みんなの議会

紋別市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日

(1)新年度予算と30年度決算及び市税見通し、消費税引き上げについて/(2)圏域の法制化と地方創生のこれから/(3)出入国管理法改正と外国人労働者、アメリカとの新たな通商協議と基幹産業への影響について/(4)水道ビジョンの進捗状況など

2018年12月10日、紋別市議会の一般質問で、青木邦雄議員が「新年度予算と30年度決算及び市税見通し、消費税引き上げについて」「圏域の法制化と地方創生のこれから」「出入国管理法改正と外国人労働者、アメリカとの新たな通商協議と基幹産業への影響について」「水道ビジョンの進捗状況など」について質問し、市長 宮川良一、技監 高嶋靖欣、財政課長 長谷川哲也、市長政策室参事 菅原雅志、企画調整課長 富樫豪志、産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一、水道部長 加川安明が答弁しました。

質問者
青木邦雄 議員
答弁者
市長 宮川良一、技監 高嶋靖欣、財政課長 長谷川哲也、市長政策室参事 菅原雅志、企画調整課長 富樫豪志、産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一、水道部長 加川安明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 青木邦雄

私は、未来の会の一員としてさきに通告しております事項につきまして質問をさせていただきます。1年を通して平成を冠する最後の年も残すところ1カ月弱となり、新たな年号での年月も平穏で安心・安全であることを心から期待するとともに、市長には確かな未来に向かって先見性と的確な指導力のもと、市民のための市政実現に存分に力を振るわれますことを期待いたします。最初に、新年度予算と平成30年度の決算及び市税の見通し、消費税率引上げとその対応などについてお伺いいたします。平成時代を顧みますと、ここ10年間でも東日本大震災初め、熊本、胆振東部と記憶に新しい自然災害が相次ぎ、経済面ではリーマン・ショックから10年を経過したことになります。そのリーマン・ショックによる世界的な金融危機は国内では雇用環境を大きく変え、非正規労働者の解雇や派遣切りが横行するなどして大きな社会問題となりました。日本経済はその後、大規模な財政出動や異次元の金融緩和で戦後最長で景気持続中とされますが、実態は物価上昇の目標は達成できませんし、企業利益も労働者に十分に還元されず、しかも正規社員化への雇用改善も進まないことが生涯未婚率を高め、必然的に少子化につながるいびつさです。さらに、近年は政治でも経済でも国際協調から自国第一の保護主義が台頭し、共同から緊張へと変化が顕著で、最近のアメリカと中国との関税報復では日本にも影響が出始めているとされるほか、イランに対する経済制裁の同調で原油価格が上昇するなど変調さに危機感を感じます。そうした中、安倍総理は10月に2度延期した消費税の10%への引き上げを予定どおり来年10月から実施すると言明しました。消費税増税の本来目的は社会保障の充実と膨大な国の債務を先送りせず、次世代の負担を軽減することにありますが、選挙への思惑と景気の中折れを防ぐとして、軽減税率のほか、増税分を上回るポイント還元、公共事業など、9項目の対策を示しており、それが増税の効果を帳消しし、新たな債務拡大につながらないのか危惧するところです。そうした中で、税制改正など流動要素もあるでしょうが、市内経済や新年度予算、決算に関して質問させていただきます。1点目に、市内経済の状況と平成30年度の決算見通し、公共事業の状況などを以下お尋ねします。1つ目として、道内経済は9月の胆振東部地震の影響から観光や関連サービス業への打撃が大きく、主要企業の第3四半期の状況判断指数DIも一過性であることを期待しますが、道内定期DIもマイナスに転落とありました。当地域は比較的平穏な1年との思いがしますが、各産業にわたってそれぞれ好不調の要素があったのは当然として、総じて経済状況と来年度の市税見通し、加えて本年度決算の見通しをお聞きします。2つ目に、公共事業の入札について、直近までの入札執行率と契約金額を前年と比較して、また建設業をはじめ人手不足が深刻と聞きますが、工期のおくれなどの懸念はないのかお聞きします。3つ目に、原油と石油製品価格の高騰が続き、漁業は休漁期が間近ですが、産業活動への影響や今後への懸念について間接的な情報で結構ですが、ございましたらお聞きします。2点目に、2019年度予算の編成方針などについてお尋ねします。ローリングにより、予算規模も固まりつつあると思いますが、初めに来年度の地方財政計画と地方交付税について、本年度は普通交付税、臨時財政対策債とも前年比でプラスとなっていますが見通しについてお聞きします。2つ目に、公共事業の予定について、まちなか公営住宅や大山児童館が建て替えなどが既定と思いますが、その事業規模や補助対象の民間事業についても把握していればお聞きします。また、3代目ガリンコ号の新造計画を第2回定例会で明らかにしましたが、事業の規模や就航時期と船舶の概要及びほかにないセールスポイントなど、その後の検討状況について現時点で示せる範囲でお聞きします。3点目に、来年10月からの消費税率引上げと公共料金への転嫁予定などについてお尋ねします。消費税の増収分は、社会保障の充実に充てるとされますが、2040年の社会保障費は2018年から約70兆円増えて190兆円とも試算され、税率10%が打ちどめではないと先を見越しての地ならし的な声も今からあるようです。消費税は、低所得者ほど負担が大きくなる逆進性が問題とされ、何より体系を簡素にし、不平等さをなくすことが国の当然の責務と思いますが、高所得者に恩恵の大きい軽減税率や消費喚起にも経済弱者対策としても効果に疑問がある商品券などを見直すべきと私は考えます。軽減税率については、複雑煩瑣なため混乱が予想され、2種類の税額に対応する機器も高額なことから、これを機に中小零細企業の廃業が増えることが懸念されています。また、諸外国に比べて普及がおくれるキャッシュレス化についても、現金決済によって零細な事業者の手元に当座必要な資金が確保されていることへの配慮はされているのでしょうか。カード決済のポイント還元率を期間限定であっても増税分以上とすることにも疑問があります。そこで1つ目に、便乗としか思えないマイナンバーカードと自治体ポイントについて、国の思惑と制度の仕組み、消費する側と市双方にとっての利点などをお聞きします。2つ目に、使用料などの公共料金への転嫁について、避けられないものと思いますが見通しなどをお聞きします。また、増税後の燃料費などの負担増加分について、指定管理者に対して速やかにかつ不足なく補填するのは当然と思いますが、予算措置の時期などについての考えをお聞きします。次に、新たな地方制度としての圏域の法制化と地方創生のこれからについてお伺いいたします。地方創生の理念は、直面する急激な人口減少や超高齢化という、かつて経験のない課題に対して国も地域もそれぞれの特徴を生かしながら、自立的で持続的な社会を創生することを目指すことにあり、平成26年度制定のまち・ひと・しごと創生法を根拠として本市も総合戦略として策定しています。ところで、今年7月総理の諮問機関である第32次地方制度調査会が、高齢化がピークとなる2040年ごろの自治体の姿と必要な法整備を2年かけて論議するとして始動しました。焦点は、個々の自治体が機能や目的の同じ公共施設を維持し、同じ質の行政サービスをするフルセット主義から、中心都市を核とした圏域を行政区域の一つとして行政サービスを進める制度設計と法整備の内容と思います。広域行政については、自治法の改正に伴う連携協約制度を活用した連携中枢都市圏構想の形成が進み、道内でも先日札幌市が中心都市の宣言を表明しています。合併によらない圏域構想は、平成28年3月に同調査会が人口減少社会に的確に対応する地方行政体制に関する答申がもとと思いますが、そこには持続可能な行政サービスの維持のために自治体の広域連携を基本とし、連携で節約された資源で地域の潜在力を高める分野に投入することや、都道府県には広域連携が困難な自治体の補完機能を求めるなどとしています。圏域の中心都市を目される自治体では、交付税の恩恵も大きく総じて積極的のようですが、北海道のような広い地域に可能性やメリットはあるのか、連携中枢都市圏では3大都市圏を除いて形成可能なのは61カ所とされます。これらに該当しない多くの自治体が地方創生の理念のもと、生き残りをかけて知恵を絞り、努力を重ねている中、新たな構想でそれらを無にするのではとの反発は当然と思います。そこで1点目に、調査会の目指す圏域と連携中枢都市圏との要件の違いとは何か、後者で札幌圏を除いて道内で形成可能な地域と範囲についてお尋ねします。また、本市を包摂した圏域を仮定したときの地理的なイメージ、機能分担で交通や医療などで既に集積度も利便性も高い地域にサービス機能が集中すれば、周辺部の過疎化が一段と加速するのは必然と思いますが、見解をお尋ねします。2点目に、第5次総合計画が本年度末で計画期間を終えますが、これまでの市長の見解では総合戦略がこれからのまちづくりの指針に相当するものと思います。そうであれば、人口減少対策や地域経済活性化施策の検証を踏まえつつ、恐らく次の5年間の戦略について何らかの取り組みが始動する時期と思いますが、いかがでしょうか。2020年以降についての基本的な考え、方向性についてどう検討されているのかお尋ねします。次に、出入国管理法改正による外国人労働者受入拡大、アメリカとの新たな通商協議と基幹産業への影響についてお伺いいたします。初めに、外国人労働者の受入拡大と地元の意向や取り組みについてお尋ねします。地元紙によれば、9月の有効求人倍率が8月に比べて若干下降しても、他地域に比べると大きく上回り、企業業績が好調とみることもできますが、反面、繁忙期を前に人手不足への切迫感と捉えることも可能です。人口減少や少子高齢化により、65歳までの生産年齢人口の減少はおのずと明らかで、より高いペースで過疎の進む本市では農業や林産、水産加工で実習生制度を特区制度と組み合わせて活用しての労働力確保に早くから取り組み、多くの困難を試行錯誤しつつ乗り越えて地場産業を支えてきました。一方で国は、順調で旺盛な経済環境で、特に単純労働分野での人手不足がITやICT導入でも十分に補完できないことから、外国人労働者の受入拡大を切望する経済界に配慮し、出入国管理法の改正を急ぎ、新年度からの施行を目指しています。これによって、一定の技術と日本語能力を条件に、技能実習生ではさらに5年間在留期間が延長されるほか、より高い専門性が認められれば長期滞在も家族の帯同も認めるとされ、本市でも技術や経験が高い人材を継続して確保できる機会にもなりますが、多くの課題を未解決のまま見切り発車が現実とされます。そこで1つ目に、技能実習制度は今回の法改正とは別に継続されますが、そもそもの目的は、日本の高度かつ先進技術の移転による国際貢献であって、在留期限も3年もしくは5年、職種も77に限定され、厳格な運用条件が課されています。この制度による2019年度の受入計画を業種別に、あわせて現制度で3年、5年の在留期限を迎え、本来ならば帰国予定の実習生の実数についてお聞きします。次に、法改正によって外国人労働者にも労働法規などは日本人と同じく適用され、同じ対象職種に移行する場合に実習生は即戦力で就業先も自由に選べるものと思いますが、そうであれば日本人と同一かそれ以上の処遇が必要です。政府はかたくなに移民政策ではないとし、家族帯同も扶養家族の社会保険給付も制限するようですが、本来こうした差別を改めなければ外国人に積極的に選ばれる魅力の国にはならないでしょう。観光目的の入国誘致には熱心でも、移民などの受け入れに冷淡な日本は、外国人労働者受入れに関しても道内企業経営者への調査では65%が本音では雇用したくないと回答しています。安上がりな労働力という認識を改める努力を怠れば、よりよい条件を求めて転職を防ぐことは難しく、今でも彼らがSNSで交わす情報の質や量は極めて高度なようです。特に、給与水準に関して都市と見比べて大きく見劣りする中、これまで築いた関係を維持していくには、企業も、自治体も、市民も文化の違いを乗り越え共生を目指す隣人としての決意や覚悟と努力が不可欠と思いますが、市としていかがお考えか2つ目にお聞きします。3つ目として、以上は実習生からの移行を前提にお聞きしましたが、労働力不足は市内の多くで慢性的、恒常的です。そこで、新たな対象となる業種の企業での受入希望について、意向調査と、選ばれるための待遇や地域の魅力を伝える情報、環境整備などに市はどう取り組み、産業支援を充実させていく考えかお聞きします。2点目に、アメリカとの新たな2国間通商協議TAGについてお尋ねします。11カ国による環太平洋連携協定TPPの年内発効の可能性が高まり、ヨーロッパとの経済連携協定EPAも来年3月までの発効を目指して協定承認案や関連法案の国会提出準備が整いつつあるとされます。いずれも、関税削減で自動車などの工業製品輸出が恩恵を受ける一方、国内農業は甚大な影響をこうむり、農林水産物の生産減少額はTPPで最大1,500億円、EPAでは最大1,100億円とも試算され、壊滅的な打撃を回避するための支援の重要性、緊急性は明らかです。そもそもTPPは、世界有数の農業大国アメリカが主導的立場で推進してきましたが、昨年1月大統領の交代とともにTPP交渉からの離脱を表明しています。その意図は、貿易赤字の解消には2国間での自由貿易協定FTAの交渉が有利とみなし、したがって焦点の関税ではTPPやEPAの水準並みあるいは以下で決着することは想定できず、国内産業を全力で死守できるのか、過去の歴史を見てもいささか心もとなく思います。それは、古くは繊維や鉄鋼などの輸出自主規制や牛肉、オレンジの輸入自由化など譲歩の教訓が明白にしており、日本に配慮し強硬な主張を避けるとの希望的な観測もされていますが、そうであればTPPに復帰すればよいことで、新たな交渉開始で防御ラインを少しでも譲ればほかの協定参加国などから再交渉要求など際限ない圧力が続くことは容易に想像できます。総理は、この交渉を日米物品貿易協定、定義して物の関税の撤廃、削減に限定する略してTAGであり、金融などサービス貿易の分野を含む自由貿易協定ではないとしましたが、国内向けに都合よく聞こえる意図的な造語であることを認めていますし、交渉方針を誤れば知財権などの分野まで切り込まれ、断固たる拒絶を貫けばたとえおどしであっても関税引上げを持ち出し、最大目的の利益も失う可能性があります。そこで1つ目に、TPPやEPAに立ち向かう地元農業者の来年度以降の経営の大型化や近代化、協業化などの計画について把握している内容と、それにより3年後、5年後の経営体数や飼養頭数などの生産能力の見通し、また国の財政支援は地元の希望を十分に満たした水準かお聞きします。2つ目に、年明けから本格化する交渉に際して地元産業へのさらなる打撃を避けるため、情報の適切な開示など国や道への要望や見解がございましたらお聞きします。最後に、水道ビジョンの進捗状況などについてお伺いいたします。平成29年度の公営企業並びに簡易水道、営農飲雑用水道、2つの特別会計の決算審査において付記あるいは監査委員の指摘事項を交えて何点かお聞きします。さきの国会で継続審議となった水道法改正案では、自治体経営が原則の水道事業が過疎化による水需要の減少による料金収入不足、施設の老朽化による稼働率の低下、職員の経験や人材自体の不足、さらには水道料金の原価割れなど課題が山積しており、基盤強化を図ることが必要としています。異論はありませんが、これに対する方向性として国や自治体の責務を明確化すること、広域連携を推進すること、適切な資産管理を推進するとともに、官民連携を推進するとしていることから民営化法ともされます。民営化は、空港と同じ仕組みと思いますが、当市の規模の水道事業に関心を示す民間事業者はあり得ないと思いますし、安心・安全という点でも懸念されますが、今はそれには言及しません。1点目として、本年度で計画期間が折り返しを迎える水道ビジョンについてお尋ねします。ビジョンでは、安全・強靱・持続を基本目標とし、基本方針として21の主要施策を掲げていますが、1つ目に、これまでの事業実績や成果について、施設については老朽化が課題ですが、現状耐用年数を超えた管路の延長及びその割合、漏水率改善の取り組みと推移、耐震化率の推移などをお聞きします。2つ目に、料金改定とバイオマス発電所の稼働で平成29年度決算は大きく改善しましたが、中長期的な経営基盤強化に向けて今後の料金制度の見直し検討についてと、消費税増税後の転嫁についてどう考えているのかお聞きします。2点目として、監査意見書に記載の平成32年度までに国が策定を求める経営戦略の目的や内容と、これに対する市の検討状況、さらに水道ビジョンとの整合性についてお尋ねします。最後に、水道ビジョンでも小規模水道対策と位置づける簡易水道事業との経営統合について、水道は独立採算が原則ですが、簡易水道決算では使用料で賄えない不足分を一般会計からの繰入金で補填し、その額は昨年で1,600万円を少し下回っていました。この5年間を比べても大きな増減はないようですが、1立方メートル当たりの給水原価は403円50銭と水道の2倍以上、供給単価も1.3倍以上で過疎化で給水人口も使用水量も、したがって使用料も今後とも減少するのは確実で、その分繰入金が増えるのは間違いないでしょう。そこで3点目に、上水道との経営統合や事業間連携について検討状況や見通しなどお尋ねします。また、水道法改正案や9月の総務省公営企業経営室の報告にある広域連携、広域化推進についても見解をお聞きします。以上で私の質問を終わりますが、再質問は留保します。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、青木議員のご質問にお答えいたします。初めに、新年度予算と平成30年度決算及び市税見通し、消費税率引上げについてであります。1点目の市内経済の状況と平成30年度の決算見通し、公共事業の状況につきましては、農業につきましては新たな搾乳ロボット牛舎の本格稼働により生乳生産量は前年を上回る実績となっているほか、平均乳価の引き上げや個体販売価格が依然として高値を維持しており、生産者にとって好材料がそろっているところでありますが、本年6月から8月にかけて低温や長雨など相次ぐ天候不順により飼料用作物の収獲が質、量とも平年を下回る結果となり、来年以降の生乳生産の影響が心配されるところであります。林業、林産業につきましては、地元製材工場が生産する集成材、こん包用材等の製品出荷量はおおむね前年並みに推移しているものの、昨年から続いている原木不足による価格高騰に伴う収益率の低下が心配されております。漁業につきましては、沿岸漁業の主力魚種でありますホタテ桁網漁が前年に比べ漁獲量が増加したものの、小型主体に加え、歩どまりの低下により前年の漁獲高を大きく下回る結果となったほか、サケ定置網漁も全体的に型が小さく、漁獲量及び漁獲高ともに減少となったところであります。漁業総体では、一部の魚種で漁獲量は増加したものの、主力魚種の低迷により漁獲高は減少するものと見込んでおります。水産加工業につきましては、漁獲量の減少による原魚不足により大変厳しい状況にあります。建設業につきましては、一戸建て住宅の新築の建築確認申請受付件数は平成30年度11月末現在で新築18件と前年同期で2件増加しておりますが、本年度の公共事業では生涯学習センター及びまちなか公営住宅A棟建設工事の大型工事が前年度で完了した影響もあり、完工高は前年実績を下回っている状況となっております。来年度の税収の見通しにつきましては、一部業種での増収は見込まれるものの、漁業所得の大幅な減収により税収減は避けられないものと考えております。また、本年度の決算見通しにつきましては、歳入のうち市税において漁業の事業所得、法人税割及び償却資産の増加などにより2億円、普通交付税等において8,000万円、繰越金においては1億1,000万円予算を上回っております。歳出にあっては、平年並みの不用額が生じたとしても財政調整基金繰入金の当初予算額が6億円と大きな額であるため、取り崩さずに決算することは厳しい状況となっております。2点目の2019年度予算編成方針につきましては、新規経費や増加経費については既存経費の圧縮で対応することとした上で、経常的経費においては消費税や燃料費の単価増による影響額を除いた一般財源ベースで前年と同額を要求上限に、政策的経費については建設事業の市債借入れを本年度の水準を上限としております。来年度の地方財政計画と地方交付税につきましては、6月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2018、いわゆる骨太の方針では、地方一般財源総額の数字について2018年度水準を下回らないように実質的に同水準が確保されました。また、総務省が8月に公表した2019年度の地方財政収支に関する仮試算において、交付団体ベースの地方一般財源総額は5,000億円増の60兆7,000億円、地方交付税は地方税収の伸長を見込んだ上で734億円減の15兆9,350億円、臨時財政対策債については1,000億円増の4兆1,000億円と見積もられております。一方、普通交付税と臨時財政対策債については、仮試算で一般行政経費が社会保障費などの増加が見込まれることや、公債費においても過疎債の償還額の増加による算定増が見込まれることに加え、さきにお答えした税収見通しにおいて減収が見込まれることから、現時点では普通交付税、臨時財政対策債ともに減る要因はありませんが、来年度予定されている消費税の引き上げに伴う歳入歳出の増加分や、同時に実施される幼児教育・保育の無償化をはじめとした人づくり革命等の政策分については計上されていないため詳細な分析については12月予算折衝後に地方財政計画が公表されますことから再度試算することとなります。本年度発注の公共工事につきましては、11月末現在で約25億4,500万円の契約を終えており、入札執行率98.6%、前年同時期に比べ4億9,600万円、24.2%の増加ですが、さきにお答えしたとおり完工高で比較しますと1億7,000万円、7.1%の減少となっております。また、建設業における人手不足につきましては、工期延長などの事例はありません。原油と石油製品価格の高騰による産業への影響につきましては、第3四半期の市内経済の景気動向調査の結果前ですので詳細な分析はできておりませんが、運輸、輸送業などは影響を受けているとお聞きしております。なお、今後の原油価格の動向はイランの原油制裁など原油供給不足への懸念から原油価格が10月初旬まで上昇してきましたが、イラン産原油の主要輸出国が適用除外とされたこと、3大産油国の増産などを受けて供給が過剰となったことから原油価格は急落しており、石油製品価格の指標となる原油価格と為替においては昨年10月並みとなり、市況価格も下落傾向にあることから今後も推移を見守ってまいります。ガリンコ号の新造計画につきましては、事業規模は基本設計の検討条件として建造費10億円を目安とするよう設定しており、セールスポイントとしてはアルキメディアン・スクリューを持つ世界で唯一の流氷砕氷船であるガリンコ号の基本コンセプトをしっかりと継承していくことでその知名度を最大限に生かしたいと考えているところであります。就航時期、船舶の概要につきましては、さきに石田議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。3点目の消費税率の引き上げと公共料金への転嫁などにつきましては、消費税率の引き上げに備えた経済対策として国ではマイナンバーカードの取得者に対して地域の商店街での買い物や公共施設の利用料の支払いなどでの活用を想定した自治体ポイントを一定期間付与することを検討中であり、増税後の消費低迷の防止と同時に普及がおくれているマイナンバーカードの浸透を図りたい方針であると報道されております。この自治体ポイントの利用環境を整備することにより、マイナンバーカードを所持する方におかれましては、経済的な恩恵を受けられ、市にとりましては地域内における消費活動を助長するといった利点が考えられますが、現時点では各自治体における利用環境整備に要する経費や財源措置、スケジュール感など制度の詳細が不明であり、引き続き国の動向を注視してまいります。使用料などの公共料金の転嫁につきましては、消費税8%増税時に引き上げを留保し、10%改定に合わせて実施する方針であったことから、施設ごとのコストと受益者負担のあり方を見直した上で行ってまいります。指定管理者に対する委託料の積算につきましては、当初予算にて増税分に係る経費を計上しております。次に、圏域の法制化と地方創生のこれからについてであります。1点目の第32次地方制度調査会の目指す圏域と連携中枢都市圏の要件の違いにつきましては、連携中枢都市圏は相当規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し活力ある社会経済を維持するための拠点を形成しようとするものであります。中枢都市の要件は、指定都市または中核市であること、昼間人口を夜間人口で除した数値が1.0以上であることとされており、道内では札幌市と旭川市が要件を満たしております。また、その連携市町村は中枢都市と近接し、経済、社会、文化、住民生活等において密接な関係を有する市町村であること、または中枢都市への通勤、通学割合が0.1以上であることとされております。一方、地方制度調査会の目指す圏域につきましては、現在同調査会において地方団体の意見も踏まえながら人口減少や高齢化に伴う諸課題に対応できる地方行政体制のあり方について引き続き慎重な審議が行われているさなかであり、同調査会の目指す圏域の姿は現時点では明確にされていないものと認識しております。したがいまして、同調査会の目指す圏域と連携中枢都市圏との圏域の違いや、本市を含む圏域の地理的なイメージなどについては現在のところお示しできないことでご理解願います。また、これらの制度により周辺部の過疎化が一段と加速することに対する懸念につきましては、私も議員と同様の認識であります。2点目の次期総合戦略の取り組みにつきましては、人口減少対策、地域経済活性化施策を両輪とした第1期総合戦略を基本とし、これまで実施した戦略の検証を行うとともに、国や北海道が策定する第2期総合戦略の方向性を踏まえ、2019年度中の第2期総合戦略策定に向けて進めてまいります。次に、出入国管理法改正と外国人労働者、アメリカとの新たな通商協議と基幹産業への影響についてであります。1点目の外国人労働者の受入拡大と地元の意向を踏まえた市の考え、取り組みにつきましては、市内監理団体による来年度の外国人技能実習生の業種別受入計画は3年間実習を行う2号生が水産加工業で118名、農業で27名、さらに2年間合計5年間の実習を行う3号生が水産加工業で23名、農業で4名となっており、合計172名の計画となっております。また技能実習期間終了に伴う帰国予定者は3年間の技能実習期間を終了した2号生のみとなっており、水産加工業が87名、農業が12名の合計99名となっております。共生社会の実現を目指すための市の考え方につきましては、外国人技能実習生の受け入れは基幹産業を支える重要な取り組みであると考えており、地域との交流会や技能実習修了者への感謝状贈呈などを実施しているほか、本年5月には国際交流サロンをまちなか芸術館内に開設し、外国人技能実習生を対象とした着つけ教室など、日本文化の体験のほか、日本語習得の支援を行うなど市民との交流や憩いの場を提供しております。今後につきましても、外国人技能実習生のニーズを的確に把握し、バスの乗り方教室などの生活支援や料理教室などの文化交流を行うことで、本市での生活が一層充実するよう支援してまいりたいと考えております。市の取り組みと産業支援につきましては、外国人の受け入れは市内企業の意向が重要であり、企業としての待遇や賃金などは企業の状況や業種などで異なることに加え、来年4月1日の入国管理法施行までに具体的な内容の省令が整備される予定であり、省令の内容によっては大きく変化することが予想されます。今後は、市内企業のニーズや国の動向を把握しながら受入企業と外国人労働者との間で信頼関係が構築できるよう、ソフト事業を中心とした各種施策を実施することで支援を行ってまいりたいと考えております。2点目のTPP、EPA対策、アメリカとの新たな2国間通商協議につきましては、来年度以降の経営の大型化や近代化、協業化などの計画につきましては、平成29年度に設立した複数戸協業法人が来年度の畜産クラスター事業に申請すべく現在計画を策定中でありますほか、今後も5件程度が同事業を活用して規模拡大を図る見込みであるとお聞きしております。生産能力の見通しにつきましては、JAオホーツクはまなすの第4次農業振興計画の目標年である2022年度では、酪農家戸数62戸、経産牛飼養頭数7,000頭、生乳生産量6万1,900トンと想定しており、さらに第7次紋別市酪農・肉用牛近代化計画の目標年である2025年度では、酪農家戸数57戸、経産牛飼養頭数7,490頭、生乳生産量6万5,000トンと想定しているところであり、これを平成29年度実績と比較いたしますと、酪農家戸数は10戸の減少、経産牛飼養頭数は1,100頭余りの増頭、生乳生産量は1万トン余りの増産となります。国の財政支援については、これまで要望した事業計画は全て採択されている状況となっており、現在のところは十分な予算確保がなされているものと考えております。情報の適切な開示や国、北海道への要望や見解につきましては、日米物品貿易協定いわゆる日米TAGは、本年9月の日米首脳会談で交渉開始が合意されたものですが、交渉内容等の詳細が示されていないことから政府の対応を注視している状況であります。政府は、過去の経済連携協定で約束した譲許内容が最大限であるとしており、TPPで合意した水準を超えないとの認識を示しておりますが、今後の交渉次第ではさらなる市場開放を迫られる可能性もあることから、交渉経過の適切な情報開示を求めていくことが重要であると考えており、関係団体等とも緊密に連携を図りながら適切に対応してまいります。次に、水道ビジョンの進捗状況などについてであります。1点目のビジョンの進捗状況につきましては、水道ビジョンは安全・安心・快適な水の持続的な供給を可能とするため、人口減少などに伴う水需要の変化、施設の老朽化への対応、健全経営への対応など、直面する課題を認識し的確に対応するための水道事業の経営方針として安全・強靱・持続を基本目標に平成26年度から2023年度までの10年間を計画期間として策定しており、管路の老朽化対策はその中でも最も重要な課題となっております。耐用年数を超えた管路の延長及びその割合については、平成29年度末の管路総延長は16万3,506メートル、そのうち法定耐用年数の40年を超えた管路は4万3,317メートルで、その割合は26.5%となっております。漏水率改善の取り組みと推移、耐震化率の推移につきましては、現在計画的な漏水調査を行うとともに、耐震性能を有する管において老朽管の更新を行っており、漏水化率は平成28年度末で19.1%、平成29年度末で13.9%、耐震化率は平成28年度末で20.3%、平成29年度末で22.5%とそれぞれ改善されております。水道ビジョンの主要施策の実現には、進捗状況を確認して評価し、目標と実現化の実践に差が生じている場合にはその原因などを把握することが重要となりますことから、主要施策の再検証を行い目標達成に努めてまいります。今後の料金制度の見直しの検討と消費税増税後の転嫁につきましては、現在の料金は平成28年度から平成31年度までを計画期間とし、計画期間内の資金不足解消などを目的として平成28年2月に改定しております。料金制度の見直しは今後老朽化施設の更新及び耐震化が予定されておりますことから、現在実施しておりますアセットマネジメントを活用し検討してまいります。消費税増税後の転嫁につきましては、水道事業においても消費税法の規定が適用され、また平成25年12月に当該法律の改正等に伴う税率の変更に対応できるよう、紋別市水道事業給水条例を改正しておりますことから、制度に従って転嫁いたします。2点目の決算審査にある監査意見書からにつきましては、経営戦略は各公営企業が将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画として、国から2021年度までに策定することが求められております。その内容は、計画期間を10年以上とし、サービスの提供を安定的に継続するために必要な施設、設備に対する投資を適切に見込んだ上、投資試算と財源試算の均衡を図り、均衡が図られない場合はできる限りその解消に向けた取り組みなどを記載し、計画は広く公開することを必要とされております。本市におきましては、2021年度の策定に向けて準備を進めており、現在その基礎資料となるアセットマネジメントの精度向上などの取り組みを行っております。なお、経営戦略は水道ビジョンの基本目標の一つである供給体制の持続性の確保を推進する計画として位置づけ、策定作業を進めてまいります。3点目の簡易水道事業との経営統合、水道法改正と広域化につきましては、簡易水道事業は水道料金や一般会計からの繰入金などを受けて最低限の経費で運営しております。本市におきましては、従来より統合の検討を行っておりますが、施設更新の財源としている過疎対策事業債などは財政措置がありますが、水道事業債にはないため経営の統合には至っておりません。今後も将来的な経営状況を見据えた上で統合の是非を継続して検討してまいります。また、広域連携、広域化の推進につきましては、平成28年度より遠紋地区の市町村が集まり、広域連携の推進役であります北海道の主催のもと、地域別会議を行い水道行政の諸問題に係る情報提供、勉強会などを行っているところであります。その中では、施設間の距離などの問題もあり、ハード面での連携は非常に難しい状況でありますが、水道事業の経営基盤の強化には広域連携は必要でありますことから、ソフト面での連携の可能性を担当者間で模索している状況であり、広域連携の実現にはまだ時間を要すると考えております。以上で答弁を終わらせていただきます。

再質問 13番 青木邦雄

ありがとうございました。それでは、何点か再質問させていただきます。最初に、新年度の予算決算に関してでありますが、来年2019年度の予算規模とすれば経常費、あるいは政策的経費もほぼほどほどというか、それほど大きな変更はないというふうにお伺いしました。それで、今後の、一つは公共工事の中で人手不足による工期のおくれ等はないというふうに伺ってますので、それはそれで安心というか、そのとおりでよかったと受けとめておりますが、今後例えば今の現実に入札等々が恐らく今の規模でなかなかこれから、規模の問題も含めて要するに競争性がしっかりと働くような環境が維持できるのかどうか、要するに、入札をしてもほぼ形骸化するようなおそれがないのか、そこら辺によって結局それが市民負担にはね返る可能性もあるわけですから、そういう入札面等でその地元産業がきちっと受けとめるだけの受け皿がこの後引き続き確保できると、大丈夫と思われているかどうかをお伺いしたいと思います。

答弁 技監 高嶋靖欣(技監は2019年3月まで)

お答えいたします。現状、作業員の関係での人手不足だとか、また一部技術者が工事が重なったときに不足するという場面もありまして、一部入札の実態としましては指名をしましても辞退をする業者がいるというのは実態でございます。ただ、総体としましてはそういう場面というのは現状のその近年であれば防雪道路だとか大型工事がこの紋別のほうに来たもんですから、その部分の下請だとかの部分が早い時期からその工程が決まっているということで、市の発注におきましてはそのときにたまたま技術者がそちらにはまってしまってるんで不足するだとかという実態はございます。ただ、今後紋別市の総体の工事費、事業費ベースにつきましては、そんなに大きく極端に減少していくという見通しもしておりませんが、ここ二、三年の中、5年ぐらいの中では特に広域紋別病院だとか、それからバイオマスだとか、超大型の工事が続きまして、そのときにはかなり人手不足というのがございましたけれど、各業者さんにつきましても少しずつ人手は減ってってるんですけれど、機械化だとか、それから早く情報を収集した中での自分の工事の割り当て等検討しているというふうに伺っておりますので、急激に今後公共工事に伴う各業者が人手不足によって非常にだんだん経営が困難になっていくという見通しは、私の感じとしては今のところそうは思っていないというところでございます。

再質問 13番 青木邦雄

それはそれで、まだ確実にこうなるというふうに言えるもんではないので、それはそれで受けとめていきます。それから、今年度の決算の見通しの中で、市税とか、交付税とか、増の要素があっても財調の繰り入れはやむを得ないと。それで、平成30年度の予算の中で現在の起債、今年度の償還計画等新たな借り入れの額のさやは7億円ぐらいが減っていく見込みなんですけども、起債の発行額というのは今年は予定どおりの起債の発行額でおさまるのか、もしくは減少するのか。例えば、この後追加予算もあるみたいなんですけども、そういう寄附の基金ですとかそういうものを活用して起債の発行を圧縮するとかという考え方があるのか、一点お伺いします。

答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)

お答えします。起債につきましては、当初予算の中では要するに起債の対象になってないものもあとで認められて起債になったものとかもございますので、増えた部分と工事の入札減とかで減った部分で整理今している状況でございますんで、ただ、最終的には今2次のほうの申請終わった段階でちょっと整理できて、当初予算並みになるかどうかなというところでございます。基本的には、過疎債等で後々有利なものについてはできるだけ後年次の財源になりますんでとるようにはしてございます。以上です。

再質問 13番 青木邦雄

予算に関してもう一点。今の通常国会、閉幕したのかな、2次補正という話が何か聞こえてあったんですけども、そこら辺については何か情報として今財政課のほうで確認しているものはあるんでしょうか。

答弁 財政課長 長谷川哲也(財政課長は2019年3月まで)

お答えします。現状は、その緊急点検ということで防災対策ということで国のほうで報道されてますけども、今その各省庁からおりてきてる部分については直ちに対象になる部分というのが市の直接事業分ではございません。国のほうの事業では一部あるというふうな情報はございますけども、市のほうで補正して市の事業として対象になるような情報は今ございません。以上です。

再質問 13番 青木邦雄

先ほど技監のほうから大型の公共事業というものは当面新たに浮かんでこないのかもしれませんが、財政としても要はやっぱり市中経済に目を配らせるのか、やっぱり将来の負担を軽減するほうが優先するのか、いろいろ考え方もあるし、予算編成上お互い意見もぶつかり合うと思いますけども、ぜひ市民生活が不自由にならないことを期待いたしまして1点目の質問は終わります。2点目の総合戦略につきましても2019年度中から始動すると、国のほうも5年間延長するということがたしか既定事実というか、ほぼ決定されていると思いますので、とりあえず目的も人口減少対策と地方経済の活性化と、それ自体も変わらないとは思うんですけれども、何か今特に意欲を持って芽出しをしたいと考えていることがございましたらお示しください。

答弁 市長政策室参事 菅原雅志

お答えいたします。市長答弁にもありましたとおり、1期目の総合戦略の基本、人口減少対策と地域経済の活性化施策というのは引き続きということで、これまで実施しております障害者の就労関連事業だとか、企業誘致、UIターン、そういったものはやはり継続してやっていくものと考えております。そのほか、やはり農業とか水産業、介護などのその外国人の技能実習生だとか、就労関係についても取り組みを進めながら定住人口、また国内外の観光客の誘致についても引き続き、この辺についても交流人口の拡大ということで進めていきながら国の新しいその施策とマッチングした事業ということで2期目の総合戦略に反映させていきたいというふうに考えてございます。以上です。

再質問 13番 青木邦雄

私たちもそれをちょっと関心を持って流れを注視していきたいと思います。それで、私答弁ちょっと耳に入ってなかったんですけども、その圏域というか、連携中枢都市圏構想ですか、北海道では札幌が12市町村でたしか人口規模も260万人ぐらいという、かなり最大規模の中枢都市圏ができると。北海道では旭川圏も対象になっていたんでしょうか。要するに、要件としてほかに満たしている道内の市町村というのはあるんでしょうか。お伺いします。

答弁 企画調整課長 富樫豪志(企画調整課長は2020年3月まで)

お答えいたします。先ほどの青木議員からのご質問の中で61カ所ということでご指摘をいただいておりますが、道内では札幌市並びに旭川市が中枢都市としての要件を満たしている地域でございます。

再質問 13番 青木邦雄

わかりました。それと、新たな地方制度としての圏域という考え方、これは合併によらない複数の町村での圏域エリアを一つの行政区域としてみなすということで、そこには当然いろんなあめも入ってくる、むちもひょっとしたらあるのかもしれない、基本的に交付税等で優遇するというふうに今のその新聞報道なんかでは言われてますけども、これ例えばそういう圏域に国からなりのいろんな支援あると、その場合に議会とのかかわり、例えば予算の執行だとか決算だとかって、議会とのかかわりというのはどういうふうになると思われますか、お伺いします。

答弁 企画調整課長 富樫豪志(企画調整課長は2020年3月まで)

お答えいたします。わかり得る範囲でございますけれども、圏域に対する議論につきましては昨年10月から総務省の有識者会議ということで地方団体の関係する関係者は入っていない中で大学の先生方や民間のシンクタンクの研究者の方々をメンバーとする会合の中で圏域の法制化ですとかそういった議論がなされているというところで進んで、この間7月3日だったと思いますけれども、報告書が発出されております。ただ、この部分の中では例えばその2040年度に高齢化がピークを迎え、フルセット主義での行政機能の維持というのが難しくなってくるだろうと、そういう中で合併という形態をとらないで圏域という考え方を法制化してそれでその基礎自治体としての機能を維持していくべきではないかというような報告がなされているというふうに理解はしております。ただ、これはあくまでもその地方団体の意見が反映されたものではなく、議員もご承知のとおりですが今年7月に第32次の調査会が議論がスタートしたばかりでございます。この中で全国市長会の会長であります相馬市長も述べられておりますが、あくまでもその地方創生の議論は4年前に始まったばかりであって、この検証もされていない段階で新たな枠組みの議論をするというのはいささかどうなのかというような疑問を呈しておりましたり、あるいはこういった圏域の議論というのは慎重かつ十分な時間をとって議論をするものではないかというふうに指摘をされております。そういった意味の中で今後32次の調査会の中でそういった部分も十分に踏まえられた中で議会のあり方ですとか行政の進め方ですとか、枠組みですとか、そういった部分が審議されてくるものだというふうに理解しておりまして、私のほうでは今の段階では議会のあり方という部分については十分な情報は得られておりません。以上でございます。

再質問 13番 青木邦雄

私もその7月3日に発出された研究会の概要も見ましたし、その後7月5日の第1回目の地方制度調査会の報告、会議録も見ました。その中で野田大臣は、そういうふうに都道府県と市町村という二元的な制度そのものがもう既に明治以来の遺物だと、こんなの壊してもいいみたいな話もされてましたし、今言ったその全国市長会、全国町村会長のいろんな、要するに緒についたばっかりの地方創生を最初から踏みにじるようなスタンスでないのかという部分も十分読み取りましたし、理解もしています。ただ、そうはいってもこれから2年かけて制度設計がされるということなんで、その中で、今言ったように僕が何を心配しているか、例えばですよ、心配したのは、例えば一部事務を共通化するなら一部事務組合というものが既存制度であるんですけども、この圏域というのはそれにはまりそうもない、今のところですよ、何か乱暴な議論も進んでいるような気がするんで、そこら辺は今後私もちょっと関心を持って見ていきたいと思いますが、一点もし答弁が可能でしたらお伺いしたいんですけども、最近下火になったんですけど、北海道の分権論というものが結構議員の私案だとかがあったりしてたんですけど、今その議論というのは、要は何を言いたいかというと、例えば札幌を中心にして中枢圏ができれば北海道というのはどんどんどんどんそのそこばっかりにあらゆる資源が集中しちゃって、多分東半分は限りなく衰退してくんじゃないだろうかと。そのためには北海道を3つとか4つに分けて、それぞれが競い合うような形にしたらどうなんだという部分があって、それを拡大した圏域とも見れるんですけども、そこら辺、もし今回の質問通告に入れてませんので答えられなかったら拒否してもらって結構ですけども、何か自分たちで感想なりそれを思い出して今こう思っているというようなことがありましたらお聞かせください。

答弁 企画調整課長 富樫豪志(企画調整課長は2020年3月まで)

分権論につきましては、ちょっとここのところ意識をしておりませんでしたので答弁の用意はございません。申しわけありません。

再質問 13番 青木邦雄

それでは次に、出入国管理法の改正につきまして、これから制度の運用が詳しく決められていきますので、答えられるものは多分私もないとは思うんですが、非常に雑な法律だということだけは伝わってきております。いずれにしても、先ほど外国人に選ばれるまちと、今度は向こう側が今までは実習生の人たちは枠の中である程度厳しい縛りを持って向こうも向上心を持ってきているわけですけど、今後働く場として自由に選択できるということになれば、例えば待遇面を含めて、特に待遇なんていうのは大都市圏と明らかに差が劣るわけですから、今新聞何かで見てても本当に最低賃金が5円、10円違っても人はどんどんどんどん移動していくという時代の中で紋別がトータルでその外国人に気持ちよく住んでいただける、選んでもらえる都市になるための条件として先ほどサロンですとか、それからバスの乗り方だとか答弁されてましたんで、そういう積み重ねしか今のところないんだろうなと。待遇で勝つことは恐らくないと思いますので、そこら辺については今後制度がもう少し詳しく発信されてくれば改めた機会にどうそれに対して地方として取り組むかということをお聞きしたいと思いますので、今回はあえての答弁は求めません。それから、農業問題、EPAとかTPPの関係で確実に飼養頭数等の増減目標が出てきます。とにかく相手は生きてる動物のことですから、無理無理に搾り取るわけにいかないんで、やはり適切な設備があって、しかも飼料等が先ほど長雨の影響で今後影響が出るかもしれないというお話もありましたので、例えばもちろんそれを長雨を克服するのは難しいんですけども、やはり牛は確かに乳を生みますが、それに携わる人間にとってもやっぱり労働が過重にならないようにICT化とかスマート農業についての支援についてもぜひ並行して進めるような考え方を持っていただきたいなと思いますが、その辺についてお伺いします。

答弁 産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一(産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長は2019年3月まで)

お答えをいたします。議員のおっしゃるとおり、TPP11とEPAも、TPPが今月、それからEPAが来年2月からということで、非常に心配をされるところであります。そのために、これまで畜産クラスターですとか乳牛の機械化、最新の搾乳ロボット等を入れまして飼養頭数もやはり増やす上で生乳生産量も増えてきております。今後も計画を持っているところがありますから、そういったことでの生乳生産量、それに対する原価につきましても、原価を下げて生乳生産量を上げるということは今後も引き続きということで考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

再質問 13番 青木邦雄

交渉も含めてこれからということなんですけども、ちょっと流れを関心を持って見ていきたいと思います。最後に、水道の関係で管の老朽化率、延長が16万3,000何がしで、うち26%、4分の1以上の4万3,000メートルが既に老朽化対象と。ちなみに、平年ベースで更新の割合というのは何%ぐらい、全国的には1%とか1%下回るとかというので、紋別の場合例えば毎年幾らかずつでも延長をもって更新されていると思うんですが、例えば平成30年度の予算で更新するのは全体の何%ぐらいと考えていいんですか。

答弁 水道部長 加川安明(水道部長は2019年3月まで)

老朽管路の更新化率ですけれども、過去3年間で申しますと、平成27年度で更新化率は、更新延長は1,282メートルで0.79%と。平成28年度につきましては料金改定もさせていただいたということで、布設替延長については2,487メートル、率にして1.52%、平成29年度につきましては布設替延長が3,631メートルで、率としては2.22%となっております。平成30年度につきましても平成29年度と同等の2%前後というふうに考えております。以上です。

再質問 13番 青木邦雄

水道事業独立採算の中で非常に大変だとは思いますけども、やはり私たちの安全・安心を担保するわけですから、ただその更新率でいくと、恐らく残りの12万メートルといったってそれも40年に迫ってくるものもあるわけですからなかなか大変だと思いますけども、やはりあらゆる国からの縛りも出てくると思うんです。民営化は私の考え方では恐らくこういう地方のこの程度の給水人口では多分手を挙げてくる民間事業者がないと思うんですが、やはり広域化ですとか、それから一つは簡水との関係についても、その財源が企業会計に持ってくるといろいろ財政的な支援がないというのもわかりますので、なかなか踏み切れないとは思いますけども、やはりトータルで水道事業そのものの先々をビジョンに沿って的確に進めていただきたいということをお願いしまして終わります。

出典:紋別市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月10日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる