みんなの議会

紋別市議会 平成29年第2回定例会 2017年7月18日

(1)市長公約、所信表明について/(2)広域紋別病院の持続可能な経営について/(3)市職員による加重収賄事件について/(4)財界さっぽろ7月号の掲載記事について/(5)観光協会と振興公社の合併・統合について

2017年7月18日、紋別市議会の一般質問で、宮川正己議員が「市長公約、所信表明について」「広域紋別病院の持続可能な経営について」「市職員による加重収賄事件について」「財界さっぽろ7月号の掲載記事について」「観光協会と振興公社の合併・統合について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、副市長 棚橋一直、観光交流推進室長兼総合戦略推進室次長 寺井志郎が答弁しました。

質問者
宮川正己 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、副市長 棚橋一直、観光交流推進室長兼総合戦略推進室次長 寺井志郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮川正己

おはようございます。質問に先立ち、7月5日から発生した九州北部大雨災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。一日も早く以前の暮らしができますようお祈りを申し上げます。それでは、一般質問に入らさせていただきます。宮川市長、4期目の当選おめでとうございます。市長は当選確定後の支援者への挨拶で、次の4年間も初心に返って地域の発展に全力を尽くしたい、市民にもさらなる協力をいただき、紋別市の発展にともに頑張りたいと語ったことが報道されておりましたが、何分ハードな公務でありますことから、健康に留意され、紋別市政のますますの進展のためにご努力いただきますことを期待いたします。私たち新風の会は、地方自治の大原則である二元代表制の本旨のもと、市民を代表する市議会議員として大半が市長与党という状況の中にあるからこそ、何でも賛成ということではなく、今まで以上のより健全な緊張関係を持ち、政策議論を深め、ただすべきはただし、申し上げるべきことは申し上げ、議員の職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。以下、質問通告に基づき、順次質問させていただきます。まず、市長公約、所信表明を中心に伺います。両方、拝見をいたしましたが、所信表明より市長公約のほうが簡潔にまとめられておりますので、主として市長公約に沿ってお尋ねをいたします。市長の任期は4年間であります。言うまでもなく、市長公約はこの4年間の市長の市民に対するお約束事であります。宮川市長の頭の中には、それぞれの項目について、イメージや事業スキーム、導入補助制度等があり、公約を発表されたと思っております。以下についてお知らせください。まず、産業の持続的な発展についてであります。基幹産業における生産基盤の整備、収益力の強化とありますが、農林水産、水産加工業も含めて、各産業ごとの具体的な取り組みについて、その内容と年次スケジュール等についてお知らせください。特にか、収益力の強化についての具体的な取り組みについてお知らせください。さらに、現在の各産業の生産額と4年後の生産額の見通しについてお知らせください。また、内閣府より、5月26日に平成26年度の一人当たり県民所得が公表されました。これの1人当たりの県民所得のランキングを見てみますと、第1位が東京都で1人当たり451万2,000円、北海道は256万円で第34位とのことであります。この公表年度での紋別市の市民1人当たりの所得額は幾らなのか、そして産業振興をはじめ、市長公約等に沿った各種施策が展開されることにより、任期満了となる平成33年度には幾らに押し上げることを目標とされているのかお知らせください。次に、安心・安全な暮らしの確保についてお尋ねをいたします。広域病院の診療体制の充実強化については、別途の質問項目を立て、お尋ねをいたします。成年後見センターの設立推進とありますが、その事業スキームについてお知らせください。次に、快適な生活環境の創出についてお尋ねをいたします。中心市街地のにぎわい創出についてであります。このことは、市長1期目から長い間の大きな課題であったと思いますが、この4年間でどういう中心市街地をつくろうとしているのか、具体的な事業手法も含めてその取り組みについてお知らせください。さらに、まちなか市営住宅の整備については既にお知らせをいただいておりますが、それは別として、商店街の根っことなる商業・サービス業等をどのようにしていきたいのかお知らせください。また、市長公約ではありませんが、中小企業振興条例についてお尋ねをいたします。私は、中小企業振興条例は昭和49年の制定以来、流通革命と言われる時代の変革の流れの中で、大きな改正もされず、時代のニーズにも合わず、既に死に条例化していると思っております。ぜひとも、商工会議所小規模企業振興委員会等の関係者とも打ち合わせを重ねていただき、真に中小企業者の声が生かされた中小企業振興条例に改正されるべきと考えますがいかがでしょうか、市長の見解をお知らせください。次に、未来へ希望の抱くことのできるまちについてであります。私は以前より、教育は学力の向上が一番の基になると主張し、過去の議会でも全国学力テストに関連した質問をさせていただいております。そこで、お尋ねをいたします。小中学校における学力向上支援とありますが、具体的にどのような取り組みとなるのかお知らせください。また、全国学力テストの昨年の公表結果による学力状況について、全国平均、全道平均、紋別市の平均についてお知らせください。さらに、この事業により、どこを目標数値として目指すのかお知らせください。次に、現在既に実施されている、高校、中学校、小学スポーツ少年団、文化系少年団の施設利用料免除に関連してお尋ねをいたします。このことが今年4月から実施されておりますが、市長の英断を評価し、拍手をいたしたいと思います。私も、体育協会のお手伝いをさせていただいておりますが、施設利用料が免除されたことは、負担が軽くなる親からも助かるとの声を聞いていますし、各競技の裾野拡大など体育振興上も大変結構なことだと思っております。しかし、体育協会等、施設を管理運営する側にとっては利用料が入らず、施設の管理運営に支障を来たすことになるわけであります。先日の体育協会の役員会でも出されておりましたが、その収入が補填されなければ、毎年250万円超の赤字が続き、団体としてやっていけなくなるのではないかと危惧する意見が出されておりました。市長の新たな政策により生じる減収分について、当然補填があってしかるべきと考えますがいかがでしょうか、今後の対応についてお知らせください。次に、交流拡大による地域活性化の推進についてであります。紋別ベイエリアのリニューアルとありますが、どのようなリニューアルとなるのかお知らせください。最後に、高規格幹線道路旭川・紋別自動車道について、端的にお尋ねをいたします。国道238号線の防雪工事と高規格旭川・紋別道は別物と理解してよろしいのかお知らせください。次に、広域紋別病院の持続可能な経営についてお尋ねをいたします。まず、広域紋別病院の病院改革プランと繰出金についてお尋ねをいたします。平成23年に、西紋別地区5市町村で構成する一部事務組合が運営母体となり、北海道から道立紋別病院の移管を受け、広域紋別病院が設置されましたが、この際、2次救急以外で発生する赤字については紋別市が負担するとの枠組みが示されていたと思います。この基本的な考え方と、本年3月末に公表された平成29年度から平成32年度を計画期間とする広域紋別病院改革プランとの関係について、以下お尋ねをいたします。1点目、企業団基金と市一般会計繰出金についてであります。初めに、移管時に北海道から交付された補助金を原資に造成した広域紋別病院企業団財政調整基金と紋別市の財政負担について伺います。病院改革プランにおいて、平成28年度決算見込みでは、収支不足分約9億6,000万円について基金の取り崩しを見込み、年度末残高は約52億8,000万円となっています。平成29年度予算においても、9億8,000万円の収支不足を基金で補填することとしています。こうして、プラン最終年次の平成32年度には、収支不足は6億5,000万円まで漸減しているものの、基金残高は約21億3,000万円に減少するとされています。この最終年次の収支不足額6億5,000万円が、翌平成33年度以降も続くと仮定すると、今から7年後の平成36年度には基金を使い果たしてしまうことが推測されます。当然、企業団においても収支改善の努力はされるものと思いますが、基金を使い切った後の収支が劇的に改善するとは考えられません。この赤字を、市の一般会計からの繰出金で補填することになると思うわけであります。平成36年度以降について、私が平成21年第2回定例会でもお尋ねをいたしておりますが、そのときお知らせをいただいた赤字負担のルールに従って試算してみました。赤字額が6億円だと想定すると、救急医療の赤字分4,000万円×0.8で3,200万円、プラス赤字残額5億6,000万円で、合計5億9,200万円が紋別市の負担になっていくものと推計されます。紋別市の一般会計の規模からいって、年間約6億円もの繰出金を捻出することは困難だと思っていますがいかがでしょうか、市長の見解をお知らせください。2点目、不採算診療科についてであります。病院改革プランの中で、一般会計における経費負担の考え方の項目において、今後は不採算となっている診療科の経費について紋別市と協議を進めてまいりますと記述されています。市にも事前協議があったと思いますが、この記述についての内訳と紋別市の具体的な対応についてお知らせください。次に、医療従事者の確保支援についてお尋ねをいたします。本年第1回定例会での市政執行方針及びさきの所信表明において、医療再生は市長の最大の政治課題であり、医療従事者の確保について支援すると述べられております。以下、お尋ねをいたします。1点目、医療大学における地域枠制度についてお尋ねをいたします。札幌医科大学及び旭川医科大学では、定員の一部に地域枠を設け、一定年限を道内の医療機関に勤務することを条件として定員の一部を振り向けるとともに、北海道が学費などを貸与する制度が7年目を迎え、本年度より数人の医師が勤務を開始したと報道されておりました。そこで、お尋ねをいたします。この制度の概要と、広域紋別病院でもこの地域枠医師の受け入れが可能なのか、可能であるならそれがいつごろから期待できると聞いているのかお知らせください。次に、看護師の確保についてお尋ねをいたします。医師と並び、看護師の確保も、病院運営にとって重要な課題であります。市では、以前から修学資金の貸付事業を実施し、また道立紋別高等看護学院の卒業生を中心に看護師の地元定着に力を注いでおり、本年は6名の修学資金借入者が広域紋別病院に就職したと聞いております。この6名全員が道立紋別高等看護学院の卒業生とのことで、本市の医療において高等看護学院はなくてはならない存在であると改めて認識したところであります。そこで、お尋ねをいたします。1点目、その高等看護学院の定員確保対策についてであります。管内においても、北見医師会が看護学校を開設したほか、札幌市周辺には4年制の大学も増加しており、高校卒業生も減少する中で、施設も古く、実習機関も市内だけでは確保できない医療事情の本市にあって学生の確保が難しくなっていると聞いております。道立学校ではありますが、市の医療への貢献だけでなく、人口対策においても貴重な施設であります。例えば、新卒者への勧誘だけでなく、既に社会人となっているが改めて看護師を目指したい方などへ、市の修学資金貸付制度や道立学校であり授業料が安いことなどを抱き合わせてPRするなど、市としても学生の確保に取り組むべきと思いますがいかがでしょうか。2点目、修学資金の貸し付けにより新規採用者を確保しても、返済免除となる期間を勤め上げた後、離職されると実数は増えないわけであります。その後も引き続き在職してもらうことが重要であると思いますが、年度ごとに返済免除となった人数と、そのうち何人が離職したのか、その主な理由は何かについてお知らせください。また、離職防止の支援策として、病院に対する子育て支援やアパート実施設計の補助金が予算計上されておりますが、その概要についてお知らせください。3点目、道立紋別高等看護学院の移転建替えについて、今どのような状況になっているのかと今後の見通しについてお知らせください。次に、市職員による加重収賄事件についてお尋ねをいたします。私は5月12日金曜日夜、議会事務局よりの連絡で事件を知りましたが、翌5月13日の北海道新聞では、紋別市職員、加重収賄容疑で逮捕、また不祥事、市民衝撃との報道のほか、地元新聞やテレビ報道等により、全市民はもとより、全道、全国に周知の事実となりました。非常に残念な事件であります。市長当選後の初議会にこんなことを答弁しなければならない市長の心情を思いながらも、市民の代弁者として議会活動をしている、お尋ねしなければならない私どものやるせなさもご理解をいただきたいと思います。また、5月30日の臨時市議会の冒頭で市長より行政報告がありましたが、警察の捜査に協力したいということはわかりましたが、事件の内容ほかについては明らかにされませんでした。いまだ裁判前でありますので、答弁できない部分があるのではないかということも理解をいたしますが、市役所の信頼を取り戻すためにも、市民にもわかりやすく真摯に誠意を持ってお知らせをいただきたいと思います。以下、お尋ねをいたします。1点目、まず事件の概要についてお知らせください。2点目、新聞報道によりますと、菅原容疑者は2014年、平成26年1月、エゾシカ捕獲用わなの発注で不正を行い、その見返りとして100万円を受け取ったとあります。そこで、お尋ねをいたします。まず、この発注団体の構成などについてであります。団体の正式名称、設立年月日、構成者、代表者ほか役員構成、事務局体制などについてお知らせください。また、その団体の業務の概要と予算額、そして当該事件の鹿捕獲用わな事業の予算額等についても、それぞれ財源内訳も含めてお知らせください。3点目、新聞報道では、入札していないのに入札したことになっているとも報道されておりますが、事務局が皆同じスペースにいて、入札していたのかしていなかったのか、わかっていないということが私には全く理解できません。また、入札を行い、工事が施工され、完成し、検定を行った後、工事費が支払われていると私は思っていますが、土地所有者の電気が通っていなかったとか、猟友会紋別支部幹部がどこに設置したのか知らなかった等、報道されていますが、余りにも計画性がなく、ずさんな状況の中で工事が行われていたと思わざるを得ないのであります。この鹿捕獲用わな事業は、国の補助事業であると聞いておりますので、当然、会計検査の対象でもあると思います。そこで、お尋ねをいたします。私が前段申し上げましたことの事実関係も含めて、起工伺、入札、検定、工事費支払いまでの流れとその対応についてお知らせください。4点目、5月13日付北海道新聞朝刊オホーツク版に報道されておりましたが、2010年、平成22年3月、元職員による公金横領事件が発生。それを受けて、2011年、平成23年3月には紋別市職員倫理規程を制定したこと、2012年、平成24年3月には、市が職員不祥事検証報告書及び再発防止計画をまとめたことが報道されております。私の記憶でも、外郭団体の事務局は極力市が担当せず民間にお願いすること。しかし、民間では対応できない場合、やむを得ず市が事務局を担当する場合には、通帳と印鑑を別な担当者が持つことをはじめ、事務局の管理監督体制を強化し、市職員には二度と不祥事は起こさせないとのかたい誓いの報告であったと記憶しています。同日の新聞報道にも書いてありましたが、この教訓が全く生かされていないと私も思うのですがいかがでしょうか。元職員事件後の、市が事務局を担当する団体事務の処理についての対応、管理監督についてどうされてきたのかお知らせください。また、公金横領事件の後、制定された再発防止計画や職員倫理条例の概要と、全庁挙げて取り組んできたと思われる今までの取り組み、そして今後の対応についてお知らせください。以上で私のこの項の質問は終わらせていただきますが、市職員の皆さんにはこの事件を自分のこととして真摯に捉えていただき、二度とこのようなことのないよう日々ご精進いただきたいと思います。しかし、必要以上に卑屈になったりかしこまったりしないでください。これからも、市民のために誠心誠意を旨に自分の仕事に誇りと自信を持ち、正々堂々たる市職員でいてほしいことを切に希望し、この項の質問を終わります。次に、6月15日に発売された財界さっぽろ7月号に掲載されている、エゾシカ汚職の役所に新たな火種、紋別市の外国人観光客誘致事業で不穏な噂、についてお尋ねをいたします。内容は、紋別市にまた何かおかしなことがあるぞというようなものであり、私はかなり不愉快な気持ちでこの記事を読みました。市民の間にも、エゾシカばかりでなくまたかと市役所不信の声が広がっていますので、以下お尋ねをいたします。1点目、報道の記述のとおり申し上げます。市は2016年度、このI社に観光客誘致アドバイザー委託料として観光事業から1,000万円の予算をつけた。この予算のうち、約3割に国の地方創生推進交付金が使われていると報道されています。そこで、伺います。このアドバイザー委託契約の業者選定までの経過、入札の方法、入札の参加者、契約の相手方、契約先の常勤役員数、常勤社員数を含む会社概要、契約金額、契約期間、発注業務の概要、回数も含めて、業務実績報告書の内容、そして成果についてお知らせください。また、今後の方向についてもお知らせください。2点目、これも雑誌報道のまま申し上げますが、Nさんのエイチ・アイ・エス時代と市職員の給与の格差を事前に補填するため、I社に金を流していたのではないかといった話まであると報道され、それに対して棚橋副市長の話として、これも報道の記述のとおり申し上げますが、企画監としての給与はエイチ・アイ・エス時代と同等ですからそれはありません。雇用体系は期限つき職員で、契約は5年間ですと報道されております。そこで、お尋ねをいたします。5年間の期限つき職員ですから、その給与は紋別市一般職の任期付職員の採用等に関する条例によるものと思いますが、当該職員には条例第6条で定める給与表の何号俸が支払われているのかお知らせください。また、同条例第6条第3項で規定する業績手当は支給されているのか。今後、支給される予定であるのかと支給率についてもお知らせください。さらに、紋別市役所部長職の平均年収についてもお知らせください。そして、この条例により採用されている職員が何人いるのか。いるとすれば、その職種と支給号俸、業績手当について、前段の質問と同様にお知らせください。3点目、これも報道の記述のとおり申し上げます。Nさんに、今後の事業展開を相談しているうちに、より観光のアドバイスをいただきたいということで、そのような事業を行う会社の設立をこちらからお願いしましたと記述されておりますが、その趣旨に沿って、昨年4月にI社が設立され、そのI社と5月に観光客誘致アドバイザー契約が1,000万円の金額で締結されたと聞いております。建設工事や物品納入、施設管理などの場合とは同じ扱いにはならないと思いますが、紋別市では業務の完成への信頼度や品質確保などの観点からかと思いますが、建設関係では2年以上、物品納入ほかについては1年以上の営業実績がなければ、入札に参加することさえできないのが実情であることなどを勘案しますと、この件は何か特別な感じであり、違和感を覚えるのは私だけではないと思っております。行政の入札や契約に当たっては、地方自治法で定める公平で競争力のある契約形態をベースに運用されるべきとされていると思いますがいかがでしょうか、その見解をお知らせください。また、監査委員の見解についてもあわせてお知らせください。さらには、国の地方創生推進交付金のサイドでも問題がないのかお知らせください。次に、一般社団法人紋別観光協会と株式会社紋別振興公社との合併・統合問題についてお尋ねをいたします。6月29日開催された紋別観光協会総会で、観光協会と振興公社の合併・統合協議が進んでいることが報告されたと北海道新聞ほかで報道されています。これに関連して、以下、お尋ねをいたします。1点目、この話は紋別市からの提案で始まっているとのことでありますが、この合併・統合の狙いと目指す姿についてお知らせください。2点目、この件に関する現在までの経過と現状、そして今後の見通しについてお知らせください。3点目、この提案を見ますと、市長は今後の紋別市観光振興の有効な手段として、国が進めているDMO等での取り組みを思考しているのであろうと思いますが、DMOの受け皿が紋別観光協会ではなぜだめなのかお知らせください。4点目、観光協会解散後の受け皿は紋別振興公社がという報道でありましたが、そこで今後の受け皿について伺います。まず、会社名、社長をはじめとした役員構成予定者、株式数と株主構成等についてお知らせください。また、現在の観光協会会員の位置づけや新しい受け皿とのかかわり方、そしてお祭りの取り組みのほか、観光協会が主に中心となって展開されてきた事業が今後どのようになっていくのかお知らせください。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

おはようございます。それでは、宮川議員のご質問にお答えいたします。初めに、市長公約、所信表明についてであります。1点目の産業の持続的な発展につきましては、農業における具体的な取組内容は、畜産クラスター関連事業を活用し、ロボット搾乳施設などの高度省力化新技術や大型農作業機械の導入により地域の酪農生産基盤の底上げを図るとともに、草地整備改良、暗渠排水等の圃場整備や営農用水施設を計画的に整備することで、植生改善、圃場の排水機能改善を進め、水資源の安定供給と合わせ、自給飼料生産基盤に立脚した酪農経営の確立を進めてまいります。年次スケジュールにつきましては、畜産クラスター関連事業は平成29年度は4経営体が実施し、平成30年度は5経営体が計画しております。平成31年度以降につきましては、3件から5件程度の実施を見込んでいるところであります。また、圃場整備は、平成29年度から平成33年度まで道営草地整備改良事業・紋別地区、平成30年度から平成34年度まで同じくはまなす第3地区、営農用水整備では、平成29年度から平成32年度まで道営畑地帯担い手支援型事業・紋別小向地区をそれぞれ計画的に実施する予定であります。これら整備事業の実施により、経営規模の拡大による生産量の増大と栄養価にすぐれる良質粗飼料の利用向上による生産費が低減されるなど、双方の相乗効果の発揮により地域酪農の収益力の強化につながるものと考えております。農業における現在の生産額は、国が公表している市町村別農業生産額によりますと、平成27年度ベースで82億6,000万円、このうち生乳生産量は約5万5,000トン、産出額で48億9,000万円となっております。また、4年後の生産額の見通しは、平成37年度を目標とする第7次酪農・肉用牛近代化計画から推計いたしますと、平成33年度は生乳生産量で約6万2,000トン、産出額で約55億円と算出しているところであり、6億円程度の増額が見込まれております。次に、林業における具体的な取組内容につきましては、国は平成29年度の新規事業として林業成長産業化地域創出モデル事業を創設し、地域の森林資源の循環利用を進め、林業の成長産業化に取り組む地域を選定し、重点的に支援することとしております。今般、本市を中心とする網走西部流域が全国16地域のうち北海道で唯一選定されました。網走西部流域は、国有林、民有林、合わせて約32万5,000ヘクタールを有する全国有数の森林認証地帯を形成しており、本事業ではこの豊富な森林資源を生かし、森林認証材を使うことで企業イメージを高めようとする首都圏の企業に安定的に供給する体制を構築するなど、国有林、民有林一体となって森林認証の新しいビジネスモデルの創出を目指そうとするものですが、この地域選定を受けるために林業成長産業化地域構想を策定しており、本市はこの構想の中で実現に向けた中心的な役割を担うこととなっております。年次スケジュールにつきましては、本年度から平成33年度までの5年間、地域構想に基づく取り組みを実施する予定であり、本市に係る主な事業といたしましては、5年間を通じ、ソフト事業として各種マーケティング調査、プロモーション活動等の実施を予定しているほか、ハード事業として平成29年度はコンテナ苗施設の導入、平成30年度は地ごしらえ機械の導入、高密路網の整備、平成31年度以降はコンテナ苗植えつけ機械の導入、中間土場の整備等をそれぞれ予定しております。本構想につきましては、一つに付加価値を高めた製材・製品の販売促進、2つに林業の新たな価値創造を担う人材の育成、3つに森林資源の付加価値化に向けた原木集荷・供給システムの構築の3本の柱から構成され、今後5年間にわたりこれら3本の柱が有機的に結びつき、新たな木材価値の連鎖を生み出すことにより収益力の強化につながるものと考えております。林業における現在の生産額は、平成28年度の素材生産実績で申し上げますと、国有林、民有林合計で約7万3,000立方メートル、販売額で約5億5,000万円となっております。また、4年後の生産額の見通しは、利用期を迎えた人工林が多数存在し、今後は伐採量が増加するものと推定され、地域構想では平成28年度比約20%の増加を見込んでいるところであります。このことから推計しますと、素材生産量で約9万立方メートル、販売額で約6億8,000万円と試算しているところであり、1億3,000万円程度の増加が見込まれております。次に、漁業における具体的な取組内容は、全沿岸漁業者がかかわるホタテ漁業の経営改善と体質強化を目的としたホタテ協業船更新事業により、平成30年度にはホタテ協業船12隻全てが更新される予定であります。また、紋別漁業協同組合が推進する安定した資源量の増加、確保を目的とした増養殖事業に対し、本年度から平成33年度までの5年間、経費の一部支援を行っているほか、これまで進めてまいりました漁業振興基金を活用した漁船の取得、改良、省エネ化による漁労の効率化を目的に沿岸漁業者に支援を行っております。さらに、国直轄事業で高度衛生化に対応した第2船溜西物揚場老朽化対策事業、いわゆる屋根つき岸壁の整備に着手しております。これらの事業を推進することで、漁獲量の増加による収益力の強化を図るものであります。漁業における生産額は、紋別漁業協同組合の発表によりますと、平成28年の漁獲量が3万5,000トン、漁獲額が80億2,000万円となっております。4年後の生産額の見通しは、市場価格が変動するため生産量でお答えいたします。平成33年の漁獲量は、紋別漁業協同組合、網走水産普及指導所の意見をもとに過去10年間の平均生産量から推計し、6万トン前後と試算しているところであります。次に、水産加工業の具体的な取組内容は、平成28年度から29年度の2年間、ホタテガイ被害特別対策支援事業により他地域からの移送経費の一部補助を行っているところであります。一方、スケソウダラ、ホッケなどの減少による加工原料不足につきましては、いまだ厳しい状況にあり、持続的な安定経営のためには加工原料の確保が重要であります。そのため、中長期的な原料の安定確保を目的としてロシアからの輸入を模索する紋別市水産加工業協同組合を支援し、現地で水揚げされた水産物の品質調査及び市場調査等を実施するため、水産加工原料確保安定化対策事業を本議会に提案したところであります。また、加工原料を確保することで生産量が増加し、国内販売のほか輸出先国のHACCP基準に対応した施設改良等に対する支援事業の推進や、東南アジア圏への水産物輸出を促進する北海道国際流通機構などとの連携により販路拡大を推進することで収益力の強化を図るものであります。水産加工業における生産額は、市内水産加工業者の動態調査により、平成28年の生産量が7万9,000トン、生産額が240億円となっております。平成33年度は、動態調査から推計した生産量が約10万3,000トン、生産額で250億円と試算しているところであり、10億円程度の増加を見込んでおります。今後におきましても、国や北海道をはじめ各関係機関と緊密に連携し、基幹産業である農林水産業全体の持続的な発展に努めてまいります。次に、市民1人当たりの所得額につきましては、毎年10月に北海道から送付される市町村民経済計算の推計に関する関係資料に基づき市民所得を推計しているところであり、平成26年度の市民所得額については、今後、北海道から資料送付を受けた後、今年度末に向けて推計作業に取り組む予定であります。現在、市では、近日中に公表予定であります平成25年度市民経済計算の取りまとめ作業を行っており、平成25年度における市民1人当たりの所得額を255万7,000円と仮推計しております。都道府県や市町村により産業構造や人口構造などが異なるため、単純に比較することはできませんが、さきに内閣府が公表いたしました県民経済計算における平成25年度の東京都並びに北海道の1人当たりの平均所得と比較いたしますと、東京都の455万2,000円に対しまして199万5,000円下回っているものの、北海道の254万2,000円に対しましては1万5,000円上回る結果となっております。市内経済を取り巻く環境は、事業者数の減少や生産人口の流出など、依然として厳しい状況下にありますが、本市の基幹産業である農林水産業の生産基盤の強化や収益力の向上対策をはじめ、商工業やサービス業、観光関連産業などへの多種多様な支援策を展開することで、私の4期目の任期満了時におきましても、道内平均額を上回る市民所得水準を確保することはもとより、さらなる上積みを目指してまいりたいと考えております。2点目の成年後見センターの設立につきましては、成年後見も含めた権利擁護の支援は、高齢者は地域包括支援センターで、障害者は基幹相談支援センターを中心に、市担当部局と協力をしながら対応しておりますが、今後さらに増加が見込まれる知的障害、精神障害、認知症など、判断能力が十分でない方々への支援が困難となることが予想されるため、成年後見センターの設置が不可欠となっております。そのため、昨年は市内弁護士、社会福祉協議会、地域包括支援センター職員と先進地視察を行い、裁判所担当者との面談や各勉強会などに参加するなど、センター設置に向け、障害者及び高齢者担当部局の連携を密にし、課題解決を図るべく協議を進めている状況であります。今後は、来年度以降の設置に向け、弁護士などの各関係機関の協力を得ながら設置準備会の立ち上げを行い、国から示される成年後見制度の利用の促進に関する法律に沿った形でのセンターの事業規模や運営方法、配置人数などの協議をするとともに、有効な財源確保について模索しながら住みなれた地域で安心して暮らせるよう、センター設置に向けた取り組みを推進してまいります。3点目の快適な生活環境の創出につきましては、中心市街地のにぎわい創出は民間事業者の動きとして平成26年に北見信用金庫紋別支店の新店舗がオープンしたほか、本日、幸栄病院の新施設が仮オープンする予定と聞いております。また、行政におきましては、借上公営住宅や道営住宅3棟74戸のほか、昨年度からまちなか市営住宅1棟30戸の整備に着手するなど、まちなか居住の推進を軸に中心市街地の形成に向けた取り組みを進めてまいりました。今後につきましても、直接建設による市営住宅の整備を推進し、まちなかに人を呼び戻し、日常生活が営まれることで新たな消費購買力が生まれ、結果、周辺に店舗が張りつき、中心市街地のにぎわいが創出されるといったサイクルを構築してまいりたいと考えております。また、複合施設につきましては、行政のみならず民間事業者の動向等を踏まえた中で、事業手法などを検討してまいりたいと考えております。今後の商業・サービス業につきましては、中心市街地の商店街等の現状は、インターネット販売の拡大をはじめ、コンビニエンスストアや郊外型商業施設の増加など、商業を取り巻く環境の変化に加え、後継者不足などを背景に、空き地、空き店舗が増加し、本来有する連続性が失われ、にぎわいを保てない状況であると認識しております。今後につきましては、店舗が並び連なる従来型の商店街等の再生は困難であると考えておりますが、住宅施策によるまちなか居住の増加を図ることで商業意欲が喚起されることを期待するとともに、まちゼミのような各個店の意欲的な活動をサポートしてまいりたいと考えております。また、既存制度による支援を継続するほか、民間事業者などのニーズを捉えるとともに時代に即した支援策を検討してまいりたいと考えております。中小企業振興条例につきましては、制定後、平成14年、平成20年の2回、一部改正を行っておりますが、時代にそぐわない内容も一部あることから条例改正を検討しているところであり、本年3月より商工会議所内での中小企業関係者の委員会である小規模企業振興委員会と改正内容の協議を開始したところであります。今後は、本年度中に委員会との協議の結果を受け、諮問機関である中小企業振興促進審議会で審議を行い、平成31年第1回定例会に提案するスケジュールを想定しております。5点目の交流拡大による地域活性化の推進につきましては、紋別ベイエリアのリニューアルは昨年10月、オホーツクタワーにおいて常設では北海道初となる立体映像オホーツクシアターを導入し、海底階も音と光の幻想的なアクアリウムへ改装するとともに、チョウザメ水槽の設置などのリニューアルを行ったところであり、市民をはじめ多くの観光客に好評をいただいております。海洋交流館におきましては、本年8月よりコンビニエンスストアが入居する予定となっており、観光客の利便性や施設機能の向上が図られるほか、芝生広場周辺では多くの方がキャンピングカーで車中泊を楽しんでいることから、本年はアンケート調査を行い、キャンパーのニーズを把握し、今後の整備の参考にしてまいりたいと考えております。一方、オホーツク・ガリンコタワー株式会社では、ガリンコ号Ⅱのエンジン換装を主な検討課題とする委員会を立ち上げておりますことから、今後のガリンコ号のあり方を含め検討されていくものと考えております。体験観光といたしましても、イベント広場では、四輪バギーやガリンコ号の実験船AST001の試乗など、紋別アクティビティパークを冬期間と春の大型連休に開設し好評をいただいたことからこの夏休み期間中にも開設し、子供から大人まで楽しめる魅力ある施設を目指し、エリアの集客力向上につなげてまいります。このほかオホーツタワーや親水防波堤などの各施設は、供用開始後20年を経過する施設も多いことから、安全性も考慮した改修について、財源対策も含め検討してまいります。次に、高規格幹線道路旭川・紋別自動車道は、オホーツク圏と道北、道央圏を結び、農林水産物の輸送効率化や圏域間の連携強化による交流人口の拡大、観光産業の活性化、高次医療への救急搬送体制の確保など、多様な効果を発揮する自動車専用道路として、比布ジャンクションから紋別市までの130キロメートル区間を整備するものであり、昭和63年度に事業に着手しております。一方、紋別防雪事業は、一般国道238号の紋別市小向地区から湧別町川西地区までの15キロメートル区間において、現道の拡幅改良や別線の整備、防雪林の植林により、冬季の地吹雪による視程障害、交通事故の低減及び危険箇所の解消を図るなど、既設道路の安全性の向上を目的として平成20年度から事業に着手しているところであり、高規格幹線道路の幹線道路ネットワーク整備とは異なる防災対策として整備を進めております。引き続き、高規格幹線道路旭川・紋別自動車道及び紋別防雪事業の一日も早い全線開通を目指し、国及び関係機関に対し強く要請してまいります。次に、広域紋別病院の持続可能な経営についてであります。1点目の広域紋別病院の病院改革プランと繰出金につきましては、企業団基金と市の一般会計繰出金は、企業団において毎年度生じる収支不足額は、移管時に北海道から支援を受けた98億円を財政調整基金に積み立て、その中から補填を行っております。企業団では、運営開始時からの収支不足の補填額を毎年度圧縮してきましたが、新病院における保守、委託経費や減価償却費の大幅増により収支不足額が増えたと聞いております。このような状況の中、本年3月に策定した広域紋別病院改革プランでは、議員のご指摘のとおり平成36年ごろには基金がなくなるものと考えられます。移管協議時の構成市町村との同意事項では、基金があるうちは収支不足額は基金で補填し、基金がなくなった後は救急車による患者受入実績分の負担以外について紋別市が負担するというルールになっております。約6億円に近いとされる収支不足額を、紋別市の一般会計から繰り出すことは非常に困難であると認識しております。不採算診療科の経費につきましては、一般会計における経費負担は総務省通知による繰出基準に基づき繰出額を算出しておりますが、病院事業は独立採算制を原則といたしますが、広域紋別病院は救急、周産期、小児、精神医療など、採算性を求めることが困難な部門を担っており、その不足額は概算で約1億4,000万円と試算されております。広域紋別病院が今後も地域センター病院としての役割を担っていくためには、地域としてこれらの部門の経費等について負担をしていく必要があると考えております。また、医療圏域が広大であり、北見、網走、旭川、名寄等への通院が困難であることから、常勤医師のいない診療科にあっても非常勤医師による外来診療を行わなければならず、約1億6,000万円の収支不足が生じていると聞いております。いずれにいたしましても、広大な面積を有し、高齢化率が高く、医療機関が少ないという環境にあって、医療の再生には地域が非常に重い財政負担を強いられていることを国に対し訴えていかなければなりません。今後は、企業団が貴重な基金でこれら経費を全額負担するのではなく、市といたしましても一定程度負担することにより、特別交付税の特殊財政需要として国に要望しながら基金の延命を図ることが有利であると考えております。企業団に対しましては、収支不足について、経営努力で改善できる部分は強く改善を求めてまいりますが、不採算診療科など企業団の責めによらない経費につきましては、平成30年度予算から可能な範囲で法定外繰出しを実施する方向で企業団と協議してまいります。2点目の医療従事者の確保支援につきましては、医育大学における地域枠制度は道内の医師が不足する地域に所在する公的医療機関等に勤務しようとする学生に対する入試枠制度であり、札幌医科大学、旭川医科大学では地域枠の定員を増やすことで、卒業後、当該医育大学で臨床研修を行うことや卒後の必修プログラムに従事することの確約を条件とし、平成20年度から開始されております。北海道では、各医育大学の地域枠制度と連動し、学生に修学資金を貸し付け、地域医療を担う医師の養成及び確保を図り、道内における医療の提供体制の充実に資することを目的に制度化しております。地域枠の医師は、卒後9年間のプログラムのうち、道内の臨床研修病院等での4年間の研修期間と北海道が指定する公的医療機関等での5年間を地域勤務期間と定められており、卒後3年目から4年目を前期地域勤務とし、7年目から9年目までを後期地域勤務と定めております。北海道から貸し付けを受けた地域枠医師の勤務先は、指定公的医療機関の受入希望、地域枠医師との個人面談、所属する大学講座、専門研修プログラム責任者との意見交換等を踏まえ、北海道が決定いたします。平成28年度は7名の地域枠医師が前期地域勤務をしており、今年度は19名が増え、26名の医師が地域勤務をされております。今後、地域勤務医師はさらに増え、平成32年度には66名、平成38年度以降には後期地域勤務の医師も含め、約160名の地域枠医師が毎年度勤務される予定となっており、時期は断言はできませんが、当然、広域紋別病院にも配置されるものと思っております。企業団では、地域枠医師が広域紋別病院を勤務地として希望していただけるよう、札幌医科大学や旭川医科大学の医学部実習生の受け入れを積極的に行っていると伺っております。3点目の看護師の確保につきましては、高等看護学院の定員確保対策は、地元や近隣の高校に対し、進学要請と修学資金貸付制度の周知を行っておりますが、安定した定員確保を図るため、新たに広報もんべつ、地元新聞、SNSへの掲載を加え、広くわかりやすい情報を発信することで社会人への周知にも拡大してまいります。修学資金貸付終了者の返済免除の状況は、平成15年度から制度を開始し、平成20年度から今年度まで返済免除者は12名で、そのうち道立病院または広域紋別病院に8名が就職し、うち4名は体調不良、結婚、介護施設への転職の理由で離職しております。また、離職防止の支援策につきましては、核家族化で夫婦共働き世帯が増え、看護職員が夜間勤務等の際、子供の世話をする者がいないことから離職される看護職員が増えていると聞いており、市といたしましても夜間勤務を伴う職員等の子供の託児支援を行うことで離職防止や復職支援につながるものと考え、当面は夜間の託児支援に係る費用の一部を助成するものであります。そのほか、広域紋別病院では、不足する看護師を全国各地から募集するため、落石高齢者ふれあいセンター付近に看護師アパートの建設を予定していることから、市は看護師確保支援策としてアパート建設に係る起債償還費の一部を支援するものであります。道立紋別高等看護学院の移転建替えにつきましては、北海道の見解として、当初は平成26年度中に北海道立看護学院のあり方検討会議で一定の結論を導き出す予定でありましたが、現在は平成30年からの北海道医療計画と看護職員需給見通し策定後の当該あり方検討会議まで結論が先送りされている状況であります。そのような状況の中、これまでは西紋別地区総合開発期成会が北海道に対し強く要望してまいりましたが、今後はそれに加え、市単独でも当該学院の移転建替え要望に絞り、地元選出の両道議をはじめ、市議会、関係機関とともに北海道に対して強く要望を行ってまいりたいと考えております。あくまでも、道立学校であるため、北海道が建設することが本筋でありますので、北海道と協議を重ねながら早期建替えを実現すべく、最大限努力してまいります。次に、市職員による加重収賄事件についてであります。初めに、事件の概要につきましては、平成26年1月ごろ、国の鳥獣被害防止総合対策事業の実施主体である紋別市鳥獣被害防止対策協議会のエゾシカ誘導捕獲柵わな購入に係り、当時、産業部農政林務課林業振興係主任の菅原豪が、狩猟用資材の販売、輸出入業者に誘導捕獲柵わなの物品購入契約を受注させるため、落札業者が選定されたかのように装い、同社と物品契約の締結をさせるなど、同年2月初旬ごろ、代表取締役から現金約100万円の供与を受けた加重収賄容疑で本年5月12日に逮捕、6月2日に起訴されたものであります。次に、エゾシカ誘導捕獲柵わなの発注団体の構成と業務の概要、予算額等につきましては、団体の名称は紋別市鳥獣被害防止対策協議会で、設立年月日は平成23年6月23日、構成者は紋別市、オホーツクはまなす農業協同組合、オホーツク中央森林組合、社団法人北海道猟友会紋別支部、住友林業株式会社、紋別山林事業所、佐藤木材工業株式会社、オブザーバーで林野庁北海道森林管理局網走西部森林管理署西紋別支署、北海道オホーツク総合振興局西部森林室、北海道網走農業改良普及センター紋別支所、北海道北見方面紋別警察署で組織され、代表者と役員構成は、代表者である会長が紋別市長、副会長がオホーツクはまなす農業協同組合組合長、オホーツク中央森林組合長、猟友会紋別支部長の3名、監事は住友林業の紋別山林事業所長、事務局体制は事務局長に農政林務課長、事務局員が農業振興係と林業振興係の職員となっております。団体業務の概要は、国の鳥獣被害防止総合対策事業の実施主体として、市内の野生鳥獣による農林業への被害防止のため、関係機関、団体の連携のもと総合的な被害防止対策に取り組むもので、エゾシカ誘導捕獲柵わなの設置、侵入防止柵の設置、箱わな、くくりわなの購入、エゾシカやカラスなど有害鳥獣捕獲活動に係る支援などとなっております。事件が発生した平成25年度の予算額等につきましては、収入は主に国の補助事業である鳥獣被害防止総合対策事業、鳥獣被害防止緊急捕獲等対策事業などの交付金で、予算額4,284万6,750円のところ収入決算額2,977万60円となっており、支出についてはヒグマなどの箱わな購入費、エゾシカ誘導捕獲柵わな導入費などで予算額500万円のところ決算額497万9,810円、侵入防止柵設置費で予算額3,049万4,000円のところ決算額1,347万1,500円、エゾシカ捕獲に係る助成金など緊急捕獲事業で予算額730万円のところ決算額1,126万6,000円、その他経費含めまして支出の部の合計で予算額4,284万6,750円のところ決算額は2,972万4,765円となっております。このうち、誘導捕獲柵わなにつきましては、予算額300万円のところ決算額は299万9,850円となっており、財源は国の鳥獣被害防止総合対策事業交付金であります。次に、エゾシカ誘導捕獲柵わな導入に係る起工伺、入札、検定、工事費支払いまでの流れとその対応につきましては、物品購入伺いから業者への支出まで、通常の指名競争入札の手続に沿って書類が整っております。しかし、捜査機関の発表では、入札が適正に行われていなかったということでありますが、入札に係る経緯につきましては今後の公判で争点となる可能性があり、これ以上の答弁は控えさせていただきます。電気や設置場所などの事実関係につきましては、電気が通っていなかったことにつきましては、導入した柵わなは先に電気を通してしまうと鹿が警戒して中に入らなくなることから、ある程度の数の鹿が柵の中に入ってから電気を通す予定であったものが、鹿が全く入らなかったことから結果的に電気を通すことがなかったということであります。また、設置場所につきましては、事前に調査した段階では鹿が集まる場所で適地であると判断いたしましたが、実際に設置した後に付近の山で伐採作業が始まったことから鹿が寄りつかなくなったということであります。次に、公金横領事件後の団体事務処理についての対応や管理監督につきましては、今回の事件は巧妙な手口により不正行為がなされた可能性があり、団体の預金を横領した公金横領事件とは性質が異なっていると考えております。市には、平成27年10月、平成28年2月と9月の3回にわたり菅原主任の不正を訴える匿名の投書があり、昨年2月と11月の2回、本人に問いただしましたが、その都度、事実無根だと否定されたほか、書類を検査した中でも不正は見当たりませんでした。昨年12月上旬に紋別警察署より有害鳥獣駆除関係や菅原主任の出勤簿、勤務記録に関する照会があったことから、12月中旬に市から紋別警察署に匿名の投書があったことを相談し、以来、警察の捜査に全面的に協力をしてまいりました。本人が否定している状況での警察への相談は難しい判断でありましたが、不正等は許さないという強い姿勢を示したことは、今後の再発防止につながっていくものと考えております。再発防止計画の概要でありますが、事件の原因は管理、監督者のチェック体制の不備、会計出納業務における保管、管理体制と監査体制の不備、職場のモラル低下、団体における行政依存体質を上げ、再発防止策として会計業務における保管、管理、チェック体制のさらなる充実、団体への事務局移管、危機管理意識、法令遵守意識の向上、体系的な研修計画の策定、公益通報者保護制度の策定、人事異動システムの改善、職員倫理規程の制定について等の取り組みを定め、平成22年度から実施しております。いわゆる市職員倫理条例の概要でありますが、平成23年に制定した紋別市職員倫理規程及び紋別市職員等からの公益通報に関する規程を、より内容を充実させ条例化したもので、平成27年5月1日から施行しております。職員の守るべき倫理原則として、全体の奉仕者であることの自覚、公正な職務の遂行、職務や地位を私的利益に用いることの禁止、市民の信頼を得る行動、公共の利益の増進に努めること、公務への信用を意識し行動の6つを定め、有識者から成る第三者への通報窓口の設置、利害関係者との禁止行為、贈与等の報告、市民からの公益通報、不当要求行為の報告、公益通報者の保護等を規定しております。その他の取り組みにつきましては、年末年始などの説示や庁内への通達、朝礼や研修などで職員の法令遵守、倫理意識の醸成を図ってまいりました。今後につきましては、現在のところ本人が容疑を認めていないため、捜査の状況や裁判の推移を見据え、事実関係を確認後、適切な対応を行ってまいります。次に、財界さっぽろの7月号の掲載記事についてであります。外国人観光客誘致アドバイザー委託契約につきましては、地方創生推進交付金事業は交付決定前の事前着手が認められないため、交付金が決定するまでの市単独事業分と交付金決定後の事業分に分けてそれぞれ契約を締結したという経緯があります。業者の選定までの経過につきましては、市単独事業は平成28年4月22日に指名業者選考委員会を開催し、協議の結果、株式会社I.D.T.は旅行業に対する知見を有していること、及び国内外に営業拠点を持つ旅行会社、さらに全日本空輸をはじめとする航空会社に対し最強のネットワークがあり、本市が進める観光及び航空施策に対する理解度が深く、的確な助言を得られ、本業務委託が効果的に実施できることが見込まれることから同社を指名することとし、5月10日に見積もり合わせを行い、同日、委託契約を締結いたしました。入札の方法は見積もり合わせによるもので、参加者は株式会社I.D.T.、契約の相手方も同じであります。交付金事業につきましては、平成28年10月7日に指名業者選定委員会を開催し、単独事業分の選定理由に加え、引き続き業務委託を継続することで、より効果的に事業実施が見込まれることから、前回と同じ株式会社I.D.T.を指名し、10月20日、見積もり合わせを実施、同日契約を締結いたしました。契約先の会社概要につきましては、商号は株式会社I.D.T.、本店は紋別市港町7丁目1番58号、会社設立は平成28年4月1日となっております。会社設立当時は中島和彦氏が代表取締役となっておりましたが、平成28年7月1日に代表取締役を退いております。社員数は中島氏を含む取締役2名で、業務といたしましては観光及び旅行に関するコンサルティング業務、情報提供や広告宣伝、各種催事の企画、あっせん、実施などを業務としております。契約金額は、単独事業分で297万円、交付金事業分で696万6,000円、合わせて993万6,000円であります。契約の期間につきましては、単独事業分は平成28年5月10日から同年9月30日まで、交付金事業分は平成28年10月20日から平成29年2月28日までとなっております。発注業務の概要につきましては、海外市場におけるマーケティング調査、訪日観光客誘致における市内施設調査及び助言、旅行会社に対する紋別空港を利用した商品造成依頼などとなっております。業務実績報告につきましては、契約終了時にその都度提出いただいており、内容は単独事業では、タイ、ベトナム、シンガポール、香港、マレーシア、インドネシアなどの国々での旅行博の企画及び実施に関する活動などについて、交付金事業では海外市場におけるマーケティング調査、外国人誘客プロモーションの企画及び実施、商品造成依頼、訪日観光客誘客における市内施設調査及び助言について報告されております。成果につきましては、委託事業に関する外国人観光客ツアーの紋別空港利用者は、平成28年度574人、座席数では725席となったほか、さらに東南アジアからの外国人宿泊者が前年より増加するなど一定の成果があったと考えております。今後につきましては、昨年12月に中島氏を市職員として採用しましたので、アドバイザー契約は外部に委託することなく外国人観光客の誘致の取り組みを進めているところであります。次に、企画監の給与につきましては、紋別市一般職の任期付職員の採用等に関する条例第6条に規定する特定任期付職員給料表により支給しております。特定任期付職員は、特別職ではなく一般職の職員でありますことから、給料の特定につながる答弁は差し控えさせていただきます。業績手当につきましては、特に顕著な業績を上げたと認められる場合にのみ、給料月額に相当する額を12月手当支給時に増額して支給することができるものであり、現在のところ支給実績はありません。また、本市部長職の平均収入につきましては約790万円となっております。この条例による一般職の任期付職員は、企画監のほか、教育委員会スポーツ振興課に主事が在籍しており、この主事につきましては特定任期付職員ではなく一般の任期付職員でありますことから、給料表は一般行政職給料表であり、2級の職務に該当しておりますが、号俸に係る答弁につきましては前段申し上げましたとおり差し控えさせていただきます。一般の任期付職員の給与は、全て一般職と同様であり、業績手当につきましては支給されません。次に、入札についての見解につきましては、議員ご指摘のとおり入札や契約に当たっては競争原理を働かせ、公平公正に行われるべきものでありますが、本件は一般的な調査、設計、管理などの委託契約とは異なり、株式会社I.D.T.が本市の観光状況を把握し、かつ海外市場の動向や航空業界及び旅行業界との人脈を通じ、確実に集客が期待できる事業者であり、他との比較がなじまない内容であるため、同社と随意契約を締結したものであります。また、営業実績の要件に関しましては、紋別市物品購買事務取扱規程第12条第2項第2号の規定により、随意契約の参加者は原則として名簿に登載されているものとすること。ただし、市長が特に認める場合は資格者以外の者を参加させることができるとされており、中島氏の持つ人脈と知識及び経験を早急に本市の観光施策に生かすため、市長が特に認める場合として指名したものであります。次に、地方創生交付金との関係につきましては、法令に基づいた事務手続により契約を締結していること、また契約内容の委託事項についても期間内に完了しており、本年4月に平成28年度事業の実績報告を北海道へ提出し、これまで指摘もありませんので、問題はないと考えております。次に、観光協会と振興公社の合併・統合についてであります。統合の狙いと目指す姿につきましては、私は観光の取り組みを進めるためには、観光関係機関における人脈形成が重要であるとの認識に立ち、民間組織が主導となり観光の振興に取り組むべきと考え、紋別観光協会が交流人口の拡大や観光地域づくりの担い手としての中心組織となるよう、これまで一般社団法人への移行やプロパー職員の育成、着地型観光などの収益事業の展開をはじめ、組織の基盤強化に向け、運営費や宣伝事業などへの支援を行ってまいりました。また、観光協会におきましても、平成24年に協会自身のあり方を冊子にまとめ、日々変化する旅行者ニーズや住民の求めるイベントへの対応など、時代の要求に応えようと観光の取り組みを進めてまいりましたが、旅行商品の企画販売や広域連携の推進、自主財源確保、人材育成など、多くの課題が残された状況となっております。本市観光の取り組みは、これまで航空機の利用促進を含めたインバウンド対策は行政が中心となり、これに関連する旅行商品の企画販売は振興公社、国内誘客活動は観光協会がそれぞれ行っており、パンフレットの作成やプロモーション活動における業務の重複、イベント開催時のマンパワー不足など諸課題も多いことから、より効率的でスケールメリットを生かした観光をトータルで対応できる組織が必要であること、また人口減少や少子高齢化等に伴う厳しい経済状況の中、これらの観光地域づくりを進めていくためには、観光を通して外貨を稼ぎ、市内経済への好循環をつくることが何よりも重要であり、稼ぐ力を引き出す観光地経営の視点に立った観光地域づくりのかじ取り役としての役割を果たす組織を構築することが求められていること、さらに刻々と変化する観光ニーズに対応しながら、航空機利用や国内外の誘客、観光資源の発掘や磨き上げなど、持続的、永続的な観光施策を推進し、民のスピード感と官の信頼性により観光を産業として成り立たせるとともに、職員が希望を持って働ける組織環境をつくることが急務と考え、今回の提案に至ったところであります。これまでの経過と現状、今後の見通しにつきましては、本年4月24日、正副会長及び専務理事にお集まりいただき、私から直接提案の内容についてご説明をさせていただいたところであります。また、5月8日には観光協会事務局も加えた中で同様の説明を私から行い、理解を得られるようご意見やご質問等にお答えさせていただいております。5月15日には観光協会理事会が開催されておりますが、私の統合に対する考え方が各理事に正しく伝わっていないと思われたため、観光協会事務局と市観光交流推進室が改めて各理事を訪問し、これまでの説明内容を再度正しくお伝えしたところであります。5月22日には各理事にお集まりいただき、私から改めて提案の内容についてご説明し、意見交換を行ったところであります。その後、観光協会からは紋別市の考え方について質問があり、6月13日に正副会長、専務理事、事務局に対し、副市長から書面をもって市の考え方を説明したところであります。その後、観光協会では6月29日に通常総会を開催し、市からの提案について各会員に経過を含め説明しておりますが、港まつりが目前に迫っていることから、まずはその準備をしっかり行い、その後、さらに協議を進めていく予定であると聞いております。DMOの受け皿については、紋別観光協会では自身の策定したあり方にDMO機能の充実を図るため人材を配置するという基本戦略を掲げておりますので、決して観光協会が受け皿となることを否定するものではなく、現状を見た中で統合のご提案をしたものであり、観光協会がこのあり方に沿って事業を継続し、DMO候補法人を目指すという強い意志が示されるのであれば、今後の話し合いの中で協会の意思を尊重してまいりたいと考えております。統合後の新しい組織につきましては、名称は仮称ではありますけれども株式会社紋別観光振興公社を一つの案として考えており、役員構成につきましてはこれまでの取締役を見直すとともに、本市の観光に携わってきた市民の方々の参画も視野に入れ検討してまいります。また、株式数や株主構成等につきましては、新たな役員の中で検討していくこととなります。イベント等の開催につきましては、これまでと同様に観光協会が担ってきた業務を新組織が引き継ぎ、実行委員会や協賛会など市民の皆様のご協力をいただきながら市といたしましても支援してまいりたいと考えておりますが、市の統合に関する提案の内容も含め、本市の観光のあり方についてしっかりと話し合いの場を持ちながら進めてまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より、監査委員の見解につきましては監査委員より答弁をいたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、宮川議員のご質問にお答えいたします。1点目の小中学校における学力向上支援についてであります。初めに、学力向上支援の具体的な取り組みについてでありますが、平成26年度より小学校へ学習サポーターとして教員免許保有者を配置しております。現在5名体制で、通常授業のほか、市教委主催の夏休みパワーアップタイムや補充学習を担当し、国語、算数でのきめ細やかな指導を行っており、学校からは学習効果が上がったと評価されております。中学校につきましても、本定例会に中学校学習サポーター配置を補正予算として提案しており、数学への指導を行っていきたいと考えております。このほか、家庭学習の手引きの発行や長期休業中補充事業を行うとともに、道教委事業の授業改善推進チームや授業改善等支援事業を活用し、学力向上につなげてまいります。次に、昨年の全国学力・学習状況調査結果における平均正答率についてでありますが、国語の基礎知識の例で申し上げますが、小学校、全国72.9%、全道71%、中学校では全国75.6%、全道75.1%となっております。紋別市におきましては、一部の学校で全国・全道平均を上回っておりますが、小中学校全体としては全国・全道平均を下回っている状況にあります。次に、学力向上支援による目標数値についてでありますが、紋別市総合戦略での重要業績評価指標に掲げております全国学力・学習状況調査における平均正答率を、平成31年度までに全国平均以上にすることを目指しております。2点目の高校、中学校、スポーツ少年団、文化系少年団の施設利用料についてであります。本年4月より、小学校から高校までの教育活動の推進、児童生徒の学力向上や少年団活動、部活動の活性化を図ることを目的としまして、学校教育活動、スポーツ少年団活動、文化系少年団活動における体育施設、社会教育施設の利用料について、減免措置を拡大したところであります。それに伴い、スポーツ少年団、高校部活動における体育施設等の利用回数、利用人数が増加しており、活性化が図られております。議員よりご指摘のありました減免措置拡大により生じる施設利用料免除に係る指定管理者の減収分の対応につきましては、施設の管理運営に支障を来たすことのないよう影響額を算定の上、補填も含めて指定管理者と協議を行ってまいります。以上、答弁といたします。

質問 監査委員 斉藤博哉

それでは、監査委員を代表し、宮川議員のご質問にお答えいたします。外国人観光客誘致アドバイザー委託契約に対する見解についてであります。議員ご指摘のとおり、入札や契約に当たっては、透明性、公平性、競争性を確保しつつ、一般競争入札によることが原則であることは今さら申し上げるまでもありません。しかしながら、本市においては、指名競争入札、随意契約によるものが大半であるということもまた事実であります。本アドバイザー契約も随意契約であり、その業者選定理由を見ますと、1つに市内に事業所を持ち旅行業に対する知見を有していること、2つに国内外に営業拠点を持つ旅行会社とのネットワークを有していること、3つに本市が進める観光及び空港施策に理解度が深いことから的確な助言を期待できることなど、本委託業務が効果的に実施されることが見込まれるとの特殊性が上げられております。紋別市契約規則第24条では、随意契約によろうとするときは、なるべく2人以上から見積書を徴さなければならないとされておりますが、必ずしも絶対要件ではなく、本契約のように他との比較がなじまない内容の場合や有資格者が1者しかないような場合は、1者随契もやむを得ないものと考えております。営業実績の要件につきましては、事業者が会社設立後間もないため営業実績等がなく、競争入札参加資格を有しておりませんが、市長の答弁にもありましたとおり、根拠規定がありますので問題ないものと認識しております。結論といたしまして、契約内容の特殊性などを考慮しますと、妥当な契約と判断しているところであります。なお、入札及び契約事務に関しましては、今後も定期監査などの機会を通じ、適切な事務の執行を指導してまいります。以上、答弁といたします。

質問 2番 宮川正己

市長さん、全質問項目にわたりましてご丁寧な答弁をいただくことができました。まず、お礼を申し上げたいと思います。市長公約については、大まかわかりました。これからの4年間も、市長さんの思い描く紋別市政実現のために、ぜひ全力投球で頑張っていただければというふうに思います。次に、広域病院でございますが、不採算部門のところでの答弁もありました。一般会計からの繰り入れを来年度から始めたいというようなご答弁であったかと理解をいたしますが、これは根本的な解決策というよりか、基金の延命策でしかないのかなというふうに思っております。私も、今日でも次の機会でも具体的ないい案があればいいんですが、残念ながら現在はそのいい案というのは持ち合わせておりません。しかし、広域病院を持続的に運営していくためには思い切った構造改革といいましょうか、国の制度改革なんかの要望もそうでありますが、含めて抜本的な取り組みをしていかなければこの赤字体制というものは変わっていかないのではないかという気はいたしております。ぜひ、その点の視点も踏まえて、今後とも市長さんが先頭になってこういった問題にも取り組んでいっていただければというふうに強く希望をいたします。次、市職員の加重収賄事件でございますが、概略理解をいたしました。ただ、一部答弁が公判前であるということでありますのでわからない部分もありましたけれども、納得はいたしませんけれども理解はいたします。答弁は要りません。それから、財界さっぽろの報道について、1点だけお尋ねをしたいと思います。部長職の平均給与が年収790万円というお話がありました。中島氏の部分は個人情報の保護があるのでということで理解をいたしますが、勝手な推測、げすの勘ぐりかもしれませんが、エイチ・アイ・エス時代と同じというふうに報じられているわけですから1,000万円を下ってはいないんだろうというふうに思ったりしています。私は今年、中島さんをご紹介いただいたのは、私の記憶では1月10日の議員新年会で市長さんからご紹介をいただいて、そのときには企画監というお名前とそれから部長職としてお手伝いをいただくんだというようなお話があったと記憶していますが、市役所の給料が安いんでしょうかどうなのかわかりませんが、同じ部長職間の中で790万円と1,000万円超だとすると相当な給与間格差になりますので、各部長のモチベーションが下がったり、その他部長さんばかりでなくて市役所の中でぎすぎすしたりしないのかなと、今後の中島さんの仕事もしづらくないのかなと思ったりしておりますが、その辺余計な心配なのかもしれませんが、その辺も含めて何か対応策というか、あればお知らせをいただきたいというふうに思います。

答弁 副市長 棚橋一直(副市長は2019年6月まで)

ご心配いただきましてありがとうございます。実態は、職歴なり経験というふうなものが国内、海外というようなことがありますので、私どもとしてはぎすぎす感は一切なく、割と中島さんからいろんな情報もいただくというふうな部分では、旅行に関する以外にも大きな情報をもらっているというふうな部分では、非常に至極円満にいっているというふうな部分であります。以上です。

質問 2番 宮川正己

わかりました。中島さんからはぜひ民間のよさを取り入れて、ただ中島さんにも、行政は行政のやり方というものもありますので、その辺も、笑い事じゃないですよ、本当に、十分注意しながら両方いいところを高め合っていけるように、そのようなご努力をいただきたいというふうに思います。それから、最後の観光協会に関連して1点お尋ねをしたいと思います。観光協会の合併先である振興公社というお話でございます。振興公社に関してでございますが、この6月議会でも報告をされておりますけれども、これは平成23年ごろの資料しか私手元にありませんで、ちょっと数字が狂ったら別ですけども、97%の株を紋別市が保有をされております。この6月にも、今前段で言いましたように報告案件として決算、経営状況を議会に報告されておりますけれども、地方自治法上で報告することが義務づけられている第三セクターということであります。今回の問題につきましては、観光協会を飲み込むという、飲み込むという表現がおかしいかな、一緒になるんですけれども、振興公社にとっては大改革ではないのかなと。振興公社は、今まで空港業務ですとか公園管理業務とかやっておりましたけれども、新しい会社に生まれ変わるというふうに捉えてもいいんじゃないかというふうに私は思っております。そして、新しい会社に生まれ変わるわけですけれども、いろんな経済行為もこの観光事業の中でやっていきたいというお話が市長さんの答弁だとか新聞報道等でも伝えられておりますので、あってはならないことですが万が一にも赤字が発生したということになると、それはその中で経営上でやりくりできればいいんですが、多くの他都市の例を見ても市が負担する。それは市民負担につながるわけであります。そのような状況の地方自治法での第三セクターの位置づけからして、私はその報告案件でありながらなぜ議会に今まで説明がなかったのかと。私は議会に説明されたとは思っておりません。ですから、お尋ねとしては、なぜ今までこのことが議会に何ら説明されないで、そういった説明義務のある会社でありますから私は申し上げているわけでありますが、これが話が決まってからだとかなんとかということもあるのかもしれませんが、それでは議会の意見という反映というものはないわけであります。なぜ議会にこのことが今まで説明されないのかということと、また議会にはいつごろ説明される予定でいるのかということをお知らせいただきたいというふうに思います。

答弁 観光交流推進室長兼総合戦略推進室次長 寺井志郎

議会へのご説明ということでございますけれども、明確に観光協会との統合という形でのご報告はさせていただいていませんけれども、平成29年度の事業計画の中で、ちょっと正確な文言はあれですけれども、幅広い分野に向かって事業を進めていくんだという部分の中にこういった部分もちょっと包含されているのかなというふうに私どもでは認識してございます。それと、あと議会への報告につきましては、まだ今の段階では観光協会のほうから統合しますよというような正式なお返事をいただいておりませんので、その辺が決まり次第ご報告させていただきたいと思います。

質問 2番 宮川正己

今、寺井部長さんがおっしゃった幅広い取り組みというのは今年の6月の振興公社の経営、そんな次元の問題なんですか。ちょっと次元を勘違いされてんじゃないかと私は思うんですよね。例えば、公園の管理箇所が1つ増えましたよとかそういったことであればいいんじゃないですか。だけど、新しい事業を始めて、わかっていただきたいと思うんですけれども、要するに頭へかっと来ちゃって、そんな簡単なものではないと思うんです。それから、観光協会さんが後段おっしゃられましたイエス、ノーが出てからというお話もありましたけれども、じゃあ議会へ来て各議員がノーのニュアンスが強かったらどうなるんですか。別に観光協会だとかそれより一番先に議会に報告しろと私は言ってんじゃないんです。しかるべき時期に、やっぱり全市民的な理解を得るために私たち議会にも、そういった地方自治法上でも、寺井さん、これ見てるかい。総務省自治財政局長の名前で平成15年12月12日付で出ているこの第三セクターに関する指針の改定についてという中でも、決してクローズにするなと。議会ばかりじゃなくて市民にも公表していけという指針が全国第三セクター、あっちこっちいろんな問題でもめて潰れたり、ひっくり返ったりもっくり返ったりした中でこういったものが出されていますから、紋別市もこういう指針も多分ごらんになっているんだと思うんです。ですから、私は議会にも説明があってしかるべき、そしてみんなが納得をして進んでいくべき案件だなということでご質問を申し上げたんですが、今の寺井さんの答弁ではちょっと納得できませんので、もう一度お願いいたします。

答弁 副市長 棚橋一直(副市長は2019年6月まで)

議員ご指摘のとおり、端的に言いまして配慮がなかったというふうな部分では確かにご指摘のとおりだというふうに感じております。若干言いわけになる部分がありますけれども、市長から統合ということでのご提案というところで、ご提案をした上で観光協会と振興公社を交えて市が責任を持って話し合いの場についたというふうな部分でございまして、この方向性は後ほど市長の答弁でもDMOというふうな部分の方向性につきましては、観光協会が強い意志を持っておられればそれはそれで私どもで話し合いの中でそういうふうな方向性もというふうな部分で、一つの完全にがちがちの統合しなくちゃだめだというふうな部分ではなくて、統合してよりよいものにしましょうやというふうな話し合いの場についたというふうな部分のことでございまして、このこと、若干議員のご指摘のように議会に対するご説明やご相談というふうな部分が欠けていたことにつきましてはこの場でおわびを申し上げて、今後、そこら辺の配慮をしながら話し合いの場というふうなものをしっかり進めさせていただきたいと思ってございます。以上です。

質問 2番 宮川正己

わかりました。わざわざすみません。振興公社社長さんでもある棚橋副市長さんから答弁いただきました。わかりました。もう一点だけ最後にお知らせください。振興公社が新しくなってくるわけですけれども、経営統合後の経営シミュレーションというのは、いろいろたたかれてどこがやるのが一番合理的かということで多分振興公社ということになられてんだろうというふうに思います。それで、できれば振興公社の経営シミュレーション、今年の損益についてはこの決算報告等で出されておりますけれども、何らさっき文章には入っていると言ったけど、事業計画予定の損益計算書には入っておりませんので、多分これだけの一大事業を提案するわけですから経営シミュレーションなるものはきちっとこうなっていくんだと、観光事業の予算がこれだけ増えて、売り上げなり収入が、だけど事業費もあるよ。その中で、新たな事業、金になる事業も生み出してこの中で利益を生み出すんだというようなシミュレーションというのはお持ちで多分提案があったことと思うんですが、そういったことでその辺、簡単でわかりやすくで結構ですが、シミュレーションをお示しいただければというふうに思います。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

私からちょっと事務的なことですけれども、シミュレーション的なものはまだございません。私は3回ほど正副会長、あるいは理事会のほうに出させていただきましたけれども、何かお話がストレートに伝わらないで曲がりくねっていっているという感じを受けたのでみずから3回出席をさせていただきました。先ほど副市長も言いましたように、あくまでも観光協会がやるというのであればそれは全然拒むものでもありませんしやっていただきたい。ただ、4年前に市と約束をした中で観光協会みずからがつくったあり方委員会を検証した中でそれがなされていない。その当時も、それに対して1,000万円以上の人件費をつけさせていただいておりますけれども、今の紋別市の、特に海外を含めた戦略と全くずれが生じているということで、それについてこういう形ではどうなのかという提案をさせていただいております。その中で、観光協会のほうで考え方、それは違うよと、こういうふうにやるよということであれば、それは全然先ほど言いましたように拒むものではありませんしやっていただきたいという思いでありますけれども、ある面では観光協会のほうも、こういう申し方をしたら失礼かもしれませんけれども、ちょっと閉塞感があった中で今後の方向性が見出せてないんではないかなと。そういう部分を、まず真摯に協議をしながら、国や道が進めている観光事業におくれることなく紋別市が進めていくためにどういう体制がつくられるのがいいのかということを真摯にこれからも協議をしていきたいというのが思いであります。以上でございます。

質問 2番 宮川正己

わかりました。市長さん、わざわざご丁寧に答弁ありがとうございました。ちょっと私も市役所に身を置いていたわけですが、これで最後にします。寺井部長以下、関係の事務方職員にあっては、市長さんのいい提案があってもそのシミュレーションもないだとか、そういったことはやっぱり事務方として私はいかんと思うんですよ。金の伴う事業をやるためには、そういう発想が出てきたときから、これだけの収入があってこれだけの事業支出がある。そして、うちのかまどでやれるかやれないかという問題も含めて提案をして、その裏づけがあって市長さんの発想というものが安定感のある中で進んでいくんだと思うんです。ぜひ、答弁は要りませんけれども、各事業に当たってはそういった、それと経済性、中島さんが来たというんだから、これだけお金突っ込んだらこれだけもうかるんだって、もうかってもらわなきゃ困りますから、そういった視点を含めてしっかりと市長をサポートしていっていただきたいというふうに希望します。それから、市長さんも最後、無理強いでないとおっしゃっていました。私もかなりえり曲がったうわさもたくさん聞いております、率直に申し上げて。でも、今日お聞かせいただいて安心をいたしましたけれども、せっかくいい市長が提案をしても、やっぱり今まで紋別市の観光を担ってきたよという観光協会の解散が伴ってしまうというようなデリケートな話でありますから、手順ややり方だとかちょっとした行き違いで誤解が生じたりあつれきが生じたりすることが出てきてしまうというようなことだと思いますので、決して今も謙虚にとおっしゃっていましたけれども、本当に高圧的になることなく、観光協会ほか関係団体とよくよく打ち合わせをしていただいて、みんなが納得して理解して紋別市のために頑張ろうというようなこの事業が成就するよう強く希望いたしまして、私の一般質問は終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:紋別市議会 平成29年第2回定例会 2017年7月18日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる