいる紋別地区において持続的な酪農振興を図っていくために何が必要であるかについて、生産者レベルで議論するため、紋別地域農業を考える会が5年ほど前に組織され、その中でTMRセンター設立に向けた協議が行われている経過にあり、市の担当課もオブザーバーとして参画しております。この会では、さまざまな意見が生産者から出され、合意形成等に時間を要している状況にありますが、本市では初めてとなるセンター設立に向け、一つ一つ課題を整理しながら、前向きな検討がなされている状況にあります。中山間地域等直接支払事業についてですが、令和2年度から始まる第5期対策では、積算気温等の要件が見直された結果、第4期対策までは対象地域となっていなかった上渚滑地区や藻別地区が新たに対象地域に加えられることとなり、市内全域が対象地域となったものであります。本事業では、耕作放棄地の発生防止等を内容とする集落ごとに作成した集落協定に基づき、農業生産活動の維持を図るとともに、農地の多面的機能の維持増進を図るため、交付金の50%以内を集落共同取組活動に要する経費として使用し、残りは集落構成員が耕作する草地面積に応じて直接交付されるもので、支援の内容及び農業者に課せられる責務の内容は第4期対策までと変更はありません。2点目の林業に関し、森林の賦存量調査については、戦後に植林された人工林資源の多くが利用期を迎えつつある中、特にトドマツ資源が多く賦存する本市を中心とする網走西部流域管内においては、今後、素材生産の増加が見込まれており、域内での消費はもとより、紋別港を活用した道外への移出や海外への輸出も視野に入れた需要拡大に積極的に取り組んでいくための基礎調査として、令和2年度を調査期間とし、実施しようとするものであります。調査に当たっては業務委託を予定しており、流域内の市町村有林、一般民有林、国有林、道有林の合わせて約38万ヘクタールを対象に、市町村、森林組合、北海道、森林管理署に対し、素材生産量の現況や将来の見込みなどについて聞き取りにより調査を行うとともに、流域内の製材工場等における製品生産量及び販売先などの調査もあわせて行いたいと考えております。調査に係る費用は約60万円で、その財源は森林環境譲与税を充当し、山林所有者の負担はありません。森林環境譲与税を財源とする市独自の支援制度の創設については、本年度から交付される本譲与税の有効活用を図り、一層の低コスト林業の確立や、人材育成、担い手の確保に資する取り組みを推進し、本地域の林業、林産業の成長産業化を加速させていくことを目的に創設しようとするものであります。支援制度の主な内容については、一つ目として、現状、国の補助事業は、植栽、下刈り、間伐の予算配分が優先され、良質な木材を生産するために必要な枝打ち、除伐などの保育にまで行き届いていない実情に鑑み、これらに市が支援することで森林整備の一層の推進を図ってまいります。2点目として、間伐作業におきましては、高性能林業機械の導入が進み、生産性が飛躍的に向上している状況にありますが、反面、植栽や下刈り作業については、現在も人力主体の作業が中心となっており、さまざまなメーカーが軽労化に資する機械の開発を進めている状況ではありますが、国の補助対象とならないものが多く、現場への導入が進んでいない状況に鑑み、市が支援することにより、現場への機械導入を促し、作業員不足への対応や労働作業の軽減につなげてまいります。3点目として、将来の地域林業を担う人材を育成するため、市内の林業事業体の若手従事者を対象に、国内や海外の林業先進地へ視察派遣し、当地域への林業施策への提言や先進地林業を実践していくことができる人材の確保につなげてまいります。道立北の森づくり専門学院については、現在、募集定員40名に対して28名の合格者となっているとお聞きしているところでありますが、道内の市町村別の合格者情報は公表されていないことから、市内からの入学予定者は、現在のところ、不明であります。議員もご承知のとおり、道立北の森づくり専門学院は、本市を中心とする網走西部流域森林・林業活性化協議会で期成会を立ち上げ、行政、林業・木材関係者が一体となって本地域への誘致に取り組んだ経過があります。残念ながら、学院自体の誘致は実現いたしませんでしたが、誘致活動の成果として、本地域は、学院の教育計画の中で、基礎・応用実習や地域実践実習の実習地の一つに選定されたことから、学院が開校する本年4月以降、本地域をフィールドとした実習や企業へのインターンシップなどが実施され、多くの学生が本地域で学ばれることとなっております。このため、流域内の行政、林業・木材関係者の熱意ある協力により、本地域の特性を生かした実習やインターンシップが有意義なものとなることによって、専門の技術を身につけた者が即戦力として本地域に就職することに大いに期待しているところであります。また、森林環境譲与税を活用した奨学金制度の創設につきましては、日本学生支援機構の奨学金制度の対象であることや、国の緑の青年就業準備給付金において学院生への支援が予定されているとお聞きしているところであり、学院生への支援制度は一定程度整備されていると認識しております。3点目の商業に関し、生産性向上特別措置法に基づく先端設備等導入計画の制度概要については、中小企業、小規模事業者等が設備投資を通じて労働生産性の向上を図るための計画となっており、市の認定を受けた計画に基づき、一定の設備を新規取得した場合には、設備に係る固定資産税が3年間にわたりゼロとなるほか、金融支援としては、計画の実行に当たり、民間金融機関から融資を受ける際、信用保証協会による信用保証のうち、別枠での追加保証が受けられることとなっております。紋別市の導入促進基本計画は、平成30年6月13日に国の同意を受けているとともに、昨年末までの計画認定の実績は10件となっております。現時点で新規の計画策定に関する事前相談等はありませんが、人手不足対策や生産性向上のためには設備導入を推進していく必要があることから、ものづくり事業補助金など、他の支援制度とあわせ、市として設備導入の促進を図ってまいりたいと考えております。次に、「市民の安全・安心な暮らしを支える」という視点についてであります。1点目の障害者福祉についてですが、障害者就労移行支援事業所は、遠紋圏域にただ一つの事業所であり、就労を希望する障害者の訓練ニーズや特別支援学校卒業生のアセスメントニーズを受けとめる本市の障害福祉施策に必要不可欠な事業所であります。市といたしましては、開設から3年間、運営支援を継続してまいりましたが、当初予定しておりました一般就労への移行者が輩出されていないため、報酬単価が低く、赤字経営が続いていることから、運営支援の延長を決定したところであります。また、運営支援の延長を1年間とした理由につきましては、事業所から、まだ経営状態は安定していないが、今後、一般就労への移行者を送り出し、報酬単価が増額される可能性があるとお聞きしていることから、まずは1年間の支援継続を判断したところであります。なお、現在の利用状況は5名となっており、これまで3名のB型事業所への移行実績がありますが、一般就労への移行実績がないことが課題であると考えております。総合戦略の目標達成に向けた年次計画については、平成30年度末の累計利用者数の10名を基準値とし、毎年、4名の増加を目指し、令和6年度の目標数値を34名としております。2点目の認知症対策に関し、住民主体の健康づくりについては、作業療法士の資格を持つ生活支援コーディネーターが中心となって高齢者の運動機能の強化に取り組んでおり、現在、4町内会などにおいて、体操を軸とした通いの場が誕生し、今後も実施地区の拡大を図ってまいります。日常生活支援の取り組みにつきましては、初期の認知症対策や介護予防に向け、地域の支え合い事業について、ふれあいセンターを拠点とした住民座談会で買い物の支援やごみ出しなどの困り事が提案される中、今後も増加が見込まれる単身高齢者の孤立化防止の必要性について意見が出され、現在のところ、2地区で栄養状態の改善などを目指す食事会が実施されております。また、高齢者の社会参加を促進するため、まちなかの集いの場として総合福祉センター内でふらっと茶屋が開催され、先日は子育て支援センターと世代間交流も行われたところであります。このほか、上渚滑地区では、生活支援に関する初の団体として、かみしょこつたすけあい隊が立ち上がっており、今後もこのような活動を支援してまいります。町内会に求められ、期待される具体的な役割については、高齢者が元気に住みなれた地域で生きがいや役割を持って生活できるよう、これらの取り組みを主体的に企画し、活動を広げていただきたいと考えております。3点目の合葬式共同墓に関し、具体的なスケジュール及び協議検討の進め方については、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。次に、「子どもたちの成長を支え、未来を創造する人材を育む」という視点についてであります。1点目の特別支援教育に関し、職員不足による業務への支障については、さきに喜多議員のご質問にお答えいたしましたとおり、専門機関や療育アドバイザーの取り組みに加え、在職職員についても、療育アドバイザーによる研修やケース検討会議などを通して、支援の質的向上を図り、職員不足をカバーしている状況であります。今後につきましては、作業療法士などの専門職員の確保に向けて、学校訪問などを積極的に行うとともに、現在、地元出身者に働きかけているところであります。次に、第1期及び第2期総合戦略についてであります。1点目の第1期の達成度と評価、次期への意気込みにつきましては、国が主導した地方創生1期目の手応えと国への要望については、人口減少による経済の縮小や活力の低下等の影響を交流人口の拡大により補完し、持続可能なまちづくりを進めていくため、国内外への積極的な観光客の誘客活動や首都圏の移住希望者を対象としたおためし暮らし体験の推進等に取り組んできたところであり、宿泊業や飲食・サービス業を中心とした経済効果が見られるほか、紋別-羽田便の利用促進が図られるなど、着実に地方創生の取り組みが進展しているものと認識しております。一方、地方創生の取り組みに際し、問題の根幹である人口減少や東京圏への一極集中は、国全体が抱える大きな課題であり、地方の一自治体の取り組みによって歯どめをかけることは大変厳しい状況であると感じております。交流人口や外国人就労の拡大等、市が推進している取り組みを後押しする制度改正や財政支援の充実を求めるとともに、国が早急な少子高齢化対策を講じることにより、抜本的な課題解決を期待しているところであります。2点目の第2期紋別市総合戦略における国の新たな視点と市民検討会議の内容についてですが、国により令和元年6月にまち・ひと・しごと創生基本方針が閣議決定され、第2期戦略における六つの新たな視点として、地方へのひと・資金の流れを強化する、新しい時代の流れを力にする、人材を育て活かす、民間と協働する、誰もが活躍できる地域社会をつくる、地域経営の視点で取り組むが示されたところであります。第2期紋別市総合戦略については、これら全ての新たな視点を盛り込み、地方創生の深化を図ってまいりたいと考えておりますが、特に、誰もが活躍できる地域社会をつくると人材を育て活かすの視点に重点を置き、障害者や外国人等が安心して暮らし、選ばれる地域を目指していくとともに、児童生徒にとって魅力ある教育環境の整備や地域が一体となって子供たちを支える取り組みを進めてまいります。有識者で構成する市民検討会議については、これまで、計3回の会議を開催しており、第1期紋別市総合戦略の検証や第2期紋別市総合戦略の策定について協議を進めてきたところであります。議員からのご提言の一例といたしまして、特別支援学校との連携強化による障害者就労の拡大や移住施策の充実、産業をはじめとする人手不足の解消等のご指摘をいただいたところであり、ご提言のあった内容については、市関係部局や関係機関、市民検討会議で協議し、必要に応じて第2期紋別市総合戦略への反映作業を行ってまいりました。今後のスケジュールについては、現在、パブリックコメントを実施しているところであり、寄せられた意見を踏まえ、今月末に開催予定の第4回市民検討会議で最終案を協議し、年度内の成案を目指してまいります。2点目の地域づくり法と地域おこし協力隊に関し、令和2年度に拡充予定の地域おこし協力隊2名が担う業務内容については、1名は、病気のため、昨年6月末で退職し、欠員となっている学習サポーター、学紋塾の業務、もう一名は、これまでの事業経過を踏まえ、起業、創業など、任期終了後の市内定着を進めるため、新たに応募者からプレゼンテーションによる提案型の業務を設定しております。採用の見通しについては、学習サポーターは、これまで応募がなく、現在も継続募集しております。提案型は、2名から応募があり、今月中に応募者からのプレゼンテーションを予定しておりますが、現在のところ、2枠とも採用決定には至っておりません。配置場所についてですが、学習サポーターは、学務課及び市内の中学校、提案型はその業務内容によって配置先が決定するものと考えております。第2期総合戦略における地域おこし協力隊定着者数については、任期終了を迎える隊員の起業、就業などによる定住数を目標値としており、定住に向けての相談や支援の体制は、起業や就業の意思確認のほか、本人のやりたいこと、地域おこしの各活動状況などについて、隊員本人や配置先と意見交換を実施しているほか、合同会社北海道観光まちづくりセンターによるフォローアップ研修、国の事業である協力隊員の起業、事業承継に係る支援の説明などを行っております。なお、地域づくり法については、現在のところ、地域おこし協力隊との関連性は明確ではなく、また、2月末に開催予定であった担当者説明会が今般の新型コロナウイルスの影響により中止なり、詳細な事業内容が不明のため、今後、事業との関連性も含めて、情報収集に努めてまいります。3点目の外国人就労の拡大に関し、技能実習生から移行時期が近づいた外国人の意思や意欲の確認と丁寧な対応、相互連携の取り組みについては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。特定技能外国人の目標値69人の計画内容と年度ごとの数値については、紋別市における令和元年12月末時点の特定技能外国人は7名であり、年度ごとの目標値ですが、令和2年度は28名、令和3年度は38名、令和4年度は48名、令和5年度は57名、令和6年度は69名としており、特定技能外国人の受け入れを支援する紋別国際交流協同組合やオホーツクはまなす農業協同組合等の登録支援機関の意向を参考に目標数値を設定しております。いずれにいたしましても、技能実習生から特定技能資格者への移行時に市内企業を選択し、継続してもらうためには、本市自体が外国人に選ばれるまちになることが必須と考えることから、各種ソフト事業の充実を図り、今後も外国人との共生に向け、各種事業を推進してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題については教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 堀籠康行(教育長は2022年12月まで)
それでは、青木議員のご質問にお答えいたします。紋別高校生の生活支援についてであります。1点目の学生寮の入寮希望者の状況につきましては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目の総合戦略で示す高校進学者割合の70%につきましては、議員のご指摘のとおり、市内を含む西紋管内の中学校卒業生の紋別高校への進学割合であります。西紋管内の全3校の入学者定数上では、紋別高校の定数の割合は約70%でありますが、現在の中学校卒業者数に対する紋別高校への入学者数の割合は60%台となっておりますことから、定数割合に相当する70%を目指すこととしております。以上、答弁といたします。
質問 13番 青木邦雄
丁寧なご答弁をどうもありがとうございました。それでは、一、二点、再質問をさせていただきたいと思います。予算案の裏づけになる税収について、おおむね順調に推移しているということでしたが、ちょっとひっかかりがあったのは漁業収入が若干減っているという話です。各市町村の予算案を見ると、例えば、隣町の湧別や佐呂間町あたりは漁業収入が好転してということがあって、紋別市とはそこら辺で明暗が分かれているのかなと思いましたが、それでも、今のところ、特に心配はありません。また、総論としては、やはり、新型肺炎の終息で、この先、どうなるかはわかりませんけれども、経済対策としての支援とか別枠融資とか、いろいろと打ち出されていますよね。でも、そもそも営業が続けられるかどうかの瀬戸際になっているところもあり、そういう持ち出しをしたとして、継続が可能なのか、そうした不安があります。とはいっても、恐らく、これは国の制度としてやっていくでしょうから、市としては、それに応じ、遅滞なくというか、遺漏なき対応をしていただきたいと思います。今、国会では新年度予算がまだ成立しておりませんけれども、支援に関し、具体的な情報が届いているものがございましたら、参考までに教えてください。
答弁 産業部長 若原喜直(産業部長は2020年3月まで)
それでは、お答えをいたします。商工会議所からは、商工会議所で行った聞取調査の結果をいただいております。その中では、やはり、今、議員がおっしゃったように、今借り入れている資金の返済期間の延長の要望が大変多いと存じております。そこで、市といたしましては、マル紋資金の要綱を見直して対応するなどについて、今、内部で検討しているところでございます。また、市内の新規の借り入れ等の動きはまだしっかりつかめておりませんけれども、金曜日あたりから、セーフティーネットの問い合わせなどがぼちぼち出てきている状況でございます。以上でございます。
質問 13番 青木邦雄
もう一点、ふるさと納税に関してお聞きします。うれしい誤算以上の結果が出ていますけれども、昨年、総務省では、ルールの厳格化、見直しを行い、例えば、泉佐野市のように、商品券を配って、100億円単位のお金が集まっていたものの行き場がなくなり、たまたま紋別市に来たのかもしれません。要は、地場産業というか、名産品ですから、それで離れていくとは思えませんけれども、一方では、新型肺炎もあって、神戸牛やカニの消費が極端に落ち込んでいるというような動きがあります。人間ですから、本能的に保守的になって、お金を使わないようにしようとなることもあると思うのです。これは、要望というか、期待するしかないのですけれども、丁寧にフォローしていただき、少なくともことしは50億円の予算を見ているわけですから、確保できるように努力していただきたいということを申し上げ、以上で終わります。