紋別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日
(1)ガリンコ号Ⅲの新建造について/(2)ガリヤ地区緑地(オートキャンプ場)について/(3)紋別観光振興公社について/(4)広域紋別病院について/(5)第3セクター等への市職員の派遣等について/(6)介護福祉人材の育成確保について
2019年3月11日、紋別市議会の一般質問で、宮川正己議員が「ガリンコ号Ⅲの新建造について」「ガリヤ地区緑地(オートキャンプ場)について」「紋別観光振興公社について」「広域紋別病院について」「第3セクター等への市職員の派遣等について」「介護福祉人材の育成確保について」について質問し、市長 宮川良一、財政課長 長谷川哲也、技監 高嶋靖欣、観光交流推進室参事 熊谷聡、広域病院連携推進室参事 西田尚市、庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直、総務部長兼行財政改革推進室長兼市長政策室長 佐藤久祐が答弁しました。
- 質問者
- 宮川正己 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、財政課長 長谷川哲也、技監 高嶋靖欣、観光交流推進室参事 熊谷聡、広域病院連携推進室参事 西田尚市、庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直、総務部長兼行財政改革推進室長兼市長政策室長 佐藤久祐
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 宮川正己
おはようございます。私は市民の声を代表して、さきの質問通告に従い、以下質問をいたします。本日3月11日、あの忌まわしい東日本大震災から8年が経過いたします。犠牲となられた方々のみたま安らかならんことを念願し、心からの誠をささげさせていただきます。私は昨年の市議選挙に当たり、市政をしっかりと監視し、ノーと言える議会づくりを市民に訴え、おかげさまで上位で当選させていただくことができました。以前から主張している地方自治の二元代表制という本旨のもと、市長が言うから何でも賛成ということではなく、今まで以上のより健全な緊張関係を持ち、政策議論を深め、ただすべきはただし、申し上げるべきことは申し上げ、これからの4年間、私に与えられた市議会議員という職責を果たしてまいりたいと考えています。以後も変わらぬご理解とご鞭撻をお願い申し上げます。このたび、192億2,755万8,000円の平成31年度一般会計予算が提案されました。一般会計の当初予算が190億円を超えるのは、平成10年度以来の21年ぶりとのことであります。新年度予算が大型予算であることを評価させていただくとともに、4期目に入られた宮川市政に市民とともに期待をいたしたいと思います。ぜひ、今年一年も健康に留意され、ますます活躍されることを祈念させていただきます。それでは、質問をいたします。まず、ガリンコ号Ⅲの新建造についてお尋ねをいたします。このことについては、12月の一般質問の市長答弁で、建造主体が市であること、総トン数は280トン、速力は時速17ノット、乗船定員235人であること、就航は2年後の2021年の1月であること等の概要が、突然に、そして初めて議会に示されました。ガリンコ号Ⅲは2021年1月の就航予定ということでありますので、この新年度早々には発注しなければならないという提案であります。10億円とも言われている大型行政投資であるにもかかわらず、このように余りにも唐突な進展にはびっくりしましたし、議会軽視ではないかと思っているのは私一人ではないと考えております。なぜならば、ガリンコ号Ⅱの建造当時、私は市役所の側にいましたが、その建造に関しては、当時の議会と行政、そして市民とのかかわりが丁寧に進められていったという経験則があり、それが議会と行政で共有されていると思っていたからであります。三井造船の氷海実験船を改造した初代ガリンコ号の老朽化が進み、ガリンコ号Ⅱ建造までの議会議論を雑駁ではありますが見てみますと、平成3年第3回定例会で井上真澄議員から、初代ガリンコ号の老朽化から新しい流氷砕氷船建造が急務であるとの提案があり、金田市長は、新しい船の建造につき、事業化の可能性を含めた基本構想を取りまとめるべく調査費を計上したこと、その前段作業として庁内の検討を重ね、船名、ドリル搭載の継続、通年運行、事業主体、財源対策などについて協議中と答弁したことに始まり、平成4年の第4回定例会では、森本秀規議員が新流氷砕氷船調査の進展状況について質問し、前年の基本構想を受けて調査を実施しており、事業収支見込み、建造財源、事業主体についてコンサルに委託すると答弁。平成5年、山中憲一議員がガリンコ号の耐用年数等について質問。採算性、事業主体、財源対策等諸課題はあるが、ガリンコ号を建造する方向で検討と答弁。平成6年度の市政執行方針で、新ガリンコ号の建造検討委員会(市民委員会)の設立について言及。それを受け、平成6年第1回定例会では阿部徹議員が質問。平成7年度市政執行方針で建造検討委員会の答申を受け、建造に取り組むことに言及しました。それを受け、平成7年第1回定例会では、佐藤留次議員が一般質問。これに対して、市側は、市民委員会の答申を得て建造へ取り組むこと、網走のおーろら号に対抗する大きさの船とはせず、初代ガリンコ号との親近感を意識したものとすること、ドリルがあって、定員200名程度ということであります。ドリルつきという特徴から、網走とは差別化を進めること、船の大きさから航行範囲は限定されること、ドリルは三井造船の特許であり協議継続中であること、船舶整備公団との共同建造事業を予定しており、公団による設計審査により適切な船価で建造されること、経営主体は初期投資の多くを公共で負担、または確保しないと事業化できないことから、第三セクターによる事業化手法を採用すること、船舶運航事業という特殊性から、事業に精通した民間人の登用が適当であること、財源確保に当たり助成制度はなく、支援制度である船舶整備公団との共同建造事業を導入することとの市長答弁があり、ガリンコ号Ⅱ建造へと進んだのであります。平成3年から発注した平成7年まで、毎年、議会で丁寧な議論が積み重ねられ、議会の理解も市民コンセンサスも十分に醸成されていったと認識いたしております。つまり、私の経験則では、砕氷船建造という全市民的な大プロジェクトは、議会での十分な議論が尽くさなければいけないと勝手に決め込んでしまっていましたが、そこへ来て12月議会の市長答弁であります。私も、ガリンコ号の名づけ親としてガリンコ号には強い思い入れもありますが、この唐突な事業の進め方には大いに疑問を持ち、納得のできるものではないと思っております。市民誰もが大切にし、誇りに思っているガリンコ号であります。誰もが納得し、よかったねと言える、思える状況での新建造を望んでいると思いますし、私もそのように願っております。そんな願いを込めて、以下お尋ねをいたします。1点目、ガリンコ会社内部での検討経過とその内容についてお知らせください。2点目、市が建造主体となるまでの経過についてお知らせください。3点目、新建造船の概要についてお知らせください。4点目、市で建造する財源構成についてお知らせください。5点目、建造主体の市と、ガリンコ会社のガリンコ号Ⅲ就航後の関係についてお知らせください。6点目、ガリンコ会社の現在の経営状況とガリンコ号Ⅲ建造後の経営シミュレーションについて、当然お聞きのことと思いますので、お知らせください。7点目、6点目の関連でありますが、ガリンコ会社の決算状況のうち、ガリンコ号の運航、運営に係る収支決算、夏期の収支、冬期の収支など、内訳を含めてお知らせください。また、ガリンコ号Ⅲ就航後の収支予定についてもお知らせください。次に、ガリヤ地区緑地(オートキャンプ場)についてお尋ねをいたします。近年、特にお盆の期間を中心に、海洋公園のオートサイトには色とりどりのテントが林立し、にぎわいを見せており、うれしいことだと思っております。そこで、以下、お尋ねをいたします。1点目、このキャンプ場の位置づけについてお知らせください。2点目、ガリヤ地区緑地ゾーンの構成施設等の概要についてお知らせください。また、オートキャンプ場の施設概要についてお知らせください。3点目、利用の決まり、ルールと利用料金、利用状況についてお知らせください。4点目、今後の活用方向と課題についてお知らせください。次に、紋別観光振興公社についてお尋ねをいたします。一般社団法人紋別観光協会と市の第三セクターである株式会社紋別振興公社が業務統合し、平成29年9月1日、紋別観光振興公社が発足いたしました。旅行業を伸ばし、創出した利益で、お祭りやイベントに貢献することを目指すと会社の使命を定め、ANA紋別地区総代理店としてのネットワークもフル活用し、宮川市長の掲げる観光の産業化、稼ぐ観光を具現化していくものであると聞いております。しかし、統合により新たな資本構成となったことから、議会にはその活動も経営状況も報告されないこととなり、何をしているのか見えなくなってしまいましたので、以下お尋ねをいたします。1点目、統合が目指したものについて、いま一度お知らせください。2点目、現在の資本構成についてお知らせください。3点目、役員構成についてお知らせください。4点目、6つの営業戦略を掲げておりましたが、それぞれ当初もくろみどおり進んでいるのか、お知らせください。5点目、経営状況について予定どおり進めているのか、当初、市民に提示された収支計画との比較も含めてお知らせください。6点目、お祭りの主催者としてもご苦労されております。過日の流氷まつりなど、冬季イベントは観測史上最強の寒波だと伝えられる中、大変ご苦労さまでございました。御礼を申し上げます。そこで、お祭り関連でお尋ねをいたします。1つ目、第64回平成30年の港まつり花火大会の収支決算をお知らせください。2つ目、もう一度花火大会ができるぐらいの収支残高があったと風聞していますが、花火大会寄附の収支残額の取り扱いについてお知らせください。7点目、平成31年度予算を見てみますと、観光イベント事業補助金4,186万3,000円、観光振興補助金4,604万3,000円等が計上されておりますが、合併前の予算と比較してどう変化しているのか、事業項目や事業名、金額等についてお知らせください。次に、持続可能な広域紋別病院の経営ほかについてお尋ねをいたします。毎年赤字を出している広域紋別病院の経営について、平成29年第2回定例会の一般質問で、私の独自試算により平成36年度には基金を使い果たすことが推測されるとして、宮川市長と議論を深めさせていただきました。基金が底をついた後の赤字は、紋別市の一般会計で負担、補填する約束になっている。もし、1年間の赤字を6億円と想定すると、共同で運営する西紋5市町村のうち、紋別市の負担はほとんど全額の5億9,200万円となると指摘させていただき、宮川市長から約6億円の収支不足を紋別市の一般会計から出すことは非常に困難だとの答弁をいただいていたと記憶しています。また、あわせて公立病院であるがゆえに担わなければならない救急、周産期、小児、精神医療など、不採算部門について、企業団が貴重な自分の基金からこれらの構造的な赤字分を毎年負担をしていくことは、基金の目減りを加速化させることなどから、どう対応しようとしているのかをお尋ねし、市長から市としても早目に一定程度を負担し、その分を国の特別交付税の特殊財政需要として見てもらうよう国に要望しながら基金の延命を図ることが有利だと考えているとの答弁をいただき、平成30年度の予算から拡大分として予算措置もなされるなど、市はできる限りの支援に取り組んできたと理解をしています。しかし、広域紋別病院企業団の平成29年度決算が昨年の9月29日付地元新聞で報道されておりましたが、それを見てみますと、平成29年度の入院、外来を合わせた患者数は11万1,474人、その医業収益の20億9,803万5,275円は、ともに平成23年度の開院以来の最高を記録した。しかし、医業費用は34億1,958万2,854円と収益を大幅に上回っており、最終的な不足額である9億2,423万8,277円は北海道からの移管時に受けた基金から補填した。このペースであれば基金は残り5年ほどで底をつくこと、さらには30年度に入って常勤医師の退職が相次いでいることから、経営再建には抜本的な改革が求められるとあり、また監査委員からもこの決算の状況を受け、収支不足が続き、基金からの補填に頼っているが、基金残高が減少していることを指摘した上で、収支不足の改善は急務と指摘されていることが報道されておりました。このことは私が指摘したとおりでありますが、その赤字になるペースは予想以上に早く進んでいるのかもしれません。広域紋別病院の経営が一日も早く安定化し、市民に信頼され、安心してかかれる、お世話になれるよい病院となることを望んでいます。以下、お尋ねをいたします。まず第1は、広域紋別病院企業団負担金拡大分についてであります。昨年、1億2,415万7,000円だった拡大分が、今年度予算では約3倍の3億5,940万円になっています。そこで、①拡大分の位置づけ、役割についてお知らせください。②今年は昨年の約3倍になっていますが、どのような理由なのかお知らせください。③今年の3億5,900万円は、ふるさと納税がその財源とのことであります。不安定な財源を大きく当てにしている財政運用の今後を心配しておりますが、いかがでしょうか。また、1回広げた拡大分は、それがベースになるのではと考えたりしていますが、拡大分取扱いの今後の考え方についてお知らせください。④先ほど、平成29年度決算に係る地元新聞の報道を紹介しましたが、その中で基金が残り5年ほどで底をつくとありました。そうすると、平成34年度ということになりますが、私の試算では平成36年度にはゼロになると見ておりましたが、市の見解をお知らせください。⑤拡大分の財源を特別交付税の特殊財政需要と見てもらうよう国に要望するとされていましたが、どのようになっているのかお知らせください。第2であります。平成31年度の医師数はどのようになると聞いているのか、現状とあわせてお知らせください。第3であります。現在、病院の経営は改革プランに基づき進められていると思っていますが、私はその手法に大きな疑問を持っています。残念ながら、私にはこの改革プランは、国や道の指導に基づき策定された全国一律なマニュアルによる金太郎あめ的なもので、実現不可能な絵に描いた餅としか思えないからであります。道立病院から広域病院とする際に、我々に提示された経営シミュレーションをはじめ、今までこの類いでプランどおりに進んだことはあったでしょうか。毎年9億円もの赤字を何年も続けていますが、民間企業であればとっくに倒産となってしまう状況であります。そこで、お尋ねをいたします。1点目、平成30年12月に出された広域紋別病院改革プラン点検評価報告書(平成29年度)をざっとでありますが見せていただきました。それを見ると、医療機能等指標に係る数値目標、経営指標に係る数値目標等が表示されていますが、ほとんどがA、計画を上回った、またはB、おおむね計画どおりだったと表示されています。そして、質問の前段部分でも申し上げましたとおり、平成29年度は患者数、医業収益とも開院以来の最高を記録したと言われていますが、結果的には9億円超の赤字ということであります。収益が過去最高なのになぜ赤字が膨らむのか、この辺が実にわかりづらいわけであります。このことについてどう理解されているのか、市民にわかりやすくお知らせください。2点目、毎年8億円、9億円の赤字であります。先ほども申し上げましたが、民間であれば倒産であります。病院も、赤字分は誰かが埋めるから大丈夫だではなく、どうしたらこの赤字を解決できるのか、紋別病院に根差した独自の取り組みが必要だと思っていますが、いかがでしょうか。病院自身の自助努力はどう聞いているのかお知らせください。3点目、広域紋別病院関係市町村長会議、首長会議では、毎年続く赤字、そしてやがて避けることのできない基金の枯渇に対してどのような議論がなされているのかお知らせください。また、それをどのように病院に伝えているのかについてもお知らせください。第4であります。道立紋別高等看護学院の移転建替えの状況についてお知らせください。次に、第三セクター等への市職員の派遣などについてお尋ねをいたします。私が前段で質問させていただきました、広域紋別病院企業団、オホーツク・ガリンコタワー株式会社、株式会社紋別観光振興公社などには市職員が派遣されています。しかし、多くの市民は市職員なのに何でと不思議に思っており、どうしてとよく聞かれます。半民間の第三セクターで仕事をしているのに、給与は市から出ているのではないかという素朴な疑問であります。正しく説明するにもなかなか難しい問題でありますので、以下、第三セクターなどへの市職員の派遣などについてお尋ねをいたします。1点目、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等についての形態は、自治法派遣、派遣法派遣、地公法研修派遣かと思いますが、それぞれの根拠法令等、派遣の目的、派遣先、派遣前の手続、派遣の期間、服務、復職、給与負担、各種費用負担など、基本的な事項についてお知らせください。2点目、現在の状況について、派遣先、人数、そして1点目にお尋ねした、どの法区分で派遣されているのかお知らせください。3点目、派遣されている職員のそれぞれの役職や派遣先での役職、給与、共済費、出張旅費等、費用について、その額と負担者についてお知らせください。4点目、株式会社紋別観光振興公社、オホーツク・ガリンコタワー株式会社には、市の一般職がそれぞれ副社長、常務取締役として会社業務に従事されております。そこで、お尋ねをいたします。①根拠法令等のほか、給与負担や各種費用負担などについてお知らせください。②市の業務と会社業務の割合についてお知らせください。③給与負担額、各種費用負担額について、また出張日数とその費用負担についてお知らせください。最後に、介護人材の育成確保についてお尋ねをいたします。去る2月18日、私たちの会派市民の声は、東川町の町立東川日本語学校を行政調査で訪問し、勉強をさせていただきました。松岡町長さん、高橋議長さん、大澤副議長さんも最初から最後までご同席をいただき、約2時間超にわたり熱心なご指導をいただくことができました。この懇談の中で、昨年12月11日に発足した外国人介護福祉人材育成支援協議会についてもお尋ねをいたしました。釈迦に説法ではありますが、参考までにこの事業の概要をお知らせいたしますと、協議会の設置目的は、日本国内における少子高齢化の進展に伴い、不足する優秀な介護福祉人材を確保するため、自治体と介護士養成施設、福祉施設等が一体となって外国人介護福祉士を育成し、介護現場で活躍する人材を輩出すること。協議会の構成は、設置の目的に賛同する自治体及び養成施設、福祉施設等により構成する。正会員は、志願者に奨学金を交付することを決定した自治体及び福祉施設等とすること。養成に要する費用とその費用負担等については、外国人に介護職の新たな担い手になってもらうため、自治体や介護施設関係者が2年間奨学金を給付する。奨学金は、留学生1人当たり年間約250万円を学費や生活費として支給する。卒業後3から5年間、協議会加盟施設で働けば返済が免除される。その8割を国が交付税措置し、2割を受け入れる自治体や施設が負担する仕組みであること等々がその概要でありました。私はまさに団塊の世代の一人でありますが、団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者となる今から6年後の2025年には、介護サービスの需要が高まり、約34万人の介護職員が不足すると言われております。また、外国人介護福祉人材育成支援協議会会長の松岡町長も、介護の人材不足は深刻な問題。多くの留学生が生活する東川で日本のことを理解した質の高い人材を育てたいと話されており、その熱意には圧倒されたところであります。そこで、以下、お尋ねをいたします。①今、紋別の介護現場は慢性的な人手不足で困っているといつも聞いていますが、現状についてどのように認識されているのかお知らせください。②私は、東川町で取り組み始めたこの事業に、紋別市もぜひ参加するなど介護福祉人材の育成確保と、早急に取り組むべきと思いますがいかがでしょうか、市長の見解を伺います。③外国人材への期待が高まる中、多文化共生に関する指針や計画を策定すべきときと考えますが、いかがでしょうか。以上で私の質問を終わりますが、再質問については留保させていただきます。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、宮川議員のご質問にお答えいたします。初めに、ガリンコ号Ⅲの新建造についてであります。ご質問の中で、昨年12月の第4回定例会の一般質問の答弁において、初めて議会に規模、就航時期、建造主体が示されたとのご指摘をいただきましたが、ガリンコ号の議論につきましては昨年の6月の第2回定例会において石田議員のご質問に対して具体的な建造手法及び運営方針等について、オホーツク・ガリンコタワー株式会社と十分協議しながら進める旨をお答えしており、議会議論はこの時点から始まったものと認識しております。それでは、1点目のオホーツク・ガリンコタワー株式会社での検討経過につきましては、2017年4月に会社取締役から選任された委員から成るガリンコ号Ⅱ検討委員会が設置され、現状のエンジンを整備するか、日本製のエンジンに載せ替えるか、また新しい船を建造するか等の検討を行いましたが、ガリンコ号Ⅱのリニューアルに関しては、特段の補助制度等がないことやエンジンの載せ替えにも相当な費用負担が生じること、流氷勢力の減退に対応可能な船にする必要があるとのことから、昨年3月、市の財政支援が得られるならば新造にすべきとの結論が出され、6月の取締役会及び株主総会において、財政支援を含め紋別市と協議を進めることで承認されたところであります。2点目の市が建造主体となるまでの経過につきましては、オホーツク・ガリンコタワー株式会社の取締役会及び株主総会の結論を踏まえ、本市における支援のあり方について内部協議を進めたところであります。体験型観光の展開は、流氷を観光資源として活用しながら官民一体で進めてきており、ガリンコ号は本市の観光ツールとして大きな役割を担うとともに、観光産業化を目指す上でなくてはならない存在であると認識しております。現行のガリンコ号Ⅱは、船舶整備公団との共有建造制度を活用し、オホーツク・ガリンコタワー株式会社で建造したものの、会社単独での建造費の返済が困難であったことから、その大半を市の単独費をもって財政負担をしてきたところであります。新船の建造に対する財政支援のあり方については、財源対策が大きな課題であり、検討過程におきましては、過疎対策事業債が最も財政負担が少ないことから、活用が可能であるかについて北海道との協議を重ねてきたところであります。最終的に、北海道より過疎債の申請が可能との回答を得たことから、市が建造し、運営をオホーツク・ガリンコタワー株式会社へ委ねる方法を選択するとの判断に至ったところであります。3点目の新建造船の概要につきましては、昨年7月よりオホーツク・ガリンコタワー株式会社において、基本設計業務を一般財団法人日本造船技術センターへ委託しており、本年2月22日にオホーツク・ガリンコタワー株式会社の第3回検討委員会において、その仕様が明らかになったところであります。船体寸法は全長約42.4メートル、型幅約8.5メートル、型深さ約3.3メートル、型喫水約2.2メートル、総トン数約280トン、速度を約17ノットとし、乗客数235名は全席椅子席であり、そのうちバリアフリー席を10席程度設けるものとなっております。また、ガリンコ号の特徴であるアルキメディアン・スクリューを継承し、砕氷能力、耐氷構造は現行船と同程度とし、航行区域も現行船同様の限定沿海区域としております。4点目の建造における財源構成につきましては、調達すべき資金需要は事業費ベースで建造費10億円、建造監理費1,881万円、事務費461万8,000円となり、総額10億2,342万8,000円を2カ年の継続費として、これに対する財源は過疎債を充当するものとしております。5点目の建造主体である市とオホーツク・ガリンコタワー株式会社の新船就航後の関係につきましては、市がオーナーである船主となり、オホーツク・ガリンコタワー株式会社は委託を受けて運営を行う位置づけになると考えております。具体的な契約関係につきましては、指定管理者制度の活用を想定しておりますが、市の所有船舶であることから、定期検査費用をはじめ、その他の維持経費の負担割合につきまして、今後詳細を協議してまいります。6点目のオホーツク・ガリンコタワー株式会社の経営につきましては、ガリンコ号の運航収入によって会社全体の収支が左右される状況にあり、ガリンコ号の運航利益で他の施設の損失分を補填している形になっており、それだけでは賄い切れず経常損失が発生している状況にあります。2017年度の決算では、売上高は約2億3,700万円となっておりますが、営業経費等を差し引くと約2,800万円の損失が生じ、このうちガリンコ号の運航収支では収入が約7,100万円、運航原価が約4,900万円であることから、差し引き約2,200万円の利益が生じております。オホーツク・ガリンコタワー株式会社における新船就航後のシミュレーションにつきましては、過去5年間の運行実績から流氷運航便数、流氷運航率等を求め、さらに過去5年間のドップラー・レーダーで観測した流氷までの距離をもとに、速度アップ後の到達可能な便の抽出を行うとともに、定員が195人から235人へ増加することを含めた試算により、冬季1シーズンで約3,400万円の収入増が見込まれるとのことであります。また、ガリンコ号Ⅱが就航したときには、新造船の効果による乗船者の増加があったことから、新船の就航の場合も同様に乗船者の増加が見込まれると考えております。経費面につきましては、整備費用の点で現行の外国製エンジンが割高であったことを踏まえ、新船では国産のエンジンに変更することで検査等費用の抑制が期待できるとのことであります。具体的な検査費用を見ますと、ガリンコ号Ⅱは就航から最初の定期点検までの5カ年で約4,900万円でしたが、新船は約6,400万円の見込みということで、金額的には約1.3倍になりますが、エンジン及びプロペラ2基を検査する割には経費的に抑えられるとのことであります。また、ガリンコ号Ⅱでは年々検査費用が増加しており、仮に次の2020年の定期点検を受けるとした場合、5,000万円を超えるという試算が出ておりますが、新船の定期点検費用は約4,000万円にとどまり、このままガリンコ号Ⅱを維持していくよりも維持費がかからないとのことであります。新船では、速力向上のためエンジンを2基搭載するため、現行のガリンコ号Ⅱのエンジン1基よりも燃料費はかさみますが、最新のエンジンは省エネ性にもすぐれており、燃料消費は40%程度の増加にとどまると推計され、新造効果による収入増で十分賄っていけると判断しております。具体的な運営手法につきましては、紋別市の観光の牽引役であるガリンコ号が安定して運航できるよう、オホーツク・ガリンコタワー株式会社と引き続き協議を進めてまいりたいと考えております。7点目のガリンコ号の運航に係る収支決算につきましては、2017年度では年間乗船者数は3万51人、運航収入は約7,100万円で、内訳は夏期は2,078人、収入では約500万円、冬期は2万7,973人、収入は約6,600万円で、これに対し運航原価は夏期では約1,400万円、冬期では約3,500万円となり、通年では約2,200万円の黒字とのことであります。新船就航後の収支につきましては、さきに申し上げたとおり冬期間で約3,400万円の収入増が見込まれるところであります。ガリンコ号Ⅱ検討委員会では、メタンハイドレートの調査など、夏期運航での多目的な活用の提案があったとお聞きしており、市といたしましても、釣りや花火観覧などのイベントクルーズのほか、大学の調査研究や修学旅行のチャーターなど、新船の機能を生かし費用対効果を念頭に置いた幅広い活用について検討してまいりたいと考えております。次に、ガリヤ地区緑地(オートキャンプ場)についてであります。1点目のキャンプ場の位置づけにつきましては、海洋公園、イベント広場の緑地と駐車場を利用したテント設営可能な公園と位置づけており、本格的なオートキャンプ場ではありませんが、施設の指定管理者であるオホーツク・ガリンコタワー株式会社の自主事業として運営されております。2点目の緑地ゾーンの構成施設等の概要につきましては、イベント広場にはみなとの迎賓館や24時間トイレがあり、このほか緑地エリアと舗装エリアがあります。運動広場には、ソフトボール場が2面分、駐車場は272台分整備されております。キャンプ施設は、イベント広場の24時間トイレや緑地エリアとその周辺通路、駐車場を利用しているほか、簡易的な流し台やWi-Fiを設置するなどのサービスを提供しております。3点目の利用の決まりにつきましては、緑地エリアにある屋外掲示板及び24時間トイレ内に掲示し、テント設営可能エリアや車両の芝生への乗り入れ禁止、通路の進行方向や最徐行のお願い、緊急連絡先等について周知しております。利用料金は無料としておりますが、施設利用者からごみ処理の要望が多いことから、環境保全の観点から400円の協力金をいただき、ご負担いただいた方からはごみの引き受けサービスを行っているところであります。利用状況は、2016年度は2,380台、2017年度は2,075台、本年度は3,282台となっております。4点目の今後の活用方向と課題につきましては、ガリヤ地区のにぎわい創出のため、オホーツク・ガリンコタワー株式会社と連携を図り、海洋公園の緑地と駐車場、24時間トイレを活用してキャンパーや釣り客の誘客をさらに進め、課題となっております観光の産業化に向けた交流人口による経済の好循環の拡大に取り組んでまいりたいと考えております。次に、株式会社紋別観光振興公社についてであります。1点目の統合が目指したものにつきましては、市といたしましては旧観光協会が担ってきた観光事業と旧振興公社が行っていた旅行・航空業務を一元化し、定住促進や交流人口拡大への取り組みを通し、市内産業に幅広く波及効果として実感できる観光地域づくりのかじ取り役を担うとともに、刻々と変わる観光ニーズに柔軟に対応できる組織を目指したものであります。2点目の資本構成につきましては、市が保有する株式数は2万1,372株で、出資比率は24.7%と聞いております。3点目の役員構成につきましては、取締役と監査役の14名で、このうち代表取締役を含め、4名の市職員が就任しております。4点目の営業戦略の進捗と5点目の経営状況につきましては、経営にかかわる内容でありますので、市がお答えできるものではございません。6点目の株式会社紋別観光振興公社が事務局を担い、実行委員会が主催するイベントにつきましては、私が実行委員長を務めておりますので申し上げますと、昨年の花火大会に係る収支決算は、収入は1,289万9,731円、支出は730万5,777円で、収支残高は次年度へ繰り越すこととしております。7点目の2019年度の予算案につきましては、観光イベント事業補助金については各事業を主催する実行委員会や団体に対する補助金で、2017年度と比較しますと総体で62万6,000円の増となり、事業内容に応じて予算を措置しているところであります。観光振興補助金につきましては、これまで旧観光協会に支出してきた運営補助金と観光宣伝事業補助金のほか、官民一体となって観光振興を推進する紋別観光戦略委員会への補助金を集約いたしました。このうち、運営補助金は347万円増の3,077万1,000円を計上し、観光振興を担う職員の人件費や事務費のほか、増額分は事務機器や事務所の賃貸料などの経費を補助対象にしたものであります。観光宣伝事業補助金は434万7,000円増の1,016万2,000円を計上し、パンフレットの作成や観光ガイド経費のほか、増額分は観光客のさらなる誘客促進を図るため、メディア広告や国内プロモーション経費を追加したものであります。また、紋別観光戦略委員会補助金は、前年同額の511万円を計上いたしました。次に、広域紋別病院についてであります。1点目の広域紋別病院企業団負担金の拡大分につきましては、拡大分の位置づけ、役割については、広域紋別病院は西紋別地域のセンター病院として、2次救急、小児、周産期、精神医療など、過疎地域において採算性を求めることが困難な部門を担っており、その役割を促進していくためには行政としてこれら経費を負担すべきものと考えております。また、当地域は医療圏が広大であり、隣接する圏域への通院が困難であることから、地域の医療機関が行っていない眼科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、脳神経内科など、非常勤医師により外来診療を実施しております。そうしたことから、これらの政策医療等について、2019年度に予算措置したところであります。不採算経費につきましては、2次救急で2,900万円、周産期で6,300万円、小児医療で1,000万円、精神医療で6,100万円の合わせて1億6,300万円と、非常勤医師による外来のみの診療科1億7,500万円の合計3億3,800万円となっております。2019年度予算の不採算部門繰出金は、不採算経費の8割を上限額として交付税措置分を除いた額を計上しており、その内訳は昨年度からのルール分で広域紋別病院において経費縮減等の取り組みによる額1億430万円と、レセプト点検による請求漏れ、増点可能診療体制の改善などによる3,000万円に新たに不採算医療補填分として1億650万円を増額し、2億4,080万円としたところであります。ふるさと納税を拡大分の財源としたことにつきましては、議員ご指摘のとおり不安定な財源であることは承知しており、今後は返礼品だけではなく寄附金の使われ方に重きを置いて寄附をする自治体を選択される方が多くを占めるものと考えております。そうした状況におきましても、医療の確保・充実は地域を持続していくためには必要不可欠な経費と理解していただけるものであると判断し、財源を充当したところであります。また、拡大分取扱いの今後の考え方につきましては、病院の責めによらず赤字が発生する不採算医療につきましては継続して支援するとともに、外来のみの出張診療科で発生する赤字など、政策医療に対する支援につきましては常勤医師を確保することにより収支の改善が図られることから、引き続き企業団とともに医師確保に努めてまいります。病院の財政調整基金につきましては、赤字の補填だけではなく、年度間の収支を均衡させる役割もあり、安定した病院運営のためには一定程度の残高は維持していく必要があり、基金枯渇後を考えるというよりも、いかに基金を枯渇させないかということに腐心すべきと考えております。さきの企業団理事者会における2019年度予算の説明では、拡大分の増及び医師の増加による収益改善により4億6,400万円まで赤字を圧縮できると聞いており、企業団に対しましては引き続き収支改善による基金の延命を求めてまいります。本年度における拡大分の財源につきましては、医師確保対策経費など特別交付税の特殊財政事情に該当すると思われる経費について、関係国会議員や総務省担当部局に対しその事情を説明し、算入について要望しているところであります。2点目の2019年度の医師数につきましては、常勤医師は現在14名体制の診療で、2019年4月からは循環器内科と整形外科の常勤医師2名が新たに加わり、常勤医師16名体制を予定しております。3点目の広域紋別病院改革プランにつきましては、2017年度は前年度と比較し、患者数は入院で1日平均2.6人、外来で5人増となり、医業収益も6,500万円上回り、開院以来最高となったところでありますが、費用で常勤医師1名のほか、欠員となっていた看護職員10名、薬剤師、理学療法士などの医療技術職員5名の計16名の職員増により給与費全体で1億4,900万円増となり、結果的に基金繰入額は9億2,400万円となったところであります。改革プランの平成29年度の収支計画においては、患者数、医業収益、医業費用はほぼ計画どおり推移し、基金繰入額も5,600万円ほど改善されたとの報告を受けております。しかし、毎年度の基金繰入額が多額であることから、企業団においても2017年度より赤字縮小に向け、医療材料の適正化交渉や各種手数料、委託料の見直し等を行うとともに、診療報酬の適正請求の業務改善をはじめ、2018年度には大型医療機器等の保守経費の削減、清掃や給食など委託業務の入札参加者の誘引を積極的に行った結果、約1億円余りの経費縮減等が図られたところであります。また、道内医育大学からの医師派遣中止など、地域の医療機関は大変厳しい状況の中、広域紋別病院では、昨年11月に赴任した産婦人科医師を含め3名の常勤医師を招聘できたことも、企業団の努力が実を結んでいるものと思っております。赤字の解消については、現在、広域紋別病院が有する150床の病床が機能していないことが考えられます。入院患者の受け入れについては、常勤医師の整備が必要不可欠であることから、企業団ではさらなる常勤医師招聘のほか、今後、医育大学から地域へ派遣される地域枠医師や初期臨床研修医を受け入れるための指定医療機関の申請、指導医の養成など、院長を中心に医師が赴任したくなる魅力ある病院づくりのほか、自助努力として診療報酬の適正な請求や経費の縮減に取り組んでいると聞いております。広域紋別病院企業団理事者会は、企業団規約で定める病院運営に対する諮問機関との位置づけであり、議論につきましては理事者会は広域紋別病院の予算及び決算等に関する事項の審議が主な役割ですが、改革プランの作成時に市町村が負担する2次救急のほか、採算性を求めるのが困難な小児、周産期、精神の不採算医療について、基金が枯渇する前に協議を進めることで了承を得ております。次に、道立紋別高等看護学院の移転建替えの状況についてであります。北海道は2014年に北海道立高等看護学院のあり方検討会議を設置し、翌年、道立高等看護学院の現状と課題とまとめましたが、建て替え等の記載はないまま、2018年を始期とする北海道医療計画や看護職員需給見通しを踏まえ、改めて今後の高等看護学院の役割等について必要な見直しを行うこととなりました。その後、2018年5月に内部会議を開催し、2019年6月の看護職員需給見通しの報告書がまとまった後、北海道立高等看護学院のあり方検討会議を再開し、検討することとなっております。次に、第三セクター等への市職員の派遣等についてであります。1点目の公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等の形態につきましては、議員ご指摘のとおり、自治法派遣、派遣法派遣、研修派遣の大きく3つの派遣方法があり、自治法派遣は地方自治法第252条の17第1項に基づき、地方公共団体相互間の協力援助に関する措置として職員を派遣することにより、事務処理の効率化、合理化等に資することを目的としており、派遣先は都道府県、市町村、特別区、一部事務組合や広域連合等であります。派遣法による派遣は、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律及び紋別市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例に基づき、地方公共団体が人的援助を行うことが必要と認められる公益法人等の業務に専ら従事させるために、当該公益的法人等の業務の円滑な実施の確保等を通じて地方公共団体の諸施策の推進を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的としており、派遣先は社会福祉法人紋別市社会福祉協議会などの公益法人のほか、オホーツク・ガリンコタワー株式会社や株式会社紋別観光振興公社など、市の事務または事業と密接な関連を有する営利法人であります。研修派遣は、地方公務員法第39条第1項に基づき、国や北海道などの官公庁及び民間企業等での実務を経験させることにより、効率的かつ機能的な業務遂行の手法や市政の課題に的確に対応するために必要な知識、技能等を習得させること及び必要な識見を向上させることを目的としており、派遣先は国、北海道、他の地方公共団体、民間企業等であります。派遣前の手続は、いずれの派遣においても派遣先団体と業務内容や派遣期間等について協定を交わしております。派遣期間は、派遣法による派遣は3年以内とされておりますが、公益法人への派遣は5年まで延長することが可能であります。また、自治法派遣、研修派遣は、特に派遣期間について法律上の定めはありません。服務については、それぞれ地方公務員法による身分上の服務の適用がありますが、派遣法による営利法人への派遣については、市職員を一度退職して派遣される制度上、地方公務員法は適用されないこととなります。復職時の処遇につきましては、全ての派遣先団体で従事していた業務を公務とみなし、市職員として在職していたものと通算され、派遣後も不利益のないよう措置が図られております。給与等の負担は、自治法派遣及び営利法人への派遣法での派遣については派遣先が負担することになりますが、それ以外の派遣は市が負担することができます。2点目の現在の派遣状況、3点目の派遣されている職員の役職や給与等につきましては、関連いたしますので、あわせてお答えいたします。現在、7団体に14名の職員を派遣しており、広域紋別病院企業団には部長職1名、課長職2名、係長職2名の計5名を派遣し、派遣先では事務局長、総務課長、医事課長、職員係長、経営管理係長。オホーツク・ガリンコタワー株式会社には部長職1名、課長職2名の計3名を派遣し、派遣先では常務取締役、総務部長、営業部長。株式会社紋別観光振興公社には企画監及び課長職1名の計2名を派遣し、派遣先では副社長、総務部次長。社会福祉法人紋別市社会福祉協議会には係長職1名を派遣し、派遣先では総務課長。北海道経済産業局、内閣府、北海道教育委員会には係職各1名を派遣し、派遣先では調査官、主事などであります。法区分は、広域紋別病院企業団に派遣している職員のうち、3名が自治法派遣ですが、それ以外の11名は研修派遣として派遣しております。2018年度の派遣職員の共済費を含めた人件費の見込み額を個人情報に配慮して申し上げますと、広域紋別病院企業団4,325万円、オホーツク・ガリンコタワー株式会社2,774万円、株式会社紋別観光振興公社2,188万円、社会福祉法人社会福祉協議会、北海道経済産業局、内閣府、北海道教育委員会の4団体を合わせて2,446万円であり、このうち広域紋別病院企業団の自治法派遣3名分の人件費2,414万円については企業団が負担しております。出張旅費につきましては、原則、派遣先が支給することとなりますが、市に関連する業務の場合は市が負担しており、株式会社紋別観光振興公社への派遣職員の1名分の旅費306万7,000円を負担しております。4点目の株式会社紋別観光振興公社の副社長とオホーツク・ガリンコタワー株式会社の常務取締役の費用負担等につきましては、人件費については全て市が負担しております。市の業務と会社業務の割合については、基本的には会社の業務に従事しておりますが、いずれの派遣先についても、市の観光事業を推進する上で市との関連性も深く、市の業務に従事する機会も多々ある状況にありますことから、割合については申し上げられないことでご理解願います。給与負担額につきましては、個人の給与特定につながる個人情報でありますので、答弁は差し控えさせていただきます。出張日数と費用につきましては、2018年度の市の負担額のみ申し上げますと、副社長は68日、306万7,000円、常務取締役の旅費は支出しておりません。次に、介護福祉人材の育成確保についてであります。介護現場での人手不足の現状につきましては、市内介護サービス事業所において人員基準を満たさずサービス提供ができていない事業はありませんが、各事業所とも人員確保には苦慮しているとお聞きいたしており、いわゆる2025年問題を目の前に、介護人材の確保は喫緊の課題であると認識しております。東川町が中心となって進めております外国人介護福祉人材育成支援協議会への参加につきましては、人材確保の有益な支援策と考えており、他市町村からの受け入れも可能であると協議会関係者より聞いておりますことから、参加の有無につきましては介護事業者との勉強会により情報共有を行い、事業者の意向を酌み取りながら進めてまいります。多文化共生に関する指針や計画の策定につきましては、本市には地域の経済活動を担う市民の一員として、外国人技能実習生など多くの外国人が居住し、人手不足を背景に外国人材への期待が一層高まる中、これからのまちづくりにおいて外国人と共生する社会を築くことは極めて重要であります。そのため、本市におきましては、いち早く日常生活全般における相談体制の充実や日本語の学習支援、地域との交流促進など、国際交流サロンを中心に関係団体との緊密な連携を図りながら、市内に居住する外国人に対するきめ細かな支援を実践しており、議員ご提案の多文化共生に関する指針や計画の策定については現段階では考えてございません。以上で答弁を終わらせていただきます。
再質問 10番 宮川正己
どうもありがとうございました。再質問を順次させていただきたいと思います。まず、一番最後の介護人材の関係でございますが、介護事業者の意向を踏まえて進みたいというような簡潔なお答えではありましたけれども、前向きなご答弁をいただきました。ありがとうございます。私もあの後、東川から帰ってまいりまして、3つの事業者とお話をさせていただきました。それぞれ人材不足で困っているということ、そしてその対応として、1点目は外国人技能実習制度による受け入れということで、公益財団法人国際人材育成機構、アイム・ジャパンというのがあるそうでありますが、受け入れを真剣に検討している。受け入れのために、1年目は284万6,100円、2年目以降は270万円が必要であると。この受け入れのための国の財政的な支援はない。そんなことからも、これらの事業者は、私どもが勉強させてもらってきました東川町の協議会の会員になるということを強く望んでいるように、私には感じられました。国の財政支援を受けるためには、市町村が単独事業として留学生に対する奨学金の交付事業があるということが絶対的要件だというふうに伺っております。通常、国の交付税算入後の残額、1人50万円ぐらいになるわけですが、換算すると、普通は市町村と介護事業者が半々を負担するというのが今まで参加を決められた町村での例のようであります。市町村の財政事情ほかによって、介護事業者が100%、市町村が持たないといってもありだということでありますけれども、まず市町村がするんだという制度を持たないと成り立たないというものですから、財源負担は別として、ぜひ意思決定で取り組んでいただければというふうに思います。また、介護事業者が言っておりますのは、アイム・ジャパンのほうの人たちと違って、この東川町を出てくると、介護福祉士、有資格者という人たちが来ますので、介護の質も上がってサービスのこの地域の向上にもつながるのではないかと、そういったような期待も持ってお話をされておりました。アイム・ジャパンだとか、東川町の例だとか、いろいろあって私はいいと思うんです。いろんな階層の労働力があってもいいと思いますし、そんなことで、ぜひ一日も早くこの協議会にご参加いただけるように引き続きのご努力をお願いいたしたいと思います。これに答弁は要りません。概況だけでございます。次に、順次、1番目からお尋ねをしていきます。まず、ガリンコ号でございますが、無礼に聞こえたらごめんなさい。私は特段、この総論では賛成しておりますから、誤解をなさらないようにお願いをいたしたいと思います。ただ、提案時期等の問題でどうだったのかなという疑問は持っております。財源の選択の仕方、経過、全て大まか妥当なところであろうというのが私の見解であります。ただ、5点目にお尋ねをいたしましたガリンコ号就航後の市とガリンコ会社とのかかわりの答弁の中で、たしか指定管理者制度を活用した委託事業だというようなご答弁があったかと思います。そして、市の所有船舶であるから、定期検査等の費用については今後協議するというようなお話を伺いました。私はこのことがちょっとよく理解できないわけでありますけれども。といいますのは、指定管理者制度による指定管理というのは、通常は指定管理者が利用料金やその他の事業収入でその管理経費の全てを賄うことができないというのが多いわけでして、私はそんな例しか見たことがないからなのかもしれませんが、その差額を市から指定管理料として支出するというのが一般的ではなかろうかなというふうに思っております。しかし、ガリンコ号には乗船料という収入がありまして、相当収入が上げられますし、それから先ほどのご答弁では、現在でもガリンコ号、通年で約2,200万円程度の黒字だというようなことであります。さらに、新船になりますと、その流氷帯での運航回数が増加するということから、それから定員が増えるというようなことで、新しい船になると3,400万円も、と言ったと思うんですが、増えるんだということになりますと、先ほどのベースの2,200万円と足したり引いたり私が勝手にいたしますと約5,000万円の黒字というものが計上されることになる。そのときに、指定管理者制度としてどう取り扱われるのかというふうに、私はその例に出会ったことはないものですからわかりません。指定管理者制度の中で利用料金制をとるのか、使用料金制をとるのか、報償金制度をとるのかということについても、そのイメージがちょっと私には湧いてまいりません。私はこう考えたりもしておりますが、単純にガリンコ号Ⅲが就航したら、市からガリンコ会社に公有財産であるガリンコ号Ⅲを無償もしくは無償に近い額で貸し付け、あとは今までどおりガリンコ会社が油代から修理・修繕代から検査費用から人件費等々、全ての必要経費を自賄いにしてもらって船会社として経営していくんだと。黒字が出ても赤字が出てもガリンコ会社のものというのが一番シンプルで市民目線ではないかというふうに考えております。そこで、私はそう思って、いいと思って、提案と言ったらおかしいんですが、こんなこともあるんじゃないかと思いますけども、市の考えている指定管理による運航委託のより具体的なイメージというのがあると思うんですが、お知らせをいただければと思います。
答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)
お答えいたします。指定管理の関係でご質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。まず、ガリンコ号につきましては、観光振興の目的ということで市が建造するということで今表明したところでございますけども、当然、観光施設として建造して、それを起債申請によって建造しますので、まず観光の施策に対して最大限効果を発揮するような施設をつくるというイメージを持ってございます。そういった施設の財産の区分については、基本的に行政財産ということで考えてございまして、行政財産につきましては現実的にはちょっと無償貸与というのがなじまないものですから、まず今想定させていただいていますのは、公の施設として想定させていただきまして、ガリンコ号の先ほど収支の問題ありましたけども、私も会社の経費のことは詳しく存じているわけではございませんが、ガリンコ号だけの収支だけではなくて、本来ですと要するに船に係る経費というのはあそこの事務所の経費だとかほかの経費も含まれてあるとは思うんですけども、恐らく会社の決算の中では販管費だとか別の経費に振られているんじゃないかなと思います。そういったものも含めまして、最終的にどのような経費がガリンコ号にかかっているのかというところのまず検証が必要なものと、あとはガリヤ地区全体のタワーですとかとっかりセンター、ほかのホワイトビーチ、海洋公園とかもありますんで、その辺を一体して管理している関係もございますから、その辺の一体のエリアをどうやったら効果的にできるのかということも含めて考えながら、現状では今、指定管理ということで想定はしてございます。ただ、近年、コンセッション方式といいまして運営権を設定する方式等もございますので、ちょっとその辺も検討しながら、他の方式もないかということで会社のほうとも協議しながら決めていきたいとは考えてございます。以上です。
再質問 10番 宮川正己
概略はわかりました。私も行政財産になるのか普通財産になるのか勉強してみたんですけど、私自身も結論出ませんでした。そんなことで、公有財産のガリンコ号というずるい言い方をしたんですが、起債のいろんな絡みもあると思いますので、ですけれども、もし今後いろんな検討をされると思いますが、私の言ったようなことがありかどうか、それも含めてご検討をいただければというふうに思います。それでは次に、オートキャンプ場、お尋ねをいたします。指定管理者の実施事業として運営しているんだというような、私はちょっとわかりづらかったし、難しいご答弁をいただきました。そこで、単純にお尋ねをいたします。オートキャンプ場については、私はこれだけ喜ばれて利用台数が増えているのであれば、テント可能な公園という何かわけのわかるようなわからないような位置づけではなくて、キャンプ場と言ってしまっていいのではないかと思いますけれども、この辺についてご見解を伺いたいと思います。
答弁 技監 高嶋靖欣(技監は2019年3月まで)
お答えいたします。これだけキャンプの利用者が増加して、実質的にキャンプ場的な利用がなされているのであれば、きちっとキャンプ場として位置づけたらどうかというご意見だと思います。まず、この港湾区域内の緑地エリアという取り扱いなものですから、緑地エリアの利用的に正式な条例を制定したキャンプ場としての扱いをしていいのかどうかというのを国と協議をしなければならない、利用料金を取るという意味ですね。まず、そこが1点。それと、いろいろアンケート調査等を行っておりますが、まずキャンピングカーを利用されて旅行される方のニーズというのが、管理がきちっとされたルールがあるキャンプ場、そして利用料金をきちっと取っているキャンプ場よりは、この紋別のような割と緩いルールの中で安く利用できるというのが口コミまたはインターネット等の周知などで非常に人気になって、この近年利用者が増加しているんではないかというふうに市としては考えているところであります。ですから、この2点を踏まえた中で、きちっとキャンプ場としてやってルールをかっちりしていくほうがいいのかどうかも含めて、今後研究をさせていただきたいと思っております。
再質問 10番 宮川正己
わかりました。わかりましたけれども、港湾との絡みもわかります。ただ、あそこは直轄区域ではないですよね、岸壁からのね。緑地、ないですよね。ないと思うんです。それで、そんなこともありますので、それからもう一つは、私若いころにつくったんですけど、コムケ国際キャンプ場というものも、その当時、山村地域新農林漁業特別対策事業というやつでやってもらった国の補助事業でやった事業なんです。ですから、多分補助事業が入ってても、ちゃんときちっと管理をするためにこういうことが必要なんだということは許されるのかなと思ったりしておりますし、それからまた緩い、安い、ニーズがある、わかりますよ。わかるけれども、やっぱり行政は行政としてやるべきことはやらなければいけない。その中で、安いか高いかは決め方ですから、例えば3,000円も取るとか4,000円も取るとかじゃなくて、1,000円がいいのかこのとおり400円がいいのかわかりませんけれども、それらを含めて検討して、決して安い、利用者が多いというのはわかりますけども、そんなことに流されないようにしていただければというふうに思って、これでこのキャンプ場については終わります。あと何分ありますか。(「12分です」と呼ぶ者あり)次、観光振興公社についてお尋ねをいたします。4点目、5点目、経営状況については、観光振興公社の経営にかかわる内容でありますから市からは答弁できないんだというような内容でありました。大変失礼な質問をしたのかなと思ったり反省もしておりますが、私がこの質問をさせていただいたのは、平成26年8月5日付の総務省自治財政局長名で、第三セクター等の経営健全化等に関する指針の策定についてという文書が知事経由で市町村長及び市町村議会議長宛に届いていることになっております。その通知文書の中に、2として、議会への説明と住民への情報公開というのが記述されておりまして、地方公共団体は、議会、住民に対して、第三セクターの財務書類や将来負担額等を報告、公表し、長いんで途中を省略させていただきますけれども、わかりやすい説明を行い、理解を得ることが必要であるとの通知があったというような前提に基づいたことが一つでありますのと、もう一つは、その中で私も理解をしておりましたけれども、議会への説明と住民への情報公開が求められている、この通達でいう第三セクターというのは、原則として25%以上出資を行っている法人を対象とされているということはこの文書を見てわかっておりましたけれども、市長さんからお知らせをいただいて、24.7%というようなことであると伺うまで知らなかったものですから、この25%は超えているであろうというようなことで質問したということでありますので、お許しをいただければと思います。それで、ついでに、そんな経過だったものですから、お答えできないというのはこの大原則論に基づいて答えられないんだというようなことだったのかどうか、イエスかノーかで結構でございますので、お知らせをいただければというふうに思います。
答弁 観光交流推進室参事 熊谷聡(観光交流推進室参事は2017年12月まで)
お答えいたします。議員おっしゃるとおり、その原則論に基づいてお答えさせていただいたということでございますが、今、決算を締める前でございますので、細かい数値等は把握してございませんが、事業の進捗等は常に把握しておりますし、全体を通して今年度の収支は一応前年度を上回る見込みというふうに聞いてございます。以上です。
再質問 10番 宮川正己
わかりました。私もそのルールがあったのに、中身を知らないで調査不足でお尋ねをして、そんな点はお許しをいただければと思います。次、広域病院について、1点だけ教えてください。平成30年度からの不採算部門と31年度からの政策医療分を合わせた広域病院企業団負担金の拡大分についてでありますけども、31年度は合わせて3億3,800万円となっていますが、来年度以降もこのようなこの程度の金額で推移していくのかどうか、この点だけ簡単で結構ですのでお知らせください。
答弁 広域病院連携推進室参事 西田尚市(広域病院連携推進室参事は2019年3月まで)
それでは、お答えいたします。先ほど市長の答弁からもございましたが、広域紋別病院は西紋別地域唯一のセンター病院でございます。地域として、救急、小児、周産期、それと精神医療、これらは不採算部門ということでございます。それと、中に説明がございましたが、眼科だとか泌尿器科、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、これらにつきましては地域でほかに診療科がない部分でございます。広域紋別病院として地域に必要な医療、これは今後も継続性が必要であります。そうしたことから、新たに法定外繰出しとして市にルール化をお願いしたところでございます。そのほか、昨年度より企業団におきましても独自に経費削減、それとか医師確保、そういう部分で経営改善に取り組んでございます。これらの取り組みの部分の経費につきましても市から支援をしていただいております。以上でございます。
再質問 10番 宮川正己
ありがとうございました。わかりました。次、最後になりますけども、職員の派遣などについてお尋ねをいたします。ご答弁をいただきました。14名の方々が今派遣されていて、そのうち11名が研修派遣で派遣されているというお話でございました。私はまずこのことに、11名という研修派遣という数字にびっくりしております。なぜかというと、私が外から見ておりますと、失礼ですがそれになじまないのではないかというものを思ったりしているからであります。この答弁を考えてみますと、私なりに見直すと、職員の資質の向上を目的とした紋別市の研修派遣は、派遣法に基づかず派遣されておりますけれども、その職員の業務内容は、全部とは言いませんよ、一部客観的に検討した場合、複数の職員が職員の資質の向上を目的としたものではなくて、施策推進に係る業務だけでなく、派遣先の重要な役職について、みずからの判断による事務処理や営業戦略の組み立て、営業活動、事業計画の起案等に携わっているのではないかと私は見受けられるからであります。そうなると、研修派遣と言いながら明らかな人的支援にほかならないというふうに私は考えておりますけれども、この辺についての見解をお尋ねしたいと思います。
答弁 庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直
お答えいたします。私も、かつてはオホーツク・ガリンコタワー株式会社に研修派遣をしておりました。その経験から言いまして、そこで学んだことというのは後の市の行政に対して非常にためになっているというふうに考えております。確かに、議員さんおっしゃるとおり、昨今の人手不足ですとか運営が厳しい第三セクターに対する支援というような形にもなっておりますけれども、純粋に研修としても有効でございますので、必要な制度だと考えております。以上でございます。
再質問 10番 宮川正己
時間の関係もありますので議論はちょっと避けて、お聞きしたいことだけお聞きします。先ほど答弁の中で、派遣前の手続の中で、いずれの派遣においても派遣する派遣先と派遣期間等について協定を取り交わしているというお話でした、当然のことと思いますが。観光振興公社、ガリンコ会社に派遣されている方々の職員の研修期間というのはいつからいつまでというようなことで、何年、何月何日からでなくても結構ですが、期間としてはどういう協定になっているのかお知らせください。
答弁 庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直
年度ごとに原則協定を交わしてまして、今年度につきましては平成30年4月1日から31年3月31日までとして、あと必要と認めた場合は協議の上、期間延長または短縮することができるというふうになってございます。以上でございます。
再質問 10番 宮川正己
ちょっとわかりづらいんですが、例えばAさんならAさんが勉強に行ってきなさいよというときに、今年の4月から例えば今年いっぱいですよとか、2年間ですよということじゃなくて、今の答弁はですよ、その都度、その年その年に今年もやりなさい、今年もやんなさいというようなことで理解をしろということですか。
答弁 庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直
そのとおりでございます。
再質問 10番 宮川正己
何か行く人に気の毒なような。勉強が好きな人がたくさんいるのかもしれませんが。次、お尋ねをいたします。ガリンコ会社、観光振興公社等、いわゆる第三セクターへの派遣は、私は派遣法による退職派遣がベースだと考えておりますけれども、そのために条例までつくっているのに、なぜ適用させないでこの研修派遣という方法に頼っているのか不思議でたまりませんけれども、その辺についてお知らせをいただければと思います。
答弁 庶務課長兼参事兼行財政改革推進室参事 若原喜直
お答えいたします。市の業務も、実際はやっていただかなければならない部分もございますので、市の業務もできて派遣先の業務もできるという手法で研修派遣というやり方をとらさせていただいております。
再質問 10番 宮川正己
それで研修派遣が成り立つのかどうかちょっと不思議なんですけども、わかりました。次に、もう最後に近くなりますけども、時間の関係もありますので、名前を出して大変お許しをいただきたいと思います。私も今、目合っておりますが、企画監であり紋別市観光振興公社副社長である中島氏は、紋別市一般職の任期付職員の採用等に関する条例で採用された任期付職員であるんだということであり、その契約期間は5年間だということで、平成29年第2回定例会の私質問したときに聞いたことを記憶しております。紋別市が中島氏の高度な専門的な知識、経験、すぐれた識見を特に必要な業務、多分航空関連業務だと思うんですけれども、そういったものがあったから採用されたというふうに私は理解をしておりました。紋別市にそういう何とでも守らなきゃだめだという喫緊な重要案件があるから採用された任期付職員が、研修派遣され、研修先で何を研修しているのかと、私にはよく理解できません。そして、業務上関係が深いからといって、紋別観光振興公社に研修派遣させるといった合理性が私には考えられません。観光振興公社のほうが紋別市より中島氏を必要とし、そのほうが活躍の場が広がり地域のために役立つというのであれば、派遣方法を変えるとか、観光振興公社が中島氏を採用すべきと考えますが、この辺の見解についてお聞きしたいと思います。
答弁 総務部長兼行財政改革推進室長兼市長政策室長 佐藤久祐
お答えをいたします。ただいまご質問があったとおり、中島企画監につきましては任期つきの採用職員として採用させていただきました。その中で、市の業務でございます、今、空港関連業務、それと外国人誘客業務等々を含めまして、紋別市の観光振興のための企画調整等、市政の課題に対応するべき部分が大半を占めておりますので、その業務と観光振興公社の搭乗率向上のための業務、そういうものを含めまして研修派遣をさせていただいているということでご理解をいただきたいと思っております。
再質問 10番 宮川正己
研修派遣というものと、市の本来的な業務と両方関係があるからということで、その研修派遣というものがそんなにラフに捉えられていいんですか、地公法の中で。私はやっている意味、言っている意味はよくわかってるんですよ。中島さんが頑張ってくれているのもわかってる。だから、働きやすいように、疑問の持たれるような立場でさせたらうまくないんでないかという話をしているんであって。わかりました。それでやめておきますけども、時間もありませんけれども、この案件、あっちこっちで似たような案件が住民監査訴訟だとか、それから住民訴訟になっている案件でもあります。市に今説明を受けましたけれども、わかるところもあるしわからないところもあるというのが私の中での実感であります。そんなことで、そんな案件で住民監査請求をされたり、それから住民訴訟が起こされたりというような不名誉な話でもありますから、ぜひ今言った理屈が通るなら通ってもいいんですけれども、そんなことのないように研修派遣に対する慎重な取り扱い、全部と言ってるんじゃないんですよ、第三セクターの中でも幹部職員がいらっしゃいますよ、役員やってるとか。この中で、時間もないからやめましたけれども、研修研修だと言うのであれば、じゃあ研修する人間がいるのかと、派遣先に。誰から何を習うんだということまできちっと整理をされてなければ研修派遣というような安易な運用はできないというふうに私は思ったりしておりますが、そんな案件でもありますから、ぜひおごることなくもう一度考えて見直されてもよろしいのではないかというふうにご提案を申し上げまして、私の質問は終わらせていただきます。失礼があったらお許しください。いろいろありがとうございました。