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紋別市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月4日

新経済センターの建設について

2023年12月4日、紋別市議会の一般質問で、宮川正己議員が「新経済センターの建設について」質問し、市長 宮川良一が答弁しました。

質問者
宮川正己 議員
答弁者
市長 宮川良一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 宮川正己

今議会の冒頭、紋別市不正事案等に関する中間報告書が報告されました。主に市役所内部で行われた事務処理等についての調査であり、検証委員会は、市内の弁護士2人が入っているとはいえ、市役所からは、副市長のほか、部長職4人の構成でありましたので、中途半端な優しい報告では困ると思っていましたが、私の心配は見事に外れ、欠落している事項もあろうかとは思いますが、避暑地化推進基本計画のプロポーザル公募に当たり、一事業者への便宜供与がこれでもか、これでもかと行われてきたという事実が赤裸々に記述され、公平で公正であるべき市役所の事業発注が市役所ぐるみでゆがめられ、行われてきたこと、空港対策では、事業内容のほか、具体的使途やその相当性について、何ら具体的に検討されず、元職員の会社へ4年間で3億3,285万6,000円もの大金が支払われていたこと、また、退職後の元職員に実質的報酬として二重払いとも思われる年間1,870万円、2年間総額で3,100万円超が支払われていること、さらには、市が大株主である第三セクターが禁止されている業務の再委託を行っていたなどのあってはならない事実が報告されるなど、一定程度、評価のできる事実経過の検証がなされたものと思っています。関係された委員各位のご苦労と聞き取り対象となった市職員の皆さんの真摯な対応に改めて敬意を表する次第であります。本当にご苦労さまでございましたと申し上げます。今後は、この真摯な気持ちを忘れず、誰にも忖度することなく、何が正しいかを常に考え、間違いは間違いと主張できる職員に、そして市役所に生まれ変わることを信じ、期待しています。それでは、さきの質問通告に基づき、以下、私の一般質問のお尋ねをいたします。新経済センターの建設についてお尋ねをいたします。このことについては、10月27日付地元新聞に「新経済センターの建設を」、「紋別商工会議所、紋別市に要望書手渡す」との見出しで報道されています。商工会議所によりますと、現在の経済センターは、1963年―昭和38年に紋別産業会館として建設され、鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積885平方メートルの堂々たる建造物として誕生し、以来、新たな産業拠点として、また、私が大学を卒業して帰ってきた1971年―昭和46年の今から52年前には、先輩や友人たちの結婚祝賀会会場として提供されるなど、紋別市の発展を支えてきたものであります。しかし、建設から60年が経過し、雨漏りの発生や外壁の剝落が散見されるなど、老朽化が著しく、1981年―昭和56年の新耐震基準、及び2000年―平成12年の新・新耐震基準には適合せず、耐震補強のほか、バリアフリー対応など、安全面、設備面においても不十分であることから、今後、地域事業者の支援拠点としての役割を果たし続けることが困難になるのではないかと危惧される状況になってきているとのことであります。特に、近年は、災害が全国各地で多発化、甚大化し、災害直後からの相談窓口を通じた事業者支援や中長期的な地域産業全体の復興支援といった商工会議所が果たすべき役割への期待は高まってきていますが、現在の同センターが被災すると、そうした業務に大きな支障が生じるのは明白であり、そこで、中小企業が被災したときの復興の中心は経済センターを使って会議所がしなければならない、被災してそうした仕事ができなくなっては困るとして、災害に強い、新しい施設の姿を思い描いているとのことであります。以上のことなどから、中心市街地において、自然災害に備えた防災拠点やイベント等ができるコンベンション機能を有したにぎわい創出拠点など、公共的な機能も有した中小企業の総合的な支援拠点となる新施設の建設を希望しています。本来であれば、商工会議所の自己資金、及び役員、会員、事業所からの特別寄附金などにより、建て替えや耐震工事等の大規模改修を検討すべきであることは十分承知されておりますが、昨今の経済状況や市内事業所数の減少などから、会議所が自力で移転や新築または改修を行うのは資金面で困難であることから、今回の市による建設要望となったとのことであります。私、そして私の会派・市民の声の立ち位置としては、市による建設に賛成であり、新経済センターの一日も早い完成を望んでいます。そこで、新経済センターの建設に当たり、名実ともに市の経済センターの役割を担いながら中心商店街のにぎわいの核施設とするため、以下、私のアイデアを含めた提案とお尋ねをさせていただきますので、市長の見解をお知らせください。1項目めであります。新経済センターは、老朽化が進む市内公共的団体等が入居する合同ビルとすることをまず提案します。商工会議所の建物の歴史については、この質問の冒頭に申し上げました。市役所についても、1965年―昭和40年の完成ですから、建設後57年を経過し、設備の老朽化、耐震化、バリアフリー化等、多くの課題を抱えていることから建て替えを決定、2025年―令和7年度から建設される予定であります。今、市内の公共的施設を老朽化という視点で見てみますと、紋別市水産加工業協同組合の事務所も長年解決できないでいる課題であります。水産加工協は、紋別市の基幹産業である水産加工業の発展を図るため、1947年―昭和22年に組合が発足、現在使用している建物は、1960年―昭和35年の5月、海運局の支所として建設され、同事務所閉鎖後、市所有となり、そこに1974年―昭和49年から加工協が入居しているようであります。市役所や商工会議所は、鉄筋コンクリートづくりでありますが、加工協の事務所は木造モルタルづくりの上、建設後63年を経過しているため、商工会議所よりも老朽化している状況であります。そして、自己資金をもってのリニューアルは、商工会議所と同様に不可能とのことであります。そこで、新経済センターの建設に当たっては、商工会議所を中心とした関連法人や団体が入居する商工会議所フロア、そして、加工協を中心とした関連法人や団体が入居する加工協フロアを設け、名実ともに新紋別市経済センターとすべきと考えますが、いかがでしょうか。市長の見解をお知らせください。2項目めは、中心市街地のにぎわいの創出について、三つの提案をさせていただき、お尋ねをいたします。中心市街地のにぎわいの創出として、商工会議所はイベント等ができるコンベンション機能を充実させたにぎわいの創出を提案しています。コンベンションとは、基本的には、会議、集会の意味で使用され、会議や集会の中でも、特に国際会議―2か国以上の人が集まり、行われる会議を指すと言われています。コンベンション開催のメリットとしては、国際的な大規模な会議なので、大きな集客効果が見込める世界中からたくさんの人が集まるコンベンションの開催により、思いがけない人脈形成のきっかけとなり、そこから新しいビジネスチャンスが生まれる、たくさんの人が集まることでその場所の環境産業の発展に寄与することができる、以上のようなことからコンベンションの誘致を自治体が積極的に行うケースが増えてきていると言われていますが、その一方で、コンベンションの運営だけでも年単位での準備が必要なほど大変と言われていて、その開催に取り組めるのは、東京、大阪や福岡、道内では札幌などで、そうした都市で多く開催されているのが現実であります。しかし、紋別市には、市や関係団体、実行委員会が一丸となり、長年実施してきた北方圏国際シンポジウムがあります。これは、国際会議場を持つ文化会館や大ホールを持つ市民会館を主会場として運営されておりますので、新経済センターは、その立地や規模、それを支える人材の確保等の困難性もあり、コンベンションの補完施設として位置づけ、入居団体等の総会や各種会議、私がこれから提案するeスポーツの主催会場として活用することがベターではないかと考えています。新経済センターが中心市街地のにぎわいの創出の核施設となるためにも、コンベンション機能の拡充だけでは核たり得ませんので、私の考える三つの視点、三つのゾーンを提案いたします。ご検討をいただければと思います。その一つは、マルシェを中心とした紋別市の物販ゾーン、その二つは、eスポーツ施設のほか、サテライトオフィスを開設するICTゾーン、その三つは、今、紋別市民に言われている昼食難民を解消する飲食ゾーンであります。会議所の提案されているコンベンションのほか、これら三つのゾーンを加えることによって中心市街地のにぎわいの創出が可能であると考えます。以下、一つずつ、その概案を申し上げたいと思います。(1)まず、私のアイデア・提案の一つ目は、マルシェを中心とした紋別市の物販ゾーン―紋別マルシェの開設についてであります。ふるさと納税といえば、市民誰もが知っている紋別市にとって大変ありがたい国の制度であります。その実績を見てみますと、2020年度―令和2年度は、金額が134億円で、全国順位が2位、2021年度―令和3年度は、金額が153億円で、全国順位が1位、2022年度―令和4年度は、金額が194億円で、全国順位が2位であり、紋別市の一般財源として紋別市財政を大きく支えております。これも長年にわたる生産者の皆さんの地道な努力のたまものであり、そこで得た商品に対する大きな信用が紋別の産品は安心・安全でおいしいという紋別ブランドをつくり上げ、全国民が評価、支持してくれたものであり、関係者のご努力に改めて敬意を表するものであります。しかし、日本全国民からこれだけ絶対的にご支持をいただいている紋別産品ですが、これを一堂に見ることができるのは、インターネット上と空港などで提供される北海道紋別市ふるさと納税のお礼品のカタログ―印刷物だけであります。そこで、ふるさと納税全国有数の紋別産品を一堂に紹介することができる紋別マルシェを新経済センターの中にぜひとも実現させていただきたいと思います。オホーツクマルシェとして、滝上町や興部町なども取り込み、商品の幅を広げることも一考してはいかがでしょうか。フラノマルシェの繁盛ぶりとそのすてきさを見るとき、紋別にもこんな施設が欲しいと思っているのは私だけではないと思っております。フラノマルシェとは何か、ご紹介をいたします。フラノマルシェは、我がまち富良野をこよなく愛する市民の発案と行動力によって誕生した民間施設であり、運営しているのは、地元の企業や個人が出資し、設立したふらのまちづくり株式会社であります。中心市街地の中にぽっかりと空いた2,000坪の広大な病院跡地を活用し、寂れつつあった富良野市の中心市街地を再生しようと熱意ある人々が立ち上がり、苦節4年、2010年―平成22年に完成、通過型の道の駅ではなく、富良野ならではの食文化を通して老若男女が楽しく交流するまちの縁側を目指しているとのことであります。(2)次に、二つ目は、eスポーツやサテライトオフィスの配置などによるICTゾーンの形成であります。中高生や若者が楽しめる場所、インバウンド、海外研修生が夜21時頃まで滞在できるゾーンとするためのスペースで、eスポーツトレーニングジムの設置、毎週、毎月のeスポーツ大会の開催、4階に設置する大型LEDビジョンはeスポーツ大会の中心会場となったり、映像観光体験拠点として地域の魅力を発信します。また、eスポーツトレーニングジムのパソコンでは、映像観光体験ができるようにするほか、ICT企業と連携し、小学生や中高生が簡単なプログラミング的思考を体験したり、さらには、リカレント教育に取り組める施設利用を目指します。また、新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業がテレワークやオンライン会議の導入を急ピッチで進めています。そして、働く場所にとらわれない多様な働き方が広がってきています。紋別市では、避暑地化構想を進めていますので、それと連動するためにも、安価で利用しやすいサテライトオフィスを開設します。(3)その三つ目は、今、紋別市民に叫ばれている昼食難民解消機能―飲食ゾーンについてであります。会議所に隣接していた五十番食堂は、商店主や会社員、そして市民が愛したお昼の社交場であり、子どもたちからお年寄りまでみんなが笑顔になる交流の場でもありました。残念なことに火事で焼失し、結果、廃業されました。その後、ローヤルパレス、とあんくる、越前屋と、市民に愛され、利用されていた主に昼食場所が次々と閉店されていき、今では紋別のお昼はラーメン屋しかないと言う人もいるくらいであります。ぜひ、これを解消するまちの食堂をつくってください。観光地のどこへ行ってもご当地ラーメンがあり、地元飯がありますが、紋別の食堂では、ホタテラーメンやホタテご飯が目立ちません。観光客が気軽に入って、地元ラーメンや地元飯、紋別の豊富な海や山の幸を味わう気の張らないまちの食堂、春には、ニシンや毛ガニ、そして、ヤマワサビやウドやワラビなどの山菜、夏には、ホタテ、ウニ、秋には、サンマや山のラクヨウキノコやシメジなどのほか、サケや内臓でつくるアキアジ鍋、冬にはタラの三平汁やカジカ汁、その辺に転がっている食材や家庭での食べ方で観光客も楽しむ、それが地域の食文化を伝えることだと私は思っています。そんな地域感あふれる飲食ゾーンをつくり、中心市街地のにぎわいづくりの原動力にしたいと考えています。また、夜は屋台ゾーンとして活用するのも一考してはどうでしょうか。以上、雑駁ではありますが、三つのゾーンについてのアイデアを提案させていただきました。それぞれについて、市長の率直な感想をお知らせください。3項目めは、新経済センターの絵姿について申し上げます。以上の私のアイデアを取り入れた新経済センターの絵姿はどうなるのか、まとめてみたいと思います。新経済センターは、鉄筋コンクリートづくりの4階構造とし、全館冷暖房を完備した快適なビル空間といたします。また、全館フリーWi-Fiとし、市内中高生や若者、観光客やインバウンド客の利用拡大を目指します。1階は、紋別マルシェ、紋別食堂―フードコート、eスポーツトレーニングジムなどを配置し、中心市街地のにぎわいを創出する核ゾーンとして位置づけます。紋別マルシェは、店ごと全部、百貨店など、バイヤーへの商品展示場としても活用し、バイヤーとの取引交渉などや消費者学習会が開催できる小会議室も配置します。この1階ゾーンは、主に小売業や飲食ゾーンとなり、もうかるための設計やそれぞれのノウハウが必要ですので、設計の段階からそれ専門の企業に発注し、いかにも公共の物販・飲食ゾーンと言われ、不人気にならないように取り組みます。2階は、商工会議所のほか、商店街振興組合・法人会等関連団体が入居するビジネスゾーンとなります。会議所の20人超規模の役員会などで使える中会議室も設けます。また、来訪者のオフィスとするためのサテライトオフィスを開設し、提供します。3階は、水産加工業協同組合のほか、関連団体や法人が入居するビジネスゾーンとなります。この階にも中会議室や小会議室を配置し、利用者の利便性を高めます。4階は、会議所や加工協の総会ができる大会議室を配置し、主にコンベンションゾーンとして活用します。この大会議室に大型のLEDビジョンを設置し、eスポーツ大会のメイン会場として使用するほか、映像観光体験拠点として地域の魅力を発信します。また、ラグビーやサッカーのワールドカップのほか、オリンピックなど、時宜を得たパブリックビューイングの会場としても活用し、楽しみを多くの市民に提供します。中心市街地の利便性を向上させるため、50台程度が収容可能な駐車場を設け、イベント広場としても利用します。以上が私が勝手に描いた新経済センターの絵姿ですが、これに近いものが建設され、中心市街地のにぎわいを創出する拠点施設となることを望んでいます。市長の見解をお知らせください。4項目めは、市役所本庁舎の発注時期と新経済センターの建設時期について、発注方法の知恵と工夫についてお尋ねをいたします。市役所の新庁舎の建設は、当初計画では、2024年1月―令和6年1月の着工、2026年度―令和8年度の完成予定でありましたが、これが変更され、2025年度―令和7年度に着工、2027年度―令和9年度に完成の予定で進められているようであります。供用開始は令和9年10月頃、建設費は66億2,000万円、内訳は、建築が41億2,700万円、電気が9億2,600万円、設備機械が15億6,700万円で進められる予定であります。新庁舎は、ゼロカーボンシティのシンボルとなる庁舎とするため、経済性を検討しながら、ZEB ReadyやCASBEE-Aを取得する計画であり、太陽光発電や地中熱ヒートポンプ、チップボイラーなどの再生可能エネルギーを活用し、省エネルギーやSDGsの実現を図るとされています。このことから、全部を地元発注でという業界の希望は伝え聞いていますが、地元業界の今までの経験や知識、技術力、そして、全国的に言われている労働者不足への対応などについて、私は素人で知らないゆえかもしれませんが、本当に地元だけの受注で大丈夫なのかと心配しています。また一方、この大型工事の発注により、紋別市内の他の公共工事や民間工事が、この期間、地元業者の手がなく、受注できないのではないかとの話を市内の業界関係者からも聞いています。公共事業だけでも拾ってみます。私の勝手な推測で恐縮でありますが、お許しをください。まちなか公営住宅の4棟目、リサイクルセンターの建設や小・中学校の冷房設備工事、新経済センターの建設、市民会館の耐震改修やスキー場リフトの建設と、課題はめじろ押しであります。これらの事業や民間事業が2025年 ―令和7年から2027年―令和9年までの間、実施できず、2028年―令和10年まで塩漬けになってしまっては、新庁舎の建設が地元経済や市民にとってマイナスになってしまい、何のための新庁舎の発注だったのかということになってしまいます。そこで、市役所新庁舎の建設発注に当たっては、知恵と工夫により、新庁舎建設と他建設事業が同時並行式で進行できるようすべきと思いますが、いかがでしょうか。市長の見解をお尋ねいたします。5項目め、最後の項目であります。新経済センターの建設スケジュールについてお尋ねをいたします。私は、質問の冒頭に申し上げましたように、一日も早い建設を望んでおります。それから言いますと、来年度の2024年―令和6年の春から、市を中心に、中心市街地関係者を含む関係団体で構成する協議体を設置し、新経済センターに期待する機能や入居者、規模等の検討協議を重ね、10月までに基本構想を取りまとめる。市は財源対策を行う。その後すぐ、基本設計と実施設計を発注、期間は2025年夏くらいまでの10か月ぐらいとする。設計完成後、10月に発注、2026年度―令和8年度の末の2027年3月には完成し、工期は17か月間、同年5月、同年ですから令和9年5月のゴールデンウイークには市民みんなが楽しめる期待の施設として堂々オープンする。こんなことを考えたりしていますが、こんなことが可能かどうかも含めて、市長の見解をお知らせください。以上で私の質問を終わります。市長の前向きな答弁を期待いたします。(降壇)

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、宮川正己議員のご質問にお答えいたします。新経済センターの建設についてであります。紋別商工会議所より要望のありました(仮称)新紋別経済センターの建設につきましては、現在、想定される施設の主な機能、規模感、建設用地や財源の確保など、市が建設する場合の課題を整理しているところであり、内部協議の段階であることを前提といたしまして、各項目のご質問にお答えをさせていただきます。1点目の新経済センターは老朽化が進む市内公共的団体等が入居する合同ビルとする提案についてでありますが、新経済センターに入居する団体等につきましては、現センターに入居している事業者のスペースを確保した上で、紋別市水産加工業協同組合をはじめ、主に老朽化施設に入居している公的な団体の意向を伺い、複数の団体に入居していただくことで、テナント料の確保のほか、団体間の交流、業務の連携なども期待できると考えております。2点目の中心市街地のにぎわいの創出についての三つの提案についてでありますが、コンベンション機能を中心とした紋別マルシェの物販ゾーン及びeスポーツ、サテライトオフィスを開設するICTゾーンにつきましては、大変魅力のあるご提案であり、集客、情報発信、関係人口の増加など、多くの効果が期待でき、中心市街地ににぎわいを創出する理想的な施設になることが考えられます。一方で、設備費や維持管理のコスト面、入居者不在による空き店舗化など、一つの建物に集約した場合のリスクも想定されますので、みんなのマチナ化プロジェクトなど、まちづくりに関わる皆様のご意見も伺いながら検討することができればと思っております。今、紋別市民に叫ばれている昼食難民を解消する飲食ゾーンにつきましては、特に中心市街地の昼食場所の不足は切実な問題と感じており、ご提案にもある紋別の食材を使ったメニューがある食堂などは、観光客をはじめ、市民の皆様にも歓迎していただけるものと考えております。3点目の新経済センターの絵姿についてでありますが、市が建設することになる場合は、市民の交流や防災など、公共的な要素を含む複合施設であることを想定しており、議員のご提案を参考にさせていただきながら、中心市街地の拠点として魅力ある施設の姿を考えてまいりますが、本市の将来の見通し、財政状況にも配慮し、身の丈に合った適正な規模とすることが重要ではないかと考えております。4点目の市役所本庁舎の発注と新経済センターの建設時期についてでありますが、新庁舎の建設につきましては、全部を地元発注でとの要望もあることから、新庁舎の設計ではできる限り地元の材料を使用し、地元の企業で建設できるよう進めているところであります。しかしながら、議員のご指摘のとおり、全国的に技術者や職人が不足している状況は認識しており、新庁舎建設のスケジュールと重なる市発注の大規模工事の予定もあることから、これらの工事の影響に配慮し、発注の方法を検討してまいりたいと考えております。5点目の新経済センターの建設スケジュールについてでありますが、明確な方針が定まっていない中、具体的な建設スケジュールに関するお答えは差し控えさせていただきます。ただ、昨今の気候変動や甚大な災害が多発化する中、緊急時において市内事業者の支援の拠点となる商工会議所の機能を維持すること、また、空き地、空き店舗の問題が顕在する中、中心市街地の活性化を図ることは本市の喫緊の課題であることからも、新しい複合施設が果たす役割は大きいものと認識しているところであり、新経済センターの建設につきましては早急に協議検討を進めてまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)

質問 13番 宮川正己

前向きなご答弁をいただきまして、ありがとうございました。これから、一日も早い実現を望んでいる多くの関係者、市民とともに大きな期待をしながら見守っていきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

出典:紋別市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月4日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる