紋別市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月13日
(1)地域産業の現状や課題、地方創生総合戦略など/(2)観光産業の振興と活性化、紋別空港について/(3)総合計画と人口ビジョン/(4)自殺対策基本法の改正について
2016年6月13日、紋別市議会の一般質問で、青木邦雄議員が「地域産業の現状や課題、地方創生総合戦略など」「観光産業の振興と活性化、紋別空港について」「総合計画と人口ビジョン」「自殺対策基本法の改正について」について質問し、市長 宮川良一、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、農政林務課長兼参事兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久、水産課長 奈良憲一、観光交流推進室参事 黒木主税が答弁しました。
- 質問者
- 青木邦雄 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、農政林務課長兼参事兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久、水産課長 奈良憲一、観光交流推進室参事 黒木主税
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 青木邦雄
私は未来の会の一員として、さきに通告しております事項につきまして質問をさせていただきます。宮川市長3期目の市政の仕上げの年も、はや2カ月余りを経過いたしました。学校給食センターやまちなか公営住宅などの工事のつち音が、間もなく市内各所で高らかに響き始めることと思います。今後とも地方創生総合戦略の具体化や地域の産業基盤、生活基盤をより豊かなものにしていく市長の手腕に市民の期待は大きなものがありますので、健康に十分留意され、市民目線、市民感覚の原点を忘れることなくご活躍くださいますことを心から期待しております。それでは、質問に入りますが、さきの質問と重なる項目につきましても、そのまま通告どおり質問させていただきます。最初に、地域産業の現状や課題、地方創生総合戦略に対する今後の取り組みなどをお伺いいたします。3月から先月にかけて地域の基幹産業を担う組織や団体の総会が順次開催され、前年度の実績や成果、新年度の目標などが地元紙にも詳しく報道されていました。安倍政権の掲げる成長戦略やアベノミクス効果の広がりが感じられない地方の厳しい経済環境にあって、総じて堅実な内容と安堵いたしました。地方創生戦略と人口ビジョンについて本市では昨年10月に策定しており、全国ほぼ全ての自治体でも策定済みのようですが、道内179市町村の人口ビジョンで2040年までに増加を見込むのは6市町にとどまります。こどもの日に総務省が推計した15歳未満の子供の数は今年も35年連続して減少し、総人口に占める割合も42年連続の減少で過去最低の12.6%とあり、出生率が2年ぶりにプラスに転じたというニュースもありましたが、人口減少にブレーキをかけることが短期的に困難なことは明らかです。国の地方創生総合戦略では、しごとの創生、ひとの創生、まちの創生を目指して4つの基本目標を掲げ、その1として地方における安定した雇用を創出するとあります。市の戦略でも国に準じて4つの基本目標を掲げており、その1の本市の特性を活かした産業づくりと重点施策としての農林水産業の成長産業化について、仕事すなわち産業と、人すなわち担い手の目標について、地域のポテンシャルを生かしてどう具体化していくかに期待と注目をいたします。成長産業化というフレーズに特段の新味は感じませんが、持続した産業の発展は不可欠であり、総合戦略に掲げるKPI、重要行政評価指標について、設定の根拠と効果的な手法などに関して、以下お聞きします。1点目に農業についてであります。TPPの国会審議が、参議院選挙への影響などを配慮してか先送りされましたが、一方で唐突な印象で生乳集荷指定団体制度の見直し提言など、取り巻く環境は日々に変化し、前途容易ではありません。今年のオホーツクはまなす農協の総会で、昨年の生乳生産量が前年比898トン増の9万1,000トンとありましたが、今年は昨年秋の暴風雨の影響から、越冬飼料の品質低下などを見込み前年並みとのことでした。一方、評価指標では、市内の生乳生産量を平成26年度の5万5,000トンから最終年度には6万トンにするとしており、意気込みは否定しませんが、昨年の実績からしてもいささか懸念を感じます。また、総合計画の基準値と目標値に比較しても、下方水準に設定されているように思いますが、これについては当然関係者との十分な協議があってのことと思います。想定と示す畜産競争力強化整備事業などの3つの事業などで生産基盤の拡充が図られるという前提があるにせよ、3市町村にまたがる農協組合員の総力をもってしても昨年は1,000トン弱の実績にとどまっていますし、これを4年後に市内だけで5,000トン上乗せするために必要な条件は何でしょうか。そこで、平成26年度の市内で搾乳を営む戸数と牛の頭数、牛1頭当たりの平均乳量と1戸平均の飼育頭数と平均乳量の管内平均との比較について、つまり市内には比較して伸びしろがまだあるのかについてお聞きします。また、経営者の平均年齢と後継者のいる戸数を内数で、さらに平成31年度までに離農の意向の有無と新規就農の見通し、仮に戸数を現状維持と見ても頭数の規模拡大は必要でしょうから、飼料自給に欠かせない農地の確保や法人化という協業体制、外国人研修生を含む担い手確保の計画について、あわせて1つ目にお聞きします。次に、6次産業化チャレンジについてです。6次産業化については、国でも地方経済を活性化し、地方創生に資すると位置づけており、市も数年前から支援の施策を講じていましたが、残念ながら実績に乏しく、平成28年度は予算化そのものを見送りました。一方、過疎地域自立促進計画を見ると平成29年度から再スタートするようですが、これまでの成果や課題を検証し、再開するものと期待します。実施要件の見直しや緩和などもあるでしょうが、何より当事者の意欲や要望について、事前の調査と事業化の見通しを2つ目にお聞きします。次に、政府の規制改革会議作業部会が、さきに生乳指定団体制度の廃止を提言し、農協や政権与党などの反対、農水省も廃止に慎重なことから、今回の答申には盛り込まないことで当面は決着とされました。しかし、規制改革は政権の成長戦略の柱であり、これまでも農協や労働分野で反対を押し切って実現しており、今回も観測気球で様子見などいう無責任なものでも、ましてこれを断念するとしたものでもなく、論点整理を含めて先送りです。廃止反対の理由として、オホーツクや宗谷などを中心に、道内には収集運搬効率の悪い地域が少なくなく、競争から取り残され不利益との心配が第一と思いますが、そこにこそ農協の知恵も役割もあると思います。双方の主張を見比べても、私はこの提言を真っ向から否定するものではなく、何より個々の経営者の意欲や才覚こそが成長産業化の原動力であり、それを導く制度改革であるならば一定の理解はできます。制度を維持することが将来にわたって不可欠なのか、改善の余地はないのか、ここで改めてこの提言の本質、課題や問題点、生産者や乳業メーカー、消費者にとって最も望ましい形とは何か、お考えを3つ目にお聞きします。次に、林業、林産業についてであります。森林認証への取り組みの先進地域として、認証材の利用拡大を図る積極的な評価指標を掲げています。先ごろ閣議決定された新たな森林・林業基本計画でも、木材の新たな需要を創出し、産業育成、成長産業化と掲げていますし、今年2月には2020年の東京オリンピック・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の客席の椅子を木製にするよう与党が担当大臣に申し入れしました。こうした追い風もあり、道産材の需要拡大に明るい兆しと、先日私も参加した会議で発言がありましたが、最新の動向や情報と地域発の具体的な提案、需要拡大に向けた推進体制などの現状について1つ目にお聞きします。次に、バイオマス発電所が今月から試運転に、予定では12月からの営業運転移行を目指し、先月にはヤシ殻を積んだ1船目の貨物船も入港しました。環境先進都市のシンボルとして事業の成り行きに注目も期待もありますが、発電所では年間20万トン余りの木質チップを使用し、その原料の林地残材を70キロメートルから75キロメートル圏域から集めることになることから、森林整備事業という評価指標についてお尋ねします。量で2つの単位が交錯しますが、必要量のおよそ1割を市内山林から、製材やチップなど本来の目的に経済利用した以外の部材を有効利用する、それ自体はこれまで価値のないものに新たな価値を生み出す大変有意義なことです。戦後植栽された人工林が伐採の適齢期にあることは以前から聞くことですが、樹種で適齢期も蓄積量も異なり、単純でないにしても、この標準的な山林で年に2万立方メートルを確保するのにどの程度の面積の伐採が必要なのか、間伐材などの割合も現実に相当あると思う一方、過剰な伐採への懸念も常に伴いますので、2つ目にお聞きします。また、植えて育てて利用してという森林の循環に欠かせない森林整備事業の施業の内容、施業を担う主体について3つ目にお聞きしますが、山林所有者の意欲とともに、森林経営の合理化、効率化に森林組合などの役割は不可欠と思います。さらに、知識や技術、体力も必要ですが、自然相手という環境に引かれて夢を求める者も少なくないと聞きますが、現場で植林から伐採までの長いサイクルの生産管理に携わる担い手の育成、つまり人づくりの目標や手だてについて、あわせてお聞きします。3点目に、漁業についてであります。4月に紋別漁業協同組合の新しい製氷施設が竣工し、4年後のホタテ漁業を支える稚貝放流も順調とあります。新たな施設は老朽化した2つの組合の施設を統合、新設する形で10億円を超える巨費を投じたもので、魚介類の鮮度保持と安心・安全、高品質な製品づくりを支える大きな力になるものです。一方、本年3月の定例会で、未来の会鈴木議員に対し、本年度のホタテ漁獲計画は1万8,000トンと答弁ありましたが、外海でのホタテ増殖事業が軌道に乗って半世紀を経過して、年間に2万トンを下回るのはいつ以来でしょうか。自然災害とはいえ、ホタテ減産の影響はもう2年程度続くと思いますし、生産者も加工業界も、そして生活の糧を求める人にとっても苦境は同じですが、鈴木議員に対して、業界の要望について聞き取り調査を進め、その結果をもとに必要な対策を含む業界の安定化に向けて協議すると答弁されました。金融面での迅速な支援で、雄武町のような企業倒産といった事態は表面化していませんが、時間の経過で徐々に体力を消耗することは間違いなく、次の段階の支援のあり方を検討する上で、現在までの聞き取り調査の進捗状況と具体的な要望や協議の内容を1つ目にお聞きします。次に、漁獲量や加工生産量の指標については私は余り重視しませんが、特定魚種に依存が偏ることのリスクはかねて指摘のあるところです。議会でも、過去にオホーツクに適した新たな魚種、ホタテを補完する魚種の開発について活発な質疑があったと思いますが、北海道や市の栽培漁業、育てる漁業の現状や計画の状況について2つ目にお聞きします。4点目に、水産加工業の現状についてであります。HACCPに関する評価指標について、衛生管理の高度化は安心・安全な食品づくりの基本であり、認証取得で産地間競争に優位性を確保することは当然の経営目標と思いますが、それに一定の役割を果たした地場製造業活性化支援事業が平成29年度からの過疎計画で金額の計上を見送りました。漫然と続けることなく、適宜の検証と見直しは見識ですが、事業のこれまでの成果と評価についてと、総合戦略ではHACCP取得を5件としていますが、市独自の支援は予定がないのか、また深刻な労働力不足から現場の担い手を外国人研修生、実習生に依存せざるを得ない中、省力化を前面にした支援も成長産業化に重要と思いますが、考えを1つ目にお聞きします。次に、水産加工業協同組合、略して加工協としますが、についてであります。3月の加工協総会で、製氷工場の廃止と30年ぶりの単年度赤字が報じられましたが、当時はいわゆる200海里ショックと沖合底びき船などの減船問題で地域経済が大きく揺れた多難な時代でありました。加工協は、昭和49年に104組合員で結成され、組合員の相互扶助を基本に、個々では力の劣る組合員の原材料や資材の購入、製品の販売など共同事業から、その後新製品開発や衛生管理の強化、廃棄物の安定処理、外国人研修生受け入れなど、業界の窓口、リーダーとして存分に力を発揮してきました。しかし、時代の流れで組合員の淘汰も進み、扱い事業量の減少や製氷施設も老朽化で稼働率が低下したことからの今回の結果と推測しますが、近年の中心的な事業内容や収支状況を、差し支えない範囲で最初にお聞きします。水産のまち紋別にあって、加工協の役割は不変であり、水産加工開発協会との役割分担や組織の見直しも含めて、さらに加工協は補助事業等で収支改善を目指すとありましたが、業界の活性化と支援についての市の考えを2つ目にお聞きします。次に、観光産業の振興と活性化、核となる紋別空港に関する幾つかについてお伺いいたします。初めに、5月10日に開催された紋別空港利用・整備促進期成会総会後に報道のあった空港民営化、複便化の2つのキーワードについてであります。日本を訪問する外国人観光客を増やすことは政府の成長戦略の柱の一つであり、観光戦略では東京オリンピックが開催される5年後の2020年には4,000万人、さらに15年後の2030年には6,000万人に増やすとし、地方での外国人の延べ宿泊者数や旅行消費額も、2015年に比べてそれぞれ2倍から3倍弱を見込みます。それには羽田空港や新千歳空港の受入能力に大きな余力がないことから地方空港に分散することを重視し、2013年に成立した民活空港運営法に基づき、空港自体の所有権は国や自治体に残し、滑走路とターミナルビルの運営権を民間に一括売却して長期間委託する空港民営化を推進し、7月から民営化される仙台空港がその第1号になります。民営化によって空港ビルで収益を確保しつつ、着陸料を柔軟に運用して乗り入れ増を図るなど、柔軟かつ合理的な運営が可能と説明されますが、いささか疑問もあります。道内では、新千歳を核とした複数空港による一括民営化を重点施策と位置づけ、丘珠を除く新千歳、函館、釧路、稚内の国の4空港に、旭川、帯広の2空港、さらに女満別空港の7空港を視野に、2020年までの民営化に向けた協議が始まりました。離島の3空港を除き、一定の利用者がありながら民営化協議の枠外にあるのは、丘珠は別にして、中標津と紋別のみです。1日1往復の紋別空港が安定した収益構造に転換できるとは到底思えませんし、市長も民営化を見送る方針と表明していますが、6ないし7空港を一括民営化するにしても、収支試算で損益が黒字なのは新千歳のみで、他の空港の赤字を補填しながら想定どおりに運賃引き下げや地方への分散化が実現するでしょうか。利益優先で安全性は損なわれないのか、受け皿次第で地域との縁が薄くなり雇用にも影響は出ないのか、民営化で最も恩恵を受けるのは誰かなど多くの疑問もあります。枠組みから外れた空港にも少なからぬ影響があると思いますし、管理者である北海道、関係する自治体の意向と期成会での協議も踏まえて、紋別空港の将来像についての考えを1点目にお聞きします。次に、東京直行便の今年度の搭乗者数目標が7万8,000人、率にして65%と、これは総合戦略の目標を前倒しする大変意欲的なものであります。さきの期成会で、東京便の複便化と休止路線の新千歳便の再開を視野に要請や意見交換を行うとありました。そこで、前年比で6,000人の上乗せを図るために今まで以上の搭乗促進策が必要と思いますが、新たな具体的な取り組みの有無やその内容について、また複便化と休止便再開について、おのおのの時期の目標を想定されているのか、複便化に必要な実績をどう目されているのか、2点目にお聞きします。特に休止便再開について、運賃が利用低迷の一因であり、空港の一括民営化で新千歳の着陸料が引き下げられ、格安で道内を結ぶLCC就航の可能性も取り沙汰されることから、交通体系の新たな戦略から取り残されることのないことを願いますが、考えをあわせてお聞きします。次に、総合戦略で観光産業の振興による地域経済の活性化を重点施策と位置づけており、これについても新味は感じませんが、永続して取り組むべき課題であることに異論はありません。交流人口の拡大について、市と全日空、大手旅行会社のHISの3者が協力し、市長を先頭にしたトップセールス効果もあって、4月、5月に空港を利用した外国からのツアーが実現しました。そこで、観光入込み客数と外国人宿泊客数について、直近の年度の実績について1つ目にお聞きします。その上で、総合戦略では観光入込み客数を60万人にする一方、総合計画では平成30年度に67万3,000人とあります。総合計画の目標達成が困難と判断し、現実的な評価指標に下方修正したものと思いますが、そうせざるを得なかった背景などについて、2つ目としてお聞きします。観光産業の振興による地域経済の活性化の最後に、本年5月からの消費税免税制度の拡充についてであります。この拡充の内容は、消費税を免除する最低購入額を、これまでの1万円超から5,000円以上に引き下げることで、いわゆる爆買いにつながる意欲を一層刺激し、高額ではない商品や土産品などの販売拡大効果を期待するものです。最近の円高や爆買いの主役の中国で関税引き上げから、百貨店などで高級品を中心に購入額が減少したとの統計もあって思惑どおりに推移するか不透明ですが、海外からの入国者数は依然として順調であり、紋別観光協会でも昨年会員小売店向けの説明会を開催し、免税店に登録する方法、実際の手続等についての説明会を行ったとの記憶があります。時流におくれることなく、進取の意気高い観光協会の積極的な姿勢は評価できますし、地域の特産物や土産品など、手ごろで安心感のある商品に食指を伸ばしやすくする改正ですので、地域の生産者にとってもチャンスが広がるものです。紋別が旅行の最終目的地ではなく経由地にすぎないというハンディはありますが、市内で登録されている免税店の数と実績、旅行者からこうした商品が欲しいなどの具体的な要望の有無と、それを地場の製造業者に取り次ぎ、連携を進めているのか、そうした提案や実績の有無などについてお聞きします。次に、第5次総合計画の進捗状況、人口ビジョンと次期計画についてお伺いいたします。総合計画は、自治体が策定する全ての計画の基本となる行政運営の総合的な指針になる計画です。市では今年から次期計画の策定作業に着手すると、ある席で市幹部の発言がありましたが、具体的なスケジュールなどは全てこれからと思いますので、別な機会に改めてお聞きします。第5次の基本計画では、農業から広域行政までに88の成果目標を設定し、中間年での検証、見直しや、3カ年ローリングを実施し、具体的に進めるとしております。この88項目の成果や進捗度の検証について、昨年までの状況と計画の最終年での達成度などの見通しについて、1つ目にお聞きします。次に、昨年策定した人口ビジョンでは、2040年、さらには2060年の人口を多角的な視点から推計しています。一般的に総合計画は基本構想と基本計画から構成されますが、地方自治法の改正で自治体に基本構想策定の義務が削除されました。総合戦略も都市計画や福祉、教育などと同じく、総合計画の分野別計画の一つです。今年5年を1期として人口ビジョン達成の道筋の裏づけとして選択した施策を検証し、効果的な投入を図ることで地方創生の実を積み上げることが目標と思います。一方で、目まぐるしく変化する社会や経済環境から、総合計画の策定自体を不要とした自治体もあるそうです。それらを含めて議論はこれからと思いますし、総合計画では将来人口の推計が注目されますが、それについては既に人口ビジョンで示されており、次期計画に人口推計は必要ないと思いますが、いかがでしょうか、お聞きします。最後に、自殺対策基本法の改正と市の計画策定の予定などについてお伺いいたします。本年3月、自殺対策基本法改正案が全会一致で成立し、4月から施行されました。改正法では、自殺対策が生きることの包括的な支援として実施されるべきこと等を基本理念に明記するとともに、都道府県及び市町村に対策計画づくりを義務化するものです。みずからの意思で生命を絶つ自殺者は、平成10年から平成23年までの14年間、連続して年間3万人を上回り、ピークの平成15年には3万5,000人弱と大きな社会問題化したことは記憶に新しいところです。経済成長とモータリゼーションの高揚期に、交通事故による死者数が年間1万人前後に迫り、交通戦争と表現されたことがありましたが、直近は4,000人余り。一方、白書では昨年の自殺者は実にその6倍、しかも公式に自殺と認定された分のみです。自殺者は昨年2万4,000人台まで減少していますが、それでも毎日約66人が自殺し、人口10万人当たりの自殺者数は先進7カ国では最悪の水準とされます。2006年に制定された改正前の自殺対策基本法では、国に自殺対策の大綱づくりを求めていますが、今度の改正では、さきにも言いましたが全ての都道府県と市町村に自殺者の年代や性別、職業などの傾向の分析を踏まえた自殺対策づくりを義務化するものです。自殺の理由としては、失業や低賃金などの経済的な困難や、自身や家族の病気や介護、学校でのいじめなど、さまざまな理由があるわけですが、家族や周囲にとっても喪失感や苦悩は長く続き、時には第2の不幸につながる事例もあります。そこで、法の制定から本市でも自殺対策に関する多様な取り組みをしてきたと思いますが、市内の自殺者の推移と主な理由、このおよそ10年間の取り組みの主な内容と、それを尊い命を救えた成果という形で表現はしづらいと思いますが、特筆できることがありましたら1点目にお聞きします。次に、今回の法改正の目的として、誰も自殺に追い込まれない社会の実現を目指してこれに対処とあります。それには国の一律な施策ではなく、地域での自殺の傾向を分析し、計画策定に生かすという観点に一理あると思いますし、気づきなどは人間関係の濃密さが何より重要であって、地域独自の取り組みに効果を期待できる可能性は広がります。一方で、非正規雇用などの経済格差、働き方、介護離職の問題などは地域固有の問題ではなく、国が働き方など社会構造を本気で変えなければ、絵に描いた餅に陥る可能性も否定できません。改正法には、子供の自殺防止に、学校での自殺予防計画として心の健康の保持に関する教育、啓発に努める規定もありますが、今回教育問題としての具体的な答弁は求めません。白書では、5歳ごとに区切った年齢階級別の死因の順位で、15歳から39歳までの5つの階級では自殺が1位とあり、にわかには信じがたい、まさに異常な状況です。自殺対策事業に向き合った10年間で本市に特有、特筆的な傾向と思われる要素が顕在化したのか、それに対してこの先何が効果的な対策と重視していくのか、地域や家庭、学校を含む社会全体での取り組みとコミュニティの役割、あり方とはなどについての考えを、計画策定に向けたスケジュールとともに2点目にお聞きします。以上で私の質問を終わりますが、再質問は留保します。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、青木議員のご質問にお答えいたします。初めに、地域産業の現状や課題、地方創生総合戦略についてであります。1点目の農業につきましては、本市の平成26年度の酪農状況は、酪農家戸数85戸、乳用牛総飼養頭数1万1,455頭、1戸当たりの飼養頭数135頭で、牛1頭当たりの平均乳量は8,282キログラムであり、オホーツク管内の1戸当たりの飼養頭数109頭、1頭当たりの平均乳量8,059キログラムをいずれも上回っている状況にあります。平成37年度を目標とする第7次紋別市酪農・肉用牛生産近代化計画では、10年後の酪農家戸数を57戸と想定しておりますが、酪農経営をサポートする経営支援システムや、作業の省力化及び労働性を高める搾乳ロボットなどの高度省力化技術導入を推進するなど、総飼養頭数を1万3,088頭、1戸当たりの飼養頭数を230頭に増加させるとともに、計画的な圃場整備に基づく良質粗飼料の確保や牛の個体能力を最大限に発揮させる飼養管理の推進などにより、平均乳量を8,736キログラムに伸ばすこととしておりますことから、伸びしろは十分にあるものと認識しております。経営者の平均年齢は53歳、そのうち後継者がいる戸数につきましては26戸であります。平成31年度までの離農の意向は、平成27年度中に離農または搾乳を中止した酪農家が11戸、現在離農を表明している農家が1戸となっております。また、新規就農者は、本年4月より上渚滑地区において新たに就農を開始した酪農家が1戸ありますほか、先ほどの離農を表明している酪農家1戸が新規就農者への経営移譲を希望しております。さらに、酪農ヘルパー職員の中に新規就農を希望している者が2名いると農協から伺っております。農地の確保は、平成26年度末で認定農業者などへの農地集積率は81.4%となっており、今後も離農跡地などについて農地中間管理機構を有効活用し、農地集積を推進してまいります。法人化の協業体制は、本市ではこれまでに3協業法人が設立されておりますが、引き続き地域酪農の中核的な担い手となる複数戸協業法人化の推進に支援してまいります。外国人研修生を含む担い手の確保は、ベトナム人実習生を中心に11戸の酪農家で現在28人が実習を行っており、実習受入期間の3年の中で、常時同数程度の人員を確保していく予定であると伺っております。今後とも後継者や新規就農者を含め、担い手確保に努めてまいります。6次産業化チャレンジ事業につきましては、これまでに直接農業者を訪問するなど事業者の掘り起こしに努めてきたところでありますが、残念ながら現在まで1件の実績にとどまっているところであります。しかしながら、本年度本市においてふるさと納税の返礼品を大幅に拡充し、その中の農業関係の加工品を8品目にするなど、6次産業化の後押しを開始しているところであります。今後は現行の補助金交付要綱の実施期間が本年度末までとなっておりますことから、平成29年度からの新たな実施に向け、関係業界や農林水産業者などの意見や要望の聞き取りを行い、制度の拡充も視野に入れ、事業の再構築を図ってまいりたいと考えております。政府の規制改革会議による指定生乳団体制度の廃止の提言は、国内の酪農業の健全なる発展のために、1つ目として酪農家の所得向上を図ること、2つ目としてそれぞれの酪農家の生産における創意工夫を十分に発揮できる環境づくりが狙いと言われております。しかしながら、現行の指定団体制度による生乳の一元集荷及び多元販売は、乳業メーカーとの価格交渉力の強化、輸送経費の削減等につながるとともに、酪農家及び消費者にとって合理性のある販売方法として、牛乳や乳製品の安定供給などの役割を十分果たしてきたものと考えております。提言により制度が廃止されますと、本地域のように大消費地から離れた生産地においては、生乳の大半が安い価格での取引となる懸念もありますことから、慎重な対応が必要と考えているところであります。いずれにいたしましても、安心・安全な生乳販売体制の確立が重要であると考えております。2点目の林業、林産業につきましては、林業、林産業を取り巻く情勢でありますが、国は新たな森林・林業基本計画の閣議決定に基づき、次期成長戦略、日本再興戦略2016の中に林業の成長産業化を位置づけるなど、木材自給率50%達成に向け本腰を入れるとしております。また、いち早く森林認証で地域振興に取り組んできた本市にとっては、2020年東京オリンピック・パラリンピック関連施設に森林認証材の使用が明記されたことを絶好のチャンスと捉え、地域一丸となって森林認証材の利用拡大に向け取り組んでいかなければならないと考えているところであります。本年2月には、本市を中心とする網走西部流域森林・林業活性化協議会の代表として、東京都庁及び新国立競技場を建設する大手ゼネコンを訪問し、オホーツク産森林認証材の利用に向け、東部流域や業界の代表者とともに要請活動を行ってきたところであります。地域認証材の需要拡大に向けては、産学官一体となり共通の資源を有する広域的な連携が重要であることから、引き続き網走西部流域森林・林業活性化協議会の先頭に立ち取り組んでまいります。森林整備における林地未利用材収集量の評価指標は、林地残材を5年間で10万立方メートル集荷するとし、単年で2万立方メートルの集荷を目標としております。これに必要な森林面積は、標準的な40年生トドマツ林で残材率20%として計算すると、約400ヘクタールの山林の皆伐が必要となります。バイオマス燃料の伐採、搬出に当たっては、適切な管理を行う森林経営計画に認定された山林からの搬出を基本としておりますことから、過剰な伐採にならないものと考えております。森林整備事業につきましては、施業の内容は、苗木の植栽、保育としての下刈り、除伐、間伐、そして皆伐までが一連の流れとなっております。また、これら施業は市内においてはオホーツク中央森林組合のほか、林業事業体9社が行っておりますが、こうした施業を担う労働力は高齢化と相まって、施業量の増加に伴い不足している状況にあり、業界においては高性能林業機械の導入など、作業環境の改善を図り、担い手の確保に努めているところであります。本市においては、これまでに林業など技能を必要とする職種のUIターン者を含む雇用の促進に向け支援制度を拡充してきたほか、都市部での林業に特化した相談会活動を行ってまいりましたが、今後も地域における林業・林産業就労相談会の開催や協定を締結している東京農業大学と連携し、大学生等が産業体験するワークツーリズムを企画するなど、担い手の確保に取り組んでまいります。担い手の育成につきましては、特に目標は設定しておりませんが、産業研修センターで行う林業技術者養成事業や北海道森林整備担い手支援センターの各種研修事業を活用するなど、林業労働者としてのキャリア形成を推進し、技能、技術の向上を図ってまいります。3点目の漁業につきましては、ホタテ減産に伴う市内水産加工業者への聞き取り調査の進捗状況は、ホタテ貝加工業者28社を対象に調査を行い、主な意見内容として、人件費や運送費への補助、市税や水道料金の減免等、経営経費への支援が21件、また返済の必要がない運転資金への支援が6件、設備投資に係る支援が5件のほか、ホタテ貝加工の依存度が低いことで影響はない、または特に要望はないという意見が8件となっております。本市といたしましては、これらの意見を参考に加工協と協議をし、幾つかの対策案について検討しているところでありますが、加工協から、本操業が始まりホタテ貝の水揚げ状況を踏まえ対策案を理事会等に諮り、業界全体として意見をまとめたい旨お話がありましたので、継続して協議を行ってまいります。また、この間資源状況や経営状況の悪化に伴う運転資金への影響などに備え、北海道に対し経営環境変化対応貸付の取扱期間の延長を要請するなど対応を図りながら、加工協と緊密な連携のもと、効果的な支援策を構築してまいります。北海道や本市における栽培漁業の現状と計画状況は、北海道が推進する第7次栽培漁業基本計画では、オホーツク海の魚種はホタテ貝のほか、エゾバフンウニ、真ナマコ、アサリ、ニシンが挙げられており、ホタテ貝は既に持続的な栽培漁業が成立しているところであり、他の魚種につきましては、今後数年でホタテ貝の補完魚種とはなりにくいとの見解が示されているところであります。本市では、サケの中間育成や浅海域での藻場再生試験を行ってきたところでありますが、今後積極的に資源の増大が期待できる他の魚種の栽培漁業について、北海道など関係機関と連携しながら調査研究してまいります。4点目の水産加工業の現状につきましては、地元産食材を中心とした安心・安全な食品の製造とオホーツク紋別地域のブランド化を推進し、衛生管理の向上を図ることを目的とした地場製造業活性化支援事業は紋別市過疎地域自立促進市町村計画に登載しており、平成28年度から平成32年度までを計画対象としているところであります。これまでの成果といたしましては、17件がHACCPを取得しており、そのうち9件が本事業を利用し、6件が最高評価6を取得するなど、水産加工場の衛生管理体制の強化と水産加工製品の高品質化が図られているものと考えているところであります。本市といたしましては、本事業を計画的に推進することにより、最新機器の導入に伴う省力化や作業効率及び生産力の向上が図られるものと考えており、今後水産加工業界の要望を踏まえ、総合戦略における目標達成に向け取り組んでまいります。加工協の事業内容、収支状況は、平成27年の主な事業として販売事業、購買事業、製氷事業などとなっており、収支は総体的な水揚げ量の減少により氷需要が減少したことが大きく影響を及ぼしたと伺っております。水産加工業界の活性化と支援は、加工協及び水産加工開発協会は、それぞれ水産加工業界の発展のため重要な役割を担っていると認識しております。これまで本市といたしましても、漁業、水産加工業、流通も含めた一体的な生産基盤としての製氷貯氷施設の再整備事業に支援をしてきたところでありますが、水産加工業界の活性化には市内水産加工業者個々が力をつける必要があると考えており、加工協、水産加工開発協会及び関係機関と緊密に連携を図り、さらなる水産加工製品の販路開拓や販売力の強化及び新たな製品開発について支援してまいります。次に、観光産業の振興と活性化、紋別空港についてであります。1点目の空港民営化と空港の将来像につきましては、さきに横内議員のご質問にお答えいたしましたとおり、民営化のメリットや北海道の意向が見えないこと、採算性の悪い空港が切り捨てられる不安が払拭されていないことなどから、民営化への参加を見送りさせていただいたところであります。また、紋別-羽田線は、遠紋地域の医師確保や産業活動などに欠くことのできない生活路線であるとともに、地域活性化の柱でもあることからしっかりと守っていくと同時に、東京便の複便化や札幌便の再開を目指し、遠紋地域の8市町村が一丸となった取り組みを進めてまいりたいと考えております。2点目の複便化及び休止便再開につきましては、現在のところ具体的に航空会社と協議する段階に至っておりませんが、まずは採算がとれると言われる搭乗率60%以上を常に維持しつつ、地方航空路線の平均的な搭乗率65%以上を一つの目安として、早期に航空会社と協議できるよう搭乗者の確保に努めてまいります。今後の利用促進策の取り組みにつきましては、国内旅行者対策では、遠紋8市町村で実施している住民運賃助成などの地元対策のほか、首都圏旅行会社への商品造成に対する支援、花、食、流氷などを生かした商品の提案をより積極的に行ってまいります。一方、海外向けの取り組みでは、昨年から東南アジアへの誘客活動を積極的に推し進めた結果、インドネシア、タイ、ベトナムからのツアーが催行され、参加者から花観光や宿泊先での日本文化体験が好評を博しております。また、タイやベトナムなどからテレビや雑誌の取材が行われるなど、SNSやメディアを通し、東南アジア各国で本市の知名度が上がってきておりますので、地域の特色を生かした観光素材に磨きをかけ、市や近隣自治体、関係団体が一丸となり、積極的な誘客活動を行い、さらなる搭乗者確保に取り組んでまいりたいと考えております。3点目の交流人口の拡大と観光入込み数につきましては、観光入込み数でありますが、平成27年度は47万3,020人で、前年比1万2,257人、2.7%の増、外国人宿泊者数は6,051人で、前年比1,047人、20.9%の増となりました。主な増減の内容は、港まつりが昨年は天候に恵まれたことから、前年比約77%の増となりましたが、流氷まつりにおいては最終日が吹雪に見舞われるなど、約22%の減となりました。また、ガリンコ号Ⅱの乗船者数は、流氷期間が過去3番目に短かったにもかかわらず、香港などを中心とした外国人観光客の入り込みにより約11%の増となり、入り込み数増の要因になったところであります。また、観光入込み数の評価指数は、紋別市第5次総合計画において着地型観光の推進や広域連携による観光施策を展開することにより、観光入込み目標値において67万3,000人と定めておりましたが、平成26年度の観光入込み数において港まつりの集計方法が変更されたことから、過去の数値と比べ、およそ8万人程度減少することとなり、これを踏まえ総合戦略の目標値を60万人と設定したところであります。消費税免税店の実績等は、現在紋別市内には3件の免税店があるものと把握しております。本年2月から始まりました紋別空港を利用した海外からのツアーでは、市内大型店が周遊コースに組み込まれ、果物やお菓子などの食料品や、酒類、化粧品、医薬品など身の回り品が購入されておりますが、そのうち免税対象となった買い物は3件ほどあったとお聞きしております。また、海外旅行者の買い物につきましては、大型店では人気のある商品を事前に取りそろえており、市といたしましても、旅行会社との事前打ち合わせの中で市内消費の拡大につながるよう地場産品の紹介や旅行者ニーズの把握に努め、観光協会などと情報の共有を図り、対応してまいりたいと考えております。次に、総合計画と人口ビジョンについてであります。1点目の第5次紋別市総合計画の進捗状況につきましては、総合計画に掲げる44の施策について、それぞれ2項目ずつ合計88項目の成果指標を定め、各年度の終了時点における進捗状況を検証しております。平成27年度末時点における検証結果は、全88項目のうち、目標値を達成している項目数及び達成率は25項目28.4%、8割が28項目31.8%、5割が17項目19.3%、合計70項目79.5%が目標値の5割以上を達成しており、各施策はおおむね計画どおり進捗しているものと認識しております。ただし、自主防災組織の結成や特定健康診査の受診率など、目標値の5割に到達してないものが18項目あり、これらにつきましては事業進捗状況を分析し、残る3年間の計画期間内において可能な限り事業の進捗に努めてまいります。2点目の次期総合計画における人口推計の必要性につきましては、昨年10月に策定いたしました紋別市人口ビジョンにおいて、平成24年から平成26年までの3カ年の本市住民基本台帳の数値をもとに将来人口を推計したところであり、この推計値は今後の計画策定におきましても参考指標になるものと認識しております。しかしながら、平成26年第4回紋別市議会定例会において議員にお答えいたしましたとおり、総合計画と総合戦略の位置づけ等は総合計画が本市の最上位計画であり、人口ビジョンや総合戦略などの個別計画に対し常に優先されるべき計画でありましたが、平成23年度の地方自治法の改正に伴い、市町村における総合計画の策定義務が廃止された一方、地方創生の取り組みに対する関心が全国的に高まり、総合戦略が重視される時流も生じておりますことから、今後の人口推計につきましては次期総合計画策定の必要性などを含め、議会との議論を深めながら適切に判断してまいります。次に、自殺対策基本法の改正についてであります。1点目のこれまでの取り組みにつきましては、自殺者の推移と主な理由は、平成14年から平成20年までの7年間で74人、平成21年から平成28年の7年間で41人となり、ほぼ半減しております。警察庁の自殺統計によりますと、健康問題、経済、生活問題、家庭問題などが背景にあると言われておりますが、本市の主な理由については、事実確認が得られないのが現状であります。取り組みといたしましては、平成16年度から平成22年度は紋別保健所が主管となり、自殺予防対策として市民ニーズ調査や講演会を実施してまいりましたが、平成23年度からは国及び北海道の補助金を活用し、自殺予防対策パンフレットを作成し全戸配布するなど、市が主管となり自殺予防対策を開始しております。ほかに、心の元気コーナーを図書館に開設する活動をはじめ、9月の自殺予防週間と3月の強化月間には新聞広告での啓発活動のほか、継続して講演会やゲートキーパー研修会を実施するとともに、平成25年度には携帯電話で簡単にメンタルチェックができるこころの体温計を導入するなど、さまざまな取り組みを展開しております。2点目の自殺対策計画策定につきましては、自殺対策は即効性を期待するものではなく、家族や地域など人とのつながりにより自殺者ゼロを目指していくものと考え、保健、医療、福祉、教育、労働、その他の関連施策と有機的な連携を図りながら、計画策定に向けたスケジュールを組み立ててまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。
再質問 8番 青木邦雄
ありがとうございました。それでは、何点か再質問をさせていただきます。最初の地域産業と総合戦略につきましては、地域産業の現状とか目標については、これから取り組むことで効果を上げていくということですから余り細かく立ち入った質問はしませんが、地域創生、総合戦略の入り口というか、全体の考え方なんですけども、今回の創生計画、5年を1期とする、平成31年度までの計画期間となっておりますけども、人口ビジョンとの整合性を考えれば、この計画というのは5年が1単位になるのか3年が1単位になるかわかりませんが、当面、極端に言えば2060年まで永続されるという内容のものなんでしょうか、当然それに伴う国の支援についても十分な担保がされるのかを確認したいと思います。
答弁 企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志
お答えいたします。総合戦略、ご指摘のとおりでございますが、5年を1区間としまして、現計画につきましては平成31年度までの計画となってございます。国のほうからの通知等に基づきますと、毎年この総合戦略につきましては成果、効果等を検証し、その見直し等を図っていくように指導がなされております。また、平成32年度以降の部分につきましては、今後明確な国の考え方につきましては現時点で具体的に明らかになっているものではございませんが、まち・ひと・しごと創生法の法律の内容に基づきますと、都道府県、市町村、自治体等に対しまして総合戦略の策定の努力義務が課せられておりますから、現時点におきましては、平成32年度以降につきましても総合戦略の策定につきまして必要な対応をとっていくべきものだというふうに考えております。またなお、財源の問題につきましては、今の時点では平成32年度までの部分につきまして、地域再生法に基づく財源確保につきましては国の考え方が明らかにされているところでございます。以上でございます。
再質問 8番 青木邦雄
以前の質問でも国の本気度というか、熱意が下がったんじゃないかというような問いかけもしたことあるんですが、たまたま今議会の初日、繰越明許費の報告の中で2つの事業が交付金を当てにしていたものが不採択で中止と。現実にそうなんですけども、これは結局国はない袖は振れないという判断なのか、あるいは市側が十分に効果を精査、要するに甘い精査で、それが最終的に不交付という形になったのか、そこら辺が1点と。平成28年度も当然交付金ですから、手を挙げてこない自治体なんていうのは多分ないでしょうけども、国全体として、今年の予算というのは幾らぐらいを確保して、それが均等に、恐らく優劣、おたくは頑張ってるからちょっと上積みしましょうとかというのはなかなか、多分現実的な話じゃないんで、これを例えば等しくというか、今までのルール、交付税のようなルールで割っていけばどのくらいの交付金が市に入ってくるという胸算用をされているのかお聞きします。
答弁 企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志
まず、平成27年度の補正予算で事業申請をいたしました地方創生加速化交付金の部分につきましては不採択の部分もございましたが、申請に当たりましては、その事業内容が未熟であるというような考え方は当然申請する側においては持ち合わせておりません。ただ、この加速化交付金の採択基準につきましては、国のほうも非常に高いレベルを求めているというところが現状でございまして、これまでにない他の地方自治体の模範となるような先駆性の高い事業について採択をしてきたというふうに伺っております。国全体として、平成28年度の予算の部分につきましては、当初予算で地方創生推進交付金の予算として1,000億円程度の予算措置がなされているというふうに伺っておりますが、事業の配分額としましては、これまでとは違って国の定めている、先ほども申し上げましたとおり先駆性の高い、あるいは非常に他の自治体の模範となるような事業に対して採択をしていくということでございますので、事前に各地方公共団体に幾ら幾らをめどに配分するというような考え方ではないというふうに理解しております。以上でございます。
再質問 8番 青木邦雄
地方創生の効果を考えれば、当然そうはいってもしかるべき内容かなという思いもいたします。それであればこそ、最初私も質問でちょっと辛口に言いましたけども、この地方創生戦略そのものが本当に他のモデルになる意気込みというのが見られるのかと言われると、そういう意味ではまだまだ私は十分じゃなかったけど、時間的な余裕もないからこういう内容にまとまったのかなと。ただ、これから個々の地域産業等を含めてどんどん実の上がる手だてを期待するばかりです。それで、これから地域産業に、二、三聞きますけども、現実に成長産業化という意味合いの中でですけども、例えば先ほどの農業の関係、農家戸数が85戸から57戸ですか、これあくまでも市内だけの分ですよね、後で一緒に答えてください。それで、1戸当たりの頭数が1万3,000何がしと、平均乳量もこれは当然高品質の飼料等で乳量アップはもちろん可能なんでしょうけども、これを掛けていくと平成37年度の紋別の生乳生産量というのは幾ら、まさか12万トンという計算ではないと思うんですけども、幾らになるという計算なんでしょうか、1点確認します。
答弁 農政林務課長兼参事兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久
お答えいたします。まず、85戸でございますけれども、85戸は紋別市内の酪農家戸数ということでございます。それであと、平成37年度の生乳生産量でございますけれども、平成37年度は6万5,451トン生乳を生産するということで計画してございます。以上です。
再質問 8番 青木邦雄
わかりました。意欲的な目標だとは思うんですが、要は、確かに成長産業化の目的といいますか、単にこれは収入を増やすとかということではなくて、仕事がもちろん大前提ですけども、それを例えばつないでいく、人が人としてつながっていくためには一定の労働時間の目標だとか、例えば年間休日を幾ら必要だとかという、そういうことが、かつて1次産業、生き物を飼ってるからそんなぜいたくはできないのよという一方暴論というか、乱暴な議論もありましたけども、逆に生産性上げると同時に、仕事に常に追い回されるという、むしろ負の循環にならないんだろうかという懸念があります。確かに機械化ですとかロボット化ですとかいろいろ手だてはあるんでしょうけども、生き物のことですから、経営者として、これで本当に成長産業化というか、生活全般の豊かさを実感できる方向に進んでいくのか、進んでいるのか、そこら辺をお伺いいたしたいと思います。
答弁 農政林務課長兼参事兼木質バイオマス火力発電所推進室参事 石田明久
お答えいたします。進んでいるのかいないのかということでございますけれども、当然生き物を扱ってますので、日々酪農におきましては365日ということでございますけれども、紋別市につきましては、その酪農家の労働力の軽減をするということで、あるいは経営サポート体制を充実をさせるということで、例えば乳牛ほ育育成牧場、こちらでありますとか、あとは酪農ヘルパーの部分でありますとか、それとあとこれから当然検討していかなければならない部分で、粗飼料収穫組織の完全コントラクター化でありますとか、あとTMRセンター化を検討していくとかということで、酪農家の皆さんの労働力を補完するようなものをきちんと構築をしていくということを検討したいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 8番 青木邦雄
成長産業化と産業の魅力というのはなかなか相反する部分も感じられるなというふうに思います。それでもう一つ、生乳指定団体制度の目的につきまして、先ほど答弁で、1つは所得向上であり、1つは創意工夫の場という、まさに農家にとって進むべき道を提示してる内容だと思うんです。現実に、TPPの関係で関税が撤廃されれば、引き下げられれば乳製品の輸入が増えて、いよいよ経営環境が厳しくなるのは明らかなんですから、そういう意味で私は本当に確かに裏の裏というか、現実にそうはいかない事情もあるのかもしれませんけども、一つの農家の創意工夫が図られるということであれば、私はもっと柔軟に扱っても構わないんじゃないかという思いはします。そこら辺は提言自体が今現在見送られてるということなんで、特に答弁は求めませんけども、そういう意味での私の意見とさせていただきます。次に、林業の関係で、バイオマスに年間2万、単位は立方メートルでしたかトンでしたか、のために必要な伐採面積として、トドマツで皆伐は400ヘクタールと、それは5年、10年常についてくるんだと。当然10年やそこらで新たな資源が出るわけじゃないですし、さらに心配なのは森林経営計画があるから、森林認証林ですから循環という意味での次の植栽なりのサイクルは担保されているんだと。だけど、そうじゃなくて物理的に人間の担い手が足りない、高齢化してるという中で、特に植栽だとか下草刈りだというのは、これはまだ機械化になじむものとはそう思えないんですけども、そこら辺で担い手の問題、そこら辺をどのように捉えて、例えば年間400ヘクタールを植栽するのに単年度でそんなに期間かけてさっとできるものなのかどうなのか。だから、当然今までも、間伐は別ですけど、皆伐に対して年間植栽という面積の実績はあると思うんですけども、ちなみに平成26年度でも平成25年度でもいいんですけども、単年度で紋別でする植栽、皆伐後に植栽した面積というのはどのくらいあるんですか、1点お伺いします。
再質問 8番 青木邦雄
わかりました。40年間利用するということは、最初の年に切った山に植えても41年目に資源になってるかどうかはわかりませんし、現実には間伐材等も入りますから、200ヘクタールの皆伐で実際的には済むという内容かなと。人の問題についても、これはなかなか難しい話なんで、牛とかを連れてくるわけにもいきませんから、それこそいろんな手段を持って、本当に伐採しっ放しという形には間違ってもならないように、それはお願いしておきます。漁業、加工業につきましては、なかなか栽培漁業についての進展、現実にホタテを補完する魚種というのは見当たらないというのが現実でしょうし、そうであってもコムケ湖のナマコですとか藻場再生、これについては所得を補完するという意味合いでもちろん結構なんで、それはぜひ進めていきたいなと。それとあと、地場活性化支援事業につきましても、私単純に数字が入ってないからなくなったものだとばっかし思ったんですが、お聞きしますとこういった計画にはあるんで、要望が出てくればもちろんそれは補正対応なり何なりして支援は当然するという内容で、それはわかりました。それで、加工協、これも春の総会の後、更地化するというような、私ニュースを見た記憶があるんですが、実際はそうでもないと。それはいいんですけども、あそこに水産加工センター、平成13年前後にたしか市から補助をして建てた施設があるんですけども、これももう将来的に、加工協としてどうなんですか、自前で使うということなのか、あるいは施設ごと譲渡するのか、さらに更地にでもするという考え方なのか、もしそこら辺聞いてることがありましたらお聞きします。
答弁 水産課長 奈良憲一(水産課長は2017年9月まで)
お答えいたします。加工センターにつきましては、平成10年8月に組合員及び組合員の水産加工製品の研究、その他の共同利用ということを目的に、当時水産加工共同利用施設整備事業、これは市のほうの事業なんですが、こちらのほうで支援をさせていただいて建設がされたという経緯がございます。議員ご質問の、まず加工センターにつきましては、今現在前浜で揚がりました水産物、それを組合員の会員にその場所をお貸ししているという現状がございます。今後においてもそういった使い方、または漁獲がない時期、そういった場合には加工機械類の展示場として貸しているですとか、そういった活用のされ方がしてございます。また、今の同じ場所に、もう閉鎖しました製氷工場のほうもございますけども、こちらのほうにつきましても現在使ってませんし、今後壊す云々という計画はまだ聞いてございませんが、加工センターのほうにつきましては今後ますます利活用したいということで、現在のところは壊すという予定はないというふうに伺っております。以上でございます。
再質問 8番 青木邦雄
それでは次に、観光産業というか、空港の関係で端的に聞きますけども、7万8,000人の目標に対して、4月、5月、前年比との比較で実績というのはどうなってますでしょうか。
答弁 観光交流推進室参事 黒木主税(観光交流推進室参事は2017年7月まで)
お答えいたします。4月につきましては、昨年平成27年度のほうが若干数字が高いというような状況にございました。これにつきましては、ツアー会社のツアーといいますか、そちらのほうが大当たりしたというようなことで、その前の年に比べてもかなりの伸びがあったというような状況で、今年度に当たりましては、そのツアーを旅行会社でも当たったもんですから、2カ月延ばして4、5月ぐらいでやっていくということで、その間隔が延びたもので、今年につきましては昨年より落ちているというような状況にございます。5月の実績につきましては大分盛り返してきておりまして、昨年とほとんど変わらない、若干マイナスかそれぐらいで、続けていきますと、6月入ってからになってきますと、昨年を今超えているような状況にございます。以上でございます。
再質問 8番 青木邦雄
わかりました。いや、6,000人を上乗せする目標を掲げたわけですから、単純計算でいけば月に500人ずつ12カ月で6,000人という考え方もできますけども、既に2カ月分については伸びがゼロ以下ということですから、残り10カ月での取り組みに、これは期待をするというしか今のところ言いようがないんで。先ほど市長の答弁の中でも、当然今までの運賃補助ですとか首都圏対策だとかそういう方法、多分それしかないというような失礼な言い方ですけれども、それを地道に繰り返すことで成果に結びつけたいということですから、それも私たちも利用も含めて応援はしたいと思います。民営化につきましては、先ほどの横内議員の答弁でおおむね理解しましたが、1点、そういう意味では紋別空港は民営化にすぐに入らないんだから関係ないといえば関係ないのかもしれませんけど、例えばこういう、もしその7空港なりの枠組みで民営化が実現した場合、例えば民間会社のことですから、当然経営的に破綻だとか、先に優先すべきは出資者などに対する配当というか、もうけを保障するということです。例えばその中で、30年、50年という期間の中で当然経営的に一時的におかしくなるようなことがあったときにどういう判断がされてくるのかなと。要するにもうかるところに集中して、例えば7空港の中でおたくはもうこうだから減便するよとかそういう社会的な責任を、どう逆に国や道が後づけというか、そのときにまた税金を投入してもとへ戻させるというふうなことまで考えられてるのかどうか、それも始まってないことですから難しいとは思うんですけども、何かフォーラムとかいろんなところでの感触の中で感じたものがあればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 観光交流推進室参事 黒木主税(観光交流推進室参事は2017年7月まで)
お答えいたします。国といたしましては、この民営化を進めるに当たって当然民間事業者が運営をしていくと、それも30年、40年、長い期間ということで、その点一定程度の安全策といいますか、その防止策といいますか、というようなものを講じているというようなことで、例えばいろいろな会社が合同で出資をしたりするわけなんですけれども、その会社自体は単独な運営ということで、ほかの事業には手を出さないということで、空港運営一本やりというようなことでほかの事業の影響を排除するというような形に、まず1点なっております。それからあと、民営化に参入するという企業におきましては、その空港の収支、着陸料がどれぐらいで空港ビルの収支がどれぐらいで、総体すると、例えば今黒字になってどれぐらいだというようなこと、それをさらに民間ですから地域貢献ですとか、さらに搭乗率を上げ、地域を活性化するためにどういうことをやっていくかというような計画を提案いたしまして、国のほうでそういう提案が最も大丈夫だろうというふうに認めたところを運営の対象者としていくというようなことで安全策を図るというようなことになってるというふうに聞いております。以上でございます。
再質問 8番 青木邦雄
ありがとうございました。それでは、観光の最後にですけど、入り込みの関係の集計方法の変更という内容はわかりました。それと、免税品につきましても、確かに去年までは1万円以上でないと免税されないわけですから、そういう意味で身の回り品でも何でもなかなか、ここら辺で1万円分袋に詰め込んでも売ってくというのは現実的でなかったかもしれませんけども、今度の引き下げで5,000円ということであれば、乾物でも、あるいは消耗品でもかなり手を出しやすくなるわけですし、土産品もそうなんですけども、そういう意味での地域間のニーズ調査ですとか連携ということにつきましては、これは産業の広がりを増やす一つのチャンスですから、それは何とか、すぐ成果を出せとは言いませんけども、前向きにどんどんどんどん攻めの姿勢でやっていただきたいなと思います。これは答弁は求めません。次に、総合計画に関しても基本的なことはわかりましたし、当然議会の中でのいろんな、いわゆる承認とか承諾ということを考えれば条例化しかないとは思うんですけども、ただ、先ほど総合計画を策定しない、必要としないという発想の延長線でいえば、今首長さんであっても何にしても、先ほどテレビで見てるとマニフェストという言葉が2003年の流行語大賞ということで、もう既に選挙ごとにそれはもちろん定着してる内容なんですけども、当然私たちの首長さんも選挙に立つに当たって公約というかマニフェストを掲げてやるわけですから、そこら辺は、例えば総合計画につきましても前例で10年だとかということじゃなくて、例えば4年とか8年とか、要するに現場の考え方と首長さんの考え方がなるべく、考えてる状況と首長さんの思い方、考え方がすんなりいくような、そういう考え方があってもいいんじゃないだろうかと思いますけども、それも含めて多分全て白紙になるのか。要は、総合計画というのは今まで計画づくりに2年も3年もかけて非常なエネルギーを注ぎ込んで、何かそれ自体がイベント化してるというか目的化してて、でき上がってしまったら既に3年、5年で時間が経過して、陳腐な内容も現実にはあるんではないかと、あったんじゃないかということも含めて、何か新しい総合計画の位置づけというかあり方について、もし考え方があれば、今の担当者でも結構なんです。通すべきじゃないかという意見がありましたら1点お伺いします。
答弁 企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志
お答えいたします。総合計画につきましては、これまでの策定の経過を見ますと、10年間にわたる期間、向こう10年間にわたる紋別市の施策の大綱を明らかにするということで進むべき道筋を明らかにしてきたものでございます。総合計画をよりどころとしながら、各個別計画の中では具体的な施策内容もうたい込んでおりますので、総合計画はそういう意味では大変非常に重要度の高い計画であるというふうに認識しております。その一方で、今青木議員さんのほうからもご指摘ありますけれども、その総合計画自体が変動の激しい今日の社会経済情勢の中で、機能的な行政運営を阻害する要因にもなるおそれがあるのではないかということだというふうに理解をさせていただくところではございますが、それぞれの考え方、それぞれの役割、懸念される事項がございますというふうにも理解しているところであり、今後例えば策定期間の関係ですとか総合計画の策定の必要ですとか、そういった部分も含めまして、先ほど市長からの答弁もありましたが、庁内協議を図り、議会との協議もさせていただきながら適切に判断してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 8番 青木邦雄
環境的に考える意味での自由度が増したわけですから、紋別市らしさというか、目新しさがあってもいいのかなと、これは答弁を求めるものでもありません。最後に自殺対策、これも答弁求めるものじゃありません。昨年雄武町で2人の職員が相次いで自殺したとか、悲しいというか、なぜなんだろうという思いは常に伴いますし、先ほど質問の中で触れましたけれども、20歳から24歳、25歳から29歳、この段階の死亡原因の1位が自殺と言いましたけども、それでさらにその割合が5割を占めてるという、まさににわかどころか信じがたい事実もありますので、自殺対策が、市の対策が策定されたからといって急激に環境が変わるとは思いませんけども、一人ひとりが、せっかくまだコミュニティの力があるまちですから、それも含めて今後の成果に期待したいと思います。再質問を終わります。