みんなの議会

紋別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月14日

紋別市の農業を取り巻く問題について

2018年9月14日、紋別市議会の一般質問で、喜多俊晴議員が「紋別市の農業を取り巻く問題について」質問し、市長 宮川良一、農政林務課長兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久、企画調整課長 富樫豪志、産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一が答弁しました。

質問者
喜多俊晴 議員
答弁者
市長 宮川良一、農政林務課長兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久、企画調整課長 富樫豪志、産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 喜多俊晴

おはようございます。まず最初に、北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度7の地震が9月6日午前3時7分に発生をいたしました。改めまして、犠牲になられました方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお被災をされ不自由な暮らしをされております皆さんが一日も早くふだんの生活に戻られますことを心からお祈りを申し上げます。この地震に伴い、北海道全域295万戸が停電となり、ライフラインがストップいたしました。もちろん、紋別も例外ではなく、紋別市民においても電気のない生活が突然訪れ、市民生活に大きな混乱を与えました。幸いにも地震の被害はなく、また上下水道においていち早い対応により平常どおりのサービスが行われましたことは幸いしましたが、電気のない中での生活は、信号機がつかない、食料、ガソリンの調達もままならない、暗い中で一夜を過ごす、携帯電話が使えないなど、市民生活に大きな不安を与えました。紋別の基幹産業の第1次産業にも大きな影響が及びました。水産業、林業はもちろんですが、農業、特に酪農にも大きな被害をもたらしました。幸い、紋別以内の酪農家が出荷をしている渚滑にありますよつ葉乳業北見工場は、非常用電源が備わっておりました。この設備が備わっていたのは、道内37乳業工場のうち、よつ葉乳業十勝工場と北見工場の2工場だけであり、紋別の酪農家にとっては幸運でした。しかしながら、乳牛の搾乳は、1日2回定時に行われなくてはならず、全て機械で行われ、また冷却機関にも電気は必須であり、発電機の調達に、農家、農協が必死の思いで奔走し、各企業、役所のご協力もあり、被害を最小限にとどめることができました。紋別市内の酪農家において、昨日の市長からの行政報告にもございましたが、生乳の廃棄はおよそ23トンの損失にとどめることができました。しかしながら、搾乳が12時間近くおくれた農家もあり、乳房炎の発症、乳質の悪化、乳牛の健康状態の悪化、最悪死亡する乳牛もいたり、停電の影響は今後の繁殖や分娩そして生乳生産に大きな影響が及ぶものと考えられ、今回の停電による酪農家の被害は今後の推移を見なければはかれない状況になっております。電気の重要性、我々の生活がどんなに電気エネルギーに依存しているのかを思い知らされた2日間でありました。また、目の前にバイオマス発電所や発電用ソーラーパネルがたくさん並んでいても、非常時には全く機能しない現状も知らされました。市民が安心して住み、経済活動ができるように各関係機関、道、国とも積極的に協議を重ね、真に災害に強いまちづくりに全力で取り組んでいただかなければならないと考えております。本年は、全国的に大雨、台風、地震と、それに伴う想定外の災害が重なるように起きております。災害の少ない紋別の呼び声が、逆に災害に対して疎いまちになっては大変です。今回の災害が、市民一人ひとりの危機管理に対する認識の再確認と行政、企業の危機意識の洗い直しが必要とされることを思い知らされる、そんな大きな教訓としなければならないと考えます。それでは、私はさきの紋別市議会議員選挙におきまして市民の皆様のご支援をいただき、こうして議会に送り出していただきましたことに、この場をおかりしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。私の所属する会派、市民の声の名のごとく、紋別の市民の皆様の声に十分耳を傾け、紋別市政の前進のために4年間全力で取り組まさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。早速、さきに通告しております項目の順に従い、質問させていただきます。生まれて初めての市議会での一般質問でございますので、今回は私の周りの農業問題に絞り質問をさせていただきます。紋別市の農業は、農家戸数は減少する状況ではありますが、特に酪農部門においては昨年も2戸の酪農家が畜産クラスター事業を利用し搾乳ロボットを導入、規模拡大を図り、また新たな大型法人の立ち上げの計画も進んでおります。生乳の生産量も、7月現在、12月から7月の累計乳量において紋別地区では前年対比106.5%、上渚滑地区では103.6%と北見管内、全道の伸び率102.5%を大きく上回る高い伸び率を示しており、生乳生産においては順調に推移をしております。しかしながら、平成30年、本年の気象状況は非常に劣悪なものであり、我々農業者がかつて経験をしたことのないような天候が続いております。特に、6月の半ばから7月の中旬まで続いた低温、長雨、日照不足は、1年の半分の粗飼料を確保する重要な時期に重なり、一番牧草の収穫作業は雨の中行うような状況を余儀なくされ、収穫物の品質への大きなダメージが心配されます。また、7月の下旬にようやく天候に恵まれましたが、牧草の刈取適期を大きく過ぎ、過去に経験のない大幅な刈りおくれとなり、草地の色は茶色に変わり、非常に栄養価が低く、嗜好性の悪い乾燥牧草の収穫となってしまいました。その後、8月も低温の日が続き、2番牧草の収穫にも影響が出ております。また、今年の天候不順は、デントコーンの生育にも大きなダメージを与えており、現在、例年より30センチほど丈が短い状況にあり、9月12日に行われました収量調査では、市内平均で総重量で前年対比74%、種実量、実の量ですが69%と収穫量、栄養価ともに大変心配するところでございます。全道的にもこのような状況であり、ホクレンも生産現場での対策をまとめたリーフレットを全道の酪農家に緊急配付することを決めており、またオホーツクはまなす農協でも代替飼料の確保に動き出しております。しかしながら、平成30年の粗飼料、本年の粗飼料の乳牛への実際の給与は10月以降であり、現在はまだその影響は出ておりませんが、10月以降の牧場経営に大きな影響が出ると思われ、さきの停電の影響も加え、全ての酪農家が非常に心配をしている状況にあります。ここでお聞きいたします。まず第1点、紋別市としてこの状況をどのように掌握しているのかお聞かせください。2点目として、現状ではかなりの影響が予想される中、道、農協との連携を密にし、今後迅速な対応が必要と思われますが、市長の考えをお聞かせください。次に、農作物の鳥獣被害についてであります。今年の4月、5月、6月と紋別公園周辺においてヒグマの足跡騒ぎがありました。また、市内各地で熊の目撃情報も多数あり、6月下旬には上渚滑保育所付近で熊の目撃、捕獲もありました。秋に向かってヒグマによる被害が例年以上に農家の畑にも多数見受けられております。デントコーンの圃場の被害も、本年は通年よりも早くから広範囲に広がっております。本年に限らず、ここ数年住民の生活区域でのヒグマの出没が急速に増加をしているものと認識をしております。エゾシカと車との衝突事故も至るところで起こっており、後を絶ちません。エゾシカやヒグマなどの鳥獣の被害が増大傾向にあり、農畜産物被害だけではなく、住民への被害、命を脅かす危険性もあります。また、ハンターの皆さんの高齢化も心配されるところであります。鳥獣被害、駆除も含め、市としてどのように考えているのかお聞かせ願います。次に、紋別市内における情報通信基盤についてお尋ね申し上げます。現在、紋別市街地には、光回線は整備をされておりますが、上渚滑、中渚滑地区の全域、渚滑地区の一部、藻別、小向、沼の上地区全域においては光回線の整備はされておらず、ADSL回線あるいはISDN回線の利用となっていると思います。これらの地域に住む市民へのサービスの格差はもちろんですが、このことにより、近年搾乳ロボットあるいは繁殖管理ソフト、牛群管理ソフトなど、酪農家に一般的に普及をはじめているツールの使用に大きな支障が出てきております。また、4Gなどの無線回線の利用は、高額の回線使用料の負担が必要となります。西紋地区、つまり滝上町、興部町、西興部村、雄武町の町村内全域で全ての住民が光回線のサービスを受けられる状況にあります。そこでお尋ねいたします。なぜ、光回線の整備において紋別市内の一部が取り残される状況になったのかをお聞かせください。また、今後の対応についての考え方についてご説明願います。次に、農業者の労働力確保に伴う外国人技能実習生の住居問題についてお聞きいたします。酪農家個々の規模拡大に伴い、従業員の雇用が急速に増えております。しかしながら、日本人の労働力は、なかなか確保が難しい状況にあります。それを補う形で、水産加工分野だけではなく酪農分野においても海外からの技能実習生の数が年々急速に増加をしております。JAオホーツクはまなすでは、平成13年の農協合併当初から実習生の受入事業が始まりましたが、紋別、上渚滑地区において、平成26年には13人、平成27年には18人、平成28年には17人、それが昨年、平成29年には34人、本年も26人が各農家に入る予定で、近年急激に増加をしております。現在、紋別、上渚滑地域の21戸の酪農家が、技能実習生を利用しております。外国人技能実習生の増加が全国的な動きであり、それに伴い制度なども変化しております。その中で、実習生の住居に対する施設の基準も細かく示され、厳しくなってきております。従前では、雇用主の住居に同居することが一般的でありましたが、複数人の研修生を雇用する農家が増えてきてることにより、研修生専用の住宅整備が必要となってきております。酪農家は、その作業の特殊性から、早朝から夜まで作業があり、搾乳作業や分娩、疾病の管理などで牧場内にどうしても住居が必要となります。今後、さらに外国人研修生への依存が高まることが予想されます。近隣の滝上、西興部、湧別などでは、宿泊施設の建設に対する行政の支援がされております。紋別市にも新築住宅に対する紋別市認証材活用住宅助成事業などがありますが、産業基盤の下支え、発展の意味からももう一歩進んだ支援が必要と考えております。市の考えをお聞かせいただきたいと思います。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保させていただきます。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

おはようございます。それでは、喜多議員のご質問にお答えいたします。紋別市の農業を取り巻く問題についてであります。1点目の平成30年6月から8月の低温、長雨による農業被害につきましては、市といたしましての現状把握につきましては、網走農業改良普及センター紋別支所等の関係機関と連携しながら情報収集に努めており、一番牧草は6月中旬までは順調に生育し、市内全体のうち5割程度の圃場では適期に収穫できたものの、残りの圃場ではその後の長雨の影響により大幅な刈りおくれとなっております。2番牧草は、7月下旬から8月上旬の高温と干ばつにより生育が停滞しているとともに、これから収穫期を迎えるデントコーンについても悪いところでは2割から3割程度の減収になる可能性があるものと認識しております。迅速な対応につきましては、議員ご指摘のとおり、サイレージの品質低下が想定されることから、農協や普及センターと密接に連携を図りながら粗飼料の成分分析を行うなど、速やかな状況の把握に努めるとともに、対策について協議、検討してまいります。2点目の農作物の鳥獣被害につきましては、エゾシカにつきましては平成26年度以降、毎年平均で約1,600頭の有害捕獲を行っており、被害は減少傾向となっております。一方、ヒグマにつきましては、今年度は例年にも増してヒグマの出没が非常に多い年となっており、捕獲頭数も昨年度の13頭に対し、今年度は既に20頭を捕獲している状況となっております。市では、現在、地元猟友会と連携し、デントコーン畑周辺を中心に市内19カ所に箱わなを設置し、引き続き捕獲に努めているほか、国の鳥獣被害防止総合対策事業を活用し、デントコーン畑等に敷設する電気柵の積極的な導入を図り、捕獲と防除の両面から被害防止に努めております。特に、今年度は、デントコーン収穫が終わる10月上旬までの間、地元猟友会と連携を図り、被害が甚大となっている圃場に集中的に箱わなを設置するほか、圃場パトロールを一層強化し、圃場に被害を及ぼしているヒグマの排除に全力を挙げて取り組んでいるところであります。市といたしましては、地元猟友会の高齢化や人材が不足している状況を踏まえ、狩猟技術者養成事業を昨年度から実施しており、新たに3名の若手狩猟技術者が誕生し、この3名の技術向上支援を行い、担い手の育成に取り組んでおります。今年度も新たな免許取得者が数名予定されており、さらなる事業の推進に取り組んでまいります。また、来年度に向けては、地元猟友会の見回り業務等の効率化を図るため、通信機器等で遠隔監視が可能なICT箱わなの導入検討や地域関係者が一体となった野生鳥獣被害防止対策の構築に向け検討を進めてまいります。3点目の紋別市内における情報通信基盤につきましては、西紋5市町村のうち本市のみが市内全域の光回線が利用可能な状況になっていないことにつきましては、他の4町村におきましては、平成21年度補正予算により国が創設した臨時交付金制度を活用し、光回線の整備に取り組まれたと伺っております。この臨時交付金は、国が定める緊急経済対策の趣旨に沿って地方公共団体が作成した実施計画に基づく事業に対し国が交付金を交付することで地方の活性化やインフラ整備等の速やかかつ着実な実施を図ることを目的として創設されたものであります。本市では、臨時交付金の活用に当たり、平成21年度の時点において、地域や団体などからの光回線の整備要望がなかったことや道内または管内における光回線の整備状況などを踏まえ、当時の政策判断として農林基盤整備、道路・河川改修整備、観光関連施設整備、福祉・教育施設整備などを優先したものであります。今後の対応につきましては、現状本市において光回線が未整備の各地区は、有線のADSL回線より高性能な4GLTEによる無線ブロードバンド対応が可能な地区となっており、搾乳ロボットや管理ソフトを使用できる環境は整っていると認識しております。国内の動きとしては、速度や容量において4Gを大きく上回り、安定性においても光回線と遜色のない次世代通信規格5Gの研究が進められていることから、導入に当たっては都市部に偏ることなく産業基盤整備の観点から地方においても高性能な無線通信体系整備の充実について管内期成会などを通じ国や北海道に対し要望を行っており、さらに市単独においても地元選出の国会議員、道議会議員等を通し要請を行っております。今後も通信事業者等も含め整備の必要性について引き続き強く要望してまいります。また、価格面では、一般的には無線通信のほうが負担は大きくなる傾向にありますが、現在総務省の審議会において携帯電話利用料金の引き下げが議論されていることを踏まえ、その推移を注視するとともに的確な情報収集に努めてまいります。4点目の農業者の労働力確保に伴う外国人技能実習生の住居問題につきましては、本市の基幹産業である農林水産業は、市内での人材確保に大変苦慮している状況にある中、水産加工業を中心に現在300人を超える外国人技能実習生の受け入れが行われ、このうち酪農の現場では約50名が技能実習に取り組んでおり、本市農林水産業振興の一翼を担っております。その外国人実習生を受け入れるための住宅整備につきましては、受入監理団体または受入事業者、個々の責務として整備されることが基本であると考えております。近隣町村における行政支援の実態は、農業施策として支援しているものではなく、人口減少対策として実施する住宅建設助成等を農業分野にも適用させて支援しているものと伺っております。本市におきましては、同様の施策として森林認証材活用推進事業を実施しておりますことから、本事業の活用を推進してまいりたいと考えております。また一方で、外国人技能実習生は、本市農林水産業の維持、発展に欠かせない存在であることから、外国人実習生の住環境の改善につきましては、早急に関係団体と協議してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきます。

再質問 9番 喜多俊晴

それでは、幾つか再質問をさせていただきます。まず、鳥獣被害についてですけれども、今ご答弁をいただいた内容でぜひ前向きに進めていただきたいというふうに思いますが、現場を歩いていますと、やはり春熊の駆除というものに対するものが本当は有効なんだよねというふうな意見がございます。この点についてどのようにお考えを持っていらっしゃるかお聞かせください。

答弁 農政林務課長兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久

お答えいたします。ヒグマの駆除につきましては、北海道のほうが許可をするということでございますけれども、春熊の駆除につきましては平成元年以来中止をされているということでございます。この理由といたしましては、ヒグマにつきましてはどちらかというと保護のほうに重点を置いているということで、春熊の駆除を行ったことによって生息数が急激に減ったということもございまして、それを抑制するために平成元年から現在も中止をされているということでございまして、北海道のほうとしては再開をするということは考えていないというような論調になってございます。ただ、私ども紋別市もそうですけれども、ヒグマの被害、特に出没も多いですし、農作物の被害とかという部分も非常に多いという部分もございますので、この部分につきまして関係者などと連携をしながら、まずは北海道のほうにまた私どもの状況を伝えて、春熊の駆除の部分についてまずは実情を訴えていくことから始めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

再質問 9番 喜多俊晴

ただいまのご答弁でございましたけれども、ぜひとも前向きな検討をいただくような支援、要請を道のほうにしていただきたいなというふうに思います。町場にいるとなかなかわからないかもしれませんけれども、田舎にいますと本当に家の裏でがさがさいってるな、あっちでふんがあるな、こっちで足跡があるなというのがここ数年顕著に増えてきております。そこには子供もいます、老人もいます。そういう現場、こういう流れは、やっぱり大きな一つのステップを踏まないと流れは変えられないというふうに思います。エゾシカについても、かなり一時期大変な状況ということで全道的にもいろんな動きがあった、その中で紋別市としましても報償金を上げたりとか、いろんな形での対応それから鹿柵、電牧柵の普及もそうですけれども、一定程度の効果があるということが今市長からも言われましたけれども、ヒグマについても現状のやり方だけではなくて、もう一歩進んだ効果のある方法をとっていかなければ、気がついたときには市民に大変なことが起きるということがあってはならないというふうに思いますので、そういう観点からも道に対しての働きかけも含めてぜひ行っていきたいと思いますが、市としての見解をお聞きいたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

本当に今は農業被害がありますけれども、これがまたそれがいいということではなくて、人的被害にまで及ぶということになると大変なことでありますし、また今年は上渚滑の市街にも出没したという事例もあります。本当に地方にとって大変な状況だなというふうに思っておりますので、1市だけではなかなか力強い声になりませんので、西紋あるいは管内期成会あるいは全道市長会等の中でも話題として上げていくことによって、もちろん業界の皆さんとも力を合わせながら道あるいは国のほうにも積極的にこの対策について要望、春の駆除も含めて何が有効なのか、それをしっかりやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 9番 喜多俊晴

ただいまの件は本当にそのとおりでございます。ぜひ、力強く進めていただきたいなというふうに思います。次に、情報通信基盤についての中でですけれども、市長の答弁の中で、現状は何とかうまくいってるよというようなニュアンスのご答弁だったかと思いますけれども、やっぱり搾乳ロボットの中にはそういう無線通信システムに対応していないもの、あるいは無線通信システムもメーカー、各事業所ごとにあるいはサービスごとにエリアが限られてるという問題もございます。たまたま今はネットで探してきたこのものがうまく使えてるけれども、これがいつどうなるかもわからないと、だから不安なんですという声も聞いております。必ずしも有線のADSLとかISDNにかわってその無線が非常にうまくいってるということではないというのも実態としてございますので、まずそれをご報告させていただきます。その中で、この通信網の問題は、日進月歩どんどん進んでいくのではあるかと思いますけれども、ある地域だけが地域のサービスの低下で格差があるということがないように、市民がなるべく同じサービスを受けられるように対応していかなければならないというふうに思ってございますので、その点について再度質問させていただきます。よろしくお願いします。

答弁 企画調整課長 富樫豪志(企画調整課長は2020年3月まで)

お答えいたします。光回線の部分に今後かわるというか、あわせて研究が進められている5Gの無線環境という部分がございます。この部分の整備につきましては、2020年を境に導入を促進していくというような動きで今国を中心に動いていると思います。この部分は、有線でのブロードバンド環境がおくれている酪農地域、農村地域の部分について大きな希望というような形になってくると思いますので、これがしっかりと都市部だけではなくて農村地域においても普及されるように実現されるまで我々も課題意識を持ってそれに対してしっかりと必要な対応を講じてまいりたいと、このように考えております。以上でございます。

再質問 9番 喜多俊晴

農業者だけの問題ではありません。上渚滑にも一般市民がたくさんいらっしゃいます。小向、沼の上、藻別地域ももちろんそうです。全ての市民が同じサービスを受けられるのが、これが理想だと思います。ただ、なかなか現実にはそうはいかないのかなというふうな部分では承知をしておりますけれども、そのような部分においてそういう方向に少しでも前に進める、迅速に進めるという形で取り組んでいただければというふうに思います。最後に、外国人技能実習生の住居問題についてでございます。市長答弁のとおり、各滝上、西興部あるいは湧別ももともとは町民のあるいは村民の住居問題に対する補助事業ということで、それがそういうニーズの中でそれを利用して従業員の住宅の確保というところに広がっていってるというのは実態、それはもう市長のおっしゃるとおりでございます。ただ、紋別市が今掲げております事業といささか金額に大きな開きがあります。今、金額の話をするのではなくて、やはり私が先ほどお願いをいたしました産業発展、産業の下支え、そういう見地からこの問題について個々の事業者が整備をすべきであるということで終わらせることではなくて、きょうここで結論はもちろん出ないのは十分承知をしておりますけれども、今後に向けて議論ができる、そんな場を、そういう進め方を私は行政側としたいというふうに思っております。このことについて、一言で個々で整備をしてくださいということで切り捨ててしまうのか、そこを再度ご質問させていただきます。

答弁 産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長 徳正修一(産業部長兼木質バイオマス火力発電所推進室長は2019年3月まで)

お答えをいたします。紋別市内には、もう既に水産業、林業そして農業で外国人技能実習生の方がおります。やはり、産業として生活環境をどうやって整備するのかと、それは住宅だけではなくていろいろな面で今考えていかなければならないのではないかというふうに考えております。また、在留資格が新設される5業種もありますので、今後そういったことで広がりということも当然想定されますので、農業の技能実習生だけではなくて全体としてどうやって紋別市民として暮らしていっていただけるかと、そしていい印象を持って帰っていただくと、そういうことを念頭に置いて関係機関と協議をしていきたい、そういうふうに考えております。以上です。

再質問 9番 喜多俊晴

ただいまの答弁のとおりだというふうに思います。しかしながら、我々が一番苦労しているのは、彼ら彼女たちが車の運転ができないということなんですね。もちろん、自転車でもいいんですけども、冬場はどうでしょうかと。民間のアパートはもし我々が利用できれば、わざわざ何百万円もあるいは何千万円もかけてベトナム人の研修生のために住宅を用意するなんてことは本来しないんですよ。それよりも、自分の住宅建てたほうがいいですよね。それをあえてそうしている状況というのは、先ほども質問の中でお話しさせていただきましたけど、やっぱり農業の特殊性というところですね。僕のところも紋別市内のアパートで住んでいただけるんであればもうそれにこしたことはありません。ただ、そこのところがそうはいかないという特殊性を持っているという中で、この問題について産業全体で考えるという部分、もちろん必要だと思います。ただ、その特殊性も鑑みながら今後ご議論する窓口としてご相談をさせていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょう。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

外国人の実習研修生というのは、これから各産業、あるいは先ほど部長から言いましたように在留資格等の関係で業種も増えておりますので、福祉も含めてこれからそれを視野に入れてまちづくりも進めていかなければならないというふうに思っております。そんな中で、住居環境の整備というのは、当初、こう言っては何ですけれども、実習生が来られた当時から見るとかなり環境のほうはよくなってきている、水産加工場のある加工場では独自にアパート形式で建ててるとか、そういうことも進んでございます。そういう部分では、やはり外国の実習生の方々のプライバシーを守る部分についても重要だというふうに思っております。ただやはり、それぞれの産業の就業関係の違いもありますし、また、これはいわば職員住宅と同じような考え方にもなろうかなという、外国の方だけ優遇されて、普通の会社の住宅はどうなんだとか、いろんな見地から検討しなければならないというふうに思っておりますけれども、しかし今、私どもの総合戦略の中でもこの外国人実習生を含め就労の関係については積極的に取り組んでる施策でもありますので、これ議員の皆様ともしっかり議論をしながら業界の皆さん含めてこの方向性をやっていかなければならないというふうに思っておりますので、その点でよろしくお願いいたしたいと思います。

再質問 9番 喜多俊晴

ただいまご答弁いただきましてありがとうございます。私もこれから現場の声をきちっと集めて、そしていろんな形でご相談をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。これで質問を終わります。

出典:紋別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月14日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる