みんなの議会

紋別市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月11日

(1)北朝鮮の弾道ミサイル発射について/(2)株式会社紋別観光振興公社の今後について/(3)北海道プロモーション・イン・ホーチミンの成果について/(4)市内Wi-Fi環境について/(5)性的マイノリティの方々への対応について

2017年9月11日、紋別市議会の一般質問で、横内寿治議員が「北朝鮮の弾道ミサイル発射について」「株式会社紋別観光振興公社の今後について」「北海道プロモーション・イン・ホーチミンの成果について」「市内Wi-Fi環境について」「性的マイノリティの方々への対応について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、観光交流推進室参事 山本隆博、商工労働課長 高橋秀明が答弁しました。

質問者
横内寿治 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、観光交流推進室参事 山本隆博、商工労働課長 高橋秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 横内寿治

私は、市政会の一員として通告した内容に沿って質問をさせていただきます。さきに質問されました山中議員と重複するところがありますが、そのまま質問をさせていただくことをご了解ください。まず、北朝鮮の弾道ミサイルの件でお聞かせ願います。8月29日早朝に北朝鮮によりミサイル発射を知らせるJ-ALERTが鳴り響きました。一瞬、何事かと思い驚きましたが、慌ててテレビをつけ事の大きさを知ったところでありました。訓練とは違い実際にどのように行動していいものやら困惑いたしました。幸いにも被害の出ることはなく安堵いたしましたが、このような暴挙に怒りが込み上げてまいります。今後もこのような事態が起こる可能性は否定できず、改めて災害だけではなくこのような事態にも対応できるように準備が必要と感じたものです。そこで1点目は、北海道ではホームページで弾道ミサイル落下時の行動についてとお知らせを載せ、緊急情報が伝達された直後にとるべき行動を示しております。そして、弾道ミサイルが本道に落下する可能性がある場合は、消防庁から携帯電話、スマートフォンに弾道ミサイルの発射情報や避難を呼びかける内容のメール、以下エリアメール、緊急速報メールが配信されることになっていますとありました。しかしながら、今回のJ-ALERTを使った警報発信に関して各地で情報伝達がうまくいかないトラブルが発生いたしました。当市においては、登録者に配信されるメールが届きませんでした。訓練ではなく、実際の場面でこのようなトラブルが発生したことは残念であります。その日の午後からテストメールが配信されてきましたので、トラブルが解消されたものと思いますが、なぜこのような事態が起こったのか、またどのように復旧対応をされたのかお聞きいたします。2点目として、弾道ミサイルの落下時の対応について、政府や北海道がテレビやさまざまなメディアを通じて広報しておりますが、当市のホームページなどでは庶務課の新着情報として4月28日に掲載されておりました。今回の状況を考えてもトップページに大きく表示をし、市民に対して常に注意喚起をする必要があると思いますが、この点についても考え方、今後の対応についてお知らせください。次に、株式会社紋別観光振興公社の今後についてお聞かせ願います。先月末に、一般社団法人紋別観光協会が会員多数の賛同のもと株式会社紋別振興公社との業務統合と、これに伴う一般社団法人の解散が決議されました。また、株式会社紋別振興公社においても臨時株主総会が開催され、観光協会との業務統合、社名の変更などの議案が可決され、9月1日から正式に株式会社紋別観光振興公社として当市の観光が新たにスタートしました。こうした業務の統合は、道内をはじめ全国的にも珍しいケースではないかと思います。第三セクターとはいえ、株式会社でありますので常に経営感覚を持ちながら事業を進めていくことは当然のことではありますが、旧観光協会が長年にわたり築き上げてきた市民や関係団体とのきずなもかけがえのない財産として引き継がれていくものと思います。そこで、今後の紋別の観光のかじ取りを担う株式会社紋別観光振興公社について何点かお聞きいたします。1点目は、これまでANAグループの一員として航空サービスの地上業務を担うとともに、地域住民の旅行手配、気象観測や消防などの空港関連業務、市内公園の維持管理の業務に携わってきた紋別振興公社がどのような組織体制、どのような業務内容、そして会社を支える株主や役員の構成はどのようになるのかお聞かせください。2点目は、市民と観光についてお聞きします。旧観光協会では、200名を超える市民の方々が会員として協会に加盟されておりました。会員の方々は、さまざまな場面で観光に対する意見や意思表示が示されてきたと思いますが、今後市民の方々とのかかわりについてどのようにお考えなのかをお聞かせください。3点目は、行政の支援についてお聞きいたします。当市は、旧観光協会の運営に係る人件費や事務費、また港まつり、流氷まつり、グルメまつりなど大きなイベントの開催時には実行委員会に対し運営を支援してきました。今までの一般社団法人とは違い、株式会社として利益優先、独立採算が基本であると思いますが、こうした行政からの支援について今後どうされるのかお考えをお聞かせください。最後に、今後の当市の観光についてお聞きします。株式会社紋別観光振興公社は、今後当市の観光の牽引役、かじ取り役として第一線でその業務に携わっていくわけではありますが、当市の観光の方向性について改めてお考えをお聞かせください。次に、先月8月8日にベトナム、ホーチミンで開催された北海道プロモーション・イン・ホーチミン・シティーについてお尋ねいたします。北海道は、経済成長が著しいベトナムとの交流を深め、観光や人的交流を促進しようと取り組んでおります。当市の取り組みはそれ以前からで、ベトナムにおける紋別市の認知度も高まっていると聞いております。また、ベトナムだけではなく、タイやインドネシアにおいても積極的な活動をされ、一定の成果を上げているのではないかと思います。独自に開拓してきた今までを考えますと、後発の北海道の事業に便乗することは存在が薄くならないかとも心配するところであります。そこで1点目として、参加に至った経緯とその目的を知らせてください。また、催しの内容についても付せてお願いいたします。新聞等では、初日は道の関係機関のプレゼンテーションで、交流会ではブースがつくられ、2日目に観光プレゼンテーションが他の市とともに行われたとありました。その催しの内容について少し説明をいただければと思います。また、2点目はその成果についてですが、即出てくるのものではないので評価しづらいとは思いますが、どのように感じたかをお知らせください。最後に、今後の東南アジア諸国に対する活動についてどのように進めていくのかをお知らせください。次に、市内のWi-Fi環境についてお聞かせください。何度か議会でもこの件については質問がされておりました。インバウンド観光客にとってのインフラとしての無料Wi-Fiサービスですが、国としては東京オリンピック・パラリンピックがあることから、地方に対してもその整備促進を促し、支援も行っているところであります。1点目ですが、市内のWi-Fi環境の整備については平成28年1月をめどに、オホーツクタワー、海洋交流館、とっかりセンター、流氷公園花のサロンなど、順次整備を進めることとなっておりました。そこで、現在の市内公共施設及び観光施設について整備状況をお知らせください。2点目、また平成28年度ははまなす通りのWi-Fi環境の整備を行いましたが、整備後の検証はなされたのでしょうか。なぜなら、はまなす街の方から、その接続状況がよくないとの意見があり、自前で設置をしている店もあると聞いております。現在、はまなす通りの各交差点に計3カ所機器を設置していると聞いておりますが、その電波の届く範囲は通常直線距離で100メートルから250メートル程度だと思いますし、建物の構造などから利用できない場所も多数発生するものと思います。ただ、その解消に向け、再度機器の設置台数を増やす等だけでは解消はできませんし、ポケットWi-Fiの普及や他の要因によってその整備手法は変化していきます。3点目として、今後は各個店のWi-Fi環境整備に対する補助等をすべきと思いますが、ちなみに現在の商業環境整備促進事業では投資額50万円以上で、補助率10%となっており、利用できません。新たな小規模の環境整備に対しての補助制度を整備すべきと考えますが、いかがでしょうか。次に、性的マイノリティーの方への対応についてです。2015年、東京都渋谷区では、渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例、同性パートナーシップ条例を制定いたしました。また、札幌市では、本年6月1日より性的マイノリティーに係るパートナーシップの宣言制度を開始いたしました。その他、この同性パートナーシップ制度は、東京都世田谷区、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、沖縄県那覇市でも導入されております。現在日本では、同性カップルの婚姻は合法化されていませんが、婚姻関係を認められたいと願う同性カップルは多数います。なぜなら、同性カップルの婚姻が合法化されていないことで病院での面会が家族でないために断られたり、アパート等の賃貸契約が結べなかったりなど、さまざまな弊害があります。同性ではあれ、その人を思う気持ちは異性間の場合と何も変わりません。統計では、人口の13人に1人の約7.6%の性的マイノリティーがいると聞いております。国際オリンピック委員会は、五輪憲章で性的指向による差別を禁じていますし、最近は企業による性的マイノリティー支援や差別を禁じる法整備を目指す動きも出てきております。パートナーシップ制度には、法的効果はありませんが、性の多様性を尊重する取り組みとして自分たちの存在を認めてほしいとする当事者の気持ちを受けとめるものであると札幌市では位置づけ、お互いの個性や多様性を認め合い、誰もが生きがいと誇りを持つことができるまちの実現を目指すとの、その趣旨が書かれています。しかし、法的効果がないと言いながらも、例えば渋谷区の場合、パートナーシップ証明書を持つ同性カップルが賃貸契約時に拒否されることがあった場合、拒否をした事業者に対し是正勧告が行われ事業者名が公表されるそうです。このような動きは今後も広がっていくことと思いますし、そのような差別のないまちを目指し、紋別市も取り組みを始める時期ではないかと思います。そこで1点目として、まず当市としてのその情報収集から始めていただきたいと思いますし、現状ではその方々の相談窓口を設置することは難しいとは思いますので、例えば札幌市のLGBTほっとラインが設置されておりますので、その紹介や、札幌市に協力を求める等で対応されてはいかがなものかと考えます。2点目、また近い時期にパートナーシップ宣誓制度の導入も検討されてはどうかと思いますが、お考えをお聞かせください。そして最後に、学校生活での問題です。性的少数者、LGBTを対象にした調査で、半数以上が学校生活でいじめを経験し、うち7割近くが先生はいじめの解決に役立たなかったと思っていることが明らかになりましたと本年3月にある新聞で報道されました。この調査は、ライフネット生命保険の委託により宝塚大看護学部の教授が実施したそうで、インターネットを通じて全国の10歳から94歳の性的少数者から回答を得たそうです。回答の総数は約1万5,000人に上り、性的少数者を対象としたアンケートとしてはこれまでで最高規模だそうです。また、文部科学省が2015年、全国の教育委員会などに対して性的少数者の児童生徒へのきめ細かな対応を求める通知を出し、本年国のいじめ防止対策協議会が国の基本方針に性的少数者のいじめを防止するための教職員の理解を促進するよう求める改定案を了承したとも聞いております。そこで、当市の教育現場ではどの程度現状把握がされているのか、また実際に生徒からの相談があったのか、そして現在どのように対応しているのかをお聞かせください。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、横内議員のご質問にお答えいたします。初めに、北朝鮮の弾道ミサイル発射についてであります。1点目のJ-ALERTのメール送信システムのふぐあいの原因と対応につきましては、さきに山中議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目の市民に対する周知につきましては、議員ご提案のとおり市ホームページのトップページから弾道ミサイル落下時の対応についてのページへアクセスできるよう改善を図っております。次に、株式会社紋別観光振興公社の今後についてであります。1点目の組織体制等につきましては、これまでの旅行、空港、公園管理、気象、消防、総務に加え、観光事業課を新設するとともに、公園管理課を公園事業課とし、北海道立オホーツク流氷公園などの指定管理業務を円滑に行うことといたしました。また、人員につきましては、旧観光協会職員を観光事業課に配置するとともに、市といたしましても市職員を派遣したところであり、より効率的に観光施策に取り組めるよう、観光交流推進室の体制について今後見直しを行ってまいります。業務内容につきましては、従来振興公社が行ってきた航空運送業務や公園管理などの受託事業に加え、これまで観光協会が担ってきた業務を主に観光事業課が継承し、イベントの開催支援や宣伝事業、広域観光の取り組みを行ってまいります。さらに、国の進めるDMO候補法人への登録を目指し、観光振興公社が本市の観光地域づくりを担うべく、観光に携わる多様な方々との連携を図りながら戦略的な情報発信やプロモーション活動を行うとともに、国内外の観光客に対し、物販や着地型旅行商品の造成、販売、ランドオペレーター業務の実施などによる収益を重ね、安定した運営資金を確保し、着地型観光のさらなる推進に努めてまいります。役員構成につきましては、さきの山中議員のご質問にお答えいたしましたとおり、市内の観光関係者の方々に役員として経営に参画していただき、市民と行政が一体となって新しい紋別の観光を進めることができる体制を構築してまいります。また、新会社につきましては、さらなる事業拡大に向け、株式の発行数や株主体制などについて早急に協議してまいります。2点目の市民と観光のかかわりにつきましては、これまでのイベント開催時と同様、市民の方々のご協力をいただきながら実行委員会を組織し、各種イベントを行っていく予定でありますが、時代に即したイベントのあり方について実行委員会をはじめ関係者の方々との話し合いや検証をともに行い、柔軟に対応してまいりたいと考えております。3点目の行政の支援につきましては、観光振興公社はみずからの利益を追求すると同時に、公的な役割も担うという二面性を有していることから、地域全体に効果をもたらす公共性、公益性の高い事業につきましてはこれまで同様、行政が一定の支援を継続してまいります。4点目の本市の観光の方向性につきましては、これまでも述べているとおり、観光の取り組みを進めるためには新たな組織が民のスピード感と官の信頼性を十分発揮し、スケールメリットを生かした観光をトータルで対応できる一元化されたDMO組織が必要であります。今後は、国や北海道の観光戦略と歩調を合わせ、本市のみならず周辺の地域と連携しながら観光資源をさらに磨き上げ、国内外から多くの観光客を呼び込み、観光を一つの産業として確立し、市内経済の好循環をつくり、その潤いが感じられる観光地域づくりを進めてまいります。次に、北海道プロモーション・イン・ホーチミン・シティーの成果についてであります。1点目の参加に至った経緯と目的、内容につきましては、北海道は訪日需要の多い東南アジアの中で経済成長が著しく、今後の発展が期待できる国としてベトナムをターゲットに知事みずからがトップセールスを行い、食や観光をはじめ、工芸品、物づくり、技術、IT、文化などの幅広い分野において北海道のブランドイメージの向上や道産品の販路拡大、観光インバウンドの促進など、ベトナムとの経済交流の発展のため、今回のプロモーションを主催し、各市町村や観光協会への参加要請があったものであります。本市は、海外旅行会社と連携した独自の取り組みによる外国人観光客の誘客やベトナムからの短期語学留学、旅行会社社員の研修の受け入れなど、ベトナムとの縁が芽生えてきたところであり、さらに認知度を高めるために担当職員を参加させたところであります。プロモーションの内容は、地元政府や企業、団体の関係者約250人を招き、3部に分けて開催されたもので、最初のビジネスミーティングではベトナム政府や金融機関など、現地の関係機関より北海道から進出する企業へのビジネス支援体制の説明や北海道からの進出した企業の事例報告が行われ、次のトップセミナーでは北海道知事、北海道観光振興機構、釧路市長からのプレゼンテーションのほか、現地企業による日系企業との連携について発表が行われ、その後現地企業、旅行会社、メディアなど参加された方々との交流、意見交換の場となる交流会が開催されております。交流会では、道内企業を含め18ブースが設置され、本市はパソコンでの動画放映やポスター展示、パンフレット、ホタテ貝柱の配布などを行い、流氷、花、食など、当地域の特色をPRしてきたところであります。また、翌日には、北海道観光振興機構の主催による北海道観光セミナー・商談会が開催され、主催者による北海道全般のプレゼンテーションのほか、本市、釧路市、登別市がそれぞれ地域の観光や産業などを個別に紹介し、その後旅行会社の方々と商談を行ったところであります。2点目の成果につきましては、ベトナム最大の旅行会社から早速ツアーの造成を前提とした資料の請求があったほか、他の旅行会社からも視察の問い合わせがあるなど、一定の手応えを感じたところであり、旅行会社だけでなく政府機関、企業、団体等に当地域の特色を直接アピールすることができたことは、認知度を高める上で非常によい機会であったと考えております。3点目の東南アジア諸国に対する今後の活動につきましては、ベトナムをはじめタイ、インドネシアなどの国々を中心に観光客の誘客活動を継続するとともに、外国人就業者の受け入れや紋別産品の輸出など、経済交流を含む幅広い取り組みにチャレンジし、交流人口の拡大や経済の活性化に努めてまいりたいと考えております。次に、市内のWi-Fi環境についてであります。1点目の市内公共施設や観光施設の整備状況につきましては、議員お示しの観光施設のほか、産業研修センター、バスターミナル、オホーツク紋別空港ターミナル、はまなす通りの屋外スポットに整備しており、北海道の施設におきましても流氷科学センター、流氷公園あおぞら交流館に整備されるなど、国内、国外の観光客を問わず利用可能となっております。2点目のはまなす通りのWi-Fi環境の設置後の状況につきましては、市では紋別を訪れる国内外の観光客を飲食店街や商業施設等へ誘導することを目的に、飲食店や土産店を中心に195店舗を紹介した多言語デジタル案内サイト「まるごと紋別」の開設にあわせ、はまなす通りの交差点3カ所にWi-Fiスポットの設置を昨年度行ったところであり、はまなす通りを訪れた方を店舗まで案内できることを主な目的として、屋外の交差点付近に設置しており、店舗内での通信は本来想定していないことから、通信環境に限界があるのが実情であることをご理解願います。3点目の小規模の環境整備につきましては、議員ご指摘のとおり、Wi-Fiの設置につきましては、現在施行されている商業環境整備促進事業補助金では、改修など他の工事にあわせ施工した場合、50万円を超えることで補助対象となりますが、単独工事の場合、附属品を合わせても5万円程度となることから、各個店でのサービスの一環と捉えていることでご理解を願いたいと思います。次に、性的マイノリティーの方々への対応につきましては、議員ご指摘のとおり、近年の民間調査によりますと、我が国では人口の約8%の割合で存在しており、これらの方々は周囲の理解不足による誤解や偏見、さらには自分たちの存在が公に認められていないことを感じているとされております。一方、国の男女共同参画基本計画におきましては、性的指向や性同一性障害を理由として困難な状況に置かれている方々が安心して暮らせる環境整備を進めることを基本的な考え方に位置づけております。このような状況を踏まえ、今後地元の法務局や紋別人権擁護委員協議会などとの連携を図り、人権尊重の観点から性的マイノリティーに関する啓発活動の推進、相談窓口の周知等に努めるとともに、パートナーシップ宣誓制度等の導入につきましては市民ニーズや国等の動向を参考にするなど、今後の研究課題とさせていただきます。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、横内議員のご質問にお答えいたします。性的マイノリティーについての教育現場での認識と対応についてでありますが、これまで市内小中学校で実施しておりますいじめ実態調査などで、性同一性障害等に関する内容は見受けられず、教師等への相談もありません。しかしながら、親にも打ち明けず1人で悩んでいる児童生徒がいる可能性は十分に考えられます。各学校では、文部科学省及び道教委作成の教職員向け資料を配付し、校内研修を行っております。今後も市教委では、学校での校内研修開催等を推進し、教職員の認識を深めるとともに悩みを抱え、困っている児童生徒に適切な対応ができるよう、教職員やスクールカウンセラー、いじめ相談電話等、相談窓口の充実に努めてまいります。以上、答弁といたします。

質問 6番 横内寿治

ありがとうございました。何点かちょっとお聞きさせていただきたいと思いますけども、J-ALERTの問題とかメールの話ですけども、今これはもうすぐ取りかかっていただけるということで、多分議会終了後にはもうすぐ直っているという認識でもよろしいですか。いいですか。ありがとうございます。それでは、観光振興公社の件です。何だかもうかる観光、それからもうからない観光というような言葉がずっとひとり歩きしちゃったのかなという気がしてしまいます。恐らく、僕の捉え方としては、持続可能な成長型の観光振興を目指したというような感覚で僕は捉えていきたいなと思っていたんですけども、このあたりがちょっとどういうふうにしてつながったのかわからないんですけども、丁寧に今後も時間をかけながら、そのあたり理解を得るように努力をされて進めていっていただきたいなと思っております。1点だけ、事業のシミュレーションについて、観光振興公社の今後のシミュレーションというか、多分ある程度は検討されていると思うんですけれども、どのくらいをめどにしながらシミュレーションを考えられているのかなと、いつぐらいまでできるのかなということなんですけど、何かそのような予定があればちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 観光交流推進室参事 山本隆博(観光交流推進室参事は2019年3月まで)

お答えいたします。お尋ねの件につきましては、年内すなわち第4回定例会をめどに何とかそういったものをお示しできるように今後進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 6番 横内寿治

どうかよろしくお願いしたいと思います。ベトナムの件ですけども、今一生懸命やっていただいてるし、その他の東南アジア諸国についても一生懸命やっていただいているもんですから、本当に埋没しないで、この紋別色をより出して今後進めていっていただければなと、そのように思っておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。Wi-Fiの件なんですけれども、今ご説明ありましたとおり、各店内で利用するというのは検討してはいなかったということですので、ちょっと僕らの捉え方が若干違ったのかなと思いますので、その点については理解をしたつもりで、理解していきたいと思っております。個別の助成については、このWi-Fiの件だけではなくて、そのWi-Fi環境を利用したものということで今ちょっとお話ししたんですけども、多分これからは外国語対応だとかいろんな方法が新しいいろんな機器の導入がこれからも進んでいくと思うんですね。Wi-Fiを使わないでいくウェアラブルの翻訳機とか、昨日ちょっとテレビでやってましたけど、そういうものの導入だとか、これからもたくさんのものが出てくると思うんですね。そういう細かいものも含めて今後その助成のあり方というのを考えていっていただければなと思いますけども、いかがでしょうか。

答弁 商工労働課長 高橋秀明(商工労働課長は2022年9月まで)

お答えいたします。今、議員ご質問のとおり、翻訳機等々出てきているのも我々も把握しております。確かに、現時点では翻訳機のほうがちょっと高いのかなという感じはしておりますが、Wi-Fiとの連携ということで翻訳機のほうも対応していくのかなというふうに考えておりますので、そこら辺、はまなす街、商店街等々のニーズも含めて考えていきたいと考えております。以上です。

質問 6番 横内寿治

どうもありがとうございます。最後です。性的マイノリティーの件の質問を今回させていただきました。なかなか非常に難しい問題で、取り上げるほうも非常に悩んだところがあるんですけども。私の知り合いにもこの方々が多くいらっしゃいます。そういうお話を聞くことが多々あったもんですから、どっかでちょっと質問させていただきたいなと思っておりました。市長は、所信表明の中でも、年齢や性別、障害の有無や国籍などにかかわらずこのまちに暮らす誰もが活躍し、輝くことのできるまちづくり、心豊かに幸せを実現できるまちづくりを進めていきたいということでお話をされておりましたし、男女共同参画の中でも性別を理由とした固定的な役割分担意識などジェンダーにとらわれず意識を解消することが必要ですとあります。我々が思う以上に、多分多くいるんだろうなと思っております。本当に家族にも言えないで悶々と1人で悩んでいる方、たくさんいると思っております。何とかそういう方々の少しでも助けになるような役割を市でも担ってほしいし、そういう環境を受け入れる紋別市にこれからもなっていってほしいなと思っております。今、特に学校の場合は集団行動が多いもんですから、修学旅行とかそういう中でも、同じ部屋に泊まるのは非常に苦痛だと思っている方々もたくさんいらっしゃいますし、一般の社員旅行とか社会生活の中でも一緒の部屋にはいられないから自分で個室をとって泊まると、そういう方々も実際にいらっしゃいますので、そのあたりを十分酌んでいただいて取り組んでいただきたいなと思っております。今、生命保険会社では、生命保険の受取人にこのパートナーシップ制度の宣言した人を対象にすることを取り組んでるし、そういうふうに変えたところもございます。また、携帯電話会社も、これについて家族割の対象にしたりとか、こういう対応がどんどん今広がっていっておりますので、そういうものもこれからどんどん、社会の中ではそういう方々に対応する社会に変わっていくだろうと思います。ぜひ紋別市でも、大変難しい問題だしデリケートな問題だとは思っておりますけども十分その辺検討して、多岐にわたるところですので非常に難しいとは思いますけどもどうかよろしく対応をお願いしたいと思います。今回の再質問はこれだけで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:紋別市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月11日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる