紋別市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日
(1)平成25年度市政執行方針/(2)平成25年度国家予算と地方自治体に対する財源措置について/(3)オホーツク紋別空港について/(4)網走市における大規模断水に学ぶこと/(5)冬の流氷観光について/(6)教育問題について
2013年3月11日、紋別市議会の一般質問で、鈴木敏弘議員が「平成25年度市政執行方針」「平成25年度国家予算と地方自治体に対する財源措置について」「オホーツク紋別空港について」「網走市における大規模断水に学ぶこと」「冬の流氷観光について」「教育問題について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、広域病院連携推進室参事 西田尚市、財政課長 牧野昌教、観光交流推進室参事 長谷川恒、総務課長 遠藤雅人、観光交流推進室参事 大平祐一が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木敏弘 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、広域病院連携推進室参事 西田尚市、財政課長 牧野昌教、観光交流推進室参事 長谷川恒、総務課長 遠藤雅人、観光交流推進室参事 大平祐一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 鈴木敏弘
私は未来の会を代表いたしまして、さきの通告の順に従い質問させていただきます。宮川市長におかれましては、昨年の第4回定例議会において市長3期目への出馬表明をいただきました。宮川市長を応援する者として大変ありがたく、そして力強く感じた次第であります。宮川市長の常に公正公平な市政運営の姿勢が市民の多くの方々から評価を得ているところであります。2期8年の実績に基づく強い決心に対し、何ら懸念を抱くものではありません。3期目の力強い船出を大いに期待するところであります。今後とも健康に留意されまして、市政発展のためますますご活躍いただきますことをご祈念申し上げます。それでは、質問に入らせていただきますが、さきの飯田議員の質問と重なる点があろうとは存じますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。最初に、平成25年度市政執行方針についてお尋ねいたします。宮川市長は2期8年の実績として、市長が目指す希望と感動のまちづくりに向けた道筋が見え始めた今、残された課題に対し積極果敢に取り組む姿勢のあらわれとして、3つの重点を置かれました。1つ目の地域医療のさらなる充実についてでありますが、旧道立紋別病院から広域紋別病院へ移管されてから2年が経過するところでありますが、私は企業長を先頭に広域紋別病院は非常に頑張っていただいていると思いますし、一定の明かりが見えてきたのではと思っています。そして、いよいよ今年度から平成27年度の供用開始に向けて移転改築工事が始まりますが、西紋別地区における医療再生への第一歩になると考えます。ドクター及び医療従事者を含めて、人材の確保についても大変な努力をされていると思いますが、来年度のドクター及び看護師等の充実は図られるのか、その見通しをお聞かせください。2つ目の中心市街地の再生についてでありますが、人口減少、すなわち購買力の低下等、さらには商店主、経営者の高齢化、後継者の問題など、さまざまな条件が重なり、設備投資への動きも鈍く、まちづくりビジョンが前へなかなか進まない状況だと思います。一昨年と昨年実施された旧あつみ跡地の利用方法のような、余り経費をかけずに手づくり感のあるイベント的発想は現実的であると思います。そして、空き地、空き店舗を利活用し、コンパクトなゾーンに再生させる視点も大事であると思いますが、市長のお考えをお尋ねいたします。3つ目の地域の活力を支える人づくりについてでありますが、これからの紋別市を背負っていく人材を育てていくことは最も重要なことだと思います。紋別市の基幹産業である農林水産業の担い手の確保、さらには後継者の育成等、いつでも、どこでも、誰でも学べる環境づくりを推進したいとありますが、具体的な方法についてお尋ねいたします。次に、平成25年度国家予算と地方自治体に対する財源措置についてお尋ねいたします。宮川市長は本年度の市政執行方針の中で、本市の平成25年度編成予算においては、広域病院の建設や東京直行便対策などの財政需要が高まる一方、給与関連経費の削減など、地方交付税の実質的な減少が確実視されている。また、経常経費については、ゼロシーリングによる経費の見直しを図ったものの、生活保護費等の社会保障費の増により、前年度に比較し2.5%増となったとしております。このことは、本年度の政府予算の編成に当たり、目的が定められた財源、すなわちひもつき財源の割合が増え、地方交付税等の地方の自主性が尊重されるべき財源の減少を意味するものではないかと思いますが、市長のお考えをお聞きします。本年度の国家予算の中身を見ますと、歳入では税収が7,500億円、その他の収入で2,200億円が増え、赤字国債は1兆2,590億円減額しております。一方、歳出では、生活保護費等は減少しましたが、社会保障費関係で2兆7,323億円の増加となっており、地方交付税は地方財源不足の減少もあり2,013億円の減額、景気対策のための公共事業関係費は7,119億円の増額、そして借金返済の国債費を2,973億円増加となっておりますが、市長は本年度の国家予算をどのように評価されているのでしょうか。私は地方財政の財源不足の要因をなすのは、1つ目は国が法令等で地方自治体に義務づけている事務事業が多いこと、2つ目は分権化で義務づけが緩和されても国の関与が地方自治体の事務事業が多方面に及んでいること、3つ目は国の法令等の義務づけはない場合でも地方自治体が実施しなければならない不可欠な事務事業が多いこと、4つ目は国の補助金には必ず地方負担が伴うこと、そして5つ目はこれらの経費を補うべき地方自治体の地方税等の固有の財源が少ないため地方財源の不足が発生しているものと考えますが、いかがでしょうか。このことで生じる地方の一般財源不足は国の責任で補填措置するのが地方交付税制度だと考えます。しかしながら、国は国税などの財源不足を理由に多額の地方債で補填している現状にあります。平成25年度は13兆2,808億円の地方財源不足が生じますが、これに対し地方交付税で5兆6,176億円、財源対策債で8,000億円、臨時財政対策債で6兆2,131億円、地方公共団体金融公庫利子変動準備金で6,500億円を充てて補填しております。この補填措置で問題なのは、臨時財政対策債分が後年度に元利償還金の100%が地方交付税の基準財政需要額に算入されることとなっておりますが、財源対策債は50%程度しか算入されないため、結局は財政力の弱い地方自治体ほど借金体質が進んでいくことになると考えますが、いかがでしょうか。地方六団体、全国市長会での議論とあわせ見解をお示しいただきたいと思います。財政問題の最後として、決算状況から見た紋別市の財政状況でありますが、ここ5年間、すなわち平成19年度から23年度までの状況を見ますと、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率において良好な方向にあると思います。この間における市長はじめ財政当局の皆さんの努力に敬意を表したいと思いますが、現状の財政状況をどのように把握されているのか。また、病院建設事業とその経営をはじめ将来的に多くの事業が予想されますが、どのような見通しを持っておられるのか、お尋ねいたします。次に、オホーツク紋別空港についてお尋ねいたします。2012年度下期、紋別-東京間の一部期間の経由便化については、昨年の8月に市議会代表者会議にて発表されました。全日空は昨年度、実証実験として経由便化を行い、3カ月で約1億円の黒字を保ち、紋別線の収支改善がなされたことを踏まえ、今年度も継続して経由便が実施されました。その時点での全日空と協議の結果、原則として経由便を除く9カ月間で搭乗者数4万7,000人が達成されれば、平成25年度は通年直行便にすることが相互確認されたわけであります。一時は路線廃止の懸念もありましたが、まさにそれを払拭し、オホーツク紋別空港が遠紋地域の空港であることが再認識され、直行便の通年運航に向け地域が一つになったことが一番の成果であると私は思っております。さきの新聞報道によりますと、雄武町は町民に対しては前年どおりの片道1万円の補助を引き続き行うとのことです。西興部村についても雄武町に準じるような制度を創設し、また滝上町については新年度から町民に対して紋別市と同様の片道5,000円の補助を行うとのことです。いよいよ遠紋地域挙げての総力戦になってきたのかなと私は感じております。医療、観光、文化、スポーツと幅広い使用を目的とした遠紋地域の空の玄関口として、東京直行便は何としても残さなければなりません。従来型の利用促進のための支援や格安ツアーの造成等を粘り強く行っていく以外方法はないのではと思いますが、そこで何点かお尋ねいたします。まず、2月末までの空港利用者数をお聞かせください。次に、目標残数字について、3月末までの達成見込みについてもお尋ねいたします。最後に、そのほかとして、遠紋地域の住民の方々を巻き込む貴重な施策は何かお持ちか、お尋ねいたします。次に、網走市において2月11日午後から発生した大規模断水についてお尋ねいたします。網走市全体の6割に相当する約1万1,600世帯に影響が出た事故であります。原因は、水源地と浄水場を結ぶ導水管の破裂が原因とされているようであります。完全復旧まで約18時間を要したようでありますが、網走市では3年前にも同様な事故が発生した経験から給水体制を強化していたとのことであり、市民も冷静に対処し、市の対応も迅速であったことから、大きな混乱は回避できたとのことであります。断水情報は市の広報車の巡回やチラシ配布で対象地区の市民に伝えられたとのことですが、残念ながら市のチラシ配布が断水後であったり、広報車のアナウンスが聞こえなかったりと不備もあったようであります。当市においても対岸の火事ではなく、いつ起こり得るかわからない環境だと思います。そこでお尋ねしますが、先月補正予算化した渚滑地区の導水管取り替えのほか、当市の導水管及び送水管の現状について、いつごろ埋設されたのか、そして事故防止のための点検等はどのようにされているのかをお尋ねいたします。さらには、万が一、今回の網走市のような大規模な事故が発生した場合の市の対応策についてもお尋ねいたします。自然災害とは違って、ある程度は未然に防げることと思います。当市にあっても人口減、そして水産加工業等の減少によって、水そのものの使用量は年々減少していることと思います。それらを考えるとき、さらなる計画的な水道行政が望まれるところでありますが、当市にとって水道料金の見直し等について検討されているのか、お尋ねいたします。企業会計という性格上、適切な設備投資は避けられないわけであり、事故を未然に防止する意味でも市民の方々にも応分の負担を求めざるを得ないと考えます。早い時期での手立てが安定供給への一歩だと思います。次に、冬の流氷観光についてであります。今年は流氷が訪れないのではと思われていたところでありましたが、厳しい冷え込みのためか、例年より早く流氷がやってまいりました。今年第51回を数えたもんべつ流氷まつりも2月8日から11日までの4日間開催されました。もんべつ流氷まつり実行委員会による入り込み者数の発表は前年より13%増加の6万1,100人であったとのことであり、流氷にも恵まれ、大変よい冬のイベントであったと思います。その流氷観光の大きな担い手の一つに、本年で建国29年目を迎えた流氷あいすらんど共和国の存在があると思います。本年は2月1日に開国し、2月24日閉国までのロングラン開催に市民の多くの皆様は感謝と多大な評価をされたことと思います。私も2月9日開催された氷点下まるかじりパーティーに参加をし、大統領はじめ建国委員の方々のおもてなしの活動に感激し、厳寒の中にいながら大変心温まる思いをしてまいりました。いろいろと大統領ともお話をさせていただきましたが、来年は節目となる建国30年とのことであります。しかしながら、建国委員の方々も年々歳を重ね、体力的にも相当な負担を感じているとのことであります。私は将来的な不安を感じたわけでありますが、ボランティア活動も限界に来ているのだと思います。もちろん市といたしましても支援を展開されていますが、さらなる強力な支援が必要と思います。継続は力と申しますが、昭和60年2月の第1回目からの30年の歴史を重く受けとめ、さらなる継続をぜひともお願いしたいものであります。実際の建国作業において、一種の失業対策的な発想で10人から20人ぐらいの作業員雇用を実施できないものでしょうか。建国作業の体力的負担が軽減されれば、流氷あいすらんど共和国の存続は可能であろうと思います。そして、何より重要なことは、市民の皆様の理解力であろうと思います。数多くの市民が共和国を訪れ、そして感謝と激励があれば建国委員の方々の労苦が報われると思います。ぜひとも歴史を大事にしていただきたいと思いますが、宮川市長のお考えをお尋ねいたします。最後に、教育問題についてお尋ねいたします。先日の報道によりますと、安倍総理直属の教育再生実行会議は第1次提言を総理に提出したとのことであります。いじめ対策の柱に道徳の教科化を位置づけた内容であります。文部科学大臣も道徳教材、心のノートの全面改訂を行う目的で有識者会議を早急に設置する考えを表明したとあります。現在、心のノートは授業で使用するかどうかは教員に任せているとのことですが、紋別市において心のノートの教材としての使用実態について、そして最近の紋別市におけるいじめの実態と対策についてお尋ねいたします。また、最近随分と社会問題化している体罰についても、さきの第1次提言の主な内容の項目にあります。体罰の定義は非常にわかりづらい面が多々あると思います。現場の教育者、指導者の方々は大変困惑していることと思いますが、体罰禁止のための部活動指導ガイドラインの策定も盛り込まれています。紋別市内小中学校においての体罰の実態についてもお尋ねいたします。次に、平成24年度から全国の中学1、2年生で始まった武道必修化についてでありますが、柔道を選択した北海道内の公立中学校438校のうち10校の男女12人が授業中に骨折していたとの調査結果が報道されました。紋別市内における柔道必修によるけがの事案はなかったのか、お尋ねいたします。武道を必修化するのは日本の固有の文化であるということが一番大きいと伺っていますが、柔道の指導は危険も伴うことからなかなか大変だと思いますが、どのような形で授業が行われているのかもお尋ねいたします。次に、教職員の資質向上に向けての取り組みについてでありますが、私の感覚としては市内の教職員の方々の年齢及び経験年数は他市と比べると短いほうだというふうに感じています。その若い教職員の方々に対する資質向上に向けての取り組みについてどのような方法がとられているのか、お尋ねいたします。また、昨年教職員の給与実態調査によって一部に不適切な勤務があったことが明らかにされたところでありますが、教職員の資質向上には、子供たちに慕われ、保護者に信頼される教育公務員として教育の使命と責任を自覚し、みずからの行為を律する土壌づくりが大切であろうと思います。社会的影響の大きい飲酒運転や金銭事故、セクハラなどの不祥事については厳しい処分がされるものと思います。こうした重大な不祥事があった場合、教職員にはどのような処分が下されるのか、お尋ねいたします。また、北海道並びに市が現在取り組んでいる再発防止策と今後の取り組みについてもあわせてお知らせください。また、今年に入って市内中学校の教職員による、いわゆるセクハラ行為があったと聞き及んでおりますが、そのようなことがあったのか。もしあったとすれば、授業や生徒指導など学校運営に大きな影響は生じていないのか、お尋ねいたします。以上で私の質問は終了いたしますが、再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、鈴木議員のご質問にお答えいたします。初めに、市政執行方針における地域医療のさらなる充実についてであります。1点目の医師及び医療従事者の見通しにつきましては、さきに飯田議員のご質問にお答えしたとおり、現在広域紋別病院の常勤医師は13名体制となっており、3月末に4名の医師が退職をする予定でありますが、医育大学より後任の医師の派遣が決定していると同時に、循環器内科医などの増員に向けて鋭意努力しているところと伺っております。私といたしましても企業団と連携を図りながら、常勤医師の招聘に向けて引き続き要請活動等を進めてまいります。次に、看護師などの医療スタッフについてでありますが、看護師につきましては平成24年度末に北海道からの派遣職員9名の任期満了及び退職者2名の合わせて11名が減員となりますが、現時点において4月採用の内定者が6名いるほか、臨時看護職員の内定者も決まっていると伺っております。また、北海道から派遣されております診療放射線技師、臨床検査技師、視能訓練士の3名については同じく3月末で派遣期間満了となりますが、それぞれ4月採用の内定者が決定しており、看護師及び技師等の必要な医療従事者につきましては確保されたものと考えております。2点目の中心市街地の再生についてでありますが、平成10年に制定された大規模小売店舗立地法による大型店に対する出店の規制緩和は、店舗の大型化と郊外化の進展とともに全国でシャッター街を生み、他の地方都市と同様、本市においても中心市街地を衰退させてきました。このため、数多くの中心市街地の再生に取り組まれてきたまちづくりコーディネーターや将来の紋別を担う各分野で活動されている方々と意見を交わし、まちづくりビジョンの策定を進めてきており、今後はまちづくりビジョンの実現に向け、関係者、関係団体と具体的な方策を協議しながら中心市街地の再生を進めてまいります。再生につきましては、全国共通のマニュアルはなく、その都市、地域の実情に合った手法が必要となりますが、本市の中心市街地につきましては、土地と建物の所有者が違うことが一番の課題であり、従来のさまざまな活性化の計画が実現に至っていない大きな原因となっております。このことから、これらの課題について直視し、解決していかなければならないものと考えております。また、商店街につきましては、人口減少、経営者の高齢化や後継者問題などから、昔のように中心市街地に店舗がすき間なく立ち並び再生することは難しく、街区の一部においてコンパクトな商業の集積が必要と考えております。そのためにはインフラ整備が不可欠でありますが、個店では困難なことから、行政が主体となって再生を図っていくべきものと考えております。また、空き地、空き店舗につきましては、負の遺産と考えるのではなく、これをチャンスと捉え、中心市街地再生の有効なツールの一つとして活用してまいります。3点目の農林水産業の担い手の確保並びに後継者の育成についてでありますが、公的機関が実施する研修会などへの参加に加え、農業では新規就農者誘致事業のほか、農業後継者対策協議会が行っている花嫁対策や青年部の自主研修活動支援など、担い手の確保や後継者育成の取り組みを行っております。また、林業では林業技術者養成事業による林業の担い手のスキルアップを図るなど、先進林業を学ぶ独自の研修を開始しております。水産業では、若手漁業者の食育講座や清掃ボランティアなどの地域活動を通じた若手の育成など、それぞれの分野で自主的な取り組みがなされております。市は、これら関係団体の活動に支援を行っているところでありますが、さきに飯田議員のご質問にお答えいたしましたとおり、旧道都大学の施設を改修し、地域産業の担い手育成のための研修の拠点に位置づけ、都市部等の青年を対象とする産業体験研修生の受け入れや、先進的な知識や技術に関する実学研修等の開催を目指すなど、これまでの取り組みが補完、拡充されるよう関係団体と連携し、地域産業を支える人づくりに向けた環境づくりを進めてまいります。次に、平成25年度国家予算と地方自治体に対する財政措置についてであります。初めに、社会保障関係経費の増加に伴う一般財源の減少についてであります。生活保護費などの増加に伴う地方債の増加分につきましては、各自治体の財政力に応じて地方交付税で算入されるのが原則でありますが、交付税総額が増加しない状況にあっては、他の経費を薄めて捻出しているというのが現実であり、そういった点で社会保障関係経費の増加が地方の一般財源を硬直化させているという考えには私も同様であります。次に、平成25年度国家予算についてでありますが、全道市長会等を通じ、防災・減災事業や農林水産業基盤整備などを国に強く要望しておりましたが、補正予算を含め、それらが反映された予算となったほか、地方財政対策において地方の一般財源総額が前年並みに確保されたことは歓迎すべきことであります。しかし一方、国が地方公務員の給与削減を強制したことは地方自治の根幹にかかわる問題であり、ましてや国の政策目的を達成するための手段として地方交付税制度を用いることは、地方の固有財源という性格を否定するものであり、断じて行うべきではないと考えております。次に、地方の財源不足についてであります。地方では平成8年度以降連続して財源不足が生じておりましたが、国会答弁によれば、地方財政対策を講ずる前のマクロの財源不足があり、その額が地方交付税の法定率分の約1割以上となり、その状況が2年連続して生じ、3年度目以降も続くと見込まれる場合には、地方財政の制度改正または法定率の変更を行うとされております。こうした中、平成13年度以降は国と地方の折半ルールと呼ばれる制度改正による財政対策が講じられ、地方の財源不足額のうち国の一般会計からの加算や地方債の発行等の対応を行った後の財源不足額について、国は一般会計加算、地方は臨時財政対策債の発行により補填することとなっております。その臨時財政対策債の元利償還に対する平成25年度の交付税算入額が地方財源不足額の2割を占める2兆6,000億円となり、これを国が借金をしながら補填している現状の中、このようなことを続けていればいずれ地方交付税制度は破綻することとなりますので、交付税法定率の変更など持続可能な制度を構築し、財源不足が解消されることを望むものであります。また、財源対策債についてでありますが、地方が国庫補助率50%の公共事業を実施する場合、補助残の50%が地方負担となり、25%を元利償還に対する交付税措置のない公共事業等債で充当し、残り25%は税等一般財源で賄わなければならない仕組みとなっております。しかし、地方の財源不足への対応として、一般財源で賄うべき25%のうち20%については財源対策債を充当できることとされており、地方の一般財源は差し引き5%で事業実施が可能となります。本来の仕組みに比べ事業実施に要する一般財源が軽減され、元利償還金についても50%の交付税算入がありますことから、一概に地方の借金体質が進むとまでは言い切れないものと考えております。次に、財政の状況についてであります。財政運営の堅実性、財政構造の弾力性、適正な行政水準の確保の3つが自治体財政の健全度を示す最低基準と言われておりますが、本市におきましては平成15年度以降公債費元金が新規市債発行額を上回り、債務の減少が続いているほか、市民が税などで実際に負担しなければならない債務の割合である実質公債費比率も低下し、堅実性は向上しております。また、弾力性や適正な行政水準の確保に関しましても、財政調整基金が着実に増加していることや、過疎対策事業債の制度を活用し、ハード・ソフト事業とも住民ニーズにきめ細かく対応できる環境にありますことから、当面は経済変動や地域社会の変化にも耐え得る体力を備えているものと考えております。次に、財政の将来展望についてでありますが、議員ご承知のとおり本市は地方交付税が収入の43%を占め、国の政策の変更に翻弄される脆弱な財政構造となっております。国は膨大な借入金に対する市場の信認を得るため、増税による収入増のほか、一般行政経費をはじめ、地方交付税や社会保障費にまで及ぶ歳出削減を迫られております。国が財政再建を進める一方で、地方財政には大変厳しい環境の到来が予想されますことから、今後とも常に歳出構造の見直しを行うとともに、さらなる行財政改革にも取り組みながら、地域医療のさらなる充実や中心市街地の再生、地域の活力を支える人づくりなどに重点的に予算を投入し、地域の発展を目指してまいりたいと考えております。次に、オホーツク紋別空港についてであります。1点目の2月の実績と3月末までの達成見込みにつきましては、さきに飯田議員のご質問にお答えしたことでご理解を願います。2点目の遠紋地域住民を巻き込む施策につきましては、東京の魅力を伝える手法として、体験記などを記載した瓦版チラシを圏域全体へ配布するなど、旅行意欲の醸成に努めておりますが、東京へ行ったことのない方や旅なれていない方が気軽に行けるような仕組みづくりの一つとして、はとバスが観光バスのように空港、ホテル、都内観光までを全て送迎するバスツアーがあれば新たな需要の掘り起こしが図られますことから、ANAセールスとその実現に向け協議を進めているところであります。また、新年度におきましては、圏域各市町村が住民旅行補助を実施するなど、地域が一丸となった取り組みを進めていくこととしております。次に、網走市における大規模断水に学ぶことについてであります。1点目の導水管の現状につきましては、渚滑川取水口から花園浄水場までの導水管の総延長は6,165メートルであり、昭和43年度から45年度に布設し、40年以上経過しております。なお、管路の点検につきましては、渚滑ポンプ場の送水量と花園浄水場の着水量を常時監視しており、漏水などの異常が発生した場合は早期に対応できるようになっております。また、音聴による漏水調査を適宜実施し、管路の状況把握に努めております。2点目の万一の場合の事故対応策につきましては、本市におきましては非常時配備体制に基づき必要な応急対策を実施し、渚滑川取水口から渚滑ポンプ場の区間で導水管の破損事故が発生した場合には、緊急時のために平成21年度に設置した第2水源により水道用水を確保し、対応してまいります。また、渚滑ポンプ場から花園浄水場の区間で破損事故が発生した場合には、既存配水池に12時間分の貯水量があることから、その時間内に対応したいと考えております。幸いにも過去に大規模な事故の発生事例はありませんが、事故発生を未然に回避するためにも更新事業を進めてまいりたいと考えております。3点目の水道料金の見直しにつきましては、本市の水道事業においては、これまでも費用の節減に努めてまいりましたが、有収水量の減少による給水収益の減収と施設維持管理経費の増加などにより、本年度末における累積欠損金額は1億5,000万円を超える見込みとなっております。今後は導水管をはじめ老朽化が進む施設や管路更新のために多額の資金が必要になることから、水の使用を促す料金体系の構築と給水原価を賄うことができる料金水準とするため、必要な見直しを行わなくてはならないものと考えております。今後は平成25年度に予定しております水道ビジョンの策定作業において課題の検討と整理を行い、水道事業の健全運営を維持してまいります。次に、冬の流氷観光についてであります。流氷観光は本市観光の主役であり、平成21年度からはウインターフェスティバルとして冬季イベントの拡充を行い、あいすらんど共和国にはその中心的役割を果たしていただきました。その結果、一昨年の東日本大震災の影響が全国的にあったにもかかわらず、本市の観光入り込み客数が年々増加したことは、あいすらんど共和国をはじめとする関係者のご協力のおかげと感謝を申し上げるところであります。言うまでもなく、あいすらんど共和国の冬季観光に果たす役割、重要性は十分認識しており、議員ご指摘のとおり人材不足や資金面などの問題を抱えていることも承知しております。あいすらんど共和国には毎年200万円の補助金を支出するとともに、平成21年度からは緊急雇用創出推進事業を活用し支援してまいりましたが、新年度につきましてはこの制度が利用できないことから、今後あいすらんど共和国を含めイベントの実施主体である観光協会と協議してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
それでは、鈴木議員の教育問題についてお答えいたします。1点目の市内のいじめ、体罰の実態についてであります。初めに、心のノートの使用実態についてでありますが、心のノートは道徳教育の充実を図る観点から、学習指導要領に示されている道徳の内容をわかりやすくあらわしており、児童生徒がみずから学ぶとともに、学校や家庭で活用できる教材であることから、市内の小中学校全校で道徳の時間に使用され、一部の学校では総合的な学習の時間においても活用をしております。次に、いじめの実態につきましては、昨年の第3回定例会におきまして梶川議員、藤川議員のご質問にお答えしておりますが、いじめアンケート調査によります8月末時点でのいじめの認知件数は小学校でゼロ件、中学校で13件でありました。本年度3回目となります昨年12月末時点のアンケート調査では新たな認知件数が中学校で3件あり、昨年4月から12月までのいじめ認知総件数は中学校で16件となりましたが、16件全てにつきましていじめは解消しているとの報告を受けております。次に、いじめ防止対策についてでありますが、教育委員会といたしましては、アンケート調査をはじめ、いじめ相談員による定期的な学校訪問を行うとともに、個々の行為がいじめに当たるか否かは表面的、形式的に行うことなく、児童生徒の立場に立ち、日常的な児童生徒の行動に注意を払い、未然防止に努めるよう、校長会及び教頭会での指導を行っております。また、いじめと思われる事案が発生した場合には、迅速かつ学校と一体となっていじめの根絶、改善に取り組んでおります。なお、いじめ防止対策の強化につきましては、来年度におきましてスクールカウンセラーの配置を予定しており、いじめの未然防止、早期発見に向けた取り組みを推進してまいります。次に、市内小中学校における体罰の実態についてであります。本年2月末現在、体罰に関する報告は受けておりませんが、過去には平成23年度に市内小学校教諭が児童に暴力を振るい、懲戒処分されております。また、昨年12月、大阪市の高校で教員による体罰が背景にあると考えられる生徒の自殺という痛ましい出来事が発生いたしました。この出来事を受け、教育委員会では各学校に対し改めて体罰の防止に万全を期すように通知を行いましたが、本年2月、文部科学省の体罰の実態調査について要請があり、学校における体罰をなくし、子供たちが安心して学校生活を送ることができるよう、現在児童生徒及び保護者、教職員に対する調査を実施しております。調査結果に基づき、体罰の禁止をなお一層徹底してまいります。2点目の中学校の武道必修化における柔道でのけがの実態についてであります。柔道の選択状況につきましては、紋別中学校、潮見中学校、上渚滑中学校の3校となっております。本年度、各学校の柔道授業は既に終了しており、授業中における生徒のけがはございません。次に、授業形態につきましては、授業の実施に当たり安全体制確保のため、指導者の一方が柔道有段者となる複数体制の指導を行っております。上渚滑中学校におきましては、校内に柔道有段者が不在のため、道教委が実施する指導者派遣事業を活用して管内の高等学校から派遣をいただき、授業を実施いたしました。実施時数といたしましては、各校6時間から8時間、男女一緒の授業となり、受け身、わざのかけ方などの基礎練習に重点を置いた指導となっております。来年度につきましても、柔道有段者の確保を図るとともに、講習会参加の促進を行い、生徒の安全に十分留意した授業の実施に努めてまいります。3点目の教職員の資質向上に向けての取り組みについてであります。初めに、若い教職員に対する資質向上の取り組みにつきましては、学校の職員構成の世代交代が進み、若手職員の割合が増加しているのが現状であります。教育委員会といたしましては、各学校の校内研修の活性化を促進し、若手教員が校内研修発表の準備を通じ、自分自身の指導方法の見直しが図られるとともに、他の教職員からのアドバイスを受け入れ、スキルアップにつながっていると認識しております。また、来年度には私がみずから各学校に出向き、出前ワークショップと銘打ち、学校教育相談研修を実施し、教職員の資質向上に取り組んでまいります。次に、重大な不祥事が発生した場合の教職員への処分についてであります。道教委では教職員の服務規律の保持につきましては、これまでも注意喚起を行ってまいりましたが、教職員の非違行為に対してより一層厳正に対処するとともに、近年発生しているさまざまな種類の事故に対応するため、昨年10月5日に懲戒処分の指針の一部改正が行われたところであります。酒酔い運転や横領等の金銭事故の場合は従来どおり免職でありますが、わいせつ行為の場合は改正前の免職または停職から免職と厳罰化されました。次に、北海道並びに市の再発防止策などについてであります。昨年10月に改正された懲戒処分の指針を市内の全教職員に改めて周知徹底したところでありますが、今後は不祥事防止チェックリストを活用した職場研修を実施するなど、不祥事の再発防止に向けた取り組みを校長会及び教頭会を通じ、指導してまいります。次に、市内中学校での不祥事及び学校運営への影響についてでありますが、市内中学校教員によるセクハラ行為につきましては、学校からの報告を受け、教育委員会においても直接関係者への事実調査を行い、道教委への事故報告書を提出しております。このたびの件に関しましては、被害者はもとより、生徒、保護者、市民の皆様へ多大なご迷惑をおかけいたしましたことを心からおわび申し上げます。1年間の学習の仕上げの時期となる3学期開始直後には自習時間が発生し、生徒には不安を与えたり、一部に学習進度がおくれたりするなどの状況がありましたが、学校では速やかに教科担任の変更や放課後の補習授業の実施を行い、影響を最小限にとどめる措置を講じたところであります。内容については被害者の精神的ケアの観点から控えさせていただきますが、公務員によるわいせつ行為、セクハラ行為が多発している状況の中、懲戒処分の指針が見直された直後にもかかわらずこのような事案を起こしたことはまことに遺憾であり、厳正な処分を道教委に求めているところであります。今後、相応の処分が下されますが、教育委員会といたしましては学校と連携を密にし、生徒が落ちついて学習できるように、また年度末の諸手続きにミスがないようにするとともに、不祥事の再発防止に向けた研修を実施するなど、市内全職員に対し改めて教育公務員としての自覚を強く促し、教育に対する信頼回復に全力を尽くしてまいります。以上、答弁といたします。
再質問 2番 鈴木敏弘
大変ご丁寧なご答弁ありがとうございます。何点か再質問させていただきたいと思いますが、まず最初に広域紋別病院についてでございますけれども、看護師の新規採用が6名の予定ということでお伺いしたと思いますが、紋別高等看護学院の今年の卒業予定者のうち広域紋別病院に採用予定という方は何人かおられるんでしょうか。
答弁 広域病院連携推進室参事 西田尚市(広域病院連携推進室参事は2019年3月まで)
それでは、お答えいたします。企業団のほうからは6名のうち4名が今年卒業された新卒者というふうに伺っております。残り2名につきましても紋別高等看護学院の出身者であるというふうに伺っております。
再質問 2番 鈴木敏弘
じゃあ、新卒者が4名ということだと思いますが、そのうち紋別出身の方ってのは何人かおられるんでしょう。
答弁 広域病院連携推進室参事 西田尚市(広域病院連携推進室参事は2019年3月まで)
4名全て紋別市の出身者であるというふうに伺っております。
再質問 2番 鈴木敏弘
4名全員が紋別出身者であるということはいろんな要件が重なっているんだろうと思うんですけども、いわゆる広域紋別病院が新しくなるということも大きな要因の一つなのかなあと、こんなふうに思います。今その高等看護学院の移転等の問題もありますことから、紋別の出身者が高等看護学院卒業されて広域病院に勤務をされるということは非常に明るい兆しなんだろうと、こういうふうに思います。あとは、ドクターだと思いますけれども、いろいろと頑張っていただいておりますけれども、なかなか厳しいのが現状だと思いますが、さらなるご努力をいただいて、一人でも多く増員図られますようよろしくお願いをしたいと思います。次、財政問題についてでありますけれども、質問で指摘させていただいた点についておおむね沿った回答をいただいたと思いますけれども、何点か再質問させていただきたいと思います。1点目ですけども、ひもつき財源、すなわち目的が定められた財源の割合が増えて、地方交付税が増加しない状況にあり、他の経費を薄めて捻出しているということでありますけれども、紋別市のような自主財源が非常に乏しい地方自治体にあっては、そのことが直ちに財政の硬直化や経常経費比率の増加につながるというふうに思いますけれども、その点いかがでしょうか。
答弁 財政課長 牧野昌教(財政課長は2016年3月まで)
お答えいたします。社会保障費はじめといたしまして、まず国の補助対象経費、国が法律で行わなければならないものの地方負担分が増えるというようなことでございまして、これにつきましては市長の答弁のとおり、その財政力に応じまして地方負担分というのは地方財政措置、いわゆる地方交付税で措置されるべきものでございまして、それが現実的に例えば生活保護費であれば、その額、総額が増えることによりまして生活保護費に関する算入額というのも増加しているというのは確かにそのとおり、国の言うとおりでございますが、地方交付税自体がそんなに総額増えない状況でございまして、そうした中どうなるかといいますと、単位費用ですとか、さまざまな経費の中で一般行政経費をだんだん薄めてくるというような実態にございます。そうした中で、先ほど答弁のとおり、どんどんそういう地方が自由に使えるような部分が薄まっているというような現状でございますので、やはりそうしたことは是正していただきながら、必要な経費は財政措置をしていただくというようなことを全道市長会等を通して地方として言っていかなければならないのかなと思っております。以上です。
再質問 2番 鈴木敏弘
平成25年度の国家財政に対する評価の件でありますけれども、私が一番問題視するのは、国が地方公務員給与等の削減を財政権まで行使して強要しようとしているということは、市長も答弁されたように、地方自治の根幹にかかわる大きな問題であるというふうに思います。これまで長い間叫ばれてきた地方の自立だとか自治権の確立を真っ向から否定するものだというふうに思いますので、全道市長会等での反対運動を強めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 財政課長 牧野昌教(財政課長は2016年3月まで)
これにつきましては、既に地方財政対策の中で、地方交付税の中でですが、都道府県でおよそ5,000億円、市町村で2,700億円ほどの給与費の部分が削減されております。それで、紋別市としての影響ということでは、国のほうの指針といたしまして基準財政需要額の1.2%程度を減ずるというような指針が示されておりまして、大体それを紋別に当てはめますと1億800万円程度の削減というようなこととなっておりますが、紋別市の場合、もともと給与水準低いということございまして、そうしたところにも国と同様7.8%の削減を求めるものではないというような国の視点もありますので、実際はその補填措置としまして交付税の中の特別枠で地域の元気づくり事業費ということで3,000億円ほど措置されておりますが、その中で大体7割程度は戻ってくるのかなというような認識をしております。ただ、これらにつきましては既に地方財政対策発表されておりますので、このとおり決まるかと思いますので、これからの地方自治体としては今後こういったことを行わないような形で、やはり国と地方が協議のもとこういったことを行うべきだというようなことを国に対して言っていかなければならないということと思います。以上でございます。
再質問 2番 鈴木敏弘
私たちの目から見ますと、全国の地方自治体は国に先駆けて財政の無駄を省く努力をしたりですとか、十分やってると思うんです。行革も進んでいるはずでありますけれども、今現実に国または道からの指導、指摘を受けてるのかどうか、お尋ねしたいと思います。
答弁 財政課長 牧野昌教(財政課長は2016年3月まで)
紋別市の場合、4回にわたって行革計画実施しておりまして、あ、5回です、申しわけございません、5回でした。それで、行革に関してはかなり先んじて、他の自治体に比べて先んじているというようなことで、先ほど申しました給与の削減に対する補填措置といたしまして、ラスパイレス指数の状況ですとか職員削減数、そういった部分を手がけている市町村に対しては削減率が低くなるというような措置ございますので、紋別の場合、そういったことで職員も相当数削減されておりますので、そういった部分で補填措置がなされる見通しございますので、先ほど言った1億800万円程度の給与削減はありますが、それに対する補填も7割程度あるのかなというような状況でございますので、特に国や道のほうからそういった指導等はございません。以上です。
再質問 2番 鈴木敏弘
じゃあ、最後になりますけども、臨時財政対策債あるいは財政対策債ですけれども、この存在そのものが地方財政制度を複雑なものにさせているんだろうと、こう思うわけであります。原則論で言えば、地方交付税の制度上の法律を改正すると正規な措置をとるべきだと思いますし、現行の臨時財政対策債等は後年次に国が補填すると言いますけれども、地方の国に対するいわゆる借金の名義貸しじゃないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 財政課長 牧野昌教(財政課長は2016年3月まで)
臨時財政対策債については、制度導入のころから、やはり将来の交付税の先食いではないかというような批判はされていたところでございます。それが平成13年からですから、もう既に10年以上たって、その累積残高も増加して、先ほど市長の答弁のとおり2兆円を超す、要は借金を返すための借金をしなきゃならないというような、地方財政対策の中で行われているということで、それは問題であるというような答弁でございましたが、やはりこれを解決するには地方交付税の交付税率、国税の一定割合を上げて地方に国税を分けてもらうというようなことが解決策ではあろうかと思いますが、国税自体も、国の財政のほうも借金をしながら、今年の予算では23兆円くらい基礎的財政収支は赤字でございますが、まずこうしたものも含めて全体を考えなければならないというようなことで、今消費税の増税の議論等もされておりますが、なかなか消費税の増税だけではプライマリーバランスの改善までもいかないというような状況でございますので、やはり歳出削減ですとか、そういった方向にこれから国のほうかじが切られるのではないかというように考えております。ですので、さまざまな点を考慮しながら解決していかなければならない問題かと思いますので、これといった解決策といいますか、そういったところまではちょっと考えられない状況でございますんで、ご理解お願いします。
再質問 2番 鈴木敏弘
ありがとうございました。次、オホーツク紋別空港についてでありますけれども、宮川市長先頭に関係部局の方々本当に頑張っていただいてると、こう思います。私も29日から今年度最後のモニタープランを利用させていただいて東京に行ってこようと思ってますけども、何年か前にキャッチフレーズというんでしょうか、乗って残そう云々というのがありましたけども、やっぱりそれしかないんだろうと、こう思います。飯田議員の答弁の中に、3月末までの目標数値が1,385名ということだったかと思いますが、先月、今月ですか、この2日間にわたっての運休、それ約500名ということですので、これ非常に大きいウエートを占めてると思うんですね。そのことについては最終的にANAとの協議の対象になるのかどうか、どうなんでしょうか。
答弁 観光交流推進室参事 長谷川恒(観光交流推進室参事は2013年3月まで)
お答えいたします。8月のANAとの協議の中ででございますけれども、実際にその欠航、天候不良によりましての欠航等々についての協議というのは一切されておりません。ですから、数字的な部分で24年度、直行便の期間については4万7,000人という達成目標を示されただけでございますので、現段階ではそこの欠航の部分についての話し合いはされておりません。以上です。
再質問 2番 鈴木敏弘
ぜひそのことについては交渉のテーブルに乗っけるといいましょうか、これは自然相手ですからどうにもならないことですし、予約の数字ってのはやっぱりその500人なら500人程度あったんだろうと思いますから、強くそこを主張していただきたいと思います。これからじゃあどうやって使うんだということありますけれども、3月15日はたしか甲子園の日程の決定日だと思いますけれども、隣まちの遠軽高校が甲子園初出場ということで、かなり応援団も行かれるんだろうと思いますので、もちろんもう既にその努力というのはされてると思いますけれども、最後の一踏ん張りひとつしていただきたいと、こういうふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。次、よろしいですか。導水管、送水管の件でありますけれども、市政執行方針の中に水道ビジョンを策定するということがありました。これについては平成25年度に策定するということでよろしいでしょうか。
答弁 総務課長 遠藤雅人(総務課長は2013年3月まで)
お答えいたします。水道ビジョンの策定予定年度でございますが、25年度の当初予算の中に計上してございます。
再質問 2番 鈴木敏弘
その水道部局の人員についても今21名から18名に削減をされてるというふうにお聞きしてますけども、いわゆる経費削減についてももう限度、限界があるんだろうと、こんなふうに思います。いわゆる激変緩和の意味からも、水道料金の見直しを含めた早目のその仕組みづくりというのをお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 遠藤雅人(総務課長は2013年3月まで)
お答えいたします。先ほど申し上げましたビジョンの中で、水道事業のたくさんの課題存在しておりますので、事業の進め方ですとか、経費節減の方向ですとか、あとは料金体系のあり方、どのような形で水道事業を賄う料金とするか、そういったことも含めてビジョンの中で市民の意見も吸い上げながら検討してまいりたいと考えております。
再質問 2番 鈴木敏弘
はい、わかりました。それじゃあ、あいすらんど共和国の件でありますけども、歴代の大統領はじめ建国委員の方々の努力というのは並大抵ではなかったんだろうなあと、こういうふうに思います。2月24日の閉国に当たって、副市長が挨拶の中で、流氷観光のメインはあいすらんどであるという感謝の言葉を述べたようでありますけれども、共和国の方々のお話ですと、30年以降の活動については未定であるということのようであります。何とかこれまで培ってきたもの、歴史を大事にして、あいすらんど共和国を今後とも存続をしていただけるようお願いしたいと思いますし、ぜひとも特段のご配慮をお願いしたいと、こう思うわけであります。いかがでしょうか。
答弁 観光交流推進室参事 大平祐一(観光交流推進室参事は2012年9月まで)
お答えいたします。先ほど市長の答弁にもありましたように、あいすらんど共和国の活動につきましては、まさしく冬季観光の中心的役割ということで、市といたしましても大変重要な位置を占めてるということの認識は持っております。30年以降につきましては、当然中心的役割を持っていただきたいというふうに考えておりまして、それに対する支援も観光協会と協力しながら進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 2番 鈴木敏弘
ぜひひとつお願いをしたいと思います。最後に、教育問題でありますけれども、中学校教員によるセクハラ行為についての答弁をいただきましたけども、大変残念で仕方ない思いでいっぱいであります。中学生というと非常に微妙な時期だと思いますし、学校はやはり生徒が主役だと思いますので、悪影響の出ないよう適切な指導をお願いをしたいと、こう思います。以上で再質問して終了します。